JP2008177327A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電荷蓄積用のゲート電極に付随するカップリング容量を低減する不揮発性メモリセル技術を提供する。
【解決手段】半導体基板1の主面上にはフラッシュメモリを構成する複数の不揮発性メモリセルが形成されている。各不揮発性メモリセルは、絶縁膜2と、その上に形成された浮遊ゲート電極FGと、その上に形成された絶縁膜10と、その上に形成されたワード線WLとを有している。浮遊ゲート電極FGは、例えばポリシリコンにより形成されており、その内部には空洞部8bが形成されている。これにより、隣接する浮遊ゲート電極FG同士の対向面積や浮遊ゲート電極FGと他の配線(例えばプラグ22)との対向面積を低減でき、浮遊ゲート電極FGに付随するカップリング容量を低減することができるので、フラッシュメモリの性能および動作信頼性を向上させることができる。
【選択図】図22

Description

本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、特に、電荷蓄積用のゲート電極を持つ不揮発性メモリセルを有する半導体装置技術に適用して有効な技術に関するものである。
EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリ等のような電気的に書き換え可能な不揮発性メモリは、オンボードでプログラムの書き換えができることから、開発期間の短縮、開発効率の向上が可能なため、少量多品種生産への対応、仕向け先別チューニング、出荷後のプログラムアップデート等、様々な用途に適用されている。特に、近年では、MPU(Micro Processing Unit)と不揮発性メモリとを内蔵したマイコンへのニーズが大きい。
また、不揮発性メモリは、携帯性、耐衝撃性に優れ、電気的に一括消去が可能なことから、近年、携帯型パーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラ等の小型携帯情報機器の記憶装置として急速に需要が拡大している。その市場の拡大にはメモリセル面積の縮小によるビットコストの低減が重要な要素であり、これを実現するため様々なメモリセル構成が提案されている。
不揮発性メモリのメモリセルとしては、多結晶シリコンを電荷蓄積用のゲート電極(浮遊ゲート電極)とする構成が主に使用されている。浮遊ゲート電極構成を持つ不揮発性メモリについては、例えば特開2003−289114号公報(特許文献1)に開示がある。この特許文献1には、半導体基板に形成された複数の溝型の分離部の各々に挟まれた領域に溝を形成し、その溝内に浮遊ゲート電極形成用の多結晶シリコン膜を形成する技術が開示されている。
また、例えば特開2005−136060号公報(特許文献2)には、冗長回路用のヒューズ素子技術について開示がある。この特許文献2には、半導体基板上に形成された孔内に、空洞が形成されるようにヒューズ素子形成用の導体膜を被着することにより、ヒューズの切断を容易にする技術が開示されている。
特開2003−289114号公報 特開2005−136060号公報
しかし、多値化技術の採用により不揮発性メモリセルのしきい値ウィンドウ(しきい値設定幅)が狭小化していることに加え、不揮発性メモリを有する半導体装置の小型化の進展に伴い、互いに隣接する浮遊ゲート電極の隣接間隔や浮遊ゲート電極と他の配線との隣接間隔が狭くなってきている。このため、互いに隣接する浮遊ゲート電極の隣接間や浮遊ゲート電極と他の配線との隣接間に形成されるカップリング容量が増大し、不揮発性メモリセルにおける、しきい値電圧が大きくなる結果、不揮発性メモリを有する半導体装置の性能および動作信頼性が低下する、という問題がある。
本発明の目的は、不揮発性メモリセルを構成する電荷蓄積用のゲート電極に付随するカップリング容量を低減することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明は、不揮発性メモリセルを構成する電荷蓄積用のゲート電極に空洞部を設けたものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、不揮発性メモリセルを構成する電荷蓄積用のゲート電極に空洞部を設けたことにより、電荷蓄積用のゲート電極の対向面積を低減することができるので、電荷蓄積用のゲート電極に付随するカップリング容量を低減することができる。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。また、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付すようにし、その繰り返しの説明は可能な限り省略するようにしている。以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1の半導体装置は、例えばNOR型のフラッシュメモリ(不揮発性メモリ)である。このフラッシュメモリは、例えば携帯型パーソナルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、ポータブル音楽プレーヤ、デジタルビデオカメラ、PDA(Personal Digital Assistants)または携帯電話等のような各種の携帯機器、情報機器または通信機器の記憶媒体として使用される。
図1は本実施の形態1の半導体装置の製造工程中の要部平面図、図2〜図8は図1のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。
まず、図1および図2に示すように、半導体基板(以下、単に基板という)1を用意する。基板1は、例えばシリコン(Si)単結晶を母材とするもので、この段階ではウエハと称する平面略円形状の半導体薄板である。図1の符号MAは上記フラッシュメモリのメモリセルアレイを示し、メモリセルアレイMAの端部近傍の符号MPはフラッシュメモリの周辺回路領域を示している。また、図1の符号Yは第1方向、これに直交する符号Xは第2方向を示している。
続いて、この基板1にp型およびn型等のウエル領域(図示せず)を形成するための不純物を注入した後、高耐圧MOS形成領域(図示せず)に厚膜ゲート絶縁膜を形成する(本実施の形態1ではn型ウエルや厚膜ゲート絶縁膜領域は省略する)。
続いて、基板1の主面上に、絶縁膜(第1ゲート絶縁膜)2、半導体膜3、絶縁膜4を下層から順に連続的に形成する。
絶縁膜2は、最終的にトンネル絶縁膜となる部分であり、例えば厚さ7〜9nmのシリコン酸化膜によって形成されている。
半導体膜3は、下層の絶縁膜2を保護する役割を有している上、最終的にフラッシュメモリの浮遊ゲート電極および周辺回路のゲート電極の一部となる部分であり、例えば厚さ20nmのポリシリコン(多結晶シリコン)膜によって形成されている。
さらに、最上の絶縁膜4は、分離部を形成するとともに、浮遊ゲート電極形成用の凹部を形成する部分であり、例えば厚さ100nmのシリコン窒化膜によって形成されている。
その後、基板1の主面側の絶縁膜4上にフォトレジスト(以下、単にレジストという)膜を回転塗布法等により塗布した後、露光、現像処理等を経て、レジストパターン5aを形成する(以下、このレジスト膜の塗布からパターン形成までの一連の処理をフォトリソグラフィ処理という)。
このレジストパターン5aは活性領域の形成領域を覆うようなパターンである。図1に示すように、周辺回路領域MPには、第1方向Yに長い長方形状のレジストパターン5aが第2方向Xに沿って所定の間隔毎に並んで配置されている。また、メモリセルアレイMAには、第1方向Yに長い帯状のレジストパターン5aが第2方向Xに沿って所定の間隔毎に並んで配置されている。
次いで、レジストパターン5aをエッチングマスクとして、そこから露出する絶縁膜4、半導体膜3、絶縁膜2および基板1を連続的にエッチング除去することにより、図3に示すように、絶縁膜4および半導体膜3の積層膜で形成される第1パターンを形成し、さらに基板1に、例えば深さ250〜300nmの溝(第1溝)6aを形成する。溝6aおよび第1パターンの側面は、溝6aの平面寸法が底部から上部に向かって次第に大きくなるような順テーパ状に形成されており、そのテーパ角は、例えば87〜89度である。
なお、レジストパターン5aをエッチングマスクとして絶縁膜4をパターニングした後、レジストパターン5aを除去し、残された絶縁膜4のパターンをエッチングマスクとして、下層の半導体膜3および基板1をエッチングし、溝6aを形成しても良い。
続いて、レジストパターン5aを除去した後、基板1の主面側に絶縁膜6bを堆積し、絶縁膜6bにより絶縁膜4の上面を覆い、溝6aの内部を埋め込む。その後、絶縁膜6bを化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing)法によって研磨することにより溝6aの外の絶縁膜6bを除去し、溝6aの内部のみに絶縁膜6bを埋め込む。これにより、分離部6を形成する。絶縁膜6bは、例えばシリコン酸化膜により形成されている。分離部6により囲まれた絶縁膜4の側面は順テーパ状に形成され、絶縁膜4の断面形状は底辺よりも上辺の方が小さい台形状に形成されている。
その後、絶縁膜4を図4に示すようにリン酸等により除去する。これにより、メモリセルアレイMAの絶縁膜4の除去領域に溝(第2溝)TAを形成し、周辺回路領域MPの絶縁膜4の除去領域に溝TBを形成する。
溝TAは、図1の第1方向Yに沿って延在した状態で形成されている。溝TA,TBの側面は、溝TAの平面寸法が底部から上部に向かって次第に小さくなるような逆テーパ状に形成されている。溝TA,TBの底部には半導体膜3が残されている。
次いで、基板1の主面側にアモルファス(非晶質)状態の半導体膜7aを堆積し、半導体膜7aにより、分離部6の上面を覆い、溝TA,TBの内部を埋め込む。半導体膜7aは、最終的にフラッシュメモリの浮遊ゲート電極および周辺回路のゲート電極の一部となる部分であり、例えば厚さ80〜150nmのリンドープアモルファスシリコン膜によって形成されている。
この時、溝TAは、上記したように逆テーパ状に形成されている上、幅(短方向寸法)が狭いため、溝TA内において溝TAの幅方向(第2方向X)のほぼ中央に、鬆8aが形成される。鬆8aは、溝TAを半導体膜7aにより埋めきることができずにできた空洞であり、溝TAの延在方向(第1方向Y)に沿って延在した状態で形成されている。一方、溝TBも逆テーパ状に形成されているが、溝TBは幅(短方向寸法)が相対的に広いので、溝TB内には上記鬆8aは形成されない。
続いて、アモルファス状態の半導体膜7aの堆積直後に、半導体膜7aに対してランプアニール処理を施すことにより、上記アモルファス状態の半導体膜7a(リンドープアモルファスシリコン)を、アモルファス状態から結晶状態の半導体膜(第1導体パターン)7b(リンドープポリシリコン)に変える。この時、発明者が検討した技術では1000℃以上の高温熱処理を施していたのに対して本実施の形態1ではその検討技術の場合よりも低温熱処理としたことにより、上記鬆8aは消滅することなく、図5に示すように、断面円形状の空洞部8bに変化する。この空洞部8bは、半導体膜7bの上面(すなわち、浮遊ゲート電極の上面)から数十nm深い位置に形成されている。
上記ランプアニール処理は、赤外線ランプによる加熱を利用して被加熱物を高速で昇温、降温することを可能にした、いわゆる短時間アニール処理(Rapid Thermal Anneal:RTA)であり、処理温度は、例えば半導体膜が結晶化される温度以上であり、950℃以下、好ましくは600℃〜950℃、さらに好ましくは800℃〜950℃である。
次いで、結晶状態の半導体膜7bをCMP法によって研磨することにより、図6に示すように、溝TA,TBの外部の半導体膜7bを除去し、溝TA,TBの内部のみに半導体膜7bを埋め込む。上記空洞部8bは、溝TA内に残された半導体膜7bの上面から数十nm程度深い位置に形成されているので、CMP処理後に半導体膜7bの上面から露出することは無い。
続いて、図7に示すように、絶縁膜6bの一部(上部)をフッ酸(HF)により除去する。この際、半導体膜7bの側面の大半が露出されるが、半導体膜7bの下部および基板1は露出されない程度に、絶縁膜6bを除去する。
その後、図8に示すように、基板1の主面側に、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を下層から順に堆積することにより、これら絶縁膜の積層膜(ONO膜)からなる絶縁膜(ゲート絶縁膜、第2ゲート絶縁膜)10を形成する。
次に、図9は図8に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図、図10および図11は図9のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。
まず、上記のように絶縁膜10を形成した後、図9および図10に示すように、基板1の主面側の絶縁膜10上に、上記したリソグラフィ処理によりレジストパターン5bを形成する。このレジストパターン5bはメモリセルアレイMAを覆い、それ以外の周辺回路領域MPを含む領域を露出させるようなパターンである。
続いて、レジストパターン5bをエッチングマスクとして、そこから露出する絶縁膜10を選択的にエッチング除去する。これにより周辺回路領域MPの半導体膜7bの上面および側面一部を露出させる。
その後、レジストパターン5bを除去した後、図11に示すように、基板1の主面上に、半導体膜11、シリサイド膜12および絶縁膜13を下層から順に堆積する。
半導体膜11は、例えば厚さ100nmのドープトポリシリコン膜により形成されている。半導体膜11は、メモリセルアレイMAにおいては絶縁膜10を介して半導体膜7b上に堆積されているが、周辺回路領域MPにおいては半導体膜7bに直接接触した状態で堆積され電気的に接続されている。
シリサイド膜12は、例えば厚さ100nm程度のタングステンシリサイド(WSi)により形成されている。シリサイド膜12は、メモリセルアレイMAおよび周辺回路領域MPにおいて半導体膜11に直接接触した状態で堆積され電気的に接続されている。さらに、絶縁膜13は、例えば厚さ100nmのシリコン酸化膜により形成されている。
次に、図12は図11に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図、図13〜図17は図12のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。
まず、上記のように絶縁膜13を堆積した後、図12および図13に示すように、基板1の主面側の絶縁膜13上に、上記したリソグラフィ処理によりレジストパターン5cを形成する。このレジストパターン5cはメモリセルアレイMAのワード線形成領域および周辺回路領域MPのゲート配線(ゲート電極)形成領域を覆い、それ以外の領域を露出させるようなパターンである。
続いて、レジストパターン5cをエッチングマスクとして、そこから露出する絶縁膜13、シリサイド膜12および半導体膜11を連続して選択的にエッチング除去する。これにより、図14に示すように、メモリセルアレイMAに複数のワード線(第2ゲート電極、制御用のゲート電極)WLを形成する。
さらに、レジストパターン5c(および残された絶縁膜13、シリサイド膜12および半導体膜11のパターン)をエッチングマスクとして、そこから露出する絶縁膜10、半導体膜7b,3を連続して選択的にエッチング除去する。これにより、メモリセルアレイMAに複数の浮遊ゲート電極(フローティングゲート電極、電荷蓄積用のゲート電極)FGを形成するとともに、周辺回路領域MPに周辺回路用のゲート配線PGLを形成する。
なお、レジストパターン5cをエッチングマスクとして、レジストパターン5cから露出する絶縁膜13をエッチング除去した後、レジストパターン5cを除去し、残された絶縁膜13のパターンをエッチングマスクとして、そこから露出するシリサイド膜12、半導体膜11、絶縁膜10、半導体膜7bおよび半導体膜3をエッチング除去するようにしても良い。
上記ワード線WLは、図12のレジストパターン5cと同じ平面形状でメモリセルアレイMAの複数の半導体膜7bのパターンに平面的に重なるように配置されている。すなわち、ワード線WLは、図12のメモリセルアレイMAの半導体膜7bのパターンに直交する方向(第2方向)に延在する帯状のパターンで形成され、第1方向Yに沿って所定の間隔毎に複数並んで配置されている。
各ワード線WLは、半導体膜11とシリサイド膜12との積層構成を有している。このワード線WLにおいて、浮遊ゲート電極FGに対向する部分は制御ゲート電極(コントロールゲート電極、制御用のゲート電極)になっている。また、各ワード線WLの長手方向(第2方向X)の一端には電極引き出し用の幅広パターンが一体的に形成されている。
上記浮遊ゲート電極FGは、情報の記憶に寄与する電荷を蓄積するためのゲート電極であり、ワード線WLと基板1の主面との間に周囲から絶縁された状態で形成されている。浮遊ゲート電極FGは、半導体膜3と半導体膜7bとの積層膜構成を有している。
この浮遊ゲート電極FGの半導体膜7bには上記空洞部8bが形成されている。各浮遊ゲート電極FGの空洞部8bは、第1方向Yに沿って延在した状態で形成されている。このため、空洞部8bの開口面は、第1方向Yに隣接する浮遊ゲート電極FGの各々の対向面に形成されている。すなわち、第1方向Yに隣接する浮遊ゲート電極FGの各々の空洞部8bの開口面が互いに対向するように形成されている。
上記ゲート配線PGLは、図12の第2方向Xに延在する帯状のパターンで形成されている。このゲート配線PGLは、半導体膜3、半導体膜7b、半導体膜11およびシリサイド膜12の積層構成を有している。このゲート配線PGLが活性領域に平面的に重なる部分が周辺回路のMOS・FETのゲート電極になっている。
次いで、図15に示すように、基板1の主面上に、上記したリソグラフィ処理によりレジストパターン5dを形成する。このレジストパターン5dは、メモリセルアレイMAを露出させ、それ以外の周辺回路領域MPを含む領域を覆うようなパターンである。なお、図15のD−D’断面は、図12のD−D’線に相当する箇所の断面図である。
続いて、レジストパターン5dを不純物注入マスクとして、そこから露出するメモリセルアレイMAのワード線WLの幅方向(短方向、第1方向Y)の両側に隣接する基板1部分に、例えばヒ素(As)を低濃度(例えば5×1018/cmよりも高濃度)になるように選択的に注入する。
これにより、メモリセルアレイMAの複数のワード線WLの幅方向の両側に隣接する基板1部分にn型の半導体領域16aを形成する。n型の半導体領域16aは、図12等のワード線WLの延在方向(第2方向X)に沿って分離部6を介して離れた状態で複数配置されている。
次いで、図16に示すように、基板1の主面上に、上記したリソグラフィ処理によりレジストパターン5eを形成する。このレジストパターン5eは、メモリセルアレイMAのワード線WLの隣接間を1つおきに覆う(すなわち、ワード線WLの隣接間を1つおきに露出させる)とともに、周辺回路領域MPを含む領域を覆うようなパターンである。なお、図16のD−D’断面は、図12のD−D’線に相当する箇所の断面図である。
続いて、レジストパターン5eをエッチングマスクとして、そこから露出する分離部6の絶縁膜6bをドライエッチング処理により除去し、基板1の一部を露出させる。
その後、レジストパターン5eを不純物注入マスクとして、そこから露出する基板1部分(メモリセルアレイMAのワード線WLの幅方向の片側に隣接する部分)に、例えばヒ素(As)を高濃度(例えば1×1020/cmよりも高濃度)になるように選択的に注入する。このとき、不純物を基板1の主面と、その他に溝6aの側面および底面に注入する。
これにより、メモリセルアレイMAの複数のワード線WLの幅方向(短方向、第1方向)の片側に隣接する基板1部分にn型の半導体領域16bを形成する。このn型の半導体領域16bは、図12等のワード線WLの延在方向(第2方向X)に一体的に延在した状態で形成されており、フラッシュメモリのソース(GND)配線となる。このようにしてフラッシュメモリのメモリセルを形成する。
次いで、図17に示すように、周辺回路領域の基板1に所望の不純物をイオン注入することでゲート配線PGLの幅方向(短方向、第1方向Y)の両側の基板1主面部分に低不純物濃度の半導体領域を形成した後、半導体膜3,7b、絶縁膜10、半導体膜11、シリサイド膜12および絶縁膜13の積層膜で形成されたパターンおよびゲート配線PGLの側面にサイドウォールスペーサ17を形成する。サイドウォールスペーサ17は、例えばシリコン窒化膜により形成されている。
続いて、周辺回路領域の基板1に所望の不純物を選択的にイオン注入することでゲート配線PGLの幅方向(短方向、第1方向Y)の両側の基板1主面部分に高不純物濃度の半導体領域を形成する。これにより、周辺回路領域に、上記低不純物濃度の半導体領域と高不純物濃度の半導体領域とを有するソース、ドレイン用の半導体領域19を形成する。このようにして周辺回路領域MPに周辺回路用のトランジスタを形成する。
この周辺回路用のトランジスタとしてnチャネル型のMIS・FET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)を形成する場合は、例えばヒ素(As)をイオン注入する。この場合、ソース、ドレイン用の高不純物濃度の半導体領域の不純物濃度は、例えば1×1020/cmよりも高濃度になるようにする。
また、周辺回路用のトランジスタとしてpチャネル型のMIS・FETを形成する場合は、例えばホウ素(B)をイオン注入する。この場合、ソース、ドレイン用の高不純物濃度の半導体領域の不純物濃度は、例えば1×1020/cmよりも高濃度になるようにする。
次に、図18は図17に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図、図19および図20は図18のA−A’線、B−B’線、C−C’線およびD−D’線に相当する箇所の断面図である。
まず、上記のように周辺回路用のトランジスタを形成した後、図18および図19に示すように、基板1の主面上に、例えばシリコン酸化膜により形成された層間絶縁膜20Aを堆積した後、その層間絶縁膜20Aに、メモリセルアレイMAのn型の半導体領域16a,16b、周辺回路領域MPのソース、ドレイン用の半導体領域19、ワード線WLのコンタクト領域およびゲート配線PGLのコンタクト領域が露出されるような複数のコンタクトホール21をフォトリソグラフィ処理およびドライエッチング処理により形成する。
続いて、基板1の主面上に、例えばチタン(Ti)膜、窒化チタン(TiN)膜およびタングステン(W)膜を下層から順に堆積する。チタン膜および窒化チタン膜はバリアメタル膜である。タングステン膜は主配線膜であり、チタン膜および窒化チタン膜の積層膜よりも厚く堆積される。
その後、上記バリアメタル膜と主配線膜との積層膜がコンタクトホール21内のみに残されるように積層膜をCMP法により研磨することにより、図20に示すように、コンタクトホール21内にプラグ22を形成する。
次に、図21は図20に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図、図22は図21のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。
まず、上記のようにプラグ22を形成した後、図21および図22に示すように、基板1の主面上に、例えばチタン(Ti)膜、窒化チタン(TiN)膜およびアルミニウム(Al)膜を下層から順に堆積する。チタン膜および窒化チタン膜はバリアメタル膜である。アルミニウム膜は主配線膜であり、チタン膜および窒化チタン膜の積層膜よりも厚く堆積される。
続いて、チタン膜、窒化チタン膜およびアルミニウム膜をフォトリソグラフィ処理およびエッチング処理によりパターニングすることにより、第1層配線25を形成する。ここで、メモリセルアレイMAの第1層配線25は、ローカルビットライン(Local Bit Line:LBL)となる。
次に、図23は図22に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図、図24は図23のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。
まず、上記のように第1層配線25を形成した後、図23および図24に示すように、基板1の主面上に、例えばシリコン酸化膜により形成された層間絶縁膜20Bを堆積した後、その層間絶縁膜20Bに複数のスルーホールをフォトリソグラフィ処理およびドライエッチング処理により形成する。
続いて、基板1の主面上に、例えばチタン膜および窒化チタン膜のようなバリアメタル膜を堆積した後、その上に、例えばアルミニウム膜のような主配線膜をバリアメタル膜よりも厚く堆積する。
その後、チタン膜、窒化チタン膜およびアルミニウム膜をフォトリソグラフィ処理およびエッチング処理によりパターニングすることにより、第2層配線26を形成する。ここで、メモリセルアレイMAの第2層配線26は、グローバルビットライン(Global Bit Line:GBL)となる。
次に、図25は図24に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図、図26は図25のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。
まず、上記のように第2層配線26を形成した後、図25および図26に示すように、基板1の主面上に、例えばシリコン酸化膜により形成された層間絶縁膜20Cを堆積した後、その層間絶縁膜20Cに複数のスルーホールをドライエッチングにより形成する。
続いて、基板1の主面上に、例えばチタン膜および窒化チタン膜のようなバリアメタル膜を堆積した後、その上に、例えばアルミニウム膜のような主配線膜をバリアメタル膜よりも厚く堆積し、その積層膜をフォトリソグラフィ処理およびエッチング処理によりパターニングすることにより、第3層配線27を形成する。ここで、メモリセルアレイMAの第3層配線27は、メインビットライン(Main Bit Line:MBL)となる。
その後、基板1の主面上に、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜およびポリイミド樹脂膜を堆積し表面保護膜を形成した後、スクライブライン、ボンディングパッド領域を形成し、さらに検査工程およびダイシング工程を経て基板1から複数の半導体チップを取り出し、半導体装置を製造する。
このような本実施の形態1によれば、以下の効果を得ることができる。
浮遊ゲート電極FGに空洞部8bを設けたことにより、互いに隣接する浮遊ゲート電極FG同士の対向面積や浮遊ゲート電極FGと他の配線(例えばプラグ22)との対向面積を低減できるので、浮遊ゲート電極FGに付随するカップリング容量を低減することができる。その結果、フラッシュメモリの性能および動作信頼性を向上させることができる。
(実施の形態2)
前記実施の形態1においては、ソース配線が半導体領域16bにより形成されている場合について説明した。これに対して本実施の形態2においては、ソース配線が第1層配線により形成されている場合について説明する。
図27は本実施の形態2の半導体装置の製造工程中の要部平面図、図28は図27のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。なお、本実施の形態2の半導体装置は、例えば前記実施の形態1と同様のNOR型のフラッシュメモリである。
本実施の形態2においては、前記実施の形態1で用いた図1〜図15までの工程を経た後、前記実施の形態1と同様に、周辺回路用のMIS・FETのソース、ドレイン用の低不純物濃度の半導体領域を形成し、サイドウォールスペーサ17を形成し、周辺回路用のMIS・FETのソース、ドレイン用の高不純物濃度の半導体領域を形成する。これにより、周辺回路用のMIS・FETのソース、ドレイン用の上記半導体領域19を形成する。
続いて、前記実施の形態1と同様に、基板1の主面上に、層間絶縁膜20Aを堆積した後、その層間絶縁膜20Aに、メモリセルアレイMAのビット線に接続されるn型の半導体領域16a、周辺回路領域MPのソース、ドレイン用の半導体領域19、ワード線WLのコンタクト領域およびゲート配線PGLのコンタクト領域が露出されるような平面略円形状の複数のコンタクトホール21Aをドライエッチングにより形成する。ここでは、メモリセルアレイMAのソース(GND)配線が接続される半導体領域16aは露出されないようにする。
その後、層間絶縁膜20Aに、図27の第2方向Xに延在し、かつ、第2方向Xに沿って配置された複数のソース用の半導体領域16aが露出されるような溝型のコンタクトホール21Bを形成する。
その後、前記実施の形態1と同様に、コンタクトホール21A,21B内にプラグ22A,22Bを形成する。メモリセルアレイMAのプラグ22Aは、平面略円形状に形成され、ビット線用のn型の半導体領域16aに電気的に接続されている。メモリセルアレイMAのプラグ22Bは、第2方向Xに延在する帯状に形成され、ローカルインターコネクトを形成し、ソース配線となる。
次に、図29は図28に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図、図30は図29のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。
上記のようにプラグ22A,22Bを形成した後、基板1の主面上に、例えばシリコン酸化膜により形成される層間絶縁膜20Dを堆積した後、その層間絶縁膜20Dに、プラグ22Aが露出されるような平面略円形状の複数のスルーホール30Aをフォトリソグラフィ処理およびドライエッチング処理により形成する。ここでは、フラッシュメモリのソース(GND)配線用のプラグ22Bは露出されないようにする。
続いて、基板の主面上に、上記スルーホール30Aを埋め込むように、例えば窒化チタン膜のようなバリアメタル膜およびタングステン膜のような主配線膜を下層から順に堆積した後、その積層膜がスルーホール30A内のみに残されるように積層膜をCMP法により研磨することにより、スルーホール30A内にプラグ22Cを形成する。
次に、図31は図30に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図、図32は図31のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。
上記のようにプラグ22Cを形成した後、前記実施の形態1と同様にして第1層配線25、第2層配線26および第3層配線27を形成する。メモリセルアレイMAにおいて、第1層配線25はローカルビットラインとなり、第2層配線26はグローバルビットラインとなり、第3層配線27はメインビットラインとなる。
その後、基板1の主面上に、上記表面保護膜を形成した後、スクライブライン、ボンディングパッド領域を形成し、さらに検査工程およびダイシング工程を経て半導体装置を製造する。
このような本実施の形態2においては、浮遊ゲート電極FGに空洞部8bを設けたことにより、浮遊ゲート電極FGと他の配線(例えばプラグ22A,22B)との対向面積を低減できるので、浮遊ゲート電極FGに付随するカップリング容量を低減することができる。その結果、フラッシュメモリの性能および動作信頼性を向上させることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態3の半導体装置は、例えば4Gb(ギガビット)のAND型のフラッシュメモリである。このフラッシュメモリは、例えば前記実施の形態1で説明したのと同様の機器の記憶媒体として使用される。
本実施の形態3の半導体装置の製造方法の一例を図33〜図38により説明する。なお、図33〜図38は、本実施の形態3の半導体装置の製造工程中におけるメモリセルアレイMAの基板1の要部断面図を示している。
まず、図33に示すように、p型のシリコン(Si)単結晶からなる基板1(この段階ではウエハと称する平面略円形状の半導体薄板)を用意し、この基板1にn型埋込領域DNWおよびpウエルPWLを順に形成する。
続いて、基板1のpウエルPWL上に、例えば酸化シリコン等からなる厚さ10nm程度のゲート絶縁膜2aを、例えばISSG(In-Situ Steam Generation)酸化法のような熱酸化法により形成する。
その後、基板1の主面上に、例えばリン(P)をドープした低抵抗ポリシリコンからなる導体膜を堆積し、その上に、例えば窒化シリコンからなるキャップ絶縁膜35を堆積し、さらにその上に、例えば酸化シリコンからなるダミー絶縁膜36をCVD(Chemical Vapor Deposition)法により堆積する。
次いで、ダミー絶縁膜36、キャップ絶縁膜35および導体膜を、エッチングマスクを用いたドライエッチング処理によりパターニングすることにより、上記導体膜による補助ゲート配線AGLを形成する。補助ゲート配線AGLの一部が補助ゲート電極となる。この段階のダミー絶縁膜36、キャップ絶縁膜35および補助ゲート配線AGLは、紙面に直交する方に延在する帯状のパターンとされ、ストライプ状に配置されている。
次いで、基板1(半導体ウエハ)に対して、例えばISSG酸化法等のような熱酸化処理を施し、補助ゲート配線AGL等の側面に例えば酸化シリコンからなる良質な絶縁膜を形成する。続いて、基板1の主面上に、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜を堆積した後、その絶縁膜をエッチバックすることにより、補助ゲート配線AGL、キャップ絶縁膜35およびダミー絶縁膜36の積層パターンの側面にサイドウォールスペーサ40を形成する。
上記サイドウォールスペーサ40形成用の絶縁膜は、上記ダミー絶縁膜36、キャップ絶縁膜35および補助ゲート配線AGLで形成されるストライプパターンの隣接間を完全に埋め込んでしまわないように、例えばTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)ガスを用いたCVD法により堆積する。
また、サイドウォールスペーサ40の形成時には、上記ダミー絶縁膜36、キャップ絶縁膜35および補助ゲート配線AGLで形成されるストライプパターンの隣接間の底部のゲート絶縁膜2aも除去する。これにより、ゲート絶縁膜2aは補助ゲート配線AGLおよびサイドウォール4の下部だけに残る。
その後、基板1に対して、例えばISSG酸化法等のような熱酸化処理を施すことにより、図34に示すように、基板1の主面上に、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜を形成した後、窒素(N)を含むガス雰囲気中で熱処理(酸窒化処理)を施すことにより、その絶縁膜と基板1との界面に窒素を偏析させて酸窒化シリコン(SiON)からなるゲート絶縁膜2bを形成する。このゲート絶縁膜2bは、メモリMIS・FETのトンネル絶縁膜として機能する膜で、その厚さは、二酸化シリコン換算膜厚で、例えば9nm程度である。ゲート絶縁膜2bはCVD法で形成しても良い。
次いで、基板1の主面側に、上記アモルファス(非晶質)状態の半導体膜7aを堆積し、上記ダミー絶縁膜36、キャップ絶縁膜35および補助ゲート配線AGLで形成されるストライプパターンの隣接間に半導体膜7aを埋め込む。半導体膜7aは、最終的にフラッシュメモリの浮遊ゲート電極および周辺回路のゲート電極の一部となる部分であり、例えば厚さ80〜150nmのリンドープアモルファスシリコン膜によって形成されている。
この場合も上記ダミー絶縁膜36、キャップ絶縁膜35および補助ゲート配線AGLで形成されるストライプパターンの隣接間に、そのストライプパターンの幅方向(短方向)のほぼ中央に、鬆8aが形成されるようにする。鬆8aは、半導体膜7aにより埋めきることができずにできた空洞であり、上記ストライプパターンの延在方向(長手方向)に沿って延在した状態で形成されている。
続いて、アモルファス状態の半導体膜7aを堆積直後に、半導体膜7aに対して前記実施の形態1で説明したのと同様のランプアニール処理を施すことにより、上記アモルファス状態の半導体膜7a(リンドープアモルファスシリコン)をアモルファス状態から結晶状態の半導体膜(第1導体パターン)7b(リンドープポリシリコン)に変える。この時、本実施の形態3においても低温熱処理としたことにより、上記鬆8aは消滅することなく、図35に示すように、断面円形状の空洞部8bに変化する。この場合の空洞部8bも、半導体膜7bの上面(すなわち、浮遊ゲート電極の上面)から数十nm深い位置に形成されている。
次いで、結晶状態の半導体膜7bをCMP法によって研磨することにより、図36に示すように、上記ダミー絶縁膜36、キャップ絶縁膜35および補助ゲート配線AGLで形成されるストライプパターンの上面よりも上部の半導体膜7bを除去し、そのストライプパターンの隣接間に半導体膜7bを埋め込む。上記空洞部8bは、半導体膜7bの上面から数十nm程度深い位置に形成されているので、CMP処理後に半導体膜7bの上面から露出することは無い。この段階の導体膜7bは紙面に直交する方向に延在する帯状のパターンとされ、ストライプ状に配置されている。
続いて、図37に示すように、サイドウォールスペーサ40の一部(上部)をフッ酸(HF)により除去する。この際、半導体膜7bの側面の大半が露出されるが、半導体膜7bの下部、基板1、補助ゲート配線AGLの側面が露出されない程度に、サイドウォールスペーサ40を除去する。
その後、図38に示すように、基板1の主面側に、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を下層から順に堆積することにより、これら絶縁膜の積層膜(ONO膜)からなる絶縁膜(ゲート絶縁膜、第2ゲート絶縁膜)10を形成する。
続いて、基板1の主面上に、半導体膜11およびシリサイド膜12を下層から順に堆積した後、これを前記実施の形態1で説明したのと同様にリソグラフィ処理およびエッチング処理によりパターニングすることにより、ワード線WLおよび浮遊ゲート電極FG(半導体膜7b)を形成する。
その後、基板1の主面上に、上記配線および上記表面保護膜を形成した後、スクライブライン、ボンディングパッド領域を形成し、さらに検査工程およびダイシング工程を経て半導体装置を製造する。
このような補助ゲート電極を持つフラッシュメモリの動作を説明する。
データ読み出し動作では、選択するメモリセルのメモリMIS・FETの制御ゲート電極が接続されるワード線WLに、例えば2〜5V程度を印加して選択メモリMIS・FETのしきい値を判定する。また、それ以外のワード線WLに、例えば0Vまたは−2V程度の負電圧を印加して非選択メモリMIS・FETをオフ状態にする。また、選択メモリMIS・FETのソースおよびドレイン形成用の補助ゲート配線AGLに、例えば5V程度を印加することにより、補助ゲート配線AGL,AGLに対向する基板1の主面部分にそれぞれソース線およびドレイン線用のn型の反転層を形成する。また、それ以外の補助ゲート配線AGLには、例えば0Vを印加することで、これら補助ゲート配線AGLが対向する基板1の主面部分に反転層が形成されないようにして、選択メモリMIS・FETと非選択メモリMIS・FETとのアイソレーションを行う。ここで、選択メモリMIS・FETのソース線用のn型の反転層が接続されるグローバルデータ線に、例えば1V程度を印加する一方、他のグローバルデータ線に、例えば0Vを印加する。この状態で、共通ドレイン配線に印加された0V程度の電圧をドレイン線用のn型の反転層を通じて選択メモリMIS・FETのドレインに供給する。このようにすることで、グローバルデータ線から共通ドレイン配線に向かって読み出しの電流を流すようにして選択メモリMIS・FETのデータ読み出しを行う。この時、浮遊ゲート電極FGの蓄積電荷の状態で、選択メモリMIS・FETのしきい値電圧が変わるので、選択メモリMIS・FETのソースおよびドレイン間に流れる電流の状況で、選択メモリMIS・FETのデータを判断できる。
次に、データ書き込みは、ソース側選択および定電荷注入によるソースサイドホットエレクトロン注入方式を前提とする。これにより、高速で、低電流で効率的なデータ書き込みが可能となっている。データ書き込み動作では、選択メモリセルのメモリMIS・FETの制御ゲート電極が接続されるワード線に、例えば13V〜15V程度、それ以外のワード線WL等に、例えば0Vを印加する。また、選択メモリMIS・FETのソース形成用の補助ゲート配線AGLに、例えば1V程度を印加し、選択メモリMIS・FETのドレイン形成用の補助ゲート配線AGLに、例えば7V程度を印加することにより、補助ゲート配線AGLに対向する基板1の主面部分にソース形成用のn型の反転層を形成し、補助ゲート配線AGLに対向する基板1の主面部分にドレイン形成用のn型の反転層を形成する。他の補助ゲート配線AGLには、例えば0Vを印加することで、これら補助ゲート配線AGLに対向する基板1の主面部分に反転層が形成されないようにし、選択メモリMIS・FETと非選択メモリMIS・FETとの間のアイソレーションを行う。この状態で、共通ドレイン配線に印加された4V程度の電圧をドレイン線用のn型の反転層を通じて選択メモリMIS・FETのドレインに供給する。また、選択メモリMIS・FETのソース線用のn型の反転層が接続されるグローバルデータ線に、例えば0Vを印加する。また、pウエルPWLを、例えば0Vに保持する。これにより、選択メモリMIS・FETにはドレインからソースに向かって書き込みの電流が流れ、この時にソース側のn型の反転層に蓄積した電荷を、ある一定のチャネル電流として流しゲート絶縁膜2bを介して浮遊ゲート電極FGに効率的に注入する(定電荷注入方式)ことにより選択メモリMIS・FETにデータを高速で書き込む。一方、上記非選択メモリMIS・FETのドレインからソースにはドレイン電流が流れないようにしてデータが書き込まれないようにする。なお、個々のメモリセル(メモリMIS・FET)には多値のデータを記憶することが可能となっている。この多値記憶は、例えばワード線WLの書き込み電圧は一定にし、書き込み時間を変えることで、浮遊ゲート電極FGへ注入するホットエレクトロンの量を変化させることで行なうため、何種類かのしきい値レベルを有するメモリセルを形成することができる。すなわち、“00”/“01”/“10”/“11”等のような4つ以上の値を記憶できる。このため、1つのメモリセルで2つのメモリセル分の働きを実現できる。したがって、フラッシュメモリの小型化を実現できる。
次に、データの消去動作では、選択対象のワード線WLに負電圧を印加することにより、浮遊ゲート電極FGから基板1へのF−N(Fowler Nordheim)トンネル放出により行う。すなわち、選択対象のワード線WLに、例えば−16V程度を印加する一方、基板1に正の電圧を印加する。補助ゲート配線AGLには、例えば0Vを印加し、n型の反転層を形成しない。これにより、浮遊ゲート電極FGに蓄積されたデータ用の電荷を、絶縁膜2bを介して基板1に放出し、複数のメモリセルのデータを一括消去する。
このような本実施の形態3によれば、以下の効果を得ることができる。
浮遊ゲート電極FGに空洞部8bを設けたことにより、互いに隣接する浮遊ゲート電極FG同士の対向面積や浮遊ゲート電極FGと他の配線との対向面積を低減できるので、浮遊ゲート電極FGに付随するカップリング容量を低減することができる。その結果、フラッシュメモリの性能および動作信頼性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発
明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることは言うまでもない。
また、以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるNOR型のフラッシュメモリや補助ゲート電極を持つAND型のフラッシュメモリに適用した場合について説明したが、それに限定されるものではなく種々適用可能であり、例えばNAND型のフラッシュメモリのような他のフラッシュメモリにも適用できる。NAND型のフラッシュメモリの場合における大きな構造上の差異はメモリセルアレイMAのローカルビットラインのプラグやローカルインターコネクト用のプラグが無いことである。したがって、本実施の形態で説明した構成を採用することは、互いに隣接する浮遊ゲート電極間のカップリングを低減する上で前記実施の形態1〜3の場合よりも効果的である。
本発明は、電荷蓄積用のゲート電極を持つ不揮発性メモリを有する半導体装置の製造業に適用できる。
本発明の一実施の形態(実施の形態1)の半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図1のA−A’線、B−B’線およびC−C’線の断面図である。 図2に続く半導体装置の製造工程中のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図3に続く半導体装置の製造工程中のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図4に続く半導体装置の製造工程中のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図5に続く半導体装置の製造工程中のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図6に続く半導体装置の製造工程中のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図7に続く半導体装置の製造工程中のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図8に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図9のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図10に続く半導体装置の製造工程中のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図11に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図12のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図13に続く半導体装置の製造工程中の図12のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図14に続く半導体装置の製造工程中の図12のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図15に続く半導体装置の製造工程中の図12のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図16に続く半導体装置の製造工程中の図12のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図17に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図18のA−A’線、B−B’線、C−C’線およびD−D’線に相当する箇所の断面図である。 図19に続く半導体装置の製造工程中の図18のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図20に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図21のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図22に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図23のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図24に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図25のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 本発明の他の実施の形態(実施の形態2)である半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図27のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図28に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図29のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 図30に続く半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 図31のA−A’線、B−B’線およびC−C’線に相当する箇所の断面図である。 本発明の他の実施の形態(実施の形態3)の半導体装置の製造工程中におけるメモリセルアレイの半導体基板の要部断面図である。 図33に続く半導体装置の製造工程中におけるメモリセルアレイの半導体基板の要部断面図である。 図34に続く半導体装置の製造工程中におけるメモリセルアレイの半導体基板の要部断面図である。 図35に続く半導体装置の製造工程中におけるメモリセルアレイの半導体基板の要部断面図である。 図36に続く半導体装置の製造工程中におけるメモリセルアレイの半導体基板の要部断面図である。 図37に続く半導体装置の製造工程中におけるメモリセルアレイの半導体基板の要部断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 絶縁膜(第1ゲート絶縁膜)
2a ゲート絶縁膜
2b ゲート絶縁膜
3 半導体膜
4 絶縁膜
5a,5b,5c,5d,5e フォトレジストパターン
6 分離部
6a 溝(第1溝)
6b 絶縁膜
7a 半導体膜
7b 半導体膜(第1導体パターン)
8a 鬆
8b 空洞部
10 絶縁膜(ゲート絶縁膜、第2ゲート絶縁膜)
11 半導体膜
12 シリサイド膜
13 絶縁膜
16a n型の半導体領域
16b n型の半導体領域
17 サイドウォールスペーサ
19 半導体領域
20A,20B,20C,20D 層間絶縁膜
21,21A,21B コンタクトホール
22,22A,22B,22C プラグ
25 第1層配線
26 第2層配線
27 第3層配線
30A スルーホール
35 キャップ絶縁膜
36 ダミー絶縁膜
40 サイドウォールスペーサ
MA メモリセルアレイ
MP 周辺回路領域
TA 溝(第2溝)
TB 溝
WL ワード線(制御用のゲート電極)
FG 浮遊ゲート電極(電荷蓄積用のゲート電極)
PGL ゲート配線
AGL 補助ゲート配線

Claims (12)

  1. 半導体基板の主面上に複数の不揮発性メモリセルを備え、前記複数の不揮発性メモリセルの各々の電荷蓄積用のゲート電極に空洞部を設けたことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数の不揮発性メモリセルの各々は、
    前記半導体基板上に第1ゲート絶縁膜を介して形成された前記電荷蓄積用のゲート電極と、
    前記電荷蓄積用のゲート電極上に第2ゲート絶縁膜を介して形成された制御用のゲート電極と、
    前記半導体基板の主面において、前記制御用のゲート電極の幅方向に隣接する半導体領域とを有することを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記空洞部は、前記制御用のゲート電極の幅方向に隣接する前記電荷蓄積用のゲート電極の各々の前記空洞部の開口面が互いに対向するように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 半導体基板の主面上に複数の不揮発性メモリセルを備え、
    前記複数の不揮発性メモリセルは、
    前記半導体基板の主面上に周囲から絶縁された状態で設けられた第1ゲート電極と、
    前記第1ゲート電極上に絶縁膜を介して設けられた第2ゲート電極とを備え、
    前記複数の第1ゲート電極には空洞部が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4記載の半導体装置において、
    前記第1ゲート電極は、前記不揮発性メモリセルの電荷蓄積用のゲート電極であり、
    前記第2ゲート電極は、前記不揮発性メモリセルの制御用のゲート電極であることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項4記載の半導体装置において、
    前記空洞部は、第1方向に隣接する前記第1ゲート電極の各々の前記空洞部の開口面が互いに対向するように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 以下の工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法:
    (a)半導体基板の主面に沿って第1方向に延在し、前記第1方向に交差する第2方向に並んで配置され、さらに前記第1方向に延在する空洞部を有する複数の第1導体パターンを形成する工程、
    (b)前記半導体基板の主面上に前記第1導体パターンを覆うようにゲート絶縁膜を堆積する工程、
    (c)前記ゲート絶縁膜上に導体膜を堆積した後、これをパターニングすることにより前記第2方向に延在し、前記第1方向に並んで配置された第2導体パターンを形成する工程、
    (d)前記第2導体パターンをマスクとして、そこから露出される前記第1導体パターンをエッチングすることにより、前記第1導体パターンで形成される第1ゲート電極を形成し、前記半導体基板の主面上に複数の不揮発性メモリセルを形成する工程。
  8. 請求項7記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1ゲート電極は、前記不揮発性メモリセルの電荷蓄積用のゲート電極であり、
    前記第2導体パターンは、ワード線であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項7記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(a)工程は、
    (a1)前記半導体基板の主面上に、前記第1方向に延在し、かつ、前記第2方向に並んで配置される複数の第1パターンを形成する工程と、
    (a2)前記複数の第1パターンをマスクとして、そこから露出する前記半導体基板の一部分を選択的に除去することにより第1溝を形成する工程と、
    (a3)前記第1溝内に埋込絶縁膜を形成する工程と、
    (a4)前記(a3)工程後、前記第1パターンの一部または全部を除去することにより、その除去領域に第2溝を形成する工程と、
    (a5)前記半導体基板の主面上に、前記第2溝の内部に鬆が形成されるように第1導体膜を堆積する工程と、
    (a6)前記第1導体膜に熱処理を施すことにより、前記第2溝内の前記第1導体膜中に前記鬆による空洞部を形成する工程と、
    (a7)前記第2溝の外部の前記第1導体膜を除去することにより、前記第2溝内に前記第1導体パターンを形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項9記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(a1)工程は、
    前記半導体基板の主面上に導体膜および絶縁膜を下層から順に積層した後、その積層膜をパターニングすることにより、前記第1パターンを形成する工程を有し、
    前記(a4)工程は、
    前記第1パターンの前記絶縁膜を除去し、前記第2溝の底部に前記導体膜を残す工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 請求項9記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(a1)工程において、前記第1パターンの側面は順テーパ状に形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 請求項9記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(a5)工程において、前記第1導体膜を非晶質状態で堆積し、
    前記(a6)工程において、前記第1導体膜を前記熱処理により結晶化することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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