JP2008177317A - 基板支持装置、表面電位測定装置、膜厚測定装置および基板検査装置 - Google Patents

基板支持装置、表面電位測定装置、膜厚測定装置および基板検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基板を平坦化しつつ支持する。
【解決手段】表面電位測定装置1の基板支持装置2では、第1流体噴出部21の円環状の第1多孔質部材211から、基板9の上面91上の対象領域911の周囲に向けて第1流体が噴出され、基板9を挟んで第1流体噴出部21と対向する第2流体噴出部22の円環状の第2多孔質部材221から基板9の下面92に向けて第2流体が噴出される。これにより、第1流体噴出部21と第2流体噴出部22との間において基板9を平坦化しつつ基板9を支持することができる。また、基板9と第1流体噴出部21の第1多孔質部材211との間の距離を、簡素な構造で一定に維持することができる。その結果、表面電位測定装置1において、平坦化された対象領域911上に所望の間隔をあけてプローブ31を位置させることができ、基板9上の対象領域911に対する表面電位の測定を高精度に行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板を支持する基板支持装置、並びに、当該基板支持装置を備える表面電位測定装置、膜厚測定装置および基板検査装置に関する。
従来より、半導体素子や平面表示装置等の製造において、半導体基板や平面表示装置用のガラス基板等の各種基板の表面に対して様々な測定や処理が行われており、このような測定や処理を行う装置では、基板を保持する保持部の1つとして基板を吸着して保持する基板保持装置が利用されている。
例えば、特許文献1の電子ビーム照射装置は、上面上に載置された光ディスクの原盤を保持する回転テーブルを備え、回転テーブルと共に回転する原盤に対して電子ビームが照射されることにより、原盤に対する情報の記録が行われる。電子ビーム照射装置は、また、多孔性の金属により形成されたリング状の通気体から原盤の上面に向けて圧縮気体を噴出することにより、原盤に対して非接触で浮上する浮上パッドを備え、電子ビーム照射ヘッドは浮上パッドに搭載されている。これにより、原盤の厚さムラや回転ぶれ等の影響を緩和し、電子ビーム照射ヘッドと原盤との間の隙間を維持することが図られている。
特開2003−316017号公報
ところで、成膜やアニール等の様々な処理が行われた基板は通常、僅かな反りや傾き等を有しており、完全には平坦な形状とはなっていない。このため、基板が平坦であるものとして行われる様々な処理や検査の精度向上に限界がある。特許文献1の電子ビーム照射装置では、原盤の厚さムラ等の影響を緩和することが図られているが、一方で、原盤が回転テーブルと接触することにより、原盤の下面にパーティクルが付着したり傷が付いてしまう恐れがある。また、原盤の大型化に伴って回転テーブルも大型化する必要があるが、大型の回転テーブルでは、原盤が載置される上面を精度良く形成することが困難であり、回転テーブルの製造に要するコストが増大してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、基板を平坦化しつつ支持することを主な目的としている。
請求項1に記載の発明は、基板を支持する基板支持装置であって、基板の一方の主面上の対象領域の周囲に向けて、第1多孔質部材から第1流体を噴出する第1流体噴出部と、前記第1流体噴出部に対向して配置され、前記基板の他方の主面に向けて第2多孔質部材から第2流体を噴出することにより、前記第1多孔質部材と前記第2多孔質部材との間にて前記基板を非接触にて支持する第2流体噴出部と、前記基板の外縁部に当接して前記基板の前記一方の主面に平行な方向への移動を規制する移動規制部と、前記基板の前記一方の主面に沿って前記第1流体噴出部を前記基板に対して相対的に移動することにより前記対象領域を変更する移動機構とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板支持装置であって、前記第1多孔質部材が、前記対象領域の周囲を囲む環状である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の基板支持装置であって、前記第1多孔質部材が、円環状である。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の基板支持装置であって、前記第1流体噴出部が、前記第1多孔質部材の前記基板とは反対側において前記第1多孔質部材の内側の空間を閉塞する閉塞部をさらに備える。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の基板支持装置であって、前記第1多孔質部材の内側の前記空間が、不活性ガス雰囲気または減圧雰囲気とされる。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の基板支持装置であって、前記第2流体噴出部が、前記基板の前記他方の主面の一部に向けて前記第2流体を噴出し、前記第1流体噴出部と共に前記基板に対して相対的に移動する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の基板支持装置であって、前記第1多孔質部材と前記第2多孔質部材とが同形状であり、かつ、前記基板に垂直な方向において重なっている。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の基板支持装置であって、前記基板の前記一方の主面と前記第1多孔質部材との間の距離が、5μm以上30μm以下とされる。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の基板支持装置であって、前記基板の前記外縁部近傍において前記基板を補助的に支持する補助支持部をさらに備える。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の基板支持装置であって、前記第1流体が気体である。
請求項11に記載の発明は、基板の表面電位を測定する表面電位測定装置であって、請求項10に記載の基板支持装置と、前記基板支持装置の前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記基板の前記対象領域に対向するプローブを有する測定部と、前記測定部からの出力に基づいて前記対象領域の表面電位を求める演算部とを備える。
請求項12に記載の発明は、基板上の膜の厚さを測定する膜厚測定装置であって、請求項1ないし10のいずれかに記載の基板支持装置と、前記基板支持装置の前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記基板の前記対象領域に光を傾斜して入射させる光源部と、前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記光源部からの光の前記対象領域からの反射光を受光して前記反射光の偏光状態を取得する受光部と、前記受光部にて取得された偏光状態に基づいて前記対象領域における膜の厚さを求める演算部とを備える。
請求項13に記載の発明は、基板上の膜の厚さを測定する膜厚測定装置であって、請求項1ないし10のいずれかに記載の基板支持装置と、前記基板支持装置の前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記基板の前記対象領域に向けて光を出射する光源部と、前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記光源部からの光の前記対象領域からの反射光を受光する受光部と、前記受光部からの出力に基づいて光干渉法により前記対象領域における膜の厚さを求める演算部とを備える。
請求項14に記載の発明は、基板を検査する基板検査装置であって、請求項1ないし10のいずれかに記載の基板支持装置と、前記基板支持装置の前記第1流体噴出部および前記第2流体噴出部の一方に取り付けられ、前記基板の前記対象領域に向けて光を出射する光源部と、前記第1流体噴出部および前記第2流体噴出部の他方に取り付けられ、前記対象領域を透過した前記光源部からの光を受光する受光部と、前記受光部からの出力に基づいて前記対象領域に対する検査または測定を行う演算部とを備える。
本発明では、第1流体噴出部と第2流体噴出部との間において基板を平坦化しつつ支持することができる。請求項2ないし5の発明では、第1流体噴出部と第2流体噴出部との間において基板をより平坦化することができる。請求項6および7の発明では、第2流体噴出部の第2多孔質部材の基板に対向する面を高精度に形成することができる。
請求項11の発明では、基板の表面電位を高精度に測定することができる。請求項12および13の発明では、基板上の膜厚を高精度に測定することができる。請求項14の発明では、基板に対する高精度な検査を実現することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る表面電位測定装置1の構成を示す平面図である。また、図2は、表面電位測定装置1を図1中のA−Aの位置にて切断した縦断面図である。表面電位測定装置1は、円板状の半導体基板9(以下、「基板9」という。)の表面電位を測定する装置である。図2では、図1に示す演算部4の図示を省略している。
図1および図2に示すように、表面電位測定装置1は、基板9を支持する基板支持装置2、および、基板支持装置2の後述する第1流体噴出部21に取り付けられて基板9に対向するプローブ31を有する測定部3を備え、また、図1に示すように、測定部3からの出力に基づいて基板9の表面電位を求める演算部4を備える。以下の説明では、図2に示す基板9の一方の主面91(図2中の上側の主面であり、以下、「上面91」という。)上において、表面電位測定用のプローブ31が対向する領域(すなわち、表面電位の測定対象となる領域)を、「対象領域911」という。
図2に示すように、基板支持装置2は、基板9の上方に配置される第1流体噴出部21、および、基板9の下方において基板9を挟んで第1流体噴出部21に対向して配置される第2流体噴出部22を備え、第1流体噴出部21は、図1に示すように、平面視において円形である。以下の説明では、図2に示す基板9の第2流体噴出部22側の主面92(すなわち、上面91とは反対側の他方の主面)を、「下面92」という。
第1流体噴出部21は、基板9の上面91上の対象領域911の周囲を囲む円環状であるとともに対象領域911の周囲(すなわち、基板9の上面の一部)に向けて流体を噴出する第1多孔質部材211を備える。第1多孔質部材211の内周縁および外周縁の中心は一致している。
また、第1流体噴出部21は、第1多孔質部材211の上側において第1多孔質部材211を支持する円環状の第1ベース部212、および、第1ベース部212の上部開口を閉塞する円板状の第1閉塞部213をさらに備える。第1流体噴出部21では、第1閉塞部213が、第1多孔質部材211の内側の空間(すなわち、第1多孔質部材211の内周縁よりも内側の空間)を第1多孔質部材211の基板9とは反対側において閉塞する閉塞部となっている。
第2流体噴出部22は、第1流体噴出部21の第1多孔質部材211と対向するとともに基板9の下面92の一部に向けて流体を噴出する第2多孔質部材221を備える。第2多孔質部材221は、平面視において第1多孔質部材211と同形状(すなわち、内周縁および外周縁の中心が一致する円環状)であり、かつ、基板9に垂直な方向において第1多孔質部材211と重なる。
また、第2流体噴出部22は、第2多孔質部材221の下側において第2多孔質部材221を支持する円環状の第2ベース部222、および、第2ベース部222の下部開口を閉塞する円板状の第2閉塞部223をさらに備える。第2流体噴出部22では、第2閉塞部223が、第2多孔質部材221の内側の空間(すなわち、第2多孔質部材221の内周縁よりも内側の空間)を第2多孔質部材221の基板9とは反対側において閉塞する閉塞部となっている。平面視において、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221の面積は、基板9の面積に比べて小さい。
第1多孔質部材211および第2多孔質部材221は、多孔質セラミックや多孔質ステンレス材料等により形成される。また、ステンレス材料以外の他の金属系多孔質材料やプラスチック系多孔質材料が、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221として利用されてもよい。第1多孔質部材211および第2多孔質部材221のそれぞれの空孔率は、好ましくは、1%以上10%以下(より好ましくは、3%以上5%以下)とされる。本実施の形態では、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221は、同一の材料により形成され、空孔率もほぼ等しくされる。
また、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221の内径は、好ましくは、10mm以上50mm以下とされ、両多孔質部材の外径は、好ましくは、50mm以上100mm以下とされる。ただし、両多孔質部材の外径と内径との差は、10mm以上とされる。
第1多孔質部材211の内部には略円環状の流路(図示省略)が形成されており、流路は気体供給ポート214を介して第1流体供給装置に接続されている。第1流体噴出部21では、第1流体供給装置から流路に流体(以下の説明では、「第1流体」という。)が供給されることにより、第1多孔質部材211の下面全体から基板9の上面91に向けて第1流体が均一に噴出する。
第2多孔質部材221の内部には、第1多孔質部材211と同様に、略円環状の流路(図示省略)が形成されており、流路は気体供給ポート224を介して第2流体供給装置に接続されている。第2流体噴出部22では、第2流体供給装置から流路に流体(以下の説明では、「第2流体」という。)が供給されることにより、第2多孔質部材221の上面全体から基板9の下面92に向けて第2流体が均一に噴出する。
基板支持装置2では、第1流体噴出部21の第1多孔質部材211、および、第2流体噴出部22の第2多孔質部材221から基板9に向けて第1流体および第2流体を噴出することにより、基板9が第1多孔質部材211と第2多孔質部材221との間にて非接触にて支持される。本実施の形態では、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221から噴出される第1流体および第2流体は気体(例えば、加圧エア)であり、第1多孔質部材211と基板9の上面91との間の距離(すなわち、基板9に垂直な方向に関する距離)は、5μm以上30μm以下とされる。また、第2多孔質部材221と基板9の下面92との間の距離(すなわち、基板9に垂直な方向に関する距離)も、5μm以上30μm以下とされる。なお、第1流体および第2流体は同一の流体でもよく、種類が異なる流体でもよい。
ところで、基板9は、成膜やアニール等の様々な処理が行われることにより、僅かな反りや傾きを有しており、完全には平坦な形状とはなっていない。基板支持装置2では、基板9の第1多孔質部材211と第2多孔質部材221との間の部位が、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221から噴出される第1流体および第2流体により、上下両側から(すなわち、上面91および下面92から)押圧されて平坦化される。
基板支持装置2は、図1および図2に示すように、基板9の周囲に配置される円環状のガイド部23を備え、ガイド部23は、基板9の外縁部93において、基板9の外周面に全周に亘って当接または対向し、基板9の上面91および下面92に平行な方向への移動を規制する円環状の移動規制部231を備える。ガイド部23は、また、図2に示すように、基板9の外縁部93近傍において、複数の支持ピン233を基板9の下面92に当接させることにより、基板9を補助的に支持する補助支持部232を備える。本実施の形態では、3つ以上の支持ピン233が等角度ピッチにて配列されている。
基板支持装置2は、また、図1に示すように、基板9の中心を通るとともに基板9に垂直な中心軸を中心として、基板9をガイド部23と共に回転する基板回転機構24を備える。基板回転機構24は、第1モータ241、第1モータ241の回転軸に取り付けられたプーリ242、および、プーリ242の外周面およびガイド部23の外周面に当接する環状のベルト243を備える。基板回転機構24では、第1モータ241によりプーリ242が図1中の時計回りに回転することにより、ベルト243を介してガイド部23が基板9と共に図1中の時計回りに回転される。なお、図2では、ガイド部23を支持しつつ回転方向に案内する案内部の図示を省略している(図3ないし図5、並びに、図7においても同様)。
図3は、表面電位測定装置1を図1中のB−Bの位置にて切断した縦断面図である。図1および図3に示すように、表面電位測定装置1の基板支持装置2は、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22を基板9の上面91および下面92に沿って図1中の左右方向に移動する噴出部移動機構25を備える。図1に示すように、噴出部移動機構25は、第2モータ251、第2モータ251に接続されるボールねじ252、ボールねじ252に螺合するナット253、および、ナット253に固定されるとともに第1流体噴出部21を保持する第1アーム254を備え、図3に示すように、ナット253に固定されるとともに第2流体噴出部22を保持する第2アーム255を備える。図3に示すように、第1流体噴出部21の第1閉塞部213および第2流体噴出部22の第2閉塞部223はそれぞれ、第1アーム254および第2アーム255に固定される。
図1に示す噴出部移動機構25では、第2モータ251によりボールねじ252が回転することにより、ナット253がボールねじ252に沿って移動し、これにより、第1アーム254および第1流体噴出部21が、ボールねじ252に平行に設けられたスライダ256に沿って基板9に対して相対的に移動する。また、図3に示す第2アーム255および第2流体噴出部22も、第1流体噴出部21と共に、スライダ256に沿って基板9に対して相対的に移動する。
図1に示す表面電位測定装置1では、基板回転機構24により、基板9が中心軸を中心として回転するとともに、噴出部移動機構25により、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22(図2参照)が基板9の上面91および下面92(図2参照)に沿って移動することにより、第1流体噴出部21に取り付けられた測定部3のプローブ31が基板9に対して相対的に移動する。
図2に示すように、第1流体噴出部21では、プローブ31の先端が、円環状の第1多孔質部材211の内側の空間を介して基板9の上面91に向けられているため、基板9の上面91においてプローブ31が対向する領域(すなわち、対象領域911)は、平面視における第1多孔質部材211の内側の円形の領域に含まれる。表面電位測定装置1では、第1流体噴出部21の基板9に対する相対移動により、基板9の上面91において対象領域911が変更される。すなわち、基板支持装置2では、基板回転機構24および噴出部移動機構25が、基板9の上面91に沿って第1流体噴出部21を基板に対して相対的に移動することにより対象領域911を変更する移動機構となっている。
表面電位測定装置1では、当該移動機構(すなわち、基板回転機構24および噴出部移動機構25)により、基板9の上面91において対象領域911を変更しつつ、測定部3のプローブ31により基板9の表面電位が順次測定される。そして、演算部4により、測定部3からの出力に基づいて基板9の対象領域911の表面電位が順次求められ、基板9の上面91全体(あるいは、所定の領域)の表面電位が求められる。
以上に説明したように、表面電位測定装置1の基板支持装置2では、第1流体噴出部21の第1多孔質部材211から、基板9の上面91上の対象領域911の周囲に向けて第1流体が噴出され、基板9を挟んで第1流体噴出部21と対向する第2流体噴出部22の第2多孔質部材221から、基板9の下面92に向けて第2流体が噴出される。これにより、第1流体噴出部21と第2流体噴出部22との間において基板9を平坦化しつつ(すなわち、対象領域911を平坦化しつつ)基板9を支持することができる。また、基板9と第1流体噴出部21の第1多孔質部材211との間の距離を、オートフォーカス機構等の他の機構を設けることなく、簡素な構造で一定に維持することができる。その結果、表面電位測定装置1において、平坦化された対象領域911上に所望の間隔をあけてプローブ31を位置させることができ、基板9上の対象領域911に対する表面電位の測定を高精度に行うことができる。また、フォーカス調整等に要する作業時間を削減することができ、表面電位の迅速な測定を実現することができる。
ところで、従来の基板を吸着して保持する基板保持装置の場合、当該基板保持装置のステージに接触する基板の下面にパーティクルが付着したり傷が付いてしまう恐れがある。また、ステージ上に異物が付着している場合には、基板の異物近傍の領域が撓んで変形してしまう。これに対し、基板支持装置2では、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221が基板9に対して非接触とされるため、基板9の下面92に対するパーティクルの付着や下面92の損傷を防止することができる。また、第1多孔質部材211や第2多孔質部材221の表面に異物が付着していたとしても、基板9が異物の影響により変形することを防止することができる。その結果、表面電位測定装置1において、基板9上の対象領域911に対する表面電位の測定をより高精度に行うことができる。
表面電位測定装置1では、測定部3のプローブ31が第1流体噴出部21に取り付けられており、第1流体噴出部21が、基板回転機構24および噴出部移動機構25により、基板9の上面91に対して相対移動することにより、表面電位の測定対象となる対象領域911が変更される。このとき、第1流体噴出部21が基板9に接触することなく迅速に相対移動することにより、対象領域911の変更を迅速に行うことができる。その結果、基板9全体の表面電位の測定を迅速に行うことができる。
基板支持装置2では、第2流体噴出部22が、第2多孔質部材221から基板9の下面92の一部に向けて第2流体を噴出し、第1流体噴出部21と共に基板9に対して相対移動する構造とされることにより、第2流体噴出部22の第2多孔質部材221を小型化することができる。
ところで、基板の下面全体を吸着保持する従来の基板保持装置の場合、基板が大型化すると基板を保持するステージも大型化する必要がある。しかしながら、大型ステージの上面を精度良く形成することは困難であり、高精度な大型ステージの製造には多大なコストが必要となる。これに対して、本実施の形態に係る基板支持装置2では、第2多孔質部材221を小型化することができるため、比較的大型の基板を支持する場合であっても、上記従来の基板保持装置のステージに比べて、製造コストを低減しつつ第2多孔質部材221の上面(すなわち、基板9の下面92に対向する面)を高精度に形成することができる。その結果、第1多孔質部材211と第2多孔質部材221との間における基板9の平坦化をより高精度に実現することができる。
また、基板支持装置2では、第2多孔質部材221が、第1多孔質部材211と同形状とされ、中心軸方向において第2多孔質部材221が第1多孔質部材211に重ねて配置される。これにより、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221において、基板9の平坦化に寄与しない部分が省かれ、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221を共に小型化することができる。
第1流体噴出部21では、第1多孔質部材211が対象領域911の周囲を囲む環状とされることにより、対象領域911の周囲において基板9に対する押圧力の均一性を向上することができ、第1流体噴出部21と第2流体噴出部22との間において基板9をより平坦化することができる。また、第1多孔質部材211が円環状とされることにより、対象領域911の周囲において基板9に対する押圧力の均一性をより向上することができ、第1流体噴出部21と第2流体噴出部22との間において基板9をさらに平坦化することができる。その結果、表面電位測定装置1において、基板9の表面電位の測定をより高精度に行うことができる。
また、第1流体噴出部21では、第1多孔質部材211が円環状とされることにより、第1多孔質部材211を容易に形成することもできる。第2流体噴出部22においても同様に、第2多孔質部材221が円環状とされることにより、対象領域911をより平坦化することができるとともに第2多孔質部材221を容易に形成することができる。さらには、第1流体噴出部21では、第1多孔質部材211の内側の空間が第1閉塞部213により閉塞されることにより、表面電位の測定時に、浮遊パーティクル等が対象領域911に付着することが防止される。
基板支持装置2では、第1多孔質部材211と基板9の上面91との間の距離、および、第2多孔質部材221と基板9の下面92との間の距離が5μm以上とされることにより、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22の移動時に、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221が基板9と接触することを確実に防止することができる。また、上記距離が30μm以下とされることにより、基板9の第1多孔質部材211と第2多孔質部材221との間の部位を十分に平坦化することができる。
また、基板支持装置2では、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22から噴出される第1流体および第2流体が気体とされることにより、基板支持装置2の構造を簡素化することができる。さらには、基板9を補助的に支持する補助支持部232が設けられることにより、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22のみにより基板9を支持する場合に比べて、基板9をより安定して支持することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る表面電位測定装置について説明する。図4は、第2の実施の形態に係る表面電位測定装置1aの構成を示す縦断面図である。図4は、第1の実施の形態にかかる表面電位測定装置1の図2に対応する(図5および図7においても同様)。表面電位測定装置1aの基板支持装置2では、図2に示す基板支持装置2の第1閉塞部213に代えて、図4に示すドーム状(すなわち、略半球面状)の第1閉塞部213aが第1流体噴出部21に設けられる。その他の構成は、図1ないし図3に示す表面電位測定装置1と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図4に示す基板支持装置2の第1流体噴出部21では、第1閉塞部213a内の空間が、第1閉塞部213aの上部に設けられた接続部2131を介して図示省略のガス供給装置に接続される。第1流体噴出部21では、第1多孔質部材211の基板9とは反対側に配置される第1閉塞部213aにより、第1多孔質部材211の内側の空間が閉塞されており、ガス供給装置から第1閉塞部213a内に不活性ガス(本実施の形態では、窒素(N))が供給されることにより、第1閉塞部213a内の空間、並びに、第1ベース部212および第1多孔質部材211の内側の空間(すなわち、対象領域911上の空間)が不活性ガス雰囲気とされる。
表面電位測定装置1aの基板支持装置2では、第1の実施の形態と同様に、第1流体噴出部21と第2流体噴出部22との間において基板9を平坦化しつつ(すなわち、対象領域911を平坦化しつつ)基板9を支持することができる。また、基板9と第1流体噴出部21の第1多孔質部材211との間の距離を、簡素な構造で一定に維持することができる。その結果、表面電位測定装置1aにおいて、基板9上の対象領域911に対する表面電位の測定を高精度に行うことができる。さらには、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22を基板9に対して迅速に相対移動することにより、基板9全体の表面電位の測定を迅速に行うことができる。
基板支持装置2では、第1の実施の形態と同様に、第1多孔質部材211の内側の空間が第1閉塞部213aにより閉塞されることにより、表面電位の測定時に対象領域911にパーティクル等が付着することが防止される。
第2の実施の形態に係る表面電位測定装置1aの基板支持装置2では、特に、第1閉塞部213aに接続されたガス供給機構から不活性ガスが供給されることにより、第1多孔質部材211の内側の空間(すなわち、対象領域911上の空間)を簡素な構造で不活性ガス雰囲気とすることができる。そして、対象領域911上の空間が不活性ガス雰囲気とされた状態で測定が行われることにより、対象領域911に対する有機汚染等の汚染を抑制しつつ表面電位の測定を行うことができる。このように、表面電位測定装置1aの基板支持装置2では、表面電位の測定に適した環境を容易に実現することができる。
なお、第1流体噴出部21において、第1流体として不活性ガスが利用される場合、ガス供給装置から第1閉塞部213aに不活性ガスが供給されることなく、第1多孔質部材211の内周面から第1多孔質部材211の内側の空間に向かって噴出する第1流体により、当該空間が不活性ガス雰囲気とされてもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る膜厚測定装置について説明する。図5は、第3の実施の形態に係る膜厚測定装置5の構成を示す縦断面図である。膜厚測定装置5は、基板9の上面91上に形成された膜の厚さを測定する装置である。膜厚測定装置5では、図1ないし図3に示す表面電位測定装置1の測定部3のプローブ31に代えて、図5に示す膜厚測定部6が基板支持装置2の第1流体噴出部21に取り付けられる。その他の構成は、図1ないし図3に示す表面電位測定装置1と同様であり、以下の説明おいて同符号を付す。
図5に示すように、膜厚測定部6は、基板9上の膜に対する偏光解析に用いられる情報を取得するエリプソメータ61、および、基板9からの反射光の分光強度を取得する光干渉ユニット62を備える。
エリプソメータ61は、基板支持装置2の第1流体噴出部21に取り付けられるとともに基板9に向けて光を出射して基板9上の対象領域911に傾斜して入射させる第1光源部611、および、第1流体噴出部21に取り付けられるとともに第1光源部611からの光の対象領域911からの反射光を受光して反射光の偏光状態を取得する第1受光部612を備える。第1受光部612にて取得された偏光状態を示すデータは演算部4へと出力され、演算部4により当該データに基づいて対象領域911における膜の厚さが求められる。
第1光源部611は、光ビームを出射する光源である半導体レーザ(LD)6111、および、半導体レーザ6111からの光ビームを遮断する電磁シャッタ6112を備え、電磁シャッタ6112により基板9への光の照射がON/OFF制御される。第1受光部612は、フォトニック結晶により形成された1/4波長板アレイ(以下、「λ/4板アレイ」という。)6121および偏光子アレイ6122、並びに、CCD(Charge Coupled Device)6123を備える。
λ/4板アレイ6121では、結晶軸が互いに異なる複数の領域がストライプ状に配列されており、偏光子アレイ6122でも同様に、結晶軸が互いに異なる複数の領域がストライプ状に配列されている。偏光子アレイ6122は、ストライプ状の複数の領域の配列方向が、λ/4板アレイ6121のストライプ状の複数の領域の配列方向に垂直となるように配置される。
図6は、基板支持装置2の第1流体噴出部21の第1多孔質部材211を示す平面図である。図6に示すように、第1多孔質部材211は、基板9上の対象領域911(図5参照)の周囲を囲む円環状であり、第1多孔質部材211の上側の面には、図5および図6に示すように、中心を通る直線上に配置される(すなわち、第1多孔質部材211の中心を挟んで反対側に配置される)2つの傾斜溝2111が形成されている。なお、図5では、第1多孔質部材211の切断面よりも奥側の部位の一部(すなわち、傾斜溝2111の奥側の部位)も併せて描いている。
図5に示す膜厚測定装置5のエリプソメータ61では、第1光源部611の半導体レーザ6111から出射された光が、第1多孔質部材211の一方の傾斜溝2111を通過して基板9上の対象領域911に入射し、対象領域911にて反射された反射光が、第1多孔質部材211の他方の傾斜溝2111を通過して第1受光部612のλ/4板アレイ6121および偏光子アレイ6122を介してCCD6123に入射する。そして、CCD6123により、様々な結晶軸を有するλ/4板と偏光子の組み合わせを透過した光の強度(すなわち、反射光の偏光状態を示すデータ)が取得されて演算部4に出力され、演算部4において偏光解析法により対象領域911における膜の厚さが求められる。
光干渉ユニット62は、基板支持装置2の第1流体噴出部21に取り付けられるとともに基板9上の対象領域911に向けて光を出射する第2光源部621、および、第1流体噴出部21に取り付けられるとともに第2光源部621からの光の対象領域911からの反射光を分光して受光する第2受光部622を備える。演算部4では、第2受光部622からの出力に基づいて光干渉法により対象領域911における膜の厚さが求められる。
第2光源部621は、白色光を照明光として出射するランプ6211、および、ランプ6211からの光を反射して対物レンズ623を介して基板9上の対象領域911へと導くハーフミラー6212を備える。第2受光部622は、基板9上の対象領域911にて反射されて対物レンズ623を介して入射する反射光を平行光とするコリメートミラー6221、コリメートミラー6221からの平行光を分光する反射型のグレーティング6222、フォーカスミラー6223、フィルタ6224およびCCD6225を備える。
膜厚測定装置5の光干渉ユニット62では、第2光源部621のランプ6211から出射された照明光が、ハーフミラー6212および対物レンズ623を介して第1多孔質部材211の内側の空間を通過した後、基板9上の対象領域911に入射する。対象領域911にて反射された反射光は、第1多孔質部材211の内側の空間を通過して対物レンズ623およびハーフミラー6212を透過し、第2受光部622のコリメートミラー6221、グレーティング6222、フォーカスミラー6223およびフィルタ6224を介して分光された状態でCCD6225に入射する。そして、CCD6225により、対象領域911からの反射光の分光強度が取得されて演算部4に出力され、演算部4において光干渉法により対象領域911における膜の厚さが求められる。
膜厚測定装置5では、基板支持装置2により支持される基板9の上面91上の膜が比較的薄い場合には、エリプソメータ61からの偏光状態を示す出力に基づいて偏光解析方式による膜厚測定が行われ、膜が比較的厚い、あるいは、多層膜の場合には、光干渉ユニット62からの分光強度を示す出力に基づいて分光反射率を求めつつ光干渉法により膜厚が算出される。
膜厚測定装置5の基板支持装置2では、第1の実施の形態と同様に、第1流体噴出部21と第2流体噴出部22との間において基板9を平坦化しつつ基板9を支持することができる。また、基板9と第1流体噴出部21の第1多孔質部材211との間の距離を、簡素な構造で一定に維持することができる。その結果、膜厚測定装置5において、エリプソメータ61により基板9上の対象領域911の膜厚を高精度に測定することができる。また、光干渉ユニット62によっても基板9上の対象領域911の膜厚を高精度に測定することができる。さらには、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22を基板9に対して迅速に相対移動することにより、基板9全体の膜厚の測定を迅速に行うことができる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る基板検査装置について説明する。図7は、第4の実施の形態に係る基板検査装置7の構成を示す縦断面図である。基板検査装置7は、基板9aの欠陥を検査する装置である。基板9aは、通常の厚さ(約700μm)の半導体基板を研磨することにより、厚さが約30μmとされた半導体基板(いわゆる、薄化ウエハ)であり、基板検査装置7により、基板9aの削り痕が欠陥として検出される。
基板検査装置7では、図1ないし図3に示す表面電位測定装置1の測定部3のプローブ31に代えて、図7に示すように、受光部72が第1流体噴出部21に取り付けられる。また、光源部71が第2流体噴出部22に取り付けられる。その他の構成は、図1ないし図3に示す表面電位測定装置1と同様であり、以下の説明おいて同符号を付す。
図7に示すように、光源部71は、第2多孔質部材221の内側の空間を介して基板9aの上面91上の対象領域911に向けて下側から光を出射するランプ711を備える。受光部72は、対物レンズ721、および、CCD722を備える。基板検査装置7では、対象領域911を透過した光源部71のランプ711からの光が、第1多孔質部材211の内側の空間を介して対物レンズ721に入射し、CCD722により受光される。CCD722により取得されたデータは演算部4へと出力され、演算部4により当該データに基づいて対象領域911に対する欠陥検査が行われる。
基板検査装置7の基板支持装置2では、第1の実施の形態と同様に、第1流体噴出部21の第1多孔質部材211から、基板9aの上面91上の対象領域911の周囲に向けて第1流体がを噴出され、基板9aを挟んで第1流体噴出部21と対向する第2流体噴出部22の第2多孔質部材221から、基板9aの下面92に向けて第2流体が噴出される。これにより、第1流体噴出部21と第2流体噴出部22との間において基板9aを平坦化しつつ基板9aを支持することができる。また、基板9aと第1多孔質部材211との間の距離、および、基板9aと第2多孔質部材221との間の距離を、簡素な構造で一定に維持することができる。その結果、基板検査装置7において、基板9a上の対象領域911の欠陥検査を高精度に行うことができる。さらには、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22を基板9aに対して迅速に相対移動することにより、基板9a全体の欠陥検査を迅速に行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、第1および第2の実施の形態に係る表面電位測定装置では、プローブ31が取り付けられた第1流体噴出部21は、必ずしも、基板9の重力方向における上側に配置される必要はなく、第1流体噴出部21が基板9の下側に配置され、第2流体噴出部22が基板9の上側に配置されてもよい(第3の実施の形態に係る膜厚測定装置5においても同様)。
第1の実施の形態に係る表面電位測定装置1では、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22の双方にプローブ31が取り付けられ、基板9の上面91および下面92の表面電位が測定されてもよい。
第2の実施の形態に係る表面電位測定装置1aでは、第1流体噴出部21の第1閉塞部213aに排気装置が接続され、第1閉塞部213a内の空間、並びに、第1ベース部212および第1多孔質部材211の内側の空間(すなわち、対象領域911上の空間)が減圧雰囲気(真空雰囲気を含む。)とされてもよい。真空雰囲気とされる場合、第1多孔質部材211の内側の空間には、第1多孔質部材211の内側面等から第1流体が流入するため、当該空間は弱真空雰囲気となる。また、このときの第1多孔質部材211と基板9の上面91との間の距離は、約5μmとなる。
また、図4に示す表面電位測定装置1aの第2流体噴出部22に、第2閉塞部223に代えて、第1流体噴出部21と同様のドーム状の第2閉塞部が設けられ、第2閉塞部内の空間、並びに、第2ベース部222および第2多孔質部材221の内側の空間が不活性ガス雰囲気または減圧雰囲気(真空雰囲気を含む。)とされてもよい。特に、第1多孔質部材211の内側の空間が減圧雰囲気とされる場合には、第2多孔質部材221の内側の空間も減圧雰囲気とされることにより、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22からの基板9に対する押圧力を容易に同一とすることができ、基板9をより安定して支持することができる。
第3および第4の実施の形態に係る膜厚測定装置5および基板検査装置7では、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221から噴出される第1流体および第2流体は、必ずしも気体には限定されず、例えば、純水等の比較的低粘度の液体とされてもよい。
第3の実施の形態に係る膜厚測定装置5では、エリプソメータ61または光干渉ユニット62のいずれか一方のみが膜厚測定部6として設けられてもよい。また、第1流体噴出部21にエリプソメータ61および光干渉ユニット62のいずれか一方または双方が取り付けられ、第2流体噴出部22にもエリプソメータ61および光干渉ユニット62のいずれか一方または双方が取り付けられることにより、基板9の上面91および下面92の膜厚が測定されてもよい。
膜厚測定装置5では、上述のエリプソメータ61に代えて、第1光源部611に偏光子およびλ/4波長板を備え、第1受光部612に回転検光子を備えるエリプソメータが第1流体噴出部21に取り付けられてもよい。この場合、偏光した光が基板9上の対象領域911に傾斜して入射する。
第4の実施の形態に係る基板検査装置7では、必ずしも基板9aの欠陥検査が行われる必要はなく、基板9a上に形成されたパターンの検査や基板9aの厚さの測定等が行われてもよい。
上記実施の形態に係る基板支持装置2では、第1流体噴出部21に表面電位測定用のプローブ31が取り付けられ、第2流体噴出部22に膜厚測定用のエリプソメータ61および/または光干渉ユニット62が取り付けられてもよい。また、第1流体噴出部21にエリプソメータ61および/または光干渉ユニット62が取り付けられ、第2流体噴出部22にプローブ31が取り付けられてもよい。
基板支持装置2では、第1流体噴出部21と第2流体噴出部22とは必ずしも接続されている必要はなく、第2流体噴出部22を移動する移動機構が、第1流体噴出部21を移動する移動機構とは独立して設けられ、両移動機構が同期して駆動されてもよい。また、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22に磁石が組み込まれ、移動機構により第1流体噴出部21が移動される際に、第2流体噴出部22が磁力により第1流体噴出部21に追従して移動する構造とされてもよい。
基板支持装置2では、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22の位置が固定され、基板が水平方向(すなわち、基板9の上面91および下面92に平行な方向)に移動されることにより、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22の基板に対する相対的な移動が実現されてもよい。これにより、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22の相対移動に係る構造を簡素化することができる。一方、上述の基板処理装置のように、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22を移動する構造とすることにより、装置のフットスタンプを小型化することができる。
基板支持装置2の補助支持部232は、移動規制部231とは個別に設けられてもよい。また、基板支持装置2から補助支持部232が省略され、第1流体噴出部21および第2流体噴出部22のみにより基板が支持されてもよい。
移動規制部231は、基板の外縁部93に当接するのであれば、必ずしも基板の外周面に当接する必要はなく、例えば、基板の下面92の外周縁近傍の部位に当接し、基板の重量による基板の下面92と移動規制部との摩擦により基板の移動が規制されてもよい。この場合、基板支持装置2の補助支持部232が移動規制部の役割を兼ねてもよい。
基板支持装置2では、例えば、第1流体噴出部21が基板9の上面91に垂直な方向に移動された状態で、基板支持装置2への基板の搬出入が行われる。この場合、表面電位等の測定時には、第1流体噴出部21は上下方向には移動しないように固定される。なお、第1流体噴出部21は、表面電位等の測定時においても、上下に移動可能とされてもよい。
第1多孔質部材211および第2多孔質部材221の形状は、内周縁の中心と外周縁の中心とがずれている円環状(すなわち、内側の空間が偏心した円環状)とされてもよい。また、第1多孔質部材211および第2多孔質部材221は、必ずしも円環状とされる必要はなく、他の外形を有する環状(例えば、矩形枠状)とされてもよく、環状以外の他の形状とされてもよい。例えば、平面視において対象領域911を間に挟むU字型の第1多孔質部材211により、対象領域911の周囲に第1流体が噴出されてもよい。また、第1多孔質部材211は、対象領域911を間に挟んで対向する平行な2つのバー状の多孔質部材とされてもよい。
基板支持装置2では、第1多孔質部材211と第2多孔質部材221とは必ずしも同形状とされる必要はなく、例えば、平面視において第2流体噴出部22が第1流体噴出部21よりも大きくされてもよい。また、支持対象となる基板が比較的小さい場合等、第2多孔質部材の上面(すなわち、基板側の面)が高精度に形成できる場合には、第2多孔質部材が基板の下面と同形状とされ、当該第2多孔質部材から基板の下面全体に向けて第2流体が均一に噴出されてもよい。この場合、噴出部移動機構25により、第1流体噴出部21のみが基板に対して相対移動される。
上記実施の形態に係る基板支持装置2では、上述の表面電位測定や膜厚測定、欠陥検査以外の他の測定や検査に利用される様々な機器等が第1流体噴出部21および/または第2流体噴出部22に取り付けられてよい。第2の実施の形態に係る基板支持装置2では、第1流体噴出部21に取り付けられる機器に合わせて、第1多孔質部材211の内側の空間を、当該機器による測定や検査に適した雰囲気とすることができる。第1ないし第4の実施の形態に係る基板支持装置2は、また、基板支持装置単体として利用されてもよい。
基板支持装置2は、半導体基板以外にも、例えば、液晶表示装置やプラズマ表示装置等の平面表示装置用のガラス基板の支持に利用されてもよい。また、それ以外の他の基板(例えば、有機半導体の薄膜が形成された(あるいは、形成される予定の)プラスチック基板や太陽電池に利用されるプラスチックフィルム基板)の支持に利用されてもよい。
第1の実施の形態に係る表面電位測定装置の平面図である。 表面電位測定装置の縦断面図である。 表面電位測定装置の縦断面図である。 第2の実施の形態に係る表面電位測定装置の縦断面図である。 第3の実施の形態に係る膜厚測定装置の縦断面図である。 第1多孔質部材の平面図である。 第4の実施の形態に係る基板検査装置の縦断面図である。
符号の説明
1,1a 表面電位測定装置
2 基板支持装置
3 測定部
4 演算部
5 膜厚測定装置
7 基板検査装置
9,9a 基板
21 第1流体噴出部
22 第2流体噴出部
24 基板回転機構
25 噴出部移動機構
31 プローブ
71 光源部
72 受光部
91 上面
92 下面
93 外縁部
211 第1多孔質部材
213 第1閉塞部
221 第2多孔質部材
231 移動規制部
232 補助支持部
611 第1光源部
612 第1受光部
621 第2光源部
622 第2受光部
911 対象領域

Claims (14)

  1. 基板を支持する基板支持装置であって、
    基板の一方の主面上の対象領域の周囲に向けて、第1多孔質部材から第1流体を噴出する第1流体噴出部と、
    前記第1流体噴出部に対向して配置され、前記基板の他方の主面に向けて第2多孔質部材から第2流体を噴出することにより、前記第1多孔質部材と前記第2多孔質部材との間にて前記基板を非接触にて支持する第2流体噴出部と、
    前記基板の外縁部に当接して前記基板の前記一方の主面に平行な方向への移動を規制する移動規制部と、
    前記基板の前記一方の主面に沿って前記第1流体噴出部を前記基板に対して相対的に移動することにより前記対象領域を変更する移動機構と、
    を備えることを特徴とする基板支持装置。
  2. 請求項1に記載の基板支持装置であって、
    前記第1多孔質部材が、前記対象領域の周囲を囲む環状であることを特徴とする基板支持装置。
  3. 請求項2に記載の基板支持装置であって、
    前記第1多孔質部材が、円環状であることを特徴とする基板支持装置。
  4. 請求項2または3に記載の基板支持装置であって、
    前記第1流体噴出部が、前記第1多孔質部材の前記基板とは反対側において前記第1多孔質部材の内側の空間を閉塞する閉塞部をさらに備えることを特徴とする基板支持装置。
  5. 請求項4に記載の基板支持装置であって、
    前記第1多孔質部材の内側の前記空間が、不活性ガス雰囲気または減圧雰囲気とされることを特徴とする基板支持装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の基板支持装置であって、
    前記第2流体噴出部が、前記基板の前記他方の主面の一部に向けて前記第2流体を噴出し、前記第1流体噴出部と共に前記基板に対して相対的に移動することを特徴とする基板支持装置。
  7. 請求項6に記載の基板支持装置であって、
    前記第1多孔質部材と前記第2多孔質部材とが同形状であり、かつ、前記基板に垂直な方向において重なっていることを特徴とする基板支持装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の基板支持装置であって、
    前記基板の前記一方の主面と前記第1多孔質部材との間の距離が、5μm以上30μm以下とされることを特徴とする基板支持装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の基板支持装置であって、
    前記基板の前記外縁部近傍において前記基板を補助的に支持する補助支持部をさらに備えることを特徴とする基板支持装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の基板支持装置であって、
    前記第1流体が気体であることを特徴とする基板支持装置。
  11. 基板の表面電位を測定する表面電位測定装置であって、
    請求項10に記載の基板支持装置と、
    前記基板支持装置の前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記基板の前記対象領域に対向するプローブを有する測定部と、
    前記測定部からの出力に基づいて前記対象領域の表面電位を求める演算部と、
    を備えることを特徴とする表面電位測定装置。
  12. 基板上の膜の厚さを測定する膜厚測定装置であって、
    請求項1ないし10のいずれかに記載の基板支持装置と、
    前記基板支持装置の前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記基板の前記対象領域に光を傾斜して入射させる光源部と、
    前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記光源部からの光の前記対象領域からの反射光を受光して前記反射光の偏光状態を取得する受光部と、
    前記受光部にて取得された偏光状態に基づいて前記対象領域における膜の厚さを求める演算部と、
    を備えることを特徴とする膜厚測定装置。
  13. 基板上の膜の厚さを測定する膜厚測定装置であって、
    請求項1ないし10のいずれかに記載の基板支持装置と、
    前記基板支持装置の前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記基板の前記対象領域に向けて光を出射する光源部と、
    前記第1流体噴出部に取り付けられ、前記光源部からの光の前記対象領域からの反射光を受光する受光部と、
    前記受光部からの出力に基づいて光干渉法により前記対象領域における膜の厚さを求める演算部と、
    を備えることを特徴とする膜厚測定装置。
  14. 基板を検査する基板検査装置であって、
    請求項1ないし10のいずれかに記載の基板支持装置と、
    前記基板支持装置の前記第1流体噴出部および前記第2流体噴出部の一方に取り付けられ、前記基板の前記対象領域に向けて光を出射する光源部と、
    前記第1流体噴出部および前記第2流体噴出部の他方に取り付けられ、前記対象領域を透過した前記光源部からの光を受光する受光部と、
    前記受光部からの出力に基づいて前記対象領域に対する検査または測定を行う演算部と、
    を備えることを特徴とする基板検査装置。
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