JP2008176836A - 対物レンズ駆動装置およびそれを用いたディスク装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置およびそれを用いたディスク装置 Download PDF

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    • G11B7/0935Details of the moving parts

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Abstract

【課題】
本発明は、レンズホルダのねじれ振動に関して対物レンズの振動の振幅を抑えた対物レンズ駆動装置を提供し、それを用いたディスク装置において、ディスクへの情報記録の高速化を可能にすることを目的とする。
【解決手段】
レンズホルダに設けられた2つの開口部の外郭であって、それら2つの開口部の間の平板に対して垂直な4つの壁のうち、レンズホルダを挟んで弾性支持する第1の支持部材と第2の支持部材の間の中心線に対して、対物レンズと反対側であって、平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みを最も厚くすることで達成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクの記録面上に記録された情報を再生または情報の記録を行うために光ディスクの記録面上に光を集光する対物レンズをフォーカシング方向とトラッキング方向に駆動する対物レンズ駆動装置とそれを用いたディスク装置に関する。
ディスク状の情報記録媒体に情報を記録し、または記録された情報を再生するディスク装置では、光ディスクを高速に回転させることによってデータ転送速度の向上が図られている。ディスク装置には、光ディスクの回転に追従して正確に情報を記録または再生するために、対物レンズをフォーカシング方向とトラッキング方向に駆動する対物レンズ駆動装置が搭載されている。
一般的な、対物レンズ駆動装置は、ヨークと永久磁石からなる磁気回路と、対物レンズを取付けた可動部と、この可動部を保持する固定部と、固定部に接続され可動部を弾性支持する第1および第2の支持部材から構成される。その第1の支持部材と第2の支持部材の間の中心線上に対物レンズが配置される。また可動部に設けられた2つの開口部の間の平板にはフォーカシングコイルとトラッキングコイルが取付けられており、フォーカシングコイルに電流を流すと、ヨークに取付けられた永久磁石からの磁束の作用によって生じる電磁力で可動部がフォーカシング方向に駆動される。同様にトラッキングコイルに電流を流すと、ヨークに取付けられた永久磁石からの磁束の作用によって生じる電磁力で可動部がトラッキング方向に駆動される(特許文献1参照)。
このような対物レンズ駆動装置では、対物レンズをフォーカシング方向とトラッキング方向に位置決めするために、光ディスクの回転数の高速化に合わせて、フォーカシングとトラッキングの制御帯域を高める必要がある。そして安定した制御を実現するためには、対物レンズ駆動装置の高次共振周波数での振幅を小さくする必要がある。
特開平8−194962号公報(第1図)
対物レンズ駆動装置の高次共振としてレンズホルダのねじれ振動がある。上記従来技術のように対物レンズが、レンズホルダを挟んで弾性支持する第1の支持部材と第2の支持部材の間の中心線に対して対称に配置された対物レンズ駆動装置においては、ねじれ振動の影響を受けにくい。しかしながら、光ディスクの内周側に設けられたデータ領域へのアクセスを可能にするために、対物レンズが、レンズホルダを挟んで弾性支持する支持部材の、対物レンズの光軸方向から見た中心線に対して内周側に偏って取付けられた対物レンズ駆動装置においては、レンズホルダにねじれ振動が発生した場合に対物レンズの位置が振動の腹になり振幅が大きくなってしまう可能性があった。
本発明は、レンズホルダのねじれ振動に関して対物レンズの振動の振幅を抑えた対物レンズ駆動装置を提供し、それを用いたディスク装置において、ディスクへの情報記録の高速化を可能にすることを目的とする。
上記目的は、レンズホルダに設けられた2つの開口部の外郭であって、それら2つの開口部の間の平板に対して垂直な4つの壁のうち、レンズホルダを挟んで弾性支持する第1の支持部材と第2の支持部材の間の中心線に対して、対物レンズと反対側であって、平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みを最も厚くすることで達成される。
本発明によれば、レンズホルダのねじれ振動のモードにおいて、駆動力を生じる各コイルのモード成分を大きさが等しく、方向が逆向きとなるようにすることができる。これにより、各コイルで生じる駆動力は等しいので、各コイルでの駆動力とねじれ振動のモード成分の積が互いに打消しあい、レンズホルダのねじれ振動による対物レンズの位置での振動の振幅を小さくできる。
以上のように、レンズホルダのねじれ振動に関して対物レンズの位置の振幅を抑えた対物レンズ駆動装置を提供することができ、それを用いたディスク装置において、ディスクへの情報記録の高速化を可能にする。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図11は本発明の対物レンズ駆動装置73を適用したディスク装置1の分解斜視図である。同図において、ディスク装置1は、主にボトムケース10と、情報の記録媒体であるディスクを装置内へ搬入または装置外へ搬出するためのディスクトレイ4と、ディスク装置内に搭載された電子部品の駆動制御および信号処理を行う半導体部品が搭載された回路基板9などから構成される。ボトムケース10の上面と前面には、それぞれトップケース2,フロントパネル3が設けられ、ボトムケース10の前記上面および前面を覆っている。
前記ディスクトレイ4には、ユニット化された機構部(以下、ユニットメカと称す)6が取付けられ、その下面はアンダーカバー8で覆われている。ユニットメカ6には、ディスクを回転させるためのスピンドルモータ5と、ディスク上に情報を記録または再生する光学ヘッド7と、光学ヘッド7を図示しない案内軸に沿ってディスクの半径方向に移動させるための光学ヘッド送り機構などが搭載されている。
図10は本発明の対物レンズ駆動装置73を適用した光学ヘッド7の斜視図である。同図において、光学ヘッド7は、主に対物レンズ駆動装置73,光学系およびフレキシブルプリント基板74の3つの要素から構成されている。対物レンズ駆動装置73は、ディスク上のトラックに追従して正確に情報を記録または再生するために、対物レンズをフォーカシング方向とトラッキング方向に駆動する機構となっている。光学系は、レーザ光を射出する半導体レーザ71と、半導体レーザからの光を分岐したりディスク上へ集光したりする図示されないレンズやミラーと、ディスクからの反射光を受光する光検出器72などで構成される。フレキシブルプリント基板74は、対物レンズ駆動装置73や光学系を回路基板9とを複数の配線パターンによって電気的に接続する。
図1は本発明の対物レンズ駆動装置73の斜視図である。同図において、x軸方向は、図示されていない光ディスクの接線方向、y軸方向は光ディスクの半径方向であるトラッキング方向、z軸方向は対物レンズ731の光軸方向であるフォーカシング方向を示す。
対物レンズ駆動装置73は、対物レンズ731を取付けた可動部と、この可動部を保持する固定部733と、固定部733に接続され可動部を弾性支持する第1の支持部材734a,第2の支持部材734bと、ヨーク735と永久磁石736からなる磁気回路から構成される。
ワイヤ状の第1の支持部材734a,第2の支持部材734bは、一端が固定部733の端面近辺に固定され、他端がレンズホルダ732の両端に設けられた突部739にはんだなどを用いて固定される。
対物レンズ731は、第1の支持部材734aと第2の支持部材734bとの間の中心線Lに対して非対称に取付けられている。また、レンズホルダ732には2つの開口部が設けられており、それら2つの開口部の間の平板732eの両面に、トラッキングコイル737と、フォーカシングコイル738a,738b,738c,738d(図示せず)が装着される。
ここで、対物レンズ731とレンズホルダ732と、トラッキングコイル737およびフォーカシングコイル738a,738b,738c,738dとが、可動部になる。つまり、この可動部が固定部733に対して移動することになる。
ここで、レンズホルダ732のねじれ振動は可動部のフォーカシングコイル738a,738b,738c,738dに駆動力を発生させたときに励起されやすい。図9にフォーカシングコイル738a,738b,738c,738dに駆動力を発生させたときの対物レンズ731のフォーカシング方向変位の周波数応答線図を示す。図中において記号Aはレンズホルダ732のねじれ振動による対物レンズ731の振幅の増加量を表す。このねじれ振動による対物レンズ731の振幅の増加量Aは、対物レンズ731のねじれ振動のモード成分と、フォーカシングコイル738a,738b,738c,738dの駆動力およびねじれ振動のモード成分との積を、各フォーカシングコイル738a,738b,738c,738dについて計算し、それらを足し合わせた形で表現される。
したがって、このねじれ振動による対物レンズ731の振幅の増加量Aを小さくするためには、各フォーカシングコイル738a,738b,738c,738dのねじれ振動のモード成分を、大きさが等しく、方向が逆向きとなるようにすればよい。
ここでまず,レンズホルダ732の2つの開口部の外郭であって、それらの開口部の間の平板732eに対して垂直な4つの壁732a,732b,732c,732dの位置関係について図2を用いて説明する。壁732aは、第1の支持部材734aと第2の支持部材734bの中心線Lに対して、対物レンズ731と同じ側であって、平板732eに対して対物レンズ731と同じ側にある。壁732bは、中心線Lに対して、対物レンズ731と反対側であって、平板732eに対して対物レンズ731と同じ側にある。壁732cは、中心線Lに対して、対物レンズ731と同じ側であって、平板732eに対して対物レンズ731と反対側にある。壁732dは、中心線Lに対して、対物レンズ
731と反対側であって、平板732eに対して対物レンズ731と反対側にある。
上記指針に対して、本実施例では、図2と図3に示すように、レンズホルダ732の4つの壁732a,732b,732c,732dのうち壁732dの厚みを最も厚くしている。この場合、中心線Lに対して対称に配置された2対のフォーカシングコイル738a,738b,738c,738dのねじれ振動のモード成分の大きさが等しくなり、かつ中心線Lを挟んだフォーカシングコイル738a,738cとフォーカシングコイル738b,738dとでのねじれ振動のモード成分の方向が逆向きなる。したがって、ねじれ振動による対物レンズ731の振幅の増加量Aを小さくできる。
この効果を図4の中実黒丸の凡例として示す。
この中実黒丸の凡例は、4つの壁732a,732b,732c,732dの厚みをすべて等しい1.0mm の状態(図8の状態)から、4つの壁のうち壁732dの厚みのみを0.8mmから1.6mmの間で変化させた場合(図3の状態)の、レンズホルダ732のねじれ振動による対物レンズ731の振幅の増加量Aの大きさをプロットしたものである。図の横軸は壁732dの厚みを、壁732dと壁732cの厚さの比として表している。この図4において、横軸の値が大きくなるほど壁732dの厚みが厚くなることを意味するが、壁732dと壁732cの厚さの比がおよそ1.3 のときに対物レンズ731の振幅の増加量Aをほぼ0にできていることが分かる。このとき、4つの壁の厚みの比(壁732aの厚み):(壁732bの厚み):(壁732cの厚み):(壁732dの厚み)は、ほぼ1:1:1:1.3で、壁732dの厚みが最も厚くなる。
図4にはさらに、図8の状態から壁732aの厚みを1.0mmから1.4mmの範囲で厚くして、壁732aと壁732bの厚さの比を1.2と1.4のいずれかに固定した状態で、壁732dの厚みを増減させることで壁732dと壁732cの厚さの比を変化させたときの結果も、白抜き三角形と白抜き四角形の凡例でそれぞれ示してある。この結果から、少なくとも、壁732aの板厚と壁732bの厚さの比が1.0から1.2の範囲においては、壁732dと壁732cの厚さの比を1.2 よりも大きくすると同時に、壁732aの厚さと壁732bの厚さの比を、1.0よりも大きく1.2以下にした方が、壁732dと壁732cの厚さの比だけを大きくする場合に比べて、壁732dと壁732cの厚さの比が1.0 により近い条件で対物レンズ731の振幅の増加量Aをほぼ0にできる。すなわち、壁732dの厚みだけを厚くする場合に比べて、壁732aの厚みも同時に厚くしたほうが、壁732dの厚みを薄く抑えることができる。この場合、2つの開口部の、中心線Lおよび平板732eに対する非対称性を最小限に抑えられるので、フォーカシングコイル738a,738b,738c,738dの幅を大きくでき、対物レンズ駆動装置1の駆動力を向上することも可能になる。
図5は、本発明の第2の実施例を示す対物レンズ駆動装置73のレンズホルダ732の上面図である。この第2の実施例においては、レンズホルダ732の4つの壁732a,
732b,732c,732dのうち壁732aの厚みを最も厚くしている。第2の実施例のその他の構成は、第1の実施例と同様な構成となっているため、詳細な証明は省略する。このような構成とすることで、第1の実施例と同様に、中心線Lに対して対称に配置された2対のフォーカシングコイル738a,738b,738c,738dのねじれ振動のモード成分の大きさが等しくなり、かつ中心線Lを挟んだフォーカシングコイル738a,738cとフォーカシングコイル738b,738dとでのねじれ振動のモード成分の方向が逆向きなる。したがって、ねじれ振動による対物レンズ731の振幅の増加量Aを小さくできる。この効果を図6の中実黒丸の凡例として示す。
この中実黒丸の凡例は、4つの壁732a,732b,732c,732dの厚みをすべて等しい1.0mm の状態(図8の状態)から、4つの壁のうち壁732aの厚みのみを0.6mmから1.8mmの間で変化させた場合(図5の状態)の、レンズホルダ732のねじれ振動による対物レンズ731の振幅の増加量Aの大きさをプロットしたものである。図の横軸は壁732aの厚みを、壁732aと壁732bの厚さの比として表している。この図6において、横軸の値が大きくなるほど壁732aの厚みが厚くなることを意味するが、壁732aと壁732bの厚さの比がおよそ1.6 のときに対物レンズ731の振幅の増加量Aをほぼ0にできていることが分かる。このとき、4つの壁の厚みの比(壁732aの厚み):(壁732bの厚み):(壁732cの厚み):(壁732dの厚み)は、ほぼ1.6:1:1:1で、壁732aの厚みが最も厚くなる。
図6にはさらに、図8の状態から壁732dの厚みを1.0mmから1.4mmの範囲で厚くして、壁732dと壁732cの厚さの比を1.2,1.3および1.4 のいずれかに固定した状態で、壁732aの厚みを増減させることで壁732aと壁732bの厚さの比を変化させたときの結果も、白抜き三角形,中実ひし形、および白抜き四角形の凡例でそれぞれ示してある。この結果から、少なくとも、壁732dの板厚が1.0から1.2の範囲においては、壁732aと壁732bの厚さの比を、1.2 よりも大きくすると同時に、壁732dの厚さと壁732cの厚さの比も1.0よりも大きく1.2以下にした方が、壁732aと壁732bの厚さの比だけを大きくする場合に比べて、壁732aと壁732bの厚さの比が1.0 により近い条件で対物レンズ731の振幅の増加量Aをほぼ0にできる。すなわち、壁732aの厚みだけを厚くする場合に比べて、壁732dの厚みも同時に厚くしたほうが、壁732aの厚みを薄く抑えることができる。これにより、2つの開口部の、中心線Lおよび平板732eに対する非対称性を最小限に抑えられるので、フォーカシングコイル738a,738b,738c,738dの幅を大きくでき、対物レンズ駆動装置73の駆動力を向上することも可能になる。
図7は、本発明の第3の実施例を示す対物レンズ駆動装置73のレンズホルダ732の上面図である。この第3の実施例においては、レンズホルダ732の4つの壁732a,
732b,732c,732dのうち、壁732aの厚みと壁732dの厚みを等しく、かつ、残り2つの壁732b,732cの厚みよりも厚くしている。
第3の実施例のその他の構成は、第1および第2の実施例と同様な構成となっているため、詳細な証明は省略する。このような構成とすることで、第1および第2の実施例と同様に、中心線Lに対して対称に配置された2対のフォーカシングコイル738a,738b,738c,738dのねじれ振動のモード成分の大きさが等しくでき、かつ中心線Lを挟んだフォーカシングコイル738a,738cとフォーカシングコイル738b,738dとでのねじれ振動のモード成分の方向が逆向きにできる。したがって、ねじれ振動による対物レンズ731の振幅の増加量Aを小さくできる。本実施例ではさらに,2つの開口部の大きさを等しくすることができるので,開口部に配置される永久磁石の736や,平板732eに取付けられるフォーカシングコイル738a,738b,738c,738dおよびトラッキングコイル737に関して,それぞれの形状と寸法の共通化が可能となる。
本発明は、対物レンズ駆動装置やそれを用いたディスク装置において、ディスクへの情報記録の高速化を可能にする。
本発明の一実施例を示す、対物レンズ駆動装置の斜視図。 本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置の上面図。 本発明の一実施例のレンズホルダの上面図。 本発明の一実施例の効果を示すグラフ。 本発明の一実施例のレンズホルダの上面図。 本発明の一実施例の効果を示すグラフ。 本発明の一実施例のレンズホルダの上面図。 従来例のレンズホルダの上面図。 対物レンズのフォーカシング方向変位の周波数応答線図。 本発明の対物レンズ駆動装置を適用した光学ヘッドの斜視図。 本発明の対物レンズ駆動装置を適用したディスク装置の分解斜視図。
符号の説明
1 ディスク装置
2 トップケース
3 フロントパネル
4 ディスクトレイ
5 スピンドルモータ
6 ユニットメカ
7 光学ヘッド
8 アンダーカバー
9 回路基板
10 ボトムケース
71 半導体レーザ
72 光検出器
73 対物レンズ駆動装置
74 フレキシブルプリント基板
731 対物レンズ
732 レンズホルダ
732a,732b,732c,732d レンズホルダの開口部の外郭である壁
732e レンズホルダの2つの開口部の間の平板
733 固定部
734a 第1の支持部材
734b 第2の支持部材
735 ヨーク
736 永久磁石
737 トラッキングコイル
738a,738b,738c,738d フォーカシングコイル
739 突部
L 支持部材の対物レンズの光軸方向から見た中心線
A レンズホルダのねじれ振動による対物レンズの振幅の増加量

Claims (8)

  1. 対物レンズを取付けるためのレンズホルダと、前記レンズホルダを保持する固定部と、前記固定部に接続され前記レンズホルダを挟んで弾性支持する第1及び第2の支持部材とを有し、
    前記レンズホルダは、それぞれ永久磁石を配置するための2つの開口部が設けられ、
    前記第1の支持部材と第2の支持部材との間の中心線に対して、前記対物レンズの配置が非対称な対物レンズ駆動装置において、
    前記2つの開口部の外郭であって、前記2つの開口部の間の平板に対して垂直な4つの壁のうち、前記中心線に対して対物レンズと反対側であって、前記平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みが最も厚い
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 請求項1に記載の対物レンズ駆動装置であって、
    前記4つの壁のうち、前記中心線に対して対物レンズと同じ側であって、前記平板に対して対物レンズと同じ側にある壁の厚みが、前記中心線に対して、対物レンズと反対側であって、前記平板に対して対物レンズと同じ側にある壁の厚みよりも厚い
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  3. 請求項2に記載の対物レンズ駆動装置であって、
    前記4つの壁のうち、
    前記中心線に対して対物レンズと反対側であって、前記平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みと、
    前記中心線に対して対物レンズと同じ側であって、前記平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みとの比が1.2 より大きく、
    前記中心線に対して対物レンズと同じ側であって、前記平板に対して対物レンズと同じ側にある壁の厚みと、
    前記中心線に対して対物レンズと反対側であって、前記平板に対して対物レンズと同じ側にある壁の厚みとの比が
    1.0より大きく1.2以下である
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  4. 対物レンズを取付けるためのレンズホルダと、前記レンズホルダを保持する固定部と、前記固定部に接続され前記レンズホルダを挟んで弾性支持する第1及び第2の支持部材とを有し、
    前記レンズホルダは、それぞれ永久磁石を配置するための2つの開口部が設けられ、
    前記第1の支持部材と第2の支持部材との間の中心線に対して、前記対物レンズの配置が非対称な対物レンズ駆動装置において、
    前記2つの開口部の外郭であって、前記2つの開口部の間の平板に対して垂直な4つの壁のうち、前記中心線に対して対物レンズと同じ側であって、前記平板に対して対物レンズと同じ側にある壁の厚みが最も厚い
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  5. 請求項4に記載の対物レンズ駆動装置であって、
    前記4つの壁のうち、前記中心線に対して対物レンズと反対側であって、前記平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みが、前記中心線に対して対物レンズと同じ側であって、前記平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みよりも厚い
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  6. 請求項5に記載の対物レンズ駆動装置であって、
    前記4つの壁のうち、
    前記中心線に対して対物レンズと同じ側であって、前記平板に対して対物レンズと同じ側にある壁の厚みと、
    前記中心線に対して対物レンズと反対側であって、前記平板に対して対物レンズと同じ側にある壁の厚みとの比が1.2 より大きく、
    前記中心線に対して対物レンズと反対側であって、前記平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みと、
    前記中心線に対して対物レンズと同じ側であって、前記平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みとの比が
    1.0より大きく1.2以下である
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  7. 対物レンズを取付けるためのレンズホルダと、前記レンズホルダを保持する固定部と、前記固定部に接続され前記レンズホルダを挟んで弾性支持する第1及び第2の支持部材とを有し、
    前記レンズホルダは、それぞれ永久磁石を配置するための2つの開口部が設けられ、
    前記第1の支持部材と第2の支持部材との間の中心線に対して、前記対物レンズの配置が非対称な対物レンズ駆動装置において、
    前記2つの開口部の外郭であって、前記2つの開口部の間の平板に対して垂直な4つの壁のうち、前記中心線に対して対物レンズと同じ側であって、前記平板に対して対物レンズと同じ側にある壁の厚みと、
    前記中心線に対して対物レンズと反対側であって、前記平板に対して対物レンズと反対側にある壁の厚みとが等しく、かつ、
    残り2つの壁の厚みよりも厚い
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の対物レンズ駆動装置を用いたことを特徴とするディスク装置。
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