JP2008176627A - 記憶システム又はストレージ移行方法 - Google Patents

記憶システム又はストレージ移行方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ホスト装置及びストレージ装置間のデータの授受を停止させることなく、かつ、ストレージ装置の機能を継続させ、ホスト装置のアクセス先の移行を行ない得る記憶システム又はストレージ移行方法を提案しようとするものである。
【解決手段】データの入出力要求を行う上位装置と、上位装置から認識可能であり、データを格納する物理デバイスの記憶領域上に形成される移行元の論理ユニットを有する移行元ストレージ装置と、上位装置から認識可能な移行先の論理ユニットを有する移行先ストレージ装置と、移行先ストレージ装置の設定に合致するように移行元の論理ユニットに関する構成制御情報を編集する編集部と、当該構成制御情報を編集した編集構成制御情報を移行先ストレージ装置にインポートするインポート部と、移行元の論理ユニットを前記移行先の論理ユニットにマッピングするマッピング部とを備えることとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、記憶システム又はストレージ移行方法に関し、特にストレージの移行を必要とする記憶システムに適用して好適なものである。
近年、大規模なデータを取り扱う記憶システムでは、ホスト装置とは別個に設けられた大容量のストレージ装置を用いてデータを管理している。
かかる記憶システムにおいて、新たなストレージ装置の導入時や、ストレージ装置をクラスタ化させて他のストレージ装置に移行させる際には、ホスト装置のアクセス先を、新たなストレージ装置又は他のストレージ装置に移行させる必要がある。この場合、かかるホスト装置のアクセス先の移行は、ホスト装置及びストレージ装置間のデータの授受を止めることなく、かつ、ストレージ装置の機能を維持させて行うことが望まれる。
システム寿命を超えた記憶システムに大容量のデータを保存する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1によれば、外部ストレージ接続技術を適用したストレージ装置(以下、移行元ストレージ装置という)を他のストレージ装置(以下、移行先ストレージ装置という)に交換するために、移行元ストレージ装置が有する論理ユニットに格納されるデータを、移行先ストレージ装置が有する論理ユニットにコピーして移行する技術が開示されている。
特開2005−011277号公報
しかしながら、ホスト装置がアクセスするアクセス先を新たなストレージ装置に移行させる場合、現行のしくみでは、ケーブルの差し替え作業などを伴うために、ホスト装置及びストレージ装置間のデータの授受を一時的に停止せざるを得ないという問題が生じていた。
また、かかるホスト装置のアクセス先の移行を異機種のストレージ装置間(同じベンダの旧機種及び新機種のストレージ装置間や、ベンダが異なるストレージ装置間)で行う場合には、移行前のストレージ装置側のマイクロプログラムの変更が不可欠であることが多く、移行のための変更処理が煩雑となる場合があった。
さらに、移行元の論理ユニットから移行元先の論理ユニットへのコピー処理が行われる際に、例えば、移行元ストレージ装置側で生じる入出力処理の処理能力の低下等、移行元ストレージ装置側に必要以上の負荷がかかり悪影響を及ぼしかねない。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ホスト装置及びストレージ装置間のデータの授受を停止させることなく、かつ、ストレージ装置の機能を継続させ、ホスト装置のアクセス先の移行を行ない得る記憶システム又はストレージ移行方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の記憶システムにおいては、データの入出力要求を行う上位装置と、前記上位装置から認識可能であり、前記データを格納する物理デバイスの記憶領域上に形成される移行元の論理ユニットを有する移行元ストレージ装置と、前記上位装置から認識可能な移行先の論理ユニットを有する移行先ストレージ装置と、前記移行先ストレージ装置の設定に合致するように前記移行元の論理ユニットに関する構成制御情報を編集する編集部と、当該構成制御情報を編集した編集構成制御情報を前記移行先ストレージ装置にインポートするインポート部と、前記移行元の論理ユニットを前記移行先の論理ユニットにマッピングするマッピング部と、を備えることを特徴とする。
その結果、上位装置からのデータの授受を停止させることなく、移行先ストレージ装置の設定に合致した論理ユニットをマッピングすることができる。
また、本発明のストレージ移行方法においては、上位装置がデータの入出力要求を行うステップと、移行元ストレージ装置が前記上位装置から認識可能であり、前記データを格納する物理デバイスの記憶領域上に形成される移行元の論理ユニットを有するステップと、移行先ストレージ装置が前記上位装置から認識可能な移行先の論理ユニットを有するステップと、前記移行先ストレージ装置の設定に合致するように前記移行元の論理ユニットに関する構成制御情報を編集する編集ステップと、当該構成制御情報を編集した編集構成制御情報を前記移行先ストレージ装置にインポートするインポートステップと、前記移行元の論理ユニットを前記移行先の論理ユニットにマッピングするマッピングステップと、を備えることを特徴とする。
その結果、上位装置からのデータの授受を停止させることなく、移行先ストレージ装置の設定に合致した論理ユニットをマッピングすることができる。
本発明によれば、ホスト装置及びストレージ装置間のデータの授受を停止させることなく、かつ、ストレージ装置の機能を継続させ、ホスト装置のアクセス先の移行を行うことができる。
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態による記憶システムの構成
まず、第1の実施の形態による記憶システムについて以下に説明する。
図1において、1は全体として第1の実施の形態による記憶システムを示す。
この記憶システム1は、ホスト装置2がファイバーチャネルネットワークを構成するファイバチャネルスイッチ4を介して移行元ストレージ装置5A、移行先ストレージ装置5B及び外部ストレージ装置6とそれぞれ接続され、移行元ストレージ装置5A、移行先ストレージ装置5B及び外部ストレージ装置6がそれぞれ管理端末7と接続され、ホスト装置2、管理サーバ3、ファイバチャネルスイッチ4及びそれぞれの管理端末7がネットワーク8を介して相互に接続される構成である。
具体的にはホスト装置2は、ポート207がファイバチャネルスイッチ4のポート401に接続される。また移行元ストレージ装置5A、移行先ストレージ装置5B及び外部ストレージ装置6は、それぞれのポート501、601がファイバチャネルスイッチ401のポートに接続される。そして管理サーバ3は、インターフェース制御部306がネットワーク8を介してホスト装置2、ファイバチャネルスイッチ4、管理端末のインターフェース制御部206、402、701に接続され、ホスト装置2、移行元ストレージ装置5A、移行先ストレージ装置5B、外部ストレージ装置6及び管理端末7を管理する。
上記のように構成される記憶システム1の各装置について説明する。
ホスト装置2は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、入力装置204、ディスプレイ205、インターフェース制御部206及び複数のポート207を備えて構成される。CPU201は、ホスト装置2全体の動作制御を司るプロセッサであり、CPU201が、記憶装置203に格納されたソフトウェアをメモリ202に読み出し、これを実行することでホスト装置2全体として所定の情報処理を行う。そしてホスト装置2は、入力装置204を介してホスト管理者からの入力を受け付け、ディスプレイ205に情報処理結果等を表示する。インターフェース制御部206はネットワーク8に接続するためのLAN(Local Area Network)アダプタである。複数のポート207はファイバチャネルスイッチ4に接続するためのSAN(Storage Area Network)アダプタである。なお、記憶装置203は、例えば、ディスク装置又は光磁気ディスク装置等である。また、入力装置204は、キーボード又はマウス等である。
管理サーバ3は、CPU301、メモリ302、記憶装置303、入力装置304、ディスプレイ305及びインターフェース制御部306から構成される。管理サーバ3は、メモリ302を介してCPU301により記憶装置303に格納されたソフトウェアを実行させることで情報処理を実行し、記憶システム全体の保守管理をする。CPU301によってストレージ管理ソフトウェアが実行されると、管理サーバ3はインターフェース制御部306からネットワーク8を介してホスト装置2、移行元ストレージ装置5A、移行先ストレージ装置5B、外部ストレージ装置6及び管理端末7の構成情報、性能監視情報、障害ログ等を収集する。そして管理サーバ3は、収集した情報をディスクプレイ305に出力して管理者に提示する。また管理サーバ3は、入力装置304を介して管理者から保守管理に関する指示を受けると、その指示をホスト装置2、移行元ストレージ装置5A、移行先ストレージ装置5B、外部ストレージ装置6及び管理端末7に送信する。
移行元ストレージ装置5Aは、ファイバチャネルスイッチ4に接続するための複数のポート501A、ディスク506Aへのデータ入出力処理を制御するためのディスクコントローラ502Aのワークエリアとして機能する複数のメモリ503A、データを一時的に格納するディスクキャッシュ504A、ディスク506Aに接続するためのインターフェースとして機能する1つ以上のポート505A、データを格納するためのディスク506A、管理端末7Aと接続するためのインターフェース制御部507Aから構成される。
ディスクコントローラ502Aは、ポート501Aを介してホスト装置2から受信した入出力要求に含まれる情報に基づいて、アクセス先の論理ユニットLUを特定する。アクセス先の論理ユニットLUがディスク(内部デバイス)506Aに対応している場合には、ディスクコントローラ502Aはディスク506Aへのデータ入出力を制御する。アクセス先の論理ユニットLUが外部ストレージ装置(外部デバイス)6に対応している場合には、ディスクコントローラ502Aは外部ストレージ装置6のデータ入出力を制御する。
移行元ストレージ装置5Aは、次のような記憶階層を有する。すなわち、複数のディスク506Aによってディスクアレイが構成される。このディスクアレイは、ディスクコントローラ502Aによって物理デバイスとして管理される。また、ディスクコントローラ502Aは、移行元ストレージ装置5Aに搭載した物理デバイスと論理ユニットLUとを対応付ける。論理ユニットLUは、移行元ストレージ装置5A内で管理され、そのLU番号は移行元ストレージ装置5Aに管理される。
論理ユニットLUは、各ポート505Aに割り当てられたLUN(Logical Unit Number)に対応付けられ、移行元ストレージ装置5A内のデバイスとしてホスト装置2に提供される。ホスト装置2が認識するのは、移行元ストレージ装置5A内の論理ユニットであり、ホスト装置2は、ポート505Aに割り当てられた論理ユニットLUを識別するためのLUNを用いて、移行元ストレージ装置5Aに格納されているデータにアクセスする。
本実施の形態では、ディスクコントローラ502Aは外部ストレージ装置6の論理ユニットLUを外部ボリュームPLUとして管理し、移行元ストレージ装置5A内のデバイス(内部デバイス)として仮想化する。外部ストレージ接続技術を用いて、移行元ストレージ装置5A内に取り込まれた外部ボリュームPLUは、移行元ストレージ装置5A内の物理デバイスと同様に移行元ストレージ装置5A内の論理ユニットLUとして管理される。
ディスクコントローラ502Aは、ホスト装置2からの入出力要求を、移行元ストレージ装置5A内のディスク506Aへのアクセス要求又は外部ストレージ装置6内のディスク604へのアクセス要求に変換する。
ディスクコントローラ502Aは、ディスク506Aへのデータ入出力処理だけでなく、ボリューム間のデータ複製やデータ再配置などを制御する。ディスクコントローラ502Aは、インターフェース制御部507Aを介して管理端末7Aに接続しており、管理者によって管理端末7Aに入力された構成変更指示を受信し、移行元ストレージ装置5Aの構成変更を行うこともできる。
ディスクキャッシュ504Aは、ホスト装置2とディスク506Aとの間で入力されるデータを一時的に格納するメモリであり、例えば、半導体メモリからなる。移行元ストレージ装置5Aは、ホスト装置2から受信したデータをディスクキャッシュ504Aに格納し、書き込み完了報告をホスト装置2に返信し、その後、データをディスク506Aにデステージする。
メモリ503Aには、移行元ストレージ装置5Aの構成情報が格納されている。制御メモリに格納されている構成情報が消失すると、ディスクコントローラ502Aはディスク506Aへのアクセスをできなくなるので、メモリ503Aを電源バックアップ或いは二重化させて耐障害性を向上させるのが好ましい。
管理端末7Aは、インターフェース制御部701A、CPU702A、メモリ703A、記憶装置704A、入力装置705A、ディスプレイ706A及びインターフェース制御部707Aから構成される。インターフェース制御部701A、707Aは、記憶システム1に接続するための通信インターフェースである。CPU702Aは、記憶装置704Aに格納されているストレージ管理プログラムをメモリに読み出して実行することにより、構成情報の参照、構成情報の変更、特定機能の動作指示などを行う。記憶装置704Aは、例えばディスク装置又は光磁気ディスク装置等である。入力装置705Aは、キーボード又はマウス等である。ディスプレイ706Aは、ストレージ管理用のユーザインターフェース環境を提供するものであり、例えば、記憶システム1の構成情報や管理情報などを表示する。
外部ストレージ装置6は、ファイバチャネルスイッチ401を介して移行元ストレージ装置5A及び移行先ストレージ装置5Bのポート501A、501Bに接続するための1つ以上のポート601、ディスク604へのデータの入出力処理を制御するための1つ以上のディスクコントローラ602、ディスクコントローラ602がディスク604に接続するためのインターフェースとして機能する1つ以上のポート603、データを格納するための1つ以上のディスク604、ネットワークに接続するためのインターフェースとして機能するインターフェース制御部605から構成される。
なお、移行先ストレージ装置5Bは、移行元ストレージ装置5Aの構成と同様であり、管理端末7B、7Cは、管理端末7Aの構成と同様のため、説明は省略する。
また本実施の形態では、管理端末7を介さずに、記憶システム1を管理サーバ3に直接接続し、管理サーバ3上で動作する管理ソフトウェアによって、記憶システム1を管理するネットワーク構成を採用してもよい。
(1−2)論理ユニット移動処理の原理
次に、本実施の形態における論理ユニット移動処理の原理について説明する。図2及び図3において、図1との対応部分には同一符号を付し、その部分の説明は省略する。
移行元ストレージ装置5Aは、1つ以上の移行元の論理ユニットLUを備える。この移行元の論理ユニットLUには、LUNが割り当てられている。移行元の論理ユニットLUは、論理的な記憶領域としてホスト装置2に提供される。ホスト装置2は、移行元の論理ユニットLUへのデータ書き込みや、移行元の論理ユニットLUからのデータの読み出しを行うことができる。
移行元の論理ユニットLUの下層には、複数の中間記憶階層が設けられている。この中間記憶階層は移行元の論理ユニットと外部ボリュームPLUとの間を対応つけるための論理的な記憶資源である。ホスト装置2からのLUアクセスは、移行元の論理ユニットLUから中間記憶階層を介して外部ボリュームPLUに伝えられる。
移行元ストレージ装置5A内の中間記憶階層には、例えば、論理デバイス、下層デバイスを含めることができる。これらの各デバイスは必ずしも必須ではなく、一部のデバイスを省略してもよい。
移行元ストレージ装置5Aは、パス90を介してホスト装置2に接続するための1つ以上のポート501Aとポート501Aに割り当てられる移行元の論理ユニットLUaと、移行元の論理ユニットにマッピングされる論理デバイスLDEVaと、論理デバイスLDEVaにマッピングされる仮想デバイスVDEVaとを備えている。
ここでマッピングとは、あるデバイスのアドレス空間と、他のデバイスのアドレス空間とを対応つけることをいう。本実施の形態において、あるデバイスを他のデバイスにマッピングするとは、あるデバイスを他のデバイスに対応つける又は割り当てることと同義である。
移行元ストレージ装置5Aは、パス93を介して外部ストレージ装置6に接続している。
外部ストレージ装置6は、ディスク等の実記憶領域を有する物理デバイス604上に定義された外部ボリュームPLUを有する。
仮想デバイスVDEVaは、上位記憶階層と下位記憶階層である物理デバイス604とを接続する記憶階層である。仮想デバイスVDEVaは、複数の物理デバイス505Aのそれぞれが提供する記憶領域をRAID(Redundant Arrays of Inexpensive/Independent Disks)構成してなる記憶階層である。
論理デバイスLDEVaは、1若しくは複数の仮想デバイスVDEVaの記憶領域の全部若しくは一部を集合してなる記憶領域、又は仮想デバイスVDEVaの記憶領域の一部を抜き出してなる記憶領域である。
論理ユニットLUaは、外部ボリュームPLUを仮想化したものであって、ホスト装置2が認識する論理的な記憶領域である。論理ユニットLUには、固有のLUNが割り当てられる。
一方、移行先ストレージ装置5Bは、移行元ストレージ装置5Aと同様に階層化された複数の記憶階層を有している。移行先ストレージ装置5Bは、パス91を介してホスト装置2に接続するための1つ以上のポート501Bと、ポート501Bに割り当てられる移行元先の論理ユニットLUbと、移行元先の論理ユニットLUbにマッピングされる論理デバイスLDEVbと、論理デバイスLDEVbにマッピングされる仮想デバイスVDEVbとを備えている。
次に、以上のような構成からなる移行元ストレージ装置5A内の移行元の論理ユニットLUaにあるデータを、移行先ストレージ装置5B内の移行先の論理ユニットLUbに移動する処理について概説する。
なお便宜上、論理ユニットLUの移動処理を説明するために、論理ユニットLUと論理デバイスLDEVとの対応関係は1対1とし、論理デバイスLDEVと仮想デバイスVDEDとの対応関係は1対1とし、仮想デバイスVDEVと物理デバイスPHYとの対応関係は1対1とするが、図3に示すように、それぞれの対応関係は1対複数であってもよい。
まず、移行先ストレージ装置5Bは、外部ボリュームPLUと移行先ストレージ装置5Bとの間を外部接続するためのパス94を定義し、外部ボリュームPLUの記憶容量と同一の記憶容量を有する仮想デバイスVDEVbを移行先ストレージ装置5B内に作成する。
そして、移行先ストレージ装置5Bは、移行元の論理ユニットLUaと移行先ストレージ装置5Bとの間を接続するためのパス92を定義する。
移行先ストレージ装置5Bは、論理デバイスLDEVaの論理構成と同一の論理構成を有する論理デバイスLDEVbを移行先ストレージ装置5B内に作成する。仮想デバイスVDEVbは、論理デバイスLDEVbにマッピングされる。
移行先ストレージ装置5Bは、移行元の論理ユニットLUaの論理構成と同一の論理構成を有する移行元先の論理ユニットLUbを移行先ストレージ装置5B内に作成し、ホスト装置2と移行元先の論理ユニットLUbとを接続するためのパス91を定義する。論理デバイスLDEVbは、論理ユニットLUbにマッピングされる。
ホスト装置2は、外部ボリュームPLUにアクセスするための経路として、パス90からパス91に切り替える。
このような処理により、移行元先の論理ユニットLUbは、移行元の論理ユニットLUaを仮想化したものであるだけでなく、外部ボリュームPLUをも仮想化したものでもあるので、論理ユニット移動処理中におけるホスト装置2から移行元の論理ユニットLUaへのデータ入出力経路は、パス91、移行先ストレージ装置5B、パス92、移行元ストレージ装置5A、パス93を経て外部ボリュームPLUとなる。
移行元ストレージ装置5Aは、移行元ストレージ装置5Aのディスクキャッシュ504Aに蓄積されている全てのダーティデータを外部ボリュームPLUにデステージするための移行元ストレージ装置5Aの動作モードをキャッシュスルーモードに設定する。
なお、ダーティデータとは、ディスクキャッシュ504Aから外部ボリュームPLUにデステージされていない未反映データをいう。キャッシュスルーモードとは、ホスト装置2からのデータ書込み要求を受けてデータをディスクキャッシュ504Aに格納し、更にディスク505Aにもそのデータを書き込んでからホスト装置2にデータ更新完了報告をする動作をいう。
移行元ストレージ装置5Aのディスクキャッシュ504Aに蓄積されているダーティデータの全てを外部ボリュームにデステージすると、移行先ストレージ装置5Bは、パス90、93を削除する。
かかる方法によれば、ホスト装置2から移行元の論理ユニットLUaへのデータ入出力処理を継続させたまま、移行元の論理ユニットLUaを移動させることができる。これにより、外部ボリュームPLUへのデータ入出力処理担当を複数のストレージ装置5A、5B間で切り替えることで、記憶システム1の不可分散を実現できる。
(1−3)マイグレーション機能
次に、本実施の形態による記憶システム1に搭載されたマイグレーション機能について説明する。
この記憶システム1は、移行元ストレージ装置5Aの移行元の論理ユニットLUaを移行先ストレージ装置5B内の移行先の論理ユニットLUbにマッピングする際に、移行先ストレージ装置5Bの設定に合致するように移行元の論理ユニットLUaに関する構成制御情報901〜904を編集し、当該編集した編集構成制御情報を移行先ストレージ装置5Bに取り込み、移行元の論理ユニットLUaを移行先ストレージ装置5Bの設定に合致した移行先の論理ユニットLUbにマッピングすることで、ホスト装置2からのデータの入出力を止めることなく、ストレージ装置のマイグレーション(移行)が行われる点を特徴としている。
(1−3−1)構成制御情報
このようなマイグレーション機能を実現するため、管理端末7Aのメモリ703Aには、図4に示すように、LU構成制御情報901、LDEV構成制御情報902、VDEV構成制御情報903、物理構成制御情報904、それぞれの構成制御情報を管理する構成制御情報プログラム905、移行先ストレージ装置5Bの設定に合致するように移行元の論理ユニットLUaに関する構成制御情報を編集した構成制御情報である編集制御構成情報906、この編集制御構成情報を管理する編集制御情報プログラム907が格納されている。なお、各種構成制御情報の作成、変更等は、管理端末7Aが構成制御情報プログラム905に基づいて行われる。
LU構成制御情報901は、ホスト装置2が認識可能な論理ユニットLUの構成制御情報である。図5に示すように、LU構成制御情報901は、例えばWWN(World Wide Name)のようにホスト装置2のポートIDを識別するターゲットポートID9011、例えばLUNのように論理ユニットLUを識別するデバイスID9012、ホスト装置2が認識する交替ボリュームに成りえる交替パスグループ情報9013、物理デバイスを有するストレージ装置のポートIDを識別するイニシエータポートID9014、論理デバイスLDEVのデバイス番号であるLDEV番号9015、他のイニシエータからアクセスできないように論理ユニットLUをリザーブするリザーブ情報9016、アクセス権限を許可されたホスト装置2群であるポートグループ情報9017、当該論理ユニットLUの移行状態を識別する移行情報9018から構成される。
LDEV構成制御情報902は、仮想デバイスVDEVをマッピングしてなる論理デバイスLDEVの構成制御情報である。図6に示すように、LDEV構成制御情報902は、論理デバイスLDEVのデバイス番号であるLDEV番号9021、当該論理デバイスLDEVの容量を示す容量情報9022、論理ユニットLUのフォーマットの種類を示すエミュレーションタイプ9023、いくつの論理デバイスLDEVを組み合わせて形成された論理ユニットLUであるかを示すLDEVコンカチネーション情報9024、論理デバイス単位によるデータの読み書き状態を示すセキュリティ情報9025、論理デバイスLDEVに対応つけられるボリュームが実ボリューム又は仮想ボリュームであるかを示すボリューム属性情報9026、論理デバイスLDEVと対応つけられる仮想デバイスVDEVのデバイス番号であるVDEV番号9027、当該仮想デバイスVDEV内のLBA(Logical Block Addressing)であるLDEV内のLBA情報9028から構成される。
LDEV構成情報902のうち、LDEV番号はデバイス固有情報である。LDEV番号には、複数のストレージ装置5A、5Bを識別するための装置番号と当該装置番号に対応つけられるLDEV番号を示すグローバルLDEV番号と、1つのストレージ装置内にあるLDEV番号を示すローカルLDEV番号との情報が格納されている。
VDEV構成制御情報903は、1又は複数から構成される物理デバイス604をマッピングしてなる仮想デバイスVDEVの構成制御情報である。図7に示すように、VDEV構成制御情報903は、仮想デバイスVDEVのデバイス番号であるVDEV番号9031、当該仮想デバイスVDEVの容量を示す容量情報9032、仮想デバイスVDEVに対応つけられる物理デバイス(記憶媒体)の種類を示すメディアタイプ9033、当該物理デバイスがストレージ装置内部の接続か外部の接続かを示す内部/外部属性情報9034、仮想デバイスVDEVに対応つけられる物理デバイスのパリティグループの番号又は外部ボリュームの番号を示すパリティグループ番号/外部ボリューム番号9035から構成される。
物理構成制御情報904は、物理デバイスの構成制御情報である。本実施の形態においては、物理デバイスは、外部ストレージ装置6の物理デバイス604である。なお、物理デバイスとなる対象は、記憶システムにおけるストレージ装置の接続方式による。図8に示すように、物理構成制御情報904は、仮想デバイスVDEVに対応つけられる物理デバイスのパリティグループの番号又は外部ボリュームの番号を示すパリティグループ番号/外部ボリューム番号9041、物理デバイスの容量を示す容量情報9042、物理デバイスの種類を示すメディアタイプ9043、物理デバイスのRAIDレベルを示すRAIDレベル情報9044、物理デバイスを有するストレージ装置のポートIDを識別するイニシエータポートID9045から構成される。
編集構成制御情報906は、移行先ストレージ装置5Bの設定条件に編集した移行元ストレージ装置5Aの構成制御情報である。編集構成制御情報906には、編集後のLU構成制御情報、LDEV構成制御情報、VDEV構成制御情報及び物理構成制御情報が保存される。
なお、管理端末7Aのメモリ703Aについて説明をしたが、管理端末7B、7Cのメモリ(図示せず)についても同様の構成であるため、説明を省略する。
(1−3−2)マイグレーション機能の設定手順
次に、上述した各種構成制御情報を参照して、マイグレーション機能に関する運用手順について説明する。
ここでは、移行元ストレージ装置5Aにある移行元の論理ユニットLUaを移行先ストレージ装置5Bの移行先の論理ユニットLUbにマッピングすることで、ストレージ装置をマイグレーションする運用手順について説明をする。
また本実施の形態において、移行元ストレージ装置5Aは旧機種のストレージ装置、移行先ストレージ装置5Bは新機種のストレージ装置であるとして、以下の運用手順を説明する。
なお、ホスト装置2には、交替パスプログラム208が格納されている。ここで交替パスとは、ホスト装置2からのデータの入出力をするための冗長パスのことである。
具体的には図9に示すように、ホスト装置2は移行元ストレージ装置5Aに、ディスクキャッシュ504Aに一時的に保存しているデータを全て外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUにデステージするように、デステージ指示をする(SP1)。
このとき、図12に示すように、ホスト装置2は移行元ストレージ装置5Aを介して外部ストレージ装置6にデータの入出力が行われている(〔0〕)。
移行元ストレージ装置5Aは、この指示をホスト装置2から受け取ると、デステージを行い(SP2)、デステージ完了通知をホスト装置2に送信する。
図12に示すように、ホスト装置2からのデステージ指示を受け取った移行元ストレージ装置5Aは、ディスクキャッシュ504Aをオフ設定にした後にデステージを行い、デステージ完了通知を行う(〔1〕〜〔3〕)。なお、ディスクキャッシュ504Aをオフ設定せずに、ホスト装置2からのライトデータのダーティデータをデステージし、ディスクキャッシュ504A上のリードデータをそのまま残してもよい。この場合、ディスクキャッシュ504Aのオフ設定後にホスト装置2からリード要求があり、リードデータがディスクキャッシュ504A内にある場合には、ディスクキャッシュ504Aからリードデータを読み出すが、ディスクキャッシュ504Aにリードデータがない場合には、外部ボリュームPLUからリードデータを読み出すようにしてもよい。
ホスト装置2は、デステージ完了通知を受け取ると(SP3)、次に、管理端末7Aに移行元ストレージ装置5Aに保存される最新の各種構成制御情報をメモリ503Aから読み出すようにエクスポート指示をする(SP4)。
なお、エクスポートとは、移行元ストレージ装置5Aに保存される最新の各種構成制御情報をメモリ503Aから読み出すことをいう。
そして管理端末7Aは、エクスポート指示を受け取ると、メモリ503Aから最新の各種構成制御情報をエクスポート(読み出し)し(SP5)、エクスポートした各種構成制御情報を受領する(SP6)。この様子は図13に示す(〔4〕)。このときホスト装置2と、移行元ストレージ装置5Aを介した外部ストレージ装置6との間でデータの入出力が行われている(〔0〕)。
引き続き管理端末7Aは、移行元ストレージ装置5Aの各種構成制御情報を移行先ストレージ装置5Bにインポートするため、管理端末7Bにインポート準備開始指示をする(SP7)。
なお、インポートとは、移行元ストレージ装置5Aに保存される最新の各種構成制御情報を編集した編集構成制御情報を移行先ストレージ装置5B又は管理端末7Bのメモリ503B(管理端末7Bのメモリは図示せず)に保存することをいう。
そして管理端末7Bは、インポート準備開始指示を受領すると、移行先ストレージ装置5Bに、移行先ストレージ装置5Bのメモリ503B内にある最新の各種構成制御情報を送信するように指示をする(SP8)。
移行先ストレージ装置5Bは、この指示を管理端末7Bから受け取ると、管理端末7Aにメモリ503B内にある最新の各種構成制御情報を送信する(SP9)。
管理端末7Aは、管理端末から移行先ストレージ装置5Bの各種構成制御情報を受領すると(SP10)、移行元ストレージ装置5Aの各種構成制御情報と、移行先ストレージ装置5Bの各種構成制御情報とを比較して、移行元ストレージ装置5Aの各種構成制御情報を移行先ストレージ装置5Bの設定に合った構成制御情報に編集する(SP11)。なお、この管理端末5Aが行う編集処理に関しては、後述で詳細に説明する。
そして管理端末7Aは、移行先ストレージ装置5Bの各種構成制御情報の変更の有無を確認する(SP13)。このとき、管理端末7Aは、移行先ストレージ装置5Bの各種構成制御情報の変更の有りと判断した場合には、ステップSP7に再び戻る。
図10に示すように、管理端末7Aは、移行先ストレージ装置5Bに編集構成制御情報906をインポートすることを開始する(SP14)。同時に、管理端末7Aは、管理端末7Bに、他の管理端末7Cから移行先ストレージ装置5Bの各種構成制御情報の変更が行われないようにロック指示をする(SP14)。
管理端末7Bは、管理端末7Aからのロック指示を受領すると、ロック指示の応答を行い、移行先ストレージ装置5Bの各種構成制御情報の変更が行われないようにロックをする(SP15)。なお、管理端末7Bがロックをできないと判断した場合には、管理端末7Aにその旨を送信した後、管理端末7AはステップSP7に再び戻ることになる。
そして、管理端末7Aは、管理端末7Bがロック指示に応答したことを確認すると、編集構成制御情報を管理端末7Bに送信する(SP16)。
管理端末7Bは、管理端末7Aから送信された編集構成制御情報を受領すると(SP17)、当該編集構成制御情報を管理端末7B内にあるメモリ(図示せず)にインポートする(SP18)。同時に、管理端末7Bは、移行先ストレージ装置5Bに編集構成制御情報を送信する(SP19)。
移行先ストレージ装置5Bは、管理端末7Bから送信された編集構成制御情報を受領すると(SP20)、編集構成制御情報を移行先ストレージ装置5B内のメモリ503Bにインポート処理を行う(SP21)。このとき、移行先ストレージ装置5B内に論理ユニットLUaをマッピングした論理ユニットLUbが設定される。また移行先ストレージ装置5Bのディスクキャッシュ504Bは、オフ設定で登録される。この様子は図13に示す(〔5〕、〔6〕)。
そうして移行先ストレージ装置5Bは、インポート処理の成否を管理端末7Bに送信する(SP22)。
管理端末7Bは、インポート処理の成否を受領して(SP23)、インポート処理の成否を受領した旨のインポート終了通知を管理端末7Aに送信する(SP24)。
そうすると管理端末7Aは、管理端末7Bにロック解除指示を行う(SP25)。管理端末7Bは、ロック解除を行う(SP26)。
引き続き管理端末7Aは、移行元ストレージ装置5Aに、当該ディスクキャッシュ504Aの設定をオンからオフにするようにキャッシュ・オフ指示を行う(SP27)。この指示を受け取った移行先ストレージ装置5Aは、ディスクキャッシュ504Aの設定をオフ設定にする(SP28)。
管理端末7Bから送信されたインポート終了通知により、管理端末5Aはインポート処理の成否を確認する(SP29)。なお、管理端末5Aは、移行先ストレージ装置5Bのインポート処理が失敗であると確認した場合には、ステップSP7に再び戻ることになる。
管理端末5Aは、移行先ストレージ装置5Bのインポート処理が成功であると確認した場合には、インポート処理を終了し、同時にインポート処理が終了した旨をホスト装置2に通知する(SP30)。このとき、図14に示すように、ホスト装置2と移行先ストレージ装置5Bとの間のパスを接続する(〔7〕)。
そしてホスト装置2は、移行元ストレージ装置5Aの論理ユニットLUaと同一の論理ユニットを検索して検出するために、記憶システム1内の全ての論理ユニットに対してディスカバリ指示を行う(SP31)。このときの様子は、図14に示す(〔8〕)。なお、この指示は、管理サーバ3又はユーザがホスト装置2に対して行ってもよい。このときホスト装置2と、移行元ストレージ装置5Aを介した外部ストレージ装置6との間で、データの入出力が行われている(〔0〕)。
移行先ストレージ装置5Bの論理ユニットLUbは、移行元ストレージ装置5Aの論理ユニットLUaと同一であるため、移行先ストレージ装置5Bは、ホスト装置2からのディスカバリ指示に応答し、ホスト装置2に移行元ストレージ装置5Aの論理ユニットLUaと同一である旨を返答する(SP32)。このときの様子は、図14に示す(〔9〕)。このときホスト装置2と移行元ストレージ装置5Aを介して外部ストレージ装置6との間でデータの入出力が行われている(〔0〕)。
ホスト装置2は、移行元ストレージ装置5Aの論理ユニットLUaと移行先ストレージ装置5Bの論理ユニットLUbとが同一であると確認すると、移行先ストレージ装置5Bは移行元ストレージ装置5Aの交替ストレージ装置に成りえると判断し、交替パスプログラムに基づいて、交替パスの登録する(SP33)。このとき、図14に示すように、ホスト装置2は、ホスト装置2と移行先ストレージ装置5Bとの間の接続パスを、ホスト装置2と移行元ストレージ装置5Aとの間のパスの交替パスであるという設定を行う(〔10〕)。その後、管理端末7Bは、移行先ストレージ装置5Bと外部ストレージ装置6との間のパスを接続する(〔11〕)。
ホスト装置2は、交替パスを登録した移行先ストレージ装置5Bに対してもデータの入出力を開始する(SP34)。データの入出力は、記憶システム1の負荷を考慮して、移行元ストレージ装置5Aと移行先ストレージ装置5Bと交互に行う。このときの様子は、図14に示すように、(〔0〕、〔12〕)。
移行元ストレージ装置5Aのディスクキャッシュ504A及び移行先ストレージ装置5Bのディスクキャッシュ504Bは、キャッシュ・オフになっている。それゆえホスト装置からのデータが外部ボリュームPLUに書き込まれるまでホスト装置2に対し返答はしないので、データの破損を生じることはない。
引き続きホスト装置2は、管理端末7Aに移行元ストレージ装置5Aとホスト装置2とを接続するパスを閉塞する閉塞指示を行う(SP35)。
管理端末7Aは、ホスト装置2からの閉塞指示を受け取ると、移行元ストレージ装置5Aに閉塞指示を行う(SP36)。
移行元ストレージ装置5Aは、管理端末7Aからの閉塞指示を受け取ると、移行元ストレージ装置5Aとホスト装置2とを接続するパスを閉塞し(SP37)、管理端末7Aにパスの閉塞が完了した旨を通知する。このときの様子は、図15に示す(〔13〕〜〔15〕)。このとき、ホスト装置2と移行元ストレージ装置5Aを介した外部ストレージ装置6との間のデータの入出力は停止される一方で(〔0〕)、ホスト装置2と移行先ストレージ装置5Bを介した外部ストレージ装置6との間では、引き続きデータの入出力が行われる(〔12〕)。
管理端末7Aは、パスの閉塞が完了した旨の通知を受領すると、ホスト装置2にパスの閉塞が完了した旨を通知する(SP38)。
ホスト装置2は、管理端末7Aからのパスの閉塞が完了した旨の通知を受領する(SP39)。
引き続き、管理端末7Aは、移行元ストレージ装置5Aに、移行元ストレージ装置5Aと外部ストレージ装置6とを接続するパスを閉塞する閉塞指示を行う(SP40)。
この指示を受け取った移行元ストレージ装置5Aは、移行元ストレージ装置5Aと外部ストレージ装置6とを接続するパスを閉塞し(SP41)、この旨を管理端末7Aに通知する。このときの様子は、図15に示す(〔16〕)。ホスト装置2と、移行先ストレージ装置5Bを介した外部ストレージ装置6との間で、データの入出力が行われる(〔12〕)。
移行元ストレージ装置5Aと外部ストレージ装置6とのパスを閉塞した旨の通知を受領した管理端末7Aは、管理端末7Bに通知する(SP42)。
そうすると管理端末7Bは、移行先ストレージ装置5Bに、ディスクキャッシュ504Bの設定をオフからオンに変更するようにキャッシュ・オン指示を行う(SP43)。
移行先ストレージ装置5Bは、ディスクキャッシュ504Bの設定をオフからオンに変更する(SP44)。このときの様子は、図15に示す(〔17〕)。引き続きホスト装置2と、移行先ストレージ装置5Bを介した外部ストレージ装置6との間で、データの入出力が行われる(〔12〕)。
一方、移行元ストレージ装置5Aは、当該装置5Aとホスト装置2との間のパスの設定及び外部ストレージ装置6とのパスの設定を解除後に電源のオフを行うと(SP45)、この運用手順は終了する。このときの様子は、図15に示す(〔18〕)。引き続きホスト装置2と、移行先ストレージ装置5Bを介した外部ストレージ装置6との間で、データの入出力が行われる(〔12〕)。
論理ユニット単位でマイグレーションしているため、ホスト装置2からは同一の論理ユニットに向けてデータの入出力を行っていると認識することができる。したがってホスト装置2からのデータの入出力を止めることなくマイグレーションをすることができる。
(1−3−3)構成制御情報の編集処理
上述した運用手順のステップSP12における構成制御情報の編集処理について、説明をする。管理端末7Aが編集制御情報プログラム907に基づいて構成制御情報の編集処理を実行する。なお、構成制御情報の編集処理は、管理サーバ3が行ってもよい。
(1−3−3−1)論理デバイスの定義
まず、構成制御情報の編集処理のうち、管理端末7Aが移行先ストレージ装置5Bの構成制御情報に合った論理デバイスLDEVを定義する処理について説明する。
具体的には、管理端末7AのCPU702Aは、管理端末7Bから移行先ストレージ装置5Bの各種構成制御情報を受領すると、構成制御情報の編集処理を開始する(SP50)。
次に、管理端末7AのCPU702Aは、移行元ストレージ装置5Aの各種構成制御情報と、移行先ストレージ装置5Bの各種構成制御情報とを比較して、自動設定事項が同じか否かを判断する(SP51)。
ここで自動設定事項とは、編集により自動的に設定される事項である。本実施の形態では、自動設定事項は、論理デバイスLDEVの容量、RAIDレベル及びメディアタイプである。なお、メディアタイプとは、データが格納される物理デバイスがハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリ等、物理デバイスの種類をいう。
管理端末7AのCPU702Aは、自動設定事項が同じであると判断すると(SP51:YES)、ステップSP55に進む。
一方、管理端末7AのCPU702Aは、自動設定事項が同じではないと判断すると(SP51:NO)、移行先ストレージ装置内に移行できないと判断したため、次に外部ストレージ装置6に空いている記憶領域があるか否かを判断する(SP52)。これは、最終的に移行先ストレージ装置内5Bに論理ユニットLUaを移行できる記憶領域を作るためである。なお、空いている記憶領域は、物理ディスク604でもよいし、外部ボリュームPLUでもよい。
管理端末7AのCPU702Aは、外部ストレージ装置6にも空いている記憶領域がないと判断すると(SP52:NO)、ユーザの指示を待つことになる(SP53)。
一方、管理端末7AのCPU702Aは、外部ストレージ装置6に空いている記憶領域があると判断すると(SP52:YES)、この空いている記憶領域から仮想デバイスVDEVを作成する(SP54)。
引き続き、管理端末7AのCPU702Aは、論理デバイスLDEVを定義する(SP55)。このとき、管理端末7AのCPU702Aが、仮想デバイスVDEVを作成し、当該仮想デバイスVDEVから論理デバイスLDEVを定義した場合には、RAIDレベル及びディスクの種類も併せて設定する。
管理端末7AのCPU702Aは、定義した論理デバイスLDEVを移行先ストレージ装置5Bに設定すると(SP56)、この処理を終了する(SP57)。
この処理に基づいて設定された自動設定事項は、編集構成制御情報906内のLDEV容量情報、RAIDレベル情報、メディアタイプに保存される。
(1−3−3−1)パスの定義
構成制御情報の編集処理のうち、管理端末7Aが移行先ストレージ装置5Bの構成制御情報に合ったパスを定義する処理について、引き続き説明する。管理端末7Aが編集制御情報プログラム907に基づいて構成制御情報の編集処理を実行する。
まず管理端末7AのCPU702Aは、移行先ストレージ装置5Bに論理デバイスLDEVを設定すると、この処理を開始する(SP60)。
そして管理端末7AのCPU702Aは、移行先ストレージ装置5Bにパスの定義が可能なポート501Bがあるか否かを判断する(SP61)。
管理端末7AのCPU702Aは、移行先ストレージ装置5Bにパスの定義が可能なポート501Bがないと判断すると(SP61:NO)、ユーザの指示を待つことになる(SP62)。
一方、管理端末7AのCPU702Aは、移行先ストレージ装置5Bにパスの定義が可能なポート501Bがあると判断すると(SP61:YES)、移行先ストレージ装置5Bでのパスを定義する(SP63)。
そして、管理端末7AのCPU702Aは、定義したパスを移行先ストレージ装置5Bのポート501Bに設定すると(SP64)、この処理を終了する(SP65)。
この処理に基づいて設定された自動設定事項は、編集構成制御情報906内のイニシエータポートIDに保存される。
論理ユニット単位でマッピングをし、ストレージ装置のマイグレーションしているため、ホスト装置2からは同一の論理ユニットに向けてデータの入出力を行っていると認識することができる。したがってホスト装置2からのデータの入出力を止めることなくストレージ装置のマイグレーションをすることができる。
(1−4)第1の実施の形態の効果
本実施の形態によれば、ホスト装置及びストレージ装置間のデータの授受を停止させることなく、かつ、ストレージ装置の機能を継続させ、ホスト装置のアクセス先の移行を行うことができる。
本実施の形態によれば、ユーザを介在させることなく、移行元ストレージ装置の構成制御情報を移行先ストレージ装置の設定に合った構成制御情報に編集することができるため、設定条件等の環境が異なる複数のストレージ装置を接続する記憶システムにも対応することができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)第2の実施の形態による記憶システムの構成
次に、第2の実施の形態による記憶システムについて、以下に説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態との対応部分には同一の符号を付し、その部分の説明は省略する。第2の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明をする。
図1に示すように、1'は全体として第2の実施の形態による記憶システムを示す。この記憶システム1'は、ホスト装置2がファイバチャネルスイッチ4と接続され、ファイバチャネルスイッチ4が移行元ストレージ装置5'A、移行先ストレージ装置5'B及び外部ストレージ装置6と接続され、移行元ストレージ装置5'A、移行先ストレージ装置5'B及び外部ストレージ装置6のそれぞれが管理端末7'と接続され、ホスト装置2、管理サーバ3、ファイバチャネルスイッチ4及びそれぞれの管理端末7'がネットワーク8と接続される構成である。
本実施の形態による記憶システム1'では、移行元ストレージ装置5'A及び移行先ストレージ装置5'Bは、同機種のストレージ装置である。そして管理端末7'Aが移行元ストレージ装置5'Aを管理し、管理端末7'Bが移行先ストレージ装置5'Bを管理する構成である。
(2−2)マイグレーション機能の設定手順
次に、本実施の形態によるマイグレーション機能に関する運用手順について説明する。
ここでは、移行元ストレージ装置5'Aにある移行元の論理ユニットLU'aを移行先の論理ユニットLU'bにマッピングし、ストレージ装置を移行元ストレージ装置5'Aから移行先ストレージ装置5'Bにマイグレーションする運用手順について説明をする。なお、ホスト装置2には、交替パスプログラム208が格納されている。
具体的には図19に示すように、ホスト装置2と、移行元ストレージ装置5'Aを介した外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUとの間で、データの入出力が行われている(〔0〕)。
まず、ホスト装置2は、管理端末7'Aに移行元ストレージ装置5'Aに保存される最新の各種構成制御情報をメモリ503'Aから読み出すようにエクスポート指示をする(〔1〕)。
そして管理端末7'Aは、エクスポート指示を受け取ると、メモリ503'Aから最新の各種構成制御情報をエクスポート(読み出し)し、エクスポートした各種構成制御情報を受領する。
引き続き管理端末7'Aは、移行元ストレージ装置5'Aの各種構成制御情報を移行先ストレージ装置5'Bにインポートするため、管理端末7'Bにインポート準備開始指示をする。
そして管理端末7'Bは、インポート準備開始指示を受領すると、移行先ストレージ装置5'Bに、移行先ストレージ装置5'Bのメモリ503'B内にある最新の各種構成制御情報を送信するように指示をする。
移行先ストレージ装置5'Bは、この指示を管理端末7'Bから受け取ると、管理端末7'Aにメモリ503'B内にある最新の各種構成制御情報を送信する。
管理端末7'Aは、管理端末7'Bから移行先ストレージ装置5'Bの各種構成制御情報を受領すると、移行元ストレージ装置5'Aの各種構成制御情報と、移行先ストレージ装置5'Bの各種構成制御情報とを比較して、移行元ストレージ装置5'Aの各種構成制御情報を移行先ストレージ装置5'Bの設定に合った構成制御情報に編集する。なお、この管理端末7'Aが行う編集処理に関しては、第1の実施の形態の編集処理と同様のため、説明を省略する。
そして図19に示すように、管理端末7'Aは、移行先ストレージ装置5'Bに編集構成制御情報906のインポートを開始する。同時に、管理端末7'Aは、管理端末7'Bに他の管理端末7'Cから移行先ストレージ装置5'Bの各種構成制御情報の変更が行われないようにロック指示をする。
管理端末7'Bは、管理端末7'Aからのロック指示を受領すると、ロック指示の応答を行い、移行先ストレージ装置5'Bの各種構成制御情報の変更が行われないようにロックをする。
そして、管理端末7'Aは、管理端末7'Bがロック指示に応答したことを確認すると、編集構成制御情報を管理端末7'Bに送信する。
管理端末7'Bは、管理端末7'Aから送信された編集構成制御情報を受領すると当該編集構成制御情報を管理端末7'B内にあるメモリ(図示せず)にインポートする。同時に、管理端末7'Bは、移行先ストレージ装置5'Bに編集構成制御情報を送信する(〔3〕)。
移行先ストレージ装置5'Bは、管理端末7'Bから送信された編集構成制御情報を受領すると、編集構成制御情報を移行先ストレージ装置5'B内のメモリ503'Bにインポート処理を行う。このとき、移行先ストレージ装置5'B内に論理ユニットLU'bが設定される。また移行先ストレージ装置5'Bのディスクキャッシュ504'Bは、オフ設定で登録される。
そうして移行先ストレージ装置5'Bは、インポート処理の成否を管理端末7'Bに送信する。管理端末7'Bは、インポート処理の成否を受領して、インポート処理の成否を受領した旨のインポート終了通知を管理端末7'Aに送信する。そうすると管理端末7'Aは、管理端末7'Bにロック解除指示を行う。管理端末7'Bは、ロック解除を行う。
次に、図19に示すように、管理端末7'Aは、移行元ストレージ装置5'Aと移行先ストレージ装置5'Bとの間のパスを接続する(〔4〕)。このとき、ホスト装置2と、移行元ストレージ装置5'Aを介した外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUとの間で、データの入出力が行われている(〔0〕)。
また、管理端末7'Bは、移行先ストレージ装置5'Aとホスト装置2との間のパスを接続する(〔5〕)。このとき、ホスト装置2と、移行元ストレージ装置5'Aを介した外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUとの間で、データの入出力が行われている(〔0〕)。
そうすると、ホスト装置2は、移行元ストレージ装置5'Aの論理ユニットLU'aと同一の論理ユニットを検索して検出するために、記憶システム1内の全ての論理ユニットに対してディスカバリ指示を行う。なお、この指示は、管理サーバ3又はユーザがホスト装置2に対して行ってもよい。
移行先ストレージ装置5'Bの論理ユニットLU'bは、移行元ストレージ装置5'Aの論理ユニットLU'aと同一であるため、この旨をホスト装置2に返答する。
図20に示すように、ホスト装置2は、移行元ストレージ装置5'Aの論理ユニットLU'aと移行先ストレージ装置5'Bの論理ユニットLU'bとが同一であると確認すると、交替パスプログラム208に基づいて交替パスの設定をする(〔6〕)。このとき、ホスト装置2と、移行元ストレージ装置5'Aを介した外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUとの間で、データの入出力が行われている(〔0〕)。このとき、ディスクキャッシュ504'Aをオフ設定とする代わりに、リードデータのみを残す。また万一、ディスクキャッシュ504'B内にリードデータを残してしまうと、再度ディスクキャッシュ504'Bに書き込まれ、再度ディスクキャッシュ504'Bからデータを読み出す場合にデータの整合性がとれなくなることを防止するため、ディスクキャッシュ504'Bは、完全なオフ設定にしなければいけない。
ホスト装置2は、交替パスを設定した移行先ストレージ装置5'Bに対してもデータの入出力を開始する(〔7〕)。このとき、データの入出力は、移行先ストレージ装置5'Bのディスクキャッシュ504'Bがオフ設定になっているため、ホスト装置2と移行元ストレージ装置5'A、続いて移行先ストレージ装置5'Bを介した外部ストレージ装置6との間で流れる(〔7〕)。また、引き続き、ホスト装置2と、移行元ストレージ装置5'Aを介した外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUとの間で、データの入出力が行われている(〔0〕)。なお、データの入出力は、記憶システム1の負荷を考慮して、移行元ストレージ装置5'A又は移行先ストレージ装置5'Bを交互に介して行う。
続いて、図21に示すように、ホスト装置2は移行元ストレージ装置5'Aに、ディスクキャッシュ504'Aに一時的に保存しているデータを全て外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUにデステージするように、デステージ指示をする(〔8〕)。
移行元ストレージ装置5'Aは、この指示をホスト装置2から受け取ると、ディスクキャッシュ504Aをオフ設定にした後にデステージを行い、デステージ完了通知をホスト装置2に送信する(〔9〕〜〔12〕)。このとき、ホスト装置2と、移行元ストレージ装置5'Aを介した外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUとの間で、データの入出力が行われている(〔0〕)。また、ホスト装置2と移行元ストレージ装置5'A、続いて移行先ストレージ装置5'Bを介した外部ストレージ装置6との間で、データの入出力が行われている(〔7〕)。
次に図22に示すように、管理端末7'Bは、移行先ストレージ装置5'Bと外部ストレージ装置6との間のパスを接続する(〔13〕)。
移行先ストレージ装置5'Bと外部ストレージ装置6との間のパスが接続されると、移行先ストレージ装置5'Bは、ディスクキャッシュ504'Bをオン設定にする(〔14〕)。
管理端末7'Aからパス閉塞指示を受け取った移行元ストレージ装置5'Aは、移行元ストレージ装置5'Aと外部ストレージ装置6との間のパスを閉塞する(〔15〕)。
このとき、移行元ストレージ装置5'Aのディスクキャッシュ504'Aはオフ設定、移行先ストレージ装置5'Bのディスクキャッシュ504'Bはオン設定になっている。このため、データの入出力は、ホスト装置2と移行元ストレージ装置5'A、続いて移行先ストレージ装置5'Bを介した外部ストレージ装置6との間で流れ、一方では、ホスト装置2と移行先ストレージ装置5'Bを介した外部ストレージ装置6との間で交互に流れる(〔16〕、〔17〕)。
次にホスト装置2は、管理端末7'Aに移行元ストレージ装置5'Aとホスト装置2とを接続するパスを閉塞する閉塞指示を行うと、管理端末7'Aは、移行元ストレージ装置5'Aに当該指示を行う。
そして図23に示すように、移行元ストレージ装置5'Aは、管理端末7'Aからの閉塞指示を受け取ると、移行元ストレージ装置5'Aとホスト装置2とを接続するパスを閉塞し、管理端末7'Aにパスの閉塞が完了した旨を通知する(〔18〕)。
管理端末7'Aは、パスの閉塞が完了した旨の通知を受領すると、ホスト装置2にパスの閉塞が完了した旨を通知し、ホスト装置2は、管理端末7'Aからのパスの閉塞が完了した旨の通知を受領する。
引き続き、管理端末7'Aは、移行元ストレージ装置5'Aに、移行元ストレージ装置5'Aと移行先ストレージ装置5'Bとを接続するパスを閉塞する閉塞指示を行う。
この指示を受け取った移行元ストレージ装置5'Aは、図23に示すように、移行元ストレージ装置5'Aと移行先ストレージ装置5'Bとを接続するパスを閉塞し、この旨を管理端末7'Aに通知する(〔19〕)。このとき、移行元ストレージ装置5'Aのディスクキャッシュ504'Aはオフ設定、移行先ストレージ装置5'Bのディスクキャッシュ504'Bはオン設定になっている。このため、ホスト装置2と、移行元ストレージ装置5'A、及び移行先ストレージ装置5'Bを介した外部ストレージ装置6との間で流れていたデータの入出力は停止し(〔16〕)、一方では、引き続きホスト装置2と移行先ストレージ装置5'Bを介した外部ストレージ装置6との間で、データの入出力が行われている(〔17〕)。
図23に示すように、移行元ストレージ装置5'Aと外部ストレージ装置6とのパスを閉塞した旨の通知を受領した管理端末7'Aは、管理端末7'Bに通知し、移行元ストレージ装置5'Aの電源をオフにすると、この運用手順は終了する(〔20〕)。
なお、図24に示すように、外部ストレージ装置6内の外部ボリュームPLUに換えて移行元ストレージ装置5'A内に実ボリューム(論理ユニット)RLUaを形成させてもよい。この場合には、第2の実施の形態と同様に、ホスト装置2からのデータを実ボリュームRLUaに保存する移行元ストレージ装置5'Aの構成情報を編集して、当該実ボリュームRLUaを移行先ストレージ装置5'B内にマッピングする。実ボリュームRLUaと、移行先ストレージ装置5'B内に仮想ボリューム(論理ユニット)VLUとが対応する。そして、仮想ボリュームVLUをコピーしてコピーボリューム(論理ユニット)CLUを形成させ、実ボリュームRLUaのデータをコピーボリュームCLUに移行させる。
ホスト装置2は交替パスを設定して、図20の〔7〕と同様に、ホスト装置2からのデータの入出力がホスト装置2と移行先ストレージ装置5'Bを介した移行元ストレージ装置5'Aとの間で行われると(〔21〕)、ホスト装置2と移行元ストレージ装置5'Aとのパスを閉塞する(〔22〕)。その後、移行元ストレージ装置5'Aと移行先ストレージ装置5'Bとのパスを切り離すと(〔23〕)、ホスト装置2からのデータ入出力は、コピーボリュームCLUに行われることとなる(〔24〕)。
また、図25に示すように、移行元ストレージ装置5'Aと外部ストレージ装置6とを接続せずに、移行先ストレージ装置5'Bと外部ストレージ装置6とを接続させる構成でもよい。この場合には、移行元ストレージ装置5'A内に実ボリューム(論理ユニット)RLUaを形成させる。そして、第2の実施の形態と同様に、ホスト装置2からのデータを実ボリュームRLUaに保存する移行元ストレージ装置5'Aの構成情報を編集して、当該実ボリュームRLUaを移行先ストレージ装置5'B内にマッピングする。そうすと、実ボリューム(論理ユニット)RLUa内のデータが、仮想ボリューム(論理ユニット)LU'bを介して当該仮想ボリューム(論理ユニット)LU'bに対応付けられる外部ストレージ装置6内の外部ボリュームPLUに保存される。
ホスト装置2は交替パスを設定して、ホスト装置2からのデータの入出力がホスト装置2と移行先ストレージ装置5'Bを介した移行元ストレージ装置5'Aとの間で行われると(〔21〕)、ホスト装置2と移行元ストレージ装置5'Aとのパスを閉塞する(〔25〕)。その後、移行元ストレージ装置5'Aと移行先ストレージ装置5'Bとのパスを切り離すと(〔26〕)、ホスト装置2からのデータの入出力は、ホスト装置2と仮想ボリュームLU'bを介した外部ボリュームPLUとの間で行われる(〔27〕)。
また、図26に示すように、移行先ストレージ装置5'Bと外部ストレージ装置6とを接続せずに、移行元ストレージ装置5'Aと外部ストレージ装置6とを接続させる構成でもよい。この場合には、外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUと移行元ストレージ装置内の仮想ボリューム(論理ユニット)LU'aとが、対応付けられる。そして、移行先ストレージ装置5'B内には、実ボリューム(論理ユニット)RLUbを形成させる。第2の実施の形態と同様に、移行元ストレージ装置5'Aの構成情報を編集して、実ボリューム(論理ユニット)RLUbを仮想ボリューム(論理ユニット)LU'aにマッピングする。
ホスト装置2は交替パスを設定して、図20の〔7〕に示すように、ホスト装置2からのデータの入出力がホスト装置2と移行先ストレージ装置5'B及び移行元ストレージ装置5'Aを介した外部ストレージ装置6との間で行われると(〔7〕)、移行元ストレージ装置5'Aと外部ストレージ装置6とのパスを閉塞する(〔28〕)。そして、ホスト装置2と移行元ストレージ装置5'Aとのパスを閉塞する(〔29〕)。その後、移行元ストレージ装置5'Aと移行先ストレージ装置5'Bとのパスを切り離すと(〔30〕)、ホスト装置2からのデータの入出力は、移行先ストレージ装置5'B内の実ボリュームRLUbに行われる(〔31〕)。
このように、論理ユニット単位でマッピングをし、ストレージ装置5のマイグレーションしているため、ホスト装置2からは同一の論理ユニットに向けてデータの入出力を行っていると認識することができる。したがってホスト装置2からのデータの入出力を止めることなくストレージ装置のマイグレーションをすることができる。
(2−3)第2の実施の形態の効果
本実施の形態によれば、ホスト装置及びストレージ装置間のデータの授受を停止させることなく、かつ、ストレージ装置の機能を継続させ、予め保存されるデータの移行元やデータの移行先が内部ボリュームや外部ボリュームの如何を問わず、ホスト装置のアクセス先の移行を行うことができる。
本実施の形態によれば、ユーザを介在させることなく、移行元ストレージ装置の構成制御情報を移行先ストレージ装置の設定条件に合った構成制御情報に編集することができるため、移行元ストレージ装置の停止のタイミングによって同機種のストレージ装置に移行元ストレージ装置内に保存されたデータを円滑にマイグレーションすることができる。
(3)第3の実施の形態
次に、第3の実施の形態による記憶システムについて、以下に説明する。第3の実施の形態による記憶システムにおいては、第2の実施の形態で説明をした記憶システムと同様の構成であるため、説明は省略する。また、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様の対応部分には同一の符号を付し、対応部分についての説明は省略する。第3の実施の形態の説明では、第2の実施の形態と異なる部分についてのみ説明をする。
本実施の形態の記憶システムの運用手順では、図27に示すように、第2の実施の形態においてホスト装置2から管理端末7'Aを介して移行元ストレージ装置5'Aにデステージ指示を与えた代わりに、SCSI(Small Computer System Interface)のコマンドを与える(〔8〕)。このとき、データの入出力は、ホスト装置2と移行元ストレージ装置5'A、続いて移行先ストレージ装置5'Bを介した外部ストレージ装置6との間で流れる(〔7〕)。また、ホスト装置2と、移行元ストレージ装置5'Aを介した外部ストレージ装置6の外部ボリュームPLUとの間で、データの入出力が行われている(〔0〕)。
例えば、具体的なSCSIのコマンドとしては、移行元ストレージ装置5'Aのディスク506'Aを起動/停止させる指示の意味をもつ、スタート/ストップコマンドである。
ホスト装置2からSCSIのコマンドが移行元ストレージ装置5'Aに対して与えられると、移行元ストレージ装置5'Aではデステージ指示が与えられたとコマンドを内部的に解釈して、移行元ストレージ装置5'Aのディスクキャッシュから外部ボリュームPLUにデステージをする(〔9〕)。
その後の運用手順は第2の実施の形態と同様のため、説明は省略する。
本実施の形態によれば、ホスト装置及びストレージ装置間のデータの授受を停止させることなく、かつ、ストレージ装置の機能を継続させ、ホスト装置のアクセス先の移行を行うことができる。
また、ホスト装置から発行される標準コマンドを移行元ストレージ装置内では内部的に解釈させてデステージを行うため、記憶システムの負荷を軽減することができる。
(4)第4の実施の形態
次に、第4の実施の形態による記憶システムについて、以下に説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成には同一の符号を付す。第4の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と異なる構成についてのみ説明をする。
図1に示すように、1''は全体として第4の実施の形態による記憶システムを示す。
本実施の形態による記憶システム1''としては、図28に示すように、記憶階層の一部にプールボリュームPLa、PLbを用いる。AOU(Allocation on Use)と称される機能を用いて、物理デバイス604の記憶領域を提供して動的な記憶領域でなる、プールボリュームPLa、PLbを形成させる。
このような記憶階層をもつ記憶システム1''における各種構成制御情報について説明をする。
マイグレーション機能を実現するため、管理端末7''Aのメモリ703''Aには、図29に示すように、LU構成制御情報901''、LDEV構成制御情報902''、VDEV構成制御情報903''、物理構成制御情報904''、それぞれの構成制御情報を管理する構成制御情報プログラム905''、移行先ストレージ装置5''Bのフォーマットに合致するように移行元の論理ユニットLU''aに関する構成制御情報を編集した構成制御情報である編集構成制御情報906''、この編集構成制御情報を管理する編集制御構成プログラム907''が格納されている。
加えて、管理端末7''Aのメモリ703''Aには、プール構成制御情報908''が格納されている。
本実施の形態においては、LU構成制御情報901''、VDEV構成制御情報903''、物理構成制御情報904''、構成制御情報プログラム905''、編集構成制御情報906''、及び編集制御情報プログラム907''は、第1の実施の形態における構成制御情報と同じ構成のため、説明を省略する。
LDEV構成制御情報902''は、論理デバイスLDEV''の構成制御情報である。LDEV構成制御情報902''には、図30に示すように、プールボリュームPLを識別するプールID9029が格納されている。なお、その他の構成は、第1の実施の形態におけるLDEV構成制御情報902と同じ構成のため、説明を省略する。
プール構成制御情報908''は、物理デバイス604の記憶領域を提供して動的な記憶領域でなるプールボリュームPLの構成制御情報である。
プール構成制御情報908''は、図31に示すように、プールボリュームPLを識別するプールID9081、プールボリュームの容量を示す容量情報9082、プールボリュームPLに対応つけられる論理デバイス番号を示すLDEV番号9083、当該論理デバイスLDEV''に対応つけられるボリュームが実ボリューム又は仮想ボリュームであるかを示すボリューム属性情報9084、プールボリュームPLをLDEV番号に該当する論理デバイスLDEV''をさらにページ単位で割り当てた割当て番号を示すページ番号9085、プールボリュームIDに対応つけられる仮想デバイスVDEV''のデバイス番号であるVDEV番号9086、当該仮想デバイスVDEV内のLBA(Logical Block Addressing)であるLDEV内のLBA情報9087、プールボリュームPLと同じ階層にあるVDEV番号に該当する仮想ボリュームVDEV''をさらにスロット単位で割り当てる割当て番号を示すスロット番号9088から構成されている。
本実施の形態における記憶システムの運用手順は、論理ユニットLUのボリューム属性を実ボリュームとして用いたマイグレーション機能を、論理ユニットLU''のボリューム属性を仮想ボリュームとして運用する手順となる。その手順は、第1の実施の形態と同じなので説明を省略する。
本実施の形態によれば、ホスト装置及びストレージ装置間のデータの授受を停止させることなく、かつ、ストレージ装置の機能を継続させ、ホスト装置のアクセス先の移行を行うことができる。
また、記憶階層にプールボリュームを用いて、データのアドレス空間を広く使うことができるため、記憶システムのシステム性能の向上を図ることができる。
(5)他の実施の形態
データの入出力要求を行う上位装置としてホスト装置2として、ホスト装置2から認識可能であり、データを格納する物理デバイス604の記憶領域上に形成される移行元の論理ユニットLUaを有する移行元ストレージ装置5Aと、ホスト装置から認識可能な移行先の論理ユニットLUbを有する移行先ストレージ装置5Bとを有し、移行先ストレージ装置5Bの設定に合致するように移行元の論理ユニットLUaに関する構成制御情報901〜904を編集する編集部を管理端末7A内のメモリに設けてCPUが編集処理をしたが、移行元ストレージ装置5A内のCPU及びメモリが行ってもよい。
当該構成制御情報を編集した編集構成制御情報906を移行先ストレージ装置5Bにインポートするインポート部及び移行元の論理ユニットLUaを前記移行先の論理ユニットLUbにマッピングするマッピング部を管理端末7B内のメモリに設けてCPUが処理をしたが、移行先ストレージ装置5B内のCPU及びメモリが行ってもよい。
移行元及び移行先のボリュームとしてプールボリュームPLを移行元ストレージ装置5A内及び移行先ストレージ装置5B内にそれぞれ設けたが、外部ストレージ装置6内に設けてもよい。
外部ストレージ装置6の物理デバイス604の記憶領域を提供して移行元及び移行先のプールボリュームPLa、PLbを形成したが、移行元ストレージ装置5Aの物理デバイス506Aと外部ストレージ装置6の物理デバイス604を移行元プールボリュームとして、移行先ストレージ装置5Bの物理デバイス506Bと外部ストレージ装置6の物理デバイス604を移行先プールボリュームとして、混在させてプールボリュームを形成させてもよい。
また、プールボリュームPLのボリューム属性は、実ボリュームでも仮想ボリュームでもよい。
移行元の論理ユニットLUaを移行先ストレージ装置5B内にマッピングしたが、外部ストレージ装置6内にマッピングしてもよい。
本発明は、1又は複数のストレージ装置を有する記憶システムや、その他の形態の記憶システムに広く適用することができる。
第1の実施の形態における記憶システムの全体構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における論理ユニット移動処理の原理を示す概念図である。 第1の実施の形態における論理ユニット移動処理の原理を説明する概念図である。 第1の実施の形態における管理端末のメモリ内を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるLU構成制御情報を示す図表である。 第1の実施の形態におけるLDEV構成制御情報を示す図表である。 第1の実施の形態におけるVDEV構成制御情報を示す図表である。 第1の実施の形態における物理構成制御情報を示す図表である。 第1の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供するシーケンスである。 第1の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供するシーケンスである。 第1の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供するシーケンスである。 第1の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第1の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第1の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第1の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第1の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第1の実施の形態における構成制御情報を編集するフローチャートである。 第1の実施の形態における構成制御情報を編集するフローチャートである。 第2の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第2の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第2の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第2の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第2の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第2の実施の形態におけるマイグレーション機能の補足説明に供する概念図である。 第2の実施の形態におけるマイグレーション機能の補足説明に供する概念図である。 第2の実施の形態におけるマイグレーション機能の補足説明に供する概念図である。 第3の実施の形態におけるマイグレーション機能の説明に供する概念図である。 第4の実施の形態における記憶システムの全体構成を示す概念図である。 第4の実施の形態における管理端末のメモリ内を示すブロック図である。 第4の実施の形態におけるLU構成制御情報を示す図表である。 第4の実施の形態におけるLDEV構成制御情報を示す図表である。
符号の説明
1……記憶システム、2……ホスト装置、3……管理サーバ、5A……移行元ストレージ装置、5B……移行先ストレージ装置、6……外部ストレージ装置、7……管理端末。

Claims (21)

  1. データの入出力要求を行う上位装置と、
    前記上位装置から認識可能であり、前記データを格納する物理デバイスの記憶領域上に形成される移行元の論理ユニットを有する移行元ストレージ装置と、
    前記上位装置から認識可能な移行先の論理ユニットを有する移行先ストレージ装置と、
    前記移行先ストレージ装置の設定に合致するように前記移行元の論理ユニットに関する構成制御情報を編集する編集部と、
    当該構成制御情報を編集した編集構成制御情報を前記移行先ストレージ装置にインポートするインポート部と、
    前記移行元の論理ユニットを前記移行先の論理ユニットにマッピングするマッピング部と、
    を備えることを特徴とする記憶システム。
  2. 前記上位装置は、第1のネットワークを介して前記移行元ストレージ装置及び前記移行先ストレージ装置とそれぞれ接続され、
    前記移行元ストレージ装置及び前記移行先ストレージ装置は、それぞれのストレージ装置を管理するそれぞれの管理端末と接続され、
    前記上位装置、保守管理を行う管理サーバ、前記第1のネットワーク及びそれぞれの前記管理端末は、第2のネットワークを介して相互に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶システム。
  3. 前記移行元ストレージ装置は、
    前記上位装置からのデータを一時的に格納するディスクキャッシュを有し、
    前記移行元の論理ユニットを前記移行先ストレージ装置内に移行するために、前記ディスクキャッシュをオフ設定にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶システム。
  4. 前記移行元ストレージ装置は、
    前記上位装置からのコマンドに基づいて前記上位装置からのデータを一時的に格納するディスクキャッシュからデステージする
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶システム。
  5. 前記移行元の論理ユニットを前記移行先の論理ユニットにマッピングした後に、前記上位ホスト装置からのデータの入出力要求のパスを前記移行先ストレージ装置に切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶システム。
  6. 前記物理デバイスの記憶領域上に形成され、当該データを格納する外部用の論理ボリュームが設けられた外部ストレージ装置をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶システム。
  7. 前記移行元ストレージ装置は、
    前記物理デバイスを1又は複数から構成して対応つける仮想デバイスと、前記仮想デバイスを1又は複数から構成して対応つける論理デバイスとをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶システム。
  8. 前記移行元ストレージ装置は、
    前記物理デバイスの記憶領域を提供して動的な記憶領域を形成するプールボリュームをさらに有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の記憶システム。
  9. 前記編集部は、
    前記論理デバイスの容量、レイドのレベル、物理デバイスの種類を、移行先ストレージ装置の設定に合致するように編集する
    ことを特徴とする請求項7記載の記憶システム。
  10. 前記構成制御情報は、
    前記移行元の論理ユニットと、前記論理デバイスと、前記仮想デバイスと、前記物理デバイスとの構成制御情報からなる
    ことを特徴とする請求項7に記載の記憶システム。
  11. 前記構成制御情報は、
    前記移行元の論理ユニットと、前記論理デバイスと、前記仮想デバイスと、前記プールボリュームと、前記物理デバイスとの構成制御情報からなる
    ことを特徴とする請求項8に記載の記憶システム。
  12. 上位装置がデータの入出力要求を行うステップと、
    移行元ストレージ装置が前記上位装置から認識可能であり、前記データを格納する物理デバイスの記憶領域上に形成される移行元の論理ユニットを有するステップと、
    移行先ストレージ装置が前記上位装置から認識可能な移行先の論理ユニットを有するステップと、
    前記移行先ストレージ装置の設定に合致するように前記移行元の論理ユニットに関する構成制御情報を編集する編集ステップと、
    当該構成制御情報を編集した編集構成制御情報を前記移行先ストレージ装置にインポートするインポートステップと、
    前記移行元の論理ユニットを前記移行先の論理ユニットにマッピングするマッピングステップと、
    を備えることを特徴とするストレージ移行方法。
  13. 前記移行元ストレージ装置が、前記上位装置からのデータを一時的に格納するディスクキャッシュを有し、前記移行元の論理ユニットを前記移行先ストレージ装置内に移行するために、前記ディスクキャッシュをオフ設定にするステップ
    を備えることを特徴とする請求項12に記載のストレージ移行方法。
  14. 前記移行元ストレージ装置が、前記上位装置からのコマンドに基づいて前記上位装置からのデータを一時的に格納するディスクキャッシュからデステージするステップ
    を備えることを特徴とする請求項12に記載のストレージ移行方法。
  15. 前記移行元の論理ユニットを前記移行先の論理ユニットにマッピングした後に、前記上位ホスト装置からのデータの入出力要求のパスを前記移行先ストレージ装置に切り替えるステップ
    を備えることを特徴とする請求項12に記載のストレージ移行方法。
  16. 前記物理デバイスの記憶領域上に形成され、当該データを格納する外部用の論理ボリュームを設けるステップ
    を備えることを特徴とする請求項12に記載のストレージ移行方法。
  17. 前記移行元ストレージ装置が、前記物理デバイスを1又は複数から構成して仮想デバイスを対応つけるステップと、
    前記仮想デバイスを1又は複数から構成して論理デバイスを対応つけるステップと、
    を備えることを特徴とする請求項12に記載のストレージ移行方法。
  18. 前記移行元ストレージ装置が、前記物理デバイスの記憶領域を提供して動的な記憶領域をプールボリュームとして形成するステップ
    を備えることを特徴とする請求項17に記載のストレージ移行方法。
  19. 前記編集ステップは、
    前記論理デバイスの容量、レイドのレベル、物理デバイスの種類を、移行先ストレージ装置の設定に合致するように編集する
    ことを特徴とする請求項17に記載のストレージ移行方法。
  20. 前記構成制御情報は、前記移行元の論理ユニットと、前記論理デバイスと、前記仮想デバイスと、前記物理デバイスとの構成制御情報から形成されるステップ
    を備えることを特徴とする請求項16に記載のストレージ移行方法。
  21. 前記構成制御情報は、前記移行元の論理ユニットと、前記論理デバイスと、前記仮想デバイスと、前記プールボリュームと、前記物理デバイスとの構成制御情報から形成されるステップ
    を備えることを特徴とする請求項18に記載のストレージ移行方法。
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