JP2008174941A - ろ面循環型除塵機 - Google Patents

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Keisei Hayashida
恵星 林田
Terukazu Araoka
輝一 新阜
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Abstract

【課題】水流の屈曲による損失を小さくし、上流部等への背水の影響を少なくするようにしたろ面循環型除塵機を提供すること。
【解決手段】無端状スクリーン1の下半が水路水面下に没するように張架配設するとともに、このスクリーン1を回転駆動し、スクリーン1にて捕捉した夾雑物を除去すようにしたろ面循環型除塵機において、スクリーン1を、スクリーン1の側部の上流側が拡開するように水路Sに対してそれぞれ斜めに配向するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、下水処理や河川排水処理等において使用されるろ面循環型除塵機に関し、特に、水流の屈曲による損失を小さくし、上流部等への背水の影響を少なくするようにしたろ面循環型除塵機に関するものである。
合流式下水道改善のため、夾雑物除去を行う自動除塵機として、ろ面循環型除塵機がある。
このろ面循環型除塵機は、例えば、図3に示すように、無端状スクリーン1を水路Sと平行に、かつスクリーン1の下半が水路水面下に没するように張架配設するとともに、このスクリーン1を回転駆動し、水上にてスクリーン1の外側から加圧水を噴霧することにより、捕捉した夾雑物をスクリーン1から脱荷し、シュート4に回収するようにしている。
このようなろ面循環型除塵機は、水路と平行にスクリーンを設置することから、スクリーン長さが水路幅に制限されないという利点がある。
また、このろ面循環型除塵機は、水の通水面が左右及び下面の3面で確保できることから、ろ過水量が大きいという利点もある。
ところで、ろ面循環型除塵機の損失水頭は、入口部の断面急縮による損失、スクリーン面通過時の屈曲と通過による損失、及び出口部の断面急拡による損失の3つに大きく分けられる。
この中で、スクリーン通過時の屈曲による損失は、図4に示すように、スクリーン1の上流側と下流側とで水の流れが2度に亘って約90度変化するため、その損失は大きいものとなる。
一方、水路の水流と直角にスクリーン面を設置する、一般的なバースクリーン式のスクリーンは、流れの方向に変化がない。
したがって、同じ通水面積で考えた場合、ろ面循環型除塵機の損失水頭は、バースクリーン式よりも大きいといえ、このことから、低損失型のろ面循環型除塵機が要求されている。
本発明は、上記従来のろ面循環型除塵機が有する問題点に鑑み、水流の屈曲による損失を小さくし、上流部等への背水の影響を少なくするようにしたろ面循環型除塵機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のろ面循環型除塵機は、無端状スクリーンの下半が水路水面下に没するように張架配設するとともに、該スクリーンを回転駆動し、スクリーンにて捕捉した夾雑物を除去するようにしたろ面循環型除塵機において、スクリーンを、スクリーンの側部の上流側が拡開するように水路に対してそれぞれ斜めに配向したことを特徴とする。
この場合において、スクリーンの側部において、スクリーンの上流側のガイドレールを外側に湾曲するように形成するとともに、スクリーンの下流側のガイドレールを内側に湾曲するように形成することができる。
本発明のろ面循環型除塵機によれば、無端状スクリーンの下半が水路水面下に没するように張架配設するとともに、該スクリーンを回転駆動し、スクリーンにて捕捉した夾雑物を除去するようにしたろ面循環型除塵機において、スクリーンを、スクリーンの側部の上流側が拡開するように水路に対してそれぞれ斜めに配向することから、スクリーンのスクリーンプレートの向きを水流の方向に近づけて、スクリーンを通過する水流の変化を緩やかにし、水流の屈曲による損失水頭を小さくすることができ、これにより、上流部等への背水の影響が問題であった箇所へもろ面循環型除塵機を設置することができる。
この場合、スクリーンの側部において、スクリーンの上流側のガイドレールを外側に湾曲するように形成するとともに、スクリーンの下流側のガイドレールを内側に湾曲するように形成することにより、スクリーンの上流側と下流側とで周長を合わせ、これにより、スクリーンの上流側を拡開するように配設しても、円滑なチェーンの運行を行うことができる。
以下、本発明のろ面循環型除塵機の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明のろ面循環型除塵機の一実施例を示す。
このろ面循環型除塵機は、無端状スクリーン1の下半が水路水面下に没するように張架配設するとともに、このスクリーン1を回転駆動し、水上にてスクリーン1の外側からノズル2で加圧水を噴霧することにより、捕捉した夾雑物をスクリーン1から脱荷し、シュート4に回収するようにしている(例えば、図3参照)。
そして、このろ面循環型除塵機は、スクリーン1を、スクリーン1の左右の側部の上流側が拡開するように水路Sに対してそれぞれ斜めに配向している。
スクリーン1は、例えば、図3に示すように、多数のスクリーンプレート3を櫛歯状に並設することによりスクリーンパネル6を形成し、このスクリーンパネル6をリンクすることにより無端状スクリーン1を形成している。
スクリーン1を構成する各スクリーンプレート3は、スクリーン面に対して直角に配列されている。
また、スクリーン1は、スプロケット71によりガイドレール72に沿って駆動するコンベアチェーン7によって循環されている。なお、本実施例では、コンベアチェーン7は、1対のローラ73によってガイドレール72を挟みつけるようにしている。
スクリーン1の左右の側部では、図2(a)に示すように、スクリーン1の上流側のガイドレール72aを外側に湾曲するように形成するとともに、図2(b)に示すように、スクリーン1の下流側のガイドレール72bを内側に湾曲するように形成している。
従来のガイドレール72は、図2(c)に示すように、スクリーン1の左右の側部がストレートであり、上流側と下流側ともにガイドレールの形状が同じで、スクリーン面とレール面が同一であったが、本実施例では、円形のレール等を使用することで角度を自由に変え、上流側と下流側とでガイドレール72a、72bの間隔を変更できるようにしている。
これにより、図1に示すように、スクリーン1の左右の側部を、その上流側が拡開するように水路Sに対してそれぞれ斜めに配向し、スクリーン面が水流に対して所定の角度を有するようにしている。
一方、ろ面循環型除塵機は、水路Sを整流板8で区画することにより、水路Sの水をスクリーン1の内部に導入するとともに、スクリーン1の奥に、水流を遮る背面板5を配設することにより、導入した水がスクリーン1を通過するようにしている。
従来は、図4に示すように、スクリーン1の上流側と下流側とで水の流れが2度に亘って約90度変化していたが、本実施例では、スクリーン1の側部を上流側が拡開するように斜めに配向したことにより、図1に示すように、この流れの角度変化を緩和し損失係数を大幅に軽減することができた。
かくして、本実施例のろ面循環型除塵機は、無端状スクリーン1の下半が水路水面下に没するように張架配設するとともに、このスクリーン1を回転駆動し、スクリーン1にて捕捉した夾雑物を除去するようにしたろ面循環型除塵機において、スクリーン1を、スクリーン1の左右の側部の上流側が拡開するように水路Sに対してそれぞれ斜めに配向することから、スクリーン1のスクリーンプレート3の向きを水流の方向に近づけて、スクリーン1を通過する水流の変化を緩やかにし、水流の屈曲による損失水頭を小さくすることができ、これにより、上流部等への背水の影響が問題であった箇所へもろ面循環型除塵機を設置することができる。
また、スクリーン1の左右の側部において、スクリーン1の上流側のガイドレール72aを外側に湾曲するように形成するとともに、スクリーン1の下流側のガイドレール72bを内側に湾曲するように形成することにより、スクリーン1の上流側と下流側とで周長を合わせ、これにより、スクリーン1の上流側を拡開するように配設しても、円滑なチェーンの運行を行うことができる。
以上、本発明のろ面循環型除塵機について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明のろ面循環型除塵機は、水流の屈曲による損失を小さくし、上流部等への背水の影響を少なくするという特性を有していることから、例えば、下水処理・浄水処理の除塵設備や河川用の除塵設備をはじめとして、一般産業・食品関連の除塵設備の用途にも好適に用いることができる。
本発明のろ面循環型除塵機の一実施例を示す断面平面図である。 スクリーンのガイドレールを示し、(a)は本実施例の上流側のガイドレールを示す正面図、(b)は同下流側のガイドレールを示す正面図、(c)は従来例のガイドレールを示す正面図である。 ろ面循環型除塵機の全体図である。 従来のろ面循環型除塵機を示す断面平面図である。
符号の説明
1 無端状スクリーン
2 ノズル
3 スクリーンプレート
4 シュート
5 背面板
6 スクリーンパネル
7 コンベアチェーン
71 スプロケット
72 ガイドレール
73 ローラ
8 整流板
S 水路

Claims (2)

  1. 無端状スクリーンの下半が水路水面下に没するように張架配設するとともに、該スクリーンを回転駆動し、スクリーンにて捕捉した夾雑物を除去するようにしたろ面循環型除塵機において、スクリーンを、スクリーンの側部の上流側が拡開するように水路に対してそれぞれ斜めに配向したことを特徴とするろ面循環型除塵機。
  2. スクリーンの側部において、スクリーンの上流側のガイドレールを外側に湾曲するように形成するとともに、スクリーンの下流側のガイドレールを内側に湾曲するように形成したことを特徴とする請求項1記載のろ面循環型除塵機。
JP2007008203A 2007-01-17 2007-01-17 ろ面循環型除塵機 Pending JP2008174941A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529266A (ja) * 2010-04-30 2013-07-18 パッサヴァント‐ガイガー・ゲー・エム・ベー・ハー 走行式スクリーン装置

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