JP2008174359A - エレベータかご - Google Patents

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松 健 深
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Abstract

【課題】エレベータの出入口周りの意匠やレイアウトが制約されることなくエレベータに遮煙機能を持たせることができ、この遮煙機能を持たせる際のコストを低減させることができるエレベータかごを提供する。
【解決手段】三方枠11bに三方枠シール部材20が設けられている。また、各扉12a,12bに扉シール部材30,31,40が設けられている。各扉12a,12bが閉止位置にあるときに、各扉シール部材30,31,40は他の扉のシール部材または三方枠シール部材20と当接してかご本体内部を気密状態にするようになっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、エレベータかごに関し、とりわけ遮煙機能を有するエレベータかごに関する。
建築基準法の改正によって、2002年6月より、昇降路扉が竪穴区画の防火設備としてみなされなくなり、エレベータの昇降路は遮炎性能および遮煙性能を有する防火設備で区画することが義務づけられた。
このため、従来では、エレベータのホール側に防火戸や遮煙スクリーンを設置することにより、防火区画を形成していた(例えば、特許文献1等参照)。
特開2005−170583号公報
しかしながら、上述のような防火戸や遮煙スクリーンをエレベータのホール側に設置する方法では、エレベータの出入口周りの意匠やレイアウトが制限されるという問題があった。また、このような防火戸や遮煙スクリーンを設置するにはコストがかかるという問題があった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、エレベータの出入口周りの意匠やレイアウトが制約されることなくエレベータに遮煙機能を持たせることができ、この遮煙機能を持たせる際のコストを低減させることができるエレベータかごを提供することを目的とする。
本発明は、かご本体と、前記かご本体の出入口に設けられた三方枠と、前記かご本体の出入口を塞ぐための複数の扉であって、かご本体の出入口を塞ぐ閉止位置と当該出入口を開口させる開口位置との間で互いに異なる速度で往復自在となっている複数の扉と、前記三方枠に設けられた三方枠シール部材と、前記各扉にそれぞれ設けられた扉シール部材であって、各扉が閉止位置にあるときに他の扉の扉シール部材または三方枠シール部材と当接して前記かご本体内部を気密状態にするような扉シール部材と、を備えたことを特徴とするエレベータかごである。
このようなエレベータかごによれば、各扉が閉止位置にあるときに、これらの各扉および三方枠の各々の間は、各シール部材により気密状態が保たれることとなる。このことにより、かご本体内部は外気から完全に隔離されることとなる。このため、これらの各シール部材によりエレベータかごの出入口に遮煙機能を持たせることができる。ここで、このような各シール部材を単に各扉や三方枠に取り付けることによりエレベータかごの出入口に遮煙機能を持たせることができるので、エレベータかごに遮煙機能を持たせる際のコストを低減させることができ、また、エレベータの出入口周りの意匠やレイアウトが制約されることなくエレベータに遮煙機能を持たせることができる。
本発明のエレベータかごにおいては、前記複数の扉は上開き扉であることが好ましい。
本発明のエレベータかごにおいては、前記各扉シール部材は、前記各扉の側面における縁部近傍に取り付けられていることが好ましい。
本発明のエレベータかごにおいては、前記三方枠シール部材および前記扉シール部材は各々楔形のものからなり、三方枠シール部材または扉シール部材における楔形の2つの側面のうち一方の側面同士が当接することにより三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっていることが好ましい。
本発明のエレベータかごにおいては、前記扉と前記扉シール部材との間にブラケットが介設されていることが好ましい。このことにより、既設物件に各シール部材を取り付ける場合において、扉と三方枠との位置が合わないときであっても、扉に穴を開けてこのブラケットを扉に取り付けることにより、各シール部材間において所望の気密状態を形成することができるようになる。
本発明のエレベータかごにおいては、前記ブラケットは、前記扉の縁部に取り付けられたL字形ブラケットであることが好ましい。
本発明のエレベータかごにおいては、前記三方枠シール部材および前記扉シール部材は各々L字形のものからなり、三方枠シール部材または扉シール部材のL字形部分が互いに適合することにより三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっていることが好ましい。
あるいは、前記扉シール部材は凹形またはこの凹形に適合する凸形のものからなり、前記三方枠シール部材は前記扉シール部材の凹形に適合する凸形のものからなり、一の凹形の扉シール部材に他の凸形の扉シール部材または三方枠シール部材が嵌め込まれることにより三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっていることが好ましい。
あるいは、前記扉シール部材は凹形またはこの凹形に適合する凸形のものからなり、前記三方枠シール部材は前記扉シール部材の凸形に適合する凹形のものからなり、一の凹形の扉シール部材または三方枠シール部材に他の凸形の扉シール部材が嵌め込まれることにより三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっていることが好ましい。
本発明のエレベータかごによれば、エレベータの出入口周りの意匠やレイアウトが制約されることなくエレベータに遮煙機能を持たせることができ、この遮煙機能を持たせる際のコストを低減させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図6は、本発明によるエレベータかごの一の実施の形態を示す図である。
このうち、図1は、本実施の形態のエレベータかごの全体構成の概略を示す斜視図であり、図2は、図1に示すエレベータかごの高速扉の構成を示す斜視図であり、図3は、図1に示すエレベータかごの低速扉の構成を示す斜視図である。また、図4は、図1に示すエレベータかごのA−A矢視縦断面図であり、図5は、図1に示すエレベータかごのB−B矢視側面図であり、図6は、図1に示すエレベータかごのC−C矢視横断面図である。
図1に示すように、本実施の形態のエレベータかごは、略直方体形状のかご本体10と、かご本体10の出入口に設けられた三方枠11と、かご本体10の出入口を塞ぐための2枚の扉12(12a,12b)とを備えている。このエレベータかごは、例えば荷物用のエレベータに用いられる。
以下、このようなエレベータかごの各構成要素について詳述する。
かご本体10は、略直方体形状を形成するような複数の鋼製パネル等からなり、このかご本体10の側面における一のパネルには矩形の出入口が形成されている。この出入口近傍におけるかご本体10の底面には板状のホールシル13が取り付けられている。
三方枠11は、かご本体10の一の側面パネルに形成された矩形の出入口の両側縁および上縁に設けられている。すなわち、三方枠11は、かご本体10の出入口の両側縁に形成された一対の鋼製等の側縁部11aと、この出入口の上縁に形成された鋼製等の上縁部11bとから構成されている。この三方枠11における一対の側縁部11aおよび上縁部11bには、それぞれ例えばパッキン等からなる三方枠シール部材20,22が取り付けられている。この三方枠シール部材20,22の詳細については後述する。
かご本体10の出入口を塞ぐための扉12は、低速扉12aおよび高速扉12bから構成されており、これらの低速扉12aおよび高速扉12bは上開き扉となっている。ここで、各扉12a,12bは、かご本体10の出入口を塞ぐ閉止位置(図1参照)と、この閉止位置の上方にあり当該出入口を開口させるような開口位置との間で互いに異なる速度で往復自在となっている。すなわち、図1に示す状態において低速扉12aおよび高速扉12bはそれぞれ閉止位置にありかご本体10の出入口を塞いでいるが、図示しない牽引手段により低速扉12aが上方に牽引されるとともに高速扉12bがこの低速扉12aよりも高速で上方に牽引されることにより、これらの低速扉12aおよび高速扉12bが出入口よりも上方の位置で揃い、その結果かご本体10の出入口を開口させることとなる。
低速扉12aおよび高速扉12bには、それぞれ例えばパッキン等からなる扉シール部材30,31,32,40,42が取り付けられている。この扉シール部材30,31,32,40,42の詳細については後述する。また、図2に示すように、高速扉12bの底面にはクッションゴム14が取り付けられている。図4,5等に示すようにこのクッションゴム14はかご本体10の底面に取り付けられたホールシル13に当接するようになっている。このため、高速扉12bが開口位置から閉止位置に移動した際においてもこの高速扉12bとホールシル13との衝突を避けることができるようになる。
図2,図5および図6に示すように、高速扉12bにおけるかご本体10内部側の一方の側面の両側縁部には、楔形の例えばパッキン等からなる一対の側方高速扉シール部材42が取り付けられている。また、図2および図4に示すように、この高速扉12bにおけるかご本体10内部側の一方の側面の上縁部には、楔形の例えばパッキン等からなる上方高速扉シール部材40が取り付けられている。これらの高速扉シール部材40,42は、それぞれ対応する高速扉12bの各辺と略同一の長さの棒形状のものとなっており、その断面がそれぞれ楔形となっている。
図3,図5および図6に示すように、低速扉12aにおけるかご本体10内部側の一方の側面の両側縁部には、楔形の例えばパッキン等からなる一対の側方低速扉シール部材32が取り付けられている。また、図3および図4に示すように、この低速扉12aにおけるかご本体10内部側の一方の側面の上縁部には、楔形の例えばパッキン等からなる上方低速扉シール部材30が取り付けられている。さらに、図3および図4に示すように、低速扉12aにおけるかご本体10とは反対側の他方の側面の底縁部には、楔形の例えばパッキン等からなる下方低速扉シール部材31が取り付けられている。これらの低速扉シール部材30,31,32は、それぞれ対応する低速扉12aの各辺と略同一の長さの棒形状のものとなっており、その断面がそれぞれ楔形となっている。
図4に示すように、三方枠11の上縁部11bにおける扉12側の側面には、楔形の例えばパッキン等からなる上方三方枠シール部材20が取り付けられている。また、図6に示すように、三方枠11の側縁部11aにおける扉12側の側面には、楔形の例えばパッキン等からなる側方三方枠シール部材22が取り付けられている。これらの三方枠シール部材20,22は、それぞれ対応する三方枠11の各縁部11a,11bと略同一の長さの棒形状のものとなっており、その断面がそれぞれ楔形となっている。ここで、図5に示すように三方枠11の側縁部11aは段差形状となっているので、この側縁部11aに取り付けられるべき各側方三方枠シール部材22も2つに分割されている(図6参照)。
次に、三方枠11の上縁部11bに取り付けられた上方三方枠シール部材20と、低速扉12aに取り付けられた上方低速扉シール部材30との関係について説明する。図4に示すように、各扉12a,12bが閉止位置にあるときにおいて、上方三方枠シール部材20および上方低速扉シール部材30における各々の2つの側面のうち一方の側面同士が当接し、このことにより上方三方枠シール部材20および上方低速扉シール部材30の間において気密状態が形成されている。同様に、図6に示すように、側方三方枠シール部材22と側方低速扉シール部材32との間にも上述と同じような関係があり、側方三方枠シール部材22および側方低速扉シール部材32の間においても気密状態が形成されている。
さらに、図4に示すように、低速扉12aに取り付けられた下方低速扉シール部材31と高速扉12bに取り付けられた上方高速扉シール部材40との間にも上述と同じような関係があり、下方低速扉シール部材31および上方高速扉シール部材40の間においても気密状態が形成されている。また、図6に示すように、側方高速扉シール部材42と側方三方枠シール部材22との間にも上述と同じような関係があり、側方高速扉シール部材42および側方三方枠シール部材22の間においても気密状態が形成されている。なお、高速扉12bの底面とホールシル13との間は、クッションゴム14により気密状態が形成されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態のエレベータかごの作用について説明する。
図1に示すようなエレベータかごは、昇降路における乗降階に到達したときに各扉12a,12bが上方に移動してかご本体10の出入口が開くこととなる。
一方、このエレベータかごが昇降路で昇降運動を行っているときは、各扉12a,12bは図1に示すような閉止位置にあり、かご本体10の出入口を塞ぐようになっている。ここで、図4に示すように、上方三方枠シール部材20と上方低速扉シール部材30との間、および下方低速扉シール部材31と上方高速扉シール部材40との間において気密状態が形成されており、高速扉12bの底面とホールシル13との間は、クッションゴム14により気密状態が形成されている。また、図6に示すように、側方三方枠シール部材22と側方低速扉シール部材32との間、および側方三方枠シール部材22と側方高速扉シール部材42との間においても気密状態が形成されている。
このため、扉12a,12bが閉止位置にあるときに、低速扉12a、高速扉12bおよび三方枠11の各々の間は、各シール部材により気密状態が保たれることとなる。このことにより、かご本体10内部は外気から完全に隔離されることとなる。
本実施の形態のエレベータかごによれば、三方枠11に三方枠シール部材20,22が設けられるとともに、各扉12a,12bに扉シール部材30,31,32,40,42が設けられ、各扉12a,12bが閉止位置にあるときに各扉シール部材30,31,32,40,42は他の扉のシール部材または三方枠シール部材20,22と当接してかご本体10内部を気密状態にするようになっている。このため、これらの各シール部材によりエレベータかごの出入口に遮煙機能を持たせることができる。ここで、このような各シール部材を単に各扉12a,12bや三方枠11に取り付けることによりエレベータかごの出入口に遮煙機能を持たせることができるので、エレベータかごに遮煙機能を持たせる際のコストを低減させることができ、また、エレベータの出入口周りの意匠やレイアウトが制約されることなくエレベータに遮煙機能を持たせることができる。
なお、本実施の形態によるエレベータかごは、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。例えば、図1に示すような扉12の数が2枚であるものに限定されることはなく、図12に示すように扉12の数が3枚となっているものを用いてもよく、あるいは扉12の数が4枚以上となっていてもよい。図12に示すように扉12の数が3枚となっている場合には、閉止位置から上方へ牽引される速度は、高速扉12b、中速扉12c、低速扉12aの順に速くなっている。また、各扉12a,12b,12cが閉止位置にあるときにおいて、低速扉12aの上縁部と三方枠11の上縁部11bは、上方低速扉シール部材30と上方三方枠シール部材20により気密状態となっており、また、低速扉12aの下縁部と中速扉12cの上縁部は、下方低速扉シール部材31と上方中速扉シール部材50により気密状態となっており、また、中速扉12cの下縁部と高速扉12bの上縁部は、下方中速扉シール部材51と上方高速扉シール部材40により気密状態となっている。さらに、各扉の側縁部と三方枠11の側縁部11aの間も各シール部材により気密状態となっている。このように、扉12の枚数が3枚以上となった場合であっても、各扉に扉シール部材を取り付けることにより、かご本体10の内部を気密状態に保つことができるようになる。
また、各扉12は図1に示すような上開き扉に限定されることはなく、横開き扉となっていてもよい。
また、図4乃至図6に示すように各扉12に各扉シール部材30,31,32,40,42を直接取り付ける代わりに、図7乃至図9に示すように各扉12と各扉シール部材30,31,32,40,42との間にそれぞれL字形ブラケット15を介設させてもよい。この場合、図7等に示すように、L字形ブラケット15は各扉12a,12bの縁部に取り付けられ、このL字形ブラケット15上に各扉シール部材30,31,32,40,42が取り付けられることとなる。
この方法は、既設物件に各シール部材を取り付ける場合において、各扉12a,12bと三方枠11との位置が合わないときに用いられる。すなわち、各扉12a,12bに穴を開けてL字形ブラケット15を扉12a,12bに取り付けることにより、各シール部材間において気密状態を形成することができるようになる。
また、三方枠11に取り付けられる三方枠シール部材および各扉12に取り付けられる扉シール部材として、図4乃至図6に示すような楔形のものに限定されることはなく、図10に示すようなL字形の各シール部材22a,32a,42aを用いてもよい。この場合において、三方枠シール部材または扉シール部材のL字形部分が互いに適合することにより三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっている。このことにより、図4乃至図6に示すような楔形の各シール部材を用いた場合と同様の作用効果を得ることができる。
また、更に他の変形例においては、三方枠11に取り付けられる三方枠シール部材および各扉12に取り付けられる扉シール部材として、図11に示すような凹形または凸形の各シール部材22b,32b,42bを用いてもよい。この場合において、図11に示すように、各扉シール部材は凹形またはこの凹形に適合する凸形のものからなり、各三方枠シール部材は扉シール部材の凸形に適合する凹形のものからなっている。そして、一の凹形の扉シール部材または三方枠シール部材に他の凸形の扉シール部材が嵌め込まれることにより、三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっている。このことにより、図4乃至図6に示すような楔形の各シール部材を用いた場合と同様の作用効果を得ることができる。
あるいは、別の変形例として、凹形の三方枠シール部材の代わりに凸形の三方枠シール部材を用いてもよい。この場合、凸形の三方枠シール部材は、凹形の扉シール部材に適合することができるようになっている。そして、一の凹形の扉シール部材に他の凸形の扉シール部材または三方枠シール部材が嵌め込まれることにより、三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっている。このことにより、図4乃至図6に示すような楔形の各シール部材を用いた場合と同様の作用効果を得ることができる。
さらに他の変形例としては、各三方枠シール部材および各扉シール部材として、図13に示すような波形のもの(例えば、互いに適合するような三方枠シール部材60aおよび扉シール部材70a)、図14に示すようなV字形のもの(例えば、互いに適合するような三方枠シール部材60bおよび扉シール部材70b)、あるいは図15に示すようなU字形のもの(例えば、互いに適合するような三方枠シール部材60cおよび扉シール部材70c)を用いることができる。
本発明の一の実施の形態のエレベータかごの全体構成の概略を示す斜視図である。 図1に示すエレベータかごの高速扉の構成を示す斜視図である。 図1に示すエレベータかごの低速扉の構成を示す斜視図である。 図1に示すエレベータかごのA−A矢視縦断面図である。 図1に示すエレベータかごのB−B矢視側面図である。 図1に示すエレベータかごのC−C矢視横断面図である。 図1に示すエレベータかごの他の構成におけるA−A矢視縦断面図である。 図1に示すエレベータかごの他の構成におけるB−B矢視側面図である。 図1に示すエレベータかごの他の構成におけるC−C矢視横断面図である。 図1に示すエレベータかごの更に他の構成におけるC−C矢視横断面図である。 図1に示すエレベータかごの更に他の構成におけるC−C矢視横断面図である。 図1に示すエレベータかごの更に他の構成におけるA−A矢視縦断面図である。 図1に示すエレベータかごに用いられるシール部材の他の構成を示す概略構成図である。 図1に示すエレベータかごに用いられるシール部材の更に他の構成を示す概略構成図である。 図1に示すエレベータかごに用いられるシール部材の更に他の構成を示す概略構成図である。
符号の説明
10 かご本体
11 三方枠
11a 側縁部
11b 上縁部
12 扉
12a 低速扉
12b 高速扉
12c 中速扉
13 ホールシル
14 クッションゴム
15 L字形ブラケット
20 上方三方枠シール部材
22,22a,22b 側方三方枠シール部材
30 上方低速扉シール部材
31 下方低速扉シール部材
32,32a,32b 側方低速扉シール部材
40 上方高速扉シール部材
42,42a,42b 側方高速扉シール部材
50 上方中速扉シール部材
51 下方中速扉シール部材
60a,60b,60c 三方枠シール部材
70a,70b,70c 扉シール部材

Claims (9)

  1. かご本体と、
    前記かご本体の出入口に設けられた三方枠と、
    前記かご本体の出入口を塞ぐための複数の扉であって、かご本体の出入口を塞ぐ閉止位置と当該出入口を開口させる開口位置との間で互いに異なる速度で往復自在となっている複数の扉と、
    前記三方枠に設けられた三方枠シール部材と、
    前記各扉にそれぞれ設けられた扉シール部材であって、各扉が閉止位置にあるときに他の扉の扉シール部材または三方枠シール部材と当接して前記かご本体内部を気密状態にするような扉シール部材と、
    を備えたことを特徴とするエレベータかご。
  2. 前記複数の扉は上開き扉であることを特徴とする請求項1記載のエレベータかご。
  3. 前記各扉シール部材は、前記各扉の側面における縁部近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載のエレベータかご。
  4. 前記三方枠シール部材および前記扉シール部材は各々楔形のものからなり、三方枠シール部材または扉シール部材における楔形の2つの側面のうち一方の側面同士が当接することにより三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエレベータかご。
  5. 前記扉と前記扉シール部材との間にブラケットが介設されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のエレベータかご。
  6. 前記ブラケットは、前記扉の縁部に取り付けられたL字形ブラケットであることを特徴とする請求項5記載のエレベータかご。
  7. 前記三方枠シール部材および前記扉シール部材は各々L字形のものからなり、三方枠シール部材または扉シール部材のL字形部分が互いに適合することにより三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエレベータかご。
  8. 前記扉シール部材は凹形またはこの凹形に適合する凸形のものからなり、前記三方枠シール部材は前記扉シール部材の凹形に適合する凸形のものからなり、一の凹形の扉シール部材に他の凸形の扉シール部材または三方枠シール部材が嵌め込まれることにより三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエレベータかご。
  9. 前記扉シール部材は凹形またはこの凹形に適合する凸形のものからなり、前記三方枠シール部材は前記扉シール部材の凸形に適合する凹形のものからなり、一の凹形の扉シール部材または三方枠シール部材に他の凸形の扉シール部材が嵌め込まれることにより三方枠シール部材および扉シール部材の間または各扉シール部材間において気密状態が形成されるようになっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエレベータかご。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105480825A (zh) * 2014-10-13 2016-04-13 上海三菱电梯有限公司 电梯层门装置

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