JP2008172928A - ステータの樹脂成形装置及び樹脂成形方法 - Google Patents

ステータの樹脂成形装置及び樹脂成形方法 Download PDF

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Tsukasa Ishida
司 石田
Takafumi Chiba
尚文 千葉
Akio Yoshida
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Abstract

【課題】ステータを樹脂封止する過程でできた不要樹脂を下型から容易に除去すること。
【解決手段】樹脂成形装置1は、上型3と下型4を備え、ステータ2を下型4の凹部29に配置し、型閉め時に形成されるキャビティに樹脂を注入しステータ2の巻線を樹脂封止する。この装置1は、上型3の中心に設けた樹脂注入口15と、下型4の凹部29に設けたセンターポスト30と、型閉め時にポスト30と上型3との間に形成され、注入口15からの供給樹脂の通路となる間隙部と、ポスト30の外周端にて間隙部が最も狭くなる最狭部と、注入口15から注入され間隙部で固化した不要なスプールFを押し上げるべく下型4に設けたスプールエジェクトピン27,27Aと、ステータ2を押し出すためのステータエジェクトピン26とを備える。エジェクトピン27,27Aは、エジェクトピン26よりも遅れて押し上げ動作するようになっている。
【選択図】 図15

Description

この発明は、モータ用のステータを樹脂封止するための樹脂成形装置及び樹脂成形方法に関する。
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1に記載される「ステータ用モールド治具」を挙げることができる。この治具は、ステータコアに対し上下に配置された第1モールド治具及び第2モールド治具と、ステータの内周側に配置された第3モールド治具とを備え、第1及び第2のモールド治具によりステータコアの外周部を保持し、ステータコア内周側の第3モールド治具との間に巻線部を収容するキャビティを形成する。これにより、ステータの巻線部分のみを樹脂モールド(樹脂封止)するようになっている。
特開2004−48957号公報 特開2003−32979号公報
ところが、特許文献1に記載の治具では、巻線部のみを樹脂モールドにより絶縁・固定することにより、小型軽量で信頼性の高い回転電機が得られるものの、巻線部から注入開口までの間で固化した樹脂(不要部分)を除去する必要があった。このため、不要部分の除去のために特別な工程が必要となり、コストが嵩むこととなった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ステータを樹脂封止する過程でできた不要樹脂を下型から容易に除去することを可能としたステータの樹脂成形装置及び樹脂成形方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、型閉め及び型開きする上型及び下型を備え、内周側に巻線を設けてなるステータを下型の凹部に配置し、下型に上型を型閉めして形成されるキャビティに樹脂を注入することにより、ステータの巻線を樹脂封止するようにしたステータの樹脂成形装置において、ステータの軸芯位置に対応して上型に設けられた樹脂注入口と、ステータの内周側に対応して下型の凹部の中央に設けられた中央凸部と、型閉め状態において中央凸部と上型との間に形成され、樹脂注入口から巻線に供給される樹脂の通路となる間隙部と、中央凸部の外周端にて間隙部が最も狭くなる最狭部と、樹脂注入口から注入されて間隙部で固化した不要樹脂を押し上げるために中央凸部を貫通して下型に設けられた不要樹脂押上手段とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、型閉め状態において下型の凹部に設けられた中央凸部と上型との間には、樹脂の通路となる間隙部が形成される。そして、ステータの軸芯位置に対応して設けられた上型の樹脂注入口から注入される樹脂は、樹脂注入口を中心に全方向へ向かって間隙部を流れ、巻線が収容されるキャビティに供給される。このとき、中央凸部の外周端にて間隙部が最狭部で最も狭くなるので、キャビティへの樹脂の流入が最狭部にて適度に律せられる。その後、キャビティに流入した樹脂が固化する過程で、樹脂注入口から間隙部に注入された樹脂も不要樹脂として固化する。この不要樹脂には、最狭部にて最も弱い最薄部が形成される。従って、樹脂封止したステータと不要樹脂を相対移動させることで、不要樹脂が最薄部にて容易に破断されてステータから分離する。また、中央凸部を貫通して設けられた不要樹脂押上手段が作動することにより、不要樹脂が中央凸部から押し上げられる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、下型に設けられ、型開き状態において凹部から樹脂封止されたステータを押し出すためのステータ押出手段を更に備え、不要樹脂押上手段は、ステータ押出手段よりも遅れて押し上げ動作することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、型開き状態において、ステータ押出手段が作動することにより、樹脂封止されたステータが凹部から押し出される。ここで、不要樹脂押上手段がステータ押出手段よりも遅れて押し上げ動作するので、ステータの押し出しに遅れて不要樹脂が押し上げら、ステータと不要樹脂が相対移動する。これにより、不要樹脂が最薄部にて破断され、ステータから分離してから、不要樹脂が中央凸部から押し上げられる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、中央凸部から突出して下型に固定され、型閉め状態において樹脂注入口の中に配置され、固化した樹脂に締結する締結手段を更に備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、型閉め状態において、中央凸部から突出した締結手段が、樹脂注入口の中に配置される。そして、樹脂注入口に供給された樹脂が固化する過程では、締結手段に固化した樹脂が締結する。従って、その後に型開きするときには、不要樹脂が締結手段により中央凸部に引き留められる。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、不要樹脂押上手段は、締結手段の外周にて締結手段に対しスライド可能をなす筒形押上手段を含むことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項3に記載の発明の作用に加え、不要樹脂押上手段が動作するときには、筒形押上手段が締結手段の外周にてスライドすることとなり、これにより不要樹脂が押し上げられるので、締結手段の周囲にて不要樹脂の破断が抑えられる。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、内周側に巻線を設けてなるステータを下型の凹部に配置し、上型と下型を型閉めすることで形成されるキャビティに樹脂を注入し、その樹脂を固化させることにより巻線を樹脂封止し、その後に上型と下型を型開きしてから樹脂封止されたステータを下型から取り出すようにしたステータの樹脂成形方法において、型閉め後における樹脂封止の過程で、ステータの上側にて固化する不要樹脂を下型に対して締結手段により締結すると共に、不要樹脂の外周に最薄部を成形し、樹脂封止後における型開き状態で、樹脂封止されたステータを凹部からステータ押出手段により押し出すと共に、その押し出しの過程で締結された不要樹脂を最薄部にて破断することでステータから分離し、ステータの押し出しよりも遅れて不要樹脂を締結に抗して不要樹脂押上手段により下型から押し上げることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、型閉め後における樹脂封止の過程で、ステータの上側にて固化する不要樹脂は下型に対して締結手段により締結されると共に、その不要樹脂の外周に最薄部が成形される。その後、樹脂封止後における型開き状態で、樹脂封止されたステータが凹部からステータ押出手段により押し出される。この押し出しの過程で、締結された不要樹脂が最薄部にて破断されることでステータから分離される。そして、ステータの押し出しよりも遅れて、不要樹脂が締結に抗して不要樹脂押上手段により下型から押し上げられる。従って、樹脂封止されたステータが下型の凹部から押し上げられる過程で、不要樹脂がステータから分離されると共に、その分離された不要樹脂が下型から押し上げられる。
請求項1に記載の発明によれば、ステータを樹脂封止する過程で固化した不要樹脂を下型から容易に離して除去することができる。また、ステータを良好な品質で樹脂封止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の効果に加え、樹脂封止されたステータを下型から押し出す過程で不要樹脂を中央凸部から容易に離して除去することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、型開きのときに不要樹脂を上型から容易に離すことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、不要樹脂を確実に定形のまま中央凸部から押し上げることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ステータを樹脂封止する過程で固化した不要樹脂を、ステータを下型から離す過程で下型から容易に離して除去することができる。
以下、本発明におけるステータの樹脂成形装置及び樹脂成形方法を具体化した一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態における樹脂成形装置1の主要構成を断面図により示す。この樹脂成形装置1は、モータのステータ2をワークとして樹脂封止するために互いに型閉め及び型開きする上型3及び下型4(図1は型開き状態を示す。)と、下型4に対応して設けられたベース5及び上下二枚のエジェクト板6,7とを備える。ステータ2は、予めステータコア8に巻線9を装着することで作製されている。
上型3は、所定のアクチュエータ(図示略)により上下動可能に設けられる。アクチュエータとして、例えば、油圧シリンダやエアシリンダ等が使用される。上型3は、厚板状の基枠10と、基枠10に組み付けられた型部材11とを備える。基枠10は、互いに組み合わされた二つの金属ブロック12,13より構成される。型部材11の下側には、キャビティK(図5,6,8参照)を構成する凹部14が形成される。型部材11の中心には、キャビティKに樹脂を注入するための樹脂注入口15がステータ2の軸芯位置に対応して形成される。樹脂注入口15は、凹部14に開口し、凹部14に対して垂直に形成され、略円錐形をなしている。基枠10には、樹脂注入口15に通じる樹脂通路16が設けられる。樹脂通路16には、外部から樹脂が高圧で供給されるようになっている。樹脂通路16に供給された樹脂は樹脂注入口15からキャビティKに注入される。
図2に、下型4の概略を平面図により示す。図1,2に示すように、下型4は、互いに組み合わされた複数の金属ブロック21,22よりなる基枠23と、基枠23の上側に組み付けられた型部材24と、基枠23に形成された複数のピン孔25a〜25dにて上下動可能に設けられた複数のエジェクトピン26,27,27Aとを備える。下型4は、ベース5の上に機台(図示略)を介して支持される。二枚のエジェクト板6,7のうち下側のエジェクト板7は、下方へ延びる複数の脚7aを有する。これら脚7aは、ベース5のガイド孔5aにて上下動可能に組み付けられる。各ガイド孔5aには、脚7aを上下動させるために突き出される突出ピン28がそれぞれ設けられる。各突出ピン28は、所定のアクチュエータ(図示略)により上下動可能に設けられる。アクチュエータとして、例えば、油圧シリンダやエアシリンダ等が使用される。
下型4の型部材24の上側には、キャビティKを構成する凹部29が形成される。この凹部29の中央には、本発明の中央凸部に相当する上方へ突出するセンターポスト30が設けられる。凹部29は、センターポスト30を中心に環状をなしている。凹部29の底面には、上記したピン孔25a,25bが開口し、それらピン孔25a,25bからステータ2を凹部29から押し出すためのステータエジェクトピン26の先端部が出没可能に設けられる。ステータエジェクトピン26は、本発明のステータ押出手段を構成する。
図2には、便宜上8つのステータエジェクトピン26が凹部29の中に図示され、図1にはその一部が図示されるが、実際には8つ以上のステータエジェクトピン26が設けられる。ステータエジェクトピン26の数と配置は、必要に応じて決定される設計事項である。各ステータエジェクトピン26の基端部は、二枚のエジェクト板6,7に固定される。従って、各突出ピン28が上下動することにより、各脚7aを介して二枚のエジェクト板6,7が上下動する。これにより各ステータエジェクトピン26が一斉に上下動し、それらの先端部が凹部29から出没するようになっている。
図2に示すように、センターポスト30の上面にも、複数のピン孔25c,25dが開口し、それらピン孔25c,25dからは、樹脂成形時にセンターポスト30の上側に生じるスプールF(図10等参照)を押し上げるためのスプールエジェクトピン27,27Aの先端部が出没可能に設けられる。スプールエジェクトピン27,27Aは、本発明の不要樹脂押上手段を構成する。図3に、センターポスト30の上面を平面図により示す。センターポスト30の中央に位置するスプールエジェクトピン27Aは円筒形をなし、その内側にはスプールロックピン31が配置される。この円筒形のスプールエジェクトピン27Aを、以下に他と区別するために「円筒形スプールエジェクトピン」と言う。円筒形スプールエジェクトピン27Aは、本発明の筒形押上手段に相当する。この円筒形スプールエジェクトピン27Aの周りには、複数の棒状をなすスプールエジェクトピン27が配置される。図2,3には、便宜上3つのスプールエジェクトピン27が図示されるが、実際には3つ以上のスプールエジェクトピン27が設けられる。スプールエジェクトピン27の数と配置は、必要に応じて決定される設計事項である。スプールロックピン31の基端部は、ベース5に固定される。円筒形スプールエジェクトピン27A及びスプールエジェクトピン27の基端部は、二枚のエジェクト板6,7に組み付けられる。
図4に、図1に鎖線円S1で示す部分、すなわち、円筒形スプールエジェクトピン27A、スプールエジェクトピン27及びスプールロックピン31の基端部に係る構成を拡大して断面図により示す。ベース5及び二枚のエジェクト板6,7には、それぞれ円筒形スプールエジェクトピン27A、スプールエジェクトピン27及びスプールロックピン31を貫通させるピン孔5b,6a,6b,7b,7cが形成される。スプールロックピン31に対応するベース5のピン孔5bは、上下に内径の異なる2段孔となっている。円筒形スプールエジェクトピン27Aに対応する下側のエジェクト板7のピン孔7bは、上下に内径が異なる2段孔をなし、段差7dを有する。このピン孔7bは、上側が大径をなし、下側が小径をなしている。このピン孔7bには、上部にフランジ32aを有する円筒形のスライドピン32が上下動可能に組み込まれる。スライドピン32は、上はフランジ32aが円筒形スプールエジェクトピン27Aの下面に当たり、下はフランジ32aがピン孔7bの段差7dに当たる範囲でピン孔7bを上下にスライド可能となっている。円筒形スプールエジェクトピン27Aは、上側のエジェクト板6のピン孔6aを貫通して組み付けられる。この円筒形スプールエジェクトピン27Aの下端部には、フランジ27aが形成され、このフランジ27aが上側のエジェクト板6の下面に当接可能となっている。円筒形スプールエジェクトピン27Aは、そのフランジ27aにてスライドピン32の上面に支持される。従って、スライドピン32が上下動することにより、それに連れて円筒形スプールエジェクトピン27Aも上下動する。円筒形スプールエジェクトピン27Aは、そのフランジ27aが上側のエジェクト板6に当たることで、或いは、スライドピン32のフランジ32aがピン孔7bの段差7dに当たることで、二枚のエジェクト板6,7との間の相対移動が規制される。スプールロックピン31は、円筒形スプールエジェクトピン27A及びスライドピン32を貫通して組み付けられる。スプールロックピン31の基端部には、拡径部31aが形成される。この拡径部31aがベース5のピン孔5bに嵌合されて固定される。
また、スプールエジェクトピン27に対応する下側のエジェクト板7のピン孔7cも、上下に内径が異なる2段孔をなし、段差7eを有する。このピン孔7cは、上側が大径をなし、下側が小径をなしている。スプールエジェクトピン27の下端部には、円筒形のストッパ27bが設けられる。スプールエジェクトピン27は、二枚のエジェクト板6,7のピン孔6b,7cを貫通して組み付けられる。下側のエジェクト板7のピン孔7cの大径部分には、ストッパ27bが上下動可能に組み込まれる。従って、スプールエジェクトピン27は、上はストッパ27bが上側のエジェクト板6に当たり、下はストッパ27bがピン孔7cの段差7eに当たる範囲で上下動可能となり、二枚のエジェクト板6,7との間で相対移動可能となっている。
図5に、上型3と下型4を型閉めした状態における型部材11及びセンターポスト30の部分を断面図により示す。スプールロックピン31の先端部には、センターポスト30の上面から突出するロック部31bが設けられる。このロック部31bは、複数の膨らみを連ねた形状をなしている。ロック部31bは、型閉めされときに型部材11の樹脂注入口15の中に突出して配置される。ロック部31bは、樹脂成形後に樹脂注入口15にて固化した樹脂を食い付かせてロック(締結)するためのものであり、本発明の締結手段に相当する。図5に示すように、待機状態における円筒形スプールエジェクトピン27Aの先端面は、センターポスト30の上面と面一をなす。また、図5に示すように、待機状態におけるスプールエジェクトピン27の上端面は、センターポスト30の上面より若干ピン孔25dの中に没して配置される。
図5に示すように、型閉め状態において、センターポスト30と型部材11の凹部14の型面との間には、樹脂注入口15からキャビティKに供給される樹脂の通路となる間隙部33が形成される。センターポスト30の上面外周端に対応して、凹部14の型面にはセンターポスト30の外周に沿って凸条14aが環状に形成される。センターポスト30の上面外周端と凸条14aとの間が間隙部33が最も狭くなる最狭部33aとなっている。
従って、図6に示すように、樹脂注入口15からキャビティKに樹脂Zが注入されるとき、その樹脂Zは樹脂注入口15を中心に全方向へ向かって間隙部33を流れ、キャビティKに供給される。このとき、センターポスト30の上面外周端にて間隙部33が最狭部33aにて最も狭くなるので、キャビティKへの樹脂の流入が最狭部33aにて適度に律せられる。また、スプールエジェクトピン27のピン孔25dの落込部30aにも樹脂が入り込む。その後、キャビティKに流入した樹脂が固化する過程で、樹脂注入口15から間隙部33に注入された樹脂Zも不要樹脂として固化してスプールF(図10、11等参照)が形成される。このスプールFには、間隙部33の最狭部33にて最も薄い最薄部Fa(図10,11等参照)が形成される。また、ピン孔25dの落込部30aに入り込んだ樹脂が固化することで、スプールFがセンターポスト30の上面に係止する。また、樹脂注入口15の中で固化した樹脂Zは、スプールロックピン31のロック部31bに食い付いて締結される。
次に、上記した樹脂成形装置1を使用して実施する樹脂成形方法を、図1及び図7〜図18を参照して説明する。樹脂成形装置1を使用してステータ8を樹脂封止するには、図1に示す型開き状態において、先ず、図7に示すように、下型4の凹部29にステータ8を配置する。
その後、図8に示すように、上型3と下型4を型閉めすることにより、上型3と下型4との間にキャビティKを形成し、そのキャビティKの中にステータ2を密閉状態で収容する。
その後、図9に示すように、上型3の樹脂通路6に溶融した樹脂Zを高圧で供給する。これにより、樹脂注入口15及び間隙部33を通じてキャビティKに樹脂を注入し、キャビティKに収容された巻線9に樹脂を供給する。この実施形態では、樹脂として熱硬化性樹脂が使用される。溶融した樹脂Zは40〜50℃の温度に加熱され、型部材11,24は150〜160℃の温度に加熱されている。このとき、図6に示すように、樹脂注入口15から供給される樹脂Zは、センターポスト30の上面と型部材11との間の間隙部33を、樹脂注入口15を中心に外側全方向へと流れ、巻線9を収容したキャビティKの中に注入される。このとき、間隙部33が最狭部33aで最も狭くなるので、キャビティKへの樹脂の流入が最狭部33aにて適度に律せられる。これにより、ステータ2の全ての巻線9に対して樹脂を満遍なく行き渡らせて樹脂封止することができる。
その後、樹脂封止したステータ2を下型4から離すには、先ず、図10に示すように、上型3を上方へ移動させて型開きする。図11に、図10の鎖線円S4で囲んだ部分を拡大して断面図により示す。この型開き状態では、樹脂封止したステータ2の上部中央にて、センターポスト30の上面に対応して円板状の不要なスプールFがステータ2と一体に残存する。このスプールFは、その中央に樹脂注入口15で成形された円錐形の突起部F1を含む。この突起部F1では、ロック部31bに樹脂が食い付いて締結している。また、スプールFの下面では、樹脂Zの一部がピン孔25dの落込部30aに係合している。従って、上型3を型開きするときには、スプールFと突起部F1が、ロック部3ab及び落込部30aに係止され、センターポスト30に引き留められることとなる。このため、上型3を型開きするときには、スプールFを上型3の型部材11から容易に離すことができる。
その後、樹脂封止したステータ2を下型4から離し、スプールFをセンターポスト30から離すために、図12,14,15,17に示すように、突出ピン28を徐々に上方へ突き出し、脚7aを介して二枚のエジェクト板6,7を徐々に上方へ移動させる。これにより、ステータエジェクトピン26、スプールエジェクトピン27,27Aを順次一斉に上方へ移動させる。
すなわち、図12に示すように、突出ピン28を全ストローク突き出すうち、その三分の一程度突き出すまでの間は、二枚のエジェクト板6,7が上方へ移動することでステータエジェクトピン26だけが上方へ移動し、樹脂封止したステータ2だけが型部材24の凹部29から押し出されることとなる。このとき、スプールエジェクトピン27,27Aは停止したままとなるので、不要なスプールFはセンターポスト30の上面に留まったままとなる。図13に、図12の鎖線円S5で囲んだ部分を拡大して断面図により示す。このとき、ステータ2が凹部29から押し出されてスプールFに対し相対移動するので、スプールFがその最薄部Faにて容易に破断されることとなる。このため、スプールFを不用意に割ることなく円形状の定形を保ちながら確実にステータ2から分離させることができる。
ここで、二枚のエジェクト板6,7が移動してもスプールエジェクトピン27,27Aが移動しないのは、同ピン27,27Aの基端部に係る構成による。図14に、図12の鎖線円S2の部分を拡大断面図により示す。二枚のエジェクト板6,7が押し上げられる途中では、図14に示すように、円筒形スプールエジェクトピン27A及びスライドピン32がエジェクト板6,7に対し相対移動する。つまり、スライドピン32のフランジ32aが下側のエジェクト板7のピン孔7bの段差7dに当たるまで、円筒形スプールエジェクトピン27A及びスライドピン32は停止したままとなる。同様に、図14に示すように、スプールエジェクトピン27は、そのストッパ27bが下側のエジェクト板7のピン孔7cの段差7eに当たるまで、スプールエジェクトピン27は停止したままとなる。
その後、図15に示すように、突出ピン28を残りのストローク分だけ上方へ更に突き出してエジェクト板6,7を上方へ移動させることにより、ステータエジェクトピン26及びスプールエジェクトピン27,27Aの両方が一斉に上方へ移動することとなる。これにより、ステータ2が下型4の凹部29から更に押し出され、スプールFがセンターポスト30の上面から押し上げられる。図16に、図15の鎖線円S6で囲んだ部分を拡大して断面図により示す。これにより、ステータ2が下型4の凹部29から更に押し上げられるので、ステータ2が下型4から離れ易くなる。また、スプールFが、センターポスト30から容易に離れるので、不要なスプールFを下型4から除去し易くなる。また、円筒形スプールエジェクトピン27がロック部31bの外周にてスライドしながらスプールFを押し上げるので、ロック部31bの周囲でスプールFの破断が抑制される。この意味でも、スプールFを定形な円形に保ちながら確実にセンターポスト30から離すことができる。
ここで、図12,14に示す状態から、エジェクト板6,7が更に移動することでスプールエジェクトピン27,27Aが移動するようになるのは、同ピン27,27Aの基端部に係る構成による。図17に、図15の鎖線円S3の部分を拡大断面図により示す。二枚のエジェクト板6,7が更に上方へ移動するときには、図17に示すように、スライドピン32のフランジ32aが下側のエジェクト板7のピン孔7bの段差7dに当たるので、円筒形スプールエジェクトピン27A及びスライドピン32は、エジェクト板6,7と共に上方へ移動することとなる。同様に、図17に示すように、ストッパ27bが下側のエジェクト板7のピン孔7cの段差7eに当たるので、スプールエジェクトピン27はエジェクト板6,7と共に上方へ移動することとなる。
つまり、この実施形態では、上記の樹脂成形装置1を使用することにより、樹脂封止の過程において、ステータ2の上部中央にて固化するスプールFを下型4のセンターポスト30に対してスプールロックピン31のロック部31bにより締結する。その後、樹脂封止完了後には、上型3を下型4から型開きした状態で、樹脂封止されたステータ2を、下型4の凹部29からステータエジェクトピン26により押し出し、その押し出しの過程で、ロック部31bにより締結されたスプールFをステータ2から分離する。その後、ステータ2の押し出しよりも遅れて、スプールFをロック部31bによる締結に抗してスプールエジェクトピン27,27Aによりセンターポスト30から押し上げる。このように、本実施形態では、樹脂封止したステータ2を下型4から押し出して離す過程で、スプールFを自動的にセンターポスト30から離すという樹脂成形方法を採用している。このため、図18に示すように、樹脂封止したステータ2を容易に樹脂成形装置1から取り外すことができ、同装置1から不要なスプールFを容易に除去することができる。
以上説明したように、この実施形態の樹脂成形装置1によれば、上型3及び下型4を型閉めした状態において、下型4の型部材24の凹部29に設けられたセンターポスト30と上型3の型部材11との間には、樹脂の通路となる間隙部33が形成される。そして、ステータ2の軸芯位置に対応して設けられた型部材11の樹脂注入口15から注入される樹脂は、その樹脂注入口14を中心に全方向へ向かって間隙部33を流れ、巻線9が収容されるキャビティKに供給される。このとき、センターポスト30の上部外周端にて間隙部33が最狭部33aで最も狭くなるので、キャビティKへの樹脂の流入が最狭部33aにて適度に律せられる。これにより、ステータ2の全ての巻線9に対して樹脂を満遍なく行き渡らせて樹脂封止することができる。この結果、ステータ2を良好な品質で樹脂封止することができる。
その後、キャビティKに流入した樹脂が固化する過程で、樹脂注入口15から間隙部33に注入された樹脂も不要なスプールFとして固化する。このスプールFには、間隙部33の最狭部33aにて最も弱い最薄部Faが形成される。従って、樹脂封止したステータ2がスプールFと相対移動することにより、スプールFが最薄部Faにて容易に破断されてステータ2から分離する。また、センターポスト30のスプールエジェクトピン27,27Aが上方へ移動することにより、スプールFがセンターポスト30から押し上げられる。このため、ステータ2を樹脂封止する過程でできた不要なスプールFを下型4のセンターポスト30から容易に離して除去することができる。
この実施形態によれば、上型3及び下型4の型開き状態において、ステータエジェクトピン26が上方へ移動することにより、樹脂封止されたステータ2が下型4の型部材24の凹部29から押し出される。ここで、スプールエジェクトピン27,27Aがステータエジェクトピン26よりも遅れて押し上げ動作するので、ステータ2の押し出しに遅れてスプールFが押し上げら、ステータ2とスプールFが相対移動する。これにより、スプールFが最薄部Faにて破断され、ステータ2から分離してから、スプールFがセンターポスト30の上面から押し上げられる。このため、樹脂封止されたステータ2を下型4の凹部29から押し出す過程でスプールFをセンターポスト30から容易に離して除去することができる。
この実施形態によれば、上型及び下型4を型閉めした状態において、センターポスト30から突出したスプールロックピン31のロック部31bが、上型4の型部材11の樹脂注入口15の中に配置される。そして、樹脂注入口15に供給された樹脂が固化する過程では、そのロック部31bに固化した樹脂が締結する。また、センターポスト30の上面にて、ピン孔25dの落込部30aに入り込んだ樹脂が固化することで、スプールFがセンターポスト30の上面に係止する。従って、その後に上型3を型開きするときには、スプールFがロック部31bと落込部30aによりセンターポスト30に引き留められることとなる。このため、型開きのときには、スプールFを上型3の型部材11から容易に離すことができる。
この実施形態によれば、スプールエジェクトピン27,27Aが上方へ移動するきには、円筒形スプールエジェクトピン27Aがロック部31bの外周にてスライドすることとなり、これによりスプールFが押し上げられる。従って、ロック部31bの周囲にてスプールFが不用意に破断することが抑えられる。このため、スプールFを最薄部Faにて確実に破断させることができ、スプールFを確実に定形な円形のままセンターポスト30から押し上げることができる。
また、この実施形態の樹脂成形方法によれば、上型3と下型4の型閉め後における樹脂封止の過程で、ステータ2の上側中央にて固化する不要なスプールFは、下型4のセンターポスト30に対してロック部31b等により締結されると共に、そのスプールFの外周に最薄部Faが成形される。その後、樹脂封止後における上型3と下型4の型開き状態で、樹脂封止されたステータ2が下型4の凹部29からステータエジェクトピン26により押し出される。この押し出しの過程で、ロック部31b等に締結されたスプールFが最薄部Faにて破断されることでステータ2から分離される。そして、ステータ2の押し出しよりも遅れて、スプールFが締結に抗してスプールエジェクトピン27,27Aにより下型4のセンターポスト30から押し上げられる。従って、樹脂封止されたステータ2が下型4の凹部29から押し上げられる過程で、不要なスプールFがステータ2から分離されると共に、その分離されたスプールFがセンターポスト30から押し上げられる。このため、ステータ2を樹脂封止する過程でできた不要なスプールFを、ステータ2を下型4から離す過程で下型4から容易に離して除去することができる。
尚、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
例えば、前記実施形態で示したステータエジェクトピン26及びスプールエジェクトピン27の数や配置を、前記実施形態の構成に比べて適宜変更することもできる。また、ステータエジェクトピン26及びスプールエジェクトピン27,27Aを上下動させるための構成を適宜変更することもできる。更に、樹脂封止後のステータ2を樹脂成形装置1から取り外したり、ステータ2から分離してセンターポスト30から離されたスプールFを樹脂成形装置1から除去したりするために、それらを摘み上げて運ぶための専用の搬送機構を設けてもよい。
樹脂成形装置の主要構成(初期型開き状態)を示す断面図。 下型の概略を示す平面図。 センターポストの上面を示す平面図。 図1の鎖線円S1の部分を拡大して示す断面図。 型閉め状態における上型の型部材及びセンターポストの部分を示す断面図。 樹脂注入時における上型の型部材及びセンターポストの部分を示す断面図。 樹脂成形装置の主要構成(ステータ配置状態)を示す断面図。 樹脂成形装置の主要構成(型閉め状態)を示す断面図。 樹脂成形装置の主要構成(樹脂注入状態)を示す断面図。 樹脂成形装置の主要構成(成形後型開き状態)を示す断面図。 図10の鎖線円S4の部分を拡大して示す断面図。 樹脂成形装置の主要構成(スプール分離状態)を示す断面図。 図12の鎖線円S5の部分を拡大して示す断面図。 図12の鎖線円S2の部分を拡大して示す断面図。 樹脂成形装置の主要構成(スプール離型状態)を示す断面図。 図15の鎖線円S6の部分を拡大して示す断面図。 図15の鎖線円S3の部分を拡大して示す断面図。 樹脂成形装置の主要構成(スプール等除去状態)を示す断面図。
符号の説明
1 樹脂成形装置
2 ステータ
3 上型
4 下型
9 巻線
15 樹脂注入口
26 ステータエジェクトピン(ステータ押出手段)
27 スプールエジェクトピン(不要樹脂押上手段)
27A 円筒形スプールエジェクトピン(不要樹脂押上手段、筒形押上手段)
29 凹部
30 センターポスト(中央凸部)
31b ロック部(締結手段)
33 間隙部
33a 最狭部
Z 樹脂
F スプール(不要樹脂)
Fa 最薄部
K キャビティ

Claims (5)

  1. 型閉め及び型開きする上型及び下型を備え、内周側に巻線を設けてなるステータを前記下型の凹部に配置し、前記下型に前記上型を型閉めして形成されるキャビティに樹脂を注入することにより、前記ステータの前記巻線を樹脂封止するようにしたステータの樹脂成形装置において、
    前記ステータの軸芯位置に対応して前記上型に設けられた樹脂注入口と、
    前記ステータの内周側に対応して前記下型の前記凹部の中央に設けられた中央凸部と、
    前記型閉め状態において前記中央凸部と前記上型との間に形成され、前記樹脂注入口から前記巻線に供給される樹脂の通路となる間隙部と、
    前記中央凸部の外周端にて前記間隙部が最も狭くなる最狭部と、
    前記樹脂注入口から注入されて前記間隙部で固化した不要樹脂を押し上げるために前記中央凸部を貫通して前記下型に設けられた不要樹脂押上手段と
    を備えたことを特徴とするステータの樹脂成形装置。
  2. 前記下型に設けられ、前記型開き状態において前記凹部から樹脂封止されたステータを押し出すためのステータ押出手段を更に備え、前記不要樹脂押上手段は、前記ステータ押出手段よりも遅れて押し上げ動作することを特徴とする請求項1に記載のステータの樹脂成形装置。
  3. 前記中央凸部から突出して前記下型に固定され、前記型閉め状態において前記樹脂注入口の中に配置され、固化した樹脂に締結する締結手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のステータの樹脂成形装置。
  4. 前記不要樹脂押上手段は、前記締結手段の外周にて前記締結手段に対しスライド可能をなす筒形押上手段を含むことを特徴とする請求項3に記載のステータの樹脂成形装置。
  5. 内周側に巻線を設けてなるステータを下型の凹部に配置し、前記上型と前記下型を型閉めすることで形成されるキャビティに樹脂を注入し、その樹脂を固化させることにより前記巻線を樹脂封止し、その後に前記上型と前記下型を型開きしてから前記樹脂封止されたステータを前記下型から取り出すようにしたステータの樹脂成形方法において、
    前記型閉め後における前記樹脂封止の過程で、前記ステータの上側にて固化する不要樹脂を前記下型に対して締結手段により締結すると共に、前記不要樹脂の外周に最薄部を成形し、
    前記樹脂封止後における前記型開き状態で、前記樹脂封止されたステータを前記凹部からステータ押出手段により押し出すと共に、その押し出しの過程で前記締結された前記不要樹脂を前記最薄部にて破断することで前記ステータから分離し、
    前記ステータの押し出しよりも遅れて前記不要樹脂を前記締結に抗して不要樹脂押上手段により前記下型から押し上げる
    ことを特徴とするステータの樹脂成形方法。
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