JP2008172502A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】階調の立ち上がり位置の調整と低濃度側のグレーバランスの調整をそれぞれ独立して行うことで、低濃度に特化したガンマ補正曲線のオフセット調整を行う画像形成装置を提供する。
【解決手段】立ち上がり位置調整用チャート及びグレーバランス調整用チャートを作成し、出力する出力手段001と、各チャートから各パッチの濃度を読み取る読取手段003と、濃度から立ち上がり位置を調整するための立上りオフセット値及び、グレーバランスオフセット値をそれぞれ個別に算出する補正曲線算出手段100と、予め有する階調特性を全体的に補正するための階調補正カーブ、立上りオフセット値をパラメータとして含む立ち上がり位置補正直線、及びグレーバランスオフセット値をパラメータとして含む低濃度グレーバランス補正曲線とを基に画像形成手段005の階調特性を調整する出力調整手段004とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙に色がのり出す位置である立ち上がり位置の調整及び低濃度部分におけるグレーバランスの調整をそれぞれ独立して自動で行う画像形成装置に関するものである。
画像形成装置で画像を形成する場合、その画像形成装置が有する階調特性のために、オリジナルの画像の情報が変質してしまう。そこで、従来から画像形成装置が有するガンマ値を補正しオリジナルの画像に近づけるために、ガンマ補正が行われてきた。
通常のプリンタは、入力階調値が0から上昇しだしたばかりでは、出力階調値はほとんど増加せず、途中から出力階調値は指数関数的に増加し、ある程度入力階調値があがると出力階調値の増加がほとんど無くなるS字の特性曲線を有する。ここで、出力階調値とは出力手段で出力された画像の濃度が実際にどのような階調値を有しているかを示す値であり、入力階調値とは出力手段に望んだ階調値を有するパッチの出力を行わせるため入力した理想の階調値を示す値である。したがって、入力した入力階調値に対して同じ値の出力階調値得られることが画像形成装置としては望ましい。そこで、この階調特性のガンマ値を1にするため、原点を通る傾き1の直線に対してプリンタの特性曲線にほぼ対象な階調補正カーブを与え、ガンマ値を1に近づける方法がガンマ補正であり、これにより、リニアなプリンタ階調を実現している(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、中間以下の入力階調値を有する低濃度部分では、ある程度大きい入力階調値にならないと紙に色がのり出す立ち上がりが始まらない。そのため、前記低濃度部分を補正するためには調整値を他の部分よりも大きくする必要がある。ここで、全ての濃度領域において前記階調補正カーブを利用して補正を行う場合は、全ての濃度領域で適切な補正を行うために前記階調補正カーブを滑らかにすると、前記低濃度部分では色がのらなくなってしまい、前記低濃度部分の色がのるように前記階調補正カーブを調整すると、カーブの滑らかさがなくなり補正が不適切なものになってしまう。そのため、前記低濃度部分を自動的に補正することが困難であった。
そこで、従来は前記低濃度部分の出力を補正するため、手動で適当な入力階調値を入力し前記低濃度部分に低濃度補正カーブを加え補正して、補正したものを出力し、その出力した色が期待する出力階調値の範囲に収まっているかどうかを操作者が目で確認し、前記範囲に収まっていない場合には操作者が適当と思う変更を加えた補正値を再度入力して再び出力し色を確認する、ということを前記範囲に収まるまで繰り返していた。しかし、これでは操作者の手間が掛かり煩雑であり、また、前記入力階調値の決定は操作者の感覚で行っていたため、短時間で正確な補正を行うことが困難であった。
そこで、通常のガンマ補正に加えて、通常のガンマ補正では補正が困難な中間以下の濃度部分である低濃度部分に直線の低濃度補正カーブをオフセットとして加えることで、低濃度部の階調特性を安定的に出力することが行われている。
特開平7−230213号公報
しかし、各機械・各色によって濃度の対置上がり方は異なる場合があるため、立ち上がり位置がC(CYAN)M(MAGENTA)Y(YELLOW)K(BLACK)の各色で合っていても、グレーバランスがあっているとは限らない。そこで、一つの低濃度補正カーブの直線で階調の立ち上がり位置の調整及び低濃度のグレーバランスの調整を行う場合には、立ち上がりの調整結果が狂わない範囲で補正カーブの直線を動かしてグレーバランス調整を行うことになる。このようなグレーバランスの調整では十分な調整が実現できているとは言えず、正確な補正に基づく画像形成を行うことは困難である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、階調の立ち上がり位置の調整と低濃度側のグレーバランスの調整をそれぞれ独立して行うことで、低濃度に特化したガンマ補正曲線のオフセット調整を行う画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、低濃度部分における階調パターンで構成された立上り位置調整用チャート及びグレーバランス調整用チャートを作成し、出力する出力手段と、複数のパッチを含む前記チャートから各パッチの濃度を読み取る読取手段と、前記濃度から前記低濃度部分の階調における色ののり出す値である立ち上がり位置を調整するための立上りオフセット値及び、前記濃度から前記低濃度部分におけるグレーバランスを調整するためのグレーバランスオフセット値をそれぞれ個別に算出する補正曲線算出手段と、予め有する階調特性を全体的に補正するための階調補正カーブ、前記立上りオフセット値をパラメータとして含む立ち上がり位置補正直線、及び前記グレーバランスオフセット値をパラメータとして含む低濃度グレーバランス補正曲線とを基に画像形成手段の階調特性を調整する出力調整手段とを備えることを特徴とするものである。
請求項2に記載の画像形成装置は、低濃度部分における階調パターンで構成された立上り位置調整用チャート及びグレーバランス調整用チャートを作成し、出力する出力手段と、複数のパッチを含む前記チャートから各パッチの濃度を読み取る読取手段と、前記パッチを作成するときの入力階調値及び前記読み取った濃度から前記パッチの入出力特性を求める入出力特性算出手段と、前記立上り位置調整用チャートの前記入出力特性から、現在の立ち上がり位置における入力階調値を算出する立上り入力階調値算出手段と、目標とする立ち上がりの位置を示す入力階調値の入力を受けて、先に設定された立ち上がり位置における入力階調値を基に、立ち上がり位置を調整するための立上りオフセット値を算出する立上りオフセット値算出手段と、前記算出された立上りオフセット値を基に立上り位置補正直線を算出する立上り位置補正直線算出手段と、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの全ての入力階調値が全階調の中間値であるときの出力階調値及びシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの全ての入力階調値が最低位であるときの出力階調値から基準グレー直線を算出し、前記グレーバランス調整用チャート上の前記基準グレー直線に最も近い点を求め、該点における入力階調値である基準グレー入力階調値を算出する基準グレー入力階調値算出手段と、前記グレーバランス調整用チャートにおけるシアン、マゼンタ、イエローの入力階調値が同じになる点及び基準グレー入力階調値を基に、グレーバランスオフセット値を算出するグレーバランスオフセット値算出手段と、複数の所定の濃度におけるグレーバランスオフセット値を算出し、そのグレーバランスオフセット値を基に、低濃度グレーバランス補正曲線を求める、グレーバランス補正曲線算出手段と、予め有する階調特性を全体的に補正するための階調補正カーブ、前記立上り位置補正直線、及び前記低濃度グレーバランス補正曲線を基に画像形成手段の階調特性を調整する出力調整手段とを備えることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置であって、前記グレーバランス補正曲線算出手段は、互いに重なり合う複数のグレーバランス補正曲線を算出し、前記出力調整手段は、前記複数のグレーバランス補正曲線を階調特性の調整に使用する
ことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置であって、前記立ち上がり位置調整用チャート及びグレーバランス調整用のチャートパッチのパターンがランダムであることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置であって、前記目標とする立ち上がりの位置における出力階調値の許容範囲を記憶する記憶手段と、前記調整後に出力された画像を読み込み、その読み込んだ出力階調値が前記目標とする立ち上がりの位置における出力階調値の許容範囲に入っているかどうかを判定し、前記目標とする範囲内ならば調整を終了し、前記目標とする範囲外ならば立ち上がり位置補正直線の再調整を行う調整値判定手段と、前記再調整の回数が設定した上限を超えた場合に調整を終了する調整回数判定手段とをさらに備えることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置であって、前記記憶手段は、前記グレーバランス調整用チャートのシアン、マゼンタ、イエローの入力階調値が同じになる点における出力階調値の許容範囲を記憶し、前記調整値判定手段は、前記調整後に出力された画像を読み込み、その読み込んだ出力階調値が前記グレーバランス調整用チャートのシアン、マゼンタ、イエローの入力階調値が同じになる点における出力階調値の許容範囲に入っているかどうかを判定し、前記目標とする範囲内ならば調整を終了し、前記目標とする範囲外ならばグレーバランス補正曲線の再調整を行い、前記調整回数判定手段は、前記再調整の回数が設定した上限を超えた場合に調整を終了することを特徴とするものである。
請求項1に記載の画像形成装置によると、出力した低濃度部分における階調パターンで構成された2種類のチャートから読み取った濃度から、操作者の手を煩わさずに、自動的に立ち上がり位置と低濃度部分のグレーバランスを個別に調整することが可能である。これにより、精度よく立ち上がり位置と低濃度部分のグレーバランスを調整することができ、正確な画像形成が可能となる。
請求項2に記載の画像形成装置によると、確実に立上り補正直線とグレーバランス補正曲線を求めることができる。これにより、立ち上がり位置とグレーバランスをそれぞれより精度よく調整することが可能となる。
請求項3に記載の画像形成装置によると、複数のグレーバランス補正曲線を使用したグレーバランスの調整ができる。これにより、より細かいグレーバランスの調整が可能となる。
請求項4に記載の画像形成装置によると、階調特性の調整のために読み込むチャートのパターンがランダムに配置されており、紙面のどの場所に画像が形成されるかにより濃度が異なってしまうといった、チャートを打ち出す紙の特性や画像形成装置自体の特性によるチャートに打ち出されたパッチへの影響が軽減できる。これにより、紙の特性や画像形成装置自体の特性の違いによる影響を抑えた正確なデータを取得することが可能になる。
請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置によると、階調特性の調整を行っていく場合に、目標とする範囲に階調特性が調整できるまで調整を繰り返すことで、確実な階調特性の調整が可能になるとともに、繰り返しが無限に続くことを防止することが出来る。これにより、適当な回数内でより正確な階調特性の調整が行うことが可能になる。
〔第1の実施形態〕
以下、この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置について説明する。図1は本実施形態に係る画像形成装置の機能を表すブロック図、図2は本発明で調整の対象となるガンマ特性の低濃度部分を示した図、図3は低濃度部分の補正を行うための立上り位置補正直線及びグレーバランス補正曲線を表した図である。ここで、調整とは低濃度補正カーブのオフセット値や傾きなどを変更することである。
図2は画像形成装置の階調の入出力特性を説明するためのグラフの図であり、横軸を画像形成装置で形成しようとするパッチの濃度の入力階調値、縦軸を入力階調値に対し実際に読取手段003で読み取られたパッチの濃度の出力階調値を示したグラフである。すなわち、階調の入出力特性とはガンマ特性と同じものであり、以下ではこれらを「階調特性」と呼ぶことがある。さらに、階調特性曲線1は補正を行わない場合の画像形成装置の階調特性であり、階調補正カーブ2は階調特性曲線1を有する画像形成装置の全ての濃度領域における補正を行うための画像形成装置が予め有する従来の階調補正カーブをあらわしている。そして、低濃度部分3は本発明で調整しようとする低濃度の領域を示している。
そして、階調特性曲線1は、画像形成手段005の特性による影響が大きい。そこで、階調特性曲線1を補正する場合、図3に示すような各補正曲線を用いて画像形成手段005に補正を施すことになる。ここで、図3は軸の採り方は図2と同様であり、立上り位置補正直線4及びグレーバランス補正曲線5はそれぞれ低濃度部分3の立ち上がり位置を補正する補正直線及びグレーバランスを補正するための補正曲線を表している。そして、画像形成装置は全体的に補正するための階調補正カーブ2、低濃度部分3を補正するための立上り位置補正直線4及びグレーバランス補正曲線5を基に補正可能な画像形成装置である。
本発明における画像形成装置は、画像形成モード、立ち上がり位置調整モード、及びグレーバランス調整モードを有しており、それらは切換手段002によって切換えられる。画像形成モードから立ち上がり位置調整モードへの切換えは、モニタなどの表示手段及び、マウス及びキーボードなどの入力手段を有するユーザインタフェース007を使用したユーザ又は操作者からの入力を、切換手段002が実行制御手段006から受けて行われる。また、立ち上がり位置調整モードからグレーバランス調整モードへの切換え、及び、グレーバランス調整モードから画像形成モードへの切換えは、実行制御手段006が各モードが完了したことを判断し、次のモードへの切り替えを切換手段002に指示することで行われる。そこで、まず切換手段002によって、画像形成モードに切換えられた場合、次に立ち上がり位置調整モードに切換えられた場合、最後にグレーバランス調整モードに切換えられた場合について説明する。
(画像形成モード)
ユーザ又は操作者は、外部の端末又は読取手段003から画像を入力する。ここで読取手段003はスキャナなどであり、外部端末はPCなどである。
画像形成手段005は、画像を記憶したり編集したりする手段(不図示)や、感光体ドラム、中間転写ベルト、及び形成した画像を出力する機構を有する出力手段001(例えばプリンタ)などから構成される。そして、画像形成手段005は、入力された画像を受けて画像を形成し、出力手段001により形成された画像を出力する。
(立上り位置調整モード)
出力手段001は、画像形成手段005で作成された図4に示す立上り位置調整用チャートを出力する。図4は立上り位置調整用チャートを説明するための図である。ここで、立上り位置調整用チャートは、階調パターンを施されたパッチを有する。図4では濃度の変化を図示していないが、実際は左側から右へいくほどに濃くなるカラーチャートである。この立上り位置調整用チャートは、そのバッチ数、色、濃度、及びパッチの並びなどが予め画像形成手段005に記憶されており、それを基に作成される。
本実施形態では図4のような徐々に濃度が薄くなる順番でパッチを並べた立上り位置調整用チャートを使用しているが、これは、図4と同じ濃度のパッチを同じだけ有するチャートであれば特に並び方に限定はなく、図5に示すようなランダムに異なる濃度のパッチを並べたチャートでもよい。図5はパッチがランダムに並んだ立上り位置調整用チャートを説明するための図である。この図5に示す立上り位置調整用チャートは、図示して表されてはいないがカラーチャートであり、図4の立ち上がり位置調整用チャートを構成しているCMYKの各パッチを1つのチャート上にランダムに配置している。
パッチをランダムに配置したチャートを使用する理由としては、紙面上にパッチを規則的に並べた場合には、紙面の特定の部分に一定の濃度のパッチが集まってしまい、紙面の特性や画像形成装置自体の特性の影響が特定の濃度でのみ出てしまうことがあるが、ランダムに各濃度のパッチを配置すれば、紙面全体に全ての濃度のパッチが均等に出力されるので、紙面の特性や画像形成装置自体の特性の影響を特定の濃度のパッチだけが受けてしまうということがない。したがって、より正確な出力階調値を測定することができ、その値を使って低濃度補正カーブ4の調整を行えば、より正確な調整が可能になる。
読取手段003は、ユーザ又は操作者によりが載置された出力手段001で出力された立上り位置調整用チャートの各パッチの濃度の出力階調値(以下、「パッチデータ」ということがある。)を読み取る。ここで、出力階調値とは背景技術で説明したものと同様、出力手段001で出力されたパッチが実際にどのような階調値を有しているかを示す値である。これにより、立上り位置補正を加える前の画像形成手段005の階調特性をそのまま反映した図2に示す低濃度部分3における出力階調値を読み取ることができる。ここでCMYK値のパッチデータは対応したRGB値の画像チャンネルでデータが算出されている。ここで、CMYKの読込みに対応する画像チャンネルとは、CyanはRedと、MagendaはGreenと、YellowはBlueと、BlackはGreenとにそれぞれ対応している。これは、例えばCyanの濃度が変化するのは、白色からRedの吸収される量で決まるからである。また、Blackではもっともダイナミックレンジを広く取れるGreenを使用する。
読取手段003は、補正曲線算出手段100に読み取った出力階調値を送る。
補正曲線算出手段100は、読取手段003から受け取った出力階調値及び実行制御手段006から受け取った入力階調値を基に、立上り位置補正直線を算出するものである。そして、補正曲線算出手段100は、入力特性算出手段101、立上り入力階調値算出手段102、立上りオフセット算出手段103、立上り位置補正直線算出手段104を備える。以下、補正曲線算出手段100の詳細を説明する。
入出力特性算出手段101は、読取手段003から出力階調値を、実行制御手段006から入力階調値を取得し、立上り算出用入力値(=階調数の最大値―入力階調値)、及び立上り算出用出力値(=階調数の最大値―出力階調値)に変換する、本実施形態では会長数の最大値は255である。そして、入出力特性算出手段101は、横軸に立上り算出用入力値、縦軸に立上り算出用出力値を採り各パッチに対応する点をプロットしていく。図6は低濃度における画像形成装置の立上り位置算出用入出力特性を表わすグラフの図である。ここで、立上り位置調整用チャートを作成するときの各パッチの入力階調値は実行制御手段006の指示によって規定されているため、入出力特性算出手段101は実行制御手段006が記憶している該入力階調値を使用することができる。さらに、該入力階調値は予め設定されていてもよいし、ユーザ又は操作者によってユーザインタフェース007から入力された値であってもよい。そして、入出力特性算出手段101は、チャートのどこにあるパッチがどの入力階調値で作成されたかという情報も実行制御手段006から取得でき、そのパッチにおける読取手段003が読み取った実際の階調である出力階調値も特定できる。そこで、入出力特性算出手段101は、立上り算出用入力値と立上り算出用出力値の対応を決定でき、各パッチに対応する点をプロットすることができる。例えば、図6における点Tはパッチデータの立上り算出用入力値が225(入力階調値=30)、立上り算出用出力値が165(出力階調値=90)の点を表している。
立上り入力階調値算出手段102は、入出力特性算出手段101からプロットした点を受けて、図6に示す立上り算出用入力値に対し平行に伸びている線である各色の白基準601を作成する。この白基準601は、本来図4における下から2行目の白パッチを読み取ったデータをグラフに表し、それらの点を結んで出来るものである。しかし、読み取った画像の輝度勾配の影響により紙の輝度値が場所によって異なるので、本実施形態では白パッチの平均値を白基準601とする。
次に、立上り入力階調値算出手段102は、高濃度側の誤差に影響を受けないように、グラフに表した点のうち白基準からRGB輝度値が2以上低く(濃く)なったパッチから10個分のデータを利用して、最小自乗法により近似直線602を得る。
さらに、立上り入力階調値算出手段102は、得られた近似直線602と白基準601との交点を求める。この交点が、立上り位置の調整前における紙に色がのり出す点である現在の立上り位置603となる。そして、CMYKの各色彩における現在の立上り位置603における立上り算出用入力値を算出する。ここでは一例として、Cyanの現在の立上り位置603における立上り算出用入力値をXa'とする。さらに、調整後の目標とする立上り位置を示す立上り算出用入力値を立上り算出用ターゲット値604とする。これは過去の経験から245以上の値で色が紙にのり始めなければ、一つの色に発色が偏るといった色のかぶりが発生する確立が少ないため通常立上り算出用入力値250(すなわち、入力階調値=5)付近に設定される。図6ではXaが立上り算出用ターゲット値604としてとして表されている。
次に、立上り入力階調値算出手段102は、現在の立上り位置603を示す立上り算出用入力値及び立上り算出用ターゲット値604を、図6に示す立上り算出用の座標から図7に示すオフセット値を求める座標に変換する。図7の座標図7は立上りオフセット値の算出方法を説明するための図であり、縦軸を出力階調値、横軸を入力階調値に採ったグラフである。ここで、図6と図7の入力階調値の関係は、階調数最大の入力階調値nから図6での立上り算出用入力値を引いたものが図7の入力階調値となっている。本実施形態ではn=255である。すなわち、入力階調値=255−立上り算出用入力値、となる。そこで、立上り入力階調値算出手段102は、算出した現在の立上り位置を示す立上り算出用入力値(Xa')及び、立上り算出用ターゲット値(Xa)に対応する、図7における現在の立ち上がり位置を示す入力階調値及びターゲット値を算出する。ここでは、現在の立ち上がり位置を示す入力階調値はA'=255−Xa'、ターゲット値はA=255−Xaである。
立上り入力階調値算出手段102は、立上りオフセット値算出手段103に現在の立上り位置を示す入力階調値A'=255−Xa'及びターゲット値A=255−Xaを立上りオフセット値算出手段103に送る。さらに、立上り入力階調値算出手段102は、グレーバランス補正曲線算出手段107に、ターゲット値A=255−Xaを送る。
立上りオフセット値算出手段103は、立上り入力階調値算出手段102から取得した現在の立上り位置を示す入力階調値A'、及び、ターゲット値604Aを基に、立ち上がり位置を調整するための立上りオフセット値を算出する。そこで、立上りオフセット値の算出方法を、図7を参照して詳細に説明する。
また、図7に示される曲線は図3におけるオフセットが加えられていない補正が施されていない階調補正カーブ2であり、直線701は先に設定されている立上り位置補正直線であり、直線702これから算出する立上り位置補正直線である。ここで、各立上り位置補正直線は、低濃度部分3の調整の影響が高濃度部分に及ばないように、入力階調値128で横軸と接するようにしている。この値は高濃度部分への影響を考慮して他の値をとってもよい。そして、オフセットをするための調整値αの値を変えることで立上り位置補正直線の調整が行われるようにするため、立上り位置補正直線の式はy=−{α/(n/2)}x+αと表される。ここで、nは階調数の最大値であり、本実施形態ではn=255としている。
立上りオフセット値算出手段103は、この値を利用して現在の立ち上がり位置を示す入力階調値A'における出力階調値を計算する。図7ではA'に対応する階調補正カーブ2で補正された出力階調値をB'とする。階調補正カーブ2は前述のように固定であるためその入出力特性は定まっているので、立上りオフセット値算出手段103は、現在の立ち上がり位置を示す入力階調値A'に対応する階調補正カーブ2による出力階調値B'を算出できる。さらに、先に設定されている立上り位置補正直線701による補正が加わっており、A'における直線701の値はC'なので、立上りオフセット値算出手段103は、現在の立ち上がり位置を示す入力階調値A'に対応する実際の出力階調値はB'+C'を算出できる。これにより、立上りオフセット値算出手段103は、現在の立ち上がり位置を示す入力階調値A'における出力階調値がB'+C'と算出できる。ただし、最初の調整時には補正されておらず直線701が加えられていないので、オフセットは0であり、その場合出力階調値はB'となる。
次に、立上りオフセット値算出手段103は、ターゲット値に対する出力階調値が、現在の立ち上がり位置を示す入力階調値(A')に対する出力階調値(B'+C')となるように立上りオフセット値をもとめる。すなわち、図7の例によると、ターゲット値Aでの出力階調値がB'+C'になるように立上りオフセット値αを決定する。ここで、ターゲット値Aにおける階調補正カーブ2で補正された出力階調値はBである。さらに本実施形態ではn=255である。したがって、立上りオフセット値算出手段103は、B+{−(α/128)A+α}=B'+C'から立上りオフセット値αが算出できる。
立上り位置補正直線算出手段104は、立上りオフセット値算出手段103からオフセット値αを受けて、これから補正しようとする立上り位置補正直線702であるy=−(α/128)x+αを算出する。
立上り位置補正直線算出手段104は、出力調整手段004に算出した立上り位置補正直線702を送信する。
出力調整手段004は、立上り位置補正直線702を受けて、階調補正カーブ2に加えることで立上り位置の調整を行い、それを基に画像形成手段005の補正を行う。
(グレーバランス調整モード)
実行制御手段006が上記立上り位置調整モードが終了したことを確認し、グレイバランス調整モードへの切り替えを切換手段002に指示することで、画像形成装置のグレーバランス調整モードへの切り替えが行われる。
出力手段001は、立上り位置の調整がなされた画像形成手段005で作成された図8に示すグレーバランス調整用チャートを出力する。図8はグレーバランス調整用チャートを説明するための図である。グレーバランス調整用チャートはCyan、Magenta、Yellowのうち1つの濃度(階調)を固定し、他の2つ濃度(階調)を変化させた7×7のグラデーションパターンを4つ並べた構成になっている。図8において各パターンはCyanの濃度が固定で、縦方向に下がるほどにYellowが濃くなり、右方向に行くほどにMagentaが濃くなるように濃度が7段階に変化している。そして、図8において(A)、(B)、(C)、(D)の順に固定されたCyanの濃度が濃くなっている。さらに、各グラデーションパターンにおける固定されたCyanの入力階調値は、立ち上がり位置を示す入力階調値から中間値(本実施形態では256階調なので、中間値は128階調である。)の間に採るようにする。これはグレーバランスの調整を行う範囲を、先に設定した立上り位置調整結果に影響を出さないため立ち上がり位置を示す入力階調値以上とし、低濃度部分の補正であるため中間値以下としたものである。本実施形態では、立ち上がり位置の入力階調値をR、Rと128の間を5等分する点を固定する入力階調値とし、その固定する入力階調値をそれぞれS、S、S、及びSとする。ここで、本実施形態では立ち上がり位置の入力階調値と中間値の間を5等分する入力階調値を固定する入力階調値に採っているが、低濃度側用の調整なので低濃度寄りの位置に固定する入力階調値を採ってもよい。そして、各7×7パターンは中心位置のCMYK値がYellow=Magenta=Cyanの入力階調値に対応する出力となるように設定されている。したがって、中心位置(すなわちYellow=Magenta=Cyan)の出力階調値が色の偏りが無い後述の基準グレー直線に最も近くなる状態が、グレーバランスがとれた状態となる。
本実施形態では図8のような徐々に濃度が薄くなる順序でパッチを並べたグレーバランス調整用チャートを使用しているが、これは、図8と同じ濃度のパッチを同じだけ有するチャートであれば特に並び方に限定はなく、ランダムに異なる濃度のパッチを並べたチャートでもよい。ただし、この場合には実行制御手段006が、図8におけるグレーバランス調整用チャート上のどの位置のパッチを、パッチをランダムに並べたチャート上のどこに配置したかを記憶しておく必要がある。
読取手段003は、ユーザ又は操作者により載置された出力手段001で出力されたグレーバランス調整用チャートの各パッチの濃度の出力階調値を読み取る。ここでCMYK値のパッチデータは、立上り位置調整モードと同様に、対応したRGB値の画像チャンネルでデータが算出されている。
読取手段003は、補正曲線算出手段100に読み取った出力階調値を送る。
補正曲線算出手段100は、読取手段003から受け取った出力階調値及び実行制御手段006から受け取った入力階調値を基に、グレーバランス補正曲線を算出する。補正曲線算出手段100は、入力特性算出手段101、基準グレー入力階調値算出手段105、グレーバランスオフセット算出手段106、グレーバランス補正曲線算出手段107を備える。
入出力特性算出手段101は、読取手段003から出力階調値を、実行制御手段006入力階調値を取得し、各入力階調値に出力階調値を対応させていく。ここで、グレーバランス調整用チャートを作成するときの各パッチの入力階調値は実行制御手段006の指示によって規定されており、実行制御手段006が記憶している該入力階調値を使用することができる。入力階調値は予め設定されていてもよいし、ユーザ又は操作者によってユーザインタフェース007から入力された値であってもよい。そして、チャートのどこにあるパッチがどの入力階調値で作成されたかという情報も実行制御手段006から取得でき、そのパッチにおける読取手段003が読み取った実際の階調である出力階調値も特定できる。そこで、入出力特性算出手段101は、入力階調値と出力階調値の対応を決定できる。
入出力特性算出手段101は、各パッチにおける対応付けた入力階調値と出力階調値を基準グレー入力階調値算出手段105に送る。
基準グレー入力階調値算出手段105は、取得したRGB値の入力階調値及び出力階調値を、3DLUT(3 Dimension Look Up Table)などの変換テーブルを用いてL*a*b*値に変換する。次に、基準グレー入力階調値算出手段105は、入力階調値128での出力をL*a*b*値に変換した値と入力階調値0での出力をL*a*b*値に変換した値をL*a*b*空間にて結びこれを基準とする基準グレーの直線とする。そして、出力した各パッチにおける出力階調値をL*a*b*値に変換した値と基準グレー直線とのL*a*b*空間における距離を算出する。基準グレー入力階調値算出手段105は、以上の算出を各固定された入力階調値S、S、S、及びSのチャート毎に行い、図9に示すように、この算出された距離の値を読み取ったグラデーションパターンと同じ7×7のチャートの上の対応するパッチの場所に表現する。図9は基準グレー位置における入力階調値の算出を説明するための図である。図9の固定された入力階調値がSである(A−1)(A−2)、固定された入力階調値がSである(B−1)(B−2)、固定された入力階調値がSである(C−1)(C−2)、固定された入力階調値がSである(D−1)(D−2)における7×7のグラフは、それぞれ図8の(A)、(B)、(C)、(D)の7×7のグラデーションパターンに対応している。そして、図9(A−1)、(B−1)、(C−1)、(D−1)はパッチデータと基準グレーの直線との距離が等しい点を結んだものであり、さらに、色の濃淡により距離の大小を表している。すなわち、色が濃い場所(黒の場所)がもっとも基準グレーの直線からの距離の小さい位置となっており、色が薄くなるにつれて、基準グレー直線からの距離も大きくなっていく。
次に、基準グレー入力階調値算出手段105は、基準グレー直線からの距離がもっとも近いパッチを4つ抽出する。このパッチを抽出した図が、図9(A−2)、(B−2)、(C−2)、(D−2)である。そして、基準グレー入力階調値算出手段105は、図9(A−2)、(B−2)、(C−2)、(D−2)に表されている抽出した点のうち、基準グレー直線からの距離の近い上位3点を用い、各点の基準グレー直線からの距離を重み付けとして重心をもとめ、基準グレー直線からの距離が最小となる点を求める。この点が、基準グレー位置となる。
基準グレー入力階調値算出手段105は、基準グレー位置を示すCyan、Magenta、及びYellowの入力階調値及び出力階調値をグレーバランスオフセット値算出手段106に送る。
グレーバランスオフセット値算出手段106は、基準グレー位置における固定されていない変動する2つの色の入力階調値及び出力階調値を基に、グレーバランスオフセット値を求める。ここでは、Cyanの濃度(階調)が固定であるので、Magenta、Yellowについてオフセット値を算出する。
ここで、固定している入力階調値がSにおけるMagentaを例にオフセット値の求め方を図10を参照して説明する。図10はグレーバランスオフセット値の算出方法を説明するための図である。図10のグラフは横軸を入力階調値、縦軸を出力階調値に採ったグラフである。固定している入力階調値がSの基準グレー位置におけるMagentaの入力階調値をS'とする。また、Cyan=Mangenta=Yellowとなる位置が基準グレー直線と最も近くなる状態が目標とする状態であるので、目標とするMagentaの入力階調値であるターゲット値はCyan=Mangenta=Yellowとなる位置における入力階調値であり、固定値と同じSである。
グレーバランスオフセット算出手段106は、図10に示すように、基準グレー位置での入力階調値S'に対応する階調補正カーブ2に先に求めた立上り位置補正直線702を加えた補正カーブ6による出力Q'を求める、さらに、現在の補正値P'を実行制御手段006から受け取る。また、グレーバランスオフセット算出手段106は、ターゲット値Sにおける階調補正カーブ6による出力Qを求める。そして、グレーバランスオフセット算出手段106は、ターゲット値Sにおける出力階調値が基準グレー位置の入力階調値S'における現在の出力階調値になるようグレーバランスオフセット値を求める。すなわち、求めるグレーバランスオフセット値をPとすると、P+Q=P'+Q'となり、グレーバランスオフセット値Pを算出することができる。
グレーバランスオフセット算出手段106は、同様にして、各固定された入力階調値S、S、及びSにおけるMagenta、及び、各固定された入力階調値S、S、S、及びSにおけるYellowについてもグレーバランスオフセット値を算出する。ここで、各固定された入力階調値S、S、及びSにおけるMagentaのグレーバランスオフセット値をそれぞれ、P、P、及びPとする。
グレーバランスオフセット算出手段106は、求めたオフセット値をグレーバランス補正曲線算出手段107に送信する。
ここで、図11は濃度によるグレーバランスのズレを説明するための図である。図11に示すように、図11(A)と図11(B)はそれぞれ同じ画像形成装置での異なる濃度におけるグレーバランスを表わした図であるが、図11(A)がほぼ中央に最も濃い黒の部分がきている、すなわち比較的グレーバランスがあっているといえるのに対し、図11(B)では最も濃い黒の部分は右側に大きくずれており、グレーバランスのズレが非常に大きいことを示している。すなわち、濃度によってグレーバランスのズレは大きく差が出るものである。そこで、立ち上がり位置のように直線では調整できず、グレーバランスの調整のための曲線を求めることになる。
グレーバランス補正曲線算出手段107は、図12に示すように、ターゲット値及び対応する取得したオフセット値を基にそれらを結ぶグレーバランス補正曲線5を算出する。図12はグレーバランス補正曲線の算出方法を説明するための図である。図12のグラフは横軸を入力階調値、縦軸を出力階調値に採ったものである。ここでは、Magentaの入力階調値はS、S、S、及びSであり、対応する取得したオフセット値はP、P、P、及びPである。そして、それぞれのオフセット値が図12上にプロットされた点は、111、112、113、及び114である。そして、低濃度部分で立ち上がり位置の入力階調値以上の部分だけに影響を抑えるため、両端(本実施形態では立ち上がり位置R及び中間値115の2点)が0となるよう曲線を、ガウス関数、ローレンツピーク関数、三角関数などの釣鐘状の曲線を用いて、最小自乗法により曲線を算出する。ここで、この曲線を算出するにあたっては、立ち上がり位置R及び中間値115前後の重み付けを増やして両端で滑らかになるような曲線を算出することが好ましい。ここで、グレーバランス補正曲線算出手段107は、中間値115は階調の最大値を実行制御手段006から取得しそれを半分にすることで中間値115を算出でき、さらに、立上り位置Rは立上り入力階調値算出手段102から取得する。このようにして、グレーバランス補正曲線算出手段107は、グレーバランス補正曲線5を算出する。
グレーバランス補正曲線算出手段107は、出力調整手段004に算出したグレーバランス補正曲線5(図3参照)を送信する。
出力調整手段004は、グレーバランス補正曲線5を受けて立上り位置の補正がすでに行われている画像形成手段005のグレーバランスの調整を行う。すなわち、図11に示すように、先に出力調整手段004は、階調補正カーブ2に立上り位置補正直線4を加えて立上り調整後の階調補正曲線6を求め、次に、立上り調整後の階調補正曲線6にグレーバランス補正曲線5を加えることで、立上り位置の調整及びグレーバランスの調整を行った後の階調補正曲線7を求める。そして、出力調整手段004は階調補正曲線7によって、画像形成手段005の階調特性の調整を行う。
次に、図13を参照して本実施形態に係る画像形成装置における階調特性の調整の動作を説明する。ここで、図13は本実施形態に係る画像形成装置における階調特性の調整のフローチャートである。
ステップS001:切換手段002は、実行制御手段006からの命令を受けて立上り位置調整モードに切換える。
ステップS002:出力手段001は、画像形成手段005が作成した立上り位置調整用チャートを出力する。
ステップS003:読取手段003は、ユーザ又は操作者によって載置された立上り位置調整用チャートを読み取り、各パッチの出力階調値を入出力特性算出手段101に送る。
ステップS004:立上り入力階調値算出手段102は、入出力特性算出手段101からの入出力特性を受けて、白基準及び立ち上がり位置付近の近似直線を求め、現在の立ち上がり位置を求め、現在の立上り位置を示す入力階調値を求める。
ステップS005:立ち上がりオフセット算出手段103は、ユーザ又は操作者からターゲット値を受けて、現在の立ち上がり位置を示す入力階調値を基に、立上りオフセット値を算出する。
ステップS006:立上り補正直線算出手段104は、立上りオフセット値を受けて立上り位置補正直線を算出する。
ステップS007:出力調整手段004は、立上り位置補正直線を受けて画像形成装置005における出力の立上り位置の調整を行う。
ステップS008:切換手段002は、実行制御手段006からの命令を受けて、グレーバランス調整モードに切換える。
ステップS009:出力手段001は、画像形成手段005が作成したグレーバランス調整用チャートを出力する。
ステップS010:読取手段003は、ユーザ又は操作者によって載置されたグレーバランス調整用チャートを読み取り、各パッチの出力階調値を入出力特性算出手段101に送る。
ステップS011:基準グレー入力階調値算出手段105は、基準グレー直線を求め、入出力特性算出手段101からの各パッチの入力階調値及び出力階調値を受けて、基準グレー位置を求め、その基準グレー位置における入力階調値及び現在の出力階調値を求める。
ステップS012:グレーバランスオフセット値算出手段106は、基準グレー位置における入力階調値及び現在の出力階調値を受けて、固定された入力階調値の値を基に、グレーバランスオフセット値を算出する。
ステップS013:グレーバランス補正曲線算出手段107は、グレーバランスオフセット値を受けて、立上り位置及び中間値でオフセット値が0となるようなグレーバランス補正曲線を求める。
ステップS014:出力調整手段004は、グレーバランス補正曲線を受けて、画像形成手段005の出力のグレーバランスを調整する。
本実施形態では、グレーバランスの補正を1つの低濃度グレーバランス補正曲線で行っているが、これは複数のグレーバランス補正曲線を使用してもよい。このように複数のグレーバランス補正曲線を使用すると、より細かな補正曲線を作成でき、より精度のよいグレーバランスの調整を行うことができる。また、複数のグレーバランス曲線を利用する場合には、補正の隙間が出来ないように、各々のグレーバランス曲線が重なるようにグレーバランス補正曲線を求める必要がある。例えば、2つのグレーバランス補正曲線を使用するときには、一方のグレーバランス補正曲線を図12のS2〜中間値115までの間で作成し、他方のグレーバランス補正曲線を図12のR〜S3までの間で作成する。このようにすればS2とS3の間でグレーバランス補正曲線が重なることで、補正曲線の隙間をなくすことができる。
以上のように、立上り位置補正直線とグレーバランス補正曲線を各々別個に算出し、画像形成装置の出力の立上り位置の調整とグレーバランスの調整を別個に行うことができる。これにより、より精度よく画像形成装置の階調特性の調整を行うことが可能となる。
〔第2の実施形態〕
以下、この発明の第2の実施形態に係る画像形成装置について説明する。図14は本実施形態に係る画像形成装置の機能を表すブロック図である。本実施形態に係る画像形成装置は第1の実施形態に係る画像形成装置において、調整した出力がターゲット値に対する出力階調値の許容範囲に収まるまで繰り返す構成である。そこで、以下では、調整した出力がターゲット値に対する出力階調値の許容範囲に収まるで繰り返す構成について説明する。
記憶手段008は、調整後にターゲット値を入力したときの出力階調値の許容範囲を記憶している。この許容範囲は、例えば本実施形態では、立上り位置の調整の場合には、実際の立上り位置がターゲット値に対して±4入力階調値分、グレーバランス調整の場合には、基準グレー位置(7×7のグラデーションチャート上の場所で基準グレー直線に最も距離を有する点の位置)がYellow、Magentaの±4入力階調値分とする。本実施形態では、許容範囲を、ターゲット値+許容範囲の最大値で色のかぶりが発生しないように測定誤差を考え経験的に、またグレーバランスの調整による色味のふらつきなどが発生しないように経験的に決定している。ただし、この許容範囲は画像形成装置の性能に依存するものであり、この値に限定するものではなく、画像形成装置毎に検査し設定することが好ましい。また、この許容範囲は、あらかじめ出荷時に許容範囲が決められており記憶手段に記憶されている構成でもよく、また、調整の実行時に、ユーザインタフェース007を使用してユーザ又は操作者から許容範囲が入力される構成にしてもよい。
調整判定手段009は、立上り位置調整モードでは、読取手段003が読み取った立上り位置調整用チャートを基に立上り入力階調値算出手段102によって算出された立上り位置を示す入力階調値を受け取り、許容範囲に含まれているか否かを判定する。本実施形態ではターゲット値が250なので、調整判定手段009は、受け取った立上り位置を示す入力階調値が246〜254に含まれているか否かを判定する。また、グレーバランス調整モードでは、調整判定手段009は、読取手段003が読み取ったグレーバランス調整用チャートを基に基準グレー入力階調値算出手段105から、基準グレー位置における入力階調値を受け取り、許容範囲に含まれているか否かを判定する。本実施形態では、Cyanが固定なので、調整判定手段009は、MagentaとYellowの入力階調値を受け取る。例えばCyanの固定した入力階調値が28とすると、許容性判定手段009は、受け取った基準グレー位置におけるMagenta及びの入力階調値が24〜32までに含まれているか否かを判断する。
受け取った入力階調値が許容範囲内に含まれている場合には、調整判定手段009は、調整回数判定手段010に調整回数判定の指示を送る。
受け取った入力階調値が許容範囲内に含まれていない場合には、実行制御手段006に調整終了の信号を送る。
調整値判定手段009は、内部にカウンタを持っている。このカウンタは、立上り位置調整モード又はグレーバランス調整モードが開始されたときは0と設定され、1回の調整を行う毎に1ずつインクリメントされていく。さらに調整判定手段010は、予め出荷時にもしくはユーザ又は操作者からの入力により調整回数の上限を記憶している。本実施形態では、立上り位置調整の上限回数がn、グレーバランス調整の上限回数がmと設定されている場合で説明する。
調整回数判定手段010は、調整値判定手段からの調整回数判定の指示を受け、現在のカウンタを確認し、カウンタの値が、立上り位置調整の場合にはnより大きいか否か、グレーバランス調整の場合にはmより大きいか否かを判定する。カウンタの値が、立上り位置調整の場合にはnより大きい、グレーバランス調整の場合にはmよりより大きい場合には、調整回数判定手段010は、実行制御手段006に調整終了の信号を送る。カウンタの値が立上り位置調整の場合にはn以下、グレーバランス調整の場合にはm以下の場合には、カウンタを1インクリメントし実行制御手段006に調整の継続の信号を送る。
実行制御手段006は、調整値判定手段009又は調整回数判定手段010からの調整終了の信号を受けて、立上り位置調整モードの場合にはグレーバランス調整モードへの切り替えを切換手段002に指示する。
実行制御手段006は、調整値判定手段009又は調整回数判定手段010からの調整終了の信号を受けて、グレーバランス調整モードの場合には階調特性の調整を終了する。
次に、図15を参照して本実施形態に係る画像形成装置における階調特性の調整の動作を説明する。ここで、図15は本実施形態に係る画像形成装置における階調特性の調整のフローチャートの図である。ただし、階調補正の詳細は第1の実施形態と同様なので細かな説明は省略し、調整値の判定と調整回数の判定を主に説明する。
ステップS101:実行制御手段006は、調整回数判定手段010のカウンタを0にセットする。
ステップS102:出力手段001により、立上り位置調整用チャートを出力する。
ステップS103:読込手段003で、立上り位置調整用チャートを読み込む。
ステップS104:立上り入力階調値算出手段102は、読み込んだ立上り位置調整用チャートの入力階調値、及び出力階調値を受けて立上り位置の入力階調値を算出。調整値判定手段009は、立上り位置の入力階調値を受けて、記憶手段008に記憶されている許容範囲と比較する。立上り位置の入力階調値が許容範囲に含まれていない場合はステップS105に進み、許容範囲に含まれている場合はステップS107に進む。
ステップS105:調整回数判定手段010は、カウンタの数がnより大きいか否かを判断する。カウンタの数がnより小さい場合はステップS106へ進み、nより大きい場合はステップS107へ進む。
ステップS106:補正曲線算出手段100で、立上り位置補正直線を算出する。出力調整手段004は、立上り位置補正直線を受けて画像形成手段005の立上り位置を調整する。調整回数判定手段は010、カウンタを1つインクリメントする。
ステップS107:実行制御手段006からの指示を受けて、切換手段002はグレーバランス調整モードに切り替える。
ステップS108:実行制御手段006は、調整回数判定手段010のカウンタを0にセットする。
ステップS109:出力手段001は、グレーバランス調整用チャートを出力する。
ステップS110:読込手段003で、グレーバランス調整用チャートを読み込む。
ステップS111:基準グレー入力階調値算出手段105は、読み込んだグレーバランス調整用チャートの入力階調値、及び出力階調値を受けて基準グレー位置の入力階調値を算出。調整値判定手段009は、基準グレー位置の入力階調値を受けて、記憶手段008に記憶されている許容範囲と比較する。基準グレー位置の入力階調値が許容範囲に含まれていない場合はステップS112に進み、許容範囲に含まれている場合は階調特性の調整の動作を終了する。
ステップS112:調整回数判定手段010は、カウンタの数がmより大きいか否かを判断する。カウンタの数がmより小さい場合はステップS113へ進み、mより大きい場合は階調特性の調整の動作を終了する。
ステップS113:補正曲線算出手段100で、グレーバランス補正曲線を算出する。出力調整手段004は、グレーバランス補正曲線を受けて画像形成手段005のグレーバランスを調整する。調整回数判定手段は010、カウンタを1つインクリメントする。
ここで、本実施形態では、画像形成装置の立上り位置の調整及びグレーバランスの調整の両方において上限回数を設定した許容範囲内までの調整の繰返しを行っているが、これは、どちらか一方のみでも動作可能である。
以上のように、階調特性の調整を行っていく場合に、立上り位置の調整又はグレーバランスの調整において、目標とする範囲に階調特性が調整できるまで調整を繰り返すことで、確実な階調特性の調整が可能になる。また、上限回数が設定されているため繰り返しが無限に続くことを防止することが出来る。これにより、適当な回数内でより正確な階調特性の調整が行うことが可能になる。
第1の実施形態に係る画像形成装置のブロック図 本発明で調整の対象となるガンマ特性の低濃度部分を示した図 立上り位置補正直線及び低濃度グレーバランス補正曲線を表した図 立上り位置調整用チャートを説明するための図 パッチがランダムに並んだ立上り位置調整用チャートを説明するための図 低濃度における画像形成装置の入出力特性を表わすグラフの図 立上りオフセット値の算出方法を説明するための図 グレーバランス調整用チャートを説明するための図 基準グレー位置における入力階調値の算出を説明するための図 グレーバランスオフセット値の算出方法を説明するための図 濃度によるグレーバランスのズレを説明するための図 グレーバランス補正曲線の算出方法を説明するための図 本実施形態に係る画像形成装置における階調特性の調整のフローチャートの図 第2の実施形態に係る画像形成装置のブロック図 本実施形態に係る画像形成装置における階調特性の調整のフローチャートの図
符号の説明
001 出力手段
002 切換手段
003 読取手段
004 出力調整手段
005 画像形成手段
006 実行制御手段
007 ユーザインタフェース
008 記憶手段
009 調整値判定手段
010 調整回数判定手段
100 補正曲線算出手段
101 入出力特性算出手段
102 立上り入力階調値算出手段
103 立上りオフセット値算出手段
104 立上り位置補正直線算出手段
105 基準グレー入力階調値算出手段
106 グレーバランスオフセット値算出手段
107 グレーバランス補正曲線算出手段

Claims (6)

  1. 低濃度部分における階調パターンで構成された立上り位置調整用チャート及びグレーバランス調整用チャートを作成し、出力する出力手段と、
    複数のパッチを含む前記チャートから各パッチの濃度を読み取る読取手段と、
    前記濃度から前記低濃度部分の階調における色ののり出す値である立ち上がり位置を調整するための立上りオフセット値及び、前記濃度から前記低濃度部分におけるグレーバランスを調整するためのグレーバランスオフセット値をそれぞれ個別に算出する補正曲線算出手段と、
    予め有する階調特性を全体的に補正するための階調補正カーブ、前記立上りオフセット値をパラメータとして含む立ち上がり位置補正直線、及び前記グレーバランスオフセット値をパラメータとして含む低濃度グレーバランス補正曲線とを基に画像形成手段の階調特性を調整する出力調整手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 低濃度部分における階調パターンで構成された立上り位置調整用チャート及びグレーバランス調整用チャートを作成し、出力する出力手段と、
    複数のパッチを含む前記チャートから各パッチの濃度を読み取る読取手段と、
    前記パッチを作成するときの入力階調値及び前記読み取った濃度から前記パッチの入出力特性を求める入出力特性算出手段と、
    前記立上り位置調整用チャートの前記入出力特性から、現在の立ち上がり位置における入力階調値を算出する立上り入力階調値算出手段と、
    目標とする立ち上がりの位置を示す入力階調値の入力を受けて、先に設定された立ち上がり位置における入力階調値を基に、立ち上がり位置を調整するための立上りオフセット値を算出する立上りオフセット値算出手段と、
    前記算出された立上りオフセット値を基に立上り位置補正直線を算出する立上り位置補正直線算出手段と、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの全ての入力階調値が全階調の中間値であるときの出力階調値及びシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの全ての入力階調値が最低位であるときの出力階調値から基準グレー直線を算出し、前記グレーバランス調整用チャート上の前記基準グレー直線に最も近い点を求め、該点における入力階調値である基準グレー入力階調値を算出する基準グレー入力階調値算出手段と、
    前記グレーバランス調整用チャートにおけるシアン、マゼンタ、イエローの入力階調値が同じになる点及び基準グレー入力階調値を基に、グレーバランスオフセット値を算出するグレーバランスオフセット値算出手段と、
    複数の所定の濃度におけるグレーバランスオフセット値を算出し、そのグレーバランスオフセット値を基に、低濃度グレーバランス補正曲線を求める、グレーバランス補正曲線算出手段と、
    予め有する階調特性を全体的に補正するための階調補正カーブ、前記立上り位置補正直線、及び前記低濃度グレーバランス補正曲線を基に画像形成手段の階調特性を調整する出力調整手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記グレーバランス補正曲線算出手段は、互いに重なり合う複数のグレーバランス補正曲線を算出し、
    前記出力調整手段は、前記複数のグレーバランス補正曲線を階調特性の調整に使用する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記立ち上がり位置調整用チャート及びグレーバランス調整用のチャートパッチのパターンがランダムであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記目標とする立ち上がりの位置における出力階調値の許容範囲を記憶する記憶手段と、
    前記調整後に出力された画像を読み込み、その読み込んだ出力階調値が前記目標とする立ち上がりの位置における出力階調値の許容範囲に入っているかどうかを判定し、前記目標とする範囲内ならば調整を終了し、前記目標とする範囲外ならば立ち上がり位置補正直線の再調整を行う調整値判定手段と、
    前記再調整の回数が設定した上限を超えた場合に調整を終了する調整回数判定手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶手段は、前記グレーバランス調整用チャートのシアン、マゼンタ、イエローの入力階調値が同じになる点における出力階調値の許容範囲を記憶し、
    前記調整値判定手段は、前記調整後に出力された画像を読み込み、その読み込んだ出力階調値が前記グレーバランス調整用チャートのシアン、マゼンタ、イエローの入力階調値が同じになる点における出力階調値の許容範囲に入っているかどうかを判定し、前記目標とする範囲内ならば調整を終了し、前記目標とする範囲外ならばグレーバランス補正曲線の再調整を行い、
    前記調整回数判定手段は、前記再調整の回数が設定した上限を超えた場合に調整を終了する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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