JP2008171065A - 眠気検知装置 - Google Patents
眠気検知装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008171065A JP2008171065A JP2007001409A JP2007001409A JP2008171065A JP 2008171065 A JP2008171065 A JP 2008171065A JP 2007001409 A JP2007001409 A JP 2007001409A JP 2007001409 A JP2007001409 A JP 2007001409A JP 2008171065 A JP2008171065 A JP 2008171065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- approximate curve
- driver
- detection device
- eyelid
- contour
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】眠気検知装置では、カメラにて撮影画像を撮影し(S110)、その撮影画像から検出される運転者の瞬きの状況に基づき、運転者の覚醒度を算出する(S150)。さらに、下方視検出処理にて、運転者のまぶたの輪郭形状を示す近似曲線を算出した後、運転者が下方視であるか否かを判定する(S170)。そして、眠気警告処理では、下方視検出処理での判定が、近似曲線が下に凸であれば、下方視であるものとして、下方視による覚醒度の低下分が相殺されるように、先に算出された覚醒度を補正し(S190)、その後、補正された覚醒度を用いて運転者の眠気を検知する(S200)。
【選択図】図2
Description
そこで、本発明は、下方視によって生じる眠気の発生の誤認識を低減させ、眠気の検知精度を向上させることが可能な眠気検知装置を提供することを目的とする。
合、覚醒度補正手段が、下方視であることによる覚醒度の低下分が相殺されるように、覚醒度推定手段で推定された覚醒度を補正した補正覚醒度を算出し、眠気検知手段が、覚醒度補正手段で算出された補正覚醒度に基づいて、運転者の眠気を検知する。
本発明の発明者らは、研究の結果、運転者が下方視である場合、その運転者のまぶたの輪郭形状に、運転者が車両の前方(即ち、注視点等)を視認している時等とは異なる特徴が表れるとの知見を得た。
い場合、下方視であるものと推定するように構成されていても良い。
そして、請求項14に記載のように、覚醒度推定手段が、運転者の目の開き度合いを示す開度に基づき、覚醒度を推定するものであれば、本発明の眠気検知装置における低覚醒状態検知手段は、運転開始後の運転者の覚醒度が高い時間として予め規定された規定時間内での最大開度に対して、予め規定された規定割合の開度である規定開度以下となる時間が、予め規定された対象時間よりも長い状態を低覚醒度状態とするように構成されていることが望ましい。
ここで、図1は、車両に搭載され、本発明が適用された眠気検知装置の概略構成を示すブロック図である。なお、以下では、眠気検知装置が搭載された車両を搭載車両とする。[第一実施形態]
〈装置構成〉
眠気検知装置1は、搭載車両の運転者の顔面を含む照射領域に照射光を照射する光源13と、光源13からの照射光が照射された運転者の顔面を含む画像を撮影するカメラ12と、カメラ12で撮影された画像に基づき、運転者の眠気を検知する画像処理プロセッサ10と、画像処理プロセッサ10からの音声信号により音声を出力するスピーカ11とを備えている。
また、光源13は、搭載車両のシートに着座した状態(以下、着座状態とする)の運転者の眼球内に、運転者の下まぶたと眼球との境界に形成される影を投影させる位置であり、運転者の目から延伸する軸として予め設定された下方軸よりも下方(即ち、路面に近い位置)に配置されている。具体的に、本実施形態では、ステアリングホイールにおけるステアリングコラムの延長線上に配置されており、この位置を第二配置位置とする。
置に配置されており、この位置を第一配置位置とする。
また、画像処理プロセッサ10は、各種処理を実行するためのプログラムや、データを記憶するROM10aと、データを一時的に記憶するRAM10bと、ROM10aに記憶されたプログラム等に従って処理を実行するCPU10cとを備えている。
〈眠気警告処理〉
次に、画像処理プロセッサ10のCPU10cが実行する眠気警告処理について説明する。
この眠気警告処理は、搭載車両の運転が開始された時(本実施形態では、エンジンが始動された時)に起動されるものである。
具体的に、本実施形態では、S130で目の周辺領域が抽出される毎に、図5(A)に示すように、目の周辺領域中(即ち、撮影画像中)の眼球とまぶたとの輝度差に基づき、上まぶた(即ち、上まぶたの最高点(頭頂部に最も近い位置))と下まぶた(即ち、下まぶたの最下点(路面に最も近い位置))との距離(以下、この距離を目の開度とする)を
算出する。そして、その算出された目の開度を、運転開始からの経過時間と共にRAM10bに記憶する。
続くS150では、S140でRAM10bに記憶された目の開度の時間変化に基づき、運転者の眠気を推定、即ち、運転者の覚醒状態を表す覚醒度を算出する。
続くS170では、S160で二値化された目の周辺領域に基づき、運転者の視線の方向を検出する下方視検出処理を実行する。
そのS190では、先のS150にて、運転者が下方視であることにより低下した状態で算出された覚醒度を、その低下分が相殺されるように補正(以下、補正された覚醒度を補正覚醒度とする)し、S200へと進む。具体的に、本実施形態では、S150で算出された覚醒レベルを二段階上昇させる(即ち、覚醒度が高くなるように補正する)。
して予め設定された第二閾値よりも大きければ、運転者に運転を止めるようにスピーカ11から警告を発する。なお、ここで言う警告は、注意よりも大きな音等、注意よりも運転者に対しより強いメッセージを与えるものである。
つまり、眠気検知装置1では、カメラ12で撮影された撮影画像に基づき、運転者の視線が下方視であるか否かを判定し、下方視である場合には、下方視であることによる覚醒度の低下分が相殺されるように、運転者の覚醒度を補正した上で、眠気レベルを判断して警告などを発する。
〈下方視検出処理〉
次に、先の眠気警告処理にて実行される下方視検出処理について説明する。
下方視検出処理は、先の眠気警告処理におけるS170で起動されると、まず、S310にて、先のS160で二値化された目の周辺領域から、運転者の上まぶたと眼球との境界における上まぶたの輪郭形状を示す近似曲線(fu)を算出する。
具体的に、本実施形態では、図6に示すように、目じりと目頭との間における上まぶた(及び、下まぶた)と眼球との境界に位置する画素を通過するように近似曲線(fu)(及び、近似曲線(fd))を算出し、算出された近似曲線(fu)(及び、近似曲線(fd))に対して周知のスムージング処理を実行する。
また、S330での判定の結果、S310で算出された近似曲線(fu)、及びS320で算出された近似曲線(fd)の両方ともが、下に凸以外(即ち、直線、もしくは上に凸)であるものと判断された場合、S350へと進む。
[第一実施形態の効果]
以上説明したように、第一実施形態における眠気検知装置1によれば、運転者が下方視である場合には、撮影画像に基づいて算出された運転者の覚醒度を、下方視であることによる覚醒度の低下分が相殺されるように補正する。そして、その補正した補正覚醒度を用いて、運転者に眠気が生じているか否かを判定するため、下方視に起因する眠気発生の誤認識を低減することができる。
らは、図4に示すように、下方視である場合には、眠気が発生した場合に比べて、上まぶた、もしくは下まぶたの輪郭形状が下向き(即ち、近似曲線(fu)、もしくは近似曲線(fd)が下に凸)になるという結果を得た。
また、眠気検知装置1によれば、覚醒レベルが第一閾値よりも大きければ、スピーカ11から注意を発し、覚醒レベルが第二閾値よりも大きければ、スピーカ11から警告を発するため、運転者に眠気が検知されたことを認識させることができる。そして、眠気検知装置1によれば、注意と警告とを使い分けることにより、運転者の覚醒度に応じて、事故を未然に防ぐように適切な行動を運転者に採らせることができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態について説明する。
〈眠気警告処理〉
ここで、図7は、第二実施形態における眠気警告処理の処理手順を示すフローチャートである。
そして、眠気警告処理は、起動されるとまず、S410では、光源13に対して発光信号を出力すると共に、カメラ12に対して撮像信号を出力し、カメラ12に撮影画像を撮影させ、その撮影された撮影画像を取得する。
さらに、S430では、S120で抽出された顔面領域から、運転者の上まぶた、及び下まぶたを含む目の周辺領域を抽出する。
そして、S460では、S430で目の周辺領域が抽出される毎に、目の周辺領域中(即ち、撮影画像中)の眼球とまぶたとの輝度差に基づき、目の開度を算出して、運転開始からの経過時間と共にRAM10bに記憶する。
そして、S480では、撮影画像のうち、S430で抽出された目の周辺領域を眼球とまぶたとの輝度差が明確となるように二値化する。
その後、S500では、先のS490で実施された下方視検出処理での検出結果が、運転者がメータ等を視認する、即ち、注視軸よりも下方へと運転者が視線を向けている下方視であるか否かが判定される。そして、判定の結果、運転者の視線が下方視であるものと判断された場合、S510へと進む。
〈目の平均形状抽出処理〉
次に、目の平均形状抽出処理について説明する。
この目の平均形状抽出処理は、先のS450で起動されると、まず、S610では、先のS430で抽出された目の周辺領域中(即ち、撮影画像中)の眼球とまぶたとの輝度差に基づき、目の開度を算出する。そして、算出された目の開度が、運転開始から現時点までに算出された目の開度のうち、最大のもの(即ち、最高点と最下点との距離が最も大きなもの)であれば、その目の開度を最大開度としてRAM10bに記憶する(即ち、RA
M10bに記憶される最大開度は、規定時間内に算出されるものの中で最大のものに順次更新される)。
そして、S630では、開度大であるものと判断された目の周辺領域(即ち、撮影画像)を、運転者の眼球とまぶたとの輝度差が明確となるように二値化する。
続くS660では、先のS650で二値化された目の周辺領域から、運転者のまぶたと眼球との境界における上まぶたの輪郭形状を示す上部近似曲線(fu2)、及び下まぶたの輪郭形状を示す下部近似曲線(fd2)を算出する。そして、その上部近似曲線(fu2)、及び下部近似曲線(fd2)を開度比率の状態(即ち、開度中)と対応付けた上でRAM10bに記憶し、S690へと進む。
続くS680では、先のS670で二値化された目の周辺領域から、運転者のまぶたと眼球との境界における上まぶたの輪郭形状を示す上部近似曲線(fu3)、及び下まぶたの輪郭形状を示す下部近似曲線(fd3)を算出する。そして、その上部近似曲線(fu3)、及び下部近似曲線(fd3)を開度比率の状態(即ち、開度小)と対応付けた上でRAM10bに記憶し、その後S690へと進む。
れの開度比率に応じて(即ち、本実施形態では、開度大、開度中、開度小の三つで)平均した上部平均近似曲線(fu1〜3)、及び下部平均近似曲線(fd1〜3)を算出する。さらに、それらの算出された平均近似曲線毎に、平均近似曲線の下に凸の度合いを表す平均凸度を算出し、それらの平均凸度を、開度比率の状態と対応付けた上でRAM10bに記憶する。
〈下方視検出処理〉
次に、下方視検出処理について説明する。
この下方視検出処理は、先のS490で起動されると、まず、S710にて、先のS480で二値化された目の周辺領域から、運転者の上まぶたと眼球との境界における上まぶたの輪郭形状を示す近似曲線(fu)を算出する。
具体的に、本実施形態では、目じりと目頭との間における上まぶた、及び下まぶたと眼球との境界に位置する画素を通過するように近似曲線(fu)、及び近似曲線(fd)を算出し、算出された近似曲線(fu)、及び近似曲線(fd)に対して周知のスムージング処理を実行する。
続くS730では、S310で算出された近似曲線(fu)、及びS320で算出された近似曲線(fd)における下に凸の度合いを示す凸度(以下、近似曲線(fu)の凸度を第一凸度とし、近似曲線(fd)の凸度を第二凸度とする)を算出する。
また、S730での判定の結果、S710で算出された第一凸度、及び第二凸度の両方ともが、平均凸度よりも下に凸の度合いが小さいものと判断された場合、S750へと進む。
[第二実施形態の効果]
以上説明したように、第二実施形態の眠気検知装置では、運転者の覚醒度が高いとされる運転開始直後の時間帯に算出された近似曲線から、平均近似曲線、即ち、覚醒度が高い状態での基準指標(即ち、覚醒度が高い状態でのまぶたの輪郭形状)を算出する。そして、規定時間経過後に算出される近似曲線と、その近似曲線に対応する平均近似曲線との比較結果に基づいて、下方視であるか否かを判定している。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様にて実施することが可能である。
度よりも大きい場合であっても良い。
c…CPU 11…スピーカ 12…カメラ 13…光源
Claims (15)
- 車両の運転者の顔面を含む撮影画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段で撮影した撮影画像に基づき、前記運転者の覚醒度を推定する覚醒度推定手段と、
前記撮影手段で撮影した撮影画像に基づき、前記運転者が運転する時の視線の方向である視線方向を推定する視線推定手段と、
前記視線推定手段での推定結果が、前記車両の前方に予め設定された注視点への視線よりも下方へと視線を向ける下方視であることを表している場合、前記下方視であることによる覚醒度の低下分が相殺されるように、前記覚醒度推定手段で推定された覚醒度を補正した補正覚醒度を算出する覚醒度補正手段と、
前記覚醒度補正手段で算出された補正覚醒度に基づいて、前記運転者の眠気を検知する眠気検知手段と
を備えることを特徴とする眠気検知装置。 - 前記視線推定手段は、
前記撮影画像から前記運転者の上まぶた、及び下まぶたを含む目の周辺領域画像を抽出する周辺領域抽出手段と、
前記周辺領域抽出手段で抽出された目の周辺領域画像から、上まぶた、下まぶたの輪郭形状のうち、少なくとも一つは抽出する輪郭形状抽出手段と
を備え、
前記輪郭形状抽出手段で抽出されたまぶたの輪郭形状に基づき、前記視線方向を推定することを特徴とする請求項1に記載の眠気検知装置。 - 前記輪郭形状抽出手段で抽出される前記輪郭形状は、
前記運転者の目じりと目頭との間でのまぶたの輪郭に対して算出される近似曲線であることを特徴とする請求項2に記載の眠気検知装置。 - 前記輪郭形状抽出手段は、前記上まぶたの輪郭に対する近似曲線を上部近似曲線、前記下まぶたの輪郭に対する近似曲線を下部近似曲線として、いずれも算出し、
前記視線推定手段は、
前記輪郭形状抽出手段で算出された前記上部近似曲線、もしくは前記下部近似曲線のいずれか一方が、下に凸である場合、前記下方視であるものとすることを特徴とする請求項3に記載の眠気検知装置。 - 前記輪郭形状抽出手段は、前記上まぶたの輪郭に対する近似曲線を上部近似曲線、前記下まぶたの輪郭に対する近似曲線を下部近似曲線として、いずれも算出し、
前記視線推定手段は、
前記輪郭形状抽出手段で算出された前記上部近似曲線、及び前記下部近似曲線の両方ともが、下に凸である場合、前記下方視であるものとすることを特徴とする請求項3に記載の眠気検知装置。 - 前記輪郭形状抽出手段は、前記上まぶたの輪郭に対する近似曲線を上部近似曲線、前記下まぶたの輪郭に対する近似曲線を下部近似曲線として、いずれも算出し、
前記視線推定手段は、
前記輪郭形状抽出手段で算出された前記上部近似曲線、もしくは前記下部近似曲線のいずれか一方が、上に凸、または直線である場合、前記視線の方向が前記下方視以外の通常視であるものと推定し、
前記覚醒度補正手段は、
前記視線推定手段での推定結果が前記通常視を表している場合、前記覚醒度推定手段で
推定された覚醒度の補正を禁止することを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の眠気検知装置。 - 前記輪郭形状抽出手段は、前記上まぶたの輪郭に対する近似曲線を上部近似曲線、前記下まぶたの輪郭に対する近似曲線を下部近似曲線として、いずれも算出し、
前記視線推定手段は、
前記輪郭形状抽出手段で算出された前記上部近似曲線、及び前記下部近似曲線の両方が、上に凸、または直線である場合、前記視線の方向が前記下方視以外の通常視であるものと推定し、
前記覚醒度補正手段は、
前記視線推定手段での推定結果が前記通常視であることを表している場合、前記覚醒度推定手段で推定された覚醒度の補正を禁止することを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の眠気検知装置。 - 前記輪郭形状抽出手段は、前記上まぶたの輪郭に対する近似曲線を上部近似曲線、前記下まぶたの輪郭に対する近似曲線を下部近似曲線として、いずれも算出し、
前記視線推定手段は、
前記近似曲線算出手段で算出される前記上部近似曲線、もしくは前記下部近似曲線の下に凸の度合いを示す凸度の予め規定された検知時間内における変化量が、予め規定された規定値よりも大きい場合、前記下方視であるものとすることを特徴とする請求項3に記載の眠気検知装置。 - 前記輪郭形状抽出手段は、前記上まぶたの輪郭に対する近似曲線を上部近似曲線、前記下まぶたの輪郭に対する近似曲線を下部近似曲線として、いずれも算出し、
前記視線推定手段は、
運転開始後の前記運転者の覚醒度が高い時間として予め規定された規定時間内に前記近似曲線算出手段で算出された上部近似曲線、及び下部近似曲線を、それぞれ平均した平均上部近似曲線、及び平均下部近似曲線を算出する平均近似曲線算出手段と、
前記規定時間経過後に前記近似曲線算出手段で算出された上部近似曲線、及び下部近似曲線と、前記平均近似曲線算出手段で算出された平均上部近似曲線、及び平均下部近似曲線とを比較する近似曲線比較手段と
を備え、
前記近似曲線比較手段での比較結果に基づき、前記視線方向を推定することを特徴とする請求項3に記載の眠気検知装置。 - 前記視線推定手段は、
前記近似曲線比較手段での比較の結果、前記上部近似曲線、もしくは前記下部近似曲線のいずれか一方における下に凸の度合いを示す凸度が、それぞれに対応する前記平均上部近似曲線、または前記平均下部近似曲線における前記凸度よりも大きい場合、前記下方視であるものとすることを特徴とする請求項9に記載の眠気検知装置。 - 前記視線推定手段は、
前記近似曲線比較手段での比較の結果、前記上部近似曲線、及び前記下部近似曲線の両方における下に凸の度合いを示す凸度が、それぞれに対応する前記平均上部近似曲線、及び前記平均下部近似曲線における前記凸度よりも大きい場合、前記下方視であるものとすることを特徴とする請求項9に記載の眠気検知装置。 - 前記輪郭形状抽出手段は、
前記近似曲線をスムージング処理することを特徴とする請求項3ないし請求項11のいずれかに記載の眠気検知装置。 - 前記覚醒度推定手段で推定された覚醒度が、予め規定された規定閾値よりも小さい低覚醒度状態であることを検知する低覚醒状態検知手段を備え、
前記視線推定手段は、
前記低覚醒状態検知手段で低覚醒状態が検知された場合にのみ、前記視線方向の推定を実施することを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の眠気検知装置。 - 前記覚醒度推定手段は、前記運転者の目の開き度合いを示す開度に基づき、前記覚醒度を推定するものであり、
前記低覚醒状態検知手段は、
運転開始後の前記運転者の覚醒度が高い時間として予め規定された規定時間内での最大開度に対して、予め規定された規定割合の開度である規定開度以下となる時間が、予め規定された対象時間よりも長い状態を前記低覚醒度状態とすることを特徴とする請求項13に記載の眠気検知装置。 - 前記眠気検知手段で前記運転者に眠気が生じたものとして眠気が検知された場合、警告を発する警告手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれかに記載の眠気検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001409A JP4840146B2 (ja) | 2007-01-09 | 2007-01-09 | 眠気検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001409A JP4840146B2 (ja) | 2007-01-09 | 2007-01-09 | 眠気検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008171065A true JP2008171065A (ja) | 2008-07-24 |
JP4840146B2 JP4840146B2 (ja) | 2011-12-21 |
Family
ID=39699114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007001409A Expired - Fee Related JP4840146B2 (ja) | 2007-01-09 | 2007-01-09 | 眠気検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4840146B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010134608A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Omron Corp | 検出装置および方法、並びに、プログラム |
JP2010191853A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Nissan Motor Co Ltd | 覚醒度推定装置 |
JP2011048531A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Aisin Seiki Co Ltd | 眠気検出装置、眠気検出方法、及びプログラム |
US9020199B2 (en) | 2011-04-19 | 2015-04-28 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Eyelid detection device, eyelid detection method, and recording medium |
CN105701445A (zh) * | 2014-12-15 | 2016-06-22 | 爱信精机株式会社 | 判定装置及判定方法 |
JP2016115118A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | アイシン精機株式会社 | 下方視判定装置および下方視判定方法 |
JP2016115117A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | アイシン精機株式会社 | 判定装置および判定方法 |
CN106355837A (zh) * | 2016-09-09 | 2017-01-25 | 常州大学 | 一种基于手机的疲劳驾驶监测方法 |
JP2018526045A (ja) * | 2015-06-22 | 2018-09-13 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 目開幅を利用してまばたき事象と計器視線とを区別する方法および装置 |
JP2019087170A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-06 | アルパイン株式会社 | 瞼開閉判定装置および眠気検知装置 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07249197A (ja) * | 1994-03-10 | 1995-09-26 | Mitsubishi Electric Corp | 人物状態検出装置 |
JPH08145627A (ja) * | 1994-11-17 | 1996-06-07 | Toyota Motor Corp | 顔位置判定装置及び瞬き検出装置 |
JPH08225028A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-09-03 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 運転者の覚醒度検出装置 |
JPH09147120A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-06 | Mitsubishi Electric Corp | 顔画像処理装置及び顔画像処理方法 |
JPH1040361A (ja) * | 1996-07-18 | 1998-02-13 | Nissan Motor Co Ltd | 居眠り状態検出装置 |
JPH10272961A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | 居眠り警報装置 |
JPH10272959A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Mitsubishi Motors Corp | 覚醒度推定装置 |
JP2001010368A (ja) * | 1999-06-17 | 2001-01-16 | Hyundai Motor Co Ltd | 居眠り運転警報システムの居眠り運転判断方法 |
JP2004192345A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Nissan Motor Co Ltd | 運転者状態検出装置 |
JP2006178676A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Nissan Motor Co Ltd | 覚醒度判断装置 |
JP2006248365A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Omron Corp | 移動体の後方監視ミラー、運転者撮影装置、運転者監視装置および安全運転支援装置 |
JP2006268189A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Nissan Motor Co Ltd | 視認行動判定装置 |
-
2007
- 2007-01-09 JP JP2007001409A patent/JP4840146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07249197A (ja) * | 1994-03-10 | 1995-09-26 | Mitsubishi Electric Corp | 人物状態検出装置 |
JPH08145627A (ja) * | 1994-11-17 | 1996-06-07 | Toyota Motor Corp | 顔位置判定装置及び瞬き検出装置 |
JPH08225028A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-09-03 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 運転者の覚醒度検出装置 |
JPH09147120A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-06 | Mitsubishi Electric Corp | 顔画像処理装置及び顔画像処理方法 |
JPH1040361A (ja) * | 1996-07-18 | 1998-02-13 | Nissan Motor Co Ltd | 居眠り状態検出装置 |
JPH10272961A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | 居眠り警報装置 |
JPH10272959A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Mitsubishi Motors Corp | 覚醒度推定装置 |
JP2001010368A (ja) * | 1999-06-17 | 2001-01-16 | Hyundai Motor Co Ltd | 居眠り運転警報システムの居眠り運転判断方法 |
JP2004192345A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Nissan Motor Co Ltd | 運転者状態検出装置 |
JP2006178676A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Nissan Motor Co Ltd | 覚醒度判断装置 |
JP2006248365A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Omron Corp | 移動体の後方監視ミラー、運転者撮影装置、運転者監視装置および安全運転支援装置 |
JP2006268189A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Nissan Motor Co Ltd | 視認行動判定装置 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010134608A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Omron Corp | 検出装置および方法、並びに、プログラム |
JP2010191853A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Nissan Motor Co Ltd | 覚醒度推定装置 |
JP2011048531A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Aisin Seiki Co Ltd | 眠気検出装置、眠気検出方法、及びプログラム |
US9020199B2 (en) | 2011-04-19 | 2015-04-28 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Eyelid detection device, eyelid detection method, and recording medium |
CN105701445A (zh) * | 2014-12-15 | 2016-06-22 | 爱信精机株式会社 | 判定装置及判定方法 |
EP3033999A1 (en) | 2014-12-15 | 2016-06-22 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for determining the state of a driver |
JP2016115118A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | アイシン精機株式会社 | 下方視判定装置および下方視判定方法 |
JP2016115117A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | アイシン精機株式会社 | 判定装置および判定方法 |
JP2018526045A (ja) * | 2015-06-22 | 2018-09-13 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 目開幅を利用してまばたき事象と計器視線とを区別する方法および装置 |
CN106355837A (zh) * | 2016-09-09 | 2017-01-25 | 常州大学 | 一种基于手机的疲劳驾驶监测方法 |
JP2019087170A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-06 | アルパイン株式会社 | 瞼開閉判定装置および眠気検知装置 |
US10664712B2 (en) | 2017-11-10 | 2020-05-26 | Alpine Electronics, Inc. | Eyelid opening/closing determination apparatus and drowsiness detection apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4840146B2 (ja) | 2011-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4840146B2 (ja) | 眠気検知装置 | |
JP4793269B2 (ja) | 眠気検知装置 | |
JP4888838B2 (ja) | 運転者撮像装置および運転者撮像方法 | |
JP6442942B2 (ja) | ドライバ状態判定装置 | |
US8538044B2 (en) | Line-of-sight direction determination device and line-of-sight direction determination method | |
EP1801730B1 (en) | Method of detecting vehicle-operator state | |
US9888875B2 (en) | Driver monitoring apparatus | |
CN108621794B (zh) | 车辆的显示系统及车辆的显示系统的控制方法 | |
JP5177011B2 (ja) | 開眼度特定装置 | |
JP5790762B2 (ja) | 瞼検出装置 | |
JP6601351B2 (ja) | 視線計測装置 | |
JPWO2011118393A1 (ja) | 覚醒度判定装置、覚醒度判定方法及びプログラム | |
WO2013157466A1 (ja) | 喫煙検出装置、方法及びプログラム | |
JP6973928B2 (ja) | 瞼開閉判定装置および眠気検知装置 | |
WO2015079657A1 (ja) | 視認領域推定装置 | |
WO2011101990A1 (ja) | 画像処理装置及び眠気判定装置 | |
JP2009219555A (ja) | 眠気検知装置、運転支援装置、眠気検知方法 | |
JP6747493B2 (ja) | ドライバ状態判定装置 | |
WO2018051685A1 (ja) | 輝度制御装置、輝度制御システム及び輝度制御方法 | |
US11161470B2 (en) | Occupant observation device | |
JP4701961B2 (ja) | 歩行者検知装置 | |
JP7046748B2 (ja) | 運転者状態判定装置および運転者状態判定方法 | |
JP5050794B2 (ja) | 眠気検知装置、眠気検知方法 | |
JP5376254B2 (ja) | 被写体認識装置 | |
JP2005081101A (ja) | 視線方向検出装置及び視線方向検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110906 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110919 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4840146 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |