JP2008170117A - ループ型ヒートパイプ - Google Patents

ループ型ヒートパイプ Download PDF

Info

Publication number
JP2008170117A
JP2008170117A JP2007005429A JP2007005429A JP2008170117A JP 2008170117 A JP2008170117 A JP 2008170117A JP 2007005429 A JP2007005429 A JP 2007005429A JP 2007005429 A JP2007005429 A JP 2007005429A JP 2008170117 A JP2008170117 A JP 2008170117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
heat
annular
loop
medium liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007005429A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4771964B2 (ja
Inventor
Hideo Shingu
秀夫 新宮
Nobuo Otani
暢夫 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wakasa Wan Energy Research Center
Original Assignee
Wakasa Wan Energy Research Center
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wakasa Wan Energy Research Center filed Critical Wakasa Wan Energy Research Center
Priority to JP2007005429A priority Critical patent/JP4771964B2/ja
Publication of JP2008170117A publication Critical patent/JP2008170117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4771964B2 publication Critical patent/JP4771964B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0266Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】 ボトムヒートにおける熱輸送性を飛躍的に向上させることができ、作動温度範囲の拡大も可能で、しかも、構造が簡単であって生産性も非常に高いループ型ヒートパイプを提供すること。
【解決手段】 熱媒体液11が減圧封入された環状パイプ1であって、当該環状パイプは、下部に加熱機構に連繋される受熱管部12を備え、かつ、上部に放熱管部13を備えて構成する一方、前記受熱管部12と放熱管部13は昇降管部14a・14bにて連通されて、受熱時において前記熱媒体液11が当該環状パイプ1内を循環可能とし、かつ、前記環状パイプ1の受熱管部12には、上向きに膨出する蒸気膨張室Eを設け、上昇管部14aに連続的に気泡を供給する一方、放熱管部13にも、上向きに膨出する蒸気収縮室Sを形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヒートパイプの改良、詳しくは、熱伝達性が飛躍的に向上し、かつ、作動温度範囲の拡大も可能で、しかも、構造も非常に簡単なループ型ヒートパイプに関するものである。
周知のとおり、熱交換器や冷却装置等において離れた場所に高速に熱を伝える手段としてヒートパイプが一般的に使用される。
そして、このようなヒートパイプとしては、従来において、内面にウィックが設けられた収容容器に熱媒体液を封入して構成し、容器下部で熱媒体液を加熱して蒸発させ、上昇した蒸気を容器上部の放熱部で凝縮させた後、その凝縮液を毛細管力及び重力によりウィック内を下降させて加熱部に還流することによって熱移送を行う単管構造のヒートパイプが公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の単管型ヒートパイプでは毛管作用を利用していたため、熱媒体液の輸送量に限界があり、この限界を越えて加熱が行われると加熱部がドライアウトを起こして循環力が急速に低下し、熱伝達性能が急激に悪化してしまうという難点があった。
加えて、収容容器にウィックを内設したヒートパイプは構造が複雑になり易く、生産性の面でも不満があった。
一方、従来においては、環状の収容容器に気相領域を残した状態で熱媒体液を収容し、加熱部で熱媒体液を蒸発させることにより気相領域で蒸気流を発生させ、次いで、その蒸気を凝縮して熱媒体液を液相領域に還流することにより熱輸送を行うループ構造のヒートパイプも公知となっている(例えば、特許文献2参照)。
ところが、このようなループ型ヒートパイプにおいては、気相と液相の分離膜が必要となるなど、装置の複雑性が増し熱媒体の循環速度にも限界があり、また、加熱部と放熱部の温度差が小さい場合においては熱輸送性の低下が顕著に見られる。
また、従来においては、ループ構造の収容容器に蒸気圧の異なる2種の熱媒体液を充填封入し、加熱により容器内で熱媒体液を循環させることによって、加熱部で予熱した熱媒体液の顕熱を放熱部で放出して熱輸送を行うヒートパイプも公知となっている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記の従来技術においては、管内に閉塞された気体が停留できる条件が必要であるため、管径を約5mm程度以下に細くしなければならず、又、逆止弁の設置や外部からの液循環手段の利用が不可欠となり、熱媒体液を高速に循環させることができず、満足できる熱輸送性を得ることができなかった。
特開2000−171181号公報(第2−7頁、第1〜9図) 特開2000−180078号公報(第2−8頁、第1図) 特開平1−111197号公報(第2−15頁、第1〜7図)
本発明は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、外部エネルギーの補助を受けることなく自動的に気体、液体およびそれらの混合した気液二層の熱媒体の循環作動可能な熱輸送手段であって、ボトムヒートにおける熱輸送性を飛躍的に向上させることができ、作動温度範囲の拡大も可能で、しかも、構造が簡単であって生産性も非常に高いループ型ヒートパイプを提供することにある。
本発明者が、上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、熱媒体液11が減圧封入された環状パイプ1であって、当該環状パイプ1は、下部に加熱機構に連繋される受熱管部12を備え、かつ、上部に放熱管部13を備えて構成する一方、前記受熱管部12と放熱管部13は昇降管部14a・14bにて連通されて、受熱時において前記熱媒体液11が当該環状パイプ1内を循環可能とし、かつ、前記環状パイプ1の受熱管部12には、上向きに膨出する蒸気膨張室Eを設け、上昇管部14aに連続的に気泡を供給する一方、放熱管部13にも、上向きに膨出する蒸気収縮室Sを形成した点に特徴がある。
また、本発明においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、環状パイプ1に収容する熱媒体液11に界面活性剤を添加して起泡性が増大されているという技術的手段を採用することができる。
また、本発明においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、環状パイプ1の下降管部14bに上昇管部14aよりも管径が大きい管状部材を使用するという技術的手段を採用することができる。
また、本発明においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、環状パイプ1における受熱管部12と放熱管部13とに上昇管部14a及び下降管部14bを複数配設するという技術的手段を採用することができる。
また、本発明においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、環状パイプ1において受熱管部12の蒸気膨張室E内に沸騰石Fまたは極細毛管を丸めて成る塊状物を付設するという技術的手段を採用することができる。
本発明では、受熱管部を下部に備え、かつ、放熱管部を上部に備えた環状パイプに熱媒体液を真空封入し、受熱管部を加熱した際に蒸気膨張室から上昇管部下部に放出された気泡の上昇力により熱媒体液が環状パイプ内を循環するように構成したことによって、封入する液体の量を全管内容積の90%以上にまで増すことも可能であり、そのためドライアウトを引き起こす心配がなく、また、下降管部の管径を上昇管部よりも大きくすることにより、放熱管部から受熱管部への液の下降が容易となり、従来密閉サイフォン等で問題となる液の上部停留(フラッディング)も回避できた。その結果として加熱温度が不要に制限されない機能性に優れたループ型ヒートパイプを完成させた。
さらに、環状パイプの受熱管部において上方に膨出した蒸気膨張室を設けたことによって、受熱管部を加熱した際、室内の蒸気が熱膨張を起こして過剰になった蒸気が上昇管下部の熱媒体液中に気泡として放出され、この放出された気泡が浮力により気泡ポンプの役割を果たして熱媒体液の循環推進力を促進するため、熱輸送性を格段に向上することが可能となる。
なお、環状パイプの放熱管部には、受熱管部で発生した気泡を収容して収縮させる蒸気収縮室を設けていることから、この蒸気収縮室が減圧タンクの効果を奏して加熱した際に環状パイプ内の圧力が過剰に増大することを防止している。
加えて、環状パイプの放熱管部に設けた蒸気収縮室内を、受熱管部と放熱管部の温度差に合わせて熱媒体液が適度な割合で満たすことにより、環状パイプ内を循環する熱媒体液の流量の自動調節を行うこともできる。
また、本発明におけるヒートパイプは構造が極めて簡単であり、液循環の方向性を決めたり液を起動したりするための外部からの補助操作も全く必要としない。さらに、液の逆止弁や気液分離膜なども必要としないことから製造も非常に容易となる。
したがって、本発明により、高効率の熱輸送性及び優れた機能性を兼ね備え、生産性も極めて高いヒートパイプを提供することができることから、本発明の実用的利用価値は頗る高い。
『実施例1』
まず、本発明の実施例1について、図1に基いて詳細に説明する。まず、符号1で指示するものは、環状パイプである。
以下、本実施例の構成を詳しく説明する。まず、本実施例においては、熱媒体液11を収容するガラス及びステンレス製の環状パイプ1を、下部に加熱機構Hと連繋する受熱管部12を備え、かつ、上部には放熱管部13を備えると共に、受熱管部12と放熱管部13とを昇降管部14a・14bで連通して作製した(図1参照)。
この際、環状パイプ1の受熱管部12には上方に膨出した蒸気膨張室Eを設ける一方、環状パイプ1の放熱管部13にも上方に膨出した蒸気収縮室Sを形成した。
そして、環状パイプ1内に熱媒体液11である水を低沸点となる真空状態に減圧封入して全体を構成した。なお、熱媒体液11としてはエチルアルコールを用いることもできる。
上記のように構成したことによって、加熱機構Hを用いて環状パイプ1の受熱管部12を加熱し、冷却機構Cで放熱管部13を冷却すれば、蒸気膨張室Eより連続的に上昇管部14a下部に供給される気泡が上昇管部14a内の上昇する気泡ポンプ作用と放熱管部12における蒸気の凝縮による体積減少による圧力低下を推進力として熱循環液11が上昇管部14a及び下降管部14bを通り環状パイプ1内を循環するため、毛管作用は不要となり加熱温度の不要な制限を受けることなくヒートパイプの作動温度範囲を拡大することができる。
なお、上記の受熱管部12で生じた気泡Bの内、ある程度の割合は下降管14中にも流れることも起り得るが、気泡Bは放熱管部13で収縮して微小化されるため、循環速度に大きな影響を及ぼすことはない。
また、環状パイプ1の放熱管部13に設けた蒸気収縮室Sが減圧タンクの効果を奏して加熱により環状パイプ1内の圧力が過剰に増大することを防止することができる。
加えて、環状パイプ1の放熱管部13に設けた蒸気収縮室S内を、受熱管部12と放熱管部13の温度差に合わせて熱媒体液11が適度な割合で満たすことにより、環状パイプ1内を循環する熱媒体液11の流量の自動調節を行うことも可能となる。
そして更に、上記構成から成るヒートパイプは構造が極めて簡単であって、外部からの補助操作も全く必要としない構造であることから製造が非常に容易となり、生産性の向上を図ることもできる。
そしてまた、環状パイプ1に収容する熱媒体液11には、界面活性剤である脂肪酸塩を添加したことにより起泡性が向上して、気泡Bの発生が促進され気泡ポンプの効果を飛躍的に向上することができる。
加えて、界面活性剤の添加で気泡Bの発生を促進することによって、上昇管部14a中の気泡数密度を高めることも可能となるため、熱媒体液11の流量を増加するために上昇管部14aの管径を数センチメートル以上にまで拡大しても、気泡ポンプの効果が容易に失われることはない。
また、本実施例では、蒸気膨張室E内部に沸騰石Fを付設したことによって、突沸が抑制されて装置始動時における蒸気発生が抵抗なく起り、特に装置サイズを小さくした場合にあっては瞬時に気泡ポンプ作用が起って熱移動が極めて有効に開始した。
なお、上記沸騰石Fの代用物としては、極細毛管を丸めて成る塊状物等を使用することもできる。
『実施例2』
次に、本発明の実施例2について図2に基いて以下に説明する。本実施例では、環状パイプ1の上昇管部14aとして下降管部14bよりも管径が小さい管状部材を使用したことにより、受熱管部12を加熱した際における上昇管部14aにおける気泡ポンプ作用が強くなるとともに、放熱管部13から下降管14bへの流入抵抗が低減して、熱媒体液11の上部停留(フラッディング)を回避することができる(図2参照)。
そして、環状パイプ1に封入する熱媒体液11には、水よりも沸点の低いエチルアルコールを使用したことにより、離脱気泡の発生温度を低下させて低温度域かつ低温度差の加熱における熱輸送量を向上することができる。
『実施例3』
次に、本発明の実施例3について図3に基いて以下に説明する。本実施例では、環状パイプ1における受熱管部12と放熱管部13とに複数の上昇管部14a・14aを配設したことによって、気泡ポンプによる熱媒体液11の循環促進力を更に向上させて、より高速な熱伝達性能を実現した(図3参照)。
『実施例4』
次に、本発明の実施例4について図4に基いて以下に説明する。本実施例では、環状パイプ1の受熱管部12と放熱管部13とを複数の上昇管部14a・14a…及び下降管部14b・14b…で接続して構成したことにより、受熱領域を増加させて大量の熱輸送を行うことができるため、ヒートパイプとしての用途の拡大を図ることが可能となる(図4参照)。
また、本実施例では、環状パイプ1の受熱管部12に設けた蒸気膨張室Eの基部を細く形成したため、蒸気膨張室Eから小径の気泡Bが大量に放出されることとなり、上昇管部14a内の気泡数密度を向上することができる。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、環状パイプ1に充填収容する熱媒体液11には、水やエチルアルコールだけでなく、使用に適した液体であれば低融点金属等、何れを採用してもよく、環状パイプ1に関しても受熱管部12が放熱管部13よりも下方に配置されていれば、様々な形態で作製することができる。
また、環状パイプ1の熱媒体液11に添加する界面活性剤には、脂肪酸塩だけでなく、陰イオン系、陽イオン系、非イオン系、及び両性イオン系の界面活性剤の中から適宜選択して使用することができ、更に、冷却機構Cとしては、吸熱機構やファン等の放熱促進機構を採用することができる。
そしてまた、上昇管部14a内に有効に気泡が連続して供給されれば蒸気膨張室Eの数や形態、設置位置を変更してもよく、また、熱媒体液11の流速を制御する目的および流れを外部から感知する目的で上昇管部14aや下降管部14bに流れにつれて動く小球などを封入してもよく、何れも本発明の技術的範囲に属する。
近年においては、自動車のエンジンの冷却や屋根の融雪、工場廃熱の処理などで必要となる熱輸送手段として高速性に優れたヒートパイプが幅広く利用されており、特に最近では、電子機器の局所冷却においてヒートパイプの利用が活発化していることから、高機能で大量生産可能なヒートパイプの開発が産業上の大きな課題となっている。
そのような中で、本発明のループ型ヒートパイプは、効率性の高い熱輸送を実現するだけでなく、機能性の向上及び生産面での実用性をも考慮して為された用途幅が広い極めて有用な技術であることから、市場における需要は大きく、本発明の産業上の利用価値は非常に高いと云える。
本発明の実施例1におけるループ型ヒートパイプを表わした説明断面図である。 本発明の実施例2におけるループ型ヒートパイプを表わした説明断面図である。 本発明の実施例3におけるループ型ヒートパイプを表わした説明断面図である。 本発明の実施例4におけるループ型ヒートパイプを表わした説明断面図である。
符号の説明
1 環状パイプ
11 熱媒体液
12 受熱管部
13 放熱管部
14a 上昇管部
14b 下降管部
H 加熱機構
C 冷却機構
E 蒸気膨張室
S 蒸気収縮室
B 気泡
F 沸騰石

Claims (5)

  1. 熱媒体液11が減圧封入された環状パイプ1であって、当該環状パイプ1は、下部に加熱機構Hに連繋される受熱管部12を備え、かつ、上部には放熱管部13を備えて構成される一方、前記受熱管部12と放熱管部13は昇降管部14a・14bにて連通されて、受熱時において前記熱媒体液11及びその蒸気が当該環状パイプ1内を循環可能であり、かつ、前記環状パイプ1の受熱管部12には、上向きに膨出する蒸気膨張室Eが上昇管部14a内に気泡を供給するために設けられる一方、放熱管部13にも、上向きに膨出する蒸気収縮室Sが形成されていることを特徴とするループ型ヒートパイプ。
  2. 環状パイプ1に収容する熱媒体液11に界面活性剤を添加して起泡性が増大されていることを特徴とする請求項1記載のループ型ヒートパイプ。
  3. 環状パイプ1の下降管部14bに上昇管部14aよりも管径が大きい管状部材が使用されていることを特徴とする請求項1または2に記載のループ型ヒートパイプ。
  4. 環状パイプ1における受熱管部12と放熱管部13とに上昇管部14a及び下降管部14bが複数配設されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載のループ型ヒートパイプ。
  5. 環状パイプ1において受熱管部12の蒸気膨張室E内に沸騰石Fまたは極細毛管を丸めて成る塊状物が付設されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載のループ型ヒートパイプ。
JP2007005429A 2007-01-15 2007-01-15 ループ型ヒートパイプ Expired - Fee Related JP4771964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005429A JP4771964B2 (ja) 2007-01-15 2007-01-15 ループ型ヒートパイプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005429A JP4771964B2 (ja) 2007-01-15 2007-01-15 ループ型ヒートパイプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008170117A true JP2008170117A (ja) 2008-07-24
JP4771964B2 JP4771964B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=39698379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007005429A Expired - Fee Related JP4771964B2 (ja) 2007-01-15 2007-01-15 ループ型ヒートパイプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4771964B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052757A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Wakasawan Energ Kenkyu Center サイフォン式循環型ヒートパイプ
CN102419123A (zh) * 2011-12-15 2012-04-18 华南理工大学 反重力鼓泡式环路热管
JP2012172896A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Fukusen:Kk タンク貯溜液の凍結防止装置、及び保温機能を備えた液貯溜タンク
JP2012215375A (ja) * 2011-03-30 2012-11-08 Wakasawan Energ Kenkyu Center 熱輸送方向を切替可能なヒートパイプ、及び逆止弁により熱輸送方向の自動切替が可能なヒートパイプ
JP2013083413A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Panasonic Corp 冷却装置およびこれを搭載した電子機器および電気自動車
JP2013133989A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Toshiba Corp 燃料プールの熱輸送装置
JP2013238362A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Wakasa Wan Energy Research Center 熱輸送方向が自動反転するヒートパイプ
RU200515U1 (ru) * 2020-05-13 2020-10-28 Акционерное общество «Информационные спутниковые системы» имени академика М.Ф. Решетнёва» Система обеспечения теплового режима космического аппарата

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5883182A (ja) * 1981-11-11 1983-05-18 Hitachi Ltd ヒ−トパイプ
JPS648069U (ja) * 1987-06-29 1989-01-17
JP2001174174A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Kago Ri 気泡循環熱交換装置
JP2001330383A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Maruyasu Industries Co Ltd ヒートパイプ
JP2005055067A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Honda Motor Co Ltd 熱交換器
JP2006112673A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Tama Tlo Kk ヒートパイプ
JP2006313052A (ja) * 2005-05-03 2006-11-16 Sadasuke Ito 上部加熱ループ熱交換熱輸送装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5883182A (ja) * 1981-11-11 1983-05-18 Hitachi Ltd ヒ−トパイプ
JPS648069U (ja) * 1987-06-29 1989-01-17
JP2001174174A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Kago Ri 気泡循環熱交換装置
JP2001330383A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Maruyasu Industries Co Ltd ヒートパイプ
JP2005055067A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Honda Motor Co Ltd 熱交換器
JP2006112673A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Tama Tlo Kk ヒートパイプ
JP2006313052A (ja) * 2005-05-03 2006-11-16 Sadasuke Ito 上部加熱ループ熱交換熱輸送装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052757A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Wakasawan Energ Kenkyu Center サイフォン式循環型ヒートパイプ
JP2012172896A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Fukusen:Kk タンク貯溜液の凍結防止装置、及び保温機能を備えた液貯溜タンク
JP2012215375A (ja) * 2011-03-30 2012-11-08 Wakasawan Energ Kenkyu Center 熱輸送方向を切替可能なヒートパイプ、及び逆止弁により熱輸送方向の自動切替が可能なヒートパイプ
JP2013083413A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Panasonic Corp 冷却装置およびこれを搭載した電子機器および電気自動車
CN102419123A (zh) * 2011-12-15 2012-04-18 华南理工大学 反重力鼓泡式环路热管
JP2013133989A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Toshiba Corp 燃料プールの熱輸送装置
JP2013238362A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Wakasa Wan Energy Research Center 熱輸送方向が自動反転するヒートパイプ
RU200515U1 (ru) * 2020-05-13 2020-10-28 Акционерное общество «Информационные спутниковые системы» имени академика М.Ф. Решетнёва» Система обеспечения теплового режима космического аппарата

Also Published As

Publication number Publication date
JP4771964B2 (ja) 2011-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4771964B2 (ja) ループ型ヒートパイプ
JP5067692B2 (ja) サイフォン式循環型ヒートパイプ
CN101900504B (zh) 平板式环路热管
CN105674780B (zh) 一种反重力热管
CN100437005C (zh) 扁平式热管
CN103687455A (zh) 一种真空腔均热板
CN103712498B (zh) 一种应用于平板型lhp系统的双毛细芯蒸发器
CN111725157B (zh) 基于形状记忆材料的相变智能冷却结构
JPH0420788A (ja) 冷却装置および温度制御装置
CN110530185A (zh) 一种带支路的微结构液体自驱动平板式环路热管
CN2906660Y (zh) 环路并行热管式天文望远镜聚焦面散热器
CN104833248A (zh) 一种月球车辐射散热器
CN201754050U (zh) 平板式环路热管
CN210070686U (zh) 一种基于多尺度协同疏水表面高充液率环路热虹吸管
CN103822519B (zh) 多孔表面沸腾换热强化装置及其制备方法
TWM394501U (en) Improvement on heat dissipation structure
KR200242427Y1 (ko) 고효율 열매체 방열기를 이용한 3중관 열교환기 및 이를이용한 보일러장치
CN203967068U (zh) 适用于发热器件的散热装置
JP6041187B2 (ja) 熱輸送方向が自動反転するヒートパイプ
CN109916209A (zh) 一种基于多尺度协同疏水表面高充液率环路热虹吸管
JP2007251085A (ja) 冷却装置
JPS6141888A (ja) ル−プ型ヒ−トパイプ
JP4500971B2 (ja) トップヒート型ヒートパイプ
JPH09178376A (ja) ループ式熱輸送システム
JP2008121909A (ja) ヒートパイプ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100430

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100601

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100730

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4771964

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees