JP2008168923A - 缶蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】缶の残留内容物を容易かつ短時間に洗浄することができる缶蓋を提供すること。
【解決手段】缶蓋本体10の上面に、上方に向って凸とされたリベット11と、開口部13を画成するスコア20と、前記開口部13の上に一端部17a側が重なるように前記リベット11に取り付けられたタブ17とを備える缶蓋1であって、前記スコア20は、第1のスコア21と、第2のスコア22と、第3のスコア23とを備え、前記第1のスコア21は、前記第3のスコア23とともに前記タブの一端部17a側が重なる主開口部14を画成するとともに、前記第2のスコア22は、前記第3のスコア23とともに前記リベット11を挟んで前記主開口部14と反対側の領域に形成される副開口部15を画成し、前記第1のスコア21と前記第2のスコア22とは、前記第3のスコア23を介して接続されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、缶体の開口部に巻締められる缶蓋に関するものである。
従来、缶蓋には良好な注ぎ性を具備させるために、種々の手段が講じられており、例えば下記特許文献1に示されるような、缶蓋本体の上面に、上方に向って凸とされたリベットと、主スコアにより画成された主開口部と、副スコアにより画成されるとともに、前記リベットを挟んで前記主開口部と反対側の領域に張り出した副開口部とが形成され、前記主開口部の上に一端部側が重なるように前記リベットに取り付けられたタブを備える構成が知られている。
一方、近年、内容物である飲料を飲んだ後の缶のリサイクル率が向上するなか、衛生的なリサイクルやマナーの観点から缶内に残留する残留内容物を低減するとともに、缶内の残留内容物を短時間で効率的に洗浄、排出させたいという強い社会的ニーズがあり、そのための具体的手段の実現が待たれている。
特表2003−517974号公報
しかしながら、従来の缶蓋では、開口部を大きく開口させて充分な副開口部を形成させることが困難な場合があり、この副開口部を大きくして内容物を消費するための注ぎ性を向上するために副開口部を構成するスコアを長くした場合には、このスコアを全長に亙って破断させることができない虞があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、缶蓋の開口部を大きく開口させて缶の残留内容物を容易かつ短時間に洗浄することができ、好ましくは飲用等内容物を消費する際の排出を容易にして注ぎ性を向上させることができる缶蓋を提供することを目的とする。
このような課題を解決して、前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、缶蓋本体の上面に、上方に向って凸とされたリベットと、開口部を画成するスコアと、前記開口部の上に一端部側が重なるように前記リベットに取り付けられたタブとを備える缶蓋であって、前記スコアは、第1のスコアと、第2のスコアと、第3のスコアとを備え、前記第1のスコアは、前記第3のスコアとともに前記タブの一端部側が重なる主開口部を画成するとともに、前記第2のスコアは、前記第3のスコアとともに前記リベットを挟んで前記主開口部と反対側の領域に形成される副開口部を画成し、前記第1のスコアと前記第2のスコアとは、前記第3のスコアを介して接続されていることを特徴とする。
この発明に係る缶蓋によれば、缶蓋本体に形成される開口部が、第1のスコアと第3のスコアとにより画成されてタブの一端部側が重なる主開口部と、第2のスコアと第3のスコアとにより画成されてリベットを挟んで主開口部と反対側の領域に形成される副開口部とを備えており、第1のスコアと第2のスコアが第3のスコアにより接続されているので、主開口部と副開口部とがリベットを挟んだ反対側の領域に形成される。 その結果、スコアを全長に亙って破断させて開口部を開口したときに、缶蓋には主開口部と副開口部とからなる大きな開口部が形成されて、副開口部から缶内に流入自在とされる空気により、内容物が主開口部から効率的に排出される。
また、第1のスコアと第2のスコアとが、第3のスコアを介して接続されているので、主開口部を開口して缶蓋に対して略垂直に立ち上げられたタブを第1のスコアから第2のスコア方向にねじって回動させることにより第3のスコアから第2のスコアに連続して破断が進行し、その結果、大きな力を要することなく副開口部を容易かつ確実に開口させることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の缶蓋であって、前記第1のスコアは、平面視したときに楕円形状の一部を備え、第1のスコアの一端部は前記リベットの周縁部に配置されていることを特徴とする。
この発明に係る缶蓋によれば、第1のスコアが楕円形状の一部を備えているので、開口部の面積を大きくすることが可能とされる。
また、副開口部を開口させない場合であっても、副開口部が備えられていない従来からある缶蓋と同等の大きさに開口させることが可能になり、少なくとも当該従来の缶蓋の注ぎ性を確保することができる。これにより、需要者は状況に応じて副開口部を開栓するか否かの選択をすることが可能になり、取扱い性の良好な缶蓋を提供することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の缶蓋であって、前記第2のスコアは、平面視したときにリベットを中心とする円形状の一部をなす円弧を備えていることを特徴とする。
この発明に係る缶蓋によれば、第2のスコアがリベットを中心とする円形状の一部をなす円弧を備えているので、缶蓋に対して略垂直に立ち上げられたタブをリベット廻りにねじることにより第2のスコアの内周側を押圧して第2のスコアを破断させるとともに第2のスコアの内周側を下方に移動させることにより、副開口部を容易かつ確実に開口させることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の缶蓋であって、前記第1のスコアが前記第3のスコアと接続される第1の接続部における前記第1のスコアの接線は、前記第1の接続部における第3のスコアの接線と同一とされ、前記第2のスコアが前記第3のスコアと接続される第2の接続部における前記第2のスコアの接線は、前記第2の接続部における第3のスコアの接線と同一とされていることを特徴とする。
この発明に係る缶蓋によれば、第1の接続部における第1のスコアの接線と第3のスコアの接線と、第2の接続部における第2のスコアの接線と第3のスコアの接線とが、それぞれ同一とされることによりスコアがスムースに接続されているので、主開口部を開口する場合のタブの引き上げ部を引き上げることによる第1のスコアの破断や、第3のスコアから第2のスコアにかけてスコアを破断させて副開口部を開口する場合におけるタブをリベット廻りにねじる動作を容易かつスムースに行なうことができる。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の缶蓋であって、前記第3のスコアのリベット側の位置には、缶蓋本体の下方に突出して形成されたビードを備えていることを特徴とする。
この発明に係る缶蓋によれば、第3のスコアのリベット側の位置に缶蓋本体の下方に突出するビードが形成されているので、開口部を大きく形成するためにスコアの長さが長くなることにより缶蓋の強度が低下しているにも関わらず、缶に内圧がかかった場合に缶蓋がドーム状に変形するのが抑制される。また、リベット廻りにタブをねじる場合に第3のスコアとリベットの間に第3のスコアの破断を阻害するような折れ曲がり等の変形が発生することなく、タブをねじった力が第3のスコアに伝達されるとともに第3のスコアを破断することが可能とされ、その結果、タブをねじることによって副開口部の開口を容易かつ安定して行なうことができる。
この発明によれば、大きな開口部を開口可能とすることにより、内容物が排出された後の缶内の残留内容物の洗浄を容易かつ短時間に行なうことが可能とされ、また、良好な注ぎ性によって効率的な内容物の排出を具備させることができる。
以下、図1から図3を参照し、この発明の第1の実施形態について説明する。
図1は第1の実施形態に係る缶蓋を示す図であり、符号1は缶蓋を、符号10は缶蓋本体を示している。また、図2は、缶蓋1の概略を説明する図であり、缶蓋本体10からタブ17を除いた状態(タブ17は2点鎖線による仮想線で表示)を示す図である。 缶蓋1は、図1に示すように、缶蓋本体10の上面10aに、上方に向けて凸とされたリベット11と、開口部13を画成するスコア20と、開口部13の上に一端部17a側が重なるようにリベット11に取り付けられたタブ17とを備えており、缶蓋本体10及びタブ17は、それぞれアルミニウム若しくはアルミニウム合金により形成されている。
スコア20は、図1、図2(A)に示すように、第1のスコア21と、第2のスコア22と、第3のスコア23とを備えており、スコア20が破断された場合には、缶蓋本体10との接続部分を残してスコア20の破断部によって囲まれた開口片10cが形成されるようになっており、第1のスコア21は、第3のスコア23とともにタブ17の一端部17a側が重なる主開口部14を画成し、第2のスコア22は第3のスコア23とともにリベット11を挟んで主開口部14と反対側の領域に形成される副開口部15を画成し、第1のスコア21と第2のスコア22とは、直線、曲線、または曲線と直線とから構成された第3のスコア23を介して緩やかに接続されている。
ここで、開口部13は、主開口部14と副開口部15とから構成されるものであり、主開口部14と副開口部15のそれぞれを構成する領域は、開口部13を開口するときにスコア20がどこまで破断されるかによって変動するため、主開口部14と副開口部15の領域の明確な区分は必要とされない。
また、缶蓋本体10の外周縁部には、全周に亙って凹溝18が形成されるとともに、この凹溝18の外周縁部に連なって、缶蓋本体上面10aの上方に向って延び、かつ缶蓋本体上面10aの径方向外方に折り返された折り返し部19が形成されている。
タブ17の他端部17bには、フィンガーホール17cが形成されている。また、缶蓋本体上面10aのリベット11を挟んで主開口部14と反対側の領域には、凹溝18とタブ17の他端縁17dとの間に、指かけ凹部10bが形成されている。
この明細書において、缶蓋本体10を平面視したときに、タブ17の他端縁(引き上げ部)17dがリベット11を挟んで開口部13の反対側に形成された指かけ凹部10bタブ17の上方に配置されるとともに一端部17a側が開口部13に重なってタブ17が開口部13を開口するのに適した位置に配置されたときに、リベット11を通過しタブ17の長手方向に伸びる缶蓋本体10上の軸線をY軸とし、缶蓋本体10上のY軸に直交しリベット11を通過する軸線をX軸と定義するものとする。
第1のスコア21は、缶蓋本体10を平面視したときに、Y軸と交差する方向、例えばY軸と直交する方向に長軸を有する横楕円形状(以下、楕円形状という)の一部を備えるとともにその一端部21bは缶蓋本体上面10aにおけるリベット11の周縁部に位置されており、上述のように第3のスコア23とともに開口部13の主開口部14を画成している。リベット11の周縁部は、いわゆるコイニング部とされ、缶蓋本体上面10aの中で他の部位よりも硬度が高く形成されている。
また、第1のスコア21の他端部は、第3のスコア23と接続される第1の接続部21aとされており、この実施の形態においては楕円形状の上に配置されている。
第2のスコア22は、缶蓋本体10を平面視したときに、リベット11を中心としたタブ17の一端部17aよりも大きな径を有する円形状の一部からなる円弧を備えた形状とされるとともに第2のスコア22の終端部22bは、例えば、タブ17の一端部17aが主開口部14の上に位置された場合のY軸上に配置され、かつ径方向の位置はフィンガーホール17cの径方向中央部とされていて、上述のように第3のスコア23とともに開口部13の副開口部15を画成している。
なお、第2のスコア22の終端部22bは、図2(A)に示すように、リベット11を中心としてY軸を起点(0°)として時計回り方向を正とした角度θ1が、−30°から+45°の範囲内となるように配置してもよく、θ1を−15°から+20°の範囲内に配置することがさらに好適である。
第2のスコア22の終端部22bの位置を上記構成とすることにより、終端部22bと第1のスコア21(第1の接続部21aと反対側の部分)の間に破線で示したような折り曲げ10dが形成され、その結果、リベット11が缶蓋上面10から缶の内方に大きく進入可能となってリベット11及びその周辺が副開口部15として形成されて、大きな開口部13を確保することができる。
第2のスコア22は、第2のスコア22が第3のスコア23と接続される第2の接続部22aを始端部(開口する際に破断が開始される側の端部)とされており、第2のスコア22は、第2の接続部22aからリベット11を挟んで主開口部14と反対側に向けて延在して形成されている。
そして、第1のスコア21の第1の接続部21aと第2のスコア22の第2の接続部22aとが第3のスコア23を介して緩やかに接続されることにより、第1の接続部21aと第2の接続部22aにおいて開口に要する力に大きな変化が生じることなくスムースに主開口部14と副開口部15とからなる開口部13が形成されるようになっている。
第1の実施形態における第3のスコア23は、第1のスコア21を構成する楕円形状の線上に配置された第1の接続部21aにおける接線と、第2のスコアを構成する円弧の線上に配置された第2の接続部22aにおける接線と同一の接線を備えており、第1の接続部21aが第1のスコア21と第3のスコア23との接点とされるとともに、第2の接続部22aが第2のスコア22と第3のスコア23との接点とされている。
ここで、第1の接続部21aにおける第1のスコア21の接線は、第1の接続部21aと第1のスコア21上の点Qの二点を通過する直線を仮想したときに、点Qを第1の接続部21aに限りなく近づけていったときの直線の極限として定義され、この定義は第1の接続部21aにおける第3のスコア23の接線についても同様である。そして、第1の接続部21aにおいて第3のスコア23と第1のスコア21が同一の接線を有する場合に、第3のスコア23は第1の接続部21aにおいて第1のスコア21と接するとされ、その場合の第1の接続部21aが第1のスコア21と第3のスコア23の接点とされる。
このことは、第2の接続部22aにおける第2のスコア22の接線及び第2の接続部22aにより定義される第2のスコア22と第3のスコア23の接点に関しても同様である。
すなわち、第3のスコア23は、その両端部において接線を共有して第1のスコア21及び第2のスコア22に接続されている。なお、第3のスコア23が直線により構成される場合には、第3のスコア23を構成する直線が、第1の接続部21a及び第2の接続部22aにおける第3のスコア23の接線とされる。
また、第1の接続部21aと第2の接続部22aとを接続する第3のスコア23が単一の直線によって定義が困難な場合は、第1の接続部21a側の端部と第2の接続部22a側のいずれか一方の端部近傍又は両側の端部近傍を緩やかな曲線により構成し、又は第3のスコア23の全長又は一部を緩やかな曲線により構成することによって、第3のスコア23と第1のスコア21、及び第3のスコア23と第2のスコア22が、第1の接続部21a及び第2の接続部22aにおいて共通する接線、すなわち同一の接線を有するように調整してもよく、その場合、第1の接続部21aは上記楕円形状の上のみならず楕円形状の近傍に配置してもよく、又第2の接続部22aについても上記円弧の上のみならず円弧の近傍に配置してもよい。
第1のスコア21の接線と第3のスコア23の接線、及び第2のスコア22の接線と第3のスコア23の接線が、第1の接続部21aまたは第2の接続部22aにおいて同一であるとは、第1の接続部21a、第2の接続部22aにおいて第1のスコア21と第3のスコア23、第2のスコア22と第3のスコア23とが段差や屈曲を介することなくスムースに接続される趣旨であり、数学的微差や製造上の精度誤差が含まれていても許容される。
また、缶蓋本体10の上面10aの第3のスコア23のリベット11側、すなわち第3のスコア23とリベット11との間には、図2(B)に示すように、缶蓋本体10の下側(缶に巻締められた場合における缶の内方側)に突出するとともに第3のスコア23に沿って延在するビード25が形成されている。
ビード25は、例えば、X軸より主開口部14側に3mmのところに仮想したX軸と平行な補助線X1よりも副開口部15側に形成され、ビード25の幅方向の中心は第3のスコア23の主スコア(分断されるスコア)からの距離Aがリベット11側に1.5mmから7.0mmの範囲に配置されることが好ましく、2.0mmから4.0mmに配置されることがさらに好適である。
また、ビード25は、延在する方向の長さLを1.0から10.0mmの範囲とすることが好適とされ、2.0mmから5.0mmの範囲とすることがさらに好適であり、また、幅Wについては0.3mmから3.0mmの範囲とすることが好適とされ、0.5mmから1.0mmの範囲とすることがさらに好適である。
また、ビード25の深さ(塑性加工したときの缶蓋上面10a側の凹部の深さ)Dは、図2(C)に示すように、缶蓋1の搬送時の取扱性から0.01mmから0.50mmの範囲とすることが好適とされ、0.05mmから0.20mmの範囲とすることがさらに好適である。
なお、ビード25は、第3のスコア23に加えて、第2のスコア22に対応する範囲に形成されてもよく、その場合には、第2のスコア22に対応する部分については、第2のスコア22に沿っていることが好ましい。
次に、以上の缶蓋の主開口部14および副開口部15を開口する方法について説明する。
まず、タブ17の一端部17a側が主開口部14の上に重なった状態で、タブ17の他端縁17dを引き上げて主開口部14を、図3(A)、(B),(C)に示すように開口する。この際、スコア20は、第1のスコア21が破断されて開口片10c主開口部14側が概ね開口されて開口片10cが缶の内方に押し下げられる。この場合、第3のスコア23が破断されても構わない。
その後、タブ17を缶蓋本体10の上面10aに対して略垂直に立ち上げた状態でリベット11廻りに時計廻りT方向に回動させてねじることにより第3のスコア23とリベット11との間の開口片10cの壁部が下方に押圧されて第3のスコア23が引き裂かれ、第3のスコア23を挟んでリベット11側の開口片10cの壁部が下側に押し下げられ第3のスコア23の破断が進行する。
第3のスコア23の破断が進行して第2の接続部22aまで到達すると、第2の接続部22aが第2のスコア22を破断する起点として第2のスコア22の破断が開始され終端部22bに向けて順次破断が進行することにより副開口部15が開口される。
以上説明したように第1の実施形態による缶蓋1によれば、タブ17の他端縁17dを引き上げることにより、缶蓋1の周方向に長軸を有する楕円形状の一部を備えた主開口部14が開口されるので、大きな主開口部14を容易に形成することが可能とされる。
その結果、缶の内容物を容易かつ効率的に排出させることが可能とされ、又副開口部15を開口させた場合には、缶内への通気が容易となるため注ぎ性を向上させることができる。
また、副開口部15を形成させることにより、主開口部14のみで構成された缶蓋の開口部の1.3倍以上の開口面積を確保されるとともに缶内の空気が外部と容易に流通可能となり、その結果、洗浄用の水等を短時間で効率的に缶内に流入、排出させるとともに缶内の残留内容物を容易かつ効率的に洗浄することができる。
また、タブ17の他端縁17dを引き上げて第1のスコア21を途中まで開口させて副開口部15を開口させない場合であっても、副開口部15が備えられていない従来からある缶蓋と同等の大きさで主開口部14を開口させることが可能になり、少なくとも当該従来の缶蓋の注ぎ性を確保することができる。これにより、需要者においては状況に応じて副開口部15を開栓するか否かの選択をすることが可能になり、取り扱い性の良好な缶蓋を提供することができる。
また、上記第1の実施形態においては、副開口部15を開口するに際し、タブ17を缶蓋本体10の上面10aに対して略垂直に立ち上げた状態でリベット11廻りに回動させることにより、第3のスコア23及び第2のスコア22を破断させるので、タブ17を元の位置に曲げ戻すことなく、他端縁17dを引き上げる動作に引き続いて第3のスコア23及び第2のスコア22を破断させることができ、大きな力を要することなく容易に副開口部15を開口させることができる。
上記第1の実施形態に係る缶蓋1によれば、第2のスコア22がリベット11を中心とする円形状の一部をなす円弧を備えているので、第2のスコア22がタブ17の回動にともなってリベット11から離間することがなく、タブ17をねじることにより副開口部15を容易かつ確実に開口させることができる。
上記第1の実施形態に係る缶蓋1によれば、第1の接続部21aにおける第1のスコア21の接線と第3のスコア23の接線及び第2の接続部22aにおける第2のスコア22の接線と第3のスコア23の接線がそれぞれ同一とされ、スコア20が屈曲部や段差を有することなく緩やかに変化する直線又は曲線として形成されているので、主開口部14を開口する場合のタブの他端部17dの引き上げや、副開口部15を開口するために第3のスコア23と第2のスコア22を破断させる際のタブ17をねじる動作において指にかかる力に大きな変動が生じないので大きな力を要することなく容易かつスムースに行なうことができる。
したがって、タブ17を引き上げた後にタブ17を元の位置に曲げ戻すことなくねじり動作を行なうことにより、第3のスコア23から第2のスコア22の終端部22aまでの全域にわたってスコア20を確実に破断させて副開口部15を容易に開口することができる
第1の実施形態に係る缶蓋1によれば、開口部13を大きく形成するためにスコアが長くされて缶蓋1の強度が低下しているにも関わらず、第3のスコアのリベット側の位置に缶蓋本体10の下方に突出するビード25が形成されているので、缶に内圧が印加された場合であっても缶蓋1がドーム状に変形するのが抑制される。
また、リベット11廻りにタブ17をねじる場合に第3のスコア23とリベット11の間に第3のスコア23の破断を阻害するような折れ曲がり等の変形が発生することなく、タブ17をねじった力が第3のスコア23に伝達されるとともに第3のスコア23を容易かつ確実に破断することが可能とされ、その結果、副開口部15を容易かつ安定して開口することができる。
次に、この発明の第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態に係る缶蓋1の概略を説明する図であり、缶蓋本体10からタブ17を除いた状態(タブ17は2点鎖線による仮想線で表示)を示す図である。
第2の実施形態に係る缶蓋本体10が第1の実施形態と異なるのは、スコア20を構成する第1の接続部21aが、第1のスコア21が備えた楕円形状の中心を通過し、前記X軸と平行とされるX2軸上の前記楕円形状の中心からみたときの9時方向に配置されている点であり、その他は第1の実施形態と同様であるので同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、第1のスコア21を構成する楕円形状の中心とは、第1のスコア21が備える楕円形状を仮想した場合に、仮想された楕円をY軸方向に2等分した時のY軸上に配置される点である。第1のスコア21が、二つ以上の楕円形状を備えている場合には、そのいずれを仮想楕円形状とすることも可能である。
また、第1のスコア21、第2のスコア22のいずれか一方又は双方の第1の接続点21a近傍において、第1のスコア21と第2のスコア22とが同一の接線を有するように直線又は曲線によって調整することも可能である。
第2の実施形態に係る缶蓋1によれば、第1の接続部21aが仮想楕円形状の中心部の9時方向に形成されていて、仮想楕円形状の中心から最も遠距離とされる長軸上の位置と略一致して形成されているので、第3のスコア23の破断が第1の接続部21aから次第にリベット11に近づくように構成され、その結果、主開口部14を開口する場合のタブの他端部17dの引き上げや第3のスコア23の破断させる際のタブ17をねじる動作において指にかかる力に大きな変動が生じないので大きな力を要することなく容易かつスムースに行なうことができる。
次に、この発明の第3の実施形態について説明する。図5は、第3の実施形態に係る缶蓋1の概略を説明する図であり、缶蓋本体10からタブ17を除いた状態(タブ17は2点鎖線による仮想線で表示)を示す図である。
第3の実施形態に係る缶蓋本体10が第1の実施形態と異なるのは、スコア20を構成する第1の接続部21aが、第1のスコア21が備えた楕円形状の長軸上に配置されている点であり、その他は第1の実施形態と同様であるので同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、第3の実施形態における第1のスコア21を構成する楕円形状の長軸とは、第1のスコア21が備える楕円形状を仮想した場合の長軸であり、第1のスコア21が、二つ以上の楕円形状を備えている場合には、そのいずれを仮想楕円形状とすることも可能であり、また、仮想楕円形状の短軸の一方端を第1のスコア21が凹溝18に最も接近する位置、いいかえると第1のスコア21と凹溝18との距離21cが最も小さくなる点と仮定した場合の長軸とすることも可能である。
また、第1のスコア21、第2のスコア22のいずれか一方又は双方の第1の接続点21a近傍において、第1のスコア21と第2のスコア22とが同一の接線を有するように直線又は曲線によって調整することも可能である。
第3の実施形態に係る缶蓋1によれば、第1の接続部21aが仮想楕円形状の長軸上に形成されているので、第3のスコア23の破断が第1の接続部21aから次第にリベット11に近づくように構成され、その結果、主開口部14を開口する場合のタブの他端部17dの引き上げや第3のスコア23の破断させる際のタブ17をねじる動作において指にかかる力に大きな変動が生じないので大きな力を要することなく容易かつスムースに行なうことができる。
次に、この発明の第4の実施形態について説明する。
図6は、第4の実施形態に係る缶蓋本体10の概略を説明する図であり、缶蓋1からタブ17を除いてタブ17を仮想線により示している。
第4の実施形態が第1の実施形態と異なるのは、第3のスコア23が、第1の接続部21aから第2の接続部22aまでの間で、タブ17がリベット11廻りに回動される際の第1の接続部21aを起点とする回動角度θ2が大きくなるにつれて、スコア20とリベット11との距離が次第に小さくなるらせん状に形成されている点であり、その他は第1の実施形態と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
第4の実施形態に係る第3のスコア23は、例えば、緩和曲線として用いられるクロソイド曲線を備えており、第2のスコア22は、例えば、第1の実施形態と同様にリベット11を中心とした円形状の一部をなす円弧とされている。
第4の実施形態に係る缶蓋1によれば、タブ17を回動させるにしたがってタブ17の回動に要する力を小さくして、開口部13の開口を容易かつ確実に行なうことができる。
なお、上記第4の実施形態においては、第2のスコア22の形状がリベット11を中心とした円形状の一部をなす円弧を備える場合について説明したが、第3のスコア23から第2のスコア22の終端部22bにわたる間の第3のスコア23及び第2のスコア22のからリベット11までの距離を、回動角度θ2が大きくなるにつれてリベット11に漸次接近する螺旋形状により構成してもよい。
なお、本発明の技術的範囲は前記第1から第4の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
上記実施の形態においては、第3のスコア23とともに主開口部14を構成する第1のスコア21が平面視楕円形状の一部とされ、第1のスコア21の一端部21bがリベット11の周縁部に配置される場合について説明したが、第1のスコア21の形状については楕円形状以外の形状とされ、また、さらに第1のスコア21の一端部21bを前記周縁部以外の位置に配置することも可能である。
また、上記実施の形態においては、スコア20を時計廻りT方向に回動することにより開口部13が開口される場合について説明したが、反時計廻りに回動することにより開口部13が開口される構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、第3のスコア23とともに副開口部15を構成する第2のスコア22が缶蓋本体10を平面視してリベット11を中心とする円形状の一部をなす円弧とされる場合について説明したが、第2のスコアの形状を円弧以外の形状、例えば螺旋形状の一部とすることも可能である。
また、開口部13を開口する際のスコア20の破断において、タブ17の他端縁17dを引き上げる際に指にかかる力や、タブ17を略垂直に立ち上げた状態でタブ17をリベット11廻りに回動してねじる際に指にかかる力を測定した場合に接続部21a、22aにおいて指が大きな力の変化を受けることがなくスムースにスコア20の破断を進行させることが可能な場合には、接続部21a、22aにおける接続を同一の接線以外によって接続することも可能である。
また、上記実施の形態においては、第3のスコア23のリベット11側の領域に下方に突出するビード25が形成される場合について説明したが、ビード25を設けない構成とすることが可能であることはいうまでもない。
また、上記実施の形態においては、タブ17の他端縁17dを引き上げ、この引き上げ動作に続いてタブ17をリベット11廻りにねじって開口部13までを開口する場合について説明したが、例えば、タブ17を缶蓋上面10aに対して略垂直に立ち上げてリベット11廻りに回動する動作のタイミングや、副開口部15の開口を内容物の排出前に実施するか排出後に実施するか、実施するねじり動作の程度(回動角度の大きさ)や、一連の開口動作を連続して順次実施するかどうか等の缶蓋1の開口動作は自在に設定することが可能である。
以下、表1に、第1の実施形態に係る缶蓋1の注ぎ性に関して行なった実施例と、比較例(従来缶)との検証試験の結果を示す。
<表1>
開口面積(mm) 注ぎ時間(sec) 注ぎ時間(sec)
(350ml缶) (500ml缶)
実施例 475.48 3 6
比較例 360.63 6 18
以上のように、副開口部15を形成することにより、開口面積を約31%大きくすることにより、注ぎ時間の逆数により定義される注ぎ性は、2倍から3倍に向上し、極めて大きな効果があることが確認された。
缶内の残留内容物を容易かつ短時間に洗浄することにより、缶のリサイクルを容易に行なうことができる。
本発明の第1の実施形態に係る缶蓋を説明する平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る缶蓋を説明する図であり、(A)はスコアの詳細を示す図、(B)は平面視したビードを示す図、(C)はビードの(B)におけるZZ断面を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るスコアの破断を説明する図であり、(A)は第1の開口部が開口された状態の缶蓋を平面視した図を、(B)はY軸方向から見た(A)におけるPP縦断面図を、(C)はX軸方向から見た(A)におけるQQ縦断面図を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る缶蓋を説明する平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る缶蓋を説明する平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る缶蓋を説明する平面図である。
符号の説明
1 缶蓋
10 缶蓋本体
10a 上面
11 リベット
13 開口部
14 主開口部
15 副開口部
17 タブ
17a 一端部
20 スコア
21 第1のスコア
21a 第1の接続部
21b 第1のスコアの一端部
22 第2のスコア
22a 第2の接続部
23 第3のスコア
25 ビード

Claims (5)

  1. 缶蓋本体の上面に、上方に向って凸とされたリベットと、開口部を画成するスコアと、前記開口部の上に一端部側が重なるように前記リベットに取り付けられたタブとを備える缶蓋であって、
    前記スコアは、第1のスコアと、第2のスコアと、第3のスコアとを備え、
    前記第1のスコアは、前記第3のスコアとともに前記タブの一端部側が重なる主開口部を画成するとともに、
    前記第2のスコアは、前記第3のスコアとともに前記リベットを挟んで前記主開口部と反対側の領域に形成される副開口部を画成し、
    前記第1のスコアと前記第2のスコアとは、前記第3のスコアを介して接続されていることを特徴とする缶蓋。
  2. 請求項1記載の缶蓋であって、
    前記第1のスコアは、平面視したときに楕円形状の一部を備え、第1のスコアの一端部は前記リベットの周縁部に配置されていることを特徴とする缶蓋。
  3. 請求項1又は請求項2記載の缶蓋であって、
    前記第2のスコアは、平面視したときにリベットを中心とする円形状の一部をなす円弧を備えていることを特徴とする缶蓋。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の缶蓋であって、
    前記第1のスコアが前記第3のスコアと接続される第1の接続部における前記第1のスコアの接線は、前記第1の接続部における第3のスコアの接線と同一とされ、
    前記第2のスコアが前記第3のスコアと接続される第2の接続部における前記第2のスコアの接線は、前記第2の接続部における第3のスコアの接線と同一とされていることを特徴とする缶蓋。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の缶蓋であって、
    前記第3のスコアのリベット側の位置には、缶蓋本体の下方に突出して形成されたビードを備えていることを特徴とする缶蓋。
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