JP2008167997A - 貯遊技媒体管理装置、景品交換システム、貯遊技媒体管理方法及び貯遊技媒体管理プログラム - Google Patents

貯遊技媒体管理装置、景品交換システム、貯遊技媒体管理方法及び貯遊技媒体管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の貸出レートでの遊技媒体の貸し出しを認めるとともに、各貸出レートで貸し出した遊技媒体の貯玉及び貯玉使用をそれぞれ認める場合に、遊技店の様々な営業形態に効率良く適合させることを課題とする。
【解決手段】貯玉管理装置50の貯玉管理部55aが、会員カードIDに対応付けて4円貯玉口座及び1円貯玉口座を管理する貯玉管理テーブル54aを用いて各遊技客の貯玉数を管理するとともに、景品交換設定部55bにより貸出レート毎の貯玉使用条件を設定処理する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、各遊技客の識別情報に対応付けて該遊技客により獲得された遊技媒体を貯遊技媒体として管理する貯遊技媒体管理装置、貯遊技媒体管理方法及び貯遊技媒体管理プログラムに関し、特に、複数の貸出レートでの遊技媒体の貸し出しを認めるとともに、各貸出レートで貸し出した遊技媒体の貯遊技媒体及び貯遊技媒体使用をそれぞれ認める場合に、遊技店の様々な営業形態に効率良く適合させることができる貯遊技媒体管理装置、景品交換システム、貯遊技媒体管理方法及び貯遊技媒体管理プログラムに関する。
従来、パチンコ店等の遊技店では、会員カードを発行した会員により獲得されたパチンコ玉又はメダル(以下、「遊技媒体」と総称する)を会員カードに対応付けて預かる貯玉又は貯メダル(以下、単に「貯玉」と総称する)サービスが会員に対して提供されている。
例えば、特許文献1には、パチンコ台に併設される台間貯玉返却指令機に会員カードを挿入して暗証番号を入力するとともに貯玉返却キーを押下操作すると、コントローラに貯玉返却要求がなされ、貯玉返却可能である場合にはコントローラから台間貯玉指令機に対して玉返却指令が行われ、この玉返却指令に応答して台間玉貸機からパチンコ玉を払い出す貯玉返却システムが開示されている。
かかる特許文献1に代表される従来の貯玉システムでは、遊技客が遊技媒体数を計数する計数機に対して会員カードと遊技媒体を投入して貯玉操作を行うと、この計数機によって計数された遊技媒体数及び計数機により会員カードから読み取られた会員カードIDが管理装置に対して通知され、この管理装置上で遊技媒体の貯玉数が管理されることになる。また、計数機で印刷したレシートをPOS端末等の景品管理機で読み取るとともに該景品管理機に会員カードを挿入して貯玉操作を行うと、同様に遊技媒体数及び会員カードIDが管理装置に対して通知され、この管理装置上で遊技媒体の貯玉数が管理される。そして、このようにして預け入れられた貯玉は、特許文献1等を用いて再プレイ又は景品管理機で景品交換されることになる。
特開平10−85436号公報
ところが、従来の貯玉システムでは、パチンコ玉について1つの貯玉口座を付与しメダルについて1つの貯メダル口座を付与するというように、同一種別の遊技媒体に関して各会員に単一口座のみしか認めていなかった。このため、例えばパチンコ玉を1玉4円で貸し出す4円コーナーとパチンコ玉を1玉1円で貸し出す1円コーナーが併設され、かつ、遊技店が4円コーナーと1円コーナーの両方に対して貯玉サービスを提供しようとする場合には、各会員に対して1玉4円の貯玉を認める4円貯玉と1玉1円の貯玉を認める1円貯玉を別個に管理する必要が生ずる。
しかしながら、従来の単一口座の場合と同様に4円貯玉口座及び1円貯玉口座内の貯玉使用条件を固定したのでは、遊技店が、店内に4円コーナーと1円コーナーを併設して様々な営業形態を図りたいとするニーズに対応できないという問題がある。
具体的には、遊技店内に設けられる1円コーナーは、遊技客による新台等の試し打ちを可能にするために設けられることが多いため、1円コーナーでの遊技よりも4円コーナーでの遊技を優遇することが望ましいが、かかる1円コーナーでの1円貯玉の景品交換条件を4円貯玉と同様に認めたのでは、遊技客が4円コーナーで遊技する遊技意欲を高めることができない。
このため、4円貯玉と1円貯玉という複数の貸出レートで玉貸しを行う玉貸しコーナーを設け、4円貯玉及び1円貯玉並びにそれらの景品交換等への使用を認める場合に、いかにして遊技店の様々な営業形態に適合可能とするかが重要な課題となっている。なお、かかる課題は、4円貯玉と1円貯玉を併用した場合だけではなく、4円貯玉と2円貯玉というように複数の貸出レートのコーナーを設けた場合に同様に生ずる課題である。また、遊技店によっては、1円コーナーを優遇したいというニーズも想定され、その場合にも同様の課題が生じることになる。
この発明は、上記課題(問題点)に鑑みてなされたものであり、複数の貸出レートでの遊技媒体の貸し出しを認めるとともに、各貸出レートで貸し出した遊技媒体の貯玉及び貯玉使用をそれぞれ認める場合に、遊技店の様々な営業形態に効率良く適合させることができる貯玉管理装置、景品交換システム、貯玉管理方法及び貯玉管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、各遊技客の識別情報に対応付けて該遊技客により獲得された遊技媒体を貯玉として管理する貯玉管理装置であって、各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯玉口座を管理する貯玉管理テーブルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された貯玉管理テーブルを用いて各遊技客の貯玉数を管理する貯玉管理手段と、前記貯玉管理手段により管理される貯玉口座の貯玉使用条件を貸出レートごとに設定する貯玉使用条件設定手段と、前記貯玉使用条件設定手段により設定された貯玉使用条件に基づいて、前記貯玉管理手段により管理された各貯玉口座の使用可否を通知する使用可否通知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記貯玉使用条件設定手段は、前記貯玉管理手段により管理される貯玉口座内の貯玉に対する一般景品並びに特殊景品への景品交換条件を貸出レートごとに設定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記貯玉使用条件設定手段は、前記貯玉管理手段により管理される貯玉口座内の貯玉に対する特殊景品への景品交換条件を貸出レート及び特殊景品の種別ごとに設定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記貯玉使用条件設定手段は、前記貯玉管理手段により管理される貯玉口座内の貯玉に対する一般景品への景品交換条件を貸出レート及び一般景品の種別ごとに設定することを特徴とする。
また、本発明は、各遊技客の識別情報に対応付けて該遊技客により獲得された遊技媒体を貯遊技媒体として管理する貯遊技媒体管理装置と、該遊技媒体管理装置で管理される貯遊技媒体数に対応する景品交換を行う景品管理機とを有する景品交換システムであって、前記貯遊技媒体管理装置は、各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯遊技媒体口座を管理する貯遊技媒体管理テーブルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された貯遊技媒体管理テーブルを用いて各遊技客の貯遊技媒体数を管理する貯遊技媒体管理手段とを備え、前記貯遊技媒体管理装置又は前記景品管理機は、前記貯遊技媒体管理手段により管理される貯遊技媒体口座の貯遊技媒体使用条件を貸出レートごとに設定する貯遊技媒体使用条件設定手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、各遊技客の識別情報に対応付けて該遊技客により獲得された遊技媒体を貯玉として管理する貯玉管理装置の貯玉管理方法であって、各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯玉口座を管理する貯玉管理テーブルを用いて各遊技客の貯玉数を管理する貯玉管理工程と、前記貯玉管理工程により管理される貯玉口座の貯玉使用条件を貸出レートごとに設定する貯玉使用条件設定工程と、前記貯玉使用条件設定工程により設定された貯玉使用条件に基づいて、前記貯玉管理工程により管理された各貯玉口座の使用可否を通知する使用可否通知工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、各遊技客の識別情報に対応付けて該遊技客により獲得された遊技媒体を貯玉として管理する貯玉管理装置の貯玉管理プログラムであって、各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯玉口座を管理する貯玉管理テーブルを用いて各遊技客の貯玉数を管理する貯玉管理手順と、前記貯玉管理手順により管理される貯玉口座の貯玉使用条件を貸出レートごとに設定する貯玉使用条件設定手順と、前記貯玉使用条件設定手順により設定された貯玉使用条件に基づいて、前記貯玉管理手順により管理された各貯玉口座の使用可否を通知する使用可否通知手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯玉口座を管理する貯玉管理テーブルを用いて各遊技客の貯玉数を管理するとともに、管理される貯玉口座の貯玉使用条件を貸出レートごとに設定し、設定された貯玉使用条件に基づいて、管理された各貯玉口座の使用可否を通知するよう構成したので、複数の貸出レートでの遊技媒体の貸し出しを認めるとともに、各貸出レートで貸し出した遊技媒体の貯玉及び貯玉使用をそれぞれ認める場合に、遊技店の様々な営業形態に効率良く適合させることができる。
また、本発明によれば、管理される貯玉口座内の貯玉に対する一般景品並びに特殊景品への景品交換条件を貸出レートごとに設定するよう構成したので、例えば4円貯玉については一般景品及び特殊景品の双方に交換可能とし、1円貯玉については一般景品のみへ交換可能とし、もって4円貯玉の貯玉使用を優遇することにより、遊技店の営業形態に効率良く適合させることができる。
また、本発明によれば、管理される貯玉口座内の貯玉に対する特殊景品への景品交換条件を貸出レート及び特殊景品の種別ごとに設定するよう構成したので、例えば4円貯玉については2500円及び1000円の双方の特殊景品に交換可能とし、1円貯玉については1000円の特殊景品にのみ交換可能とし、もって4円貯玉について500円単位での特殊景品への交換ができるように優遇することにより、遊技店の営業形態に効率良く適合させることができる。
また、本発明によれば、管理される貯玉口座内の貯玉に対する一般景品への景品交換条件を貸出レート及び一般景品の種別ごとに設定するよう構成したので、例えば4円貯玉については店内に陳列した全ての一般景品に交換可能とし、1円貯玉については菓子のみに交換可能とし、もって4円貯玉について優遇することにより、遊技店の営業形態に効率良く適合させることができる。
また、本発明によれば、貯遊技媒体管理装置が、各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯遊技媒体口座を管理する貯遊技媒体管理テーブルを用いて各遊技客の貯遊技媒体数を管理しておき、貯遊技媒体管理装置又は景品管理機が、管理される貯遊技媒体口座の貯遊技媒体使用条件を貸出レートごとに設定するよう構成したので、複数の貸出レートでの遊技媒体の貸し出しを認めるとともに、各貸出レートで貸し出した遊技媒体の貯玉及び貯玉使用をそれぞれ認める場合に、貯遊技媒体管理装置又は景品管理機において設定した貸出レートごとに貯遊技媒体使用条件を用いて遊技店の様々な営業形態に効率良く適合させることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る貯玉管理装置、景品交換システム、貯玉管理方法及び貯玉管理プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、ここではパチンコ玉を1玉4円で貸し出す4円コーナーとパチンコ玉を1玉1円で貸し出す1円コーナーが遊技店内に併設され、かつ、該遊技店が4円コーナーと1円コーナーの両方に対して貯玉・再プレイサービスを提供する場合について説明することとする。
まず、本実施例1に係る貯玉管理システムのシステム構成について説明する。図1は、本実施例1に係る貯玉管理システムのシステム構成を示す図である。この貯玉管理システムは、パチンコ店等の遊技店に登録された会員に対して貯玉・再プレイサービスを提供するシステムである。かかる貯玉管理システムで管理された貯玉は、台間ユニットで再プレイできるだけではなく、景品管理機において菓子等の一般景品や特殊景品に交換することができる。
同図に示すように、遊技店内には、パチンコ機10a及び台間ユニット20aからなる4円コーナーと、パチンコ機10b及び台間ユニット20bからなる1円コーナーとが設けられている。この4円コーナーは、遊技客に対して1玉4円すなわち100円で25玉の玉貸しを行う島であり、1円コーナーは、遊技客に対して1玉1円すなわち100円で100玉の玉貸しを行う島である。貸出レートの低い1円コーナーを設けた理由は、主として、遊技客による試し打ちを可能にするとともに、遊技機に対する遊技客の客付きや評価に関する情報を得るためである。
パチンコ機10a及びパチンコ機10bは、パチンコ玉を用いたパチンコ遊技を遊技客に提供する遊技機であり、両者には4円コーナー及び1円コーナーに係る差異はない。ただし、1円コーナーに配設されるパチンコ機10bは、遊技店の売上を担う遊技機ではなく、これから遊技店に新たに導入される新台が配設されることが多い。遊技客が大きな投資をすることなく新台の試し打ちを可能にするためである。
台間ユニット20aは、現金による1玉4円の玉貸し及び会員カードを用いた貯玉の再プレイを行うユニットであり、例えばこの台間ユニット20aに1000円札が挿入されると、この台間ユニット20aからパチンコ機10aに対して250玉の玉投出指示がなされる。一方、台間ユニット20bは、現金による1玉1円の玉貸し及び会員カードを用いた貯玉の再プレイを行うユニットであり、例えばこの台間ユニット20bに1000円札が挿入されると、台間ユニット20bからパチンコ機10bに対して1000玉の玉投出指示がなされる。
遊技客は、これらの台間ユニット20a及び20bを用いて貯玉の再プレイを行うことができ、遊技客が台間ユニット20a又は20bのカード挿入口に会員カードを挿入した状態でテンキーから暗証番号を入力して所定の再プレイボタンを押下操作すると、会員カードID、暗証番号、1円コーナー又は4円コーナーの種別(以下「コーナー種別情報」と言う)及び台間ユニットを一意に特定する台間ユニット識別情報を含む再プレイ要求信号が貯玉管理装置50に対して送信され、貯玉残高の範囲内で貯玉を引き落とすことができる。なお、ここでは一度の再プレイ操作で貯玉口座から引き出される玉数は固定であるものとする。
計数機30は、遊技客が獲得したパチンコ玉数を計数する計数機であり、計数したパチンコ玉数を貯玉する機能を有する。具体的には、店員が遊技客から受け取った会員カードを計数機30のカード挿入口に挿入してパチンコ玉が投入され、上記コーナー種別情報(4円コーナー又は1円コーナーの別)が指定されると、会員カードID、計数結果であるパチンコ玉の貯玉数、コーナー種別情報を含む貯玉依頼信号が貯玉管理装置50に対して送信される。
また、かかる計数機30は、計数したパチンコ玉数をバーコード印刷したレシートを発行することもでき、店員がパチンコ玉の計数後にコーナー種別情報を指定してレシート発行ボタンを押下操作すると、パチンコ玉数及びコーナー種別情報がバーコード印刷されたレシートが発行される。
なお、本実施例では、一台の計数機30を用いて4円コーナーで遊技客が獲得したパチンコ玉と1円コーナーで遊技客が獲得したパチンコ玉の両方を計数することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、4円コーナー専用の計数機と1円コーナー専用の計数機とを別個に配設することもできる。かかる場合には、店員が上記コーナー種別情報を指定する必要をなくすことができる。
景品管理機40は、遊技店内のカウンタに配設されるとともに会員カードリーダ及びバーコードリーダを備えた景品交換用の端末装置であり、レシートに印刷されたバーコードからパチンコ玉数及びコーナー種別情報を読み取って景品交換時に利用するだけではなく、会員カードを用いた貯玉を行うことができる。具体的には、この景品管理機40に設けられたバーコードリーダでレシートを読み取るとともに、カードリーダに会員カードを挿入して貯玉ボタンを押下すると、会員カードID、パチンコ玉数、4円コーナー又は1円コーナーの種別が含まれる貯玉依頼信号が貯玉管理装置50に対して送信される。
また、この景品管理機40では、預入済みの貯玉を一般景品又は特殊景品に景品交換することもできる。具体的には、遊技客が会員カードをカードリーダに挿入した状態で暗証番号を入力するとともに、店員が貯玉確認操作を行うと、会員カードID及び暗証番号を含む貯玉確認信号が貯玉管理装置50に対して送信される。
そして、景品管理機40は、この貯玉確認信号に応答する貯玉残高信号を貯玉管理装置50から受信したならば、会員カードID、4円貯玉数、1円貯玉数並びに一般景品及び特殊景品への景品交換の可否を表示する。なお、本実施例1では、4円貯玉については一般景品及び特殊景品の双方へ景品交換することができ、1円貯玉については一般景品にのみ景品交換できるよう貯玉管理装置50上で設定された場合を示している。
ここで、遊技客が、4円貯玉又は1円貯玉の別並びに景品交換を行う菓子等の一般景品を選択したならば、店員は、景品管理機40のバーコードリーダを用いて菓子に付されたバーコードを読み取り、この菓子分の貯玉数が4円貯玉又は1円貯玉から減算され、その後店員は一般景品を遊技客に受け渡すことになる。
一方、遊技客が、4円貯玉又は1円貯玉の別を選択するとともに全貯玉の特殊景品への景品交換を店員に指示したならば、店員は特殊景品への景品交換操作を行い、これにより特殊景品分の貯玉数が該当する貯玉口座から減算され、その後特殊景品払出機40aに対して特殊景品の種別ごとに特殊景品払出枚数が指示される。
特殊景品払出機40aは、景品管理機40からの特殊景品の種別ごとに特殊景品払出枚数を受け付け、受け付けた特殊景品払出枚数の特殊景品を装置内部から繰り出して排出する装置である。例えば、景品管理機40から2500円景品4枚と1000円景品2枚の払出指示を受け付けたならば、特殊景品払出機40aは2500円景品4枚と1000円景品2枚の合計6枚の特殊景品を払い出すことになる。
貯玉管理装置50は、後述する貯玉管理テーブル54aを用いて会員カードIDごとに各コーナー種別の貯玉数を管理する管理装置であり、計数機30又は景品管理機40から貯玉依頼信号を受け付けたならば該当する会員カードIDの該当するコーナー種別の貯玉口座に貯玉数を加算し、台間ユニット20a又は20bから再プレイ要求信号を受け付けたならば該当する会員カードIDの該当するコーナー種別の貯玉口座から再プレイ分の貯玉数を減算する。
また、この貯玉管理装置50は、景品交換条件設定メニューを用いて4円貯玉及び1円貯玉ごとに貯玉の景品交換条件を設定することができる(詳細は後述)。本実施例1では、かかる景品交換条件として、貸出レートごとに貯玉口座内の貯玉の一般景品及び特殊景品への交換条件を用いた場合を示すこととする。
次に、図1に示した貯玉管理装置50の構成について説明する。図2は、図1に示した貯玉管理装置50の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この貯玉管理装置50は、入力部51と、表示部52と、インターフェース部(I/F部)53と、記憶部54と、制御部55とを有する。
入力部51は、キーボードやマウス等の入力デバイスであり、表示部52は、液晶パネルやディスプレイ等の表示デバイスであり、I/F部53は、台間ユニット20a及び20b、計数機30又は景品管理機40との間でデータ通信(信号授受)を行うためのインターフェースである。
記憶部54は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、貯玉管理テーブル54a及び景品交換設定データ54bを記憶する。貯玉管理テーブル54aは、図3に示すように、各会員の会員カードIDごとに4円貯玉の貯玉数と1円貯玉の貯玉数を記憶する。図3の例では、会員カードID「1234」の4円貯玉の貯玉数が1000個であり、1円貯玉の貯玉数が400個であり、会員カードID「5678」の4円貯玉の貯玉数が200個であり、1円貯玉の貯玉数が8000個である場合を示している。
景品交換設定データ54bは、図4に示すように、遊技店の管理者により貸出レートごとに貯玉口座内の貯玉の一般景品及び特殊景品への景品交換条件を設定した設定データであり、ここでは一般景品又は特殊景品に対して交換が可能な場合には「1」を設定し、一般景品又は特殊景品に対して交換を認めない場合には「0」を設定するものとする。同図には、貸出レート4円の貯玉については一般景品及び特殊景品に交換することができ、貸出レート1円の貯玉については一般景品に交換できるものの特殊景品には交換できない状況を示している。なお、かかる景品交換設定データ54bは、後述する景品交換設定部55bにより設定処理される。
制御部55は、貯玉管理装置50を全体制御する制御部であり、貯玉管理部55a及び景品交換設定部55bを有する。実際には、図示しないROMや不揮発性メモリに記憶したプログラムをCPUにロードして実行し、貯玉管理部55a及び景品交換設定部55bにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
貯玉管理部55aは、貯玉管理テーブル54aを用いて各遊技客(会員)の4円貯玉口座及び1円貯玉口座の貯玉数を管理する管理部であり、計数機30又は景品管理機40から貯玉依頼信号を受け付けた場合には該当する貯玉口座に貯玉数を加算する。また、台間ユニット20a又は20bから再プレイ要求信号を受け付けたならば、暗証番号を用いて正当に本人確認が行われ、該当する貯玉口座に再プレイ分の貯玉残高があり、かつ再プレイ可能玉数を超えない場合に、再プレイ分の貯玉数を減算する。さらに、この貯玉管理部55aは、景品管理機40において貯玉を一般景品又は特殊景品に交換する際には、一般景品又は特殊景品に対応する玉数を該当する貯玉口座の貯玉残高から減算することになる。
景品交換設定部55bは、入力部51から所定の景品交換設定操作がなされた場合に、図5に示した景品交換設定ページ60を表示部52上に表示し、この景品交換設定ページ60の入力枠内に入力されたデータを景品交換設定データ54bとして格納処理する処理部である。
図5は、図2に示した景品交換設定部55bにより表示部52上に表示される景品交換設定ページ60の一例を示す図である。同図に示すように、ここでは4円貯玉の景品交換設定として、一般景品及び特殊景品への景品交換を可と指定し、1円貯玉の景品交換設定として、一般景品への景品交換を可と指定し、特殊景品への景品交換を不可と指定した状況を示している。
ここで、1円貯玉の特殊景品への景品交換のみを不可とした理由は、4円貯玉のみを現金化可能にして1円貯玉と差別化し、もって遊技客の4円コーナーでの遊技意欲を高め、結果的にお試しコーナーとして位置づけられることが多い1円コーナーでの遊技客の回転率を高めるためである。
次に、図1に示した計数機30を用いた貯玉処理について説明する。図6は、図1に示した計数機30を用いた貯玉処理を説明するための説明図である。同図に示すように、遊技客は、計数機30のカード挿入口に会員カードを挿入し(ステップS101)、獲得したパチンコ玉を投入(計数)し(ステップS102)、コーナー種別を選択操作して貯玉ボタンの押下操作を行う(ステップS103)。
かかる一連の操作が行われると、計数機30から貯玉管理装置50に対して貯玉依頼信号が送信される(ステップS104)。この貯玉依頼信号には、会員カードID、計数機30で計数されたパチンコ玉数からなる貯玉数、コーナー種別情報が含まれる。
そして、この貯玉依頼信号を受信した貯玉管理装置50は、会員カードID及びコーナー種別情報から貯玉対象となる貯玉口座を特定し、特定した貯玉口座に対して貯玉数を加算する貯玉登録処理を行う(ステップS105)。なお、上記一連の説明では、説明の便宜上、計数機30にて計数したパチンコ玉数を全て貯玉する場合を示したが、計数したパチンコ玉数の一部を貯玉数とすることもできる(残りの玉数は計数レシートとして発行される)。かかる場合には、遊技客が貯玉数を指定する必要がある。
次に、図1に示した台間ユニット20aを用いた再プレイ処理について説明する。図7は、図1に示した台間ユニット20aを用いた再プレイ処理を説明するための説明図である。同図に示すように、遊技客は、台間ユニット20aのカード挿入口に会員カードを挿入し(ステップS201)、図示しないテンキーを用いて暗証番号を入力したうえで、再プレイボタンを押下操作する再プレイ操作を行う(ステップS202)。
かかる一連の操作が行われると、台間ユニット20aから貯玉管理装置50に対して再プレイ要求信号が送信される(ステップS203)。この再プレイ要求信号には、会員カードID、暗証番号、並びに台間ユニット20a内に記憶したコーナー情報種別及び台間ユニット識別情報が含まれる。
そして、この再プレイ要求信号を受信した貯玉管理装置50は、再プレイ対象となる貯玉口座を特定し、暗証番号を用いた本人確認、該貯玉口座内に再プレイ分以上の口座残高が存在するか否かの再プレイ可否判定、再プレイ可能玉数すなわち1日あたりの再プレイ玉数の上限を超えているか否かを判定し(ステップS204)、本人確認結果が正しく口座残高も存在し、再プレイ可能玉数以内である場合には対象となる貯玉口座から再プレイ分の貯玉数を減算する貯玉数減算処理を行うとともに(ステップS205)、台間ユニット20aに対して再プレイ許可信号を送信する(ステップS206)。この再プレイ許可信号を受信した台間ユニット20aは、パチンコ機10aに対して再プレイ分の玉投出指示を行う。
次に、図1及び図2に示した貯玉管理装置50による各貸出レートの貯玉残高確認処理について説明する。図8は、図1に示した景品管理機40を用いた貯玉残高確認処理を説明するための説明図である。なお、ここでは説明の便宜上、貸出レート毎に一般景品及び特殊景品への交換可否を設定した景品交換設定データが事前に設定済みであるものとする。
同図に示すように、遊技客は、景品管理機40のカード挿入口に会員カードを挿入し(ステップS301)、図示しないテンキーを用いて暗証番号を入力したうえで(ステップS302)、貯玉残高確認操作を行う(ステップS303)。
かかる一連の操作が行われると、景品管理機40から貯玉管理装置50に対して貯玉残高要求信号が送信される(ステップS304)。この貯玉残高要求信号には、会員カードID、暗証番号情報等が含まれる。
そして、この貯玉残高要求信号を受信した貯玉管理装置50は、対象となる貯玉口座を特定し、暗証番号を用いた本人確認を行った後に(ステップS305)、該貯玉口座内の各貸出レートの貯玉残高を検索し(ステップS306)、本人確認結果が正しく口座残高も存在する場合には対象となる景品交換設定データを読み出すとともに(ステップS307)、景品管理機40に対して貯玉残高信号が送信される(ステップS308)。この貯玉残高信号には、会員カードID、貯玉残高(4円貯玉、1円貯玉)及び景品交換設定データが含まれる。
そして、この貯玉残高信号を受信した景品管理機40は、貯玉残高情報および景品交換設定データを読み出し(ステップS309)、図9に示すように、4円貯玉及び1円貯玉の貯玉残高をその景品交換可否(一般景品及び特殊景品にそれぞれ交換可能であるか)とともに所定の表示部に表示する。図9の例では、会員カードID「1234」の4円貯玉数が1000玉であり1円貯玉数が400玉であり、かつ、4円貯玉及び1円貯玉の一般景品への交換は可能であるが、1円貯玉の特殊景品への交換は不可である状況を示している。
そして、図9の4円貯玉のように貯玉残高を特殊景品に交換することができ、かつ店員によって特殊景品への交換操作が行われたならば、特殊景品払出機40aに対して特殊景品の種別毎に払出枚数が通知され、この通知を受けた特殊景品払出機40aが該当する種別の特殊景品を指示された枚数分払い出す。
次に、図1及び図2に示した貯玉管理装置50の貯玉残高要求信号受信時の処理手順について説明する。図10は、図1及び図2に示した貯玉管理装置50の貯玉残高要求信号受信時の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでも説明の便宜上、景品交換設定データが事前に設定済みであるものとする。
同図に示すように、貯玉管理装置50が景品管理機40から貯玉残高要求信号を受信すると(ステップS401)、該貯玉残高要求信号に含まれる暗証番号が正しいか否かを判定する(ステップS402)。具体的には、会員登録時に会員カードIDと暗証番号を対応付けて登録して図示しない会員管理テーブルに記憶しているため、貯玉残高要求信号に含まれる会員カードIDに対応する暗証番号を会員管理テーブルから読み出して貯玉残高要求信号に含まれる暗証番号と比較し、両者が一致すれば暗証番号が正しいと判定し、両者が一致しない場合には暗証番号が誤っていると判定する。
その結果、暗証番号が正しいと判定された場合には(ステップS402肯定)、該当する貯玉口座の貯玉残高を検索するとともに(ステップS403)、景品交換設定データを読み出し(ステップS404)、景品管理機40に対して貯玉残高及び景品交換設定データを含む貯玉残高信号を送信する(ステップS405)。なお、暗証番号が正しくない場合には(ステップS402否定)、景品管理機40に対してエラー信号を送信する(ステップS406)。
次に、図1に示した景品管理機40が景品交換操作を受け付けた場合の処理手順について説明する。図11は、図1に示した景品管理機40が景品交換操作を受け付けた場合の処理手順を示すフローチャートである。なお、景品交換設定データ54bはすでに景品管理機40に記憶されているものとする。
同図に示すように、景品管理機40上で店員による景品交換操作を受け付けたならば(ステップS501)、事前に貯玉管理装置50から提供された景品交換設定データ54bに基づいて該当する貯玉残高の一般景品及び特殊景品への交換可否を判定する(ステップS502)。
その結果、景品交換設定データの設定から見て指定された一般景品又は特殊景品への交換ができない場合には(ステップS503否定)、エラー表示を行う(ステップS504)。これに対して、指定された一般景品又は特殊景品への交換が可能である場合には(ステップS503肯定)、貯玉管理装置50に対して一般景品又は特殊景品分の貯玉減算指示を送信する(ステップS505)。
そして、指定された景品が一般景品である場合には(ステップS506否定)、貯玉減算をもって該貯玉の景品交換を終え、指定された景品が特殊景品である場合には(ステップS506肯定)、特殊景品払出機40aに対して景品払出指示を行う(ステップS507)。具体的には、特殊景品の種別(2500円景品、1000円景品)毎に払出枚数を通知することになる。
上記一連の処理を景品交換操作終了操作が行われるまで繰り返し(ステップS508否定)、景品交換操作終了操作を受け付けたならば、景品交換処理を終了する。
上述してきたように、本実施例1では、貯玉管理装置50の貯玉管理部55aが、会員カードIDに対応付けて4円貯玉口座及び1円貯玉口座を管理する貯玉管理テーブル54aを用いて各遊技客の貯玉数を管理するとともに、景品交換設定部55bにより貸出レート毎の貯玉口座内の貯玉に対する一般景品並びに特殊景品への景品交換条件を設定処理しておき、4円貯玉については一般景品及び特殊景品の双方に交換可能とし、1円貯玉については一般景品のみへ交換可能とし、もって4円貯玉の貯玉使用を優遇することにより、効率良く遊技店の営業形態に適合した貯玉サービスを行うことができる。
ところで、上記実施例1では、貯玉残高を一般景品及び特殊景品に交換できるか否かを貸出レート毎に設定する場合について説明したが、単に特殊景品全体を対象とするのではなく、一般景品の種別毎又は特殊景品の種別毎にその交換可否を設定することもできる。例えば、特殊景品の種別として2500円景品と1000円景品が存在する場合に、4貯貯玉については2500円景品と1000円景品の両方に交換可能であるが、1円貯玉については1000円景品にのみ交換可能とすることができる。同様に、一般景品についてもその商品種別毎に交換可否を設定することができる。このようにすれば、4円貯玉を1円貯玉よりも優遇し、もって遊技客に対する4円コーナーでの遊技意欲を高めることができるからである。
そこで、本実施例2では、貯玉残高の一般景品及び特殊景品への交換可否を一般景品の種別毎並びに特殊景品の種別毎に設定する場合について示すこととする。かかる場合に、貯玉管理システムのシステム構成は図1と同様になり、貯玉管理装置の装置構成は図2と同様になり、貯玉手順は図6と同様になり、再プレイ手順は図7と同様のものとなる。このため、本実施例2では、景品交換設定データに基づいた交換可否判定を中心に説明することとする。
図12は、本実施例2に係る景品交換設定データ80の一例を示す図である。同図に示すように、この景品交換設定データ80は、4円貯玉及び1円貯玉のそれぞれについて一般景品の種別毎(特売品及び菓子)の景品交換条件並びに特殊景品の種別毎(1000円景品及び2500円景品)の景品交換条件を設定した設定データであり、ここでは一般景品又は特殊景品に対して交換が可能な場合には「1」を設定し、一般景品又は特殊景品に対して交換を認めない場合には「0」を設定するものとする。
同図に示すように、ここでは一般景品に関しては、貸出レート4円の4円貯玉については特売品及び菓子への交換を可能としており、貸出レート1円の1円貯玉については菓子への交換のみを可能とした状況を示している。4円貯玉の一般景品への交換を1円貯玉よりも優遇するためである。
同様に、特殊景品に関しては、4円貯玉については2500円景品及び1000円景品への交換を可能とし、1円貯玉については1000円景品への交換のみを可能とした状況を示している。4円貯玉の特殊景品への交換を500円単位として1円貯玉よりも優遇するためである。
上記景品交換設定データ80は、図13に示した景品交換設定ページ90を用いて設定される。図13は、本実施例2に係る景品交換設定ページの一例を示す図である。同図に示すように、ここでは、一般景品の種別毎(特売品、菓子)並びに特殊景品の種別毎(2500円景品、1000円景品)に交換可否を設定できる状況を示している。
上述してきたように、本実施例2では、貯玉管理装置50の貯玉管理部55aが、会員カードIDに対応付けて4円貯玉口座及び1円貯玉口座を管理する貯玉管理テーブル54aを用いて各遊技客の貯玉数を管理するとともに、貯玉管理装置50により管理される貯玉口座内の貯玉に対する特殊景品への景品交換条件を貸出レート及び特殊景品の種別ごとに設定するよう構成し、4円貯玉について500円単位での特殊景品への交換ができるように優遇することにより、遊技店の営業形態に効率良く適合させることができる。
また、貯玉管理装置50により管理される貯玉口座内の貯玉に対する一般景品への景品交換条件を貸出レート及び一般景品の種別ごとに設定するよう構成し、4円貯玉については店内に陳列した全ての一般景品に交換可能とし、1円貯玉については菓子のみに交換可能とし、もって4円貯玉について優遇することにより、遊技店の営業形態に効率良く適合させることができる。
なお、上記実施例1及び2では、一旦貯玉管理装置50で貯玉管理された貯玉を一般景品及び特殊景品に景品交換する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、貯玉を伴わない場合に適用することもできる。かかる場合には、貯玉管理装置50の景品交換設定部55bで設定された景品交換設定データ54bを事前に景品管理機40に通知しておき、計数機30から排出したレシートが持ち込まれた場合に、このレシートから獲得玉数及びコーナー情報を読み取り、該当するコーナー情報の景品交換可否を景品交換設定データ54bに基づいて判定し、その判定結果に応じて景品交換を行うことになる。
また、上記実施例1及び2では、貯玉管理装置50上に景品交換設定部55bを設けて
景品交換設定データ54bを設定する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、かかる景品交換設定部55bを景品管理機40上に設け、景品管理機40自身で景品交換設定データ54bを設定することもできる。この場合は、景品管理機40上で事前に景品交換設定データ54bを設定しておき、貯玉管理装置50からは貯玉数の情報のみ(景品交換設定データ54bは受け取らない)を受け取って景品交換の可否を判定することになる。特に、遊技店内に複数台の景品管理機40が親機と複数の子機というシステム構成で設置されている場合には、親機となる景品管理機40上に景品交換設定部55bを設けて景品交換設定データ54bを設定し、設定した景品交換設定データ54bを子機となる景品管理機40に対して通知されることになる。
また、上記実施例1及び2では、貸出レートが4円及び1円の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の貸出レートの運用を行う様々なケースに適用することができる。また、上記実施例1及び2では、1円コーナーより4円コーナーを優遇する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技店の要求によっては1円コーナーを優遇した貯玉使用条件を設定することもできる。さらに、上記実施例1及び2では、本発明をパチンコ玉の貯玉システムに適用した場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技媒体が異なる貯メダルシステム等に適用することもできる。
本発明にかかる貯玉管理装置、貯玉管理方法及び貯玉管理プログラムは、複数の貸出レートでの遊技媒体の貸し出しを認めるとともに、各貸出レートで貸し出した遊技媒体の貯玉及び貯玉使用をそれぞれ認める場合に、遊技店の様々な営業形態に効率良く適合させる場合に有用である。
本実施例1に係る貯玉管理システムのシステム構成を示す図である。 図1に示した貯玉管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2に示した貯玉管理テーブルの一例を示す図である。 図2に示した景品交換設定データの一例を示す図である。 図1に示した景品交換設定部が表示制御する景品交換設定ページの一例を示す図である。 図1に示した計数機を用いた貯玉処理を説明するための説明図である。 図1に示した台間ユニットを用いた再プレイ処理を説明するための説明図である。 図1に示した景品管理機を用いた貯玉残高確認処理を説明するための説明図である。 図1に示した景品管理機の表示部に表示する表示例を示す図である。 、図1及び図2に示した貯玉管理装置の貯玉残高要求信号受信時の処理手順を示すフローチャートである。 図1に示した景品管理機が景品交換操作を受け付けた場合の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係る景品交換設定データの一例を示す図である。 本実施例2に係る景品交換設定ページの一例を示す図である。
符号の説明
10a パチンコ機(4円コーナー)
10b パチンコ機(1円コーナー)
20a 台間ユニット(4円コーナー)
20b 台間ユニット(1円コーナー)
30 計数機
40 景品管理機
40a 特殊景品払出機
50 貯玉管理装置
51 入力部
52 表示部
53 インターフェース部(I/F部)
54 記憶部
54a 貯玉管理テーブル
54b 景品交換設定データ
55 制御部
55a 貯玉管理部
55b 景品交換設定部
60 景品交換設定ページ
70 景品交換情報表示画面
80 景品交換設定データ
90 景品交換設定ページ

Claims (7)

  1. 各遊技客の識別情報に対応付けて該遊技客により獲得された遊技媒体を貯遊技媒体として管理する貯遊技媒体管理装置であって、
    各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯遊技媒体口座を管理する貯遊技媒体管理テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された貯遊技媒体管理テーブルを用いて各遊技客の貯遊技媒体数を管理する貯遊技媒体管理手段と、
    前記貯遊技媒体管理手段により管理される貯遊技媒体口座の貯遊技媒体使用条件を貸出レートごとに設定する貯遊技媒体使用条件設定手段と、
    前記貯遊技媒体使用条件設定手段により設定された貯遊技媒体使用条件に基づいて、前記貯遊技媒体管理手段により管理された各貯遊技媒体口座の使用可否を通知する使用可否通知手段と
    を備えたことを特徴とする貯遊技媒体管理装置。
  2. 前記貯遊技媒体使用条件設定手段は、前記貯遊技媒体管理手段により管理される貯遊技媒体口座内の貯遊技媒体に対する一般景品並びに特殊景品への景品交換条件を貸出レートごとに設定することを特徴とする請求項1に記載の貯遊技媒体管理装置。
  3. 前記貯遊技媒体使用条件設定手段は、前記貯遊技媒体管理手段により管理される貯遊技媒体口座内の貯遊技媒体に対する特殊景品への景品交換条件を貸出レート及び特殊景品の種別ごとに設定することを特徴とする請求項2に記載の貯遊技媒体管理装置。
  4. 前記貯遊技媒体使用条件設定手段は、前記貯遊技媒体管理手段により管理される貯遊技媒体口座内の貯遊技媒体に対する一般景品への景品交換条件を貸出レート及び一般景品の種別ごとに設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の貯遊技媒体管理装置。
  5. 各遊技客の識別情報に対応付けて該遊技客により獲得された遊技媒体を貯遊技媒体として管理する貯遊技媒体管理装置と、該遊技媒体管理装置で管理される貯遊技媒体数に対応する景品交換を行う景品管理機とを有する景品交換システムであって、
    前記貯遊技媒体管理装置は、
    各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯遊技媒体口座を管理する貯遊技媒体管理テーブルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された貯遊技媒体管理テーブルを用いて各遊技客の貯遊技媒体数を管理する貯遊技媒体管理手段とを備え、
    前記貯遊技媒体管理装置又は前記景品管理機は、
    前記貯遊技媒体管理手段により管理される貯遊技媒体口座の貯遊技媒体使用条件を貸出レートごとに設定する貯遊技媒体使用条件設定手段を備えた
    ことを特徴とする景品交換システム。
  6. 各遊技客の識別情報に対応付けて該遊技客により獲得された遊技媒体を貯遊技媒体として管理する貯遊技媒体管理装置の貯遊技媒体管理方法であって、
    各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯遊技媒体口座を管理する貯遊技媒体管理テーブルを用いて各遊技客の貯遊技媒体数を管理する貯遊技媒体管理工程と、
    前記貯遊技媒体管理工程により管理される貯遊技媒体口座の貯遊技媒体使用条件を貸出レートごとに設定する貯遊技媒体使用条件設定工程と、
    前記貯遊技媒体使用条件設定工程により設定された貯遊技媒体使用条件に基づいて、前記貯遊技媒体管理工程により管理された各貯遊技媒体口座の使用可否を通知する使用可否通知工程と
    を含んだことを特徴とする貯遊技媒体管理方法。
  7. 各遊技客の識別情報に対応付けて該遊技客により獲得された遊技媒体を貯遊技媒体として管理する貯遊技媒体管理装置の貯遊技媒体管理プログラムであって、
    各遊技客の識別情報に対応付けて同一種類の遊技媒体を貸出レートごとに設定した複数の貯遊技媒体口座を管理する貯遊技媒体管理テーブルを用いて各遊技客の貯遊技媒体数を管理する貯遊技媒体管理手順と、
    前記貯遊技媒体管理手順により管理される貯遊技媒体口座の貯遊技媒体使用条件を貸出レートごとに設定する貯遊技媒体使用条件設定手順と、
    前記貯遊技媒体使用条件設定手順により設定された貯遊技媒体使用条件に基づいて、前記貯遊技媒体管理手順により管理された各貯遊技媒体口座の使用可否を通知する使用可否通知手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする貯遊技媒体管理プログラム。
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