JP2008167910A - 二本針ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】糸通しの作業性を向上する
【解決手段】二本針ミシン1は、ミシンモータ5(図10参照)により二本の針棒115,115を個別に上下に駆動する針棒駆動機構190と、ミシンモータ5及びソレノイド120,120に電流を供給するための電源回路140と、主軸である上軸101に連動してボビン157に糸を巻く糸巻き機構たる糸巻き装置150と、二本針ミシン1の動作を入力するための操作パネル160と、ミシンモータ5及びソレノイド120,120の駆動を制御する制御部200とを備えている。そして、一方の針棒115を上位置に停止すると共に他方の針棒115を下位置近傍に配置した状態で主電源をOFFとすることで、糸通しの作業性の向上が図られる。
【選択図】図11

Description

本発明は、二本針ミシンに関し、特に、二本の針棒を個別に停止状態と上下動を行う状態とに切り替え可能な二本針ミシンに関する。
従来から、二本の針棒のうち一方の針棒の上下動を停止して他方の針棒のみを上下に駆動する片針停止機能を有する二本針ミシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる二本針ミシンは、二本の針棒をそれぞれ上下に駆動する針棒駆動機構と、各針棒のうち何れか一方を上位置に保持すると共に他方の針棒のみを上下に駆動して縫製を行う針棒停止装置と、上記各針棒に支持された縫い針とそれぞれ協働することで縫い目を形成する二つの釜を具備する釜機構と、主軸の回転に連動してボビンに糸を巻く糸巻き装置とを備えている。かかる従来の二本針ミシンでは、針落ちと釜との位置関係上、各縫い針に上糸(針糸)を通すための針穴が各縫い針の下端付近においてこれら二本の針の並び方向すなわちミシンアームの長手方向(Y軸方向)に向けて開口するように設けられていた。
特開2004−041696号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されるミシンでは、各針同士の間隔を狭く設定した場合等には、針先に糸(上糸)を通す際の作業性が必ずしも良いとはいえないという問題があった。また、上記糸巻き装置でボビンに糸を巻く際には、二本の針棒のうち少なくとも一方は主軸に連動して上下動を行う構成であったため、例えば、針板上に布が載置されている場合等には糸巻きと同時に縫製が行われることにより被縫製物たる布を傷めてしまうという問題があった。
本発明は、糸通しの作業性を向上することをその目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、アクチュエータによりミシンモータから二本の針棒への動力の伝達を個別に伝達状態と遮断状態とに選択的に切換える針棒停止機構と前記二本の針棒を個別に上下に駆動する針棒駆動リンク装置とを有する針棒駆動機構と、前記ミシンモータ及び前記アクチュエータの駆動を制御する制御手段と、を備えた二本針ミシンにおいて、前記制御手段は、糸通しの実行の入力を受けた際に、前記二本の針棒のうち何れか一方のみを上位置に停止した状態で当該停止期間中は前記ミシンモータの動作を停止する制御を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、糸通しを行う側の針棒を選択する選択入力手段を備え、前記制御手段は、前記選択入力手段により選択された針棒とは逆側の針棒を上位置で停止させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、ボビンに糸を巻く糸巻き装置と、前記糸巻き装置による糸巻きの実行を入力する糸巻き入力手段と、を備え、前記制御手段は、糸巻きの実行の入力を受けた際に、前記二本の針棒を何れも上位置で停止することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、糸通しの実行の入力が行われると、制御手段によって針棒停止機構のアクチュエータが駆動され、ミシンモータから二本の針棒のうち何れか一方への動力の伝達が遮断状態に切換えられる。そして、該一方の針棒のみが上位置に停止される。また、当該停止期間中は、制御手段によりミシンモータの駆動が停止される。これにより、糸通しの際には二本の針棒を異なる高さで停止させることができる。従って、一方の針棒に支持された縫い針の針穴に糸を通す際に他方の針棒に支持された針によってその糸通しの動作が妨げられることがなく、各縫い針の糸穴への糸通しを容易に行うことができる。すなわち、糸通しの作業性を向上することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、選択入力手段から糸通しを行う側の針棒が選択されると、制御手段により、該選択された針棒とは逆側の針棒を上位置で停止する制御が実行される。つまり、選択入力手段から糸通しを行う一方の針棒が選択された際に、該選択された針棒が下方に、他方の針棒が上位置すなわち上方に配置されるように、異なる高さで停止させることができる。これにより、糸通しの作業性を向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、糸巻き入力手段から糸巻きの実行の入力が行われると、制御手段により、二本の針棒が何れも上位置で停止される。これにより、針棒を駆動することなく糸巻きを実行することができるため、二本針ミシンの操作性の向上が図られる。
(全体構成)
以下、図1〜10に基づき本発明の実施形態たる二本針ミシン1の構成について詳細に説明する。
二本針ミシン1は、縫製を行うための各構成を内部に格納保持する図示しないミシンフレームと、以下に説明する針棒駆動機構190の二本の縫い針116,116の上下動駆動源となるミシンモータ5と、図示しない針板の下方において上下動を行う各縫い針116,116に挿通された上糸を捕捉して下糸を絡げる釜機構或いはルーパ機構と、上糸にテンションを付与する糸調子機構と、縫い針115の上下動と同期して上糸の引き上げを行う天秤機構と、上糸又は下糸の切断を行う切断機構等の縫製に必要な一般的な各種の機構を備えている。なお、これらの機構は従来周知のものと同じであるため図示及び詳説しないものとする。
そして、本実施形態たる二本針ミシン1は、ミシンモータ5(図10参照)により二本の針棒115,115を個別に上下に駆動する針棒駆動機構190と、ミシンモータ5及び後述する針棒停止機構190sのアクチュエータであるソレノイド120,120に電流を供給するための電源回路140と、ミシン主軸である上軸101に連動してボビン157に糸を巻く糸巻き装置150と、二本針ミシン1に各種縫製動作の入力をするための操作パネル160と、ミシンモータ5及びソレノイド120,120の駆動を制御する制御手段としての制御部200とを備えている。なお、以下の説明において、垂直上下方向をZ軸方向、水平面に設置した状態における二本針ミシン1のアーム部の長手方向をY軸方向、図示しない針板の板面に平行であってY軸方向と直交する方向をX軸方向とする。また、X軸方向とY軸方向とZ軸方向とは互いに直交するものとする。
以下、各部を詳細に説明する。
(針棒駆動機構)
針棒駆動機構190は、二本針ミシン1の図示しないアーム部の先端である面部内に設けられており、二本の縫い針116,116をそれぞれ個別に保持する一対の針棒115,115を図5に示すように同時に、又は図6に示すように何れか一方を選択的に上下動させるものである。
かかる針棒駆動機構190は、ソレノイド120,120によりミシンモータ5から二本の針棒115,115への動力の伝達を個別に伝達状態と遮断状態とに選択的に切換える図1〜4に示す針棒停止機構190sと、二本の針棒115,115を個別に上下に駆動する図2〜4に示す針棒駆動リンク装置190tとを備えている。なお、この針棒駆動機構190は、二本針ミシンに適用したものであり、針棒駆動リンク装置190tと針棒停止機構190sとは何れも各縫い針116,116に対応して2組設けられている。本実施形態において、図1では2組の針棒停止機構190sを示しているが、図2〜4では説明の便宜のため針棒停止機構190sまたは針棒駆動リンク装置190tを1組だけ示している。
まず、図2および図3(a)に基づいて本実施形態の針棒駆動リンク装置190tの構成を説明する。この針棒駆動リンク装置190tは、図示しないミシンフレームにそれぞれ回転可能に支持された上軸101及び針棒駆動軸109と、ミシンフレームに固定された支持軸105とを有する。
上軸101には偏心カム102が固定されている。この偏心カム102に一端を軸着された揺動腕103は上軸101の運動に従い揺動される。支持軸105には、揺動体104がその中間部を揺動可能に支持されている。揺動体104は、その一端の第一連結点104aで揺動腕103の他端と回動可能に連結され、その他端の第二連結点104bで第一連結腕106の一端と回動可能に連結されている。この第一連結腕106は、支持軸105から第二連結点104bまでの距離に等しい長さを有している。
第一連結腕106の他端の第三連結点111には第二連結腕107の一端が回動可能に連結されている。第二連結腕107の他端の第四連結点107aには第一ロッド108の一端が回転可能に設けられている。第一ロッド108の他端は針棒駆動軸109に固定されている。この針棒駆動軸109には、針棒駆動腕114の一端が固定されており、針棒駆動腕114の他端には針棒115が連結されている。針棒115の下端には縫い針116が着脱自在に装備されていて、針棒駆動軸109の回動に伴い針棒駆動腕114が揺動されることにより、針棒115及び縫い針116が上下動するようになっている。なお、各縫い針116,116の下端近傍には、当該二本の縫い針116,116の並び方向すなわちY軸方向に沿って縫い糸を通す糸穴がそれぞれ設けられている。
第二連結腕107には第三連結点111および第四連結点107aの中間に第五連結点113が設けられており、この第五連結点113には第二ロッド112の一端が回動可能に連結されている。第二ロッド112の他端は後述する針棒停止機構190sの作用揺動体110の第六連結点110bに回動可能に連結されている。
次に図3、4に基づき、上記構成を有する針棒駆動リンク装置190tの動作を説明する。図3に示すように、作用揺動体110の作用で第三連結点111が支持軸105の軸線から外れた位置に移動された状態では、上軸101の回転運動が針棒駆動軸109の揺動運動に変換されることにより、針棒115が上下動される。図3(a)は針棒115が下死点に位置する際の針棒駆動リンク装置190tの状態であるが、この状態から上軸101が回転すると、上軸101に固定されている偏心カム102が回転して揺動腕103が揺動される。すると揺動体104は支持軸105を中心に揺動運動を行い、第一連結腕106及び第二連結腕107を介して第一ロッド108が揺動される。その結果、針棒駆動軸109が揺動されて針棒115が上下動を行う。図3(b)は針棒115が上死点に移動したときの針棒駆動リンク装置190tの状態である。
針棒上下動位置から針棒停止位置に切換えるためには、ソレノイド120を収縮することにより作用揺動体110を第二支持軸110aの回りに回転させて図4に示すようにその下端を図の反時計回り方向に移動し、第二ロッド112および第二連結腕107を揺動させて、第三連結点111を前記支持軸105の軸線上に一致する位置に移動させる。この状態では、第一連結腕106は第三連結点111の回りに往復運動を行うのみである。従って第二連結腕107、第一ロッド108、針棒駆動軸109にはミシンモータ5からの動力が伝達されない遮断状態となるため針棒115は停止したままの状態である。
図4(a)及び図4(b)は上軸101がそれぞれ図3(a)および図3(b)と同じ回転位置にあるときの針棒駆動リンク装置190tの状態である。これらの図から明らかなように、上軸101、偏心カム102、揺動腕103、揺動体104及び第一連結腕106は、揺動によりその位置が変化する一方、第二連結腕107、第一ロッド108及び針棒駆動軸109は、その位置が不変である。従って、針棒115は停止している。
なお、ソレノイド120の駆動による針棒115の上下動のONとOFFとの切換え、すなわち該ソレノイド120を伸縮することによる針棒駆動機構190の伝達状態と遮断状態との切換えは、機構的には針棒115の上下動における何れのタイミングでも行うことが可能であるが、本実施形態では、後述する制御部200により、ソレノイド120を収縮して針棒駆動機構190を遮断状態とすることで針棒115を停止した際には、針棒115が上死点に位置するように構成されている。
次に図1〜3を参照して本実施形態の針棒停止機構190sの構成を説明する。この針棒停止機構190sは、図示しないミシンフレームにそれぞれ固定された第二支持軸110aおよび該第二支持軸110aに支持された作用揺動体110と、バネガイド軸127を有する反転機構としてのバネ機構130とを備えている。ここで、バネガイド軸127は、第二支持軸110aから所定の距離離間されると共に該第二支持軸110aとほぼ平行に配されている。
第二支持軸110aには三股状の作用揺動体110のほぼ中央部が回動可能に支持されている。この作用揺動体110は3つの端部を有し、第一端部(下端)の第六連結点110bは針棒駆動リンク装置190tの第二ロッド112(図2〜4)の他端に回動可能に連結され、第二端部(左端)には凹部が形成され、この凹部に第七連結点110cが係合されている。この第七連結点110cは複動式のソレノイド120に回動可能に連結され、第三端部(右端)の第八連結点110dにはバネ機構130の一端が回動可能に連結されている。図示しないミシンフレームには第一ストッパ121および第二ストッパ122が固定されている。これら第一ストッパ121及び第二ストッパ122は、作用揺動体110の揺動量を規制するための規制部材であり、該作用揺動体110の揺動方向の前後にそれぞれ設けられている。
なお、本実施形態においては、作用揺動体110はその揺動により第五連結点113を介して間接的に針棒駆動リンク装置190tの第三連結点111に作用するが、直接的に第三連結点111に作用する構成としてもよい。また、第二支持軸110a、作用揺動体110、第一ストッパ121及び第二ストッパ122は、針棒駆動装置の第三連結点111を針棒停止位置と針棒上下動位置とに移動するための移動手段を構成している。
バネ機構130は、両端のバネガイド131,132と、一方のバネガイド131に固定された棒状体133及び図示しないバネ受け部と、他方のバネガイド132に固定された筒状体135と、両バネガイド131,132の間に配される圧縮バネ136から構成されている。棒状体133は、筒状体135よりも短く、バネガイド132とバネ受け部との間に圧縮バネ136を配置した状態で筒状体135の内部に挿入されている。
このバネ機構130は、一端のバネガイド131を第八連結点110dに、他端のバネガイド132をバネガイド軸127にそれぞれ回動可能に連結され、その揺動面(および反転移動の方向)は作用揺動体110の揺動面と平行である。
ソレノイド120は、後述する制御部200からの制御信号により出力軸が伸縮されることで、作用揺動体110を第二支持軸110aの回りに回転させ、針棒駆動リンク装置190tの第三連結点111(図2参照)を支持軸105の軸線上の針棒停止位置(遮断状態)と、この軸線から外れた針棒上下動位置(伝達状態)とに移動する。
つまり、ソレノイド120が伸長位置にあるときは、図3に示すように、作用揺動体110は支持軸110aを中心に時計回り方向に回動されていて、第八連結点110dは第二支持軸110aとバネガイド軸127とを結ぶ直線Lの下方に位置している。このため、作用揺動体110の第八連結点110dが圧縮バネ136から受ける押圧力の、第二支持軸110aと第八連結点110dを結ぶ直線に対して垂直方向の分力により、作用揺動体110は時計回り方向の力を受けている。この時、作用揺動体110は第一ストッパ121に当接して圧縮バネ136の力によりその位置が保持される。この位置が針棒上下動位置である。なお、上記の分力の向きは作用揺動体110が針棒上下動位置に揺動する際の揺動方向であり、図においては時計回り方向である。
針棒上下動位置から針棒停止位置に切換えるために、ソレノイド120を作動させて復動させると、ソレノイド120の作用により作用揺動体110が圧縮バネ136からの分力に抗して反時計回り方向(針棒停止位置に揺動する際の揺動方向)に回動する。第八連結点110dが上昇して直線L上に位置する瞬間は、作用揺動体110の揺動運動の中間点であり、作用揺動体110とバネ機構130との関係で死点に相当する。この瞬間においては、作用揺動体110の第八連結点110dが圧縮バネ136から受ける押圧力の揺動方向の分力は零となるので、ソレノイド120が受ける圧縮バネ136からの対向力が消滅する。
そして、次の瞬間には作用揺動体110が更に反時計回り方向に移動し、第八連結点110dは直線Lの上方に移動している。したがって、死点を通過した前後で作用揺動体110の第八連結点110dが圧縮バネ136から受ける押圧力の、第二支持軸110aと第八連結点110dを結ぶ直線に対して垂直方向の分力の向きが反転する。すなわち作用揺動体110は反時計回り方向の力(作用揺動体110の揺動方向の力)を受ける。この分力は、作用揺動体110が上記死点から遠ざかる方向に移動するに従って増大する。この結果、作用揺動体110は第二ストッパ122に当接するまで回動し、図4に示す状態に至り、圧縮バネ136の力によりその位置が保持される。この位置が針棒停止位置である。
次に、この針棒停止位置から針棒上下動位置に切換えるためソレノイド120を作動させると、ソレノイド120の作用により作用揺動体110が圧縮バネ136からの分力に抗して時計回り方向に回動して第八連結点110dが直線L上に至る。この瞬間においては、前記分力は零となり、ソレノイド120が受ける圧縮バネ136からの対向力が消滅する。そして、次の瞬間には作用揺動体110が更に時計回り方向に移動し、第八連結点110dは直線Lの下方に移動している。したがって、作用揺動体110の第八連結点110dが圧縮バネ136から受ける押圧力の向きが反転し、作用揺動体110は時計回り方向の力(作用揺動体110の揺動方向の力)を受ける。この分力は、作用揺動体110が上記死点から遠ざかる方向に移動するに従って増大する。この結果、作用揺動体110は第一ストッパ121に当接するまで回動し、図3に示す状態に至り、圧縮バネ136の力によりその位置が保持される。
(糸巻き装置)
糸巻き装置150は、図7に示すように、図示しないアーム部の上面に配置された略円形の土台151と、該土台151上に設けられボビン157を水平面内で回転可能に載置する円盤状のボビン受け台152と、該ボビン受け台152及びアーム部上面をZ軸方向に貫通する糸巻き軸153と、土台151をZ軸方向に貫通するレバー軸154の上端に基端部が固定され、該レバー軸154を中心に回動することで糸押さえ155をボビン受け台152に載置されたボビン157の糸巻き部に当接させる糸巻きレバー156とを備えた周知の構成を採っている。
糸巻き軸153は、その一端がアーム部内に延出されており、該一端に固定された図示しない糸巻き車を介して上軸101から回転力が付与されることで回転可能となっている。
レバー軸154の下端には勾玉状のカム部材が設けられており、糸巻きレバー156を操作することでレバー軸154が回転されると、糸巻き軸153に固定されている図示しない糸巻き車が上軸101の回転輪に対して離接移動を行う。
そして、ボビン受け台152にボビン157が装備され、該ボビン157の糸巻き部に糸巻きレバー156が当接されるまでレバー軸154が回動されると、レバー軸154、カム部材を介して糸巻き軸153の下端に固定された糸巻き車が上軸101の回転輪に当接される。これにより、該糸巻き車及び糸巻き軸153を介してボビン157が回転し、糸巻きが実行されるようになっている。
そして、本実施形態における糸巻き装置150は、ボビン受け台152の内部にボビン検出センサ159を備えている。このボビン検出センサ159は、ボビン受け台152上にボビン157が載置されているか否か、その有無を検出する。かかるボビン検出センサ159は、図8(a)に示すように、ボビン受け台152の内部であって、該ボビン受け台152にボビン157が載置された際にその下方に位置するように配設されている。
ボビン検出センサ159から鉛直上方となるボビン受け台152の上面には開口部152aが形成されている。つまり、ボビン受け台152にボビン157が載置されると、該ボビン検出センサ159から後述する制御部200に検出信号が出力されるようになっている。なお、本実施形態では、かかるボビン検出センサ159として発光部と受光部とを有するフォトセンサが採用されている。
(操作パネル)
操作パネル160は、図示しないミシンフレームの上方に配置されている。この操作パネル160には、図9に示すように、作業者から見て右側(図5及び図6における右側)の針棒115を上位置で停止させる右針棒停止ボタン161と、同左側の針棒115を上位置で停止させる左針棒停止ボタン162と、両方の針棒115,115を上位置で停止させる両針棒停止ボタン163と、右側の縫い針棒116に糸を通す際の右糸通しボタン164と、左側の縫い針116に糸を通す際の左糸通しボタン165と、糸巻き装置150によりボビン157に糸を巻きつけるための糸巻きボタン166とが設けられている。
上記右糸通しボタン164及び左糸通しボタン165は、本実施形態において糸通しを行う側の針棒を選択する選択入力手段として機能する。また、糸巻きボタン166は、糸巻き装置150による糸巻きの実行を入力する本実施形態の糸巻き入力手段として機能する。そして、各ボタン161〜166のうち何れか一つのボタンが押下されると、当該ボタンが押下されたことに基づく出力信号が後述する制御部200に入力され、該制御部200により後述する各種制御が実行される。
(二本針ミシンの制御系)
次に、図10に基づき本実施形態たる二本針ミシン1の制御系の構成について詳しく説明する。
図10は二本針ミシン1の制御部200の構成を示す制御ブロック図である。図10に示すように、制御部200には、ミシンモータ5やソレノイド120等の駆動源と、ボビン検出センサ159等のセンサや操作パネル160などが接続されている。なお、図10は本発明に必要な構成のみ示したもので、制御部200は、その他の駆動源、センサ等も有する。
かかる制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203に加えて、入出力インターフェース(I/Oインターフェース)205等から構成されている。
ROM202は、二本針ミシン1における各種動作のための制御プログラムや制御データを記憶している。RAM203は、針落ちデータを含む縫製データ、各種検出データ、演算結果などを記憶するワークエリアとして機能する。
CPU201は、ROM202中の制御プログラムや制御データに従って、RAM203をワークエリアすなわち作業領域としながら、各種センサからの信号を基に、ミシンモータ5などの各駆動源を駆動し、糸巻取り処理を含む一連の縫製動作を制御するとともに、操作パネル160の表示制御なども行う。
そして、制御部200は、右針棒停止ボタン161が押下されると、ソレノイド120(B)を駆動することで作用揺動体110を針棒停止位置に移動させて一方の針駆動機構190を遮断状態とし、右側の針棒115を上位置で停止すると共に、ミシンモータ5を駆動することで左側の針棒115のみを上下に駆動して片針縫製を行う制御を実行する。
同様に、左針棒停止ボタン162が押下されると、制御部200は、ソレノイド120(A)を駆動することで作用揺動体110を針棒停止位置に移動させて他方の針駆動機構190を遮断状態とし、左側の針棒115を上位置で停止すると共に、ミシンモータ5を駆動することで右側の針棒115のみを上下に駆動して片針縫製を行う制御を実行する。
また、制御部200は、操作パネル160の両針停止ボタン163が押下されると、ソレノイド120(A),120(B)を何れも停止させて両針棒115,115を上位置で停止する制御を実行する。
さらに、本実施形態における制御部200は、糸通しの実行の入力を受けた際に、二本の針棒115,115のうち何れか一方の針棒115のみを上位置に停止した状態で当該停止期間中はミシンモータ5の動作を制止する制御を行う。また、制御部200は、選択入力手段により選択された針棒とは逆側の針棒を上位置で停止させる制御を実行する。
具体的に、制御部200は、操作パネル160の右糸通しボタン164(選択入力手段)が押下されることで糸通しの実行の入力を受けると、選択された針棒(右側の針棒)とは逆側である左側の針棒115のみを上位置に停止させた後、主電源をOFFとしてミシンモータ5を停止することで右側の針棒115を前記上位置よりも低い高さに停止する制御を実行する。また、制御部200は、操作パネル160の左糸通しボタン165(選択入力手段)が押下されることで糸通しの実行の入力を受けると、選択された針棒(左側の針棒)とは逆側である右側の針棒115を上位置に停止させた後、主電源をOFFとしてミシンモータ5を停止することで左側の針棒115を前記上位置よりも低い高さに停止する制御を実行する。
本実施形態では、糸通しボタン164,165のうち何れか一方が押下されて一方の針棒115が上位置で停止すると、他方の針棒115は、その下端に支持された縫い針116の先端が図示しない針板と前記上位置との間の高さで停止するようになっている。つまり、制御部200は、右糸通しボタン164又は左糸通しボタン165が押下されると、一方ではソレノイド120を駆動することで作用揺動体110を針棒停止位置に配置してミシンモータ5から針棒115への動力の伝達を遮断状態とし、糸通しを行わない側の針棒115(選択された針棒とは逆側の針棒)を上位置で停止する制御を実行する。他方、制御部200は、糸通しを行う側の針棒115を、その下端に支持された縫い針116の先端が前記一方の針棒115に支持された縫い針116の先端よりも下方であって、且つ、当該縫い針116の先端が少なくとも図示しない針板よりも上方となる高さに停止する制御を実行する。
さらにまた、制御部200は、糸巻きの実行の入力を受けた際に、二本の針棒115,115を何れも上位置で停止する制御を行う。
具体的に、制御部200は、糸巻きボタン166の押下に基づく操作パネル160からの出力信号とボビン検出センサ159からの出力信号とが何れも検出されたことを糸巻きの実行の入力として、当該入力を受けた際には両方の針棒115,115を上位置で停止させると共に、当該停止後においてもミシンモータ5を駆動することで糸巻きを実行する制御を行う。
(実施形態の動作説明)
次に、図11に示すフローチャートに基づき上記構成を備える二本針ミシン1の動作説明を行う。
まず、縫製が開始されると、CPU201は、操作パネル160から右針棒停止ボタン161が押下された旨の出力信号が検出されたか否かの判断を行う(ステップS1)。右針棒停止ボタン161が押下された場合(ステップS1;Yes)、CPU201は、ソレノイド120(B)を収縮する方向に駆動して針棒駆動機構190を遮断状態とし(ステップS2)、右側の針棒115を上位置で停止(右針棒上停止)させる(ステップS3)。そして、左側の針棒115のみを上下に駆動して縫製を行う制御を実行する(ステップS4)。つまり、右側の針棒115が停止した後にもミシンモータ5が駆動され上軸101の回転が継続されることで、左側の縫い針116により縫製が行われる。ステップS1において、右針棒停止ボタン161が押下された旨の出力信号が検出されない場合(ステップS1;No)、CPU201は、操作パネル160から左針棒停止ボタン162の押下に基づく出力信号が検出されたか否かの判断を行う(ステップS5)。
そして、左針棒停止ボタン162が押下された場合(ステップS5;Yes)、CPU201は、ソレノイド120(A)を収縮する方向に駆動して(ステップS6)左側の針棒115を上位置で停止(左針棒上停止)する制御を実行する(ステップS7)。この場合も、CPU201によりミシンモータ5の駆動は継続され、右側の針棒115のみを上下に駆動して縫製が行われる(ステップS4)。ステップS5において、左針棒停止ボタン162が押下された旨の出力信号が検出されない場合(ステップS5;No)、CPU201は、操作パネル160から両針棒停止ボタン163の押下に基づく出力信号が検出されたか否かの判断を行う(ステップS8)。
両針棒停止ボタン163が押下された場合(ステップS8;Yes)、CPU201は、両方のソレノイド120(A),120(B)を収縮する方向に駆動して(ステップS9)二本の針棒115,115を何れも上位置で停止(両針棒上停止)する制御を実行する(ステップS10)。
両針棒停止ボタン163の押下に基づく出力信号が検出されない場合(ステップS8;No)、CPU201は、糸巻きボタン166の押下に基づく出力信号が検出されたか否かの判断を行う(ステップS11)。
糸巻きボタン166が押下された場合(ステップS11;Yes)、CPU201は、両方のソレノイド120,120を収縮する方向に駆動して(ステップS12)二本の針棒115,115何れも上位置で停止(両針棒上停止)した後(ステップS13)、ボビン検出センサ159からボビン受け台152にボビン157が載置された旨の出力信号が検出されたか否かの判断を行う(ステップS14)。そして、CPU201は、ボビン157が載置された旨の出力信号が検出されない場合(ステップS14;No)は検出されるまで繰り返し判断を行い、ボビン157が載置された旨の出力信号が検出された場合(ステップS14;Yes)は、ミシンモータ5の駆動を継続し(ステップS15)、糸巻きが完了すると(ステップS16)処理を終了する。
ステップS11において、糸巻きボタン166が押下された旨の出力信号が検出されない場合(ステップS11;No)、CPU201は、右糸通しボタン164が押下されたか否かの判断を行う(ステップS17)。右糸通しボタン164が押下された場合(ステップS17;Yes)、CPU201は、左側のソレノイド120(A)を収縮する方向に駆動して(ステップS18)選択された針棒(右側の針棒)とは逆側である左側の針棒115を上位置に停止(左針棒上停止)させ(ステップS19)、右側の針棒115を、その下端に支持された縫い針116の先端が上位置よりも下方であって、かつ、針板よりも上方となる位置で停止(ステップS20)した後主電源をOFFとして(ステップS21)処理を終了する。
ステップS17において、右糸通しボタン164の押下に基づく出力信号が検出されない場合(ステップS17;No)、CPU201は、左糸通しボタン165の押下に基づく出力信号が検出されたか否かの判断を行う(ステップS22)。そして、左糸通しボタン165が押下された場合(ステップS22;Yes)、CPU201は、右側のソレノイド120(B)を収縮する方向に駆動して(ステップS23)選択された針棒(左側の針棒)とは逆側である右側の針棒を上位置に停止(左針棒上停止)させ(ステップS24)、左側の針棒115を、その下端に支持された縫い針116の先端が上位置よりも下方であって、かつ、針板よりも上方となる位置で停止(ステップS25)した後主電源をOFFとして(ステップS21)処理を終了する。ステップS22において、左糸通しボタン165の押下に基づく出力信号が検出されない場合(ステップS22;No)、CPU201は、ステップS1に移行して上述の処理を繰り返し続行する。
なお、本実施形態では、ステップS21において主電源がOFFとされた後、再度糸通しボタン164又は165が押下された際には主電源がONとなる。
(実施形態の効果)
以上のように、本実施形態たる二本針ミシン1によれば、制御部200により、右糸通しボタン164又は左糸通しボタン165が押下されると、二本の針棒115,115のうち、上記糸通しボタン164又は165により選択された針棒115とは逆側の一方の針棒115のみを上位置に停止すると共に、他方の針棒115を前記上位置よりも下方であって針板よりも上方に配置された状態で主電源をOFFとして停止させることができる。つまり、糸通しの際には二本の針棒115,115を異なる高さで停止させることができる。従って、一方の針棒115に支持された縫い針116の針穴に糸を通す際に他方の針棒115に支持された縫い針116によってその糸通しの動作が妨げられることがなく、各縫い針116,116の糸穴への糸通しを容易に行うことができる。また、かかる糸通しの際には何れの針棒115、115も停止しており、且つ、主電源がOFFとされるため、糸通しの際に針棒115,115が駆動されることがないため、糸通しの作業性を向上することができる。
また、糸巻き入力手段である糸巻きボタン166が押下されると、制御部200により、二本の針棒115,115を何れも上位置で停止させることができる。これにより、何れの針棒115,115も駆動することなく糸巻きを実行することができるため、二本針ミシン1の操作性の向上が図られる。
(その他)
なお、本実施形態では糸通しの作業性を考慮して、制御部200は、右糸通しボタン164又は左糸通しボタン165のうち何れか一方の糸通しボタンが押下された際に、当該糸通しボタンにより選択された針棒と逆側の針棒を、その下端において支持する縫い針116の先端が上位置よりも下方であって、かつ、針板よりも上方となる高さで停止するようにしたが、各針棒115,115を個別に任意の高さで停止することも可能である。
本実施形態たる二本針ミシンにおける針棒停止機構の構造を示す概略斜視図である。 本実施形態における針棒駆動機構の構成を示す斜視図である。 本実施形態における針棒駆動機構のリンク構成(伝達状態)を示す概略図である。 本実施形態における針棒駆動機構のリンク構成(遮断状態)を示す概略図である。 本実施形態における二本の針棒を示す概略斜視図である。 本実施形態における二本の針棒(片針停止時)を示す概略斜視図である。 本実施形態における糸巻き装置の構成を示す平面図である。 本実施形態における糸巻き装置の構成を示す説明図である。 本実施形態における操作パネルを示す概略図である。 本実施形態における制御部の構成を示すブロック図である。 本実施形態たる二本針ミシンの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 二本針ミシン(ミシン)
5 ミシンモータ
101 上軸(ミシン主軸)
102 偏心カム
103 揺動腕
105 支持軸
104 揺動体
104a 第一連結点
104b 第二連結点
106 第一連結腕
107a 第四連結点
108 第一ロッド
109 針棒駆動軸
110 作用揺動体
110a 支持軸
110b 第六連結点
110c 第七連結点
110d 第八連結点
111 第三連結点
113 第五連結点
115 針棒
116 縫い針
120 ソレノイド
121 第一ストッパ(規制部材)
122 第二ストッパ(規制部材)
130 バネ機構(反転機構)
140 電源回路
150 糸巻き装置
155 ボビン
159 ボビン検出センサ
160 操作パネル(選択入力手段、糸巻き入力手段)
161 右針棒停止ボタン
162 左針棒停止ボタン
163 両針棒停止ボタン
164 右糸通しボタン(選択入力手段)
165 左糸通しボタン(選択入力手段)
166 糸巻きボタン(糸巻き入力手段)
190 針棒駆動機構
190s 針棒停止機構
190t 針棒駆動リンク装置
200 制御部(制御手段)
201 CPU
202 ROM
203 RAM

Claims (3)

  1. アクチュエータによりミシンモータから二本の針棒への動力の伝達を個別に伝達状態と遮断状態とに選択的に切換える針棒停止機構と前記二本の針棒を個別に上下に駆動する針棒駆動リンク装置とを有する針棒駆動機構と、
    前記ミシンモータ及び前記アクチュエータの駆動を制御する制御手段と、を備えた二本針ミシンにおいて、
    前記制御手段は、糸通しの実行の入力を受けた際に、前記二本の針棒のうち何れか一方のみを上位置に停止した状態で当該停止期間中は前記ミシンモータの動作を停止する制御を行うことを特徴とする二本針ミシン。
  2. 糸通しを行う側の針棒を選択する選択入力手段を備え、
    前記制御手段は、前記選択入力手段により選択された針棒とは逆側の針棒を上位置で停止させることを特徴とする請求項1記載の二本針ミシン。
  3. ボビンに糸を巻く糸巻き装置と、
    前記糸巻き装置による糸巻きの実行を入力する糸巻き入力手段と、を備え、
    前記制御手段は、糸巻きの実行の入力を受けた際に、前記二本の針棒を何れも上位置で停止することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の二本針ミシン。
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