JP2008167772A - 収容カバー付き医療機器及びそれを用いた医療システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の係る収容カバー付き内視鏡2は、医療機器本体である機器収納部2Aと、機器収納部2Aの少なくとも一部を被覆するとともに、表裏面20A、20Bを有する被覆体であって、機器収納部2Aの少なくとも一部を閉塞状態にするように設けられた閉塞部20bを有する収容カバー20とを具備し、前記収容カバー20は、前記閉塞部20bを介して折り返し可能に構成されている。
【選択図】 図3
Description
この提案では、外科手術システムのマニピュレータアッセンブリの少なくともマニピュレーターアームを覆う収容カバーである無菌ドレープと、マニピュレータアームとディスポーザブルも可能な外科手術機器とを連結させて、少なくとも2次の運動を伝達するためのアダプタとを有し、このアダプタが前記無菌ドレープを通って伸びるように構成することで、外科手術部位からのマニピュレータアッセンブリを効果的に遮断するとともに、非滅菌での外科手術を最適に行える遠隔ロボット支援外科手術システムに関する技術が開示されている。
(実施例1)
図1から図8は本発明の実施例1に係り、図1は実施例1に係る収容カバー付き医療機器を有する医療システム全体の構成を示す構成図、図2は図1の医療システムの電気的な構成を示すブロック図、図3は収容カバー付き内視鏡とこれに接続する接続機器との概略構成を説明するための構成図、図4は収容カバー付き内視鏡と接続機器とを接続して収容カバーを裏返しにして使用する状態を示す説明図、図5は図3に示す収容カバーと機器収納部との接続構成を説明するための一部破断した断面図、図6は収容カバー付き内視鏡の機器収納部に設けられた第1接続部の構成を説明するための背面図、図7は接続機器の接続機器本体に設けられた第2接続部の構成を説明するための正面図、図8は収容カバーの先端部に設けられた開封可能な第2の閉塞部の構成を説明するための一部破断した断面図である。
また、収容カバーによって予め滅菌状態が確保されている医療機器としては、例えば前記したようにディスポーザブル内視鏡等である。さらに、前記したように、清潔領域を患者領域として、非清潔領域を術者領域として説明する。
尚、前記手術システム1が配置された手術室には、患者11が横たわる手術台12が設けられている。
図3に示すように、収容カバー付き内視鏡2は、上記したように、挿入部2Bと、この挿入部2Bが収容される医療機器本体を構成する機器収納部2Aと、この機器収納部2Aに設けられた無菌ドレープである収容カバー20とを有し、前記機器収納部2Aが前記接続機器22に着脱可能に構成されている。
尚、収容カバー20の材質は、例えばポリエチレン等のガンマ線滅菌処理に耐性のある材質が用いられており、また、弾性体、又は樹脂等を用いて透明度が得られるように構成することが望ましい。
但し、固定手段26は、手術終了後に、容易に取り外せ、さらに、ディスポーザブルである収容カバー付き内視鏡2を廃棄する場合に、閉塞部20bを介して再度折り返して挿入部2Bの先端部を含む機器収納部2Aの一部を被った後に、再度開口部を容易に塞ぐことができるような固定部材であることが望ましい。
また、この場合、閉塞部20bを介して露出する機器収納部2Aの部分は、術者領域L1に配される把持部2A1として構成され、露出されるようになっている。
図3に示すように、機器収納部2A内には、前記したように細長の挿入部2Bが、機器収納部2Aの先端部から進退可能に例えば円弧状に収容されている。また、機器収納部2Aの基端部には、前記接続機器22に接続するための第1接続部21が設けられている。
このような構成の内視鏡システム3では、使用時に、術者は、機器収納部2Aの把持部2A1を、図3に示す矢印A方向から接続機器本体22Aの嵌合孔22Cに嵌合し、把持部2A1の第1接続部21が接続機器本体22Aの第2接続部23とが完全に接続されるまで押し込むことにより、収容カバー付き内視鏡2と接続機器22とが接続される。
こうして、内視鏡システム3の準備作業を完了する。
そして、手術終了後には、術者は、接続機器本体22Aの把持部22Bに固定されている固定手段26を外し、折り返された裏面2Bが患者の体液等で非清潔領域となった収容カバー20を、再び、閉塞部20bを介して折り返し、開口部を、固定手段26等で塞ぐように固定する。
図9は実施例1の閉塞部の変形例1を示す構成を説明するための一部破断した断面図である。図9に示すように、実施例1の閉塞部20bは、例えば接着剤27を用いて密着固定した収容カバー20の表面2Aの基端部分に糸縛り部28を設けて、さらに閉塞状態を高め、且つ固定状態を強固となるように構成しても良い。
図10は実施例1の閉塞部の変形例2を示す構成を説明するための一部破断した断面図である。図10に示すように、実施例1の閉塞部20bは、例えば固定部材30を用いて収容カバー20の開口部を機器収納部の外周状に固定するように構成しても良い。
尚、突起部29及び嵌合溝の形状を、例えばさらに凸凹形状部を設けるように適宜変形させて構成すれば、収容カバー20の機器収納部2Aへの固定状態を強固にすると同時に、閉塞部20bによる閉塞状態をより高めるのに有効である。
図11は実施例1の閉塞部の変形例2を示す構成を説明するための一部破断した断面図である。図11に示すように、実施例1の閉塞部20bは、図10に示す変形例2を改良したものである。
尚、この固定部材30の材質としては、変形例2と同様に弾性特性のある材質を用いて構成することが望ましい。また、固定部材31の突起部B及び凹部32の形状を、例えば断面形状がテーパー形状となるように構成すれば、収容カバー20の機器収納部2Aへの固定状態を強固にすると同時に、閉塞部20bによる閉塞状態をより高めるのに有効である。
図13及び図14は本発明の実施例2に係り、図13は実施例2に係る収容カバー付き医療機器を収容した滅菌パックの断面図、図14は図13に収容カバー付き医療機器の使用時における収容カバーの装着状態を説明するための説明図である。尚、図13及び図14は、実施例1の収容カバー付き入り用機器と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
このような構成の収容カバー付きシリンジ40を使用する場合、術者は、図13に示すように、滅菌状態が確保されている滅菌パック41の閉塞部41aを開封することにより滅菌パック41の開口部を開口させ、収容カバー付きシリンジ40を取り出す。
そして、手術終了後には、術者は、折り返された裏面2Bが患者の体液等で非清潔領域となった収容カバー20を、再び、閉塞部20bを介して折り返し、開口部を、腕部50等で塞ぐようにして持ち運びながら、この収容カバー付きシリンジ40を収容カバー20と共に、廃棄する。
2…収容カバー付き内視鏡、
2A…機器収納部、
2B…挿入部、
2A1…把持部、
2A…表面、
2B…裏面、
3…内視鏡システム、
4…ビデオプロセッサ、
5…コントローラ、
6…ポンプ、
7…モニタ、
8…カート、
9…アーム、
13…送水タンク、
14…接続チューブ、
15…接続コード、
20a…第2の閉塞部、
20b…閉塞部、
20…収容カバー、
21…第1接続部、
21a…送気用接続コネクタ、
21b…送水用接続コネクタ、
21c…吸引用接続コネクタ、
21d…信号ケーブル接続用コネクタ、
22…接続機器、
22A…接続機器本体、
22B…把持部、
22C…嵌合孔、
22a…送気用チューブ、
22b…送水用チューブ、
22c…吸引用チューブ、
22d…信号ケーブル、
23…第2接続部、
23a…送気用接続コネクタ、
23b…送水用接続コネクタ、
23c…吸引用接続コネクタ、
23d…信号ケーブル接続用コネクタ、
24a…送気用チューブ、
24b…送水用チューブ、
24c…吸引用チューブ、
24d…信号ケーブル、
26…固定手段、
27…接着剤、
40…収容カバー付きシリンジ、
40A…シリンジ本体、
41a…閉塞部、
41…滅菌パック、
50…椀部、
K1…患者領域、
L1…術者領域。
Claims (8)
- 医療機器本体と、
前記医療機器本体の少なくとも一部を被覆するとともに、表裏面を有する被覆体であって、前記医療機器本体の少なくとも一部を閉塞状態にするように設けられた閉塞部を有する収容カバーと、
を具備し、
前記収容カバーは、前記閉塞部を介して折り返し可能に構成したことを特徴とする収容カバー付き医療機器。 - 前記医療機器本体は、患者に接触可能な患者領域と、この患者領域以外に配置され術者が接触可能な術者領域とを有し、
前記収容カバーの前記閉塞部は、前記医療機器本体の前記患者領域と前記術者領域との境界部分に配置したことを特徴とする請求項1に記載の収容カバー付き医療機器。 - 前記収容カバーは、袋状に形成された表裏面を有する被覆体であって、前記被覆体の前記閉塞部とは逆側の先端部分に、開閉可能に設けられた開口部を形成する第2の閉塞部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の収容カバー付き医療機器。
- 前記収容カバーの前記閉塞部は、少なくとも、前記医療機器本体が他の医療機器本体と接続するための接続部に配置したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1に記載の収容カバー付き医療機器。
- 前記収容カバーの前記閉塞部は、少なくとも前記接続部を境にして前記医療機器本体の少なくとも一部を閉塞状態にするように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の収容カバー付き医療機器。
- 前記医療機器本体は、前記術者領域であり、前記医療機器本体が他の医療機器本体と接続するための接続部を有する把持部を有し、
前記収容カバーの前記閉塞部は、少なくとも前記接続部を境にして前記医療機器本体の少なくとも一部を閉塞状態にするように前記把持部の外周上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の収容カバー付き医療機器。 - 前記医療機器本体は、ディスポーザブルタイプの内視鏡であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の収容カバー付き医療機器。
- 医療機器本体と、
前記医療機器本体の少なくとも一部を被覆するとともに、表裏面を有する被覆体であって、前記医療機器本体の少なくとも一部を閉塞状態にするように設けられた閉塞部を有する収容カバーと、を具備し、
前記収容カバーが前記閉塞部を介して折り返し可能に構成された収容カバー付き医療機器と、
前記収容カバー付き医療機器の前記医療機器本体に着脱可能に設けられた第2の医療機器本体を有する医療機器と、
を具備したことを特徴とする医療システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000776A JP2008167772A (ja) | 2007-01-05 | 2007-01-05 | 収容カバー付き医療機器及びそれを用いた医療システム |
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JP2008167772A5 JP2008167772A5 (ja) | 2010-01-21 |
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Family Applications (1)
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JP2007000776A Pending JP2008167772A (ja) | 2007-01-05 | 2007-01-05 | 収容カバー付き医療機器及びそれを用いた医療システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018030331A1 (ja) * | 2016-08-12 | 2018-02-15 | 川崎重工業株式会社 | アイソレータシステム |
JP2021106900A (ja) * | 2015-09-10 | 2021-07-29 | エクシタス エーエス | 感染性因子の拡散を回避するための、ならびに、医療用アスピレーターの電気的安全および吸引性能を改善するための、構成体および方法 |
Citations (3)
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-
2007
- 2007-01-05 JP JP2007000776A patent/JP2008167772A/ja active Pending
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