JP2008167423A - 出力装置、出力方法、及びプログラム - Google Patents

出力装置、出力方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】不審者の素早い行動が異常行動であるか否かが観察者にとって分かりやすい形で動画を出力することができる出力装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係る出力装置は、動画を取得する動画取得部と、動画取得部が取得した動画を出力する出力部と、動画から抽出されるべきオブジェクトの条件を格納する条件格納部と、動画取得部が取得した動画から条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、動画取得部が取得した動画が再生されるときの再生状態を制御して出力部に出力させる出力制御部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、出力装置、出力方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、画像を出力する出力装置、出力方法、並びに出力装置用のプログラムに関する。
動画圧縮部において検出された動きベクトルが所定値未満の期間には、撮像部に供給される同期信号の周期を比較的長くすることで撮像部による撮像のフレームレートを低下させ、動きベクトルが所定値以上の期間には、同期信号の周期を比較的短くすることで撮像のフレームレートを高くする撮影装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−200989号公報
上記特許文献1に記載の撮影装置は、動きが検出されていない間は低フレームレートで撮像し、得られた画像から所定値以上の動きが検出されると、撮像のフレームレートを高くする。このため、この撮影装置によると不審者の動きを高い時間解像度で記録することができる。しかしながら、不審者が非常に素早く行動した場合には、撮影装置が撮像した画像を観察する観察者は、不審者の行動が早すぎてそれが異常行動であるか否かを判断できない虞がある。このような場合、不審者の行動を確認するために画像を再度再生しなければならなくなり、その間に不審者を見逃してしまう虞がある。
そこで本発明は、上記課題を解決することができる出力装置、出力方法、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態における出力装置は、動画を取得する動画取得部と、動画取得部が取得した動画を出力する出力部と、動画から抽出されるべきオブジェクトの条件を格納する条件格納部と、動画取得部が取得した動画から条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、動画取得部が取得した動画が再生されるときの再生状態を制御して出力部に出力させる出力制御部とを備える。条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトの動きに関する条件を格納し、出力制御部は、動画取得部が取得した動画から動きに関する条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、動画取得部が取得した動画が再生されるときの再生状態を制御して出力部に出力させてよい。動画取得部が取得した動画に含まれる、条件に適合するオブジェクトの数を計数する計数部をさらに備え、出力制御部は、計数部が計数したオブジェクトの数がより多い場合に、動画取得部が取得した動画をより低い再生速度で再生される動画に変換して出力部に出力させてよい。オブジェクトの数に対応づけて再生速度を格納する再生速度情報格納部と、計数部が計数したオブジェクトの数に対応づけて再生速度情報格納部が格納している再生速度を選択する再生速度選択部とをさらに備え、出力制御部は、動画取得部が取得した動画を、再生速度選択部が選択した再生速度に変換して出力部に出力させてよい。
条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトが位置する範囲を示す条件を格納し、計数部は、動画取得部が取得した動画に含まれる、条件が示す範囲に位置するオブジェクトの数を計数してよい。条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトの形状を示す条件を格納し、計数部は、動画取得部が取得した動画に含まれる、条件が示す形状のオブジェクトの数を計数してよい。条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトが有する色の色範囲を示す条件を格納し、計数部は、動画取得部が取得した動画に含まれる、条件が示す色範囲に含まれる色を有するオブジェクトの数を計数してよい。条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトの種類を示す条件を格納し、計数部は、動画取得部が取得した動画に含まれる、条件が示す種類のオブジェクトの数を計数してよい。条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトが動く動き方向を示す条件を格納し、計数部は、動画取得部が取得した動画に含まれる、条件が示す動き方向に動くオブジェクトの数を計数してよい。
動画取得部は、撮像装置によって撮像された動画を取得し、条件格納部は、撮像装置に向かう動き方向を示す条件を格納し、計数部は、動画取得部が取得した動画に含まれる、条件が示す動き方向に動くオブジェクトの数を計数してよい。出力部は、動画取得部が取得した動画を表示し、出力制御部は、動画取得部が取得した動画が規定する規定再生速度より低下させて動画取得部が取得した動画を出力部に表示させた後において、計数部が計数したオブジェクトの数が予め定められた数より少ない期間の動画を、動画取得部が取得した動画を出力部に表示を開始させてからの再生速度の平均値と規定再生速度とが略同一になるよう、規定再生速度より大きい再生速度で再生される動画に変換して出力部に出力させてよい。
動画取得部が取得した動画を観察すべき観察者の行動を検出する行動検出部をさらに備え、出力部は、動画取得部が取得した動画を表示し、出力制御部はさらに、行動検出部が検出した観察者の行動に応じて、出力部による動画の表示を制御してよい。行動検出部が検出した観察者の行動に基づいて、出力部が表示した動画を観察者が観察しているか否かを判断する行動判断部をさらに備え、出力制御部は、行動判断部による判断結果に応じて、出力部による動画の表示を制御してよい。出力制御部は、出力部が表示している動画を観察者が観察していないことを行動判断部による判断結果が示す場合に、出力部に動画を再度表示させてよい。行動検出部は、観察者の視線を検出する視線検出部と、視線検出部が検出した視線の先に出力部が存在するか否かを判断する視線判断部とを有し、行動判断部は、視線検出部が検出した視線の先に出力部が存在しない旨を視線判断部が判断した場合に、出力部が表示した動画を観察者が観察していない旨を判断してよい。
行動検出部が検出した観察者の行動に基づいて、出力部が表示した動画を観察者が観察しているか否かを判断する行動判断部と、出力部が表示している動画を観察者が観察していないことを行動判断部による判断結果が示す場合に、観察者に警告する警告部とをさらに備えてよい。行動検出部は、観察者の視線を検出する視線検出部と、視線検出部が検出した視線の先に出力部が存在するか否かを判断する視線判断部とを有し、行動判断部は、視線検出部が検出した視線の先に出力部が存在しない旨を視線判断部が判断した場合に、出力部が表示した動画を観察者が観察していない旨を判断してよい。
動画取得部は、異なる撮像装置により撮像された複数の動画を取得し、出力制御部は、異なる撮像装置のそれぞれと条件に適合するオブジェクトが示す被写体との間の位置関係に基づいて、動画が再生されるときの再生状態を制御すべき動画を選択する動画選択部と、動画選択部が選択した動画が再生されるときの再生状態を制御する再生状態制御部と
を有してよい。動画選択部は、異なる撮像装置のそれぞれと条件に適合するオブジェクトが示す被写体とのとの間の距離に基づいて、動画が再生されるときの再生状態を制御すべき動画を選択してよい。動画選択部は、異なる撮像装置のそれぞれの撮像方向と条件に適合するオブジェクトが示す被写体の向きとに基づいて、動画が再生されるときの再生を制御すべき動画を選択してよい。
条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトが動く方向を示す条件を格納しており、出力装置は、条件が示す方向に動くオブジェクトが動画取得部が取得した動画に存在するか否かを判断する適合判断部をさらに備え、出力制御部は、条件が示す方向に動くオブジェクトが存在する旨を適合判断部が判断した場合に、条件が示す方向に動くオブジェクトが存在しない旨を適合判断部が判断した場合より、動画取得部が取得した動画を低い再生速度で再生される動画に変換して出力部に出力させてよい。条件が示す方向に対応づけて再生速度を格納する再生速度情報格納部と、条件が示す方向に動くオブジェクトが存在する旨を適合判断部が判断した場合に、当該方向に対応づけて再生速度情報格納部が格納している再生速度を選択する再生速度選択部とをさらに備え、出力制御部は、動画取得部が取得した動画を、再生速度選択部が選択した再生速度で再生される動画に変換して出力部に出力させてよい。
出力部は、動画取得部が取得した動画を表示し、出力制御部は、動画取得部が取得した動画が規定する規定再生速度より低下させて動画取得部が取得した動画を出力部に表示させた後において、条件が示す方向に動くオブジェクトが存在しない旨を適合判断部が判断している期間の動画を、動画取得部が取得した動画を出力部に表示を開始させてからの再生速度の平均値と規定再生速度とが略同一になるよう、規定再生速度より大きい再生速度で再生される動画に変換して出力部に出力させてよい。条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトの種類を示す条件を格納しており、出力装置は、条件が示すオブジェクトの種類に対応づけて再生速度を格納する再生速度情報格納部と、条件が示す種類のオブジェクトが動画取得部が取得した動画に存在するか否かを判断する適合判断部とをさらに備え、出力制御部は、条件が示す種類のオブジェクトが存在する旨を適合判断部が判断した場合に、動画取得部が取得した動画を、当該種類に対応づけて再生速度情報格納部が格納している再生速度に応じて定められる再生速度で再生される動画に変換して出力部に出力させてよい。
条件格納部は、動画から抽出されるべき複数のオブジェクトの種類をそれぞれ示す複数の条件を格納しており、再生速度情報格納部は、複数の条件がそれぞれ示すオブジェクトの複数の種類のそれぞれに対応づけて動画の再生速度を格納しており、出力制御部は、複数の条件がそれぞれ示す複数の種類のオブジェクトが動画取得部が取得した動画に存在する旨を適合判断部が判断した場合に、動画取得部が取得した動画を、当該複数の種類のそれぞれに対応づけて再生速度情報格納部が格納している複数の再生速度の平均値が示す再生速度で再生される動画に変換して出力部に出力させてよい。条件格納部は、動画から抽出されるべき複数のオブジェクトの種類をそれぞれ示す複数の条件を格納しており、再生速度情報格納部は、複数の条件がそれぞれ示すオブジェクトの複数の種類のそれぞれに対応づけて動画の再生速度を格納しており、出力制御部は、複数の条件がそれぞれ示す複数の種類のオブジェクトが動画取得部が取得した動画に存在する旨を適合判断部が判断した場合に、動画取得部が取得した動画を、当該複数の種類のそれぞれに対応づけて再生速度情報格納部が格納している複数の再生速度のうち最も小さい再生速度で再生される動画に変換して出力部に出力させてよい。
出力部は、動画取得部が取得した動画を表示し、出力制御部は、動画取得部が取得した動画が規定する規定再生速度より低下させて動画取得部が取得した動画を出力部に表示させた後において、条件が示す方向に動くオブジェクトが存在しない旨を適合判断部が判断している期間の動画を、動画取得部が取得した動画を出力部に表示を開始させてからの再生速度の平均値と規定再生速度とが略同一になるよう、規定再生速度より大きい再生速度で再生される動画に変換して出力部に出力させてよい。
本発明の第2の形態における出力方法は、動画を取得する動画取得段階と、動画から抽出されるべきオブジェクトの条件を格納する条件格納段階と、動画取得段階において取得された動画から条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、動画取得段階において取得された動画が再生されるときの再生状態を制御して出力させる出力制御段階とを備える。本発明の第9の形態によると、動画を出力する出力装置用のプログラムであって、動画を取得する動画取得部、動画取得部が取得した動画を出力する出力部、動画から抽出されるべきオブジェクトの条件を格納する条件格納部、動画取得部が取得した動画から条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、動画取得部が取得した動画が再生されるときの再生状態を制御して出力部に出力させる出力制御部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、不審者の素早い行動が異常行動であるか否かが監視者にとって分かりやすい形で、不審者の動画を出力することができる出力装置を提供することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係る監視システム110の利用環境の一例を示す。監視システム110は、複数の撮像装置100a〜cと、伝送経路140と、出力装置170とを備える。出力装置170は、出力制御装置172と、複数のモニタ181〜186と、記憶装置175とを有する。なお、撮像装置100a〜cは、複数の監視領域151〜156を撮像すべく、複数の監視領域151〜156のそれぞれに複数設けられる。以後、複数の監視領域151〜156に設けられる複数の撮像装置100a〜cを撮像装置100と総称する。
撮像装置100は、監視領域151〜156を撮像した動画を伝送経路140を通じて出力装置170に送信する。出力制御装置172は、撮像装置100から受け取った動画を、モニタ181〜186に表示する。モニタ181〜186は、それぞれ監視領域151〜156の動画を表示する。
そして、出力制御装置172は、撮像装置100から受け取った動画の中に含まれる人物の顔の数を計数する。そして、出力制御装置172は、人物の顔の数が多い程、撮像装置100から受け取った動画の再生スピードを低下させてモニタ181〜186に表示させる。このとき、出力制御装置172は、観察者190の視線が再生スピードを低下させたモニタ181〜186に向いていない場合に警告を発する。
また、出力制御装置172は、撮像装置100が撮像した動画が規定する規定再生速度より低い再生速度で動画を表示させた場合、その後の動画の中に人物が含まれない期間の動画を、規定再生速度以上の再生速度でモニタ181〜186に表示させる。例えば、出力制御装置172は、撮像装置100が撮像した動画の撮像レート以上の表示レートで、動画に含まれる複数の動画構成画像をモニタ181〜186に表示させる。なお、出力制御装置172は、撮像装置100から受け取った動画を、記憶装置175に記憶させてよい。このとき、出力制御装置172は、人物の顔の数が多い程、撮像装置100から受け取った動画の再生スピードを低下させて記憶装置175に記憶させてよい。
以上説明したように、出力制御装置172が人物の数が多い程再生スピードを低下させるので、観察者190は撮像された人物が不審者であるか否かを容易に判断することができる。なお、監視領域151〜156は、異なる建物内の空間であってよいし、同じ建物内の異なる空間であってもよい。例えば、監視領域151〜156は、店舗内の陳列棚の間の通路であってよい。また、監視領域151〜156は、建物内の空間に限らず、建物によって囲われていない開放された空間であってよいことは言うまでもない。
図2は、出力装置170のブロック構成の一例を示す。出力装置170は、動画取得部200、条件格納部210、適合判断部220、計数部230、再生速度選択部240、再生速度情報格納部250、出力制御部260、出力部270、平均速度算出部280、警告部290、行動検出部296、及び行動判断部298を備える。出力制御部260は、再生状態制御部262及び動画選択部264を有する。行動検出部296は、視線判断部292及び視線検出部294を有する。
動画取得部200は、動画を取得する。例えば、動画取得部200は、撮像装置100が撮像した動画を伝送経路140を通じて撮像装置100から取得する。出力部270は、動画取得部200が取得した動画を出力する。なお、モニタ181〜186及び記録装置175は、出力部270の一例である。
条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトの条件を格納している。出力制御部260は、動画取得部200が取得した動画から条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、動画取得部200が取得した動画が再生されるときの再生状態を制御して出力部270に出力させる。例えば、条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトの動きに関する条件を格納している。出力制御部260は、動画取得部200が取得した動画から動きに関する条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、動画取得部200が取得した動画が再生されるときの再生状態を制御して出力部270に出力させる。
計数部230は、動画取得部200が取得した動画に含まれる、条件格納部210が格納している条件に適合するオブジェクトの数を計数する。そして、出力制御部260は、計数部230が計数したオブジェクトの数がより多い場合に、動画取得部200が取得した動画をより低い再生速度で再生される動画に変換して出力部270に出力させる。
具体的には、再生速度情報格納部250は、オブジェクトの数に対応づけて再生速度を格納している。そして、再生速度選択部240は、計数部230が計数したオブジェクトの数に対応づけて再生速度情報格納部250が格納している再生速度を選択する。そして、出力制御部260は、動画取得部200が取得した動画を、再生速度選択部240が選択した再生速度で再生される動画に変換して出力部270に出力させる。
なお、動画取得部200は、撮像装置100によって撮像された動画を取得してよい。そして、出力部270は、動画取得部200が取得した動画を表示する。この場合、条件格納部210は、撮像装置100に向かう動き方向を示す条件を格納してよい。そして、計数部230は、動画取得部200が取得した動画に含まれる、条件が示す動き方向に動くオブジェクトの数を計数してよい。なお、出力制御部260は、動画取得部200が取得した動画が規定する規定再生速度より低下させて動画取得部200が取得した動画を出力部270に表示させた後において、計数部230が計数したオブジェクトの数が予め定められた数より少ない期間の動画を、動画取得部200が取得した動画を出力部270に表示を開始させてからの再生速度の平均値と規定再生速度とが略同一になるよう、規定再生速度より大きい再生速度で再生される動画に変換して出力部270に出力させる。なお、規定再生速度とは、動画の表示レートであってよい。
行動検出部296は、動画取得部200が取得した動画を観察すべき観察者190の行動を検出する。そして、出力制御部260はさらに、行動検出部296が検出した観察者190の行動に応じて、出力部270による動画の表示を制御する。具体的には、行動判断部298は、行動検出部296が検出した観察者190の行動に基づいて、出力部270が表示した動画を観察者190が観察しているか否かを判断する。そして、出力制御部260は、行動判断部298による判断結果に応じて、出力部270による動画の表示を制御する。具体的には、出力制御部260は、出力部270が表示している動画を観察者190が観察していないことを行動判断部298による判断結果が示す場合に、出力部270に動画を再度表示させる。
具体的には、視線検出部294は、出力部270が表示した動画を観察する観察者190の視線を検出する。そして、視線判断部292は、視線検出部294が検出した視線の先に出力部270が存在するか否かを判断する。そして、行動判断部298は、視線検出部294が検出した視線の先に出力部270が存在しない旨を視線判断部292が判断した場合に、出力部270が表示した動画を観察者190が観察していない旨を判断する。
また、警告部290は、出力部270が表示している動画を観察者190が観察していないことを行動判断部298による判断結果が示す場合に、観察者190に警告する。例えば、警告部290は、視線検出部294が検出した視線の先に出力部270が存在しない旨を視線判断部292が判断した場合に、観察者190に警告する。このため、出力装置170によると、取得した動画において変化が検出されたときに、観察者190が他所を向いていると、観察者190にモニタ181〜186を見るよう警告することができる。
なお、条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトが動く方向を示す条件を格納してよい。そして、適合判断部220は、条件が示す方向に動くオブジェクトが動画取得部200が取得した動画に存在するか否かを判断する。そして、出力制御部260は、条件が示す方向に動くオブジェクトが存在する旨を適合判断部220が判断した場合に、条件が示す方向に動くオブジェクトが存在しない旨を適合判断部220が判断した場合より、動画取得部200が取得した動画を低い再生速度で再生される動画に変換して出力部270に出力させる。これにより、監視対象領域内に動く人物が検出された場合に、出力装置170は観察者190が人物の行動を見やすいようゆっくりと動画を表示することができる。
なお、再生速度情報格納部250は、条件が示す方向に対応づけて再生速度を格納する。そして、再生速度選択部240は、条件が示す方向に動くオブジェクトが存在する旨を適合判断部220が判断した場合に、当該方向に対応づけて再生速度情報格納部250が格納している再生速度を選択する。そして、出力制御部260は、動画取得部200が取得した動画を、再生速度選択部240が選択した再生速度で再生される動画に変換して出力部270に出力させる。
なお、条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトの種類を示す条件を格納してよい。そして、再生速度情報格納部250は、条件が示すオブジェクトの種類に対応づけて再生速度を格納してよい。そして、適合判断部220は、条件が示す種類のオブジェクトが動画取得部200が取得した動画に存在するか否かを判断する。そして、出力制御部260は、条件が示す種類のオブジェクトが存在する旨を適合判断部220が判断した場合に、動画取得部200が取得した動画を、当該種類に対応づけて再生速度情報格納部250が格納している再生速度に応じて定められる再生速度で再生される動画に変換して出力部270に出力させる。
なお、条件格納部210は、動画から抽出されるべき複数のオブジェクトの種類をそれぞれ示す複数の条件を格納してよい。そして、再生速度情報格納部250は、複数の条件がそれぞれ示すオブジェクトの複数の種類のそれぞれに対応づけて動画の再生速度を格納している。そして、出力制御部260は、複数の条件がそれぞれ示す複数の種類のオブジェクトが動画取得部200が取得した動画に存在する旨を適合判断部220が判断した場合に、動画取得部200が取得した動画を、当該複数の種類のそれぞれに対応づけて再生速度情報格納部250が格納している複数の再生速度の平均値が示す再生速度で再生される動画に変換して出力部270に出力させる。他にも、出力制御部260は、複数の条件がそれぞれ示す複数の種類のオブジェクトが動画取得部200が取得した動画に存在する旨を適合判断部220が判断した場合に、動画取得部200が取得した動画を、当該複数の種類のそれぞれに対応づけて再生速度情報格納部250が格納している複数の再生速度のうち最も小さい再生速度で再生される動画に変換して出力部270に出力させてもよい。
なお、動画取得部200は、異なる撮像装置100により撮像された複数の動画を取得する。この場合、動画選択部264は、異なる撮像装置100のそれぞれと条件に適合するオブジェクトが示す被写体との間の位置関係に基づいて、動画が再生されるときの再生状態を制御すべき動画を選択する。そして、再生状態制御部262は、動画選択部264が選択した動画が再生されるときの再生状態を制御する。
具体的には、動画選択部264は、異なる撮像装置100のそれぞれと条件に適合するオブジェクトが示す被写体とのとの間の距離に基づいて、動画が再生されるときの再生状態を制御すべき動画を選択してよい。また、動画選択部264は、異なる撮像装置100のそれぞれの撮像方向と条件に適合するオブジェクトが示す被写体の向きとに基づいて、動画が再生されるときの再生を制御すべき動画を選択してもよい。
図3は、出力装置170の動作フローの一例を示す。動画取得部200は、撮像装置100が撮像した動画を、撮像装置100から取得する(S302)。そして、動画取得部200は、S302において取得した動画から一連のフレーム画像を抽出する(S304)。例えば、動画取得部200は、MPEG符号化された動画を撮像装置100から取得した場合には、Iピクチャから次のIピクチャの直前のピクチャまでの連続する複数のピクチャを抽出する。この他にも、動画取得部200は、予め定められた期間の動画を構成する所定数のフレーム画像を、当該一連のフレーム画像として抽出してもよいし、動画の画像内容の変化に基づいて決定される1シーンの動画を構成する複数のフレーム画像を当該一連のフレーム画像として抽出してもよい。
そして、適合判断部220は、S304において抽出した一連のフレーム画像の中に、条件格納部210が格納している条件に適合する適合オブジェクトが存在するか否かを判断する(S306)。S306において、適合オブジェクトが存在する旨を適合判断部220が判断した場合には、出力制御部260は、一連のフレーム画像を再生する再生速度を決定する(S308)。例えば、出力制御部260は、人物の数が多い程より低い再生速度を決定する。そして、動画選択部264は、撮像装置100により撮像された複数の動画の中から、再生速度を低下させるべき動画を選択する(S309)。そして、出力部270は、S308で決定した再生速度で、S309において選択された動画に含まれる一連のフレーム画像をスロー再生する(S310)。
そして、視線検出部294は、観察者190の視線を検出する(S312)。そして、視線判断部292は、S312において検出された観察者190の視線が、S310においてスロー再生された動画を表示しているモニタの方向を向いているか否かを判断する(S314)。S314において、観察者190の視線がスロー再生された動画を表示しているモニタの方向を向いていない旨が判断された場合には、モニタを見るよう観察者190に警告(S318)して、S314に処理を戻す。S314において観察者190の視線がスロー再生された動画を表示しているモニタの方向を向いている旨が判断されるまで、S310における動画の1シーンの再生が繰り返し行われる。
S314において、観察者190の視線がスロー再生された動画を表示しているモニタの方向を向いている旨が判断された場合には、S302において取得した動画を全て再生し終えたか否かを判断する(S316)。動画を全て再生し終えた場合には処理を終了し、動画を全て再生し終えていない場合にはS304に処理を戻す。
なお、平均速度算出部280は、動画の再生を開始してから現在までの再生速度の平均値である平均再生速度を算出している。そして、S306において、適合オブジェクトが存しない旨を適合判断部220が判断した場合には、出力制御部260は、平均再生速度が規定再生速度SP0より小さいか否かを判断する(S322)。平均再生速度がSP0より小さい場合には、出力制御部260はSP0より高い再生速度で動画を再生させ(S324)、平均再生速度がSP0より小さくない場合には、出力制御部260はSP0でフレーム画像を出力部270に表示させ(S326)、S304に処理を移行させる。
なお、上記の説明では、説明が複雑になることを避けるためにシーケンシャルな処理フローを用いて出力装置170の動作を説明したが、上記の処理の中の一部の処理は、他の処理と並行して行うことができることは言うまでもない。例えば、S302における動画を取得する処理、及びS304における一連のフレーム画像を抽出する処理は、他の処理と並行して行うことができる。また、S310におけるスロー再生を行う処理は、S312、S314、及びS318の処理と並行して行うことができる。
以上説明したように、出力装置170は、動画に含まれる人物の数が多いと動画をスロー再生することによって、その中に不審者がいるか否かを判断するための時間的な余裕を観察者190に提供することができる。また、出力装置170によると、スロー再生した後の動画に人物が含まれない場合には、規定の再生速度で再生した場合に再生されるシーンに動画の再生が追いつくまで、動画の再生速度を高めて再生することができる。
図4は、条件格納部210が格納している条件の一例をテーブル形式で示す。条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトが適合する、形状、色、画像上の位置、方向、種類、及び動きパターンに関する複数の条件を格納している。例えば、条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトの輪郭形状をそれぞれ定めるn個の条件(形状1〜形状n)を格納している。例えば、条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトの輪郭形状を定めるベクトル情報を格納している。より具体的には、条件格納部210は、顔、目、口、鼻、及び眉の形状及びその位置関係を定める条件を格納してよい。
また、条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトが含むべき色をそれぞれ定めるn個の条件(色範囲1〜色範囲n)を格納している。例えば、条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトが所定の面積比以上の面積比で有するべき色を示す色範囲を格納してよい。適合判断部220は、条件格納部210が定める色範囲に含まれる色を所定の面積比以上の面積比で有するオブジェクトを、条件格納部210が定める条件に適合するオブジェクトとして判断する。
また、条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトの存在する位置をそれぞれ定めるn個の条件(位置範囲1〜位置範囲n)を格納している。例えば、条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトが動く画像上における位置範囲を格納してよい。適合判断部220は、画像上において条件格納部210が定める位置範囲に含まれるオブジェクトを、条件格納部210が定める条件に適合するオブジェクトとして判断する。
なお、適合判断部220は、予め定められたオブジェクトと異なるオブジェクトが条件格納部210が定める位置範囲に存在する場合に、条件格納部210が定める条件に適合すると判断してよい。予め定められたオブジェクトとは、背景画像に含まれるオブジェクトであってよい。また、適合判断部220は、条件格納部210が定める位置範囲に存在する動くオブジェクトを、条件格納部210が定める条件に適合すると判断してよい。なお、適合判断部220は、MPEG符号化された動画を撮像装置100から取得した場合には、条件格納部210が定める位置範囲に含まれるブロックの中に、予め定められた値より大きい動きベクトルを有するブロックが含まれている場合に、動くオブジェクトが条件格納部210が定める位置範囲に存在する旨を判断してよい。
また、条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトが動く複数の方向の範囲をそれぞれ定めるn個の条件(角度範囲1〜角度範囲n)を格納している。例えば、条件格納部210は、画像上の座標軸における角度θと角度θを中心とする角度差Δθとによって示される角度範囲を格納してよい。この場合、適合判断部220は、画像上において角度(θ−Δθ)から角度(θ+Δθ)が示す角度内に移動方向を有するオブジェクトを、条件格納部210が定める条件に適合するオブジェクトとして判断してよい。
なお、条件格納部210は、上記の位置範囲と角度範囲との組合せを、抽出されるべきオブジェクトが動く方向を示す条件として格納してよい。例えば、条件格納部210は、部屋内を撮像した動画から動く人物を抽出するための条件としては、部屋の入口からの監視対象として重要な領域への方向が示す角度を含む角度範囲を格納してよい。こうすれば、出力装置170は、入口から重要な領域に移動する人物を検出したときにスロー再生することになり、観察者190は移動する人物をじっくりと監視することができる。
また、条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトの種類をそれぞれ定めるn個の条件(種類1〜種類n)を格納している。条件格納部210は、上記の形状と色範囲との組合せをオブジェクトの種類を定める条件として格納してよい。
また、条件格納部210は、抽出されるべきオブジェクトの動きのパターンをそれぞれ定めるn個の条件(動きパターン1〜動きパターンn)を格納している。なお、動きパターンは、オブジェクトの動きの種類或いは動きの特徴を示す。なお、動きパターンについては、図10から図12に関連してより詳細に説明する。
このように、条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトが位置する範囲を示す条件を格納する。そして、計数部230は、動画取得部200が取得した動画に含まれる、条件が示す範囲に位置するオブジェクトの数を計数してよい。また、条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトの形状を示す条件を格納する。そして、計数部230は、動画取得部200が取得した動画に含まれる、条件が示す形状のオブジェクトの数を計数してよい。他にも、条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトが有する色の色範囲を示す条件を格納する。そして、計数部230は、動画取得部200が取得した動画に含まれる、条件が示す色範囲に含まれる色を有するオブジェクトの数を計数してよい。他にも、条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトの種類を示す条件を格納する。そして、計数部230は、動画取得部200が取得した動画に含まれる、条件が示す種類の数を計数してよい。また、条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトが動く動き方向を示す条件を格納する。そして、計数部230は、動画取得部200が取得した動画に含まれる、条件が示す動き方向に動くオブジェクトの数を計数してよい。また、条件格納部210は、動画から抽出されるべきオブジェクトの動きの特徴を示す条件を格納する。そして、計数部230は、動画取得部200が取得した動画に含まれる、条件が示す特徴の動きを有するオブジェクトの数を計数してよい。
図5は、再生速度情報格納部250が格納している再生速度情報の一例をテーブル形式で示す。再生速度情報格納部250は、条件格納部210が格納している条件に適合するオブジェクトの数(適合数1、適合数2、・・・適合数m)、及び条件格納部210が格納している条件のそれぞれに対応づけて、再生速度SPを格納している。そして、再生速度選択部240は、条件格納部210が格納している条件に適合するオブジェクトの数を示す適合数に対応づけて再生速度情報格納部250が格納している再生速度及び適合する条件に対応づけて再生速度情報格納部250が格納している再生速度を選択する。
そして出力制御部260は、再生速度選択部240が選択した複数の再生速度の平均値又は最も小さい再生速度で、動画取得部200が取得した動画を出力部270に再生させる。なお、本図において、適合数1>適合数2>・・・>適合数mであり、SP1>SP2>・・・>SPmである。また、本図の例では、再生速度情報格納部250は、再生速度を格納したが、再生速度情報格納部250が格納する再生速度を示す情報とは、再生速度を定める指標となる値であればどのような形式の値であってよいことは言うまでもない。例えば再生速度情報格納部250は、再生速度の低下量を格納することができる。
図6は、撮像装置100に向かう被写体が撮像された動画に含まれるフレーム画像600、610、及び620の一例を示す。フレーム画像600、610、及び620を用いて、撮像装置100に向かう方向に移動するオブジェクトを適合オブジェクトと判断する方法について説明する。
適合判断部220は、撮像装置100が撮像したフレーム画像600、610、及び620のそれぞれから動くオブジェクトを抽出する。そして、適合判断部220は、複数のフレーム画像600、610、及び620にわたる動くオブジェクトの重心位置602、612、及び622の移動方向を特定する。そして、適合判断部220は、特定した重心位置の移動方向が、条件格納部210が格納している方向に一致するか否かを判断する。
例えば、条件格納部210は、画像における中心に向かう方向を示す条件を格納している。そして、適合判断部220は、重心位置の移動方向が、画像における中心に向かう方向を示す場合に、条件格納部210が格納している条件に適合する旨を判断する。なお、条件格納部210は、画像における中心に向かう方向を示す条件の他に、オブジェクトの大きさの変化を示す条件を、動画から抽出されるオブジェクトが適合する条件としてさらに格納してよい。例えば、条件格納部210は、オブジェクトの長さの増加速度が予め定められた増加速度より大きい旨を示す条件を格納してよい。
そして、適合判断部220は、動くオブジェクトの長さl604、l614、及びl624の増加速度を算出する。例えば、適合判断部220は、(l606−l604)/Δtを、フレーム画像600と610の間のオブジェクトの長さの増加速度として算出する。なお、Δtは、撮像装置100によるフレーム画像の撮像間隔を示す。適合判断部220は、オブジェクトの長さの増加速度が予め定められた増加速度より大きく、かつ重心位置の移動方向が画像における中心に向かう方向であるオブジェクトを、条件格納部210が格納している適合条件に適合するオブジェクトとして判断する。
なお、条件格納部210は、画像における中心に向かう方向を示す条件に代えて、オブジェクトの重心が画像における中心の近傍に位置する旨を示す条件を格納してもよい。この場合、適合判断部220は、オブジェクトの長さの増加速度が予め定められた増加速度より大きく、重心位置が画像の略中心にあるオブジェクトを、条件格納部210が格納している適合条件に適合するオブジェクトとして判断する。
このようにして、出力装置170は、撮像装置100に向かってくる被写体を検出した場合に、出力する動画の再生速度を小さくすることができる。このため、出力装置170によると、例えば盗難から守るべき物体に撮像装置100が設けられていると、その物体に近づいてくる人物を的確に検出して、その人物を観察者190にゆっくりと確認させることができる。また、出力装置170によると、撮像装置100に対して布をかぶせる等の妨害工作をしようとする人物を的確に検出することができる。
図7は、出力部270が再生する再生速度の時間発展の一例を示す。出力部270は、動画取得部200が取得した動画を時刻0から再生を開始する。出力制御部260は、最初にSP0で再生を開始させる。そして、時刻t701〜時刻t702の期間において動画に含まれる人物の数が増えることによって、出力制御部260は出力部270が再生する再生速度を低下させる。この結果、出力装置170は、撮像装置100が動画を撮像した時間長さより長い時間をかけて動画を再生していることになる。このとき、平均速度算出部280が算出する再生速度の平均値はSP0を下回る。
このような場合、出力制御部260は、平均速度算出部280が算出する再生速度の平均値がSP0に近づくよう、人物が検出されなくなった時刻t702から所定の時間が経過した時刻t703から後の期間に、SP0より高い再生速度で出力部270に動画を再生させる。そして、出力制御部260は、平均速度算出部280が算出する再生速度の平均値とSP0とが略同一になった時刻t704から後の期間は、再びSP0で再生しつづける。以上の制御によって、出力制御部260は、撮像装置100が動画を撮像した時間長さと出力部270が動画の再生に費やした時間長さとを略同一にすることができる。
図8は、モニタ181〜186、視線検出カメラ820、及び警告灯801〜806の配置例を示す。警告灯801〜806は警告部290の一例である。また、視線検出カメラ820a及びb(以下、視線検出カメラ820と総称する。)は、視線検出部294の構成要素の一つである。例えば、視線検出部294は、視線検出カメラ820がモニタ181〜186を観察する観察者190の顔を撮像して得られた顔画像から、観察者190の視線方向を検出する。
視線検出カメラ820は、観察者190の顔を複数の異なる方向から撮像すべく複数設けられる。警告灯801〜806は、モニタ181〜186のそれぞれに設けられる。そして、観察者190の視線の先にSP0より低い再生速度で動画を表示しているモニタ183が存在しない場合に、警告灯803が点灯する。これにより、観察者190に対して、低い再生速度で再生しているモニタ183への注意を喚起することができる。
なお、視線検出部294は、視線検出カメラ820a及びbがそれぞれ撮像した観察者190の顔画像における視差画像情報(例えば、立体画像)から、観察者190の顔の向きを特定する。また、視線検出部294は、立体画像における眼球の位置から、観察者190の顔の向きに対する視線の向きを算出する。例えば、視線検出部294は、眼球領域の暗部領域(例えば、黒目領域)の中央の位置と眼球領域の中央の位置との間の位置の差に基づいて、顔の向きに対する視線の向きを算出する。なお、顔の向きに対する視線の向きは、眼球領域の暗部領域の中央の位置と眼球領域の中央の位置との間の位置の差に対応づけて予め定められていてよい。そして、視線検出部294は、観察者190の顔の向きと、顔の向きに対する視線の向きとに基づいて、観察者190の視線方向を検出する。
また、視線判断部292は、視線検出カメラ820a及びbによる焦点制御又は別途設けられた測距装置による測定結果に基づいて、視線検出カメラ820と観察者190との位置関係を特定する。そして、視線判断部292は、視線検出カメラ820a及びbが設けられた位置、モニタ181〜186が設けられた位置、及び視線検出カメラ820と観察者190との間の位置関係、及び視線検出部294が検出した観察者190の視線方向とから、観察者190の視線の先にモニタ181〜186が存在するか否かを判断する。特に、視線判断部292は、観察者190の視線の先に、出力制御部260が再生速度を低くして再生させた動画を表示しているモニタ183が存在するか否かを判断する。そして、出力制御部260が再生速度を低くして再生させた動画を表示しているモニタ183が観察者190の視線の先に存在しない場合に、当該モニタに設けられた警告灯803が点灯する。以上説明したように、出力装置170によると、低い再生速度で再生している動画を表示しているモニタに対して観察者190の注意を喚起することができる。
なお、出力制御部260が再生速度を低くして再生させた動画を表示しているモニタ183が観察者190の視線の先に存在しない旨を視線判断部292が判断した場合に、行動判断部298はモニタ181〜186が表示した動画を観察者190が観察していない旨を判断する。この場合、出力制御部260は、観察者190が観察していない期間にモニタ181〜186が表示していた動画を記録装置等に保持させる。そして、出力制御部260は、保持した動画をモニタ181〜186に再度再生させる。なお、出力制御部260は、条件格納部210が格納している条件に適合するオブジェクトが検出されていない期間に、保持した動画をモニタ181〜186に再度再生させてよい。また、出力制御部260は、モニタ181〜186が表示した動画を観察者190が観察した旨を行動判断部298が判断するまで、保持した動画をモニタ181〜186に繰り返し再生させてよい。
なお、出力制御部260は、モニタ181〜186が表示した動画を観察者190が観察していない旨を行動判断部298が判断した場合に、観察者190が観察していない期間にモニタ181〜186が表示していた動画に、観察者190が観察していない旨を示す付帯情報を付帯して記録装置に保持させてよい。そして、出力制御部260は、観察者190が観察していない旨を示す付帯情報が付帯されている動画をモニタ181〜186に再度再生させてよい。
図9は、撮像装置100と被写体との位置関係の一例を示す。撮像装置100は、撮像装置100が撮像している撮像方向を出力装置170に送信する。そして、動画選択部264は、撮像装置100から受信した撮像方向とオブジェクトが示す被写体の移動方向とに基づいて、撮像装置100の撮像方向とオブジェクトが示す被写体の移動方向とがなす角度を算出する。そして、動画選択部264は、当該角度がより大きい撮像装置100が撮像した動画を、再生速度を変更すべき動画としてより優先して選択する。本図の例では、撮像装置100aが撮像した動画を、再生速度を変更すべき動画として選択する。なお、オブジェクトが示す被写体の移動方向は、撮像装置100a−cにより撮像された動画構成画像に含まれるオブジェクトの移動方向に基づいて算出することができる。
他にも、動画選択部264は、撮像装置100から受信した撮像方向とオブジェクトが示す人物の顔の向きとに基づいて、撮像装置100の撮像方向とオブジェクトが示す人物の顔の向きとがなす角度を算出する。そして、動画選択部264は、当該角度がより大きい撮像装置100が撮像した動画を、再生速度を変更すべき動画としてより優先して選択してもよい。
また、撮像装置100は、撮像装置100の位置及び撮像条件を出力装置170に送信する。そして、動画選択部264は、撮像装置100から受信した撮像装置100の位置及び撮像条件とオブジェクトの画像内容とに基づいて、撮像装置100とオブジェクトが示す被写体との間の距離を算出する。そして、動画選択部264は、当該距離がより短い撮像装置100が撮像した動画を、再生速度を変更すべき動画としてより優先して選択してもよい。
また、動画選択部264は、上述した撮像方向と被写体とがなす角度を示す指標値、撮像方向と人物の顔の向きとがなす角度を示す指標値、及び撮像装置100とオブジェクトが示す被写体との間の距離を示す指標値を、撮像装置100のそれぞれについて算出してよい。なお、当該指標値は、上述した角度がより大きいほど大きい値として算出され、距離がより短いほどより大きい値として算出されるものとする。そして、動画選択部264は、撮像装置100のそれぞれについて、算出した指標値を重み付け加算して得られた加算値を算出して、当該加算値がより大きい撮像装置100が撮像した動画を、再生速度を変更すべき動画としてより優先して選択してもよい。
次に、図10から図12に関連して、条件格納部210が格納する動きパターンに関する条件の一例を説明する。図10は、条件格納部210が格納する条件に適合する、オブジェクトの移動速度の時間発展の一例を示す。線1010及び1020は、条件格納部210が格納している条件に適合する移動速度の時間発展の一例を示す。例えば置かれていた物が持ち去られた場合等のように、停止していたオブジェクトが動き始めた場合には、線1010で示されるような移動速度の時間発展が得られる。また、物が置き去りにされた場合等のように、動いていたオブジェクトが停止した場合には、線1020で示される時間発展が得られる。
このようなオブジェクトを抽出することを目的として、条件格納部210は、移動速度が不連続的に変化した旨を示す条件を格納してよい。例えば、条件格納部210は、移動速度の変化量が予め定められた値より大きい旨を示す条件を格納する。なお、移動速度は、動画構成画像に含まれるオブジェクトの位置の変化或いは動画に含まれる動きベクトル情報に基づいて検出することができる。
図11は、条件格納部210が格納する条件に適合する、オブジェクトの変化量のヒストグラムの一例を示す。オブジェクトの変化量としては、オブジェクトの画素値の変化量、オブジェクトの形状の変化量等を例示することができる。オブジェクトの変化量は、例えばオブジェクトにおける画像の差分量を指標とすることができる。一例として、本図には、オブジェクトの輝度値の差分量に関する、オブジェクトに含まれる動画構成画像の部分領域(例えば、マクロブロック或いはブロック)の数を示すヒストグラムが例示されている。例えば、人物が走ったり喧嘩している場合のような激しい動きをしている場合には、本図に示されるような、差分量が大きい側に偏ったヒストグラムが得られる。
このようなオブジェクトを抽出することを目的として、条件格納部210は、オブジェクトの変化量についてのヒストグラムにおける偏りが予め定められた値より大きい旨を示す条件を格納してよい。なお、このような差分量としては、動画に含まれる動き補償後の輝度値の差分成分或いは色差情報の差分成分を例示することができる。なお、オブジェクトの変化量としては、動きベクトルの向き又は動きベクトルの大きさ等の、符号化された動画に含まれる様々な情報を指標とすることができる。
図12は、動き方向−速度空間における正常行動を示す正常行動領域の一例を示す。正常行動をする人物の動きは、線1200で囲まれる領域内の動き方向成分及び速度成分で示されるとする。この場合、当該領域外の動き方向及び速度で示される動きをしている人物は、異常行動をしていると判断することができる。そこで、異常行動を示す人物を抽出することを目的として、条件格納部210は、線1200で囲まれる領域外の、動き方向−速度空間における予め定められた特定領域に動き方向成分及び速度成分が位置する旨を示す条件を格納してよい。
なお、上記の正常行動領域又は特定領域は学習によって蓄積されてよい。また、ここでは説明が複雑になることを避けるべく、速度及び方向の2次元空間を例に挙げて説明した。しかしながら、条件格納部210は、種々の指標に基づく3次元以上の多次元空間における上記条件を格納してよいことは言うまでもない。このような指標としては、図10及び図11で説明した移動速度の変化量及びオブジェクトの変化量等を含むことができる。
なお、以上の説明においては、撮像装置100が撮像した動画を取得して出力装置170が出力する形態について説明したが、他の形態においては、出力装置170は撮像装置100の撮像機能を有してよい。例えば、動画取得部200は、監視領域の動画を撮像する撮像部であってよい。また、本実施形態におけるフレーム画像とは動画構成画像の一例であり、動画構成画像はフィールド画像を含む。
図13は、出力装置170に係るコンピュータ1500のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ1500は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、及び表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、及びCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505、及びグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510、及びRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ1540、通信インターフェイス1530、CD−ROMドライブ1560を接続する。ハードディスクドライブ1540は、コンピュータ1500内のCPU1505が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス1530は、ネットワークを介して出力装置170と通信し、出力装置170にプログラム、及びデータを提供する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、コンピュータ1500が起動時に実行するブート・プログラムや、コンピュータ1500のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介して通信インターフェイス1530に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介して通信インターフェイス1530に提供され、ネットワークを介して出力装置170に送信される。出力装置170に送信されたプログラムは、出力装置170においてインストールされて実行される。
出力装置170にインストールされて実行されるプログラムは、出力装置170を、図1から図12に関連して説明した動画取得部200、条件格納部210、適合判断部220、計数部230、再生速度選択部240、再生速度情報格納部250、出力制御部260、出力部270、平均速度算出部280、警告部290、行動検出部296、及び行動判断部298として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1500に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
監視システム110の利用環境の一例を示す図である。 出力装置170のブロック構成の一例を示す図である。 出力装置170の動作フローの一例を示す図である。 条件格納部210が格納している条件の一例を示す図である。 再生速度情報格納部250が格納している再生速度情報の一例を示す図である。 撮像装置100に向かう被写体を含むフレーム画像の一例を示す図である。 出力部270が再生する再生速度の時間発展の一例を示す図である。 モニタ181〜186、視線検出カメラ820、及び警告灯801〜806の配置例を示す図である。 撮像装置100と被写体との位置関係の一例を示す図である。 条件格納部210が格納する条件に適合する、オブジェクトの移動速度の時間発展の一例を示す図である。 条件格納部210が格納する条件に適合する、オブジェクトの変化量のヒストグラムの一例を示す図である。 動き方向−速度空間における正常行動を示す正常行動領域の一例を示す図である。 出力装置170に係るコンピュータ1500のハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
100 撮像装置
110 監視システム
140 伝送経路
151 監視領域
152 監視領域
156 監視領域
170 出力装置
181 モニタ
182 モニタ
183 モニタ
184 モニタ
185 モニタ
186 モニタ
200 動画取得部
210 条件格納部
220 適合判断部
230 計数部
240 再生速度選択部
250 再生速度情報格納部
260 出力制御部
262 再生状態制御部
264 動画選択部
270 出力部
280 平均速度算出部
290 警告部
292 視線判断部
294 視線検出部
296 行動検出部
298 行動判断部

Claims (29)

  1. 動画を取得する動画取得部と、
    前記動画取得部が取得した動画を出力する出力部と、
    動画から抽出されるべきオブジェクトの条件を格納する条件格納部と、
    前記動画取得部が取得した動画から前記条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、前記動画取得部が取得した動画が再生されるときの再生状態を制御して前記出力部に出力させる出力制御部と
    を備える出力装置。
  2. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべき前記オブジェクトの動きに関する条件を格納し、
    前記出力制御部は、前記動画取得部が取得した動画から動きに関する前記条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、前記動画取得部が取得した動画が再生されるときの再生状態を制御して前記出力部に出力させる
    請求項1に記載の出力装置。
  3. 前記動画取得部が取得した動画に含まれる、前記条件に適合するオブジェクトの数を計数する計数部
    をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記計数部が計数したオブジェクトの数がより多い場合に、前記動画取得部が取得した動画をより低い再生速度で再生される動画に変換して前記出力部に出力させる
    請求項1に記載の出力装置。
  4. オブジェクトの数に対応づけて再生速度を格納する再生速度情報格納部と、
    前記計数部が計数したオブジェクトの数に対応づけて前記再生速度情報格納部が格納している再生速度を選択する再生速度選択部と
    をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記動画取得部が取得した動画を、前記再生速度選択部が選択した再生速度に変換して前記出力部に出力させる
    請求項3に記載の出力装置。
  5. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトが位置する範囲を示す条件を格納し、
    前記計数部は、前記動画取得部が取得した動画に含まれる、前記条件が示す範囲に位置するオブジェクトの数を計数する
    請求項3に記載の出力装置。
  6. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトの形状を示す条件を格納し、
    前記計数部は、前記動画取得部が取得した動画に含まれる、前記条件が示す形状のオブジェクトの数を計数する
    請求項3に記載の出力装置。
  7. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトが有する色の色範囲を示す条件を格納し、
    前記計数部は、前記動画取得部が取得した動画に含まれる、前記条件が示す色範囲に含まれる色を有するオブジェクトの数を計数する
    請求項3に記載の出力装置。
  8. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトの種類を示す条件を格納し、
    前記計数部は、前記動画取得部が取得した動画に含まれる、前記条件が示す種類のオブジェクトの数を計数する
    請求項3に記載の出力装置。
  9. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトが動く動き方向を示す条件を格納し、
    前記計数部は、前記動画取得部が取得した動画に含まれる、前記条件が示す動き方向に動くオブジェクトの数を計数する
    請求項3に記載の出力装置。
  10. 前記動画取得部は、撮像装置によって撮像された動画を取得し、
    前記条件格納部は、前記撮像装置に向かう動き方向を示す条件を格納し、
    前記計数部は、前記動画取得部が取得した動画に含まれる、前記条件が示す動き方向に動くオブジェクトの数を計数する
    請求項9に記載の出力装置。
  11. 前記出力部は、前記動画取得部が取得した動画を表示し、
    前記出力制御部は、前記動画取得部が取得した動画が規定する規定再生速度より低下させて前記動画取得部が取得した動画を前記出力部に表示させた後において、前記計数部が計数したオブジェクトの数が予め定められた数より少ない期間の動画を、前記動画取得部が取得した動画を前記出力部に表示を開始させてからの再生速度の平均値と前記規定再生速度とが略同一になるよう、前記規定再生速度より大きい再生速度で再生される動画に変換して前記出力部に出力させる
    請求項3に記載の出力装置。
  12. 前記動画取得部が取得した動画を観察すべき観察者の行動を検出する行動検出部
    をさらに備え、
    前記出力部は、前記動画取得部が取得した動画を表示し、
    前記出力制御部はさらに、前記行動検出部が検出した前記観察者の行動に応じて、前記出力部による動画の表示を制御する
    請求項2に記載の出力装置。
  13. 前記行動検出部が検出した前記観察者の行動に基づいて、前記出力部が表示した動画を前記観察者が観察しているか否かを判断する行動判断部
    をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記行動判断部による判断結果に応じて、前記出力部による動画の表示を制御する
    請求項12に記載の出力装置。
  14. 前記出力制御部は、前記出力部が表示している動画を前記観察者が観察していないことを前記行動判断部による判断結果が示す場合に、前記出力部に動画を再度表示させる
    請求項13に記載の出力装置。
  15. 前記行動検出部は、
    前記観察者の視線を検出する視線検出部と、
    前記視線検出部が検出した視線の先に前記出力部が存在するか否かを判断する視線判断部と
    を有し、
    前記行動判断部は、前記視線検出部が検出した視線の先に前記出力部が存在しない旨を前記視線判断部が判断した場合に、前記出力部が表示した動画を前記観察者が観察していない旨を判断する
    をさらに備える請求項14に記載の出力装置。
  16. 前記行動検出部が検出した前記観察者の行動に基づいて、前記出力部が表示した動画を前記観察者が観察しているか否かを判断する行動判断部と、
    前記出力部が表示している動画を前記観察者が観察していないことを前記行動判断部による判断結果が示す場合に、前記観察者に警告する警告部と
    をさらに備える請求項12に記載の出力装置。
  17. 前記行動検出部は、
    前記観察者の視線を検出する視線検出部と、
    前記視線検出部が検出した視線の先に前記出力部が存在するか否かを判断する視線判断部と
    を有し、
    前記行動判断部は、前記視線検出部が検出した視線の先に前記出力部が存在しない旨を前記視線判断部が判断した場合に、前記出力部が表示した動画を前記観察者が観察していない旨を判断する
    請求項16に記載の出力装置。
  18. 前記動画取得部は、異なる撮像装置により撮像された複数の動画を取得し、
    前記出力制御部は、
    前記異なる撮像装置のそれぞれと前記条件に適合するオブジェクトが示す被写体との間の位置関係に基づいて、動画が再生されるときの再生状態を制御すべき動画を選択する動画選択部と、
    前記動画選択部が選択した動画が再生されるときの再生状態を制御する再生状態制御部と
    を有する請求項2に記載の出力装置。
  19. 前記動画選択部は、前記異なる撮像装置のそれぞれと前記条件に適合するオブジェクトが示す被写体とのとの間の距離に基づいて、動画が再生されるときの再生状態を制御すべき動画を選択する
    請求項18に記載の出力装置。
  20. 前記動画選択部は、前記異なる撮像装置のそれぞれの撮像方向と前記条件に適合するオブジェクトが示す被写体の向きとに基づいて、動画が再生されるときの再生を制御すべき動画を選択する
    請求項18に記載の出力装置。
  21. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトが動く方向を示す条件を格納しており、
    前記出力装置は、
    前記条件が示す方向に動くオブジェクトが前記動画取得部が取得した動画に存在するか否かを判断する適合判断部
    をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記条件が示す方向に動くオブジェクトが存在する旨を前記適合判断部が判断した場合に、前記条件が示す方向に動くオブジェクトが存在しない旨を前記適合判断部が判断した場合より、前記動画取得部が取得した動画を低い再生速度で再生される動画に変換して前記出力部に出力させる
    請求項2に記載の出力装置。
  22. 前記条件が示す方向に対応づけて再生速度を格納する再生速度情報格納部と、
    前記条件が示す方向に動くオブジェクトが存在する旨を前記適合判断部が判断した場合に、当該方向に対応づけて前記再生速度情報格納部が格納している再生速度を選択する再生速度選択部と
    をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記動画取得部が取得した動画を、前記再生速度選択部が選択した再生速度で再生される動画に変換して前記出力部に出力させる
    請求項21に記載の出力装置。
  23. 前記出力部は、前記動画取得部が取得した動画を表示し、
    前記出力制御部は、前記動画取得部が取得した動画が規定する規定再生速度より低下させて前記動画取得部が取得した動画を前記出力部に表示させた後において、前記条件が示す方向に動くオブジェクトが存在しない旨を前記適合判断部が判断している期間の動画を、前記動画取得部が取得した動画を前記出力部に表示を開始させてからの再生速度の平均値と前記規定再生速度とが略同一になるよう、前記規定再生速度より大きい再生速度で再生される動画に変換して前記出力部に出力させる
    請求項21に記載の出力装置。
  24. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべきオブジェクトの種類を示す条件を格納しており、
    前記出力装置は、
    前記条件が示すオブジェクトの種類に対応づけて再生速度を格納する再生速度情報格納部と、
    前記条件が示す種類のオブジェクトが前記動画取得部が取得した動画に存在するか否かを判断する適合判断部と
    をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記条件が示す種類のオブジェクトが存在する旨を前記適合判断部が判断した場合に、前記動画取得部が取得した動画を、当該種類に対応づけて前記再生速度情報格納部が格納している再生速度に応じて定められる再生速度で再生される動画に変換して前記出力部に出力させる
    請求項1に記載の出力装置。
  25. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべき複数のオブジェクトの種類をそれぞれ示す複数の条件を格納しており、
    前記再生速度情報格納部は、前記複数の条件がそれぞれ示すオブジェクトの複数の種類のそれぞれに対応づけて動画の再生速度を格納しており、
    前記出力制御部は、前記複数の条件がそれぞれ示す複数の種類のオブジェクトが前記動画取得部が取得した動画に存在する旨を前記適合判断部が判断した場合に、前記動画取得部が取得した動画を、当該複数の種類のそれぞれに対応づけて前記再生速度情報格納部が格納している複数の再生速度の平均値が示す再生速度で再生される動画に変換して前記出力部に出力させる
    請求項24に記載の出力装置。
  26. 前記条件格納部は、動画から抽出されるべき複数のオブジェクトの種類をそれぞれ示す複数の条件を格納しており、
    前記再生速度情報格納部は、前記複数の条件がそれぞれ示すオブジェクトの複数の種類のそれぞれに対応づけて動画の再生速度を格納しており、
    前記出力制御部は、前記複数の条件がそれぞれ示す複数の種類のオブジェクトが前記動画取得部が取得した動画に存在する旨を前記適合判断部が判断した場合に、前記動画取得部が取得した動画を、当該複数の種類のそれぞれに対応づけて前記再生速度情報格納部が格納している複数の再生速度のうち最も小さい再生速度で再生される動画に変換して前記出力部に出力させる
    請求項24に記載の出力装置。
  27. 前記出力部は、前記動画取得部が取得した動画を表示し、
    前記出力制御部は、前記動画取得部が取得した動画が規定する規定再生速度より低下させて前記動画取得部が取得した動画を前記出力部に表示させた後において、前記条件が示す方向に動くオブジェクトが存在しない旨を前記適合判断部が判断している期間の動画を、前記動画取得部が取得した動画を前記出力部に表示を開始させてからの再生速度の平均値と前記規定再生速度とが略同一になるよう、前記規定再生速度より大きい再生速度で再生される動画に変換して前記出力部に出力させる
    請求項24に記載の出力装置。
  28. 動画を取得する動画取得段階と、
    動画から抽出されるべきオブジェクトの条件を格納する条件格納段階と、
    前記動画取得段階において取得された動画から前記条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、前記動画取得段階において取得された動画が再生されるときの再生状態を制御して出力させる出力制御段階と
    を備える出力方法。
  29. 動画を出力する出力装置用のプログラムであって、前記出力装置を、
    動画を取得する動画取得部、
    前記動画取得部が取得した動画を出力する出力部、
    動画から抽出されるべきオブジェクトの条件を格納する条件格納部、
    前記動画取得部が取得した動画から前記条件に適合するオブジェクトが抽出された場合に、前記動画取得部が取得した動画が再生されるときの再生状態を制御して前記出力部に出力させる出力制御部
    として機能させるプログラム。
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