JP2008167245A - ホールインワン・ニアピン認定システム - Google Patents
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Abstract
【解決方法】 撮像した画像情報を送信する送信手段を備えたティーエリア用カメラと、撮像した画像情報を送信する送信手段を備えたグリーン用カメラと、受信手段を備え、前記画像情報を記録し処理する画像処理装置とからなり、前記画像処理装置が、ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を格納する記録媒体と、記録媒体に格納された複数の画像情報を1画面に表示する表示手段と、グリーン用カメラが撮像した画像情報からホールインワン及び第1打のボール静止位置とカップ間の距離を算出する演算手段を備えてなるるホールインワン・ニアピン認定システムによる。
【選択図】 図1
Description
例えば、特開2003−111882号公報では、「ティーグランドのカメラで撮影されたティーグラウンドの映像と、グリーン上のカメラのグリーン上映像を4分割合成して時刻を入力し他映像をクラブハウスの運営管理装置に送って表示、記録させて、ホールインワンの確認を行わせる。そして保険会社にこれらの映像と関連情報を送信すると共に、IDコードをプレイヤー端末装置に対して発行し、プレイヤーがID番号を使用して提携オンラインマーケットから好きな商品を注文する。これによって、認定からホールインワン保険適用審査、商品注文、商品配送までをネットワークを利用してトータルに行う。」というホールインワン認定システムが開示されている。
また、特開2004−46648号公報には、「ティーグランド及びグリーンを撮影可能な第1及び第2監視カメラと、第1及び第2監視カメラで撮像した映像を記録する録画手段と、ティーグランドのゴルファーが侵入したことを検知する検知手段と、検知手段の検知結果に基づいて第1及び第2監視カメラ及び録画手段を作動させる制御手段とを備え、ホールインワンの達成場面を撮影した映像をでもって当該ホールインワンを認証するようにした」ホールインワン認証システムが開示されている。
しかし、本発明のように、ホールインワンばかりでなく、ホールインワンを逃したがカップから所定の距離内に停止したニアピンをも認証して残念賞などを贈呈する新たなサービスを付加しようとするものでは、ゴルフ大会においてニアピン賞の懸かったホールで行われているように計測員によってグリーンに乗った打球のカップからの距離を一つ一つ計測することなどは考えられず、何らかの方法で客観的にその距離を測定することが必要になるが、従来のホールインワン認定システムのようにグリーン付近に固定されたカメラでは、その撮像画面からカップとボールとの距離を算出するには複雑な計算プログラムを準備し、カップの位置を変更する度にカメラの焦点をカップの位置に合わせるとともに、前記計算プログラムへの入力データをも変更しなければならないという問題が生じる。
したがって、従来ゴルフ大会以外にニアピンを顕彰するサービスは行われておらず、ニアピンを客観的に認定するシステムの必要性もなく、このようなシステムに関する発明や考案はなされていない。
本発明は、上記周辺技術に鑑み、ゴルフ場の新たなサービスとしてカップから所定距離内に静止した打球をニアピンとして認定し、ホールインワンともども顕彰するために、カップとボールの距離を複雑な計算プログラムを用いることなくカメラの映像から直接算出できるホールインワン・ニアピン認定システムを提供することを課題とする。
(1)撮像した画像情報を送信する送信手段を備え、ティーエリアの近傍に設置されてプレイヤーのティーショットの動画像を撮像するティーエリア用カメラと、
撮像した画像情報を送信する送信手段を備え、グリーン上に穿設されたカップ周辺の所定範囲を撮像するグリーン用カメラと、
前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を受信する受信手段を備え、前記画像情報を記録し処理する画像処理装置とからなり、
前記画像処理装置が、前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を撮像時刻の情報とともに記録し格納する記録媒体と、前記記録媒体に格納された複数の画像情報と撮像時刻情報とを1画面に表示する表示手段と、前記記録媒体の格納されたグリーン用カメラが撮像した画像情報からホールインワン及び第1打のボール静止位置とカップ間の距離を算出してホールインワン・ニアピン認定情報を得る演算手段を備えてなることを特徴とするホールインワン・ニアピン認定システム。
撮像した画像情報を送信する送信手段を備え、グリーン上に穿設されたカップ周辺の所定範囲を撮像するグリーン用カメラと、
前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を受信する受信手段を備え、前記画像情報を記録し処理する画像処理装置とからなり、
前記画像処理装置が、前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を撮像時刻の情報とともに記録し格納する記録媒体と、前記記録媒体に格納された複数の画像情報と撮像時刻情報とを1画面に表示する表示手段と、前記記録媒体の格納されたグリーン用カメラが撮像した画像情報からホールインワン及び第1打のボール静止位置とカップ間の距離を算出してホールインワン・ニアピン認定情報を得る演算手段と、前記演算手段によって得られたホールインワン・ニアピン認定情報にプレイヤー情報を追加記録する入力手段と、前記ホールインワン・ニアピン認定情報に基づいてホールインワン又はニアピン認定証を発行する出力装置とを備えてなることを特徴とするホールインワン・ニアピン認定システム。
〈1〉本発明のホールインワン・ニアピン認定システムが、撮像した画像情報を送信する送信手段を備え、ティーエリアの近傍に設置されてプレイヤーのティーショットの動画像を撮像するティーエリア用カメラと、
撮像した画像情報を送信する送信手段を備え、グリーン上に穿設されたカップ周辺の所定範囲を撮像するグリーン用カメラと、
前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を受信する受信手段を備え、前記画像情報を記録し処理する画像処理装置とからなり、
前記画像処理装置が、前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を撮像時刻の情報とともに記録し格納する記録媒体と、前記記録媒体に格納された複数の画像情報と撮像時刻情報とを1画面に表示する表示手段を備えているので、前記表示手段に1画面として表示されるティーエリア用カメラの画像情報とグリーン用カメラ画像情報とによって、ティーエリアでティーショットしたプレイヤーとその第1打のグリーン上の静止位置が客観的に対比して観測でき、ホールインワン及びニアピンの認定が迅速、確実にできる。
図1は本発明のホールインワン及びニアピン認証システムの一実施例の概略構成図、図2はグリーン用カメラを装着した旗竿の一例の断面図、図3はグリーン用カメラが撮像した画像情報の表示画面を示す。
図において1はティーエリア用カメラ、2はグリーン用カメラ、2aは撮像レンズ、3は送信手段(送信機)、3aは送信アンテナ、4は受信手段(受信機)、5は画像処理装置、6はタイマー、7は表示手段(画像モニタ)、8は出力手段(プリンタ)、9は記録媒体(記録再生装置)、10は演算手段、11は入力手段(入力端末)、Cはカップ、Fは旗竿、Gはグリーン、Tはティーエリアを示す。
撮像した画像情報を送信する送信手段(以下送信機と記す)3を備え、グリーン上に穿設されたカップ周辺の所定範囲を撮像するグリーン用カメラ2と、
前記ティーエリア用カメラ1及びグリーン用カメラ2が撮像した画像情報を受信する受信手段(以下受信機と記す)4を備え、前記画像情報を記録し処理する画像処理装置5とからなり、
前記画像処理装置5が、前記ティーエリア用カメラ1及びグリーン用カメラ2が撮像した画像情報をタイマー6からの撮像時刻情報とともに記録し格納する記録媒体(以下記録・再生装置と記す)9と、記録・再生装置9に格納された複数の画像情報と撮像時刻情報とを1画面に表示する表示手段(以下画像モニタと記す)7と、前記記録・再生装置9に格納されたグリーン用カメラ2が撮像した画像情報からホールインワン及び第1打のボール静止位置とカップ間の距離を算出してホールインワン・ニアピン認定情報を得る演算手段10と前記演算手段10によって得られたホールインワン・ニアピン認定情報にプレイヤー情報を追加記録する入力手段(以下入力端末と記す)11と、前記ホールインワン・ニアピン認定情報に基づいてホールインワン又はニアピン認定証を発行する出力手段(以下プリンタと記す)8とで構成されている。
また、送信機3及び受信機4の不具合発生によって、グリーン用カメラ2が撮像した画像情報を画像処理装置5に電送不可能になる場合を想定して、前記グリーン用カメラ2の筐体内に該グリーン用カメラ2が撮像した画像画像情報を記録、格納する記録媒体を備えておくことも好ましい。
この電源の投入・切断機構の一実施例としては、図2(b)に示すようなものがある。すなわち、カップCの底面の設けられた旗竿挿入孔C1に挿入される旗竿Fの下端部分の内部にプッシュボタン式の電源スイッチSが配設され、かつそのプッシュボタンの先端が前記旗竿Fの側壁面に穿設された孔から外部に僅かに突出するようにされてなり、前記旗竿Fが旗竿挿入孔C1に挿入されることによって前記プッシュボタンの先端が旗竿Fの内部に押し込まれて、電源スイッチが投入され、旗竿FをカップCから抜き取ることによって前記電源スイッチSのプッシュボタンを押し戻す機構によって電源が切断されるようにしたものである。この電源スイッチSの部分は、雨天等カップC内に水が溜まることを想定して防水措置を施しておくことが好ましい。
なお電源の投入・切断機構は上記の例に限られるものでなく、旗竿の抜き差しによって作動する構造のものであればよい。
前記画像モニタ7では、ティーエリア用カメラ1でとらえたプレイヤーのティーショットの画像が表示されて数秒〜十数秒後にグリーン用カメラ2でグリーンG上を転がり、又はバウンドして静止するボールの画像が表示される。すなわち、ホールインワンしたボールはカップに入る過程が見え最終的には画面から消え(図3のボールa)、グリーン用カメラ2の撮像可能範囲に静止したボール(図3のボールb、ボールc)は画像モニタ7に表示されるが、グリーン用カメラ2の撮像可能範囲外に静止したボール(ボールd)は表示されず記録もされない。
このグリーン用カメラ2が撮像した画像情報は、ホールインワンとニアピンを認定する演算手段の演算手段10に送られ、前記演算手段10によって、画像モニタ7の画面からカップC内に消えたボールaがホールインワンと認定され、画像モニタ7に表示されたボールのカップからの距離が、前記演算手段10でニアピン認定範囲の半径より短いと算出された場合にニアピンとして認定される。
また、前記演算手段10によってニアピンと認定されたボールのカップからの距離を集積、比較することによって、ゴルフ競技会におけるニアピン賞の選定に利用することも可能になる。
2:グリーン用カメラ
2a:撮像レンズ
3:送信手段(送信機)
3a:送信アンテナ
4:受信手段(受信機)
5:画像処理装置
6:タイマー
7:表示手段(画像モニタ)
8:出力手段(プリンタ)
9:記録媒体(記録再生装置)
10:演算手段
11:入力手段(入力端末)
C:カップ
C1:旗竿挿入孔
F:旗竿
G:グリーン
S:電源スイッチ
T:ティーエリア
Claims (6)
- 撮像した画像情報を送信する送信手段を備え、ティーエリアの近傍に設置されてプレイヤーのティーショットの動画像を撮像するティーエリア用カメラと、
撮像した画像情報を送信する送信手段を備え、グリーン上に穿設されたカップ周辺の所定範囲を撮像するグリーン用カメラと、
前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を受信する受信手段を備え、前記画像情報を記録し処理する画像処理装置とからなり、
前記画像処理装置が、前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を撮像時刻の情報とともに記録し格納する記録媒体と、前記記録媒体に格納された複数の画像情報と撮像時刻情報とを1画面に表示する表示手段と、前記記録媒体の格納されたグリーン用カメラが撮像した画像情報からホールインワン及び第1打のボール静止位置とカップ間の距離を算出してホールインワン・ニアピン認定情報を得る演算手段を備えてなることを特徴とするホールインワン・ニアピン認定システム。 - 撮像した画像情報を送信する送信手段を備え、ティーエリアの近傍に設置されてプレイヤーのティーショットの動画像を撮像するティーエリア用カメラと、
撮像した画像情報を送信する送信手段を備え、グリーン上に穿設されたカップ周辺の所定範囲を撮像するグリーン用カメラと、
前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を受信する受信手段を備え、前記画像情報を記録し処理する画像処理装置とからなり、
前記画像処理装置が、前記ティーエリア用カメラ及びグリーン用カメラが撮像した画像情報を撮像時刻の情報とともに記録し格納する記録媒体と、前記記録媒体に格納された複数の画像情報と撮像時刻情報とを1画面に表示する表示手段と、前記記録媒体の格納されたグリーン用カメラが撮像した画像情報からホールインワン及び第1打のボール静止位置とカップ間の距離を算出してホールインワン・ニアピン認定情報を得る演算手段と、前記演算手段によって得られたホールインワン・ニアピン認定情報にプレイヤー情報を追加記録する入力手段と、前記ホールインワン・ニアピン認定情報に基づいてホールインワン又はニアピン認定証を発行する出力装置とを備えてなることを特徴とするホールインワン・ニアピン認定システム。 - 画像情報処理装置に具備された演算手段からホールインワン・ニアピン認定情報が得られた場合、前記画像情報処理装置が、該ホールインワン・ニアピン認定情報と当該認定情報を得た画像情報とを保険会社又は代理店のサーバーに伝送する通信手段を備えてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のホールインワン・ニアピン認定システム。
- グリーン用カメラが、グリーン上に穿設されたカップに挿入される旗竿のフラッグの下方に設置され、カップを中心にして該カップ周辺の所定範囲を円形に撮像可能な光学系を有してなり、撮像した画像情報を画像処理装置に送信する送信手段としての無線機を備えてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のホールインワン・ニアピン認定システム。
- グリーン用カメラが、撮像した画像情報を記録し格納する記録媒体を備えてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のホールインワン・ニアピン認定システム。
- グリーン用カメラが、旗竿をカップから抜き取ることによって動作を停止し、挿入することによって作動するよう構成されてなることを特徴とする請求項4〜5のいずれか1項に記載のホールインワン・ニアピン認定システム。
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