JP2008165192A - 液晶表示素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】位相差板の機能を液晶表示素子に組み込むようにし、もって、パッケージする際に、この簡略化を図ることができると共に、占有スペースも小さくすることが可能な液晶表示素子を提供する。
【解決手段】複数の画素電極44を有する第1基板46と、この第1基板上に設けられて複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極54を有する第2基板50と、この第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板52と、上記所定の間隙に充填された液晶48と、を有し、上記第3基板は、その表面に、延伸フィルム,液晶ポリマー,無機誘電体膜のいずれか1種を含む位相差膜60a,60b,60c,60d,60e,60fを形成した構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタやプロジェクションTV(テレビジョン)等の投射型表示装置に用いられる液晶表示素子に係り、特に透明基板に付く塵や傷等による画像品質の劣化を防止するデフォーカス用の基板を設けた液晶表示素子に関する。
近年、プロジェクタやプロジェクションTV等の投射型表示装置が多用されている。そして、これらの表示装置の多くには、液晶の光学的特性を利用して画像信号に応じて入射光に変調を加えるようにした液晶表示素子が具備されている。
例えば、透過型の液晶表示素子の場合、この液晶表示素子は2枚の偏光板の間に設けられており、2枚の偏光板はそれぞれの吸収軸または透過軸が互いに直交または平行になるように配置されている。
入射側の偏光板を透過して直線偏光とされた入射光は、液晶表示素子の液晶によってその偏光状態が制御され、出射側の偏光板に達する。そして、この出射側の偏光板の透過軸と平行な成分の光のみがこの偏光板を選択的に透過する。
従って、入射光の偏光状態を液晶によって制御することで、出射側の偏光板を透過する光の明るさを調整することができる。
また、液晶表示素子には、複数の画素が規則的に配置されており、画素毎に上記偏光状態を制御することにより、画像を表示することが可能となる。
そして、出射側の偏光板を透過した光は、投射レンズ等を有する光学系ユニットによってスクリーン等に拡大投射され、これにより、画像が表示される。
ところで、上記液晶表示素子に用いられる光透過性基板に関しては、この基板表面に塵や傷等が付くと、上記光学系ユニットの焦点が液晶表示素子の画素電極近傍に合わせ込まれているにもかかわらず、光学系ユニットの焦点深度等に起因してこの液晶から僅かな距離を隔てて位置する上記光透過性基板の表面も略合焦された状態となり、その結果、上記塵や傷等が拡大されてスクリーン等に投影画像として表示されてしまい、画像品質を劣化させる原因となっており、その改善が望まれている。
このため、上記光透過性基板の表面に塵や傷等が付くことに起因する画像品質の劣化を防止するために、液晶表示素子の一側または両側に、例えば光透過性を有する厚いガラス基板よりなるデフォーカス用の基板を光学接着剤により貼り付けるようにして、光学系ユニットの焦点から大きく外れた位置に上記塵や傷等を位置させるようにした技術が提案されている(特許文献1、2等)。
このようにデフォーカス用の基板を設けることにより、この基板の表面に塵や傷等が付いたとしても、焦点である液晶表示素子の画素電極の近傍からは距離が大きく離れているため、表示画像の品質を劣化させることがない。
ここで、従来の液晶表示素子と、これを用いた投射型表示装置の一例について、図8及び図9を用いて簡単に説明する。図8は従来の画像表示素子の一例を示す構成図、図9は従来の投射型表示装置の一例を示す構成図である。
図8及び図9では、反射型の液晶表示素子を例に挙げて説明する。
図8に示すように、反射型の液晶表示素子2は、シリコン基板等よりなるマトリクス基板4を有し、その表面には複数の反射型の画素電極6がマトリクス状に配列されている。また、その対向面側には、光透過性の共通電極7を備えた光透過性基板、例えばガラス基板8が液晶10を封止して設けられている。
更に、このガラス基板8には、接着層12を介してデフォーカス用のガラス基板14が設けられている。そして、このガラス基板14側から赤色、緑色、及び青色のいずれかの入射光Lが入射され、この入射光Lが液晶10を通過して画素電極6により反射され、再び、液晶10及び2枚のガラス基板8,14を通過して出射される。入射光(及びその反射光)Lが液晶10を通過する際に、画像信号に応じた電圧を、画素毎に画素電極6と共通電極7との間に印加することにより、上記入射光(及びその反射光)Lを変調する。
次に、上述した液晶表示素子2を具備した投射型表示装置について、図9を用いて説明する。ここでは赤色(R)光用、緑色(G)光用及び青色(B)光用の3つの液晶表示素子2R、2G、2Bが設けられ、カラー表示できるようになっている。図9中において、16は白色光を入射光Lとして放射する光源、18、20は特定の波長の光を反射して他の光は透過するダイクロイックミラー、22は反射ミラー、24R、24G、24BはそれぞれR光用、G光用、B光用の偏光ビームスプリッタ、26R、26G、26BはそれぞれR光、G光、B光の各波長に対応した1/4波長板、28はR光、G光、B光を合成する合成プリズム、30は投射レンズ、32は投射レンズからの投射光を画像として表示するスクリーンである。
特開平11−295683号公報 特開2000−227768号公報
ところで、上述したような投射型表示装置にあっては、各液晶表示素子2R、2G、2Bと、これに対応する偏光ビームスプリッタ24R、24G、24Bとの間に、光源16からのR光、G光、B光の各波長に対する位相差板として1/4波長板26R、26G、26Bがそれぞれ介在されて設けられており、位相補償を行っている。
しかしながら、これら1/4波長板26R、26G、26Bを設けるには、これら1/4波長板26R、26G、26Bを固定したりその回転角を調整するための固定治具や回転角度調整機構(図示せず)が別途必要になり、構造が複雑化する、という問題があった。
更に、これら1/4波長板26R、26G、26Bと上記液晶表示素子2R、2G、2B等を一緒にパッケージングし、各偏光ビームスプリッタ24R、24G、24Bや合成プリズム28等と一体化させるが、このパッケージングが複雑化するのみならず、全体としての組立ユニットのスペースも増大してしまう、といった問題もあった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、位相差板の機能を液晶表示素子に組み込むようにし、もって、パッケージする際に、この簡略化を図ることができると共に、占有スペースも小さくすることが可能な液晶表示素子を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願各発明は次の手段を有する。
1)複数の画素電極(44)を有する第1基板(46)と、前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極(54)を有する第2基板(50)と、前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板(52)と、前記所定の間隙に充填された液晶(48)と、を有し、前記第3基板は、その表面に、延伸フィルム,液晶ポリマー,無機誘電体膜のいずれか1種を含む位相差膜(60a,60b,60c,60d,60e,60f)が形成されてなることを特徴とする液晶表示素子(42a,42b,42c,42d,42e,42f)である。
2)複数の画素電極(44)を有する第1基板(46)と、前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極(54)を有する第2基板(50)と、前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板(52)と、前記所定の間隙に充填された液晶(48)と、を有し、前記第3基板上には、接着層(64a)と、延伸フィルムを含む位相差膜(60a)と、反射防止膜(62a)とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子(42a)である。
3)複数の画素電極(44)を有する第1基板(46)と、前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極(54)を有する第2基板(50)と、前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板(52)と、前記所定の間隙に充填された液晶(48)と、を有し、前記第3基板上には反射防止膜(62b)が設けられ、前記第3基板における前記反射防止膜が設けられている側とは反対の側には、接着層(64b)と、延伸フィルムを含む位相差膜(60b)とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子(42b)である。
4)複数の画素電極(44)を有する第1基板(46)と、前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極(54)を有する第2基板(50)と、前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板(52)と、前記所定の間隙に充填された液晶(48)と、を有し、前記第3基板上には、所定方向に配向性を有する配向膜(67a,67b)と、液晶ポリマーを含む位相差膜(60c)と、反射防止膜(62c)とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子(42c)である。
5)複数の画素電極(44)を有する第1基板(46)と、前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極(54)を有する第2基板(50)と、前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板(52)と、前記所定の間隙に充填された液晶(48)と、を有し、前記第3基板上には反射防止膜(62d)が設けられ、前記第3基板における前記反射防止膜が設けられている側とは反対の側には、所定方向に配向性を有する配向膜(67c,67d)と、液晶ポリマーを含む位相差膜(60d)とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子(42d)である。
6)複数の画素電極(44)を有する第1基板(46)と、前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極(54)を有する第2基板(50)と、前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板(52)と、前記所定の間隙に充填された液晶(48)と、を有し、前記第3基板上には、無機誘電体膜で形成された位相差膜(60e)と、反射防止膜(42c)とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子(42e)である。
7)複数の画素電極(44)を有する第1基板(46)と、前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極(54)を有する第2基板(50)と、前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板(52)と、前記所定の間隙に充填された液晶(48)と、を有し、前記第3基板上には反射防止膜(42f)が設けられ、前記第3基板における前記反射防止膜が設けられている側とは反対の側には、無機誘電体膜で形成された位相差膜(60f)が設けられてなることを特徴とする液晶表示素子である。
本発明に係る液晶表示素子によれば、位相差板の機能を液晶表示素子に組み込むことができ、もって、パッケージする際に、この簡略化を図ることができると共に、占有スペースも小さくすることができる。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例である実施例1〜実施例6により図1〜図7を用いて説明する。
主に、実施例1及び実施例2は、後述する位相差膜に延伸フィルムを用いた例であり、実施例3及び実施例4は、上記位相差膜に液晶ポリマーを用いた例であり、実施例5及び実施例6は、上記位相差膜に無機材料からなる膜を用いた例である。
また、実施例1〜実施例6では、反射型の液晶表示素子を例にとって説明することとする。
<実施例1>
まず、実施例1の液晶表示素子について図1を用いて説明する。
図1は、本発明に係る液晶表示素子の実施例1を示す模式的断面図である。
図1に示すように、液晶表示素子42aは、アルミニウム合金等を主成分とする反射型の画素電極44がマトリクス状に複数配置された第1基板46と、上記複数の画素電極44と所定の間隙を有してこれら画素電極44に共通して対向配置された例えばITO(インジウム錫酸化物)を主成分とする光透過性の対向電極54を備えた光透過性の第2基板50と、上記所定の間隙に充填された液晶48と、第2基板50における第1基板46とは反対側、即ち、入射光Lが入射する側に設けられたデフォーカス用の光透過性の第3基板52と、により、主に構成されている。
第1基板46は、例えばシリコンウエハ等の不透明な半導体基板よりなり、画素電極44毎に液晶48を駆動させる駆動回路(図示せず)が設けられている。
第2基板50は、例えばガラス基板や石英基板等の透明なガラス基板よりなる。
液晶48は、その周囲を囲うシール接着剤56によって封止されており、また、このシール接着剤56によって第1基板46と第2基板50とは接合されている。
第3基板52は、第2基板50の表面に塵や傷等が付くことを防止する機能を有しており、例えばガラス基板や石英基板等の透明なガラス基板よりなり、接着層58を介して第2基板50に接合されている。
また、第3基板52は、その表面に付く塵や傷等による投射画像の劣化を防止するために第2基板50よりも厚くなされている。このため、第3基板52の表面に塵や傷等が付いた場合においても、焦点である画素電極44の近傍からは距離が大きく離れているため、デフォーカス状態となり、表示画像の品質を劣化させることがない。
接着層58としては、固形ギャップ材66を混入させた接着剤を用いることができる。これにより、第2及び第3基板50、52間のギャップの均一化を図るようにする。この場合、接着層58の全体に固形ギャップ材66を均一に混合するようにしてもよいが、表示画質の劣化をできるだけ防止するために、図1に示すように、固形ギャップ材66を含む接着剤は、第2及び第3基板50、52の周辺部のみとし、画素電極44が形成された領域には固形ギャップ材66を含まない接着剤を用いるのが好ましい。
また、接着層58を形成するための接着剤としては、熱硬化性樹脂接着剤を用いることができ、具体的には、シリコンゴム系の接着剤を用いることができる。このシリコンゴム系の接着剤を用いる場合は、例えば120℃程度の温度で90分程度の熱処理を行うことにより接着することができる。
なお、接着層58の接着剤として紫外線硬化樹脂接着剤を用いることは好ましくない。その理由は、硬化のために紫外線を照射すると、この紫外線が液晶48にも照射されてしまって液晶材料が劣化する場合があるからである。ただし、第3基板52の周辺部分の一部に紫外線硬化樹脂接着剤を用いてもよく、この場合には、液晶48の領域を遮光して紫外線を照射して硬化させるようにし、後で、熱硬化性樹脂接着剤を間に注入して接着させればよい。
また、混入される上記固形ギャップ材66は、例えば球形状のシリカ粒子やプラスチック粒子よりなり、その粒径は5〜10μm程度の範囲のものがよい。この粒径が5μmよりも小さければ、すなわち接着層58の膜厚が薄過ぎれば、第3基板52の歪の影響を打ち消すことが困難になる。また、粒径が大き過ぎれば、すなわち接着層58の膜厚が大き過ぎれば、硬化後に複屈折の変化を生じてしまう。更に、固形ギャップ材66の粒径が10μmよりも大きい場合には、投影画像中に固形ギャップ材66自体や間に挟み込まれた異物が視認できてしまう恐れがあるので好ましくない。
ここで、実施例1における主たる特徴となる、第3基板52に形成される位相差膜60aと反射防止膜62aとの関係について説明する。
実施例1の液晶表示素子42aは、第3基板52における第2基板50とは反対側の面に、接着層64aを介して、位相差膜60aが接合されており、この位相差膜60aにおける大気と接する側の面には反射防止膜62aが形成されている。
位相差膜60aは、偏光交換素子である位相差板として機能し、前述の図6に示す1/4波長板26R、26G、26Bと同じ機能を有するものである。具体的には、透過する光の波長に対して1/4波長付近のリタデーションを有する一軸性、或いは二軸性の延伸フィルムからなる。
このような延伸フィルムの材料として、ポリカーボネート,ポリビニールアルコール,ポリオレフィン,ポリアリレート,ポリサルフォン等を用いることができる。
接着層64aの材料としては、熱硬化性樹脂接着剤を用いることができる。
この熱硬化性樹脂接着剤の屈折率は、投影画像のコントラスト低下の原因となる第2基板50との接着界面で生じる透過光の干渉を防止するために、第2基板50の屈折率とほぼ等しいことが好ましい。
同様に、この熱硬化性樹脂接着剤の屈折率は、延伸フィルムの屈折率とほぼ等しいことが好ましい。
反射防止膜62aとしては、誘電体多層膜等を用いることができ、この反射防止膜62aの光路の前後での光の多重反射を抑えるようになっており、これによりコントラスト比の低下を防止することが可能となる。
以上のように構成された液晶表示素子42aは、図示しないヒートシンク、防塵材アパーチャ等と一体化されてパッケージ化されるが、従来別体として用いていた1/4波長板が不要になるので、この1/4波長板を固定したりその回転角度を調整したりするための固定治具や回転角度調整機構等を設けないで省略することができる。この結果、パッケージする際にこの簡単化を図ることができるのみならず、低コスト化及び省スペース化を図ることができる。
<実施例2>
次に、実施例2の液晶表示素子について図2を用いて説明する。
図2は、本発明に係る液晶表示素子の実施例2を示す模式的断面図である。
実施例2の液晶表示素子42bは、実施例1の液晶表示素子42aに対して、第3基板52に形成される位相差膜と反射防止膜との関係が異なり、それ以外については同様である。
そこで、以下に、第3基板52に形成される位相差膜60bと反射防止膜62bとの関係について説明する。
実施例2の液晶表示素子42bは、第3基板52における第2基板50側の面に、接着層64bを介して、位相差膜60bが接合されており、第3基板52における第2基板50とは反対側の面、即ち、大気と接する側の面には反射防止膜62bが形成されている。
位相差膜60bは、前述の位相差膜60aと同様に、位相差板として機能し、前述の図6に示す1/4波長板26R、26G、26Bと同じ機能を有するものである。具体的には、透過する光の波長に対して1/4波長付近のリタデーションを有する一軸性、或いは二軸性の延伸フィルムからなる。
この延伸フィルムは、前述した実施例1と同様のものを用いることができる。
接着層64b及び反射防止膜62bについても、前述した実施例1の接着層64a及び反射防止膜62aと同様のものを用いることができる。
以上のように構成された液晶表示素子42bは、図示しないヒートシンク、防塵材アパーチャ等と一体化されてパッケージ化されるが、従来別体として用いていた1/4波長板が不要になるので、この1/4波長板を固定したりその回転角度を調整したりするための固定治具や回転角度調整機構等を設けないで省略することができる。この結果、パッケージする際にこの簡単化を図ることができるのみならず、低コスト化及び省スペース化を図ることができる。
ところで、実施例1の液晶表示素子42aでは、有機材料からなる延伸フィルム上に無機材料からなる反射防止膜を成膜する際、その成膜過程で発生する熱によって延伸フィルムや接着層からガスや有機物汚染が発生する場合がある。
これらにより、成膜時のガス圧が変化してしまったり、成膜された膜質が悪化するなどの成膜装置への悪影響を及ぼしたり、反射防止膜や延伸フィルムの光学特性を悪化させる原因となる。
一方、実施例2の液晶表示素子42bでは、延伸フィルムが形成されている面とは反対側の第3基板52の表面に反射防止膜を成膜するため、反射防止膜を成膜した後に位相差膜を設けることができ、上記の悪影響を防止することができる。
<実施例3>
次に、実施例3の液晶表示素子について図3を用いて説明する。
図3は、本発明に係る液晶表示素子の実施例3を示す模式的断面図である。
実施例3の液晶表示素子42cは、実施例1及び実施例2の液晶表示素子42a,42bに対して、第3基板52に形成される位相差膜の構成、及びこの位相差膜と反射防止膜との関係が異なり、それ以外については同様である。
そこで、以下に、第3基板52に形成される位相差膜60cの構成、及びこの位相差膜60cと反射防止膜62cとの関係について説明する。
実施例3の液晶表示素子42cは、第3基板52における第2基板50とは反対側の面に、ラビング処理されたポリイミド膜や紫外線光反応性樹脂膜等の有機配向膜67a、または、SiOx(1≦x≦2)膜等の無機配向膜67bと、紫外線硬化性の液晶ポリマー膜68aを積層して、液晶48aの屈折率異方性と液晶ポリマー膜68aの膜厚から所望のリタデーションを有する位相差膜60cとする。
配向膜67a,67bに関しては、可視光(R光,G光,及びB光)の波長に対して充分に小さい膜厚であるため、可視領域での干渉は生じにくい。
位相差膜60cは、前述の位相差膜60a,60bと同様に、偏光交換素子である位相差板として機能し、前述の図6に示す1/4波長板26R、26G、26Bと同じ機能を有するものである。
また、液晶ポリマー膜68aの大気と接する側の面には反射防止膜62cが形成されている。
反射防止膜62cは、前述した実施例1の反射防止膜62a及び実施例2の反射防止膜62bと同様のものを用いることができる。
以上のように構成された液晶表示素子42cは、図示しないヒートシンク、防塵材アパーチャ等と一体化されてパッケージ化されるが、従来別体として用いていた1/4波長板が不要になるので、この1/4波長板を固定したりその回転角度を調整したりするための固定治具や回転角度調整機構等を設けないで省略することができる。この結果、パッケージする際にこの簡単化を図ることができるのみならず、低コスト化及び省スペース化を図ることができる。
<実施例4>
次に、実施例4の液晶表示素子について図4を用いて説明する。
図4は、本発明に係る液晶表示素子の実施例4を示す模式的断面図である。
実施例4の液晶表示素子42dは、実施例3の液晶表示素子42cに対して、第3基板52に形成される位相差膜と反射防止膜との関係が異なり、それ以外については同様である。
そこで、以下に、第3基板52に形成される位相差膜60dと反射防止膜62dとの関係について説明する。
実施例4の液晶表示素子42dは、第3基板52における第2基板50側の面に、有機配向膜67cまたは無機配向膜67dと、紫外線硬化性の液晶ポリマー膜68bと、を積層して、液晶48の屈折率異方性と液晶ポリマー膜68bの膜厚から所望のリタデーションを有する位相差膜60dとする。
また、第3基板52における第2基板50とは反対側の面、即ち、大気と接する側の面には反射防止膜62dが形成されている。
有機配向膜67c及び無機配向膜67dは、前述の実施例3の有機配向膜67a及び無機配向膜67bと同様のものを用いることができる。
液晶ポリマー膜68bは、前述の実施例3の液晶ポリマー膜68aと同様のものを用いることができる。
従って、位相差膜60dと実施例3の位相差膜60cとは同じ構成である。
また、反射防止膜62dは、前述した実施例1〜3の反射防止膜62a,62b,62cと同様のものを用いることができる。
以上のように構成された液晶表示素子42dは、図示しないヒートシンク、防塵材アパーチャ等と一体化されてパッケージ化されるが、従来別体として用いていた1/4波長板が不要になるので、この1/4波長板を固定したりその回転角度を調整したりするための固定治具や回転角度調整機構等を設けないで省略することができる。この結果、パッケージする際にこの簡単化を図ることができるのみならず、低コスト化及び省スペース化を図ることができる。
ところで、実施例3の液晶表示素子42cでは、有機材料である液晶ポリマー膜68a上に無機材料からなる反射防止膜62cを成膜する際、その成膜過程で発生する熱によって液晶ポリマー膜68aや有機配向膜からガスや有機物汚染が発生する場合がある。
これらにより、成膜時のガス圧が変化してしまったり、成膜された膜質が悪化するなどの成膜装置への悪影響を及ぼしたり、反射防止膜62cや液晶ポリマー膜68aの光学特性を悪化させる原因となる。
一方、実施例4の液晶表示素子42dでは、液晶ポリマー膜68bが形成されている面とは反対側の第3基板52の表面に反射防止膜62dを成膜するため、反射防止膜を成膜した後に位相差膜を設けることができ、上記の悪影響を防止することができる。
<実施例5>
次に、実施例5の液晶表示素子について図5を用いて説明する。
図5は、本発明に係る液晶表示素子の実施例5を示す模式的断面図である。
実施例5の液晶表示素子42eは、実施例1〜4の液晶表示素子42a,42b,42c,42dに対して、第3基板52に形成される位相差膜の構成、及びこの位相差膜と反射防止膜との関係が異なり、それ以外については同様である。
そこで、以下に、第3基板52に形成される位相差膜60eの構成、及びこの位相差膜60eと反射防止膜62eとの関係について説明する。
実施例5の液晶表示素子42eは、第3基板52における第2基板50とは反対側の面に、SiOx(1≦x≦2),Ta,TiO,またはAl等の誘電体材料を主成分とする位相差膜60eと、反射防止膜62eと、が順次積層形成されている。即ち、反射防止膜62eは、位相差膜60eにおける大気と接する側の面に形成されており、前述した実施例1〜4の反射防止膜62a,62b,62c,62dと同様のものを用いることができる。
位相差膜60eは、第3基板52における第2基板50とは反対側の面に、上記誘電体材料を、複屈折性を有するように、斜方蒸着等により成膜することによって、所望の位相差を与えることができる。
以上のように構成された液晶表示素子42eは、図示しないヒートシンク、防塵材アパーチャ等と一体化されてパッケージ化されるが、従来別体として用いていた1/4波長板が不要になるので、この1/4波長板を固定したりその回転角度を調整したりするための固定治具や回転角度調整機構等を設けないで省略することができる。この結果、パッケージする際にこの簡単化を図ることができるのみならず、低コスト化及び省スペース化を図ることができる。
<実施例6>
次に、実施例6の液晶表示素子について図6を用いて説明する。
図6は、本発明に係る液晶表示素子の実施例6を示す模式的断面図である。
実施例6の液晶表示素子42fは、実施例5の液晶表示素子42eに対して、第3基板52に形成される位相差膜と反射防止膜との関係が異なり、それ以外については同様である。
そこで、以下に、第3基板52に形成される位相差膜60fと反射防止膜62fとの関係について説明する。
実施例6の液晶表示素子42fは、第3基板52における第2基板50側の面に位相差膜60fが形成され、第2基板50とは反対側の面、即ち、大気と接する側の面に反射防止膜62fが形成されている。
位相差膜60fは、前述の実施例5の位相差膜60eと同様のものを用いることができる。
反射防止膜62fは、前述した実施例1〜5の反射防止膜62a,62b,62c,62d,62eと同様のものを用いることができる。
以上のように構成された液晶表示素子42fは、図示しないヒートシンク、防塵材アパーチャ等と一体化されてパッケージ化されるが、従来別体として用いていた1/4波長板が不要になるので、この1/4波長板を固定したりその回転角度を調整したりするための固定治具や回転角度調整機構等を設けないで省略することができる。この結果、パッケージする際にこの簡単化を図ることができるのみならず、低コスト化及び省スペース化を図ることができる。
次に、上述の液晶表示素子42a,42b,42c,42d,42e,または42fを用いた投射型表示装置について、図7を参照して説明する。図7は本発明に係る液晶表示素子を用いた投射型表示装置の一例を示す図である。ここで前述の図9に示す構成部分と同一構成部品については同一符号を付して説明する。
この投射型表示装置で重要な点は、本発明の液晶表示素子42a,42b,42c,42d,42e,42fでは、1/4波長板と同じ機能を有する位相差膜60a,60b,60c,60d,60e,60fが一体的に組み込まれているので、図9において個別に用いられていた1/4波長板26R、26G、26Bが不要になる点である。
ここでは赤色(R)光用、緑色(G)光用及び青色(B)光用の3つの液晶表示素子42R、42G、42Bが設けられ、カラー表示できるようになっている。
これら液晶表示素子42R、42G、42Bとして、上述した液晶表示素子42a,42b,42c,42d,42e,42fのいずれかを用いることができる。
図7中において、16は白色光を入射光Lとして放射する光源、18、20は特定の波長の光を反射して他の光は透過するダイクロイックミラー、22は反射ミラー、24R、24G、24BはそれぞれR光用、G光用、B光用の偏光ビームスプリッタ、28はR光、G光、B光の各色光を合成する合成プリズム、30は投射レンズ、32は投射レンズからの投射光を映像として表示するスクリーンである。
上記光学系において、光源16からの白色光(入射光)Lはダイクロイックミラー18に入射して色分解され、赤色光[R]は反射し、緑色及び青色光は透過する。さらに緑色及び青色光はダイクロイックミラー20に入射し、青色光[B]が透過し、緑色光[G]が反射する。赤色光はさらにミラー22に反射され、青色光と緑色光はそのまま、それぞれの色に対する偏光ビームスプリッタ24R、24G、24Bを通過する。その際、それぞれの光はランダム偏光の状態からP波成分及びS波成分の曲線偏光に分岐される。
赤色光は、偏光ビームスプリッタ24RによってS波成分のみ反射されて、液晶表示素子42Rに入射され、P波として反射して戻ってくる。この赤色光のP波成分は偏光ビームスプリッタ24Rを透過し、合成プリズム28に入射される。緑色光は、偏光ビームスプリッタ24Gによって、S波成分のみ反射されて、液晶表示素子42Gに入射され、P波として戻ってくる。この緑色光のP波成分は偏光ビームスプリッタ24Gを透過し、合成プリズム28に入射される。
青色光は、偏光ビームスプリッタ24Bによって、S波成分のみ反射されて、液晶表示素子42Bに入射され、P波として戻ってくる。この青色光のP波成分は偏光ビームスプリッタ24Bを透過し、合成プリズム28に入射される。この合成プリズム28において、赤色、緑色、青色の成分は合成され、投射レンズ30によってスクリーン32へ投射される。そして、上記各液晶表示素子42R、42G、42Bにおいて、印加電圧の変化により液晶を光学的に変調し、入射光の偏光状態を変化させることで、反射光のP波成分を調整して、投射画面に階調変化を作って画像が表示されることになる。
尚、偏光板としてブロック型の偏光ビームスプリッタを用いた場合の実施例を示したが、これに限らず、フラット型の偏光ビームスプリッタや、ワイヤーグリッド偏光板も適応させることができる。
また、本実施例においては位相差膜60a,60b,60c,60d,60e,60fを1/4波長に合わせた例を説明したが、所望の位相差を有する位相差板と同等の機能を持たせることもできる。
また、上記実施例では反射型の液晶表示素子を例にとって説明したが、これに限定されず、第1基板を石英基板またはサファイア基板等の透明な基板を用いることにより、先の特許文献1、2に示したような透過型の液晶表示素子にも本発明を適用することができるのは勿論である。
本発明に係る液晶表示素子の実施例1を示す模式的断面図である。 本発明に係る液晶表示素子の実施例2を示す模式的断面図である。 本発明に係る液晶表示素子の実施例3を示す模式的断面図である。 本発明に係る液晶表示素子の実施例4を示す模式的断面図である。 本発明に係る液晶表示素子の実施例5を示す模式的断面図である。 本発明に係る液晶表示素子の実施例6を示す模式的断面図である。 本発明に係る液晶表示素子を用いた投射型表示装置の一例を示す模式図である。 従来の液晶表示素子の一例を示す模式的断面図である。 従来の投射型表示装置の一例を示す模式図である。
符号の説明
42a,42b,42c,42d,42e,42f,42R,42G,42B…液晶表示素子、44…画素電極、46…第1基板、48…液晶、50…第2基板、52…デフォーカス用の第3基板、54…対向電極、58…接着層、60a,60b,60c,60d,60e,60f…位相差膜、62a,62b,62c,62d,62e,62f…反射防止膜、64…接着層、66…固形ギャップ材。

Claims (7)

  1. 複数の画素電極を有する第1基板と、
    前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極を有する第2基板と、
    前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板と、
    前記所定の間隙に充填された液晶と、
    を有し、
    前記第3基板は、その表面に、延伸フィルム,液晶ポリマー,無機誘電体膜のいずれか1種を含む位相差膜が形成されてなることを特徴とする液晶表示素子。
  2. 複数の画素電極を有する第1基板と、
    前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極を有する第2基板と、
    前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板と、
    前記所定の間隙に充填された液晶と、
    を有し、
    前記第3基板上には、接着層と、延伸フィルムを含む位相差膜と、反射防止膜とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子。
  3. 複数の画素電極を有する第1基板と、
    前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極を有する第2基板と、
    前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板と、
    前記所定の間隙に充填された液晶と、
    を有し、
    前記第3基板上には反射防止膜が設けられ、前記第3基板における前記反射防止膜が設けられている側とは反対の側には、接着層と、延伸フィルムを含む位相差膜とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子。
  4. 複数の画素電極を有する第1基板と、
    前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極を有する第2基板と、
    前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板と、
    前記所定の間隙に充填された液晶と、
    を有し、
    前記第3基板上には、所定方向に配向性を有する配向膜と、液晶ポリマーを含む位相差膜と、反射防止膜とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子。
  5. 複数の画素電極を有する第1基板と、
    前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極を有する第2基板と、
    前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板と、
    前記所定の間隙に充填された液晶と、
    を有し、
    前記第3基板上には反射防止膜が設けられ、前記第3基板における前記反射防止膜が設けられている側とは反対の側には、所定方向に配向性を有する配向膜と、液晶ポリマーを含む位相差膜とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子。
  6. 複数の画素電極を有する第1基板と、
    前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極を有する第2基板と、
    前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板と、
    前記所定の間隙に充填された液晶と、
    を有し、
    前記第3基板上には、無機誘電体膜で形成された位相差膜と、反射防止膜とが順次積層されてなることを特徴とする液晶表示素子。
  7. 複数の画素電極を有する第1基板と、
    前記第1基板上に設けられ、前記複数の画素電極と所定の間隙を有して対向配置された対向電極を有する第2基板と、
    前記第2基板上に設けられたデフォーカス用の第3基板と、
    前記所定の間隙に充填された液晶と、
    を有し、
    前記第3基板上には反射防止膜が設けられ、前記第3基板における前記反射防止膜が設けられている側とは反対の側には、無機誘電体膜で形成された位相差膜が設けられてなることを特徴とする液晶表示素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012053364A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Citizen Finetech Miyota Co Ltd 液晶表示素子及びその製造方法

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