JP2008164455A - 定量比分注装置及び定量比混合流体調製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】測定装置1は、所定の断面積及び長さを有し、第1流体が流出される第1流路31と、第1流路31に対して所定の比率となる断面積及び長さを有し、第2流体が流出される第2流路32と、第1流路31中の第1流体及び第2流路32中の第2流体に対して等しい圧力を加圧するシリンジポンプ2とを具備する。
【選択図】図1
Description
以下に、本発明の第1実施形態が説明される。図1は、第1実施形態に係る測定装置1の主要な構成を示す模式図である。図2は、図1のII−II断面における基板3の構成を示す断面図である。なお、図1では測定手段が省略されている。
以下に、本発明の第2実施形態が説明される。図4は、第2実施形態に係る基板9の構成を示す横断面図である。この基板9の排出口に対して、第1実施形態の変形例(図3参照)で示されたように、チューブ12,13、混合容器7、吸引ポンプが接続されて測定装置が構成される。以下には、基板9の構成について説明がされ、その他の構成については説明が省略される。
第1実施形態の変形例と同様の構成の測定装置を用い、第1流体及び第2流体を水として、混合容器7への分注精度を評価した。基板4としてアクリル板を用い、機械的加工により第1流路31及び第2流路32を形成した。第1流路31は、幅95μm×深さ98μmの断面積とし、第2流路32は、幅397μm×深さ237μmの断面積とした。第1流路31の長さと第2流路32の長さは同一とした。また、チューブ10〜13として、内径500μm×長さ25cmのポリテトラフルオロエチレン製のチューブを用いた。吸引ポンプとしてシリンジを混合容器7のドレイン8に接続し、手動でシリンジを動作させることにより混合容器7を減圧した。第1流路31から流出される水の量と、第2流路32から流出される水の量とをそれぞれ測定して量比を求め、7回の操作の平均値及び標準偏差を算出した。得られた量比の平均値は34.0であり、標準偏差は0.91であった。
第2実施形態と同様の構成の測定装置を用い、第1流体及び第2流体を水として、混合容器7への分注精度を評価した。基板9としてアクリル板を用い、機械的加工により第1容器41、第2容器42、第1流路43、及び第2流路44を形成した。第1容器41は、幅10mm×深さ2mmの断面積であって長さが45mmとした。第2容器42は、幅5mm×深さ2mmの断面積であって長さが45mmとした。第1流路43は、幅500μm×深さ800μmの断面積であって長さが67.6mmとした。第2流路44は、幅500μm×深さ190μmの断面積であって長さが67.6mmとした。また、チューブ10〜13として、内径500μm×長さ25cmのポリテトラフルオロエチレン製のチューブを用いた。吸引ポンプとしてシリンジを混合容器7のドレイン8に接続し、手動でシリンジを動作させることにより混合容器7を減圧した。第1流路43から流出される水の量と、第2流路44から流出される水の量とをそれぞれ測定して量比を求め、7回の操作の平均値及び標準偏差を算出した。得られた量比の平均値は40.9であり、標準偏差は2.9であった。
第2流路44の深さを230μmとしたほかは、実施例2と同様にして第1流路43から流出される水の量と、第2流路44から流出される水の量とをそれぞれ測定して量比を求め、7回の操作の平均値及び標準偏差を算出した。得られた量比の平均値は7.3であり、標準偏差は0.6であった。
第2流路44の深さを270μmとしたほかは、実施例2と同様にして第1流路43から流出される水の量と、第2流路44から流出される水の量とをそれぞれ測定して量比を求め、7回の操作の平均値及び標準偏差を算出した。得られた量比の平均値は4.1であり、標準偏差は0.4であった。
第2実施形態と同様の構成の測定装置を用いてメタノール燃料電池用の燃料を調整した。基板9の構成は、第2流路44の深さを270μmとしたほかは、実施例2と同様である。ただし、基板9として、シリコン基板にドライエッチングで各容器及び各流路を形成し、そのシリコン基板に耐熱ガラス(商品名:パイレックス)を貼り合わせたものを用いた。第1流体としてメタノールを用い、第2流体として水を用いた。混合容器7に流出されたメタノールと水との混合体を燃料としてメタノール燃料電池に供給した。メタノール燃料電池として、電極面積が16cm2、出力が39mVのものを用いた。このメタノール燃料電池によって、0.41〜0.43Vの起電力が得られた。
第1実施形態の変形例と同様の構成の測定装置を用い、第1流体としてセレン化カドミウム(CdSe)を含むトルエン溶液と用い、第2流体としてトルエンを用いて、混相流体の希釈を行った。基板4としてシリコン板にパレックスガラスを貼り合わせたもの用い、機械的加工により第1流路31及び第2流路32を形成した。第1流路31及び第2流路32とも、幅200μm×深さ200μmの断面積とし、長さも同一とした。また、チューブ10〜13として、内径500μm×長さ25cmのポリテトラフルオロエチレン製のチューブを用いた。吸引ポンプとしてシリンジを混合容器7のドレイン8に接続し、手動でシリンジを動作させることにより混合容器7を減圧した。第1流体におけるCdSe濃度と、混合容器7において得られた混合体におけるCdSeと350nmの吸光度により比較したところ、第1流体が0.155であったのに対して、混合体は0.30であり、ほぼ半分に希釈されていた。
基板9に代えてキャピラリーにより第1流路及び第2流路を形成して、水素ガスと酸素ガスとを2:1の体積割合で混合させることとした。第1流路として、内径28μm×長さ1mのシリカキャピラリーを用い、一端に水素ガスが封入されたビニール袋を接続した。第1流路として、内径20μm×長さ1mのシリカキャピラリーを用い、一端に酸素ガスが封入されたビニール袋を接続した。第1流路及び第2流路をそれぞれ構成する2本のシリカキャピラリーの他端側に1つの風船を接続し、その風船を密閉容器に封入した。密閉容器内を減圧することにより風船を膨らませた。その風船を、内部のガスが漏れないように取り出した。風船内の混合ガスにおける酸素濃度を酸素濃度計を用いて測定したところ、34%であった。
2・・・シリンジポンプ2(圧力付与手段)
4・・・混合容器
31・・・第1流路
32・・・第2流路
41・・・第1容器
42・・・第2容器
43・・・第1流路
44・・・第2流路
Claims (16)
- 所定の圧力損失で第1流体が流出される第1流路と、
上記第1流路に対して所定の比率となる圧力損失を有し、第2流体が流出される第2流路と、
上記第1流路中の第1流体及び上記第2流路中の第2流体を加圧又は減圧する圧力付与手段と、を具備してなる定量比分注装置。 - 上記第1流路は、所定の断面積及び長さを有し、
上記第2流路は、上記第1流路に対して所定の比率となる断面積及び長さを有し、
上記圧力付与手段は、上記第1流路中の第1流体及び上記第2流路中の第2流体に対して等しい圧力を加圧又は減圧するものである請求項1に記載の定量比分注装置。 - 上記第1流体及び第2流体は、液体、気体、又は混相流体のいずれかである請求項1又は2に記載の定量比分注装置。
- 上記第1流路から流出された第1流体と上記第2流路から流出された第2流体とを混合して保持する混合容器を更に具備する請求項1から3のいずれかに記載の定量比分注装置。
- 請求項4に記載の定量比分注装置と、
上記混合容器において、第1流体及び第2流体を含む混合体の反応状態を測定する測定手段とを具備する測定装置。 - 上記第1流体及び上記第2流体のいずれか一方が検出用試薬であり、他方が検体である請求項5に記載の測定装置。
- 所定の圧力損失を有し、第1流体が保持される第1容器と、
上記第1容器に対して所定の比率となる圧力損失を有し、第2流体が保持される第2容器と、
上記第1容器に保持された第1流体が流出される第1流路と、
上記第2容器に保持された第2流体が流出される第2流路と、
上記第1容器中の第1流体及び上記第2容器中の第2流体を加圧又は減圧する圧力付与手段と、を具備してなる定量比分注装置。 - 上記第1流路は、所定の圧力損失を有し、
上記第2流路は、上記第1流路に対して所定の比率となる圧力損失を有する請求項7に記載の定量比分注装置。 - 上記第1容器は、所定の断面積及び長さを有し、
上記第2容器は、上記第1容器に対して所定の比率となる断面積及び長さを有し、
上記圧力付与手段は、上記第1容器中の第1流体及び上記第2容器中の第2流体に対して等しい圧力を加圧又は減圧するものである請求項7に記載の定量比分注装置。 - 上記第1流路は、所定の断面積及び長さを有し、
上記第2流路は、上記第1流路に対して所定の比率となる断面積及び長さを有する請求項8に記載の定量比分注装置。 - 上記第1流体及び第2流体は、液体、気体、又は混相流体のいずれかである請求項7から10のいずれかに記載の定量比分注装置。
- 上記第1流路から流出された第1流体と上記第2流路から流出された第2流体とを混合して保持する混合容器を更に具備する請求項7から11のいずれかに記載の定量比分注装置。
- 請求項12に記載の定量比分注装置と、
上記混合容器において、第1流体及び第2流体を含む混合体の反応状態を測定する測定手段とを具備する測定装置。 - 上記第1流体及び上記第2流体のいずれか一方が検出用試薬であり、他方が検体である請求項13に記載の測定装置。
- 所定の圧力損失を有する第1流路から、加圧又は減圧によって第1流体を流出させる第1ステップと、
上記第1流路に対して所定の比率となる圧力損失を有する第2流路から、上記第1流体に付与した圧力と等しい圧力の加圧又は減圧によって第2流体を流出させる第2ステップと、
上記第1流路から流出された第1流体と上記第2流路から流出された第2流体をとを混合する第3ステップと、を含む定量比混合流体調製方法。 - 所定の圧力損失を有する第1容器に保持された第1流体を、加圧又は減圧によって第1流路を通じて流出させる第4ステップと、
上記第1容器に対して所定の比率となる圧力損失を有する第2容器に保持された第2流体を、上記第1流体に付与した圧力と等しい圧力の加圧又は減圧によって第2流路を通じて流出させる第5ステップと、
上記第1流路から流出された第1流体と上記第2流路から流出された第2流体をとを混合する第6ステップと、を含む定量比混合流体調製方法。
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2006
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