JP2008164154A - ダンパプーリ - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性部材の損傷に起因してリングとハブとが相対的に空転することを抑制することのできるダンパプーリを提供する。
【解決手段】ダンパプーリ10は、出力軸20に装着されるハブ11と、補機ベルト21に巻き掛けられるとともに弾性部材12を介してハブ11に嵌着されるリング13とを備えている。出力軸20の回転力が弾性部材12を介して補機ベルト21に伝達されるとともに、リング13が弾性部材12の変形に伴ってハブ11に対してその周方向に相対変位することにより出力軸20のねじり振動を減衰させることができる。ハブ11に係止部材14が固定されるとともに、リング13において係止部材14に対応した位置にその周方向において所定の余裕代Dを有して同係止部材14に係合可能な凹部41が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸のねじり振動を減衰するダンパプーリに関する。
こうしたダンパプーリとしては、例えば特許文献1に記載されるものが知られている。具体的には、図6に示されるように、ダンパプーリ110は、回転軸120に装着されるハブ111、駆動ベルト121が巻き掛けられるリング113、並びにゴム等からなる弾性部材112を備えている。ここで、弾性部材112は、ハブ111とリング113との間に圧入されるとともに、リング113は、この弾性部材112を介してハブ111の外周に嵌着されている。こうしたダンパプーリ110により、回転軸120及び駆動ベルト121の一方の回転力が他方に伝達されるとともに、例えば駆動ベルト121又は回転軸120の回転状態が変化することにより生じる回転軸120のねじり振動を減衰させることができる。すなわち、このように回転軸120のねじり振動が発生したときに、弾性部材112が変形し、その変形によって振動エネルギを吸収することにより、回転軸120のねじり振動を減衰させることができる。
特開平8−210467号公報
このようなダンパプーリ110を採用することにより、回転軸120のねじり振動を減衰させることができるようにはなる。しかし、例えば経年劣化等により弾性部材112が脆化した場合には、例えば回転軸120において過大なねじり振動が生じるときに弾性部材112が損傷することも否定できない。そしてこのように弾性部材112が損傷すると、リング113とハブ111とが相対的に空転するようになり、ダンパプーリ110により回転軸120及び駆動ベルト121の一方の回転力を弾性部材112を介して他方に伝達することができなくなるおそれがある。
本発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、弾性部材の損傷に起因してリングとハブとが相対的に空転することを抑制することのできるダンパプーリを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、回転軸に装着されるハブと、ベルトに巻き掛けられるとともに弾性部材を介して前記ハブの外周に嵌着されるリングとを備え、前記回転軸及び前記ベルトの一方の回転力を前記弾性部材を介して他方に伝達するとともに、前記リングが前記弾性部材の変形に伴って前記ハブに対してその周方向に相対変位することにより前記回転軸のねじり振動を減衰するダンパプーリにおいて、前記ハブ及び前記リングの一方に係止部材が固定されるとともに、他方において前記係止部材に対応した位置にその周方向において所定の余裕代を有して同係止部材に係合可能な凹部が形成されることをその要旨とする。
同構成によれば、ハブ及びリングの一方には係止部材が形成されるとともに、他方にはその周方向において所定の余裕代を有して係止部材に係合される凹部が形成されているため、その周方向におけるハブとリングとの所定の余裕代以下の相対変位が許容される一方、所定の余裕代以上の相対変位についてはこれが規制される。そのため、ダンパプーリが正常状態である場合には、リングがその周方向においてリングハブに対して所定の余裕代以下に相対変位することにより、回転軸のねじり振動を減衰することができる。一方、弾性部材が損傷する等して回転軸及びベルトの一方の回転力をその弾性部材を介して他方に伝達することができない場合には、係止部材と凹部とが係合することにより、その周方向におけるハブとリングとの所定の余裕代以上の相対変位を規制し、こうした弾性部材の損傷に起因してハブとリングとが相対的に空転することを防止することができるようになる。
なお、請求項2に記載されるように、所定の余裕代はハブとリングとの周方向における相対変位の設計最大値よりも大きくなるように設定されてなる、といった構造を採用することが望ましい。こうした構成によれば、ダンパプーリの正常状態下で、例えば回転軸において相対的に大きなねじり振動が発生してハブとリングとの相対変位がその設計最大値になった場合であっても、係止部材と凹部の内壁との衝突を回避することができる。したがって、ダンパプーリの減衰効果を好適に維持することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のダンパプーリにおいて、前記凹部は、前記係止部材に当接することによりその回転軸方向における前記凹部と前記係止部材との相対変位を規制する規制部分を有してなることをその要旨とする。
上記のように弾性部材が損傷した場合には、リングがハブに対してその回転軸方向に相対変位し、ひいてはハブから脱落するおそれもある。
この点、上記構成によれば、その回転軸方向におけるそれらハブとリングとの相対変位を抑制することができ、弾性部材が損傷した場合であっても、リングがその回転軸方向に沿って脱落することを抑制することができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載のダンパプーリにおいて、前記回転軸は、車両に搭載される内燃機関の出力軸であり、前記ベルトは、前記出力軸の回転力を前記内燃機関の補機に伝達する補機駆動用ベルトであることをその要旨とする。
例えば、エアコンのコンプレッサや車載バッテリーに充電するためのオルタネータ等、内燃機関の補機類は補機駆動用のベルトを介して内燃機関の出力軸に連結されその回転力が伝達されることによって駆動される。上述のように出力軸と補機ベルトとの間にダンパプーリを設けることにより、機関運転状態の変化により生じる出力軸のねじり振動を減衰することができる。ただし、例えば、内燃機関の異常燃焼等により出力軸の回転速度が急激に変化し、これによりダンパプーリの弾性部材に過度の負荷が作用してこれが損傷することがあると、出力軸に装着されたハブの回転力を弾性部材を介してリングに伝達させることができず、ハブが出力軸とともに空転するようになる。その結果、出力軸により補機を駆動することができなくなり、車両の退避走行すらおぼつかなくなる懸念がある。
この点、上記構成によれば、ダンパプーリが正常状態であるときには、リングがハブに対して周方向に相対変位することにより出力軸のねじり振動を減衰させることができる一方、弾性部材が損傷したときには、ハブとリングとの空転を防止することができるようになる。そのため、弾性部材が損傷した場合であっても、オルタネータ等の補機を駆動することができ、車両の退避走行が可能となる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかるダンパプーリを車載内燃機関の出力軸に取り付けられるダンパプーリに適用した第1の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。ここで、図1は、本実施形態にかかるダンパプーリについてその断面構造を示す断面図であり、図2は、図1の2−2線に沿った断面構造を示す断面図である。
図1及び図2に示されるように、本実施形態にかかるダンパプーリ10では、出力軸20の先端部に装着されるハブ11の外周に、リング13がゴム等からなる弾性部材12を介して嵌着されている。また、エアコンのコンプレッサや車載バッテリーに充電するためのオルタネータ等、補機類の出力軸にはプーリが取り付けられており、これら補機類のプーリとダンパプーリ10のリング13とには補機ベルト21が巻き掛けられている。
このような構成により、内燃機関の運転中に、出力軸20の回転力がダンパプーリ10によって補機ベルト21に伝達され、内燃機関の補機類がその補機ベルト21によって駆動される。また、例えば補機ベルト21又は出力軸20の回転状態が変化することにより出力軸20においてねじり振動が発生したときには、リング13が弾性部材12の変形に伴ってハブ11に対してその周方向に相対変位することにより、振動エネルギが吸収されて出力軸20のねじり振動を減衰させることができる。
ところで、上述したように、経年劣化等により弾性部材12が脆化した場合には、例えば内燃機関の異常燃焼等により出力軸20の回転速度が急激に変化し、これにより弾性部材12に過度の負荷が作用してこれが損傷することがある。そしてこのように弾性部材12が損傷すると、リング13とハブ11とが相対的に空転するようになり、ダンパプーリ10により出力軸20の回転力を補機ベルト21に伝達することができなくなるおそれがある。その結果、オルタネータ等の補機を駆動することができなくなり、車両の退避走行すらおぼつかなくなる懸念がある。
そこで、本実施形態では、以下の構成を採用することにより、こうした不都合を好適に回避するようにしている。
すなわち、図1及び図2に示されるように、ハブ11の外周面には、同ハブ11の一方の側面から他方の側面までその回転軸方向に延伸する溝31が形成されるとともに、この溝31には、板状の係止部材14が圧入されている。一方、リング13の内周面には、係止部材14に対応した位置にその周方向において所定の余裕代Dを有して同係止部材14に係合可能な凹部41が形成されている。なお、この所定の余裕代Dは、リング13の回転方向におけるハブ11とリング13との相対変位の設計最大値よりも大きくなるように設定されている。すなわち、通常の機関運転状態において、出力軸20から補機ベルト21に伝達されるトルクがその最大値に達した場合や、出力軸20の捩り振動によってリング13がハブ11に対して相対回転した場合であっても、係止部材14が凹部41の内壁に接触しないように上記余裕代Dは設定されている。また、弾性部材12においてその凹部41に対応する部分は切り欠かれており、係止部材14と弾性部材12との間には、その幅が所定の余裕代Dに相当する隙間が形成されている。
こうした構成により、ダンパプーリ10が正常状態である場合には、弾性部材12の変形に伴ってリング13がその周方向においてハブ11に対して所定の余裕代Dの範囲内で相対変位することにより、出力軸20に生じるねじり振動を減衰させることができる。一方、弾性部材12が損傷する等して出力軸20の回転力を弾性部材12を介して補機ベルト21に伝達することができない場合には、係止部材14が凹部41においてリング13の回転方向Wと垂直な内周部41aに当接する、すなわち係止部材14と凹部41とが係合するようになる。これにより、その周方向におけるハブ11とリング13との所定の余裕代D以上の相対変位が規制され、出力軸20の回転力がその係止部材14を介して補機ベルト21に伝達されるようになる。
以上説明した実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)ハブ11には係止部材14が形成されるとともに、リング13にはその周方向において所定の余裕代Dを有して係止部材14に係合される凹部が形成されることとした。これにより、ダンパプーリ10が正常状態である場合には、出力軸20のねじり振動を抑制することができるとともに、弾性部材12が損傷する等して出力軸20の回転力を弾性部材12を介してリング13に伝達することができない場合には、ハブ11とリング13とが相対的に空転することを防止することができる。そのため、弾性部材12が損傷した場合であっても、オルタネータ等の補機を駆動することができ、車両の退避走行が可能となる。
(2)所定の余裕代Dをハブ11とリング13との周方向における相対変位の設計最大値よりも大きくなるように設定することとした。こうした構成によれば、ダンパプーリ10の正常状態下で、例えば出力軸20において相対的に大きなねじり振動が発生してハブ11とリング13との相対変位がその設計最大値になった場合であっても、係止部材14と凹部41においてリング13の回転方向Wと垂直な内周部41a,41bとの衝突を回避することができる。したがって、ダンパプーリ10の減衰効果を好適に維持することができるようになる。
(第2の実施形態)
以下、本発明にかかる第2の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に図3及び図4を参照して説明する。図3は、本実施形態にかかるダンパプーリについてその断面構造を示す断面図であり、図4は、図3の4−4線に沿った断面構造を示す断面図である。なお、この第2の実施形態にかかるダンパプーリも、車載内燃機関の出力軸に取り付けられるダンパプーリであり、その基本的な構造は先に説明した第1の実施形態のダンパプーリと同様である。
図3及び図4に示されるように、本実施形態にかかるダンパプーリ50にあっても、出力軸20の先端部に装着されるハブ11の外周に、リング13がゴム等からなる弾性部材12を介して嵌着されている。そのハブ11の外周面には、同ハブ11の両側面から中心部に向けてその回転軸方向に延伸する溝32,33が形成されるとともに、これら溝32,33には、板状の係止部材14,15がそれぞれ圧入されている。一方、リング13の内周面には、これら係止部材15,16に対応した位置にその周方向において所定の余裕代Dを有して同係止部材15,16に係合可能な凹部42,43がそれぞれ形成されており、これら凹部42,43においてリング13の回転軸方向と垂直な内周部42a,43aは、係止部材15,16の底部15a,16aとそれぞれ当接している。なお、所定の余裕代Dは、リング13の回転方向におけるハブ11とリング13との相対変位の設計最大値よりも大きくなるように設定されている。すなわち、通常の機関運転状態において、出力軸20から補機ベルト21に伝達されるトルクがその最大値に達した場合や、出力軸20の捩り振動によってリング13がハブ11に対して相対回転した場合であっても、係止部材15,16が凹部42,43の内壁に接触しないように上記余裕代Dは設定されている。また、弾性部材12においてその凹部42,43に対応する部分は切欠され、係止部材15,16と弾性部材12との間には、その幅が所定の余裕代Dに相当する隙間が形成されている。
こうした構成により、ダンパプーリ50が正常状態である場合には、弾性部材12の変形に伴ってリング13がその周方向においてハブ11に対して所定の余裕代Dの範囲内で相対変位することにより、出力軸20に生じるねじり振動を減衰させることができる。一方、弾性部材12が損傷する等して出力軸20の回転力を弾性部材12を介して補機ベルト21に伝達することができない場合には、係止部材15,16が凹部42,43においてリング13の回転方向Wと垂直な内周部42b,43bに当接する、すなわち係止部材15,15と凹部42,43とがそれぞれ係合するようになる。これにより、その周方向におけるハブ11とリング13との所定の余裕代D以上の相対変位が規制され、出力軸20の回転力がその係止部材15,16を介して補機ベルト21に伝達されるようになる。また、凹部42,43の内周部42a,43aと係止部材15,16の底部15a,16aとがそれぞれ当接することにより、回転方向における凹部42,43と係止部材15,16との相対変位、すなわちハブ11とリング13との相対変位が規制されるようになる。
以上説明した第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態の効果(1)、(2)に加えて、さらに以下の効果が得られるようになる。
(3)凹部42,43の内周部42a,43aと係止部材15,16の底部15a,16aとがそれぞれ当接することにより、それらの回転軸方向におけるハブ11とリング13との相対変位を規制することとした。そのため、弾性部材12が損傷した場合であっても、リング13がその回転軸方向に沿ってハブ11から脱落することを防止することができるようになる。
尚、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・第1の実施形態では、ハブ11に係止部材14を固定するとともに、リング13において係止部材14に対応した位置に凹部41を形成するようにしている。これに限らず、例えば図5に示されるように、リング13に形成された溝34に係止部材14を圧入するとともに、ハブ11において係止部材14に対応した位置にその周方向において所定の余裕代Dを有して係止部材14に係合可能な凹部44を形成してもよい。また、第2の実施形態において、2つの係止部材15,16をハブ11に固定するとともに、リング13において係止部材15,16に対応した位置に2つの凹部をそれぞれ形成する構造を採用することもできる。
・上記実施形態では、所定の余裕代Dをハブ11とリング13との周方向における相対変位の設計最大値よりも大きくなるように設定するようにしているが、例えば部材の強度上の設計制限により、その凹部の幅を相対的に大きく設定できない場合には、その余裕代Dをハブ11とリング13との相対変位の設計最大値以下に設定することもできる。
・上記実施形態では、車載内燃機関の出力軸20に取り付けられるダンパプーリに本発明を適用する場合について例示したが、これに限らず、例えば各補機の入力軸に設けられるダンパプーリ等、他のダンパプーリであっても、基本的に同様の態様をもって本発明を適用することができる。
第1の実施形態にかかるダンパプーリについてその断面構造を示す断面図。 図1の2−2線に沿った断面構造を示す断面図。 第2の実施形態にかかるダンパプーリについてその断面構造を示す断面図。 図3の4−4線に沿った断面構造を示す断面図。 第1に実施形態のダンパプーリの変形例についてその断面構造を示す断面図。 従来のダンパプーリについてその断面構造を示す断面図。
符号の説明
D…余裕代、10…ダンパプーリ、11…ハブ、12…弾性部材、13…リング、14,15,16…係止部材、15a,16a…底部、20…出力軸、21…補機ベルト、31〜34…溝、41…凹部、41a,41b…内周部、42…凹部、42a,42b…内周部、43…凹部、43a,43b…内周部、44…凹部、50…ダンパプーリ、110…ダンパプーリ、111…ハブ、112…弾性部材、113…リング、120…回動軸、121…駆動ベルト。

Claims (4)

  1. 回転軸に装着されるハブと、ベルトに巻き掛けられるとともに弾性部材を介して前記ハブの外周に嵌着されるリングとを備え、前記回転軸及び前記ベルトの一方の回転力を前記弾性部材を介して他方に伝達するとともに、前記リングが前記弾性部材の変形に伴って前記ハブに対してその周方向に相対変位することにより前記回転軸のねじり振動を減衰するダンパプーリにおいて、
    前記ハブ及び前記リングの一方に係止部材が固定されるとともに、他方において前記係止部材に対応した位置にその周方向において所定の余裕代を有して同係止部材に係合可能な凹部が形成される
    ことを特徴とするダンパプーリ。
  2. 請求項1に記載のダンパプーリにおいて、
    前記所定の余裕代は、その周方向における前記ハブと前記リングとの相対変位の設計最大値よりも大きくなるように設定されてなる
    ことを特徴とするダンパプーリ。
  3. 請求項1又は2に記載のダンパプーリにおいて、
    前記凹部は、前記係止部材に当接することによりその回転軸方向における前記凹部と前記係止部材との相対変位を規制する規制部分を有してなる
    ことを特徴とするダンパプーリ。
  4. 請求項1〜3に記載のダンパプーリにおいて、
    前記回転軸は、車両に搭載される内燃機関の出力軸であり、前記ベルトは、前記出力軸の回転力を前記内燃機関の補機に伝達する補機駆動用ベルトである
    ことを特徴とするダンパプーリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107316835A (zh) * 2017-08-14 2017-11-03 通威太阳能(安徽)有限公司 一种新型扩散炉电池片输送装置

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