JP2008163668A - 移動体の引込機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な引込機構により移動体を引き込むようにして開閉操作性を向上する。
【解決手段】移動体7の引込機構1において、本体側に設けられるハウジング20と、ハウジングに摺動可能に配置されるとともに付勢手段Sの付勢力により摺動されるスライダー3と、スライダーを付勢手段の付勢力に抗して係止する係止手段4とを有した引込ユニット2と、移動体7の回動と同期して回動される揺動アーム17と、移動体7が第1位置に達したときに揺動アームとスライダーとを連結するとともに、係止手段の係止を解除する方向変換兼連結手段5とを備え、移動体7を、第1位置まで回動すると、方向変換兼連結手段5を介して係止手段4の係止を解除し、付勢手段Sによるスライダー3の摺動を伴って第2位置まで回動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、各種の移動体を本体の第1位置から第2位置に付勢手段の付勢力を利用して回動する移動体の引込機構に関する。
図8は特許文献1に開示の車両用リッド(トランクリッド)を示している。同図のリッド20は、車体10aに対し左右のヒンジ装置21,21を介して回動可能に取り付けられ、該ヒンジ装置を介して車体後部に設けられたトランクルーム10の開口部11を開閉する構成である。また、この構造において、ヒンジ装置21は前側が車体側ブラケットに対し不図示の枢軸を介し枢支され、後側がリッドに固着されている。リッド20は、ヒンジ装置21に隣接して設けられた自動開閉装置30により自動的に開閉されるとともに、不図示の自動手動切換機構によって手動で開くこともできる。符号22はリッド20をヒンジ装置21を介して開方向へ付勢しているトーションバー、符号45は駆動モータである。
また、車両用リッドでは、特許文献2に開示されているように、ラッチ機構がリッド揺動端側に設けられており、全閉する少し手前で車体側のストライカと噛み合わせた後、全閉位置まで自動的に引き込んでロックする、いわゆるイージークローザ機構が装備されていることが多い。
実開平5−78877号公報 特開2004−100225号公報
特許文献1の構造では、リッドが自動開閉装置により開閉されるとともに、手動自動切換機構によって手動でも開き操作可能となっているため使い勝手がよい反面、自動開閉装置及び駆動モータ並びに自動手動切換機構を装備するため高価になり重量増などの問題もある。これに対し、特許文献2に例示されるイージークローザ機構は、リッドを全閉する場合、例えば、車体側シール部材の反力に打ち勝つよう強く押さなければならないという煩わしさを解消するため多くの車に採用されている。
すなわち、通常の車では、リッドを手動で開閉操作することを前提とし、特許文献2に例示されるような全閉する少し手前から全閉位置まで自動的に引き込むイージークローザ機構を採用するとともに、付勢手段で開方向へ付勢力して開操作を助けたり、制動手段により荷重で閉方向へ急速に回動しないよう制動するようにしている。
このため、リッドの閉じ操作では、リッドを手で掴んで回動操作する関係で、リッドを開から閉方向へ回動したときに車体側開口縁部との間に指等を挟む虞がある。これは、例えば、リッドがイージークローザ機構を装備していても全閉の少し手前、つまり車体側開口縁部との隙間に指が入り込まないような段階から引き込みが開始されること、リッドが制動手段により制動されながら閉方向に操作される場合でも制動力が全閉に近づくに従って弱くなるからである。
そこで、本発明の目的は、比較的簡単な引込機構により移動体を途中から引き込むようにして開閉操作性を向上したり、イージークローザ機構で引き込まれるまでの橋渡しをして上述したような指等の挟み込みの虞を解消できるようにする。
上記した目的を達成するため本発明は、本体にヒンジ装置を介して回動可能に取り付けられる移動体を、前記本体の第1位置から第2位置へは付勢手段の付勢力を利用して回動する移動体の引込機構において、前記本体側に設けられるハウジングと、前記ハウジングに摺動可能に配置されるとともに前記付勢手段の付勢力により摺動されるスライダーと、前記スライダーを前記付勢手段の付勢力に抗して係止する係止手段とを有した引込ユニットと、前記移動体の回動と同期して回動される揺動アームと、前記移動体が第1位置に達したときに前記揺動アームと前記スライダーとを連結するとともに、前記係止手段の係止を解除する方向変換兼連結手段とを備え、前記移動体を、第1位置まで回動すると、前記方向変換兼連結手段を介して前記係止手段の係止を解除し、前記付勢手段による前記スライダーの摺動を伴って第2位置まで回動することを特徴としている。
以上の移動体の引込機構において、第1位置は全開位置、全閉位置、途中位置の何れかであり、第2位置は全閉位置、全開位置、前記の途中位置と異なる途中位置の何れかである。また、より好ましくは次のように具体化されることである。
(1)前記揺動アームは、前記ヒンジ装置を構成しているヒンジアーム又は該ヒンジアームの回動軸に固定されていることである(請求項2)。
(2)前記ハウジングに配置されて前記移動体の回動速度を前記スライダーを介して制動する制動手段を有していることである(請求項3)。
(3)前記移動体が前記本体の開口部を開閉する車両用リッドであり、前記本体側との間に設けられて前記開口部を全閉する少し手前から全閉位置まで引き込むイージークローザ機構を有しているとともに、前記第2位置が前記イージークローザ機構により前記リッドを全閉方向へ引き込みを開始する位置に設定されていることである(請求項3)。
請求項1の発明は、引込機構が引込ユニットと揺動アーム並びに方向変換兼連結手段にて構成されて、移動体が第1位置まで回動されると、揺動アームと作動連結する方向変換兼連結手段を介してスライダーに対する係止手段の係止を解除し、付勢手段の付勢力により摺動されるスライダーを介して第2位置まで回動する。このため、引込機構としては、移動体が回動式リッドの場合に好適となり、しかも簡易でありモータ等の動力源も不用なためコスト高及び重量的な制約もなく汎用性に富んでいるものを提供できる。
請求項2の発明では、揺動アームとして、形態例のようなリンクの回動軸(支持ピン等)に固定したり、図8の棒状ヒンジの前側を車体側ブラケットに枢支している不図示の枢軸に固定することでリッド側出力部を容易に確保でき、しかもアーム全寸を変えるだけで引込ユニットの設置箇所にも自由度を付与できる。
請求項3の発明では、移動体をスライダー及び付勢手段の付勢力により引き込むが、その際、制動手段で制動された低速で移動体を引き込むため高級感を付与できる。この場合、形態例のごとく制動手段としてピストンダンパーを使用するとともに、付勢手段としてコイルばねの内径側に配置することで引込ユニットのコンパクト化を図ることができる。
請求項4の発明では、形態例のごとく移動体が本発明の引込機構により開途中から引き込んだ後、連続してイージークローザ機構により全閉位置まだ引き込まれるので課題に挙げたような指等の挟み込みの虞を確実に解消できる。この結果、本発明は使い勝手と共に安全性も向上できる。
本発明の形態例を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の用途例を示し、図2と図3は引込機構の構造例を示し、図4〜図7は要部作動例を示している。以下の説明では、用途例、機構特徴、作動の順に詳述する。なお、図4〜図7において、各(b)の符号44は回動レバーの後両側に突出された凸部であり、作図上は図面に表れないが、スライダー側の逃げ孔33との関係を分かり易くするため図示した。勿論、凸部44は手前のシャフト46と同様なシャフト等で構成することも可能であり、その場合は図示したように表れる。また、各(a)の引込ユニット2ではヒンジ装置8と凸部31b,32b(スライダー)及び凸部54(ストライカー)との概略的な位置関係を示したものである。このため、ストッパー37等の細部を省略している。
(用途例)ここでは引込機構の適応例とヒンジ装置並びにイージークローザ機構について述べる。図1の引込機構1は、スライダー3及び付勢ばねS並びに係止手段4等からなる引込ユニット2と、後述するヒンジ装置8側の揺動アーム17と、引込ユニット2に組み込まれて揺動アーム17と引込ユニット2のスライダー3とを作動連結する方向変換兼連結手段5とを備え、車体6にヒンジ装置8を介して回動可能に取り付けられたトランクリッド等の車両用リッド7を開から閉方向に回動操作する途中(第1位置)から全閉の少し手前(第2位置)まで引き込む設定となっている。すなわち、車両用リッド7は、前縁がトランクルーム等の車体側開口部6aの前側対応部に対し左右のヒンジ装置8,8を介して支持されており、開口部6aを最大まで露出する全開位置から前記第1位置まで手動で回動すると、第1位置から前記第2位置までが引込機構1により付勢ばねSの付勢力を利用して回動され、引き続いてリッド揺動端側と開口部6aの後側対応部との間に設けられているイージークローザ機構9により全閉位置まで自動的に引き込まれるよう構成されている。
ここで、図1中、符号a〜eはリッド7の開き位置を示している。a位置はリッド7の全開位置(110度回動)、b位置はリッド7の途中位置(65度回動)、c位置はリッド7の途中位置(30度回動)、d位置はリッド7を30度より更に若干閉方向へ回動した途中位置、e位置はリッド7がイージークローザ機構9により全閉方向へ引き込み開始される待機位置(1度回動)である。そして、この例では、前記第1位置がd位置に対応し、前記第2位置がイージークローザ機構9の待機位置であるe位置に対応している。
また、両側のヒンジ装置8は、図1と図4(a)に示されるように、4リンク構造と称されているタイプであり、固定ブラケット10と、可動ブラケット11と、固定ブラケット10と可動ブラケット11との間に介在されている前リンク12及び後リンク13とで構成されている。このうち、固定ブラケット10は車体6側にボルト等で略水平状態に装着される。可動ブラケット11はリッド7の基端内面側で前後方向に装着される。固定ブラケット10と可動ブラケット11とは、車体後方側に配置される後リンク13により両端側の支持ピン14a,14bを介して回動可能に連結されるとともに、車体前方側に配置される前リンク12により両端側の支持ピン15,16を介して回動可能に連結されている。そして、このヒンジ装置8では、以上の基本構造は従来と同じであるが、前リンク12の下端と固定ブラケット10の前端とを連結している支持ピン15が変更されている。
すなわち、支持ピン15は、揺動アーム17をリッド7と同期して回動可能にする構成であり、図2(c)に模式的に示したように、径大頭部15aに突出されている軸部分として、例えば、前リンク12の下端に設けられた係合孔に挿通係止される頭部側の係合軸部15bと、固定ブラケット10の前端に設けられた嵌合孔に筒部材Mを介して挿通される嵌合軸部15cと、揺動アーム17の上端に設けられた係合孔17aに挿入係止される係合軸部15dとを有している。筒部材Mは、前フランジ部付きであり、嵌合軸部15cに回動自在に嵌合されているとともに、嵌合軸部15cに周設されている溝部に係合されているCリング等の止め具Cにより横ずれが防止される。筒部材Mの前フランジ部は、係合軸部15bに固定される前リング12と、嵌合軸部15cに嵌合される固定ブラケット10との間に隙間を保つ。換言すると、支持ピン15は、係合軸部15bが前リンク12の下端側係合孔に対し挿入係止されて前リンク12と一体に回動され、嵌合軸部15cが筒部材Mを介して固定ブラケット10の前端側嵌合孔に回動可能に挿通され、係合軸部15dが揺動アーム17の上端側係合孔17aに対し挿入係止されて揺動アーム17を一体に回動可能にする。
イージークローザ機構9は、リッド7と開口部6aの対応部との間に設けられており、リッド7が全閉位置に達する少し手前(図1のe位置)から全閉位置まで自動的に引き込むものである。この例では、特許文献2のものと同じため細部を省略したが、リッド7の揺動端内側に設けられたラッチ機構18と、車体側開口部6aの後側対応部に設けられてラッチ機構18に係脱されるストライカ及び該ストライカを駆動するアクチュエータなどを有したクローザ装置19とで構成されている。勿論、イージークローザ機構9としては、クローザ装置19をリッド7側に設け、ラッチ機構18を開口部6aの後側対応部に設けてもよい。
(機構特徴)ここでは、引込機構1を構成している引込ユニット2及び方向変換兼連結手段5について説明する。まず、引込ユニット2は、ハウジング20と、ハウジング20に摺動可能に配置されるとともに付勢ばねSの付勢力により摺動されるスライダー3と、スライダー3を付勢ばねSの付勢力に抗して係止する係止手段4と、制動用ピストンダンパー60とを少なくとも備え、引込力として付勢ばねSの付勢力で摺動されるスライダー3を利用する。また、方向変換兼連結手段5は、係止手段4を構成している回動レバー40と、ストライカー50と、カム56及びトーションばねS1とを備え、前記リッド7が第1位置に達したときに揺動アーム17とスライダー3とを連結するとともに、係止手段4の係止を解除する。
引込ユニット2の細部は以下の通りである。ハウジング20は、図3と図4に示されるように前後に細長い矩形立体であり、本体が略断面U形をなし、下面には中間で前後水平に延びてスライダー3やストライカー50の摺動を案内する断面凹形のガイド部22が設けられ、又、両側面21には下前後水平に延びてスライダー3やストライカー50の摺動を案内する下ガイド溝23と、前上側に位置してカム56の揺動を案内する前ガイド溝25と、後上側に位置して回動レバー40の摺動を案内したり係止手段4を構成している後ガイド溝26と、前後略中間に位置して下ガイド溝23を挟んだ上下部に開口した対の係合孔20aとが設けられている。ここで、前ガイド溝25は、前後水平に延びる直線溝部25aと、直線溝部25aの前側から下向きに延びる円弧溝部25bとからなる。後ガイド溝26は、前後水平に延びる直線溝部26aと、直線溝部26aの前側から直角に下向きに延びる係止溝部26bとからなる。なお、作図上、一部簡略化したが、直線溝部26aの前方(係止溝部26bの上側)は傾斜面として形成され、係止溝部26bの後側端面は円弧状、つまり回動レバー40がシャフト46を支点として回動したときに凸部44が描く円弧状に形成されている。係合孔20aには、ストッパー37の上下片部37aが差し込まれる。つまり、ストッパー37は、両側面21に対向している各係合孔20aに上下片部37aを差し込むことによりハウジング20内に上下片部37aに相当するばね部材用の係止箇所を形成する。
また、前記本体は、前端開口が前面部材27により閉じられ、後端開口が後面部材28により閉じられ、上開口が上面部材29により前部分を除いて閉じられることで、ハウジング20としては上側の前部分を除いてほぼ塞がれた所定剛性の容器状となる。また、後面部材28には、後述するピストンダンパー60のロッド62を固定する固定具38と、スライダー3の後方摺動位置を調整する調整具39とが取り付けられている。固定具38は、後面部材28に装着された状態で、ロッド62の先端を装着するための筒部38aをハウジング内の前方へ突出している。この場合、作図上は簡略化したが、実際は固定具38が後面部材28の内面に位置決め配置され、外側からねじ等で固定される。調整具39は、例えば、ボルトにて構成されており、後面部材28の対応部に装着されたナット部を介してハウジング20内にねじ込む突出量でスライダー3の後方摺動位置を調整するものである。上面部材29は、両側に対向して開口されている窓29a及び前部分を大きく欠如した開口部29bを有している。窓29aは、後ガイド溝26を逃げる箇所であり、また上面部材29がハウジング20に対して組み込まれる際に撓み変形し易くする機能も受け持つ。開口部29bは、カム56の揺動及び揺動アーム17の進入を妨げないようにする箇所である。なお、この例では、ハウジング20と前面部材27及び後面部材28が金属板等のプレス品、上面部材29が樹脂成形品である。但し、材質的には任意である。また、上面部材29は、剛性を付与するため必要に応じて金属板等で形成したり、上面部材29と共に補強板などが付設される。
スライダー3は、前後に長い筒部30と、筒部30の下面にあって前後端から下向きに突出されている略板形の前脚部31及び後脚部32とを一体に形成している。筒部30は、前端開口から前後略中間部まで空洞に形成されており、両側面にあって、前端側から少し後方箇所に対向して設けられた縦形の逃げ孔33と、前端側に近い箇所に設けられた幅方向に貫通した軸孔34とを有している。前後脚部31と32は、中央部に設けられて前後に貫通している円形孔31a,32aと、両側面に設けられている凸部31b,32bと、下面に設けられている凸部31c,32cとを有している。
以上のスライダー3には、保護筒材47が前脚部31の円形孔31aと後脚部32の円形孔32aとに保持された状態で取り付けられる。つまり、保護筒材47は、取付板部47aの下半体に突設されて前後に貫通している筒部を有し、該筒部が取付板部47aを後脚部32の外端面に装着した状態で前円形孔31aと後円形孔32aに保持されている。その状態から、スライダー3は、ハウジング20内に入れられて、凸部31b,32bが前記した各下ガイド溝23に嵌合され、凸部31c,32cが前記したガイド部22に嵌合されることで、ハウジング20に前後摺動可能に組み込まれる。また、その前後には、ピストンダンパー60と付勢ばねSとがハウジング20に組み込まれる。付勢ばねS及びピストンダンパー60は汎用品である。
そのうち、付勢ばねSは、コイル形のばね材が用いられており、保護筒材47をスライダー3に取り付ける際、保護筒材47の筒部外周に巻き付けるように付設しておく。そして、付勢ばねSは、図7のごとく後端が後脚部32の内端面に係止され、前端がハウジング20に装着されたストッパー37の上下片部37aに係止されることにより、スライダー3が前方へ摺動されるときに付勢力を蓄える。これに対し、ピストンダンパー60は、シリンダー61及び該シリンダー61に緩やかに出没されるロッド62を有し、シリンダー61が固定具38を介して固定されたロッド62に対し緩やかに駆動可能な構成であればよい(特開2005−188693号等を参照)。
上記した係止手段4は、スライダー3に揺動可能に組み付けられる回動レバー40、つまり回動レバー40の凸部44とハウジング20側の後ガイド溝26とで構成される。このうち、回動レバー40は、図3のごとく概略T形をなし、水平片部41と、該水平片部41の下略中間に下向きに突出された垂直片部42と、水平片部41の前側で下向きに突出されたフック部43とを一体に形成している。水平片部41は、後側がスライダー側筒部30内に余裕を持って挿入される大きさからなり、両側に位置して垂直片部42より若干後側で片幅方向に貫通している軸孔45と、後方の片両側面に突出している凸部44とを有している。垂直片部42は中央部に設けられて前後に貫通した貫通孔42aを有している。該貫通孔42aは、前脚部31の円形孔31aとほぼ同じ大きさの孔径で、ピストンダンパー60のシリンダー61を摺動自在に挿通する孔である。フック部43は垂直片部42との間に所定隙間を保っている。
以上の回動レバー40は、スライダー側筒部30に対し、水平片部41の後側部分を筒部前開口に挿入した状態で、両側の凸部44を対応する筒部側逃げ孔33に遊嵌した後、シャフト46を筒部の一方軸孔34、回動レバー側の軸孔45、筒部の他方軸孔34に挿通することで、該シャフト46を支点として上下方向へ回動ないしは揺動可能に組み込まれる。そして、回動レバー40は、図4の状態において、凸部44が逃げ孔33内の下位置から後ガイド溝26の係止溝部26bに係合し、それによりスライダー3が付勢ばねSに付勢力を蓄えた最前方位置に係止される。この係止は、図6と図7のごとく回動レバー40がストライカー50などを介してシャフト46を支点に時計回りへ回動されると、凸部44が逃げ孔33内の上位置に移動され、該移動により後ガイド溝26の係止溝部26bから外れて係止解除される。スライダー3は、その係止解除により回動レバー40と共に付勢ばねSの付勢力により後方向へ摺動される。
方向変換兼連結手段5は、回動レバー40と、ストライカー50と、カム56及びトーションばねS1とからなり、リッド7が第1位置に達したときに揺動アーム17とストライカー50とをカム56などを介して作動連結したり、ストライカー50とスライダー3とを回動レバー40のフック部43などを介して作動連結したり、更に前述の係止手段4の係止を解除つまり係止溝部26bに対する回動レバー40の凸部44の係合又は係止を解除可能にするものである。
ここで、ストライカー50は、ハウジング20内に配置される略容器状をなし、下面側に設けられてハウジング側のガイド部22と嵌合する凸部50aと、後側に設けられて回動レバー側のフック部43が係脱する凹状の連結穴51と、連結穴51の前側に設けられてカム56の下部側が揺動可能に配置される前側空間部52と、両側面に設けられて幅方向に貫通されている軸孔53及び軸孔53の前後に設けられた凸部54等を有している。これに対し、カム56は、上側部分に設けられて上端から下向きに延びている直線状カム溝57と、下側部分に設けられて板幅方向に貫通している軸孔58と、上端より少し下位置で前側に設けられて板幅方向に貫通している装着孔59等を有している。
以上のカム56は、下側部分をストライカー側空間部52内に挿入した状態で、シャフト49をストライカー50の一方軸孔53、カム56の軸孔58、ストライカー50の他方軸孔53に挿入し抜け止め処理することにより、ストライカー50に対しシャフト49を支点として前後方向に回動可能に組み付けられる。その状態から、ストライカー50は、ハウジング20内に入れられて、下面の凸部50aが前記したハウジング下側のガイド部22に嵌合され、かつ、両側の凸部54,54がウジング両側の下ガイド溝23に嵌合されることで、ハウジング20に前後摺動可能に組み込まれる。更に、カム56は、ストライカー50と共にハウジング20内に配置された状態から、シャフト48がハウジング20の一方側前ガイド溝25に挿入(嵌合)し、カム56の装着孔59に挿入(係合)し、ハウジング20の他方側前ガイド溝25に挿入(嵌合)することで回動可能に組み付けられる。なお、以上の操作では、トーションばねS1が図4(b)に示したように、基端部をシャフト49側に係止し、作動端部をシャフト48に掛け止めされる。このため、カム56は、トーションばねS1の付勢力により図4(b)の状態に保持されており、シャフト49を支点として逆時計回りへ回動(前記付勢力に抗して回動)されるとともに、回動軌跡がシャフト48の両端と嵌合している前ガイド溝25により規制される。
(作動)以上のようにして引込ユニット2は、方向変換兼連結手段5を共通のハウジング20内に組み込んだ状態で、図1に例示される使用箇所に取り付けられる。その場合には、位置決めの基準として、方向変換兼連結手段5を構成しているカム56が上記した揺動アーム17と作動連結可能となるよう位置調整されることになる。揺動アーム17は、支持ピン15と一体に回動されるとともに、断面コ形の開口部17bを下端側に形成している。該開口部17bには、図2(a)のごとくシャフト36が開口内を横切るよう設けられている。
次に上記した引込機構1の作動例を図4〜図7を参照しながら概説する。図4はリッド7が全開位置(図1のa位置)から開き角度約65度(図1のb位置)まで閉方向へ回動された状態である。この状態では、揺動アーム17がヒンジ装置8の前リンク12及び支持ピン15を介して前リンク12と同期して時計回りへ回動され、下端側のシャフト36がカム56のカム溝57の入り口側へ入り込む。
図5はリッド7が更に開き角度約30度(図1のc位置)まで閉方向へ回動された状態である。この過程において、カム56は、揺動アーム17の回動により(シャフト36をカム溝57の奥に移動しながら)シャフト49を支点として垂直(起立)方向へ回動された(この回動時にはシャフト48が円弧溝部25bから直線溝部25aに移行される)後、更に図6のごとくストライカー50と共に後方へ摺動される。この場合、ストライカー50は、前端面が図5のごとくピストンダンパー60のシリンダー61(の後端面)に当たり、更に図6のごとく該シリンダー61を後方へ押しながら回動レバー40の垂直片部42に当たる。
すると、回動レバー40は、ストライカー50から受ける応力でシャフト46を支点として時計回りへ回動され、その結果、フック部43がストライカー50の連結穴51に係合してスライダー3とストライカー50とを作動連結し、かつ、凸部44が係止溝部26bの上側へ移動して係止解除される(図6)。
このため、以後は、図7のごとくスライダー3が上記したハウジング側の下ガイド部22と凸部31c,32c、及びハウジング側の下ガイド溝23と凸部31b,32bとのガイド作用を伴ってストライカー50と共に付勢ばねSの付勢力で後方へ摺動され、この摺動に連動して、カム56が略垂直(起立)状態を保ってストライカー50と共に上記した前ガイド溝25の直線溝部25aと凸部54とのガイド作用を伴って同方向へ摺動されることになる。これにより、揺動アーム17は、ストライカー50及びカム56が後方向へ摺動されるとともに、シャフト36とカム溝57との作動連結を介して時計回りへ回動される。これは、ストライカー50側の直線運動をカム56(カム溝57)とシャフト36とを介して回転運動に変換するものである。その結果、リッド7は、図1のd位置から揺動アーム17の回動と同期してe位置まで自動的に引き込まれる。
以上の自動引込過程において、リッド7は、スライダー3がストライカー50と共に付勢ばねSの付勢力により摺動されるときはピストンダンパー60の制動を受けて緩やかに摺動される。また、リッド7は、図1のe位置まで引き込まれると、以後はイージークローザ機構9により全閉位置まで自動的に引き込まれることになる。
リッド7を再び開ける場合は、従来と同様にリッド7のロックを解除した後、リッド7を開方向へ押し上げる。すると、リッド7は、ヒンジ装置8を介して前記とは逆に図1のe位置からa位置方向へ回動される。この場合、引込ユニット2との関係では、リッド7が図1のd位置つまり図6の状態になるまでスライダー3を介して付勢ばねSに付勢力を蓄えること、リッド7が図1のc位置つまり図5の状態になるとスライダー3が回動レバー40の凸部44と係止溝部26bとの係止作用により付勢ばねSの付勢力に抗して位置規制され、かつ引込ユニット2と方向変換兼連結手段5とが非連結になること、リッド7が図1のb位置つまり図4の状態になるとストライカー50が最前方まで摺動され、カム56が前方へ最大まで傾斜した状態となり、それ以降はシャフト36がカム溝57から外れることになる。
なお、本発明の引込機構は、請求項1〜4で特定した要件以外はこれを参照して適宜に変更可能なものである。また、本発明の引込機構は用途的な制約は特にない。
本発明の引込機構を適用した車両用リッドを示す模式構成図である。 (a)は図1の引込機構を示す上面図、(b)は側面図、(c)は(a)の右側から見た正面図である。 上記引込機構の主な部材を示す概略構成図である。 図1のリッドが約65度開いた状態を示し、(a)はヒンジ装置と引込機構との関係を示し、(b)は断面図である。 図1のリッドが約30度開いた状態を示し、(a)はヒンジ装置と引込機構との関係を示し、(b)は断面図である。 図1のリッドが引き込みを開始した直前の状態を示し、(a)はヒンジ装置と引込機構との関係を示し、(b)は断面図である。 図1のリッドが引き込みを完了した状態を示し、(a)はヒンジ装置と引込機構との関係を示し、(b)は断面図である。 特許文献1に開示の車両用リッドを示す説明図である。
符号の説明
1…引込機構
2…引込ユニット(20はハウジング、20aは係合孔)
3…スライダー(30は筒部、31と32は前後脚部)
4…係止手段(回動レバー側凸部44と後ガイド溝側係止溝部26b)
5…方向変換兼連結手段(回動レバー40とストライカー50及びカム56)
6…車体(本体、6aは開口部)
7…リッド(移動体)
8…ヒンジ装置(10,11はブラケット、12,13は前後リンク)
9…イージークローザ機構(18はラッチ機構、19はクローザ装置)
15,16…支持ピン(回動軸)
17…揺動アーム
20…ハウジング(20aは係合孔)
25…前ガイド溝(25a直線溝部、25bは円弧溝部)
26…後ガイド溝(26aは直線溝部、26bは係止溝部)
35,36…シャフト
40…回動レバー(41は水平片部、42は垂直片部、43はフック部)
50…ストライカー(51は連結穴、53は軸孔、54は凸部)
56…カム(57はカム溝、58は軸孔、59は係合孔)
60…ピストンダンパー(制動手段、61はシリンダー、62はロッド)
S…付勢ばね(付勢手段)
S1…トーションばね

Claims (4)

  1. 本体にヒンジ装置を介して回動可能に取り付けられる移動体を、前記本体の第1位置から第2位置へは付勢手段の付勢力を利用して回動する移動体の引込機構において、
    前記本体側に設けられるハウジングと、前記ハウジングに摺動可能に配置されるとともに前記付勢手段の付勢力により摺動されるスライダーと、前記スライダーを前記付勢手段の付勢力に抗して係止する係止手段とを有した引込ユニットと、
    前記移動体の回動と同期して回動される揺動アームと、
    前記移動体が第1位置に達したときに前記揺動アームと前記スライダーとを連結するとともに、前記係止手段の係止を解除する方向変換兼連結手段とを備え、
    前記移動体を、第1位置まで回動すると、前記方向変換兼連結手段を介して前記係止手段の係止を解除し、前記付勢手段による前記スライダーの摺動を伴って第2位置まで回動することを特徴とする移動体の引込機構。
  2. 前記揺動アームは、前記ヒンジ装置を構成しているヒンジアーム又は該ヒンジアームの回動軸に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の移動体の引込機構。
  3. 前記ハウジングに配置されて前記移動体の回動速度を前記スライダーを介して制動する制動手段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体の引込機構。
  4. 前記移動体が前記本体の開口部を開閉する車両用リッドであり、前記本体側との間に設けられて前記開口部を全閉する少し手前から全閉位置まで引き込むイージークローザ機構を有しているとともに、前記第2位置が前記イージークローザ機構により前記リッドを全閉方向へ引き込みを開始する位置に設定されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の移動体の引込機構。
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