JP2008161889A - かしめ装置およびかしめ装置のかしめ加工方法並びにかしめ装置を用いたブラシホルダの製造方法 - Google Patents

かしめ装置およびかしめ装置のかしめ加工方法並びにかしめ装置を用いたブラシホルダの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】かしめ装置およびかしめ装置のかしめ加工方法並びにかしめ装置を用いたブラシホルダの製造方法を提供する。
【解決手段】駆動手段12の駆動軸13により昇降する工具部14に、互いに平行で、上下動可能な第1、第2かしめピン15,16を設ける。
工具部14の工具基体18側に揺動可能に設けて、第1、第2かしめピン15,16の基端側フランジ部15a,16aと当接する揺動体22を備える。
揺動体22の第1、第2かしめピン15,16との接触面形状を円筒外周状とし、第1、第2かしめピン15,16側のフランジ部15a,16aの端面を平面状に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、組立が簡単で低コストであり、流体漏れの虞はなく、工具寿命も長く使用可能なかしめ装置およびかしめ装置のかしめ加工方法並びにかしめ装置を用いたブラシホルダの製造方法に関するものである。
従来、例えば金属薄板などを成形加工して構成した筐体等に、部品などを、外すことなく半永久的に結合する、簡易な接合手段として、筐体と部品との接続箇所にリベット、ボルトなどの締結部材を挿通して、これら、締結部材にかしめ装置など塑性加工具で変形加工を加えてかしめるということがなされている。
また、特許文献1では、上端に円筒部を備えた下かしめ装置を用い、この下かしめ装置の円筒部にかしめナットを挿入した上で上かしめ装置により当該かしめナットを挟み込み加圧し、被接合材に締結する方式のかしめ加工装置において、被接合材を載置し、かしめ加工位置に保持する可動テーブルを設け、空気シリンダにより、かしめ加工終了後、可動テーブルをかしめ加工位置から上方に所定距離を移動させるようにしている。
特開2006−110645号
また、かしめ加工は、一時に一箇所のみを加工するだけのものではなく、加工すべき被加工物Wによっては、例えば2箇所を同時にかしめ加工を施す、かしめ装置1がある(図7参照)。
このかしめ装置1では、かしめ装置本体2に2本のかしめピン3,3を移動可能に支持し、そのかしめピン3,3を、連通する密閉流体(非圧縮性流体)Fで、保持部4上の被加工物Wの被加工箇所P,Pを押圧する構成であった。
連通する密閉流体Fでかしめピン3,3を押圧していることから、かしめピン3,3にかかるかしめ荷重は常に同じになるようにかしめピン3,3が移動することにより、同時かしめする被加工箇所P,Pの高さ寸法の違いを吸収して、同じかしめ荷重でかしめ加工していた(図8参照)。
しかしながら、このような構造であると、高圧の流体を内部に閉じ込めるため、組立構造が煩雑でかしめ装置1のコスト上昇は避けられ得ず、また、使用中に流体が漏れると、充分な加圧がなされずかしめ不良となる虞がある。
本発明はこのような課題を改善するために提案されたものであって、構造が簡単で、比較的低コストであり、流体漏れの虞がある、流体押圧手段を用いることなく、工具寿命も長く使用可能なかしめ装置およびかしめ装置のかしめ加工方法並びにかしめ装置を用いたブラシホルダの製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の本発明では、被加工物(W)に対し、二箇所同時にかしめ加工を施すようにしたかしめ装置(10)であって、駆動手段(12)により駆動する工具部(14)に、互いに平行に上下動可能に第1、第2のかしめピン(15,16)を設け、これら第1、第2かしめピン(15,16)の基端側には、被加工物(W)におけるそれぞれの被加工箇所の位置の違いからくる、加工圧の違いを解消して、同時にかしめ加工を施すための段差吸収当接手段(17)を備えた。
このことにより、被加工物(W)におけるそれぞれの被加工箇所に向けて、同時に第1、第2かしめピン(15,16)を下降当接させる際、それぞれの被加工箇所に高さの違いがあっても、段差吸収当接手段(17)によって、第1、第2かしめピン(15,16)が上下動して、高さの違いに起因する加工圧の変動を吸収することができる。
また、請求項2に記載の本発明では、段差吸収当接手段(17)は、工具部(14)に揺動可能に設けて、第1、第2かしめピン(15,16)の基端側と動力的に伝達可能に当接する揺動体(22)と、第1、第2かしめピン(15,16)の基端側に、それぞれ介装したばね部材(23,23)とを具備している。
このため、同時加工時、それぞれの被加工箇所に高さの違いがあっても、第1、第2かしめピン(15,16)は、ばね部材(23,23)のばね力に抗して上下動し、揺動体(22)がそれに応じて揺動するので、双方の被加工箇所に均等な加工圧がかかり、好適なかしめ加工を遂行することかできる。
また、請求項3〜5に記載の本発明では、第1、第2かしめピン(15,16)と揺動体(22)との接触箇所において、第1、第2かしめピン(15,16)側は平面に対し、揺動体(22)側は円筒面とし、あるいは、第1、第2かしめピン(15,16)側は球面に対し、揺動体(22)側は平面とし、さらには、第1、第2かしめピン(15,16)側は円筒面に対し、揺動体(22)側は平面とすることができる。
いずれの構成においても、揺動体(22)が傾斜して、第1、第2かしめピン(15,16)との接触角が変わっても、第1、第2かしめピン(15,16)の上下方向の動きに対して、伝達力は変わることなく、第1、第2かしめピン(15,16)の上下方向の動きを互いに円滑に伝達することができる。
また、請求項6に記載の本発明では、被加工物(W)にかしめ加工を施すにあたり、保持部(11)に載置した被加工物(W)の第1、第2の被加工箇所に、対応する第1、第2かしめピン(15,16)の先端工具面を、同時に下降当接させる際、第1、第2被加工箇所の高さ位置に追従して、第1、第2かしめピン(15,16)を進退動作させると共に、第1、第2かしめピン(15,16)の基端側に当接する揺動体(22)を揺動させて、第1、第2の被加工箇所の高さ位置の違いからくるかしめ圧の変動を吸収し、第1、第2被加工箇所に均等なかしめ圧を付与して、かしめ加工を施すようにした。
このため、それぞれの被加工箇所に高さの違いがあっても、揺動体22を介して第1、第2かしめピン15,16が上下動して、被加工箇所の高さの違いに起因する加工圧の変動を吸収し、均等なかしめ圧が付与され、かしめ加工を施すことができる。
さらに、請求項7に記載の本発明では、被加工物(W)としてブラシホルダにかしめ加工を施すにあたり、保持部(11)に載置したブラシホルダの第1、第2の被加工箇所に、対応する第1、第2かしめピン(15,16)の先端工具面を、同時に下降当接させる際、第1、第2の被加工箇所の高さ位置に追従して、第1、第2かしめピン(15,16)を進退動作させると共に、第1、第2かしめピン(15,16)の基端側に当接する揺動体(22)を揺動させて、第1、第2の被加工箇所の高さ位置の違いからくるかしめ圧の変動を吸収し、第1、第2被加工箇所に均等なかしめ圧を付与して、かしめ加工を施すようにした。
このため、第1、第2被加工箇所には、均等な加工圧がかかり、良好なかしめ加工が可能である。
なお、以上のような各構成要素に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
図1に示す本発明にかかるかしめ装置10は、保持部11に載置した被加工物Wに対し、二箇所同時にかしめ加工を施すようにしたものである。
このかしめ装置10は、駆動手段12の駆動軸13により昇降する工具部14に、互いに平行に、上下動可能に第1、第2のかしめピン15,16を装着している。
これら第1、第2かしめピン15,16の基端側には、被加工物Wにおけるそれぞれの被加工箇所に対して、同時にかしめ加工を施すための段差吸収当接手段17を備えている。
工具部14は、実質的に、駆動手段12の駆動軸13の先端側に取付けた工具基体18と、工具基体18に取着した、図面上、略コ型形状の工具本体19とを具備する。この場合、工具本体19は、工具基体18に、両側部を締結部材20,20により、一体的に取付けている。工具本体19を工具基体18に一体的に取付ける際に、中央部位には、方形状の空間部21を画成している。
次に、第1、第2かしめピン15,16は、保持部11に載置した被加工物Wの被加工箇所(後述)に対応して、工具本体19に、所定間隔を隔てて、互いに平行に上下動可能に装着されている。
これら第1、第2かしめピン15,16は、直棒状部材であり、基端側を中間の径寸法より大きな径のフランジ部15a,16aとしている。一方、第1、第2かしめピン15,16の先端側は、被加工物Wの被加工箇所(後述)に当接して、かしめ加工を施す工具先端部15b,16bとしている。
また、これら第1、第2かしめピン15,16は、基端側のフランジ部15a,16aを、工具基体18と工具本体19とで囲まれた空間部21に位置する一方、第1、第2かしめピン15,16の先端側の工具先端部15b,16bを、被加工物Wの被加工箇所に向けて工具本体19から突出させている。
そして、第1、第2かしめピン15,16には、基端側のフランジ部15a,16aと工具本体19間に、後述する段差吸収当接手段17を構成するばね部材(後述)を介装している。
そこで、段差吸収当接手段17について説明する。
段差吸収当接手段17は、工具部14の工具基体18側に揺動可能に設けて、第1、第2かしめピン15,16の基端側のフランジ部15a,16aと当接する揺動体22を備えている。
また段差吸収当接手段17は、第1、第2かしめピン15,16の基端側に、それぞれ介装したばね部材23,23とを具備している。
揺動体22は、工具部14の工具基体18側に設けた支持体24を中心に揺動可能としている。支持体24は、円筒部材でこの外周部に、揺動体22側に設けた円筒状凹部が接触している。すなわち、支持体24の軸方向は紙面に垂直であり、この軸回りに回動自在としている。
また揺動体22の第1、第2かしめピン15,16との接触箇所の形状は、所定の曲率を有する円筒外周状に形成され、第1、第2かしめピン15,16側の基端側であるフランジ部15a,16aの端面は平面状に形成している。
またばね部材23,23は、所定のばね定数の圧縮ばねであり、基端側のフランジ部15a,16aと工具本体19間に、ばね力により、第1、第2かしめピン15,16側の基端側であるフランジ部15a,16aの端面を、揺動体22の円筒外周部位に圧接するようにしている。
次に、以上のようなかしめ装置10によって、かしめ加工が施される被加工物Wについて説明する。
被加工物Wとしては、一例として例えば図2に示すようなブラシホルダを挙げることができる。
このブラシホルダは、保持部11に載置する基部プレート25と、この基部プレート25上にかしめ固定する支持プレート26と、支持プレート26上にかしめ固定したホルダ部27とを有している。
すなわちこのブラシホルダは、基部プレート25側に一体的に突設した一対のかしめパイプ25p,25pを、対応する支持プレート26側の通孔26h,26hに予め挿通した状態で、保持部11の所定の位置に載置するようにしている。
ブラシホルダを、保持部11の所定の位置に載置した際、一対のかしめパイプ25p,25pの中心軸の位置が、かしめ装置10の第1、第2かしめピン15,16先端側の工具先端部15b,16bの昇降軸に一致するようにしている。
また、このような一対のかしめパイプ25p,25pにかしめ加工を施す第1、第2かしめピン15,16先端側の工具先端部15b,16bは、図4に示すように、先端がかしめパイプ25p,25p内に嵌入可能な径を有し、基端側に向かって徐々に径が大きくなるテーパ部15c,16cを備えている。
さらに、工具先端部15b,16bは、かしめパイプ25p,25p内に嵌入することで、拡開変形するかしめパイプ25p,25pを押圧する押圧段部15d,16dを有している。
本発明にかかるかしめ装置10は以上のように構成されるものであり、次にその動作、作用を説明する。
先ず、被加工物Wであるブラシホルダを、保持部11の所定の位置に載置する。この際、ブラシホルダは、基部プレート25側に一体的に突設した一対のかしめパイプ25p,25pを、対応する支持プレート26側の通孔26h,26hに予め挿通した状態で、保持部11の所定の位置に載置する。
これによって、被加工箇所である一対のかしめパイプ25p,25pは、中心軸の位置が、かしめ装置10の第1、第2かしめピン15,16先端側の工具先端部15b,16bの昇降軸に一致するようになる。
次に、駆動手段12を駆動して、駆動軸13により工具部14を下降させると、工具本体19に、所定間隔を隔てて装着された第1、第2かしめピン15,16は、工具先端部15b,16bが、ブラシホルダの被加工箇所である一対のかしめパイプ25p,25pに向かって下降し(図1、図4参照)、工具先端部15b,16bは、かしめパイプ25p,25p内に嵌入する。
ところで、被加工箇所である一対のかしめパイプ25p,25pは、厳密に全く同じ高さ位置にあるわけではなく、現実的には、微小な高さの違いがある。
従って、工具部14を下降させて、第1、第2かしめピン15,16の工具先端部15b,16bを、ブラシホルダの被加工箇所である一対のかしめパイプ25p,25pに嵌入させる際、第1、第2かしめピン15,16の工具先端部15b,16bのいずれかが先に、かしめパイプ25p,25pのいずれかに到達し、嵌入する。
すると、図3に示すように、第1、第2かしめピン15,16は、かしめパイプ25p,25pの高さの違いに応じて、基端側のフランジ部15a,16aと工具本体19間のばね部材23,23の付勢下に進退動作する。
図3の場合では、右方のかしめパイプ25pが左方より高さ位置が高い例を示している。
この場合、先にかしめパイプ25pに到達した第2かしめピン16が、かしめパイプ25pから反力を受け、矢印のように上向きの力を受ける。
すると、第2かしめピン16基端側のフランジ部16aが、揺動体22の円筒外周状部位に当たり、揺動体22を押圧する。この時点では、第1かしめピン15が左方のかしめパイプ25pに到達していないので、第1かしめピン15は、かしめパイプ25pからの反力を受けてはおらず、この結果、揺動体22は、左回りの偶力によって左回りに変位し、第1かしめピン15は、下向きの力を受ける。
さらに、工具部14を下降させて行くと、第1かしめピン15が左方のかしめパイプ25pに到達し、かしめパイプ25pからの反力を受け、次第に揺動体22は、左回りの偶力が解消していき、結果、徐々に第1、第2かしめピン15,16から、ブラシホルダのかしめパイプ25p,25pに均等なかしめ圧が付与され、かしめ加工を施すことができる。
なお、第1、第2かしめピン15,16と揺動体22との接触面形状は、第1、第2かしめピン15,16基端側のフランジ部15a,16aは平面で揺動体22側は所定の曲率の円筒面であるので、揺動体22が変位して、第1、第2かしめピン15,16の上下方向に対しての接触角が変動しても、第1、第2かしめピン15,16の変動を、ヒンジ結合のように伝達力が変わることなく、互いに円滑に伝達することができる。
以上のようにして、被加工物Wにおけるそれぞれの被加工箇所に向けて、同時に第1、第2かしめピン15,16を下降当接させる際、それぞれの被加工箇所に高さの違いがあっても、段差吸収当接手段17である揺動体22によって、ばね部材23,23の付勢下に第1、第2かしめピン15,16が上下動して、被加工箇所の高さの違いに起因する加工圧の変動を吸収し、均等なかしめ圧が付与され、かしめ加工を施すことができる。
工具部14を下降させて、第1、第2かしめピン15,16の工具先端部15b,16bを、ブラシホルダの被加工箇所である一対のかしめパイプ25p,25pに嵌入させていくと、工具先端部15b,16bは、先端が基端側に向かって徐々に径が大きくなるテーパ部15c,16cを備えているので、図5に示すように、工具先端部15b,16bは、かしめパイプ25p,25p内に嵌入することで、かしめパイプ25p,25pは押圧されて拡開変形し、押圧段部15d,16dによって、かしめ加工を完結することができる。
そして、かしめ加工が完了した後は、工具部14を上動させ(図6参照)、被加工物Wを取り出し、次の被加工物Wであるブラシホルダを、保持部11の所定の位置に載置し、再びかしめ加工を行うことができる。
以上、本発明にかかるかしめ装置10について、被加工物Wとしてブラシホルダを挙げてその加工工程を説明したが、被加工物Wは、勿論、ブラシホルダに限られるわけではなく、他のあらゆる加工物に対しても本発明にかかるかしめ装置10の適用が可能である。
また、第1、第2かしめピン15,16と揺動体22との接触箇所は、第1、第2かしめピン15,16側は平面に対し、揺動体22側は円筒面に限らない。
図示は省略するが、この他、第1、第2かしめピン15,16側は球面とする一方、揺動体22側を平面とすることが可能である。
さらには、第1、第2かしめピン15,16側を円筒面として、揺動体22側を平面とすることも可能である。
いずれの接触面形状においても、揺動体22が変位して、第1、第2かしめピン15,16の上下方向に対しての接触角が変動しても、第1、第2かしめピン15,16の変動を、ヒンジ結合のように伝達力が変わることなく、互いに円滑に伝達することができる。
本発明にかかる同時かしめ加工が可能なかしめ装置の一例を示す、側面図である。 図1に示すかしめ装置を用いてかしめ加工を施す、被加工物であるブラシホルダの一例を示した、断面説明図である。 図1に示すかしめ装置による動作を説明するための側面図である。 本発明にかかるかしめ装置を用いて、被加工箇所にかしめ加工を施す際の要部断面説明図である。 本発明にかかるかしめ装置を用いて、被加工箇所にかしめ加工を施す際の要部断面説明図である。 本発明にかかるかしめ装置を用いて、被加工箇所にかしめ加工を施す際の要部断面説明図である。 従来の同時かしめ加工が可能な、非圧縮性流体方式のかしめ装置の一例を示す、側面図である。 図8に示すかしめ装置による動作を説明するための側面図である。
符号の説明
10 かしめ装置
11 保持部
12 駆動手段
13 駆動軸
14 工具部
15 第1かしめピン
16 第2かしめピン
15a,16a フランジ部
15b,16b 工具先端部
15c,16c テーパ部
15d,16d 押圧段部
17 段差吸収当接手段
18 工具基体
19 工具本体
20 締結部材
21 空間部
22 揺動体
23 ばね部材
24 支持体
25 基部プレート
25p かしめパイプ
26 支持プレート
26h 通孔
27 ホルダ部
W 被加工物

Claims (7)

  1. 被加工物(W)に対し、二箇所同時にかしめ加工を施すようにしたかしめ装置(10)であって、
    駆動手段(12)により駆動する工具部(14)に、互いに平行に上下動可能に第1、第2のかしめピン(15,16)を設け、
    これら第1、第2かしめピン(15,16)の基端側には、被加工物(W)におけるそれぞれの被加工箇所の位置の違いからくる、加工圧の違いを解消して、同時にかしめ加工を施すための段差吸収当接手段(17)を備えたことを特徴とするかしめ装置。
  2. 前記段差吸収当接手段(17)は、前記工具部(14)に揺動可能に設けて、第1、第2かしめピン(15,16)の基端側と動力的に伝達可能に当接する揺動体(22)と、
    前記第1、第2かしめピン(15,16)の基端側に、それぞれ介装したばね部材(23,23)とを具備することを特徴とする請求項1記載のかしめ装置。
  3. 前記第1、第2かしめピン(15,16)と前記揺動体(22)との接触箇所において、前記第1、第2かしめピン(15,16)側は平面で前記揺動体(22)側は円筒面であることを特徴とする請求項2記載のかしめ装置。
  4. 前記第1、第2かしめピン(15,16)と前記揺動体(22)との接触箇所において、前記第1、第2かしめピン(15,16)側は球面で前記揺動体(22)側は平面であることを特徴とする請求項2記載のかしめ装置。
  5. 前記第1、第2かしめピン(15,16)と前記揺動体(22)との接触箇所において、前記第1、第2かしめピン(15,16)側は円筒面で前記揺動体(22)側は平面であることを特徴とする請求項2記載のかしめ装置。
  6. 被加工物(W)にかしめ加工を施すにあたり、
    保持部(11)に載置した前記被加工物(W)の第1、第2の被加工箇所に、対応する第1、第2かしめピン(15,16)の先端工具面を、同時に下降当接させる際、
    前記第1、第2の被加工箇所の高さ位置に追従して、第1、第2かしめピン(15,16)を進退動作させると共に、
    第1、第2かしめピン(15,16)の基端側に当接する揺動体(22)を揺動させて、前記第1、第2の被加工箇所の高さ位置の違いからくるかしめ圧の変動を吸収し、
    前記第1、第2被加工箇所に均等なかしめ圧を付与して、かしめ加工を施すようにしたことを特徴とするかしめ装置のかしめ加工方法。
  7. 被加工物(W)としてブラシホルダにかしめ加工を施すにあたり、
    保持部(11)に載置したブラシホルダの第1、第2の被加工箇所に、対応する第1、第2かしめピン(15,16)の先端工具面を、同時に下降当接させる際、
    前記第1、第2の被加工箇所の高さ位置に追従して、第1、第2かしめピン(15,16)を進退動作させると共に、
    第1、第2かしめピン(15,16)の基端側に当接する揺動体(22)を揺動させて、前記第1、第2の被加工箇所の高さ位置の違いからくるかしめ圧の変動を吸収し、
    前記第1、第2被加工箇所に均等なかしめ圧を付与して、かしめ加工を施すようにしたことを特徴とするかしめ装置を用いたブラシホルダの製造方法。
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