JP2008160035A - リード部接続方法及びリード部接続構造 - Google Patents

リード部接続方法及びリード部接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】電子部品から引き出された導線を端子に接続した後における導線の断線が生じることを防止できる接続方法を提供することを目的とする。
【解決手段】電子部品5から引き出された導線7のリード部7aを絶縁性樹脂のボビン2から突出している端子3にからげて半田接続する。端子3が突出しているボビン2の端面に、端子3よりも低い高さのブロック体10を設け、リード部7aを端子3におけるブロック体10を超えた高さ部分にからげて半田接続する。ブロック体10は、半田接続の後にボビン2から除去してもよく、絶縁性樹脂の場合は、ボビン2に残置してもよい。又、ブロック体10に代えて、鍔部を端子の中間部分に形成してもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品からの導線を接続する接続方法及び接続構造に関する。特に、本発明は、振動や温度変化によって導線が断線することを防止するリード部接続方法及びリード部接続構造に関する。
電子部品の一種であるトランスは、一般にボビンがコアを保持しており、このボビンの周囲に導線を巻き付けてコイルを形成することにより構成されている。トランスを回路基板に実装する場合には、ボビンから端子を突出させる一方、コイルから引き出されている導線のリード部を端子にからげる。そして、リード部のからげ状態の端子を回路基板の接続穴に貫通させ、リード部と共に半田付けして実装する(例えば、特許文献1参照)。このような電子機器を屋外で使用する場合には、電子部品や回路基板を樹脂によって封止する。封止を行うことにより、電子部品の酸化や水分の侵入を防止できるためである。
図6は、従来から行われているトランス等の電子部品の導線を接続する構造を示す。符号110はボビンであり、絶縁性樹脂によって形成されている。図示を省略するが、ボビン110にはコイルが設けられており、コイルからは導線120が引き出されている。又、ボビン110には、回路基板130の回路パターンへの接続を行うための端子140が突出している。
導線120の先端は、リード部125となっており、リード部125を端子140にからげ、端子140を回路基板130に貫通させて電子部品を回路基板130に取り付けて半田接続する。そして、全体を半田槽に浸漬させてリード部125の先端部分を回路基板130に半田接続する。その後、全体をウレタン樹脂等の封止樹脂によって封止して使用に供する。
特開平10−135045号公報
しかしながら、図6の接続構造を屋外で使用すると、振動や温度変化により導線が断線する不都合が生じている。導線の断線は、導線が接触するボビンの角部分で特に頻繁に発生している。導線の断線が発生すると、電子部品が機能しないため、電子機器の修理、取り換えが発生する。従って、導線が断線しない接続構造が望まれている。
本発明は、電子部品から引き出された導線を端子に接続する方法及び構造において、導線の断線が生じることを防止できるリード部接続方法及びリード部接続構造を提供することを目的とする。
本発明者らは、導線の断線がボビン及び端子の熱膨張係数が相違することに起因していることを見出し、さらに、半田接続の際におけるボビンの溶融に起因することを見出した。すなわち、ボビンは、端子を半田接続するときの熱で角部分が少し溶融する。図6において、符号150は半田接続の際に発生するボビン110の溶融部分であり、ボビン110の外形よりも幾分、外側に張り出した瘤状となっている。そして、振動や温度変化による膨張、収縮があると、回路基板130に固定されている端子140は動かないが、端子140と熱膨張係数が異なるボビン110は、回路基板130に対し接近したり、離反する挙動を行う(図6の鎖線参照)。かかる接近、離反の挙動では、ボビン110の角部の溶融部分150に導線120が接触して導線120にストレスが作用し、導線120が断線する。本発明者らは、以上の知見に基づいて、以下の本発明を完成したものである。
(1) 電子部品から引き出された導線のリード部を絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげて半田接続する方法であって、前記端子が突出しているボビンの端面に、端子よりも低い高さのブロック体を設け、前記リード部を端子におけるブロック体を超えた高さ部分にからげて半田接続することを特徴とするリード部接続方法。
(1)の発明によれば、端子の端面にブロック体を設け、ブロック体を超えた高さ部分に導線のリード部をからげて半田接続する。このことにより、導線のリード部は、余裕のある長さとなってボビンの角部と接触しないため、ボビンが接離挙動を行っても導線にストレスが溜まることがなく、導線の断線がなくなる。
(2) 前記ブロック体を、前記リード部の半田接続後に除去することを特徴とする(1)に記載のリード部接続方法。
(3) 前記ブロック体を耐熱性の絶縁性樹脂により形成し、前記半田接続後にブロック体をボビンの端面に残置することを特徴とする(1)に記載のリード部接続方法。
(4) 電子部品から引き出された導線のリード部を絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげて半田接続する方法であって、前記端子の中間部分に長さ方向と交差する方向に延びる鍔部を形成し、前記リード部を端子における鍔部を超えた高さ部分にからげて半田接続することを特徴とするリード部接続方法。
(4)の発明によれば、端子に鍔部を設け、鍔部を超えた高さ部分に導線のリード部をからげて半田接続する。このことにより、導線のリード部は、余裕のある長さとなってボビンの角部と接触しないため、ボビンが接離挙動を行っても導線にストレスが溜まることがなく、導線の断線がなくなる。
(5) 電子部品から引き出された導線のリード部を絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげて半田接続する方法であって、前記端子が突出しているボビンの端面に、端子よりも低い高さで立ち上がるブロック壁を設け、前記リード部を端子におけるブロック壁を超えた高さ部分にからげて半田接続することを特徴とするリード部接続方法。
(5)の発明によれば、導線のリード部を端子のブロック壁を超えた高さ部分にからげて半田接続するため、導線のリード部は、余裕のある長さとなってボビンの角部と接触しない。従って、ボビンが接離挙動を行っても導線にストレスが溜まることがなく、導線の断線がなくなる。
(6) 電子部品から引き出された導線のリード部が絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげられて半田接続され、前記端子を基板に半田付けして電子部品を基板に実装する構造であって、前記端子が突出しているボビンの端面に、端子よりも低い高さのブロック体が設けられ、前記リード部が端子におけるブロック体を超えた高さ部分にからげられて半田接続されていることを特徴とするリード部接続構造。
(6)の発明によれば、端子の端面にブロック体を設け、ブロック体を超えた高さ部分に導線のリード部をからげて半田接続するため、導線のリード部が余裕のある長さとなってボビンの角部と接触することがなく、ボビンが基板に対する接離挙動を行っても導線にストレスが溜まることがなく、導線の断線がなくなる。
(7) 前記ブロック体は、前記リード部の半田接続後に除去されることを特徴とする(6)に記載のリード部接続構造。
(8) 前記ブロック体は、耐熱性の絶縁性樹脂からなり、前記リード部の半田接続後にボビンの端面に残置されることを特徴とする(6)に記載のリード部接続構造。
(9) 電子部品から引き出された導線のリード部が絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげられて半田接続され、前記端子を基板に半田付けして電子部品を基板に実装する構造であって、前記端子の中間部分に長さ方向と交差する方向に延びる鍔部が形成され、前記リード部が端子における鍔部を超えた高さ部分にからげて半田接続されていることを特徴とするリード部接続構造。
(9)の発明によれば、端子に鍔部を設け、鍔部を超えた高さ部分に導線のリード部をからげて半田接続するため、導線のリード部が余裕のある長さとなってボビンの角部と接触することがなく、ボビンが基板に対して接離挙動を行っても導線にストレスが溜まることがなく、導線の断線がなくなる。
(10) 電子部品から引き出された導線のリード部を絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげて半田接続する方法であって、前記端子が突出しているボビンの端面に、端子よりも低い高さで立ち上がるブロック壁を設け、前記リード部を端子におけるブロック壁を超えた高さ部分にからげて半田接続することを特徴とするリード部接続方法。
(10)の発明によれば、ボビンのブロック壁を超えた高さ部分に導線のリード部をからげて半田接続する。このことにより、導線のリード部は、余裕のある長さとなってボビンの角部と接触しないため、ボビンが接離挙動を行っても導線にストレスが溜まることがなく、導線の断線がなくなる。
本発明によれば、電子部品から引き出されて端子にからげて半田接続される導線が余裕のある長さとなってボビンと接触しないため、導線にストレスが溜まることがない。従って、導線の断線がなくなる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態によって接続された構造を示す断面図、図2は、第1実施形態による接続方法を示す断面図である。
図1に示すように、ボビン2から端子3が突出しており、端子3が基板(回路基板)1を貫通し、貫通端が半田付けされて端子3と基板1の回路パターンが接続されている。これにより電子部品5が基板1に実装されている。符号4は端子3を基板1に接続するための半田接続部である。
ボビン2は絶縁性樹脂によって形成されている。電子部品5がトランスの場合、ボビン2はトランスの一部を構成する。すなわち、ボビン2には、コア(図示省略)が挿入されることにより、ボビン2はコアを保持する。又、ボビン2には導線が巻き付けられることによりコイル6が形成されている。コイル6からは導線7が引き出されており、導線7の先端のリード部7aが端子3にからげられて半田接続されている。又、端子3も基板1に半田接続される。これにより、トランスを構成するコイル6と基板1とが接続される。
このような構造において、コイル6からの導線7は、リード部7aが端子3における基板1に接近した位置でからげられるものである。そして、このような位置でからげられることにより、リード部7aは余裕のある長さとなり、ボビン2の角部と接触することがなくなる。以下、リード部7aの接続方法を図2により説明する。
図2に示すように、ボビン2における端子3突出側の端面にブロック体10が設けられている。ブロック体10は端子3の高さよりも低くなっており、簡易なフック等の係合部材(図示省略)によりボビン2に仮止めの係止状態で取り付けられている。ブロック体10はボビン2の幅よりも大きな幅となっており、ボビン2への取り付けに際し、ボビン2よりも外側に出ることが好ましい。導線7を十分に余裕のある長さでコイル6から引き出すためである。
コイル6から引き出された導線7は、リード部7aが端子3にからげられて半田接続される。リード部7aを端子3にからげる際には、端子3におけるブロック体10を超えた高さ部分に対してからげを行う。すなわち、リード部7aはブロック体10を超えるようにブロック体10に沿って引き回された後、端子3にからげられるものであり、リード部7aは基板1にかなり接近した位置で端子3にからげられる。
リード部7aを端子3にからげた状態で、端子3を基板1に貫通させる。そして、全体を半田槽に浸漬するフロー半田により端子3を基板1に半田接続し、トランスを基板1に実装する。その後、ブロック体10をボビン2から除去する。そして、コイル6、ボビン2、基板1を含む部分に対してウレタン樹脂、シリコン樹脂等の絶縁性のモールド樹脂によって封止して電子機器とする。
このように端子3におけるブロック体10を超えた高さ部分にリード部7aをからげる構造では、リード部7aが余裕のある長さとなる。従って、リード部7aがボビン2の角部から十分に離れた状態となり、半田付けの際の熱によってボビン2の角部に部分的な溶融が発生しボビン2に瘤状の溶融部分(図5参照)が発生しても、リード部7aは溶融部分からも離れた状態となる。従って、振動や温度変化による膨張、収縮に起因してボビン2が図5のように基板1に接近、離反する挙動を繰り返しても、リード部7aがボビン2の角部に接触することがない。リード部7aがボビン2に接触しないため、導線7にストレスが溜まることがなく、結果として導線7の断線がなくなる。
因みに、図5の構造に対し、10Gで振動を加えたときには、2時間で導線の断線が発生したが、図2の方法による接続構造に対しては、10Gで16時間振動を加えても導線7が断線することはないものであった。
図3は、本発明の第2実施形態による接続方法を示す断面図である。
図3において、端子3がボビン2から突出しているが、端子2には、鍔部11が一体的に形成されている。鍔部11は、端子3の長さ方向の中間部分に設けられており、端子3の中間部分から端子3の長さ方向(軸方向)と交差する方向に延びている。
コイル6から引き出された導線7は、リード部7aを端子3にからげてから端子3と半田接続されるが、リード部7aは端子3における鍔部11を超えた高さ部分にからげられる。リード部7aをこのような位置にからげることにより、リード部7aがボビン2の角部から十分に離れた状態となる。従って、振動や温度変化による膨張、収縮に起因してボビン2が基板1に接近、離反を繰り返しても、リード部7aがボビン2の角部に接触することがなく、導線7にストレスが溜まらないため、導線7の断線がなくなる。
図4は、本発明の第3実施形態による接続方法を示す断面図である。
図4において、ボビン2には、ブロック体12が設けられている。ブロック体12は端子3の高さよりも低くなっており、ボビン2における端子3突出側の端面に設けられている。この場合、ブロック体12は、耐熱性の絶縁性樹脂を材料として形成されている。耐熱性の絶縁性樹脂としては、シリコン樹脂を選択できる。シリコン樹脂は、半田付けの際に作用する温度(約400℃)よりも高い溶融温度を有しており、半田付けの際の熱が作用しても溶融しない特性を有している。
耐熱性の絶縁性樹脂からなるブロック体12は、端子3が貫通することによりボビン2に取り付けられる。又、ブロック体12はボビン2の幅よりも小さなサイズとなっており、ボビン2から外側に出ることはない。これにより、リード部7aのからげの邪魔とならないため、リード部7aのからげが容易となる。
コイル6から引き出された導線7は、リード部7aを端子3にからげてから端子3と半田接続されるが、リード部7aは端子3におけるブロック体12を超えた高さ部分にからげられる。このような位置にからげることにより、リード部7aがボビン2の角部から十分に離れた状態となる。しかも、ブロック体12が耐熱性の絶縁性樹脂によって形成されているため、半田付けの際に溶融せず、瘤状の溶融部分が張り出すことがない。従って、振動や温度変化による膨張、収縮に起因してボビン2が基板1に接近、離反を繰り返しても、リード部7aがボビン2の角部に接触することがなく、導線7にストレスが溜まらないため、導線7の断線がなくなる。因みに、図4の方法による接続構造に対し、10Gで16時間振動を加えても導線7が断線することはないものである。
リード部7aの端子3への半田付け及び端子3の基板1への半田付けが終了した後、ブロック体12をボビン2の端面に残置してもよい。ブロック体12を除去する必要がなくなるため、電子機器の製造工程を簡素化できるメリットがある。
図5は、本発明の第4実施形態による接続方法を示す断面図である。
図5において、ボビン2には、ブロック壁14が設けられている。ブロック壁14はボビン2における端子3突出側の端面に立ち上がるようにボビン2に一体的に設けられる。ブロック壁14の高さは端子3の高さよりも低くなっている。
この構造において、コイル6から引き出された導線7のリード部7aは、端子3におけるブロック壁14を超えた高さ部分にからげられる。このような位置にからげることにより、リード部7aがボビン2の角部から十分に離れた状態となる。従って、振動や温度変化による膨張、収縮に起因してボビン2が基板1に接近、離反を繰り返しても、リード部7aがボビン2の角部に接触することがなく、導線7にストレスが溜まらないため、導線7の断線がなくなる。
以上の実施形態では、電子部品としてトランスを例として説明したが、本発明では、トランス以外の電子部品に対して同様に適用できるものである。
本発明の第1実施形態における接続構造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における接続方法を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における接続方法を示す断面図である。 本発明の第3実施形態における接続方法を示す断面図である。 本発明の第4実施形態における接続方法を示す断面図である。 従来の接続構造を示す断面図である。
符号の説明
1 基板
2 ボビン
3 端子
5 電子機器
6 コイル
7 導線
7a リード部
10,12 ブロック体
11 鍔部
14 ブロック壁


Claims (10)

  1. 電子部品から引き出された導線のリード部を絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげて半田接続する方法であって、
    前記端子が突出しているボビンの端面に、端子よりも低い高さのブロック体を設け、前記リード部を端子におけるブロック体を超えた高さ部分にからげて半田接続することを特徴とするリード部接続方法。
  2. 前記ブロック体を、前記リード部の半田接続後に除去することを特徴とする請求項1に記載のリード部接続方法。
  3. 前記ブロック体を耐熱性の絶縁性樹脂により形成し、前記半田接続後にブロック体をボビンの端面に残置することを特徴とする請求項1に記載のリード部接続方法。
  4. 電子部品から引き出された導線のリード部を絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげて半田接続する方法であって、
    前記端子の中間部分に長さ方向と交差する方向に延びる鍔部を形成し、前記リード部を端子における鍔部を超えた高さ部分にからげて半田接続することを特徴とするリード部接続方法。
  5. 電子部品から引き出された導線のリード部を絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげて半田接続する方法であって、
    前記端子が突出しているボビンの端面に、端子よりも低い高さで立ち上がるブロック壁を設け、前記リード部を端子におけるブロック壁を超えた高さ部分にからげて半田接続することを特徴とするリード部接続方法。
  6. 電子部品から引き出された導線のリード部が絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげられて半田接続され、前記端子を基板に半田付けして電子部品を基板に実装する構造であって、
    前記端子が突出しているボビンの端面に、端子よりも低い高さのブロック体が設けられ、前記リード部が端子におけるブロック体を超えた高さ部分にからげられて半田接続されていることを特徴とするリード部接続構造。
  7. 前記ブロック体は、前記リード部の半田接続後に除去されることを特徴とする請求項6に記載のリード部接続構造。
  8. 前記ブロック体は、耐熱性の絶縁性樹脂からなり、前記リード部の半田接続後にボビンの端面に残置されることを特徴とする請求項6記載のリード部接続構造。
  9. 電子部品から引き出された導線のリード部が絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげられて半田接続され、前記端子を基板に半田付けして電子部品を基板に実装する構造であって、
    前記端子の中間部分に長さ方向と交差する方向に延びる鍔部が形成され、前記リード部が端子における鍔部を超えた高さ部分にからげて半田接続されていることを特徴とするリード部接続構造。
  10. 電子部品から引き出された導線のリード部が絶縁性樹脂のボビンから突出している端子にからげられて半田接続され、前記端子を基板に半田付けして電子部品を基板に実装する構造であって、
    前記端子が突出しているボビンの端面に、端子よりも低い高さで立ち上がるブロック壁が設けられ、前記リード部が端子におけるブロック壁を超えた高さ部分にからげられて半田接続されていることを特徴とするリード部接続構造。
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