JP2008158585A - バスシステム及びそのバス調停方法 - Google Patents

バスシステム及びそのバス調停方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008158585A
JP2008158585A JP2006343494A JP2006343494A JP2008158585A JP 2008158585 A JP2008158585 A JP 2008158585A JP 2006343494 A JP2006343494 A JP 2006343494A JP 2006343494 A JP2006343494 A JP 2006343494A JP 2008158585 A JP2008158585 A JP 2008158585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
master
arbitration device
evaluation value
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006343494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008158585A5 (ja
JP4953794B2 (ja
Inventor
Yasunari Nagamatsu
泰成 永松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006343494A priority Critical patent/JP4953794B2/ja
Publication of JP2008158585A publication Critical patent/JP2008158585A/ja
Publication of JP2008158585A5 publication Critical patent/JP2008158585A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4953794B2 publication Critical patent/JP4953794B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

【課題】 複数のバス上で発生する複数のマスタからの転送要求に対して、最も優先度の高い転送要求のマスタにバスの使用権を与える。
【解決手段】 第1のバスの使用権を調停する第1のバス調停装置が、第1のバスに繋がるマスタから第1のバスと第2のバスとを接続するブリッジへの第1の転送要求に対してブリッジを介して第2のバスへのアクセスを認める。第2のバス調停装置によって第2のバスの使用権が調停されている間に、第1のバスに繋がる他のマスタから第1の転送要求より優先度の高い第2の転送要求があった場合に、第2の転送要求の優先度を第2のバス調停装置に通知する。そして、第2のバス調停装置が第1のバス調停装置から通知された優先度に基づいて第2のバスの調停を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デッドラインまでの期限が厳しいマスタからスレーブへアクセスを優先してアービトレーションするバス調停装置を用いたバスシステムに関する。特に、バス調停装置によって調停するバスが複数存在し、ブリッジを介して多段に構成されているバスシステムにおいて、バス調停装置間でマスタの緊急度評価値を通知するバス調停装置を備えたバスシステムに関する。
通常、マスタは要求された時間内に要求されたデータ量の転送を完了する必要がある。要求された時間に対して転送すべきデータ量が多い場合、そのマスタのデッドライン保証は厳しく、逆に要求された時間に対して転送すべきデータ量が少ない場合、デッドライン保証は容易になる。
例えば、特許文献1には、基準より遅れているデバイスに対して、優先的にバスを割り当てるバス調停装置が記載されている。この特許文献1のバス調停装置は、この割り当てのために、各デバイスに要求されている転送レートに基づいたクロックで動作する基準カウンタと、実際に転送したデータ量を計測する転送データカウンタとを設ける。そして、バス調停時にこれら2つのカウンタの値を比較している。
また、我々は、デッドラインを保証するために、図4に示すようなデッドライン保証アービタを提案した(例えば、特願2005-314842号)。デッドライン保証アービタは、マスタ毎に図5に示すような転送すべきデータ量とデータ転送を完了するまでの時間がデータ量設定レジスタとデットライン設定レジスタに設定される。ここで、図5に示す(A)〜(C)は、それぞれマスタA〜マスタCに対応している。
デッドライン保証アービタは、マスタ毎に緊急度評価値算出部が緊急度評価値(=残りデータ量÷残り時間)を計算し、デッドラインを保証するために最もバス権を必要としているマスタに優先してバス権を与える。時刻t1における緊急度評価値A1、B1、C1は、図5に示す例では以下のように求められ、A1>C1>B1となり、時刻t1の時点では、マスタA>マスタC>マスタBの優先度でバス権が与えられる。
A1=(転送データ量a−d1a)÷(デッドラインa−t1)
=0.75
B1=(転送データ量b−d1b)÷(デッドラインb−t1)
=0.38
C1=(転送データ量c−d1c)÷(デッドラインc−t1)
=0.46
時刻t2までマスタAがマスタB、Cより優先され、バス権を獲得した結果、時刻t2における緊急度評価値A2、B2、C2は、以下のように求められ、B2>A2>C2となる。よって、時刻t2の時点では、マスタB>マスタA>マスタCの優先度でバス権が与えられる。
A2=(転送データ量a−d2a)÷(デッドラインa−t2)
=0.59
B2=(転送データ量b−d2b)÷(デッドラインb−t2)
=0.7
C2=(転送データ量c−d2c)÷(デッドラインc−t2)
=0.1
このように、デッドライン保証アービタはある時点で最もデッドラインの厳しいマスタに優先的にバスを使用させることで、バス権を獲得までの時間を短縮し、マスタのデッドラインを保証している。つまり、デッドライン保証アービタは、マスタ−スレーブの組に対してデッドラインを保証することが可能である。
例えば、図6に示すようなシステム構成において、マスタA10とマスタB11がスレーブ18へのデータ転送を要求した場合、まずデッドライン保証アービタP16がマスタA10とマスタB11間のバスの使用権を調停する。調停の結果、マスタA10がバスの使用権を得たならば、Pバス19とQバス20を繋ぐブリッジ15に対してマスタA10の緊急度評価値を通知する。
次に、ブリッジ15はマスタA10からの緊急度評価値に基づき、Qバス20の使用権を取得しようとする。そして、デッドライン保証アービタQ17がPバス19からの要求であるブリッジ15、マスタC12及びマスタD13間で緊急度評価値を計算し、Qバス20を使用してスレーブ18へアクセスするマスタを決定する。
特開平10−289203号公報
しかしながら、図6に示すシステム構成では、個々のデッドライン保証アービタは独立に動作した場合には、次のような問題が発生する。マスタA10が緊急度評価値の低い値で要求し、その緊急度評価値がブリッジに通知されても、マスタC12及びマスタD13から緊急度評価値の高い要求が来ていれば、いつまでもマスタA10はQバス20の使用権を取得できない状態となる。また、マスタB11が緊急度評価値の高い値で要求しても、デッドライン保証アービタQ17ではマスタA10からの緊急度評価値を用いるため、マスタB11の要求に対するデッドラインを保証できなくなる可能性がある。
本発明は、複数のバス上で発生する複数のマスタからの転送要求に対して、最も優先度の高い転送要求のマスタにバスの使用権を与えることを目的とする。
また、本発明は、常にデッドライン保証の一番厳しいマスタの緊急度評価値を使用し、マスタのデッドラインを保証することを目的とする。
本発明は、第1のバスと第2のバスとを接続するブリッジと、前記第1のバスの使用権を調停する第1のバス調停装置と、前記第2のバスの使用権を調停する第2のバス調停装置とを備えるバスシステムであって、前記第1のバス調停装置は、前記第1のバスに繋がるマスタから前記ブリッジへの第1の転送要求に対して前記ブリッジを介して前記第2のバスへのアクセスを認める手段と、前記第2のバス調停装置によって前記第2のバスの使用権が調停されている間に、前記第1のバスに繋がる他のマスタから前記第1の転送要求より優先度の高い第2の転送要求があった場合に、当該第2の転送要求の優先度を前記第2のバス調停装置に通知する手段とを有し、前記第2のバス調停装置は、前記第1のバス調停装置から通知された優先度に基づいて前記第2のバスの調停を行う手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、第1のバスと第2のバスとを接続するブリッジと、前記第1のバスの使用権を調停する第1のバス調停装置と、前記第2のバスの使用権を調停する第2のバス調停装置とを備えるバスシステムのバス調停方法であって、前記第1のバス調停装置は、前記第1のバスに繋がるマスタから前記ブリッジへの第1の転送要求に対して前記ブリッジを介して前記第2のバスへのアクセスを認める工程と、前記第2のバス調停装置によって前記第2のバスの使用権が調停されている間に、前記第1のバスに繋がる他のマスタから前記第1の転送要求より優先度の高い第2の転送要求があった場合に、当該第2の転送要求の優先度を前記第2のバス調停装置に通知する工程とを有し、前記第2のバス調停装置は、前記第1のバス調停装置から通知された優先度に基づいて前記第2のバスの調停を行う工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のバス上で発生する複数のマスタからの転送要求に対して、最も優先度の高い転送要求のマスタにバスの使用権を与えることができる。
また、マスタから緊急度評価値の高い要求が来るたびに、上段のバス調停装置に緊急度評価値を伝えるため、最も厳しい緊急度評価値を用いてバス調停を行える。これにより、マスタが後から緊急度評価値の高い転送を行う場合も、全ての転送のデッドラインを保証することが可能になる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるデッドライン保証アービタ(バス調停装置)を備えたバスシステムの構成の一例を示す図である。また、図2は、本実施形態におけるデッドライン保証アービタの構成の一例を示す図である。
図1において、バスシステムは、マスタA10、マスタB11、マスタC12、マスタD13、ブリッジ15、スレーブ18、デッドライン保証アービタであるアービタP16、アービタQ17、Pバス19、Qバス20で構成される。
マスタA10、マスタB11、マスタC12、マスタD13は、それぞれデッドラインを有した転送を行う。
アービタP16は、マスタA10及びマスタB11間のバス使用権を調停し、アービタQ17はブリッジ15、マスタC12及びマスタD13間のバス使用権を調停する。
尚、本実施形態では、アービタQ17は、アービタP16から出力される緊急度評価値21も考慮してバス使用権を与えるマスタを決定する。このバス使用権を与える処理は、更に詳述する。
アービタP16は、図2に示すように、マスタA10のデータ量設定レジスタ201、デッドライン設定レジスタ203、データ転送量カウンタ205、タイマ207、緊急度評価値算出部209、緊急度評価値選択部211を有する。更に、マスタA10の緊急度評価値送信部213、緊急度評価値受信部215を有する。
ここで、データ量設定レジスタ201には、マスタA10のデータ転送量が設定され、デッドライン設定レジスタ203にはマスタA10のデータ転送を行う時間が設定される。データ転送量カウンタ205では、データ量設定レジスタ201の設定値からマスタA10が転送を完了したデータ量をデクリメントし、残りデータ量をカウントする。タイマ207は、マスタA10から最初のスレーブアクセス要求が到着した後に、デッドライン設定レジスタ203に格納されている時間からカウントダウンを開始し、残り時間を出力する。緊急度評価値算出部209は、データ転送量カウンタ205でカウントされた残りデータ量をタイマ207が出力する残り時間で割り、緊急度評価値を算出する。
緊急度評価値選択部211は、緊急度評価値算出部209で算出された緊急度評価値と、緊急度評価値受信部215が受信した緊急度評価値とを比較し、最も緊急度の高いものを選択する。緊急度評価値送信部213は、緊急度評価値算出部209が出力する緊急度評価値301を他のデッドライン保証アービタへ転送する。緊急度評価値受信部215は、他のデッドライン保証アービタから転送されてくる緊急度評価値303を受信し、緊急度評価値選択部211へ通知する。
また同様に、アービタP16は、マスタB11のデータ量設定レジスタ202、デッドライン設定レジスタ204、データ転送量カウンタ206、タイマ208、緊急度評価値算出部210、緊急度評価値選択部212を有する。更に、マスタB11の緊急度評価値送信部214、緊急度評価値受信部216を有する。また、レジスタ、カウンタ、タイマなどは上述のマスタA10のレジスタ、カウンタ、タイマなどと同じ機能を有するものである。
更に、アービタP16は、緊急度評価値選択部211、212から各々通知される緊急度評価値305、306を比較し、最も緊急度(優先度)が高いマスタからスレーブへのアクセスを優先して調停する調停部217を有する。
尚、アービタQ17の構成は、図2に示すアービタP16のマスタA10及びマスタB11がマスタC12及びマスタD13に代わるだけで、アービタP16と同様である。
ここで、常にデッドライン保証の一番厳しいマスタの緊急度評価値を使用し、マスタのデッドラインを保証する処理を説明する。
マスタA10及びマスタB11は、アービタP16によって調停される。マスタA10が転送要求req00を出し、マスタB11が転送要求req01を出していなければ、アービタP16はマスタA10にPバス19の使用を認める。この場合、ブリッジ15がQバス20のマスタとしてマスタA10の緊急度評価値を使用し、アービタQ17に対して転送要求req00を出す。ここで、Qバス20のマスタであるマスタC12が転送要求req10を出し、マスタD13が転送要求req11を出し、その緊急度評価値がreq11>req10>req00であれば、アービタQ17はマスタD13にQバス20の使用を認める。
このとき、マスタB11からも転送要求req01が発生し、緊急度評価値がreq01>req11>req10>req00のような場合、従来の手法だと問題が生じた。つまり、転送要求req01の緊急度評価値が高いにも関わらず、転送要求req00がQバス20の使用権を取得できないため、転送要求req01のデッドラインを保証できなくなる可能性があった。
本実施形態では、後からマスタB11でreq01が出された時点で、マスタA10からの転送要求であるreq00と、マスタB11からの転送要求であるreq01の緊急度評価値を比較する。ここで、転送要求req01の緊急度評価値が高ければ、アービタP16はアービタQ17に対してQバス20の使用権の調停に転送要求req01の緊急度評価値を用いるように通達する。
これにより、アービタQ17はブリッジ15からの転送要求の緊急度評価値が一番高いと認識し、マスタA10からの転送要求req00を受け取り、マスタA10にQバス20の使用権を与える。従って、マスタA10の転送が終了し、マスタB11の転送が早く開始される。
図3は、本実施形態におけるデッドライン保証アービタの処理を示すフローチャートである。尚、この処理は、アービタP16又はアービタQ17で処理されるものである。
まず、ステップS301で、マスタからスレーブ18への転送要求があれば、ステップS302へ処理を進め、複数のマスタから転送要求が出されたか否かを判定する。ここで、複数のマスタではなく、単一マスタから転送要求が出されたならば、ステップS303へ処理を進め、そのマスタにバスの使用権を与える。そして、ステップS301に戻り、新たな転送要求があるまで待つ。
一方、ステップS302で、複数のマスタから転送要求が出されたならば、ステップS304へ処理を進め、転送要求を出した複数のマスタの緊急度評価値を計算する。次に、ステップS305で、バス構成がブリッジを介した多段バス構成で、かつ上位にアービタがあるか否かを判定する。ここで、多段バス構成で、上位にアービタがあれば、アービタP16での処理となり、ステップS306へ処理を進め、緊急度評価値の一番高いマスタにバスの使用権を与えているか否かを判定する。ここで、緊急度評価値の一番高いマスタにバスの使用権を与えていれば、ステップS301に戻る。
しかし、ステップS306で、緊急度評価値の一番高いマスタにバスの使用権を与えていなければ、ステップS307へ処理を進め、一番高い緊急度評価値を上位のアービタ、即ちアービタQ17に通知する。そして、ステップS308で、緊急度評価値の一番高いマスタにバスの使用権を与える。
一方、ステップS305で、多段バス構成で、上位にアービタがなければ、アービタQ17での処理となり、ステップS308へ処理を進め、緊急度評価値の一番高いマスタにバスの使用権を与える。尚、アービタQ17は、アービタP16から緊急度評価値21が通知されていれば、その緊急度評価値21を含めて緊急度評価値の一番高いマスタにバスの使用権を与える。
以上説明したように、緊急度評価値の高い転送要求が後から来た場合でもデッドライン保証アービタ間で緊急度評価値を伝播することで、効率良くデッドライン保証を行うことが可能となる。
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体として、例えばフレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合である。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本実施形態におけるデッドライン保証アービタ(バス調停装置)を備えたバスシステムの構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるデッドライン保証アービタの構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるデッドライン保証アービタの処理を示すフローチャートである。 従来のデッドライン保証アービタの構成を示す図である。 複数のマスタの転送データ量とデッドラインとの関係を示す図である。 従来のデッドライン保証アービタを備えたバスシステムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 マスタA
11 マスタB
12 マスタC
13 マスタD
15 ブリッジ
16 アービタP
17 アービタQ
18 スレーブ
19 Pバス
20 Qバス
21 緊急度評価値

Claims (7)

  1. 第1のバスと第2のバスとを接続するブリッジと、前記第1のバスの使用権を調停する第1のバス調停装置と、前記第2のバスの使用権を調停する第2のバス調停装置とを備えるバスシステムであって、
    前記第1のバス調停装置は、
    前記第1のバスに繋がるマスタから前記ブリッジへの第1の転送要求に対して前記ブリッジを介して前記第2のバスへのアクセスを認める手段と、
    前記第2のバス調停装置によって前記第2のバスの使用権が調停されている間に、前記第1のバスに繋がる他のマスタから前記第1の転送要求より優先度の高い第2の転送要求があった場合に、当該第2の転送要求の優先度を前記第2のバス調停装置に通知する手段とを有し、
    前記第2のバス調停装置は、前記第1のバス調停装置から通知された優先度に基づいて前記第2のバスの調停を行う手段を有することを特徴とするバスシステム。
  2. 前記マスタが決められた時間内に決められたデータ量のデータ転送を完了できるように、前記第1及び第2のバス調停装置によって前記第1及び第2のバスの使用権が調停されることを特徴とする請求項1に記載のバスシステム。
  3. 前記優先度は、前記決められた時間と前記データ転送が開始されてから経過した時間の差と、前記データ量とデータ転送が開始されてから転送されたデータ量の差とに基づいて決定されることを特徴とする請求項2に記載のバスシステム。
  4. 前記第1のバス調停装置から通知された前記マスタの緊急度評価値と、前記第2のバス調停装置が算出した前記マスタの緊急度評価値のうち、緊急度評価値が高いマスタに前記第2のバスの使用権を与えることを特徴とする請求項3に記載のバスシステム。
  5. 第1のバスと第2のバスとを接続するブリッジと、前記第1のバスの使用権を調停する第1のバス調停装置と、前記第2のバスの使用権を調停する第2のバス調停装置とを備えるバスシステムのバス調停方法であって、
    前記第1のバス調停装置は、
    前記第1のバスに繋がるマスタから前記ブリッジへの第1の転送要求に対して前記ブリッジを介して前記第2のバスへのアクセスを認める工程と、
    前記第2のバス調停装置によって前記第2のバスの使用権が調停されている間に、前記第1のバスに繋がる他のマスタから前記第1の転送要求より優先度の高い第2の転送要求があった場合に、当該第2の転送要求の優先度を前記第2のバス調停装置に通知する工程とを有し、
    前記第2のバス調停装置は、前記第1のバス調停装置から通知された優先度に基づいて前記第2のバスの調停を行う工程を有することを特徴とするバスシステムのバス調停方法。
  6. 請求項5記載のバスシステムのバス調停方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 請求項6記載のプログラムを記録したコンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
JP2006343494A 2006-12-20 2006-12-20 バスシステムのバス調停方法及びバスシステム Expired - Fee Related JP4953794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006343494A JP4953794B2 (ja) 2006-12-20 2006-12-20 バスシステムのバス調停方法及びバスシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006343494A JP4953794B2 (ja) 2006-12-20 2006-12-20 バスシステムのバス調停方法及びバスシステム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008158585A true JP2008158585A (ja) 2008-07-10
JP2008158585A5 JP2008158585A5 (ja) 2010-02-12
JP4953794B2 JP4953794B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=39659458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006343494A Expired - Fee Related JP4953794B2 (ja) 2006-12-20 2006-12-20 バスシステムのバス調停方法及びバスシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4953794B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010282405A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Renesas Electronics Corp データ処理システム
JP2012113531A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Kyocera Document Solutions Inc 情報処理装置
JP2013542520A (ja) * 2010-10-08 2013-11-21 クアルコム,インコーポレイテッド ストリームトランザクションに関連する情報に基づくストリームトランザクションのアービトレーション

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013356A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd バス調停システム
JP2007122483A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Canon Inc バスマスタ装置、バス調停装置及びその制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013356A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd バス調停システム
JP2007122483A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Canon Inc バスマスタ装置、バス調停装置及びその制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010282405A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Renesas Electronics Corp データ処理システム
JP2013542520A (ja) * 2010-10-08 2013-11-21 クアルコム,インコーポレイテッド ストリームトランザクションに関連する情報に基づくストリームトランザクションのアービトレーション
JP2012113531A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Kyocera Document Solutions Inc 情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4953794B2 (ja) 2012-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4480427B2 (ja) リソース管理装置
EP0343770B1 (en) Multi-bus microcomputer system with bus arbitration
EP0318221B1 (en) Controlling responding by users of an intercommunications bus
US5901295A (en) Address and data bus arbiter for pipelined transactions on a split bus
TWI633424B (zh) 在非核心組織中之電力管理技術
JPS5812611B2 (ja) デ−タテンソウセイギヨホウシキ
JP4974508B2 (ja) バスマスタ装置、バス調停装置及びバス調停方法
EP3238080A1 (en) Guaranteed quality of service in system-on-a-chip uncore fabric
JP2006195714A (ja) リソース管理装置
JP2007058716A (ja) データ転送バスシステム
JP2002304369A (ja) バスシステム
JP4953794B2 (ja) バスシステムのバス調停方法及びバスシステム
USRE40261E1 (en) Apparatus and method of partially transferring data through bus and bus master control device
JP2007280253A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
TW200536322A (en) Method of arbitrationg which allows requestors from multiple frequency domains
US5708783A (en) Data bus arbiter for pipelined transactions on a split bus
JP7233932B2 (ja) 仮想割り込みサービスプロバイダのためのサービス要求割り込みルータ
JP2011059915A (ja) 半導体装置
JP2011095966A (ja) アクセスコントローラ
JP2008108126A (ja) データ転送制御装置及びそのバスアクセス調停方法
JP2004013356A (ja) バス調停システム
JP5111940B2 (ja) 情報処理装置及びアクセス制御方法
JP2010140440A (ja) バス調停装置
JP2008097462A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP4190629B2 (ja) マルチプロセッサシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120309

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120313

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4953794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees