JP2008158191A - 照明装置及びプロジェクタ - Google Patents
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【解決手段】レーザ素子25と、レーザ素子25から射出した光を時間的に偏光方向が変化する偏光光に変換し、変換された偏光光をミラーデバイスの画像表示領域に入射させる変換部27とを備える。
【選択図】図3
Description
シンチレーションは、スクリーン面に結像された画像を見ようとする鑑賞者にとって、スクリーン面と鑑賞者との間にあたかもベールやレース布、クモの巣などを張ったかのような不快感を与える。また、鑑賞者はスクリーン上の画像とシンチレーションとの2重の像を見ることになり、それぞれに視点を合わせようとするため、大きな疲労を招く。したがって、このシンチレーションは鑑賞者に大きなストレスを与えてしまう。
また、光や電場、磁場、熱、応力などを光散乱層に付与することで、光拡散層に含有されている光散乱体の形状、相対的な位置関係や屈折率を時間的に変化させるというスクリーンが提案されている(例えば、特許文献2参照)。ここでは、光拡散層による散乱波の散乱分布や位相を時間的に変化させることによってシンチレーションの発生防止を図っている。
また、後者のスクリーンでは、光散乱体の形状や相対的な位置関係、屈折率などを変化させるに多大な駆動エネルギーを必要とし、振動や音、不要電磁波、排熱となって快適な鑑賞を阻害することがある。そして、散乱層が焦点方向に移動してしまうような構成では、画像の大きさが変化してしまう。このため、水平方向における画像の輪郭線の位置も変わってしまい、画像ボケが生じる原因となる。
すなわち、被照射部材への入射光の偏光方向を時間的に変化させると、被照射部材から射出する光の散乱状態が偏光方向に応じて時間的にさまざまに変化する。そして、被投射部材で視認される干渉縞のパターンが変化して複雑化する。これにより、被投射部材から射出した光が鑑賞者の眼の残存特性によって時間積分されて平均化するので、干渉縞が視認されなくなる。これは、人間の眼に残像により画像がある一定時間保持された状態となることで画像が均一に表示されて見えるという特性に起因している。したがって、シンチレーションがさらに低減し、表示される画質が向上する。
この発明では、駆動手段によって導光部材中からの射出光の偏光方向を時間的に変化させることで、被照射部材への入射光の偏光方向が時間的に変化する。
この発明では、反射面への入射光の偏光方向と反射面とのなす角度を時間的に変化させることで、射出面からの射出光の偏光方向を時間的に変化させる。すなわち、反射面への入射角と反射光との偏光方向の変化は、反射面への入射光の反射面に対する偏光方向に応じて変化する。これにより、導光部材を駆動させて反射面に対する偏光方向を時間的に変化させることで、導光部材の射出面からの射出光の偏光方向が時間的に変化する。
この発明では、射出面を入射面に対して光軸の軸回りで駆動させることで、射出面からの射出光の偏光方向を入射面への入射光の偏光光の偏光方向に対して時間的に変化させる。これにより、導光部材の射出面からの射出する偏光光の偏光方向が時間的に変化する。
この発明では、駆動手段によって偏光部材を透過可能な偏光光の偏光方向を時間的に変化させることで、被照射部材への入射光の偏光方向が時間的に変化する。
この発明では、偏光部材を透過する偏光方向を有する偏光光を除く他の偏光光を光源に向けて反射させることで、他の偏光方向を有する偏光光を再利用することができ、光源から射出される光の利用効率が向上する。
この発明では、偏光部材で反射して導光部材中を導光する光を反射膜で偏光部材に向けて再度反射させることで、他の偏光方向を有する偏光光の再利用が効率よく図れ、光源から射出される光の利用効率がより向上する。
この発明では、過剰な光量の光が入射することによる他の光学部材などに影響が発生することを防止できる。
この発明では、上述のように、被投射部材への投射光の入射角が時間的に変化するので、干渉縞が時間的に変化する。これにより、シンチレーションのさらなる低減及び表示画質の向上が図れる。
この発明では、複数の光源を同一の冷却ユニットに接続することで、光源の冷却を一括して行え、装置の小型化が図れる。
以下、本発明における照明装置及びプロジェクタの第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図1はリアプロジェクタを示す(a)が概略斜視図、(b)が側断面図、図2は投射光学系を示す概略構成図、図3はレーザ光源を示す概略斜視図である。
また、リアプロジェクタ1は、筐体2内に設けられた投射光学系10と、投射光学系10から射出した光を反射してスクリーン3に拡大投影する反射ミラー11、12とを備えている。
赤色光照明装置15Aは、レーザ光源21Aを備えている。
変換部27は、レンズ26から射出した光を導光するダブプリズム(導光部材)31と、ダブプリズム31を光軸の軸回りで駆動させるアクチュエータ(駆動手段)32とを備えている。
ダブプリズム31は、光軸を含む断面が台形であると共に光軸に垂直な断面が矩形の台形プリズムであって、入射面31a及び射出面31bが光軸に対して非垂直に交差している。そして、ダブプリズム31は、入射面31aに入射する光を4つの側面のうちの一面である反射面31cに向けて屈曲させ、反射面31cで反射させた後、射出面31bから外方に向けて屈曲させて射出させる構成となっている。ここで、入射面31aへの入射光と射出面31bからの射出光とがほぼ平行となっている。
また、ダブプリズム31は、入射面31aに入射する偏光光を反射面31cに入射する偏光光の偏光方向と反射面31cとのなす角度のほぼ2倍の角度だけ回転させて射出面31bから射出する構成となっている。
なお、アクチュエータ32は、電圧の印加によって伸縮するまたは歪むピエゾ素子を用いたアクチュエータに限らず、ダブプリズム31を軸回りで揺動できれば、電磁力によって伸縮する電磁アクチュエータの静電力によって伸縮する静電アクチュエータなど、他のアクチュエータを用いてもよい。
そして、レーザ光源21Aは、その射出端から赤色レーザ光をダイクロイックミラー16Aに向けて射出する構成となっている。また、レーザ光源21Aは、これを冷却する例えばヒートシンクで構成された冷却ユニット36に接続されている。
反射ミラー17Aは、緑色光照明装置15Bから射出した緑色レーザ光をダイクロイックミラー16Aに向けて反射する構成となっている。また、反射ミラー17Bは、青色光照明装置15Cから射出した青色レーザ光をダイクロイックミラー16Bに向けて反射する構成となっている。
投射レンズ19は、ミラーデバイス18によって変調された画像を拡大してスクリーン3上に投影する構成となっている。
ミラーデバイス18に入射した各レーザ光は、ミラーデバイス18に供給された画像信号に基づいて変調される。そして、投射レンズ19及び反射ミラー11、12を経てスクリーン3に投射される。
このとき、ダブプリズム31の反射面31cに設けられたアクチュエータ32は、印加される電気信号に応じて、例えば60Hzの周波数で、ダブプリズム31を光軸の軸回りで揺動させる。これにより、ダブプリズム31の反射面31cに入射する赤色レーザ光の偏光方向と反射面31cとのなす角度が周期的に変化する。ここで、反射面31cからの反射光の偏光方向は、反射面31cへの入射光の偏光方向と反射面31cとのなす角度に応じて変化する。そのため、ダブプリズム31の射出面31bから射出してミラーデバイス18へ入射する赤色レーザ光の偏光方向が、図4(a)〜(c)に示すように、周期的に変化する。したがって、スクリーン3に入射する赤色レーザ光の偏光方向が時間的に変化する。
なお、緑色光照明装置15B及び青色光照明装置15Cにおいても、赤色光照明装置15Aと同様に、スクリーン3に対する緑色レーザ光及び青色レーザ光の偏光方向を時間的に変化させる。
また、レーザ光源21Aとダブプリズム31との間に光ヒューズ35を設けることで、ダイクロイックミラー16A、16Bやミラーデバイス18などの光学部材に過剰な光量のレーザ光が入射することを防止でき、照明装置15A〜15Cの信頼性が向上する。
そして、各照明装置15A〜15Cを構成するレーザ光源21A〜21Cを同一の冷却ユニット36に接続することで、これらレーザ光源21A〜21Cを一体的に冷却でき、リアプロジェクタ1の小型化が図れる。
次に、本発明における照明装置及びプロジェクタの第2の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図5はレーザ光源を示す概略斜視図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態とレーザ光源の構成が異なるため、この点を中心に説明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。また、本実施形態においても、赤色光照明装置、緑色光照明装置及び青色光照明装置の構成が同様であるため、赤色光照明装置のみについて説明し、緑色光照明装置及び青色光照明装置の説明を省略する。
反射ミラー53は、レンズ26から射出した赤色レーザ光をその反射面53aに入射させると共に、反射ミラー54に向けて反射する構成となっている。この反射面53aによって導光部材56の入射面が構成されている。
また、反射ミラー54は、反射ミラー53からの反射光を反射面54aにおいて反射ミラー55に向けて反射する構成となっている。
そして、反射ミラー55は、反射ミラー54からの反射光をCGH素子28に向けて反射する構成となっている。この反射面55aによって導光部材56の射出面が構成されている。
アクチュエータ57は、例えばピエゾアクチュエータによって構成されており、例えば60Hzの周波数で±45°の変動量で反射ミラー54を光軸の軸回りで揺動させる構成となっている。
このとき、反射ミラー54の反射面54aは、アクチュエータ57により光軸の軸回りで周期的に揺動する。そして、反射面54aへの入射光の偏光方向と反射面54aとのなす角度が周期的に変化する。これにより、反射面55aからの反射光の偏光方向が周期的に変化する。したがって、スクリーン3に対する赤色レーザ光の偏光方向が周期的に変化する。
次に、本発明における照明装置及びプロジェクタの第3の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図6はレーザ光源を示す概略斜視図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態とレーザ光源の構成が異なるため、この点を中心に説明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。また、本実施形態においても、赤色光照明装置、緑色光照明装置及び青色光照明装置の構成が同様であるため、赤色光照明装置のみについて説明し、緑色光照明装置及び青色光照明装置の説明を省略する。
光ファイバ63は、赤色レーザ光の偏光方向を保持した状態で導光することが可能な偏波保持ファイバであって、保持部材65に形成された断面がほぼV字状である溝部65a内に固定されている。
アクチュエータ64は、保持部材65のうち光ファイバ63の先端部側に設けられており、例えば電圧の印加によって引力が発生する一対の電極66A、66Bを備えている。そして、アクチュエータ64は、例えば60Hzの周波数で光ファイバ63の射出面を、光ファイバ63のほぼ光軸の軸回りで入射面に対して例えば±90°の変動量で捻る構成となっている。したがって、光ファイバ63への入射光の偏光方向と射出光の偏光方向とが周期的に変化する構成となっている。
このとき、光ファイバ63の射出面近傍は、アクチュエータ64により入射面に対して光軸の軸回りで周期的に捻られる。これにより、光ファイバ63から射出する赤色レーザ光の偏光方向が時間的に変化する。したがって、スクリーン3に対する赤色レーザ光の偏光方向が時間的に変化する。
次に、本発明における照明装置及びプロジェクタの第4の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図7はLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)光源を示す概略斜視図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態と照明装置の構成が異なるため、この点を中心に説明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。また、本実施形態においても、赤色光照明装置、緑色光照明装置及び青色光照明装置の構成が同様であるため、赤色光照明装置のみについて説明し、緑色光照明装置及び青色光照明装置の説明を省略する。
LED素子72は、アレイ状に複数配列されており、その射出端から無偏光光である赤色光をレンズ26に向けて射出する構成となっている。
変換部73は、レンズ26から射出した光を導光するロッドレンズ74と、ロッドレンズ74から射出する光のうち一の偏光方向を有する偏光光を透過させる偏光板75と、偏光板75を光軸の軸回りで回転させるアクチュエータ(駆動手段)76と、ロッドレンズ74及び偏光板75の間に配置された1/4波長板77を備えている。
ロッドレンズ74は、その入射面にレンズ26によって集光された赤色光が入射する領域に開口を有する反射膜74Aが設けられている。
偏光板75は、例えばガラスなどの基板上にアルミニウムなどの金属で構成されるワイヤ(細線)をストライプ状に形成したワイヤグリッド型偏光板である。そして、偏光板75は、上記ワイヤの延在方向とほぼ直交する偏光方向を有する偏光光を透過させると共に、これとほぼ直交する偏光方向を有する偏光光を反射する構成となっている。
アクチュエータ76は、例えば超音波モータによって構成されており、例えば60Hzの周波数で偏光板75を光軸の軸回りで回転させる構成となっている。
このとき、偏光板75がアクチュエータ76により光軸の軸回りで周期的に回転している。これにより、偏光板75からの射出光の偏光方向が周期的に変化する。したがって、スクリーン3に対する赤色光の偏光方向が周期的に変化する。
ここで、偏光板75を透過しない他の偏光方向を有する偏光光は、偏光板75により反射される。そして、偏光板75による反射光は、1/4波長板77によって偏光方向が1/4波長分だけ回転し、ロッドレンズ74に再入射する。その後、ロッドレンズ74に設けられた反射膜74Aで反射した後、再び偏光板75に入射する。
ここで、偏光板75で反射した他の偏光方向を有する偏光光を反射膜74Aで反射させて偏光板75に再入射させるので、LED光源71から射出した光の再利用が図れ、光の利用効率が向上する。
次に、本発明における照明装置及びプロジェクタの第5の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図8はLED光源を示す概略斜視図である。なお、本実施形態では、第4の実施形態とLED光源の構成が異なるため、この点を中心に説明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。また、本実施形態においても、赤色光照明装置、緑色光照明装置及び青色光照明装置の構成が同様であるため、赤色光照明装置のみについて説明し、緑色光照明装置及び青色光照明装置の説明を省略する。
偏光板83は、上述と同様に、例えばガラスなどの基板上にワイヤがほぼ同心の複数のほぼ円弧状となるようにパターン形成された異型偏光板であって、光軸に対して垂直な方向に移動させることにより透過する偏光光の偏光方向を変化させることが可能な構成となっている。
アクチュエータ84は、例えば60Hzの周期で偏光板83を光軸に対して垂直な方向に移動させる構成となっている。
例えば、第1及び第2の実施形態では、導光部材をダブプリズムや反射ミラーを組み合わせたもので構成しているが、反射面に入射する偏光光の偏光方向と反射面とのなす角度を時間的に変化可能であれば、他の構成としてもよい。
また、第3の実施形態では、偏波保持ファイバを用いているが、レーザ素子からの射出光の変更状態を保持したまま導光可能であると共に可撓性を有していれば、他の導光部材であってもよい。
そして、第4及び第5の実施形態では、導光部材としてロッドレンズを用いているが、LED素子から出射した無偏光光を導光可能であればよく、他モード光ファイバなど、他の導光部材であってもよい。さらに、ロッドレンズの入射面に反射膜を設けているが、偏光板で反射した反射光をLED素子で再度反射させてロッドレンズに再入射させることができれば、反射膜を設けなくてもよい。また、偏光板としては、吸収型の偏光板を用いてもよい。この場合、ロッドレンズなどの導光部材を設けずに、LED素子からの射出光を直接偏光板に入射させてもよい。
そして、アクチュエータによってダブプリズムや反射ミラー、光ファイバ、偏光板を駆動しているが、他の部材によりこれらを駆動させてもよい。
そして、発光素子としてレーザ素子やLED素子を用いているが、他の発光素子を用いてもよい。
そして、3つのレーザ光源やLED光源を近接して配置して同一の冷却ユニットに接続しているが、それぞれ異なる冷却ユニットに接続されてもよい。
そして、1つのミラーデバイスを用いて各照明装置からの射出光の変調を行う単板式の投射光学系となっているが、各照明装置に対応した3つのミラーデバイスを配置した3板式の投射光学系としてもよい。
さらに、プロジェクタとしては、リアプロジェクタに限らず、投射光学系を有して投射光学系からの投射光を別途設けたスクリーンに投影して反射光を観察するフロント投射型のプロジェクタなど、他のプロジェクタであってもよい。
Claims (10)
- 光源と、
該光源から射出した光を時間的に偏光方向が変化する偏光光に変換して被照射部材の被照射面に導光する変換部とを備えることを特徴とする照明装置。 - 前記光源が、偏光光を射出し、
前記変換部が、前記光源から射出した光を導光する導光部材と、該導光部材を光軸の軸回りで駆動させる駆動手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記導光部材が、前記光源から射出した光が入射する入射面と、光を射出する射出面と、該入射面から入射した光を前記射出面に向けて反射させる反射面とを有していることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
- 前記導光部材が、可撓性を有し、前記光源から射出した偏光光の偏光状態を保持したまま導光可能であり、
前記駆動手段が、前記導光部材の射出面を入射面に対して前記導光部材の光軸の軸回りで駆動させることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。 - 前記光源が、無偏光光を射出し、
前記変換部が、前記光源から射出した無偏光光のうち一の偏光方向を有する偏光光を透過させる偏光部材と、該偏光部材を透過可能な偏光光の偏光方向を光軸の軸回りで駆動させる駆動手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記偏光部材が、他の偏光方向を有する偏光光を前記光源に向けて反射可能であることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
- 前記変換部が、前記光源から射出した光を前記偏光部材に向けて導光する導光部材を有し、
該導光部材の入射面に、前記光源から射出した光の入射領域に開口を有する反射膜が設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の照明装置。 - 前記光源から射出する光量が所定値を越えたときに前記被照射面に入射する光を遮断する光ヒューズを備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の照明装置。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の照明装置と、
該照明装置から射出した光を画像信号に応じて変調する光変調手段とを備え、
該光変調手段により変調された光を被投射部材に投射することを特徴とするプロジェクタ。 - 前記照明装置を複数有し、
前記複数の光源が、同一の冷却ユニットに接続されていることを特徴とする請求項9に記載のプロジェクタ。
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