JP2008158099A - トナー用シール部材およびそれを用いたトナーカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のシール部材23は,外周面23cをなす外筒部23aと,外筒部23aの内面にトナー容器の内側向きに斜めに設けられた内フランジ部23bと,外筒部23aの内面における内フランジ部23bの付け根よりもトナー容器の外側寄りの位置に設けられた環状凸部32とを有し,外筒部23aの内面と内フランジ部23bの外面との間に環状溝23eが形成されており,内フランジ部23bの頂部31の外筒部23bの内面からの突出高さd1が,環状凸部32の外筒部23aの内面からの突出高さd2より大きいものである。
【選択図】図3
Description
さらに,テーパ面の軸方向とのなす角が30〜60°の範囲内にあることが好ましい。この程度であれば,装着性とシール性とを兼ね備えることができる。
また,テーパ面の軸方向とのなす角が自由状態で30〜60°の範囲内にあることが好ましい。この程度であれば,装着性とシール性とを兼ね備えることができる。
また,環状凸部の断面形状が曲線状であるものであることが望ましい。シール部材が回転軸に当接する角度に関わらず,良好なシール性を確保できる。
また,装着状態でのテーパ面の軸方向とのなす角が45〜90°の範囲内にあることが望ましい。装着することによりテーパ面の軸方向とのなす角がこの範囲内となれば,トナーを確実に遮断することができる。
A ≧ B かつ (A−B)/A ≦ 0.3
の関係があることが望ましい。このようなものであれば,トナー容器の内側寄りに設けられている内フランジ部の押圧力の方が大きいので,ほとんどのトナーはここで遮断される。一方,内フランジ部を通り過ぎるトナーがわずかにあったとしても,環状凸部によって確実に遮断される。
また,シール部材の外周面がトナー容器に接していることが望ましい。このようにすれば,外周面側からトナーが漏れるおそれはない。
以下,本発明を具体化した第1の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,電子写真方式の画像形成装置に使用される現像装置に本発明を適用したものである。
A ≧ B かつ (A−B)/A ≦ 0.3 … (条件1)
θ = 30°〜60°の範囲内,より望ましくは,40°〜50°の範囲内
θ’= 45°〜90°の範囲内
次に,本発明を具体化した第2の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,第1の形態に比較して,シール部材の形状がやや異なるのみであり,その他の部分は共通である。共通部分に関しては,同じ符号を付し,説明を省略する。
例えば,現像剤には,外添処理を施したものを使用するとよい。このようにすれば,シール部エッジで外添処理剤による静止層が形成されるので,さらにシール性を向上させることができる。また,トナー容器の構造によっては各回転軸の両端部にシール部材を装着してもよい。例えば,図2中右端部にも,左端部とは左右逆向きにシール部材23を装着するようにしてもよい。
23,41 シール部材
23a,41a 外筒部
23b,41b 内フランジ部
23c 外周面
23d テーパ面
23e 環状溝
31,42 第1シール部
32,43 凸部,第2シール部
41c 第1環状溝
41d 第2環状溝
41e 内筒部
Claims (7)
- 外周面をなす外筒部と,
前記外筒部の内面にトナー容器の内側向きに斜めに設けられた内フランジ部と,
前記外筒部の内面における前記内フランジ部の付け根よりもトナー容器の外側寄りの位置に設けられた環状凸部とを有し,
前記外筒部の内面と前記内フランジ部の外面との間に環状溝が形成されており,
前記内フランジ部の頂部の前記外筒部の内面からの突出高さが,前記環状凸部の前記外筒部の内面からの突出高さより大きいことを特徴とするトナー用シール部材。 - 外周面をなす外筒部と,
前記外筒部の内面にトナー容器の内側向きに斜めに設けられた内フランジ部と,
前記外筒部の内面における前記内フランジ部の付け根からトナー容器の外側向きに,前記外筒部の内面に沿って設けられた内筒部と,
前記内筒部の内面に設けられた環状凸部とを有し,
前記外筒部の内面と前記内フランジ部の外面との間に第1環状溝が形成されており,
前記外筒部の内面と前記内筒部の外面との間に第2環状溝が形成されており,
前記内フランジ部の頂部の前記外筒部の内面からの突出高さが,前記環状凸部の前記外筒部の内面からの突出高さより大きいことを特徴とするトナー用シール部材。 - 請求項1または請求項2に記載のトナー用シール部材において,
前記内フランジ部の頂部のトナー容器の内側寄りに隣接して,軸方向とのなす角が30〜60°の範囲内にありトナー容器の内側向きに広がるテーパ面が形成されていることを特徴とするトナー用シール部材。 - 画像形成に供するトナーを収容するトナー容器と,前記トナーの攪拌または搬送または担持を行う回転体とを有し,前記回転体の回転軸が前記トナー容器を貫通しているトナーカートリッジにおいて,
前記回転軸における前記トナー容器を貫通する箇所の外側の位置に,
外周面をなす外筒部と,
前記外筒部の内面に前記トナー容器の内側向きに斜めに設けられた内フランジ部と,
前記外筒部の内面における前記内フランジ部の付け根よりも前記トナー容器の外側寄りの位置に設けられた環状凸部とを有し,
前記外筒部の内面と前記内フランジ部の外面との間に環状溝が形成されており,
前記内フランジ部の頂部の前記外筒部の内面からの自由状態での突出高さが,前記環状凸部の前記外筒部の内面からの自由状態での突出高さより大きいシール部材が装着されていることを特徴とするトナーカートリッジ。 - 画像形成に供するトナーを収容するトナー容器と,前記トナーの攪拌または搬送または担持を行う回転体とを有し,前記回転体の回転軸が前記トナー容器を貫通しているトナーカートリッジにおいて,
前記回転軸における前記トナー容器を貫通する箇所の外側の位置に,
外周面をなす外筒部と,
前記外筒部の内面に前記トナー容器の内側向きに斜めに設けられた内フランジ部と,
前記外筒部の内面における前記内フランジ部の付け根から前記トナー容器の外側向きに,前記外筒部の内面に沿って設けられた内筒部と,
前記内筒部の内面に設けられた環状凸部とを有し,
前記外筒部の内面と前記内フランジ部の外面との間に第1環状溝が形成されており,
前記外筒部の内面と前記内筒部の外面との間に第2環状溝が形成されており,
前記内フランジ部の頂部の前記外筒部の内面からの自由状態での突出高さが,前記環状凸部の前記外筒部の内面からの自由状態での突出高さより大きいシール部材が装着されていることを特徴とするトナーカートリッジ。 - 請求項4または請求項5に記載のトナーカートリッジにおいて,
前記シール部材は,
前記内フランジ部の頂部の前記トナー容器の内側寄りに隣接して,軸方向とのなす角が自由状態で30〜60°の範囲内にあり前記トナー容器の内側向きに広がるテーパ面が形成されており,
前記環状凸部の断面形状が曲線状であるものであり,
装着状態での前記テーパ面の軸方向とのなす角が45〜90°の範囲内にあることを特徴とするトナーカートリッジ。 - 請求項4に記載のトナーカートリッジにおいて,
装着状態での前記内フランジ部の頂部の前記回転軸への押圧力(A)と,
装着状態での前記環状凸部の前記回転軸への押圧力(B)との間に,
A ≧ B かつ (A−B)/A ≦ 0.3
の関係があり,
前記シール部材の外周面が前記トナー容器に接していることを特徴とするトナーカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006344785A JP2008158099A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | トナー用シール部材およびそれを用いたトナーカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006344785A JP2008158099A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | トナー用シール部材およびそれを用いたトナーカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008158099A true JP2008158099A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39659091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006344785A Pending JP2008158099A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | トナー用シール部材およびそれを用いたトナーカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008158099A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101065285B1 (ko) | 2008-09-26 | 2011-09-19 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 수용 용기 및 이것을 사용한 화상 형성 장치 |
DE102023210466A1 (de) | 2022-11-07 | 2024-05-08 | Yazaki Corporation | Steckverbinder |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002115762A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-04-19 | Nok Corp | 密封装置 |
JP2003343736A (ja) * | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Koyo Sealing Techno Co Ltd | シールリング |
-
2006
- 2006-12-21 JP JP2006344785A patent/JP2008158099A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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