JP2008157889A - 携帯型情報機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリ性表示パネルを利用した携帯型情報機器の電力消費を低減すること。
【解決手段】腕時計1は、メモリ性を有する表示パネル5と、表示パネル5の駆動を制御する表示駆動部62とを備える。表示駆動部62は、表示パネル5の表示を第1時間間隔で書き換える第1表示情報制御部621と、第1時間間隔よりも長い第2時間間隔で書き換える第2表示情報制御部622とを備える。表示駆動部62は、通常表示モードでは、第2表示情報制御部622によって第2表示情報を表示し、通常表示モードに比べて動作時間の短い短期表示モードでは、第1表示情報制御部621によって第1表示情報を表示する。通常は、消費電力の少ない第2表示情報を表示しているので、腕時計1を省電力化できる。また、必要に応じて第1表示情報を表示でき、2種類の表示を切り替えて利用できるので利便性を向上できる。
【選択図】図2
【解決手段】腕時計1は、メモリ性を有する表示パネル5と、表示パネル5の駆動を制御する表示駆動部62とを備える。表示駆動部62は、表示パネル5の表示を第1時間間隔で書き換える第1表示情報制御部621と、第1時間間隔よりも長い第2時間間隔で書き換える第2表示情報制御部622とを備える。表示駆動部62は、通常表示モードでは、第2表示情報制御部622によって第2表示情報を表示し、通常表示モードに比べて動作時間の短い短期表示モードでは、第1表示情報制御部621によって第1表示情報を表示する。通常は、消費電力の少ない第2表示情報を表示しているので、腕時計1を省電力化できる。また、必要に応じて第1表示情報を表示でき、2種類の表示を切り替えて利用できるので利便性を向上できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、携帯型情報機器に関する。
近年、EPD(Electrophoretic Display=電気泳動ディスプレイ)等のメモリ性を有する表示パネルが開発され、このメモリ性表示パネルに時刻を表示する表示装置が知られている(特許文献1参照)。
ところで、メモリ性を有する表示装置は、一定の表示を維持している場合には電力消費を少なくできるが、表示を書き換える際にはドライバの駆動やパネル動作などによって電力を消費する。
このため、メモリ性を有する表示装置において、例えば、時計表示機能を備えており、時分秒表示を行うと、毎秒ごとに表示の書換動作が必要となり、電力消費が増加する。
このため、腕時計のような携帯型情報機器においては、省電力化のために上記メモリ性表示装置を用いたとしても、結局、毎秒ごとの表示書換動作によって消費電力が増加し、メモリ性表示装置を使用する利点である省電力のメリットが無くなり、電池の長寿命化も図れないという問題があった。
このため、メモリ性を有する表示装置において、例えば、時計表示機能を備えており、時分秒表示を行うと、毎秒ごとに表示の書換動作が必要となり、電力消費が増加する。
このため、腕時計のような携帯型情報機器においては、省電力化のために上記メモリ性表示装置を用いたとしても、結局、毎秒ごとの表示書換動作によって消費電力が増加し、メモリ性表示装置を使用する利点である省電力のメリットが無くなり、電池の長寿命化も図れないという問題があった。
本発明の目的は、メモリ性表示装置を利用した携帯型情報機器において、電力消費を低減できる携帯型情報機器を提供することにある。
本発明は、メモリ性を有する表示パネルと、この表示パネルの駆動を制御する表示駆動部とを備えた携帯型情報機器であって、前記表示駆動部は、前記表示パネルの表示の書き換えを第1時間間隔で行う第1表示情報制御部と、前記表示パネルの表示の書き換えを前記第1時間間隔よりも長い第2時間間隔で行う第2表示情報制御部とを備え、通常表示モードでは、第2表示情報制御部によって前記表示パネルに第2表示情報を表示させ、前記通常表示モードに比べて表示継続時間の短い短期表示モードでは、第1表示情報制御部によって前記表示パネルに第1表示情報を表示させることを特徴とする。
このような本発明によれば、通常表示モードでは、書換時間間隔が長い第2表示情報を表示させているので、書換動作によって消費される電力を減少でき、省電力化を図ることができる。また、例えばボタン操作などの所定操作が行われた場合や、予め決められた時刻になった場合に実行される短期表示モード(通常表示モードに比べてそのモードでの表示継続時間の短い表示モード)では、現在の時刻などの第1表示情報を表示させることで、現時刻なども容易に確認できる。そして、この第1表示情報は所定の操作時や所定時間のみの短時間の動作にでき、その後、通常表示モードに戻すことができるので、書換頻度が高い表示状態を短時間にでき、消費電力の増加を抑えることができる。
さらに、通常は第2表示情報が表示されていても、表示切替操作などによって短期表示モードに切り替われば第1表示情報を表示することができるので、利用者は2種類の情報を容易に確認することができ、携帯型情報機器の利便性も向上できる。
さらに、通常は第2表示情報が表示されていても、表示切替操作などによって短期表示モードに切り替われば第1表示情報を表示することができるので、利用者は2種類の情報を容易に確認することができ、携帯型情報機器の利便性も向上できる。
本発明は、時刻を計時する計時部を備え、前記第1表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1分毎に表示を書き換える時刻情報であり、前記第2表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1日毎に表示を書き換えるカレンダー情報であることが好ましい。
ここで、計時部とは、水晶振動子等の発振回路の発振パルスをカウントすることにより時刻を計時するクオーツ時計などにおいて用いられている一般的なものである。また、第1表示情報である1分毎に表示を書き換える時刻情報は、秒情報を含まない時刻情報を意味し、例えば、時分を表示するものである。このため、第1時間間隔は1分となる。
また。第2表示情報である前記カレンダー情報は、例えば、七曜表形式で表示される各月あるは各週の日付情報などであり、第2時間間隔は1日となる。
ここで、計時部とは、水晶振動子等の発振回路の発振パルスをカウントすることにより時刻を計時するクオーツ時計などにおいて用いられている一般的なものである。また、第1表示情報である1分毎に表示を書き換える時刻情報は、秒情報を含まない時刻情報を意味し、例えば、時分を表示するものである。このため、第1時間間隔は1分となる。
また。第2表示情報である前記カレンダー情報は、例えば、七曜表形式で表示される各月あるは各週の日付情報などであり、第2時間間隔は1日となる。
本発明は、時刻を計時する計時部と、作業予定に関する作業情報を記憶する作業情報記憶部とを備え、前記第1表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1分毎に表示を書き換える時刻情報であり、前記第2表示情報は、前記作業情報記憶部に記憶された作業情報を少なくとも1分よりも長い時間間隔で書き換えるToDoリストであることが好ましい。
ここで、作業情報(ToDoリスト)は、今後にやるべき仕事やスケジュールを記録したものであり、期限やスケジュールの時間情報なども入力される。そして、ToDoリストの書換頻度は、通常、1日毎程度である。すなわち、第2時間間隔は少なくとも1分よりも長く、通常は1日である。
ここで、作業情報(ToDoリスト)は、今後にやるべき仕事やスケジュールを記録したものであり、期限やスケジュールの時間情報なども入力される。そして、ToDoリストの書換頻度は、通常、1日毎程度である。すなわち、第2時間間隔は少なくとも1分よりも長く、通常は1日である。
このような各発明によれば、通常表示モードでは、カレンダー情報やToDoリストなどの書換時間間隔が1日と長い第2表示情報を表示させているので、書換動作によって消費される電力を減少でき、省電力化を図ることができる。また、所定操作が行われた場合や、予め決められた時刻になった場合に実行される短期表示モードでは、時分などを表す時刻情報からなる第1表示情報を表示させているので現時刻なども容易に確認できる。そして、この第1表示情報は所定の操作時や所定時間のみの短時間の動作にでき、その後、通常表示モードに戻すことができるので、消費電力の増加を抑えることができる。
従って、本発明の携帯型情報機器は、通常は、カレンダー情報やToDoリストを表示でき、一方、いつでも時刻情報を確認できるため、利用者が常に装着して利用する腕時計などに適している。
従って、本発明の携帯型情報機器は、通常は、カレンダー情報やToDoリストを表示でき、一方、いつでも時刻情報を確認できるため、利用者が常に装着して利用する腕時計などに適している。
本発明は、時刻を計時する計時部を備え、前記第1表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1秒毎に表示を書き換える時刻情報であり、前記第2表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1分毎に表示を書き換える時刻情報であることが好ましい。
ここで、秒情報を含む第1表示情報は、例えば、秒のみを表示パネルに表示する時刻情報でもよいし、時分秒を表示する時刻情報でもよい。
ここで、秒情報を含む第1表示情報は、例えば、秒のみを表示パネルに表示する時刻情報でもよいし、時分秒を表示する時刻情報でもよい。
このような本発明によれば、通常表示モードでは、時分情報を表示しているので、通常の時刻把握のための用途としては問題無く利用できる。一方、短期表示モードでは、秒情報を表示させているので、秒単位まで表示できてより正確な時刻を把握できる。
そして、通常は、秒まで表示する短期表示モードに比べて表示書換頻度が低い時分情報を表示する通常表示モードが実行されるため、書換頻度が高い状態を一時的なものにでき、消費電力の増加を抑えることができる。
そして、通常は、秒まで表示する短期表示モードに比べて表示書換頻度が低い時分情報を表示する通常表示モードが実行されるため、書換頻度が高い状態を一時的なものにでき、消費電力の増加を抑えることができる。
本発明において、入力操作を行う入力操作部と、この入力操作部による入力操作を検出する操作検出部とを備え、前記表示駆動部は、前記操作検出部において表示切替操作を検出した場合に、表示パネルの表示モードを通常表示モードから短期表示モードに切り替えることが好ましい。
ここで、入力操作部とは、例えば、携帯型情報機器に設けられたボタンなどで構成される。また、操作検出部は、ボタンなどの入力操作部の操作を検出するセンサやスイッチなどで構成される。
ここで、入力操作部とは、例えば、携帯型情報機器に設けられたボタンなどで構成される。また、操作検出部は、ボタンなどの入力操作部の操作を検出するセンサやスイッチなどで構成される。
入力操作部で表示切替操作が行われた場合に表示モードを切り替えるようにすれば、利用者が表示切替操作を行った場合に第1表示情報を表示し、それ以外は第2表示情報を表示するため、利用者は第1表示情報を確認したい場合にはいつでも第1表示情報を表示させることができて使い勝手を向上でき、かつ、表示切替操作を行わない限り、第2表示情報を表示し続けるために省電力化も図ることができる。
なお、短期表示モードから通常表示モードに戻すには、表示切替操作を再度行って戻してもよいし、通常表示モードから短期表示モードに切り替わってから所定時間経過後に自動的に戻してもよい。
なお、短期表示モードから通常表示モードに戻すには、表示切替操作を再度行って戻してもよいし、通常表示モードから短期表示モードに切り替わってから所定時間経過後に自動的に戻してもよい。
本発明において、時刻を計時する計時部と、予定に関する時刻情報を記憶する時刻情報記憶部を備え、前記表示駆動部は、前記計時部において計時されている計時情報が、前記時刻情報記憶部に記憶された時刻情報の時刻になった場合に、表示パネルの表示モードを通常表示モードから短期表示モードに切り替えることが好ましい。
ここで、予定に関する時刻情報とは、例えば、携帯型情報機器にスケジュール情報が登録されている場合、そのスケジュールの開始時刻でもよいし、その開始時刻の15分前などの予め設定された時刻や、仕事の時間に合わせて予め設定された時刻(例えば平日の午前8時30分から午後5時30分)などでもよく、利用者が設定できるようにしておくことが好ましい。
ここで、予定に関する時刻情報とは、例えば、携帯型情報機器にスケジュール情報が登録されている場合、そのスケジュールの開始時刻でもよいし、その開始時刻の15分前などの予め設定された時刻や、仕事の時間に合わせて予め設定された時刻(例えば平日の午前8時30分から午後5時30分)などでもよく、利用者が設定できるようにしておくことが好ましい。
計時部の計時情報(例えば現時刻)が、時刻情報記憶部に記憶された時刻情報の時刻になった場合に、短期表示モードに切り替えれば、利用者が所定の操作を行わなくても自動的に表示を切り替えることができるので、操作性を向上できる。なお、短期表示モードから通常表示モードに戻すには、表示切替操作を再度行って戻してもよいし、通常表示モードから短期表示モードに切り替わってから所定時間経過後に自動的に戻してもよし、前記時刻情報記憶部に短期表示モードから通常表示モードに戻す時刻を記憶しておいて、その時刻になった際に自動的に戻してもよい。
ここで、前記表示駆動部は、表示パネルの表示モードが通常表示モードから短期表示モードに切り替えられてから所定時間経過後に、表示パネルの表示モードを短期表示モードから通常表示モードに切り替えることが好ましい。
短期表示モードに切り替えられた後、所定時間経過後に通常表示モードに戻すようにしていれば、自動的に低消費電力のモードに戻すことができ、操作性を向上できるとともに、電力消費を確実に低減できる。
短期表示モードに切り替えられた後、所定時間経過後に通常表示モードに戻すようにしていれば、自動的に低消費電力のモードに戻すことができ、操作性を向上できるとともに、電力消費を確実に低減できる。
以上の本発明によれば、メモリ性を有する表示パネルを利用した携帯型情報機器において消費電力を低減することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態の携帯型情報機器である腕時計1の正面図である。腕時計1は、時計ケース(ケース)2と、この時計ケース2に取り付けられた一対のバンド3とを備える。バンド3は、腕時計1の装着時にユーザの手首に巻き付けて固定される。
時計ケース2は略円盤形状をなしており、一方側の面に時刻表示窓(窓)4が開口している。以下の説明においては、時刻表示窓4が開口する側を表、その反対側を裏とする。
図1は、本実施形態の携帯型情報機器である腕時計1の正面図である。腕時計1は、時計ケース(ケース)2と、この時計ケース2に取り付けられた一対のバンド3とを備える。バンド3は、腕時計1の装着時にユーザの手首に巻き付けて固定される。
時計ケース2は略円盤形状をなしており、一方側の面に時刻表示窓(窓)4が開口している。以下の説明においては、時刻表示窓4が開口する側を表、その反対側を裏とする。
時刻表示窓4には表示パネル5が配設され、さらに、表示パネル5を覆うように風防ガラス(風防)が嵌め込まれている。
表示パネル5は、後述するように表示保持性(メモリ性)を有する表示パネルであり、時刻や日付等の情報の表現および装飾を目的として、文字および模様を含む各種の画像(以下、単に画像と呼ぶ)を表示する。本実施形態では、メモリ性を有する表示パネル5として、電気泳動粒子を用いた電気泳動ディスプレイを用いた場合を例に挙げて説明する。
時計ケース2の側面には、動作モードの変更や時刻修正等の各種操作を行うための入力操作部として複数のボタン6が配設されている。
表示パネル5は、後述するように表示保持性(メモリ性)を有する表示パネルであり、時刻や日付等の情報の表現および装飾を目的として、文字および模様を含む各種の画像(以下、単に画像と呼ぶ)を表示する。本実施形態では、メモリ性を有する表示パネル5として、電気泳動粒子を用いた電気泳動ディスプレイを用いた場合を例に挙げて説明する。
時計ケース2の側面には、動作モードの変更や時刻修正等の各種操作を行うための入力操作部として複数のボタン6が配設されている。
表示パネル5は、アクティブマトリクス表示方式のマイクロカプセル型の電気泳動表示デバイスを有する公知の表示パネルである。すなわち、表示パネル5は、電気泳動分散液が封入された複数のマイクロカプセルを備えている。電気泳動分散液には、プラスに帯電した黒色粒子、およびマイナスに帯電した白色粒子が混合されている。そして、マイクロカプセルを挟んで配置された各電極の電圧を制御することで、マイクロカプセル内の各粒子を移動させて、表示パネル5の表示を制御している。
前記ケース2内には、表示パネル5の駆動を制御する駆動回路部40が設けられている。図2に示すように、駆動回路部40は、ケース2内に設けられる電池(電源)41に電気的に接続され、この電源41から供給される電力で駆動される。
図2は、駆動回路部40の電気的構成を示す。駆動回路部40は、駆動制御部61と表示駆動部62とを有する。
駆動制御部61は、表示駆動部62に対する入出力を行う入出力部611と、計時情報を取得する計時部612と、電源41からの電力供給を制御する電圧制御部613と、ボタン6の操作検出を行う操作検出部614と、これらの各部611〜614の動作を制御する制御部615とを有する。
駆動制御部61は、表示駆動部62に対する入出力を行う入出力部611と、計時情報を取得する計時部612と、電源41からの電力供給を制御する電圧制御部613と、ボタン6の操作検出を行う操作検出部614と、これらの各部611〜614の動作を制御する制御部615とを有する。
計時部612は、図示しない発振回路の発振パルスをカウントすることにより時刻を計時するものであり、この計時部612は、入出力部611を介して表示駆動部62と接続されている。
また、表示駆動部62は、表示パネル5を制御する駆動信号を表示パネル5に供給する。ここで、表示駆動部62は、表示パネル5に第1表示情報を表示させる第1表示情報制御部621と、第2表示情報を表示させる第2表示情報制御部622とを備える。
また、表示駆動部62は、表示パネル5を制御する駆動信号を表示パネル5に供給する。ここで、表示駆動部62は、表示パネル5に第1表示情報を表示させる第1表示情報制御部621と、第2表示情報を表示させる第2表示情報制御部622とを備える。
次に、このような構成の腕時計1の駆動回路部40における表示制御について、図3のフローチャートも用いて説明する。
駆動回路部40は、まず、表示駆動部62の第2表示情報制御部622によって第2表示情報を表示する(ステップS1)。ここで、第2表示情報は、ボタン6の操作などによって予め設定されており、本実施形態では、図4に示すカレンダー情報70が設定されている。
駆動回路部40は、まず、表示駆動部62の第2表示情報制御部622によって第2表示情報を表示する(ステップS1)。ここで、第2表示情報は、ボタン6の操作などによって予め設定されており、本実施形態では、図4に示すカレンダー情報70が設定されている。
図4に示すように、本実施形態のカレンダー情報70は、各月の日を七曜表形式で配列したものである。そして、月曜日から土曜日までは背景が白地とされて各日の数字は黒表示されているが、日曜日は反転して背景が黒地で数字が白表示とされている。
また、本日の日付を四角の枠71で囲み、本日の日付を直感的に把握できるようにしている。この枠71は1日毎に移動表示されるため、カレンダー情報70は少なくとも1日毎に書換表示が必要となる。すなわち、第2表示情報であるカレンダー情報70を書き換える第2時間間隔は1日である。
また、本日の日付を四角の枠71で囲み、本日の日付を直感的に把握できるようにしている。この枠71は1日毎に移動表示されるため、カレンダー情報70は少なくとも1日毎に書換表示が必要となる。すなわち、第2表示情報であるカレンダー情報70を書き換える第2時間間隔は1日である。
駆動制御部61の操作検出部614は、利用者がボタン6を操作したかを常時検出している(ステップS2)。
ステップS2において、ボタン6の所定操作が行われなければ、表示駆動部62は第2表示情報制御部622による第2表示情報つまりカレンダー情報70の表示を継続する(ステップS1)。従って、腕時計1を装着した利用者は、常時、カレンダー情報70を確認することができる。
ステップS2において、ボタン6の所定操作が行われなければ、表示駆動部62は第2表示情報制御部622による第2表示情報つまりカレンダー情報70の表示を継続する(ステップS1)。従って、腕時計1を装着した利用者は、常時、カレンダー情報70を確認することができる。
一方、制御部615は、操作検出部614において所定の入力操作があったことが検出されると、入出力部611を介して表示駆動部62に制御信号を送信する。
表示駆動部62は、所定の入力操作に基づく制御信号を受けると、第1表示情報制御部621によって表示パネル5に第1表示情報を表示する(ステップS3)。
ここで、第1表示情報も予め設定されており、本実施形態では、図1に示す時刻情報50が設定されている。
表示駆動部62は、所定の入力操作に基づく制御信号を受けると、第1表示情報制御部621によって表示パネル5に第1表示情報を表示する(ステップS3)。
ここで、第1表示情報も予め設定されており、本実施形態では、図1に示す時刻情報50が設定されている。
図1に示すように、本実施形態の時刻情報50は、本日の月情報51および日情報52と、現在の時情報53および分情報54とを表示するように設定されている。
従って、時刻情報50は、少なくとも分情報54が1分毎に書き換わるため、第1表示情報である時刻情報50を書き換える第1時間間隔は1分である。すなわち、第1時間間隔(1分)に比べて第2時間間隔(1日)が長くなるように第1および第2の各表示情報が設定されている。
従って、時刻情報50は、少なくとも分情報54が1分毎に書き換わるため、第1表示情報である時刻情報50を書き換える第1時間間隔は1分である。すなわち、第1時間間隔(1分)に比べて第2時間間隔(1日)が長くなるように第1および第2の各表示情報が設定されている。
表示駆動部62は、第1表示情報制御部621によって第1表示情報が表示された後(ステップS3)、第1表示情報の解除の状態になったかを判定する(ステップS4)。そして、表示駆動部62は、ステップS4において解除状態と判定がされるまで第1表示情報の表示(ステップS3)を継続し、解除状態と判定されると第2表示情報制御部622による第2表示情報(カレンダー情報70)の表示に切り替える。
ここで、ステップS4における解除状態の判定条件は、実施にあたって適宜設定できる。例えば、本実施形態では、利用者が所定のボタン6を押している間は第1表示情報を表示し続け、ボタン6を戻すと第1表示情報の表示を解除し、第2表示情報を表示するように構成されている。
なお、上記判定条件としては、例えば、利用者が所定のボタン6を押した後、所定時間だけ第1表示情報を表示し、所定時間経過後に第2表示情報に戻すようにしてもよい。この際、前記所定時間としては、例えば、数秒から数分程度や、数分から1時間程度などの範囲内で設定すればよい。そして、この所定時間は予め利用者が設定しておいてもよいし、前記所定のボタン6を押した際に、利用者が適宜選択できるようにしてもよい。
なお、上記判定条件としては、例えば、利用者が所定のボタン6を押した後、所定時間だけ第1表示情報を表示し、所定時間経過後に第2表示情報に戻すようにしてもよい。この際、前記所定時間としては、例えば、数秒から数分程度や、数分から1時間程度などの範囲内で設定すればよい。そして、この所定時間は予め利用者が設定しておいてもよいし、前記所定のボタン6を押した際に、利用者が適宜選択できるようにしてもよい。
このような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1)腕時計1において、通常は、第2表示情報であるカレンダー情報70を表示しているので、1日(第2時間間隔)経過するまでは表示を維持することができる。このため、表示を書き換えない限り電力消費を抑えることができるというメモリ性を有する表示パネル5の特性を最大限に生かすことができ、省電力化を図ることができる。
従って、腕時計1という省電力が求められる携帯型情報機器において、消費電力をより低くできるので、電池寿命の長い製品にできる。
また、省電力化できるので、その分、電池を小型化できてコンパクトな時計にすることもでき、腕時計1のデザイン自由度が高まるために魅力ある商品を提供できる。
さらに、時刻情報以外の情報も表示できるため、コンテンツリッチな仕様にすることもでき、この点でも魅力ある商品を提供できる。
(1)腕時計1において、通常は、第2表示情報であるカレンダー情報70を表示しているので、1日(第2時間間隔)経過するまでは表示を維持することができる。このため、表示を書き換えない限り電力消費を抑えることができるというメモリ性を有する表示パネル5の特性を最大限に生かすことができ、省電力化を図ることができる。
従って、腕時計1という省電力が求められる携帯型情報機器において、消費電力をより低くできるので、電池寿命の長い製品にできる。
また、省電力化できるので、その分、電池を小型化できてコンパクトな時計にすることもでき、腕時計1のデザイン自由度が高まるために魅力ある商品を提供できる。
さらに、時刻情報以外の情報も表示できるため、コンテンツリッチな仕様にすることもでき、この点でも魅力ある商品を提供できる。
(2)利用者によってボタン6が操作されると、表示パネル5の表示を第1表示情報である時刻情報50の表示に切り替えることができる。このため、利用者は、時刻を確認したいときには、直ちに表示を切り替えて確認できるので、通常時にカレンダー情報70が表示されていても時計としての利便性が低下することを防止できる。
(3)さらに、第1表示情報の解除条件として、ボタン6を押している間、時刻情報50を表示するように設定されている場合には、利用者が時間を確認したい間のみ時刻情報50を表示し、それ以外は時刻情報50の表示に比べて電力消費の少ないカレンダー情報70に戻すことができるので、利用者の利便性を図りつつ、消費電力を最小限に抑えることができる。
一方、第1表示情報の解除条件として、ボタン6を押した後、所定時間経過するまでの間のみ時刻情報50を表示するように設定されている場合には、時刻情報50を表示するために利用者がボタン6を押し続ける必要がなく、自動的に表示を元に戻すことができるため、操作性を向上できる。
一方、第1表示情報の解除条件として、ボタン6を押した後、所定時間経過するまでの間のみ時刻情報50を表示するように設定されている場合には、時刻情報50を表示するために利用者がボタン6を押し続ける必要がなく、自動的に表示を元に戻すことができるため、操作性を向上できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、前述する各実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略または簡略する。
前記第1実施形態は、第2表示情報としてカレンダー情報70を設定していたが、第2実施形態は、図5に示すように、第2表示情報としてToDoリスト80を設定したものである。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、前述する各実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略または簡略する。
前記第1実施形態は、第2表示情報としてカレンダー情報70を設定していたが、第2実施形態は、図5に示すように、第2表示情報としてToDoリスト80を設定したものである。
ToDoリスト80は、今後にやるべき仕事やスケジュールを記録したものであり、期限やスケジュールの時間情報なども適宜入力されている。なお、第2実施形態の腕時計1も図2に示す駆動回路部40を備えている。そして、制御部615には、前記ToDoリスト80に表示するため、作業予定に関する作業情報を記憶する作業情報記憶部が設けられている。
そして、ToDoリスト80は、利用者によってリストが更新されるまでの間は同じリストを表示し続けることになるため、その書換時間間隔は一定時間間隔ではないが、少なくとも時刻情報50の書換時間間隔(第1時間間隔)である1分よりは長くなる。すなわち、作業リストは、通常、1日毎に見直して更新するため、ToDoリスト80の書換時間間隔は通常は1日以上である。
そして、ToDoリスト80は、利用者によってリストが更新されるまでの間は同じリストを表示し続けることになるため、その書換時間間隔は一定時間間隔ではないが、少なくとも時刻情報50の書換時間間隔(第1時間間隔)である1分よりは長くなる。すなわち、作業リストは、通常、1日毎に見直して更新するため、ToDoリスト80の書換時間間隔は通常は1日以上である。
このような本実施形態では、駆動回路部40は、図6に示すように、前記第1実施形態とほぼ同じ制御フローで表示パネル5を制御する。但し、ステップS2でボタン入力が無かった場合には、駆動制御部61は、ToDoリスト80に記録されたスケジュールの開始時刻の所定時間前、例えば15分前になったかを確認する(ステップS5)。すなわち、制御部615は、前記作業情報記憶部に記憶された予定開始時間の所定時間前(本実施形態では15分前)の時刻を記憶する時刻情報記憶部を備えている。そして、制御部615は、計時部612の計時時刻が前記時刻情報記憶部の時刻になったかを確認し、同じ時刻になった場合には、第1表示情報への切替用の制御信号を表示駆動部62に出力する。
そして、表示駆動部62は、ステップS5で所定時間前になったと判定されて前記切替用の制御信号が入力された場合には、第1表示情報の表示処理を行う(ステップS3)。一方、ステップS5で所定時間前になっていないと判定された場合には、表示駆動部62は第2表示情報の表示処理を継続する(ステップS1)。
そして、表示駆動部62は、ステップS5で所定時間前になったと判定されて前記切替用の制御信号が入力された場合には、第1表示情報の表示処理を行う(ステップS3)。一方、ステップS5で所定時間前になっていないと判定された場合には、表示駆動部62は第2表示情報の表示処理を継続する(ステップS1)。
そして、第1表示情報の表示処理(ステップS3)を行っている際に、第1表示情報の表示解除状態になった場合(ステップS4)には、表示駆動部62は第2表示情報制御部622に実行して第2表示情報の表示処理に戻る。
ここで、ステップS5において、スケジュール開始時刻の所定時間前になったことで第1表示情報の表示処理が行われた場合には、第1表示情報の表示処理に切り替わってから所定時間(例えば1時間)経過したら表示解除状態になったと判定すればよい。
また、所定のボタン6を操作することで表示解除状態にして第2表示情報の表示処理に戻してもよい。
ここで、ステップS5において、スケジュール開始時刻の所定時間前になったことで第1表示情報の表示処理が行われた場合には、第1表示情報の表示処理に切り替わってから所定時間(例えば1時間)経過したら表示解除状態になったと判定すればよい。
また、所定のボタン6を操作することで表示解除状態にして第2表示情報の表示処理に戻してもよい。
このような本実施形態においても前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、腕時計1において、通常は、第2表示情報であるToDoリスト80を表示しているので、時刻情報50を表示し続ける場合に比べて電力消費を抑えることができ、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、腕時計1において、通常は、第2表示情報であるToDoリスト80を表示しているので、時刻情報50を表示し続ける場合に比べて電力消費を抑えることができ、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(4)さらに、第2表示情報としてToDoリスト80を表示するようにしており、かつ、通常はこのToDoリスト80が腕時計1に表示されるため、利用者は今後やらなければならない仕事を確実に把握することができ、仕事を効率的に処理することができる。
そして、一般的な腕時計1では表示されていないToDoリスト80を表示できるので、腕時計1に表示できるコンテンツが増えて新たな付加価値を加えることができ、魅力ある商品を提供することができる。
そして、一般的な腕時計1では表示されていないToDoリスト80を表示できるので、腕時計1に表示できるコンテンツが増えて新たな付加価値を加えることができ、魅力ある商品を提供することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
前記第1,2実施形態は、第1表示情報として時分まで表示する時刻情報50を設定し、第2表示情報としてカレンダー情報70、ToDoリスト80を設定していたが、第3実施形態は、図1に示す時分まで表示する時刻情報50を第2表示情報とし、図7に示す時分秒まで表示する時刻情報55を第1表示情報に設定したものである。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
前記第1,2実施形態は、第1表示情報として時分まで表示する時刻情報50を設定し、第2表示情報としてカレンダー情報70、ToDoリスト80を設定していたが、第3実施形態は、図1に示す時分まで表示する時刻情報50を第2表示情報とし、図7に示す時分秒まで表示する時刻情報55を第1表示情報に設定したものである。
すなわち、時刻情報50は、分情報54まで表示し、秒情報は表示しないため、その書換時間間隔(第2時間間隔)は1分となる。一方、時刻情報55は、秒情報56まで表示するため、その書換時間間隔(第1時間間隔)は1秒となり、第2時間間隔よりも短くなる。
この第3実施形態においても、図2の駆動回路部40を備え、かつ、図3に示す制御フローによって表示が制御される。すなわち、通常は、第2表示情報である時刻情報50が表示される(ステップS1)。一方、利用者がボタン6を操作すると(ステップS2)、第1表示情報である時刻情報55が表示される(ステップS3)。この時刻情報55は、秒情報56まで表示しており、ボタン6が押し続けられている間や、ボタン6が押されてから所定時間経過するまで表示される。そして、第1表示情報の表示解除状態になると(ステップS4)、第2表示情報である時刻情報50の表示に戻る。
このような本実施形態においても前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、腕時計1において、通常は、分情報54まで表示するために1分毎に表示が書き換えられる時刻情報50を表示しているので、秒情報56まで表示するために1秒毎に表示が書き換えられる時刻情報55を表示する場合に比べて電力消費を抑えることができ、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、腕時計1において、通常は、分情報54まで表示するために1分毎に表示が書き換えられる時刻情報50を表示しているので、秒情報56まで表示するために1秒毎に表示が書き換えられる時刻情報55を表示する場合に比べて電力消費を抑えることができ、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(5)さらに、利用者は、ボタン6を操作することで、いつでも時刻情報55の表示に切り替えることができ、秒情報56も容易に確認できる。
このため、特に、標準電波、GPS衛星からの電波、携帯電話の電波などの時刻情報を含む電波を受信して、時刻修正を行う電波時計では、必要な場合に、時刻情報55を表示させることで、電波受信による時刻修正が正確に行われたか否かを利用者が容易に確認できる。従って、通常は、時刻情報50を表示させることで省電力化を図りつつ、必要に応じて時刻情報55を表示させて、時刻表示の正確性を確認できる電波腕時計を提供することができる。
このため、特に、標準電波、GPS衛星からの電波、携帯電話の電波などの時刻情報を含む電波を受信して、時刻修正を行う電波時計では、必要な場合に、時刻情報55を表示させることで、電波受信による時刻修正が正確に行われたか否かを利用者が容易に確認できる。従って、通常は、時刻情報50を表示させることで省電力化を図りつつ、必要に応じて時刻情報55を表示させて、時刻表示の正確性を確認できる電波腕時計を提供することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
第2表示情報の表示処理(ステップS1)から第1表示情報の表示処理(ステップS3)に切り替える条件としては、前述したボタン6が操作された場合や、スケジュール開始時刻に応じて設定された時刻になった場合に限定されず、各表示情報の種類などに応じて適宜設定すればよい。例えば、利用者が設定した時間帯(平日の午前8時30分から午後5時30分等)には第2表示情報として時刻情報50を表示し、それ以外の時間帯には第1表示情報としてカレンダー情報70やToDoリスト80等を表示するようにしてもよい。また、利用者が設定したタイミング(例えば平日の午後5時等)には第2表示情報として時刻情報50を表示し、第2表示情報を表示してから所定時間経過後に第1表示情報の表示に自動的に戻るようにしてもよい。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
第2表示情報の表示処理(ステップS1)から第1表示情報の表示処理(ステップS3)に切り替える条件としては、前述したボタン6が操作された場合や、スケジュール開始時刻に応じて設定された時刻になった場合に限定されず、各表示情報の種類などに応じて適宜設定すればよい。例えば、利用者が設定した時間帯(平日の午前8時30分から午後5時30分等)には第2表示情報として時刻情報50を表示し、それ以外の時間帯には第1表示情報としてカレンダー情報70やToDoリスト80等を表示するようにしてもよい。また、利用者が設定したタイミング(例えば平日の午後5時等)には第2表示情報として時刻情報50を表示し、第2表示情報を表示してから所定時間経過後に第1表示情報の表示に自動的に戻るようにしてもよい。
さらに、表示パネル5としては、前記実施形態のように、白黒二粒子系の電気泳動表示デバイスを用いたものに限らず、着色された液体中に他の色(黒や白など)の帯電粒子を混合させた一粒子系の電気泳動表示デバイスを利用してもよい。
また、表示パネル5としては、電気泳動ディスプレイに限らず、他のメモリ性を有するディスプレイでもよい。例えば、ECD(Electrochromic Display=エレクトロクロミックディスプレイ)、強誘電性液晶ディスプレイ、コレステリック液晶ディスプレイ等が利用できる。
また、表示パネル5としては、電気泳動ディスプレイに限らず、他のメモリ性を有するディスプレイでもよい。例えば、ECD(Electrochromic Display=エレクトロクロミックディスプレイ)、強誘電性液晶ディスプレイ、コレステリック液晶ディスプレイ等が利用できる。
前記表示パネル5は、駆動電極がアクティブマトリクス型のものであったが、セグメント電極を用いたセグメント型のものでもよい。すなわち、カレンダー情報70やToDoリスト80はアクティブマトリクス型でないと表示できないが、第3実施形態のように、時刻情報のみを表示する場合にはセグメント型の表示タイプを利用できる。
すなわち、図8に示すように、時情報53および分情報54を表示するセグメント電極を形成しておき、通常は第2表示情報として時分のみを表示する。一方、ボタン6の操作などが行われた際に、第1表示情報として秒を表示する。この際、図8のように数字桁が4桁しかなく、時分秒を全て表示できない場合は、第1表示情報では例えば分情報54部分を利用して秒のみを表示すればよい。
すなわち、図8に示すように、時情報53および分情報54を表示するセグメント電極を形成しておき、通常は第2表示情報として時分のみを表示する。一方、ボタン6の操作などが行われた際に、第1表示情報として秒を表示する。この際、図8のように数字桁が4桁しかなく、時分秒を全て表示できない場合は、第1表示情報では例えば分情報54部分を利用して秒のみを表示すればよい。
さらに、第1および第2の各表示情報としては、前記各実施形態に記載したものに限らず、実施にあたって適宜設定すればよい。
例えば、通常表示モードで表示される第2表示情報としては、利用者が登録した画像(例えば、風景、ペット、家族の写真など)を表示させてもよい。このような画像情報は、腕時計1を有線あるいは無線でパーソナルコンピュータに接続し、このコンピュータからデータを送信して時計1内の記憶部に記憶させることでなどで時計1に登録すればよい。
また、第1表示情報を、時刻情報50および時刻情報55から利用者が選択できるように設定してもよい。さらに、第2表示情報を、カレンダー情報70、ToDoリスト80、時刻情報50から利用者が選択できるように設定してもよい。但し、第2表示情報に時刻情報50を選択できるのは、第1表示情報に時刻情報55を選択した場合のみである。
例えば、通常表示モードで表示される第2表示情報としては、利用者が登録した画像(例えば、風景、ペット、家族の写真など)を表示させてもよい。このような画像情報は、腕時計1を有線あるいは無線でパーソナルコンピュータに接続し、このコンピュータからデータを送信して時計1内の記憶部に記憶させることでなどで時計1に登録すればよい。
また、第1表示情報を、時刻情報50および時刻情報55から利用者が選択できるように設定してもよい。さらに、第2表示情報を、カレンダー情報70、ToDoリスト80、時刻情報50から利用者が選択できるように設定してもよい。但し、第2表示情報に時刻情報50を選択できるのは、第1表示情報に時刻情報55を選択した場合のみである。
さらに、本発明は、前記各実施形態のような腕時計に限らず、懐中時計などにも適用可能である。また、時計以外の各種電子機器にも広く適用でき、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)や、携帯電話、ディジタルカメラ、ビデオカメラなどの各種の携帯型情報機器に利用できる。
1…腕時計、5…表示パネル、6…ボタン、40…駆動回路部、41…電源、50…時刻情報、51…月情報、52…日情報、53…時情報、54…分情報、55…時刻情報、56…秒情報、61…駆動制御部、62…表示駆動部、70…カレンダー情報、80…ToDoリスト、612…計時部、614…操作検出部、615…制御部、621…第1表示情報制御部、622…第2表示情報制御部。
Claims (7)
- メモリ性を有する表示パネルと、
この表示パネルの駆動を制御する表示駆動部とを備えた携帯型情報機器であって、
前記表示駆動部は、
前記表示パネルの表示の書き換えを第1時間間隔で行う第1表示情報制御部と、
前記表示パネルの表示の書き換えを前記第1時間間隔よりも長い第2時間間隔で行う第2表示情報制御部とを備え、
通常表示モードでは、第2表示情報制御部によって前記表示パネルに第2表示情報を表示させ、
前記通常表示モードに比べて表示継続時間の短い短期表示モードでは、第1表示情報制御部によって前記表示パネルに第1表示情報を表示させることを特徴とする携帯型情報機器。 - 請求項1に記載の携帯型情報機器において、
時刻を計時する計時部を備え、
前記第1表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1分毎に表示を書き換える時刻情報であり、
前記第2表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1日毎に表示を書き換えるカレンダー情報であることを特徴とする携帯型情報機器。 - 請求項1に記載の携帯型情報機器において、
時刻を計時する計時部と、作業予定に関する作業情報を記憶する作業情報記憶部とを備え、
前記第1表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1分毎に表示を書き換える時刻情報であり、
前記第2表示情報は、前記作業情報記憶部に記憶された作業情報を少なくとも1分よりも長い時間間隔で書き換えるToDoリストであることを特徴とする携帯型情報機器。 - 請求項1に記載の携帯型情報機器において、
時刻を計時する計時部を備え、
前記第1表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1秒毎に表示を書き換える時刻情報であり、
前記第2表示情報は、前記計時部において計時されている計時情報に基づいて1分毎に表示を書き換える時刻情報であることを特徴とする携帯型情報機器。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の携帯型情報機器において、
入力操作を行う入力操作部と、この入力操作部による入力操作を検出する操作検出部とを備え、
前記表示駆動部は、前記操作検出部において表示切替操作を検出した場合に、表示パネルの表示モードを通常表示モードから短期表示モードに切り替えることを特徴とする携帯型情報機器。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯型情報機器において、
時刻を計時する計時部と、予定に関する時刻情報を記憶する時刻情報記憶部を備え、
前記表示駆動部は、前記計時部において計時されている計時情報が、前記時刻情報記憶部に記憶された時刻情報の時刻になった場合に、表示パネルの表示モードを通常表示モードから短期表示モードに切り替えることを特徴とする携帯型情報機器。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の携帯型情報機器において、
前記表示駆動部は、表示パネルの表示モードが通常表示モードから短期表示モードに切り替えられてから所定時間経過後に、表示パネルの表示モードを短期表示モードから通常表示モードに切り替えることを特徴とする携帯型情報機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006350196A JP2008157889A (ja) | 2006-12-26 | 2006-12-26 | 携帯型情報機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006350196A JP2008157889A (ja) | 2006-12-26 | 2006-12-26 | 携帯型情報機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008157889A true JP2008157889A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39658942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006350196A Withdrawn JP2008157889A (ja) | 2006-12-26 | 2006-12-26 | 携帯型情報機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008157889A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104545805A (zh) * | 2013-10-11 | 2015-04-29 | 精工爱普生株式会社 | 生物体信息测量设备 |
JP2019007818A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器、プログラム及び時計表示制御方法 |
-
2006
- 2006-12-26 JP JP2006350196A patent/JP2008157889A/ja not_active Withdrawn
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JP7024222B2 (ja) | 2017-06-23 | 2022-02-24 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器、プログラム及び時計表示制御方法 |
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