JP6635141B2 - 情報処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6635141B2
JP6635141B2 JP2018092115A JP2018092115A JP6635141B2 JP 6635141 B2 JP6635141 B2 JP 6635141B2 JP 2018092115 A JP2018092115 A JP 2018092115A JP 2018092115 A JP2018092115 A JP 2018092115A JP 6635141 B2 JP6635141 B2 JP 6635141B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display unit
display
execution process
information processing
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018092115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018136993A (ja
Inventor
岡田 健
岡田  健
祐幸 加藤
祐幸 加藤
圭一 今村
圭一 今村
佳代 岡田
佳代 岡田
坂田 勝
勝 坂田
浩輔 石崎
浩輔 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2018092115A priority Critical patent/JP6635141B2/ja
Publication of JP2018136993A publication Critical patent/JP2018136993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6635141B2 publication Critical patent/JP6635141B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、スマートウォッチ等と呼ばれるウェアラブルな情報処理装置が知られている。
スマートウォッチは、例えば腕時計の形態として構成され、スマートフォンに類する機能を備えている。
したがって、ユーザは、スマートウォッチによって、スマートフォンのように電子メールの内容を確認したり、腕時計のように時刻を確認したりすることができる。
なお、スマートウォッチに関する技術は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2006−101505号公報
しかしながら、特許文献1におけるスマートウォッチは、1つの表示部に各種情報を表示させるため表示の多様性に乏しかった
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、情報処理装置における表示に多様性を持たせることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備えた情報処理装置であって、前記第1の表示部は第1の実行処理により表示制御され、前記第2の表示部は第2の実行処理により表示制御され、前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置における表示に多様性を持たせることができる。
本発明の一実施形態である情報処理装置の概略図である。 本実施形態の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置が実行する動作管理処理の流れを説明するフローチャートである。 動作管理処理が実行される際の情報処理装置の表示画面例を示す模式図であり、図4(A)は第1表示部にOSの処理による表示画面が表示された状態を示す図、図4(B)は第2表示部に特定のプログラムの処理による表示画面が表示された状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態に係る情報処理装置は、スマートウォッチ等のウェアラブルな情報処理装置として構成される。また、情報処理装置は、第1CPU(Central Processing Unit)と第2CPUとを備え、第1CPUによって第1の実行処理であるオペレーティングシステム(OS)の処理を実行すると共に、第2CPUによって第2の実行処理である特定のプログラム(例えば、OSの管理を必要としないプログラムや、他のOS等)の処理を実行する。
そして、情報処理装置は、第1CPUにおけるOSの動作を停止(シャットダウン等)した状態で、当該情報処理装置の電源をON/OFFすることなく第2CPUにおける特定のプログラムの動作を継続することが可能である。
即ち、本実施形態に係る情報処理装置が備える、第1CPUにおけるOSの動作を停止(シャットダウン等)した状態で、当該情報処理装置の電源をON/OFFすることなく第2CPUにおける特定のプログラムの動作を継続することが可能な機能は、パーソナルコンピュータ等が電源立ち上げ時にブートセレクタによって、立ち上げるOSを切り替える機能とは全く異なるものである。
このような動作を可能とするため、情報処理装置においては、第1CPUによって制御可能なハードウェアと、第2CPUによって制御可能なハードウェアと、第1CPU及び第2CPUによって制御可能なハードウェアとが予め定められている。本実施形態に示す例では、情報処理装置は、積層して設置された第1表示部と第2表示部とを備え、第1CPUによって第1表示部を制御可能であると共に、第1CPUにおけるOSの動作が停止した状態でも、第2CPUによって第2表示部を制御可能である。また、第1CPUにおけるOSの動作が停止した状態で、第2CPUにおける第2表示部の制御を可能とするため、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のハードウェアは、第1CPU及び第2CPUのいずれからの制御も可能となっている。
このような構成により、第1CPUによるプログラムの実行によってスマートフォンに類する機能を実現し、第2CPUによるプログラムの実行によって腕時計の機能を実現することができる。そして、第1CPUによるOSの動作を停止することで、スマートフォンに類する機能による消費電力を削減し、腕時計の機能のみを動作させることができる。
したがって、情報処理装置をより低消費電力なものとすることができる。
[構成]
図1は、本発明の一実施形態である情報処理装置100の概略図である。
図1に示すように、本実施形態の情報処理装置100は、腕時計型をなしており、本体部1と、バンド部2と、を備えている。また、情報処理装置100は、本体部1において表示部16を備えている。この表示部16は、第1表示部16aと第2表示部16bとを有しており、具体的には、第1表示部16aの上に第2表示部16bが積層された状態で形成されている。このため、表示部16は、第1表示部16aの表示(例えば、気象情報の表示)に第2表示部16bの表示(例えば、時計表示)を重ね合わせて表示することが可能となっている。また、図示は省略するが第2表示部16bの上には操作部19であるタッチパネルが設けられている。
図2は、本実施形態の情報処理装置100の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置100は、第1CPU11と、第2CPU12と、ROM13と、RAM14と、記憶部15と、表示部16(第1表示部16a及び第2表示部16b)と、第1表示部16aの表示を制御する第1表示制御部17と、第2表示部16bの表示を制御する第2表示制御部18と、操作部19と、センサ部20と、RTC(Real Time Clock)部21と、通信部22と、電源部23等を備えている。
第1CPU11は、各種演算処理を行い、OSの処理(第1の実行処理)を実行することにより、情報処理装置100におけるスマートフォンに類する機能を制御する。本実施形態において、第1CPU11は、通信部22を介して受信した電子メールの着信や気象情報に関するメッセージの表示等、第1表示制御部17に対する表示制御の指示を行ったり、その他、スマートフォンに類する機能として実装された各種機能に係る処理を行ったりする。なお、第1CPU11は、第2CPU12が第2表示部16bに表示する腕時計の機能による表示内容と同様の表示内容を、第1表示部16aに表示することができる。
また、本実施形態において、第1CPU11は、RTC部21から所定タイミングで時刻信号を取得し、取得した時刻信号を第2CPU12に出力する。さらに、第1CPU11は、第1表示制御部17に対して、第2CPU12から入力される時刻を表示制御する指示を行う
なお、第1CPU11の具体的構成については後述する。
第2CPU12は、特定のプログラムの処理(第2の実行処理)を実行することにより、第2表示制御部18に対する表示制御の指示を行ったり、その他、腕時計の機能として実装された各種機能に係る処理を行ったりする。本実施形態において、第2CPU12は、第1CPU11から入力された時刻信号を基準として、時刻を計算したり、時刻、曜日あるいは日付の表示等、第2表示制御部18に対する表示制御の指示を行ったりする。また、第2CPU12は、第1CPU11を介さず、直接、RTC部21から所定タイミングで時刻信号を取得可能であり、後述する第1CPU11におけるOSの動作をシャットダウンした状態では、第2CPU12は、直接、RTC部21から取得した時刻信号に基づいて時刻を計算することができる。また、第2CPU12は、計算した時刻を第1CPU11に出力する。第2CPU12が実行する特定のプログラムの処理(第2の実行処理)は、第1CPU11が実行するOSの処理(第1の実行処理)に比べて単純な動作であることから処理負荷が小さく、低消費電力で実行可能である。また、そのため、第2CPU12に要求されるハードウェアのスペックは、第1CPU11に比べて低いもので足りる。
なお、第2CPU12の具体的構成については後述する。
ROM13は、第1CPU11及び第2CPU12それぞれからデータの読み出しが可能であり、第1CPU11及び第2CPU12が実行する種々のプログラムや初期設定データを格納する。例えば、ROM13は、第1CPU11が実行するOSのプログラムやOSの管理下で実行される各種プログラム、あるいは、第2CPU12が実行する特定のプログラム(ここでは、腕時計の機能を実現する組み込み用プログラム)のプログラムを格納する。
RAM14は、第1CPU11及び第2CPU12それぞれからデータの読み出し及び書き込みが可能であり、第1CPU11及び第2CPU12に作業用のメモリ空間を提供し、作業用の一時データを記憶する。例えば、RAM14は、第1CPU11がOSを実行する際のシステム領域やワークエリアを提供したり、第2CPU12が特定のプログラムを実行する際の記憶領域を提供したりする。
記憶部15は、第1CPU11及び第2CPU12それぞれからデータの読み出し及び書き込みが可能な不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)である。記憶部15には、スマートフォンに類する各種機能や腕時計の機能等において生成された各種データ(各種設定内容のデータ等)が記憶される。
表示部16は、上述のように第1表示部16aと、第2表示部16bと、を備えている。
第1表示部16aは、バックライトを有するTFTカラー液晶パネルから構成され、後述する第1表示制御部17の制御下にて各種情報を表示画面に表示する。
第1表示制御部17は、表示用データを生成して第1表示部16aの表示画面に表示させる制御を行う。
本実施形態において、第1表示制御部17は、例えば、第1CPU11からの表示指示に従って、電子メールの着信や気象情報に関するメッセージの表示データを生成し、第1表示部16aから出力させる。
第2表示部16bは、部分的にまたは全体的に光を透過可能なPN(Polymer Network)液晶パネルから構成され、後述する第2表示制御部18の制御下にて各種情報を表示画面に表示(ここではセグメント表示)する。
本実施形態において、第2表示部16bであるPN液晶パネルは、図1に示すように、上述した第1表示部16aであるTFTカラー液晶パネルの表示画面上に積層されている。このPN液晶パネルは、電位が掛けられていない部位では液晶分子が不規則に並び、光を反射するようになっている。つまり、この電位が掛けられていない部位において、PN液晶パネルによる表示がなされることとなる。一方、電位が掛けられた部位では、液晶分子が表示画面に対して垂直に整列するので、光を透過可能となっている。つまり、この電位が掛けられた部位では、上述のTFTカラー液晶パネルからの光を透過可能となるので、当該PN液晶パネルを介して当該TFTカラー液晶パネルによる表示を視認することができる。即ち、本実施形態の表示部16では、第1表示部16aによる表示に第2表示部16bによる表示を重ね合わせた状態で表示することができるようになっている。
第2表示制御部18は、表示用データを生成して第2表示部16bの表示画面に表示させる制御を行う。
本実施形態において、第2表示制御部18は、例えば、第2CPU12からの表示指示に従って、時刻画像の表示用データを生成し、第2表示部16bから出力させる。
操作部19は、第2表示部16bの表示画面上に設けられた静電容量方式のタッチパネルである。操作部19は、タッチパネル上におけるユーザのタッチ操作位置と操作内容とを検出して当該操作に応じた信号を発生させて、入力信号として第1CPU11に出力する。
センサ部20は、地磁気センサ、ジャイロセンサ、3軸加速度センサ、気圧センサ、気温センサあるいはGPS(Global Positioning System)等を利用した位置センサ等の各種センサを備えている。本実施形態において、センサ部20の検出信号は、第1CPU11に出力される。なお、センサ部20の検出信号を第2CPU12にも出力する構成とし、腕時計の機能の一部として、これらセンサの検出信号に基づく情報を表示することとしてもよい。
RTC部21は、水晶振動子等の発振素子を備え、情報処理装置100の電源がオンとされていない間も、電源部23からの電力供給または補助電源(一次電池等)からの電力供給によって、継続して時刻をカウントする。本実施形態において、RTC部21は、第1CPU11に対して、カウントした時刻を示す時刻信号を出力する。なお、RTC部21の時刻信号を第2CPU12に出力する構成としてもよい。
通信部22は、Bluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth Low Energy)(商標)あるいはWi−Fi(Wireless Fidelity)等の無線通信機能を備え、他の電子機器(スマートフォン等)と通信を行う。
電源部23は、情報処理装置100の動作に係る電力を所定の電圧で供給する。電源部23は、例えば、各種方式の電池(リチウム電池、ニッケル・水素充電池等)を具備している。本実施形態では、第1CPU11及び第2CPU12は、電源部23から電力が供給される。
また、電源部23は、電池残量を検出し、検出した電池残量を示す信号を第1CPU11に出力する。
次に、第1CPU11及び第2CPU12の具体的構成について説明する。
図2に示すように、第1CPU11は、ハードウェア構成として、プログラムカウンタ11aと、制御部11bとを備えている。また、第1CPU11は、OSのプログラムあるいは各種プログラム(後述する動作管理処理等)を実行することにより、時刻取得部11cと、センサ情報取得部11dと、表示処理部11eと、連携処理部11fと、通信処理部11gと、状態判定部11hとを構成する。
プログラムカウンタ11aは、第1CPU11内部に備えられるレジスタであり、次に実行されるプログラムが格納されたROM13のアドレスを記憶している。
制御部11bは、第1CPU11内の各部(不図示のデコード回路や演算回路等)における動作タイミングや動作内容等、第1CPU11においてプログラムを実行するための動作を管理する。また、制御部11bは、プログラムカウンタ11aに、次に実行されるプログラムが格納されたROM13のアドレスを逐次書き込む。
時刻取得部11cは、RTC部21から所定タイミング(例えば起動時や時刻の調整時等)で時刻信号を取得する。そして、時刻取得部11cは、取得した時刻信号を第2CPU12に出力する。また、時刻取得部11cは、第2CPU12によって計算され、出力される時刻を取得する。
センサ情報取得部11dは、センサ部20に備えられた各種センサの検出信号を取得する。
表示処理部11eは、各機能部が取得した情報や処理結果を表示する表示制御のための指示信号を第1表示制御部17に出力する。
連携処理部11fは、第1CPU11と第2CPU12との連携に関する処理を行う。具体的には、連携処理部11fは、第1CPU11による処理と、第2CPU12による処理とが関連性を有する場合に、第1CPU11及び第2CPU12の一方を他方の動作に対応させる処理を行う。例えば、連携処理部11fは、第1表示部16aによる表示と第2表示部16bによる表示とが切り替えられる際に、第1表示部16aと第2表示部16bとに一時的に同一の情報を重畳して表示させるように、第1CPU11と第2CPU12とが行う表示制御の指示を対応させる。
通信処理部11gは、通信部22を介して受信された情報をその情報に応じた各機能部に出力したり、各機能部から他の電子機器に送信される情報を通信部22を介して送信したりする。例えば、通信処理部11gは、通信部22を介して、他の電子機器(ペアリングされたスマートフォン等)から電子メールの着信を通知する情報を受信した場合、受信した情報を表示処理部11eに出力する。
状態判定部11hは、情報処理装置100における各種状態を判定し、判定結果に応じた処理を行う。例えば、状態判定部11hは、センサ情報取得部11dによって取得されたジャイロセンサ及び3軸加速度センサの検出信号に基づいて、情報処理装置100が静止しているか(ユーザが静止している状態あるいはユーザの腕に装着されていない状態か)、ユーザが腕をかざし情報処理装置100を見る場合の姿勢となっているか、ユーザが腕を下げる動作を行ったか、ユーザの腕振り(走行または歩行時に腕を振る動作)が検出されたか等、情報処理装置100の使用状態を判定する。そして、状態判定部11hは、情報処理装置100が静止している、ユーザが情報処理装置100を見る場合の姿勢となっていない、ユーザが腕を下げる動作を行った、あるいは、ユーザの腕振りが検出された等、情報処理装置100がユーザに見られていない使用状態であると判定した場合、第1CPU11におけるOSの動作をシャットダウンして停止(即ち、第1CPU11に対する電源供給を停止)し、第2CPU12における時刻表示を行う状態(即ち、腕時計の機能のみを動作させる状態)に切り替える。なお、これらの使用状態は、例えば、各動作に対応するジャイロセンサ及び3軸加速度センサの信号パターンを記憶部15に記憶しておき、検出された信号パターンとのマッチングを行うことで判定することができる。
また、状態判定部11hは、電源部23から入力される電池残量を示す信号に基づいて、電池残量が予め設定された閾値未満であるか否かを判定する。そして、状態判定部11hは、電池残量が予め設定された閾値未満であると判定した場合、第1CPU11におけるOSの動作をシャットダウンして停止し、第2CPU12における時刻表示を行う状態に切り替える。
このような処理により、ユーザが情報処理装置100の表示画面を見ていない場合や、情報処理装置100の電池残量が少なくなった場合に、情報処理装置100のスマートフォンに類する機能を停止し、腕時計の機能のみを動作させることができる。そのため、情報処理装置100をより低消費電力で腕時計として機能させることが可能となる。
なお、状態判定部11hが上記判定を行った場合以外にも、ユーザによってスマートフォンに類する機能を停止させる指示が入力された場合に、状態判定部11hが、情報処理装置100のスマートフォンに類する機能を停止し、腕時計の機能のみを動作させることとしてもよい。
また、図2に示すように、第2CPU12は、ハードウェア構成として、プログラムカウンタ12aと、制御部12bとを備えている。また、第2CPU12は、特定のプログラムを実行することにより、計時部12cと、表示処理部12dとを構成する。
プログラムカウンタ12aは、第2CPU12内部に備えられるレジスタであり、次に実行されるプログラムが格納されたROM13のアドレスを記憶している。
制御部12bは、第2CPU12内の各部(不図示のデコード回路や演算回路等)における動作タイミングや動作内容等、第2CPU12においてプログラムを実行するための動作を管理する。また、制御部12bは、プログラムカウンタ12aに、次に実行されるプログラムが格納されたROM13のアドレスを逐次書き込む。
計時部12cは、第1CPU11から入力される時刻信号に基づいて、時刻を計算する。そして、計時部12cは、計算した時刻を第1CPU11に出力する。
また、第2CPU12は、第1CPU11を介さず、直接、RTC部21から所定タイミングで時刻信号を取得し、取得した時刻信号に基づいて計時部12cで時刻を計算することができる。
表示処理部12dは、計時部12cの処理結果を表示する表示制御のための指示信号を第2表示制御部18に出力する。
[動作]
次に、動作を説明する。
図3は、情報処理装置100が実行する動作管理処理の流れを説明するフローチャートである。
また、図4(A)及び図4(B)は、動作管理処理が実行される際の情報処理装置100の表示画面例を示す模式図であり、図4(A)は第1表示部16aにOSの処理による表示画面が表示された状態を示す図、図4(B)は第2表示部16bに特定のプログラムの処理による表示画面が表示された状態を示す図である。
以下、図4を適宜参照しつつ、図3に示す動作管理処理について説明する。
動作管理処理は、情報処理装置100の電源投入と共に開始され、情報処理装置100の電源がオフとされるまで、繰り返し実行される。
動作管理処理の開始時には、第1CPU11がOSの処理を実行する状態となり、第1表示部16aにおいて、例えば、図4(A)に示す表示画面(雨雲の動き及び気象情報に関するメッセージを表示する画面)が表示される。
ステップS1において、状態判定部11hは、電源部23から入力される電池残量を示す信号に基づいて、電池残量を取得する。
ステップS2において、状態判定部11hは、電池残量が予め設定された閾値未満であるか否かを判定する。
電池残量が予め設定された閾値未満でない場合、ステップS2においてNOと判定されて、処理はステップS3に移行する。
一方、電池残量が予め設定された閾値未満である場合、ステップS2においてYESと判定されて、処理はステップS5に移行する。
ステップS3において、センサ情報取得部11dは、センサ部20に備えられた各種センサの検出信号を取得する。
ステップS4において、状態判定部11hは、センサ情報取得部11dによって取得された各種センサ(ジャイロセンサあるいは3軸加速度センサ等)の検出信号に基づいて、情報処理装置100の状態がユーザに見られていない使用状態であるか否かを判定する。具体的には、情報処理装置100が静止しているか(ユーザの腕に装着されていない状態か)、ユーザが腕をかざし情報処理装置100を見る場合の姿勢となっているか、ユーザが腕を下げる動作を行ったか、ユーザの腕振り(走行または歩行時に腕を振る動作)が検出されたか等の状態が判定される。
情報処理装置100がユーザに見られていない使用状態である場合、ステップS4においてYESと判定されて、処理はステップS5に移行する。
情報処理装置100がユーザに見られていない使用状態でない場合、ステップS4においてNOと判定されて、処理はステップS1に移行する。
ステップS5において、状態判定部11hは、第1CPU11におけるOSの動作をシャットダウンして停止し、第2CPU12における時刻表示を行う状態(即ち、腕時計の機能のみを動作させる状態)に切り替える。これにより、第2表示部16bにおいて、例えば、図4(B)に示す表示画面(腕時計として時刻を表示する画面)が表示される。この後、第2CPU12は、腕時計としての機能(時刻表示)を継続して実行する。
ステップS6において、第2CPU12の制御部12bは、ユーザによってOSの起動が指示されたか否か(即ち、第1CPU11の起動が指示されたか否か)の判定を行う。
ユーザによってOSの起動が指示された場合、ステップS6においてYESと判定されて、処理はステップS7に移行する。
ユーザによってOSの起動が指示されていない場合、ステップS6においてNOと判定されて、ステップS6の処理が繰り返される。
ステップS7において、第1CPU11の制御部11bは、第1CPU11における起動のシーケンスを実行し、OSを実行する状態に移行する。
ステップS7の後、動作管理処理が繰り返される。
なお、図3のフローチャートには図示していないが、ユーザによってスマートフォンに類する機能を停止させる指示が入力された場合にのみ、第1CPU11におけるOSの動作をシャットダウンして停止し、第2CPU12における時刻表示を行う状態(即ち、腕時計の機能のみを動作させる状態)に切り替えてもよい。
このような処理により、ユーザが情報処理装置100の表示画面を見ていない場合や、情報処理装置100の電池残量が少なくなった場合に、情報処理装置100のスマートフォンに類する機能を停止し、腕時計の機能のみを動作させることができる。
そのため、情報処理装置100をより低消費電力で腕時計として機能させることが可能となる。
即ち、ウェアラブルな情報処理装置をより低消費電力なものとすることができる。
なお、本実施形態において、第1CPU11がOSの処理を実行している状態においては第2CPU12に対する電源供給を停止しておき、第1CPU11におけるOSの動作をシャットダウンして停止し、第2CPU12における時刻表示を行う状態に切り替える際に、第2CPU12に対する電源供給を行うようにしてもよい。
[変形例1]
上述の実施形態では、情報処理装置100が第1CPU11及び第2CPU12の2つのCPUを備える構成とした。
これに対し、情報処理装置100が1つのCPUを備える場合にも、本発明を適用することが可能である。
この場合、1つのCPUでOS及び特定のプログラムを実行可能な構成とし、OSを実行している状態で、特定のプログラムの処理に切り替える割り込み処理を発生させることにより、OSの動作を止め、特定のプログラムを動作させる。具体的には、割り込み処理プログラムが、切り替え時点(割り込み発生時点)のCPUのプログラムカウンタの値を、特定プログラムの先頭アドレスに書き換えることで、OSを停止させ、特定のプログラムを実行させる。
これにより、1つのプロセッサの動作においても、情報処理装置100のスマートフォンに類する機能を停止し、腕時計の機能のみを動作させることができる。
そのため、情報処理装置100をより低消費電力で腕時計として機能させることが可能となる。
即ち、ウェアラブルな情報処理装置をより低消費電力なものとすることができる。
以上のように構成される情報処理装置100は、状態判定部11hを備える。
状態判定部11hは、オペレーティングシステムによる情報処理装置100の機能を実行する第1の実行処理と、動作中のオペレーティングシステムの動作を止め、情報処理装置100の電源をON/OFFすることなく特定プログラムによる情報処理装置100の特定の機能を実行する第2の実行処理と、を切り替える。
これにより、情報処理装置100のオペレーティングシステムによる機能を停止し、特定プログラムによる特定の機能のみを動作させることができる。
そのため、情報処理装置100をより低消費電力で特定の機能を動作させることが可能となる。
したがって、情報処理装置100をより低消費電力なものとすることができる。
第2の実行処理は、第1の実行処理に比べ、低消費電力で実行可能な処理である。
これにより、消費電力が大きい処理を停止させ、より低消費電力な状態で情報処理装置100を動作させることができる。
状態判定部11hは、情報処理装置100の状態判定を行い、当該状態判定結果に基づいて、第1の実行処理と第2の実行処理を切り替える。
これにより、情報処理装置100の状態に応じて、低消費電力な状態へ移行するか否かを切り替えることができる。
情報処理装置100は電池で動作する。
状態判定は、情報処理装置100の電池の電池残量判定である。
状態判定部11hは、電池残量が所定値以上の場合は、第1の実行処理により情報処理装置100の機能を実行し、電池残量が所定値以上でない場合は、第2の実行処理により情報処理装置100の特定の機能を実行する。
これにより、電池残量が少なくなった場合に、情報処理装置100を低消費電力な状態へ移行することができる。
状態判定は、情報処理装置100を保持するユーザの動作状態判定である。
状態判定部11hは、ユーザの動作状態判定結果に基づいて、第1の実行処理と第2の実行処理とを切り替える。
これにより、ユーザによる情報処理装置100の使用状態に応じて、情報処理装置100を低消費電力な状態へ移行することができる。
状態判定部11hは、ユーザの動作状態判定によりユーザが静止していると判定された場合は、第1の実行処理により情報処理装置100の機能を実行し、ユーザが静止していないと判定された場合は、第2の実行処理により情報処理装置100の特定の機能を実行する。
これにより、ユーザが静止しておらず、情報処理装置100を見る以外の動作を行っていると推定される場合に、情報処理装置100を低消費電力な状態へ移行することができる。
状態判定部11hは、ユーザの動作状態判定によりユーザが情報処理装置100を見ていると判定された場合は、第1の実行処理により情報処理装置100の機能を実行し、ユーザが情報処理装置100を見ていないと判定された場合は、第2の実行処理により情報処理装置100の特定の機能を実行する。
これにより、ユーザが情報処理装置100を見ているか否かに応じて、情報処理装置100を適切に低消費電力な状態へと移行することができる。
情報処理は外部機器とデータ通信を行うものである。
第1の実行処理は、外部機器から受信したデータをデータ処理する。
これにより、第1の実行処理では、外部機器から受信したデータに基づく表示を行う等の処理負荷の大きい処理を行うものとできる。
データ処理は、外部機器から受信したデータを情報処理装置100のユーザに通知する処理である。
これにより、第1の実行処理では、不規則に発生する処理あるいは定型的でない内容を含む処理を行うものとできる。
情報処理装置100は第1表示部16aを備える。
第1の実行処理は、外部機器から受信したデータを第1表示部16aに表示することによりユーザに通知する。
これにより、第1の実行処理では、第1表示部16aを用いてユーザに対する通知を行うことができる。
特定の機能は時計機能である。
これにより、第2の実行処理では、時計の表示を低消費電力な処理によって行うことができる。
情報処理装置100は第2表示部16bを備える。
第2の実行処理は、第2表示部16bを制御して現在時刻を第2表示部16bで表示することにより、時計機能を実行する。
これにより、第2の実行処理では、第2表示部16bを用いて時計の表示を行うことができる。
情報処理装置100はRTC部21を備える。
第2の実行処理は所定間隔でRTC部21より現在時刻を取得し、取得した現在時刻を第2表示部16bで表示することにより、時計機能を実行する。
これにより、第2の実行処理によって、RTC部21から取得した現在時刻を基に、低消費電力に時計の表示を行うことができる。
第2表示部16bはセグメント表示の液晶表示部である。
これにより、低消費電力で表示が可能な液晶表示部によって、第2の実行処理による表示を行うことができる。
情報処理装置100は第1CPU11と第2CPU12とを備える。
オペレーティングシステムは第1CPU11で動作する。
特定プログラムは第2CPU12で動作する。
これにより、情報処理装置100においては、処理負荷の大きいオペレーティングシステムの処理を第1CPU11で第1の実行処理として実行し、処理負荷の小さい特定プログラムの処理を第2CPU12で第2の実行処理として実行することができる。そのため、より効率的な処理を行うことが可能となり、情報処理装置100を低消費電力化することができる。
状態判定部11hは、第1CPU11への電源供給を停止することにより、オペレーティングシステムの動作を止める。
これにより、第1CPU11において消費電力が発生しない状態とすることができ、情報処理装置100を低消費電力化することができる。
第2CPU12の消費電力は、第1CPU11の消費電力より少ない。
これにより、第1CPU11が動作を停止し、第2CPU12のみが動作する場合に、より低消費電力な状態とすることができる。
情報処理装置100はCPUを備える。
オペレーティングシステムと特定プログラムはCPUで動作する。
オペレーティングシステムの動作を止め、特定プログラムによる情報処理装置100の特定の機能の実行に切り替える操作をトリガとして起動する割込み処理プログラムが、切り替え時点のCPUのプログラムカウンタの値を、特定プログラムの先頭アドレスに書き換えることにより、オペレーティングシステムの動作を止め、特定プログラムが動作するように制御する。
これにより、1つのCPUの動作においても、情報処理装置100のオペレーティングシステムの動作を停止し、特定の機能のみを動作させることができる。
そのため、情報処理装置100をより低消費電力なものとできる。
情報処理装置100は、ウェアラブル型情報処理装置である。
これにより、電池によって駆動されるウェアラブル型の装置において、適切に低消費電力化を図ることができる。
情報処理装置100は、腕時計型情報処理装置である。
これにより、スマートウォッチとして実現される情報処理装置100において、スマートフォンに類する機能を実装しつつ、腕時計として、より長時間駆動することが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、第1CPU11によって制御可能なハードウェア及び第2CPU12によって制御可能なハードウェアは、上述の実施形態において示す例の他、情報処理装置100の主に想定される使用形態に応じて、種々異なるものとできる。
また、第1CPU11及び第2CPU12以外に備えられるハードウェアを上述の実施形態に示す例とは異なるものとしてもよい。例えば、第1CPU11及び第2CPU12それぞれにおいて想定される処理に必要なメモリ容量に応じて、第1CPU11の処理のためのRAM及び第2CPU12の処理のためのRAMをそれぞれ備え、第1CPU11の処理のためのRAMの動作を、第1CPU11の動作の停止と共に停止させることとしてもよい。これにより、第1CPU11の処理においてのみ使用されるRAMを駆動する電力を低減することができ、情報処理装置100をより低消費電力化することができる。
また、上述の実施形態においては、情報処理装置100が第1CPU11及び第2CPU12の2つのCPUを備える場合を例に挙げて説明したが、情報処理装置100が備えるCPUの数を3つ以上とすることも可能である。例えば、OSを2つ以上のCPUで動作させることとしてもよい。
また、上述の実施形態では、第1CPU11におけるOSの動作を停止する形態として、OSをシャットダウンする場合を例に挙げて説明したが、OSの動作を停止する形態は、これに限られない。例えば、OSの動作を停止する形態として、OSは起動した状態としつつ、OSの管理下で動作する機能を停止させることとしてもよい。一例として、OSは起動した状態としつつ、第1表示部16aによる表示機能を停止させることとしてもよい。この場合、ハードウェアについては、第1表示部16a及び第1表示制御部17の機能を停止させることができる。
これにより、OSの動作を再開させるために要する時間を短縮しつつ、情報処理装置100の低消費電力化を図ることができる。
また、上述の実施形態において、第2CPU12で実行される特定のプログラムの機能は、時計としての機能を実現できる最小の機能とすることができる。例えば、1秒あるいは1分毎等、所定時間毎に、RTC部21からの時刻信号(現在時刻)を取得する、あるいは、第2CPU12において時刻をカウントする等して、第2表示部16bにおける時刻の表示を更新する機能とすることができる。
これにより、第2CPU12で実行される特定のプログラムの処理を処理負荷がより小さいものとでき、情報処理装置100の消費電力をより低減することができる。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される情報処理装置100は、ウェアラブルな情報処理装置を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、情報処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
また、上述の実施形態において、第2表示部16bをPN型液晶パネルであるものとして説明したが、これに限られない。第2表示部16bは、液晶に印加する電位に応じて、光を透過する状態となる表示デバイスであればよく、例えば、PN型以外の高分子分散(PD:Polymer Dispersed)型液晶パネル、有機EL(Electro−Luminescence)パネル、無機ELパネル、TFT液晶パネル等の透過型の表示デバイスを用いることができる。
また、上述の実施形態において、第2表示部16bを第1表示部16aの表示画面上に積層するものとして説明したが、これに限られない。即ち、第1表示部16aを透過型の表示デバイスで構成することにより、第1表示部16aを第2表示部16bの表示画面上に積層することも可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置100に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布されるリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディアは、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM13や、図2の記憶部15に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
情報処理装置であって、
オペレーティングシステムによる当該情報処理装置の機能を実行する第1の実行処理と、動作中の前記オペレーティングシステムの動作を止め、当該情報処理装置の電源をON/OFFすることなく特定プログラムによる当該情報処理装置の特定の機能を実行する第2の実行処理と、を切り替える切替手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
[付記2]
前記第2の実行処理は、前記第1の実行処理に比べ、低消費電力で実行可能な処理であることを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
[付記3]
前記切替手段は、当該情報処理装置の状態判定を行い、当該状態判定結果に基づいて、前記第1の実行処理と前記第2の実行処理を切り替えることを特徴とする付記1または2に記載の情報処理装置。
[付記4]
当該情報処理装置は電池で動作し、
前記状態判定は、当該情報処理装置の前記電池の電池残量判定であり、
前記切替手段は、
電池残量が所定値以上の場合は、前記第1の実行処理により当該情報処理装置の機能を実行し、
電池残量が前記所定値以上でない場合は、前記第2の実行処理により当該情報処理装置の特定の機能を実行することを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
[付記5]
前記状態判定は、当該情報処理装置を保持するユーザの動作状態判定であり、
前記切替手段は、ユーザの動作状態判定結果に基づいて、前記第1の実行処理と前記第2の実行処理とを切り替えることを特徴とする付記3または4に記載の情報処理装置。
[付記6]
前記切替手段は、
ユーザの動作状態判定によりユーザが静止していると判定された場合は、前記第1の実行処理により当該情報処理装置の機能を実行し、
ユーザが静止していないと判定された場合は、前記第2の実行処理により当該情報処理装置の特定の機能を実行することを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
[付記7]
前記切替手段は、
ユーザの動作状態判定によりユーザが当該情報処理装置を見ていると判定された場合は、前記第1の実行処理により当該情報処理装置の機能を実行し、
ユーザが当該情報処理装置を見ていないと判定された場合は、前記第2の実行処理により当該情報処理装置の特定の機能を実行することを特徴とする付記5または6に記載の情報処理装置。
[付記8]
当該情報処理は外部機器とデータ通信を行い、
前記第1の実行処理は、前記外部機器から受信したデータをデータ処理することを特徴とする付記1から7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[付記9]
前記データ処理は、前記外部機器から受信したデータを当該情報処理装置のユーザに通知することを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
[付記10]
当該情報処理装置は第1の表示部を備え、
前記第1の実行処理は、前記外部機器から受信したデータを前記第1の表示部に表示することによりユーザに通知することを特徴とする付記9に記載の情報処理装置。
[付記11]
前記特定の機能は時計機能であることを特徴とする付記1から10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[付記12]
当該情報処理装置は第2の表示部を備え、
前記第2の実行処理は、前記第2の表示部を制御して現在時刻を当該第2の表示部で表示することにより、前記時計機能を実行することを特徴とする付記11に記載の情報処理装置。
[付記13]
当該情報処理装置はRTC(Real Time Clock)を備え、
前記第2の実行処理は所定間隔で前記RTCより現在時刻を取得し、取得した現在時刻を前記第2の表示部で表示することにより、前記時計機能を実行することを特徴とする付記12に記載の情報処理装置。
[付記14]
前記第2の表示部はセグメント表示の液晶表示部であることを特徴とする付記12または13に記載の情報処理装置。
[付記15]
当該情報処理装置は第1のCPUと第2のCPUとを備え、
前記オペレーティングシステムは前記第1のCPUで動作し、
前記特定プログラムは前記第2のCPUで動作することを特徴とする付記1から14のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[付記16]
前記切替手段は、前記第1のCPUへの電源供給を停止することにより、前記オペレーティングシステムの動作を止めることを特徴とする付記15に記載の情報処理装置。
[付記17]
前記第2のCPUの消費電力は、前記第1のCPUの消費電力より少ないことを特徴とする付記15または16に記載の情報処理装置。
[付記18]
当該情報処理装置はCPUを備え、
前記オペレーティングシステムと前記特定プログラムは前記CPUで動作し、
前記オペレーティングシステムの動作を止め、前記特定プログラムによる当該情報処理装置の特定の機能の実行に切り替える操作をトリガとして起動する割込み処理プログラムが、切り替え時点の前記CPUのプログラムカウンタの値を、前記特定プログラムの先頭アドレスに書き換えることにより、前記オペレーティングシステムの動作を止め、前記特定プログラムが動作するように制御することを特徴とする付記1から14のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[付記19]
当該情報処理装置は、ウェアラブル型情報処理装置であることを特徴とする付記1から18のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[付記20]
当該情報処理装置は、腕時計型情報処理装置であることを特徴とする付記19に記載の情報処理装置。
[付記21]
情報処理装置の制御方法であって、
オペレーティングシステムによる当該情報処理装置の機能を実行する第1の実行処理と、動作中の前記オペレーティングシステムの動作を止め、当該情報処理装置の電源をON/OFFすることなく特定プログラムによる当該情報処理装置の特定の機能を実行する第2の実行処理と、を切り替え可能であることを特徴とする制御方法。
[付記22]
情報処理装置を制御するコンピュータに、
オペレーティングシステムによる当該情報処理装置の機能を実行する第1の実行処理と、動作中の前記オペレーティングシステムの動作を止め、当該情報処理装置の電源をON/OFFすることなく特定プログラムによる当該情報処理装置の特定の機能を実行する第2の実行処理と、を切り替える切替機能を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・本体部,2・・・バンド部,100・・・情報処理装置,11・・・第1CPU,11a,12a・・・プログラムカウンタ,11b,12b・・・制御部,11c・・・時刻取得部,11d・・・センサ情報取得部,11e・・・表示処理部,11f・・・連携処理部,11g・・・通信処理部,11h・・・状態判定部,12・・・第2CPU,12c・・・計時部,12d・・・表示処理部,13・・・ROM,14・・・RAM,15・・・記憶部,16・・・表示部,16a・・・第1表示部,16b・・・第2表示部,17・・・第1表示制御部,18・・・第2表示制御部,19・・・操作部,20・・・センサ部,21・・・RTC部,22・・・通信部,23・・・電源部

Claims (28)

  1. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備え、電池で動作する情報処理装置であって、
    前記第1の表示部は第1の実行処理により表示制御され、
    前記第2の表示部は第2の実行処理により表示制御され、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    当該情報処理装置の電池残量判定を行い、当該電池残量判定結果に基づいて、前記電池の残量が所定値以上の場合は、前記第1の実行処理に切り替え、前記電池の残量が前記所定値以上でない場合は、前記第2の実行処理の前記第2の表示部への表示に切り替える切替処理を実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備えた情報処理装置であって、
    前記第1の表示部は第1の実行処理により表示制御され、
    前記第2の表示部は第2の実行処理により表示制御され、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    当該情報処理装置を保持するユーザの動作状態判定を行い、当該動作状態判定結果に基づいて、前記第1の実行処理と前記第2の実行処理の前記第2の表示部への表示とを切り替える切替処理を実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備えた情報処理装置であって、
    前記第1の表示部は第1の実行処理により表示制御され、
    前記第2の表示部は第2の実行処理により表示制御され、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への時計機能に係る表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能なセグメント表示のPN(Polymer Network)液晶表示部である第2の表示部と、を備えた情報処理装置であって、
    前記第1の表示部は第1の実行処理により表示制御され、
    前記第2の表示部は第2の実行処理により表示制御され、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記第1の実行処理は、オペレーティングシステムにより当該情報処理装置の機能を実行し、
    前記第2の実行処理は、特定プログラムにより当該情報処理装置の特定の機能を実行する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記オペレーティングシステムの動作が止まっている状態では、前記第2の実行処理は、前記特定の機能の実行結果を前記第2の表示部に表示することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の実行処理は、前記第1の実行処理に比べ、低消費電力で実行可能な処理であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記切替処理は、
    ユーザの動作状態判定によりユーザが静止していると判定された場合は、前記第1の実行処理に切り替え、
    ユーザが静止していないと判定された場合は、前記第2の実行処理に切り替える、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記切替処理は、
    ユーザの動作状態判定によりユーザが当該情報処理装置を見ていると判定された場合は、前記第1の実行処理に切り替え、
    ユーザが当該情報処理装置を見ていないと判定された場合は、前記第2の実行処理に切り替える、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  10. 当該情報処理装置は外部機器とデータ通信を行い、
    前記第1の実行処理は、前記外部機器から受信したデータをデータ処理することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記データ処理は、前記外部機器から受信したデータを当該情報処理装置のユーザに通知することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記第1の実行処理は、前記外部機器から受信したデータを前記第1の表示部に表示することによりユーザに通知することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記第2の実行処理は、前記第2の表示部を制御して現在時刻を当該第2の表示部で表示することにより、前記時計機能を実行することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  14. 当該情報処理装置はRTC(Real Time Clock)を備え、
    前記第2の実行処理は所定間隔で前記RTCより現在時刻を取得し、取得した現在時刻を前記第2の表示部で表示することにより、前記時計機能を実行することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 当該情報処理装置は第1のCPUと第2のCPUとを備え、
    前記第1の実行処理は前記第1のCPUで動作し、
    前記第2の実行処理は前記第2のCPUで動作することを特徴とする請求項3から7、10から14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 当該情報処理装置は第1のCPUと第2のCPUとを備え、
    前記第1の実行処理は前記第1のCPUで動作し、
    前記第2の実行処理は前記第2のCPUで動作し、
    前記切替処理は、前記第1のCPUと前記第2のCPUを切り替えることを特徴とする請求項1、2、8、9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記第2のCPUの消費電力は、前記第1のCPUの消費電力より少ないことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 当該情報処理装置はCPUを備え、
    前記第1の実行処理と前記第2の実行処理は前記CPUで動作することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  19. 当該情報処理装置は、ウェアラブル型情報処理装置であることを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  20. 当該情報処理装置は、腕時計型情報処理装置であることを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  21. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備え、電池で動作する情報処理装置の制御方法であって、
    前記第1の表示部は第1の実行処理により表示制御され、
    前記第2の表示部は第2の実行処理により表示制御され、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    当該情報処理装置の電池残量判定を行い、当該電池残量判定結果に基づいて、前記電池の残量が所定値以上の場合は、前記第1の実行処理に切り替え、前記電池の残量が前記所定値以上でない場合は、前記第2の実行処理の前記第2の表示部への表示に切り替える切替処理を実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ことを特徴とする制御方法。
  22. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備えた情報処理装置の制御方法であって、
    前記第1の表示部は第1の実行処理により表示制御され、
    前記第2の表示部は第2の実行処理により表示制御され、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    当該情報処理装置を保持するユーザの動作状態判定を行い、当該動作状態判定結果に基づいて、前記第1の実行処理と前記第2の実行処理の前記第2の表示部への表示とを切り替える切替処理を実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ことを特徴とする制御方法。
  23. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備えた情報処理装置の制御方法であって、
    前記第1の表示部は第1の実行処理により表示制御され、
    前記第2の表示部は第2の実行処理により表示制御され、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への時計機能に係る表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ことを特徴とする制御方法。
  24. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能なセグメント表示のPN(Polymer Network)液晶表示部である第2の表示部と、を備えた情報処理装置の制御方法であって、
    前記第1の表示部は第1の実行処理により表示制御され、
    前記第2の表示部は第2の実行処理により表示制御され、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ことを特徴とする制御方法。
  25. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備え、電池で動作する情報処理装置を制御するコンピュータに、
    第1の実行処理により前記第1の表示部を表示制御し、
    第2の実行処理により前記第2の表示部を表示制御し、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    当該情報処理装置の電池残量判定を行い、当該電池残量判定結果に基づいて、前記電池の残量が所定値以上の場合は、前記第1の実行処理に切り替え、前記電池の残量が前記所定値以上でない場合は、前記第2の実行処理の前記第2の表示部への表示に切り替える切替処理を実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ように動作させることを特徴とするプログラム
  26. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備えた情報処理装置を制御するコンピュータに、
    第1の実行処理により前記第1の表示部を表示制御し、
    第2の実行処理により前記第2の表示部を表示制御し、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    当該情報処理装置を保持するユーザの動作状態判定を行い、当該動作状態判定結果に基づいて、前記第1の実行処理と前記第2の実行処理の前記第2の表示部への表示とを切り替える切替処理を実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ように動作させることを特徴とするプログラム
  27. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能な第2の表示部と、を備えた情報処理装置を制御するコンピュータに、
    第1の実行処理により前記第1の表示部を表示制御し、
    第2の実行処理により前記第2の表示部を表示制御し、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への時計機能に係る表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ように動作させることを特徴とするプログラム。
  28. 第1の表示部と、前記第1の表示部の上層に積層され、電位を掛けることにより光を透過可能なセグメント表示のPN(Polymer Network)液晶表示部である第2の表示部と、を備えた情報処理装置を制御するコンピュータに、
    第1の実行処理により前記第1の表示部を表示制御し、
    第2の実行処理により前記第2の表示部を表示制御し、
    前記第2の実行処理は、前記第2の表示部への表示と、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にすること、を選択的に実行し、
    前記第1の実行処理による前記第1の表示部への表示制御中は、前記第2の実行処理が、前記第2の表示部に電位を掛けて当該第2の表示部を透過状態にして、前記第1の表示部による表示を視認可能とする、
    ように動作させることを特徴とするプログラム。
JP2018092115A 2018-05-11 2018-05-11 情報処理装置、制御方法及びプログラム Active JP6635141B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018092115A JP6635141B2 (ja) 2018-05-11 2018-05-11 情報処理装置、制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018092115A JP6635141B2 (ja) 2018-05-11 2018-05-11 情報処理装置、制御方法及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015250436A Division JP6341192B2 (ja) 2015-12-22 2015-12-22 情報処理装置、制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018136993A JP2018136993A (ja) 2018-08-30
JP6635141B2 true JP6635141B2 (ja) 2020-01-22

Family

ID=63366964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018092115A Active JP6635141B2 (ja) 2018-05-11 2018-05-11 情報処理装置、制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6635141B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220091566A1 (en) * 2020-09-24 2022-03-24 Casio Computer Co., Ltd. Display control device, electronic watch, display control method, and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018136993A (ja) 2018-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6341192B2 (ja) 情報処理装置、制御方法及びプログラム
JP6146594B1 (ja) 表示装置及びその制御方法、制御プログラム
JP6699166B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JP7024222B2 (ja) 電子機器、プログラム及び時計表示制御方法
JP2016053621A (ja) 表示装置及びその制御方法、制御プログラム、並びに、電子機器
US10025275B2 (en) Apparatus and method for displaying information
JP6635141B2 (ja) 情報処理装置、制御方法及びプログラム
CN106918324B (zh) 信息处理装置、信息处理方法以及存储介质
JP2019219308A (ja) 電子機器、情報処理方法及び情報処理プログラム
CN110968283A (zh) 显示装置、烧屏抑制方法以及记录介质
JP6394951B2 (ja) 電源制御装置及びその制御方法、制御プログラム、並びに、電子機器
US11360439B2 (en) Electronic device, information processing method, and non-transitory computer-readable recording medium
JP6439827B2 (ja) 表示装置及びその制御方法、制御プログラム
CN110618781A (zh) 电子设备、控制方法、存储介质
JP7222369B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
CN114253119B (zh) 显示控制装置、电子钟表、显示控制方法以及存储介质
EP3671407B1 (en) Display device, display control method, and storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180522

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6635141

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150