JP2008157271A - 回転方向切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の削減あるいは小型化の少なくともいずれかを図ることができる回転方向切替装置を提供すること。
【解決手段】入力軸2の回転力を出力軸3に同一回転方向または逆回転方向に伝達する回転方向切替装置1において、入力軸2に形成された入力軸側ギヤ41および出力軸3に形成された42のそれぞれに噛み合う1以上のピニオンギヤ45と、ピニオンギヤ45を各軸の径方向を自転軸として自転可能に、かつ各軸の軸方向を公転軸として公転可能に支持するキャリア43と、入力軸2、出力軸3、キャリア43、入力軸2および出力軸3に対して静止している静止部材20を互いに連結、解放するドグクラッチ5とを備える。ドグクラッチ5は、入力軸2と出力軸3とを連結して入力軸2の回転力を出力軸3に同一回転方向に伝達し、キャリア43と静止部材20とを連結して入力軸2の回転力を出力軸3に逆回転方向に伝達する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転方向切替装置に関するものである。
一般に、ベルト式無段変速機が備えられている車両には、駆動源である内燃機関や電動機からの駆動力、すなわち出力トルクをベルト式無断変速機に同一回転方向あるいは逆回転方向に伝達する回転方向切替装置が備えられている。回転方向切替装置は、入力軸と、出力軸と、回転方向切替機構とを備え、入力軸に伝達された駆動力、すなわち入力軸の回転力を出力軸に少なくとも同一回転方向あるいは逆回転方向に伝達するものである。
従来の回転方向切替装置は、例えば特許文献1に示すように、遊星歯車装置を用いたもの(前後進切替装置)がある。特許文献1に示す回転方向切替装置は、入力軸(回転軸)あるいは出力軸(駆動軸)の径方向に順番に配置されたサンギヤと、ピニオンギヤと、インターナルギヤとにより構成されている。ここで、ピニオンギヤは、サンギヤおよびインターナルギヤとそれぞれ噛み合い、キャリアに回転自在に支持されている。
特許第3284734号公報
ところで、従来の回転方向切替装置は、インターナルギヤとサンギヤとを連結し、入力軸の回転力を出力軸に同一回転方向に伝達する前進用クラッチと、キャリアを静止部材(ケーシング)に連結し、入力軸の回転力を出力軸に逆回転方向に伝達する後進用ブレーキとを備える。これら前進用クラッチおよび後進用ブレーキは、リング状のクラッチプレートが軸方向に複数配置されており、クラッチプレートどうしの摩擦力によりインターナルギヤとサンギヤとの連結およびキャリアと静止部材との連結を行うものである。
従って、従来の回転方向切替装置では、前進用クラッチおよび後進用ブレーキなどの構成部品が必要であり、部品点数が多いという問題がある。また、従来の回転方向切替装置では、前進用クラッチおよび後進用ブレーキを備えるため、軸方向における長さが長くなり、小型化を図ることが困難であるという問題もあった。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、部品点数の削減あるいは小型化の少なくともいずれかを図ることができる回転方向切替装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明では、入力軸の回転力を出力軸に同一回転方向または逆回転方向に伝達する回転方向切替装置において、入力軸に形成された入力軸側ギヤおよび出力軸に形成された出力軸側ギヤのそれぞれに噛み合う1以上のピニオンギヤと、ピニオンギヤを各軸の径方向を自転軸として自転可能に、かつ各軸の軸方向を公転軸として公転可能に支持するキャリアと、入力軸、出力軸、キャリア、入力軸および出力軸に対して静止している静止部材を互いに連結、解放するドグクラッチと、を備えることを特徴とする。
また、本発明では、上記回転方向切替装置において、ドグクラッチは、キャリアと静止部材との連結を解放し、入力軸と出力軸とを連結する同一回転方向状態、入力軸と出力軸との連結を解放し、キャリアと静止部材とを連結する逆回転状態、入力軸、出力軸、キャリア、静止部材のすべての連結を解放するニュートラル状態、のいずれかの状態を構成することを特徴とする。
また、本発明では、上記回転方向切替装置において、ドグクラッチは、入力軸に固定され、かつ外周面に入力側ドグが形成された入力側クラッチハブと、出力軸に固定され、かつ外周面に出力側ドグが形成された出力側クラッチハブと、キャリアの径方向外側を構成し、かつ外周面にキャリア側ドグが形成されたアウターキャリアと、静止部材の外周面に静止部材側ドグが形成された静止部材側クラッチハブと、軸方向に移動自在に支持され、かつ各ドグと噛み合う2つのスリーブ側ドグが形成されたスリーブと、を備えること特徴とする。
本発明によれば、入力軸と出力軸とを連結することで、出力軸が入力軸と同一回転方向に回転することができる。また、キャリアと静止部材とを連結することで、ピニオンギヤの公転を禁止し、出力軸が入力軸と逆回転方向に回転することができる。また、入力軸、出力軸、キャリア、静止部材の互いの連結をすべて解放することで、出力軸に入力軸の回転力を伝達させないことができる。また、入力軸の回転力を出力軸に同一回転方向に伝達するために入力軸と出力軸とを連結する同一回転方向状態、入力軸の回転力を出力軸に逆回転方向に伝達するためにキャリアと静止部材とを連結する逆回転状態、出力軸に入力軸の回転力を伝達させないために入力軸、出力軸、キャリア、静止部材の互い連結をすべて解放するニュートラル状態を1つのドグクラッチを軸方向に移動させることで行うことができる。従って、従来の前進用クラッチおよび後進ブレーキなどを備える回転方向切替装置と比較して部品点数の削減を図ることができる。
また、本発明では、回転方向切替装置の軸方向における長さは、入力側クラッチハブと、出力側クラッチハブと、アウターキャリア、静止部材側クラッチハブとが軸方向に配置されるので、各ハブに対してスリーブを軸方向に移動する長さとなる。従って、軸方向における長さが長くなる従来の前進用クラッチおよび後進ブレーキなどを備える回転方向切替装置と比較して、軸方向における長さを短くすることができ、小型化を図ることができる。
本発明にかかる回転方向切替装置は、部品点数の削減を図ることができ、小型化を図ることができるという効果を奏する。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施の形態により、この発明が限定されるものではない。また、下記の実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。ここで、下記の実施の形態における回転方向切替装置は、ベルト式無段変速機が備えられる車両に備えられるものであり、ベルト式無段変速機に伝達される駆動源からの駆動力の方向を切り替えるものである。また、下記の実施の形態では、駆動源として、内燃機関(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、LPGエンジンなど)を用いるが、これに限定されるものではなく、モータなどの電動機を駆動源として用いても良い。
[実施の形態]
図1は、本発明にかかる回転方向切替装置の構成例を示す図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、図1のB−B断面図である。図4は、図1のC−C断面図である。図5は、図1のD−D断面図である。なお、図1は、本発明にかかる回転方向切替装置の軸方向における概略断面図である。回転方向切替装置1は、図1〜図5に示すように、入力軸2と、出力軸3と、遊星歯車機構4と、ドグクラッチ5とにより構成されている。なお、20および21は、入力軸2および出力軸3に対して静止している静止部材である。静止部材20は、例えば、図示しない内燃機関と回転方向切替装置1との間に設けられるオイルポンプのオイルポンプボディである。また、静止部材21は、例えば、上記オイルポンプのステータシャフトである。
入力軸2は、図1に示すように、回転力が作用することで回転するものである。入力軸2は、例えば図示しないトルクコンバータを介して駆動源である内燃機関と連結されており、駆動源の駆動力である内燃機関の出力トルクが回転力として伝達される。入力軸2は、図示しない軸受により回転自在に支持されている。入力軸2は、実施の形態では、トルクコンバータの出力軸として用いられる。つまり、入力軸2は、他の装置の出力軸と一体である。なお、入力軸2は、円筒形状であり、内部に作動油通路2aが形成されている。ここで、入力軸2は、トルクコンバータの出力軸と連結する回転軸であっても良い。つまり、入力軸2は、他の装置の出力軸と別体であっても良い。
出力軸3は、図1に示すように、入力軸2の回転力が遊星歯車機構4およびドグクラッチ5により同一回転方向あるいは逆回転方向に伝達されるものである。出力軸3は、軸方向のうち一方の端部(図1の右側端部)が入力軸2の他方の端部(図1の左側端部)と対向するように、軸受6により回転自在に支持されている。つまり、出力軸3と入力軸2とは、別々に回転することができる。出力軸3は、実施の形態では、図示しないベルト式無段変速機のプライマリプーリのプーリ軸(固定シーブが一体成形されたプーリ軸)として用いられる。つまり、出力軸3は、他の装置の入力軸と一体である。なお、出力軸3は、円筒形状であり、内部に作動油通路3aが形成されている。ここで、出力軸3は、プライマリプーリのプーリ軸と連結する回転軸であっても良い。つまり、出力軸3は、他の装置の入力軸と別体であっても良い。
遊星歯車機構4は、入力軸側ギヤ41と、出力軸側ギヤ42と、キャリア43と、ピニオンピン44と、ピニオンギヤ45とにより構成されている。
入力軸側ギヤ41は、図1および図4に示すように、ドグクラッチ5の後述する入力側クラッチハブ51に形成されている。入力軸側ギヤ41は、入力側クラッチハブ51の軸方向における両側面のうち他方の側面(図1の左側側面)に形成されている。入力軸側ギヤ41は、ピニオンギヤ45と噛み合うことができる複数の歯が上記他方の側面に円周上に形成されることで構成されている。入力軸側ギヤ41は、入力側クラッチハブ51の他方の側面のうち、ピニオンギヤ45と軸方向において対向する位置に形成されている。
出力軸側ギヤ42は、図1および図2に示すように、ドグクラッチ5の後述する出力側クラッチハブ52に形成されている。出力軸側ギヤ42は、出力側クラッチハブ52の軸方向における両側面のうち一方の側面(図1の右側側面)に形成されている。出力軸側ギヤ42は、ピニオンギヤ45と噛み合うことができる複数の歯が上記一方の側面に円周上に形成されることで構成されている。出力軸側ギヤ42は、出力側クラッチハブ52の一方の側面のうち、ピニオンギヤ45と軸方向において対向する位置に形成されている。
キャリア43は、図1および図3に示すように、ピニオンギヤ45を自転可能に、かつ公転可能に支持するものである。キャリア43は、インナーキャリア43aとアウターキャリア43bとにより構成されている。
インナーキャリア43aは、キャリア43の径方向内側を構成するものであり、リング形状である。インナーキャリア43aは、その内周面と入力軸2の一方の端部における外周面との間に複数のニードルベアリング7が配置されており、複数のニードルベアリング7により、入力軸2に対して回転自在に支持されている。また、インナーキャリア43aは、その外周面にキャリアピン43を固定する固定部43cが形成されている。固定部43cは、実施の形態では、径方向内側に向かって形成された凹部であり、等間隔に円周上に4箇所形成されている(図3参照)。
アウターキャリア43bは、キャリア43の径方向外側を構成するものであり、ドグクラッチ5の一部を構成するものでもある。アウターキャリア43bは、リング形状である。アウターキャリア43bは、その内周面から外周面まで、径方向に貫通する貫通部43dが形成されている。貫通部43dは、実施の形態では、等間隔に円周上に4箇所形成されている(図3参照)。
ピニオンピン44は、図1および図3に示すように、ピニオンギヤを回転自在に支持するものである。ピニオンピン44は、キャリア43に固定されるものである。ピニオンピン44は、円柱形状であり、一対の固定部43cおよび貫通部43dに対して1つ備えられている。つまり、遊星歯車機構4は、実施の形態では、4つのピニオンピン44を備えることとなる。各ピニオンピン44のキャリア43への固定は、各ピニオンピン44をインナーキャリア43aの固定部43cに固定することで行われる。具体的には、固定部43cと貫通部43dとが径方向において対向するように、インナーキャリア43aおよびアウターキャリア43bを配置する。そして、ピニオンピン44を各貫通部43dから各固定部43cに向かってそれぞれ挿入する。各貫通部43dにそれぞれ挿入されたピニオンピン44は、一方の端部である径方向内側の端部が固定部43cに挿入、固定され、他方の端部である径方向外側の端部が貫通部43dの途中に位置する。これにより、各ピニオンピン44は、軸方向が入力軸2および出力軸3である各軸の径方向となるように、キャリア43にそれぞれ固定される。ここで、各ピニオンピン44の径方向外側の端部が貫通部43dの途中に位置するので、インナーキャリア43aおよびアウターキャリア43bは、一体回転することができる。つまり、キャリア43は、入力軸2に対して回転自在に支持されることで、各軸の軸方向を回転軸として回転可能である。
ピニオンギヤ45は、図1および図3に示すように、入力軸側ギヤ41と42とそれぞれ噛み合うものである。ピニオンギヤ45は、円筒形状であり、1つのピニオンピン44に、1つ回転自在に支持される。つまり、遊星歯車機構4は、実施の形態では、4つのピニオンギヤ45を備えることとなる。各ピニオンギヤ45は、入力軸側ギヤ41および42と噛み合うことができる複数の歯が外周面に形成されることで構成されている。各ピニオンギヤ45は、各ピニオンピン44に挿入されることで、入力軸側ギヤ41および42と軸方向において対向する位置に回転自在に支持される。なお、各ピニオンギヤ45の各ピニオンピン44へのそれぞれの挿入は、例えば各ピニオンピン44のキャリア43への固定時に行われる。各ピニオンギヤ45は、ピニオンピン45が各軸の径方向に固定されているため、各軸の径方向を自転軸として自転可能にキャリア43に支持されている。また、各ピニオンギヤ45は、キャリア43が各軸の軸方向を回転軸として回転可能であるため、各軸の軸方向を公転軸として公転可能にキャリア43に支持されている。つまり、本発明にかかる回転方向切替装置1の遊星歯車機構4は、サンギヤに相当する入力軸側ギヤ41と、各ピニオンギヤ45と、インターナルギヤに相当する出力軸側ギヤ42とが各軸の軸方向に配置されることとなる。従って、従来の回転方向切替装置のように、遊星歯車機構が各軸の径方向に配置される場合と比較して、外径の増加を抑制することができるので、小型化を図ることができる。外径の増加を抑制することができるので、イナーシャーを低減することができる。
ドグクラッチ5は、図1〜図5に示すように、入力軸2、出力軸3、キャリア43、入力軸2および出力軸3に対して静止している静止部材20を互いに連結、解放するものである。ドグクラッチ5は、入力軸2と出力軸3を連結する同一回転方向状態、キャリア43と静止部材20とを連結する逆回転状態、入力軸2、出力軸3、キャリア43、静止部材20の互いの連結をすべて解放するニュートラル状態のいずれかの状態を構成するものである。ドグクラッチ5は、アウターキャリア43bと、入力側クラッチハブ51と、出力側クラッチハブ52と、静止部材側クラッチハブ53と、スリーブ54とにより構成されている。
アウターキャリア43bには、図1および図3に示すように、外周面にキャリア側ドグ43eが形成されている。キャリア側ドグ43eは、アウターキャリア43bの外周面から径方向外側に突出して形成されている。キャリア側ドグ43eは、アウターキャリア43bに対して等間隔に円周上に複数個形成されている。なお、隣り合うキャリア側ドグ43eの間には、スリーブ54の後述する第1スリーブ側ドク54aあるいは第2スリーブ側ドク54bが入り込むキャリア側凹部43fが形成されている。なお、各貫通部43dは、キャリア側凹部43fと連通している。
入力側クラッチハブ51は、図1および図4に示すように、入力軸2に固定されるものである。入力側クラッチハブ51は、例えば内周面に形成されたスプラインと、入力軸2の外周面に形成されたスプラインとがスプライン嵌合することで、入力軸2に固定される。入力側クラッチハブ51は、リング形状であり、静止部材20に固定される静止部材側クラッチハブ53とアウターキャリア43bとの間に位置する。入力側クラッチハブ51には、外周面に入力側ドグ51aが形成されている。入力側ドグ51aは、入力側クラッチハブ51の外周面から径方向外側に突出して形成されている。入力側ドグ51aは、入力側クラッチハブ51に対して等間隔に円周上に複数個形成されている。なお、隣り合う入力側ドグ51aの間には、スリーブ54の第1スリーブ側ドク54aが入り込む入力側凹部51bが形成されている。
出力側クラッチハブ52は、図1および図2に示すように、出力軸3に固定されるものである。出力側クラッチハブ52は、例えば内周面に形成されたスプラインと、出力軸3の外周面に形成されたスプラインとがスプライン嵌合することで、出力軸3に固定される。出力側クラッチハブ52は、リング形状であり、アウターキャリア43bを挟んで入力側クラッチハブ51と対向する位置に位置する。出力側クラッチハブ52には、外周面に出力側ドグ52aが形成されている。出力側ドグ52aは、出力側クラッチハブ52の外周面から径方向外側に突出して形成されている。出力側ドグ52aは、出力側クラッチハブ52に対して等間隔に円周上に複数個形成されている。なお、隣り合う出力側ドグ52aの間には、スリーブ54の第2スリーブ側ドク54bが入り込む出力側凹部52bが形成されている。
静止部材側クラッチハブ53は、図1および図5に示すように、静止部材20に固定されるものである。静止部材側クラッチハブ53は、例えば内周面に形成されたスプラインと、静止部材20の外周面に形成されたスプラインとがスプライン嵌合することで、静止部材20に固定される。静止部材側クラッチハブ53は、リング形状であり、入力側クラッチハブ51を挟んでアウターキャリア43bと対向する位置に位置する。静止部材側クラッチハブ53には、外周面に静止部材側ドグ53aが形成されている。静止部材側ドグ53aは、静止部材側クラッチハブ53の外周面から径方向外側に突出して形成されている。静止部材側ドグ53aは、静止部材側クラッチハブ53に対して等間隔に円周上に複数個形成されている。なお、隣り合う静止部材側ドグ53aの間には、スリーブ54の第1スリーブ側ドク54aが入り込む静止部材側凹部53bが形成されている。
ここで、各ドグ43e,51a,52a,53aは、同一形状に形成されている。また、各ドグ43e,51a,52a,53aは、各軸の径方向における位置が同一となるように、アウターキャリア43b、入力側クラッチハブ51、出力側クラッチハブ52、静止部材側クラッチハブ53にそれぞれ形成されている。
スリーブ54は、図1〜図4に示すように、軸方向に移動自在に支持されている。スリーブ54は、例えば回転方向切替装置1の図示しないケーシングに軸方向に移動自在に支持されている。スリーブ54は、円筒形状であり、各軸の径方向においてアウターキャリア43b、入力側クラッチハブ51、出力側クラッチハブ52、静止部材側クラッチハブ53に対向するように配置されている。スリーブ54には、内周面にスリーブ側ドグが形成されている。スリーブ側ドグは、第1スリーブ側ドグ54aと、第2スリーブ側ドグ54bとにより構成されている。第1スリーブ側ドグ54aは、スリーブ54の内周面のうち軸方向における他方の端部(図1の左側端部)に形成されている。第2スリーブ側ドグ54bは、スリーブ54の内周面のうち軸方向における一方の端部(図1の右側端部)に形成されている。第1スリーブ側ドグ54aおよび第2スリーブ側ドグ54bは、スリーブ54の内周面から径方向内側に突出して形成されている。第1スリーブ側ドグ54aおよび第2スリーブ側ドグ54bは、スリーブ54に対して等間隔に円周上に複数個形成されている。なお、隣り合う第1スリーブ側ドグ54aの間には、アウターキャリア43bのキャリア側ドグ43e、入力側クラッチハブ51の入力側ドグ51aおよび静止部材側クラッチハブ53の静止部材側ドグ53aが入り込む第1スリーブ側凹部54cが形成されている。また、隣り合う第2スリーブ側ドグ54bの間には、アウターキャリア43bのキャリア側ドグ43eおよび出力側クラッチハブ52の出力側ドグ52aが入り込む第2スリーブ側凹部54dが形成されている。
ここで、第1スリーブ側ドグ54aおよび第2スリーブ側ドグ54bは、同一形状に形成されている。また、第1スリーブ側ドグ54aおよび第2スリーブ側ドグ54bは、各軸の径方向における位置が同一で、各ドグ43e,51a,52a,53aに噛み合うことができるように、スリーブ54にそれぞれ形成されている。また、スリーブ54の第1スリーブ側ドグ54aおよび第2スリーブ側ドグ54bは、各ドグ43e,51a,52a,53aに噛み合うことができる。第1スリーブ側ドグ54aおよび第2スリーブ側ドグ54bは、第1スリーブ側ドグ54aが入力側ドグ51aと噛み合う際に、第2スリーブ側ドグ54bが出力側ドグ52aと噛み合うように、第1スリーブ側ドグ54aが静止部材側ドグ53aと噛み合う際に、第2スリーブ側ドグ54bがキャリア側ドグ43eと噛み合うように、スリーブ54に形成されている。
なお、スリーブ54は、回転方向切替装置1が搭載されている車両を運転する運転者が操作する図示しない操作レバーの位置に応じて軸方向に移動するものである。操作レバーは、少なくともDレンジ、Rレンジ、Nレンジに位置することができる。なお、運転者は、Rレンジ、Dレンジ、Nレンジの順番で各レンジに操作レバーを位置させることができる。なお、スリーブ54の軸方向への移動は、操作レバーの操作力を直接伝達することで行っても良いし、操作レバーの位置に応じて図示しないスリーブ移動駆動源のスリーブ駆動力により行っても良い。
次に、本発明にかかる回転方向切替装置1の動作について説明する。図6および図7は、回転方向切替装置の動作説明図である。まず、入力軸2の回転力を出力軸3に同一回転方向に伝達する場合である回転方向切替装置1の同一回転方向状態について説明する。運転者は、図示しない操作レバーをNレンジあるいはRレンジからDレンジに位置させる。操作レバーがDレンジに位置すると、スリーブ54は、図1、図2、図4に示すように、軸方向のうち、各第1スリーブ側ドグ54aが入力側クラッチハブ51と対向し、各第2スリーブ側ドグ54bが出力側クラッチハブ52と対向する同一回転方向状態位置に移動する。スリーブ54が同一回転方向状態位置に位置すると、各第1スリーブ側ドグ54aが入力側クラッチハブ51の入力側凹部51bにそれぞれ入り込むとともに、入力側ドグ51aがスリーブ54の第1スリーブ側凹部54cにそれぞれ入り込む。これにより、各第1スリーブ側ドグ54aと入力側ドグ51aとが噛み合い、スリーブ54と入力側クラッチハブ51とが連結される。また、スリーブ54が同一回転方向状態位置に位置すると、各第2スリーブ側ドグ54bが出力側クラッチハブ52の入力側凹部52bにそれぞれ入り込むとともに、出力側ドグ52aがスリーブ54の第2スリーブ側凹部54dにそれぞれ入り込む。これにより、各第2スリーブ側ドグ54bと出力側ドグ52aとが噛み合い、スリーブ54と出力側クラッチハブ52とが連結される。従って、回転方向切替装置1は、操作レバーがDレンジに位置すると、入力側クラッチハブ51、出力側クラッチハブ52およびスリーブ54を介して、入力軸2と出力軸3とが直接連結する同一回転方向状態となる。このとき、キャリア43と静止部材20との連結が解放されている。回転方向切替装置1は、同一回転方向状態となると、入力軸2の回転力は、スリーブ54を介して直接出力軸3に伝達される。従って、入力軸2の回転方向Rinと出力軸3の回転方向Routとは、同一回転方向となる。これにより、図示しない内燃機関の出力トルクは、回転方向切替装置1を介して、図示しないベルト式無段変速機に、出力トルクの回転方向と同一回転方向に伝達されるので、車両は前進することとなる。
次に、入力軸2の回転力を出力軸3に逆回転方向に伝達する場合である回転方向切替装置1の逆回転方向状態について説明する。運転者は、図示しない操作レバーをDレンジからRレンジに位置させる。操作レバーがDレンジからRレンジに位置すると、スリーブ54は、図1に示す同一回転方向状態位置から、図6に示すように、軸方向のうち、各第1スリーブ側ドグ54aが静止部材側クラッチハブ53と対向し、各第2スリーブ側ドグ54bがキャリア43のアウターキャリア43bと対向する逆回転方向状態位置に移動する。スリーブ54が逆回転方向状態位置に位置すると、各第1スリーブ側ドグ54aが静止部材側クラッチハブ53の静止部材側凹部53bにそれぞれ入り込むとともに、静止部材側ドグ53aがスリーブ54の第1スリーブ側凹部54cにそれぞれ入り込む。これにより、各第1スリーブ側ドグ54aと静止部材側ドグ53aとが噛み合い、スリーブ54と静止部材側クラッチハブ53とが連結される。また、スリーブ54が逆回転方向状態位置に位置すると、各第2スリーブ側ドグ54bがアウターキャリア43bのキャリア側凹部43fにそれぞれ入り込むとともに、キャリア側ドグ43eがスリーブ54の第2スリーブ側凹部54dにそれぞれ入り込む。これにより、各第2スリーブ側ドグ54bとキャリア側ドグ43eとが噛み合い、スリーブ54とキャリア43とが連結される。従って、回転方向切替装置1は、操作レバーがRレンジに位置すると、アウターキャリア43b、静止部材側クラッチハブ53およびスリーブ54を介して、キャリア43と静止部材20とが連結する逆回転方向状態となる。このとき、入力軸2と出力軸3との連結が解放されている。回転方向切替装置1は、逆回転方向状態となると、キャリア43と静止部材20とが連結されるので、キャリア43の回転が禁止され、各ピニオンギヤ45の公転が禁止される。従って、入力軸2の回転力は、入力軸側ギヤ41、自転のみ可能な各ピニオンギヤ45および出力軸側ギヤ42を介して出力軸3に伝達される。従って、入力軸2の回転方向Rinと出力軸3の回転方向Routとは、逆回転方向となる。これにより、図示しない内燃機関の出力トルクは、回転方向切替装置1を介して、図示しないベルト式無段変速機に、出力トルクの回転方向と逆回転方向に伝達されるので、車両は後進することとなる。
次に、入力軸2の回転力を出力軸3に伝達しない場合である回転方向切替装置1のニュートラル状態について説明する。運転者は、図示しない操作レバーをDレンジからNレンジに位置させる。操作レバーがDレンジからNレンジに位置すると、スリーブ54は、図1に示す同一回転方向状態位置から、図7に示すように、軸方向のうち、各第1スリーブ側ドグ54aのみがキャリア43のアウターキャリア43bと対向するニュートラル状態位置に移動する。スリーブ54がニュートラル状態位置に位置すると、各第1スリーブ側ドグ54aがアウターキャリア43bのキャリア側凹部43fにそれぞれ入り込むとともに、キャリア側ドグ43eがスリーブ54の第1スリーブ側凹部54cにそれぞれ入り込む。これにより、各第1スリーブ側ドグ54aとキャリア側ドグ43eとが噛み合い、スリーブ54とキャリア43とのみが連結される。従って、回転方向切替装置1は、操作レバーがNレンジに位置すると、入力軸2、出力軸3、キャリア43、静止部材20の互いの連結をすべて解放するニュートラル状態となる。回転方向切替装置1は、ニュートラル状態となると、各ピニオンギヤ45の自転および公転のいずれもが禁止されない。従って、入力軸2の回転力は、入力軸側ギヤ41を介して各ピニオンギヤ45に伝達されるが、各ピニオンギヤ45が自転するとともに公転するので、出力軸側ギヤ42を介して出力軸3に伝達されない。従って、入力軸2が回転方向Rinに回転しても、出力軸3が回転しない。これにより、図示しない内燃機関の出力トルクは、回転方向切替装置1を介して、図示しないベルト式無段変速機に伝達されないので、車両は前進も後進もしないこととなる。
以上のように、本発明にかかる回転方向切替装置1では、ドグクラッチ5の入力側クラッチハブ51、出力側クラッチハブ52およびスリーブ54により、入力軸2と出力軸3とを連結することで、出力軸3が入力軸2と同一回転方向に回転することができる。また、ドグクラッチ5のアウターキャリア43b、静止部材側クラッチハブ53およびスリーブ54により、キャリア43と静止部材20とを連結することで、各ピニオンギヤ45の公転を禁止し、出力軸3が入力軸2と逆回転方向に回転することができる。また、ドグクラッチ5による入力軸2、出力軸3、キャリア43、静止部材20の互いの連結をすべて解放することで、出力軸3に入力軸2の回転力を伝達させないことができる。
また、入力軸2の回転力を出力軸3に同一回転方向に伝達するために入力軸2と出力軸3とを連結する同一回転方向状態、入力軸2の回転力を出力軸3に逆回転方向に伝達するためにキャリア43と静止部材20とを連結する逆回転状態、出力軸3に入力軸2の回転力を伝達させないために入力軸2、出力軸3、キャリア43、静止部材20の互い連結をすべて解放するニュートラル状態を1つのドグクラッチ5のスリーブ54を軸方向に移動させることで行うことができる。また、本発明にかかる回転方向切替装置1では、入力軸2の回転力を出力軸3に同一回転方向に伝達する状態、入力軸2の回転力を出力軸3に逆回転方向に伝達する状態をギヤで実現するマニュアル方式の回転方向切替装置に必要な中間軸を必要としない。従って、従来の前進用クラッチおよび後進ブレーキなどを備える回転方向切替装置やマニュアル方式の回転方向切替装置と比較して部品点数の削減を図ることができる。これにより、低コスト化、軽量化を図ることができる。
また、本発明にかかる回転方向切替装置1では、入力側クラッチハブ51と、出力側クラッチハブ52と、アウターキャリア43、静止部材側クラッチハブ53とが各軸の軸方向に配置されている。つまり、本発明にかかる回転方向切替装置1の軸方向における長さは、同一回転方向状態、逆回転方向状態、ニュートラル状態を構成する連結を各ハブ43,51,52,53に対してスリーブ54が行うことができる軸方向の長さとなる。従って、本発明にかかる回転方向切替装置1は、軸方向における長さが長くなる従来の前進用クラッチおよび後進ブレーキなどを備える回転方向切替装置と比較して、軸方向における長さを短くすることができ、小型化を図ることができる。
本発明にかかる回転方向切替装置の構成例を示す図(同一回転方向状態)である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 図1のD−D断面図である。 回転方向切替装置の動作説明図(逆回転方向状態)である。 回転方向切替装置の動作説明図(ニュートラル状態)である。
符号の説明
1 回転方向切替装置
2 入力軸
2a 作動油通路
3 出力軸
3a 作動油通路
4 遊星歯車機構
41 入力軸側ギヤ
42 出力軸側ギヤ
43 キャリア
43a インナーキャリア
43b アウターキャリア
43c 固定部
43d 貫通部
43e キャリア側ドグ
43f キャリア側凹部
44 ピニオンピン
45 ピニオンギヤ
5 ドグクラッチ
51 入力側クラッチハブ
51a 入力側ドグ
51b 入力側凹部
52 出力側クラッチハブ
52a 出力側ドグ
52b 出力側凹部
53 静止部材側クラッチハブ
53a 静止部材側ドグ
53b 静止部材側凹部
54 スリーブ
54a 第1スリーブ側ドグ
54b 第2スリーブ側ドグ
54c 第1スリーブ側凹部
54d 第2スリーブ側凹部
6 軸受
7 ニードルベアリング
20,21 静止部材

Claims (3)

  1. 入力軸の回転力を出力軸に同一回転方向または逆回転方向に伝達する回転方向切替装置において、
    前記入力軸に形成された入力軸側ギヤおよび前記出力軸に形成された出力軸側ギヤのそれぞれに噛み合う1以上のピニオンギヤと、
    前記ピニオンギヤを前記各軸の径方向を自転軸として自転可能に、かつ当該各軸の軸方向を公転軸として公転可能に支持するキャリアと、
    前記入力軸、前記出力軸、前記キャリア、当該入力軸および当該出力軸に対して静止している静止部材を互いに連結、解放するドグクラッチと、
    を備えることを特徴とする回転方向切替装置。
  2. 前記ドグクラッチは、
    前記キャリアと前記静止部材との連結を解放し、前記入力軸と前記出力軸とを連結する同一回転方向状態、
    前記入力軸と前記出力軸との連結を解放し、前記キャリアと前記静止部材とを連結する逆回転状態、
    前記入力軸、前記出力軸、前記キャリア、前記静止部材のすべての連結を解放するニュートラル状態、のいずれかの状態を構成することを特徴とする請求項1に記載の回転方向切替装置。
  3. 前記ドグクラッチは、
    前記入力軸に固定され、かつ外周面に入力側ドグが形成された入力側クラッチハブと、
    前記出力軸に固定され、かつ外周面に出力側ドグが形成された出力側クラッチハブと、
    前記キャリアの径方向外側を構成し、かつ外周面にキャリア側ドグが形成されたアウターキャリアと、
    前記静止部材の外周面に静止部材側ドグが形成された静止部材側クラッチハブと、
    前記軸方向に移動自在に支持され、かつ前記各ドグと噛み合う2つのスリーブ側ドグが形成されたスリーブと、
    を備えること特徴とする請求項2に記載の回転方向切替装置。
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