JP2008156930A - Base-isolating and repairing method for existing building having earthen floor - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、土間床又は土間スラブ(以下、単に土間という。)を有する既存建物、すなわち、地下階を持たない例えば工場とかビル等の基礎下部分の免震化工事を行うにあたり、事前に土間の補強を先行して行い、土間を下からサポート類で支持することなく土間下地盤を掘削して効率よく施工する免震改修工法の技術分野に属する。 In the present invention, an existing building having a dirt floor or a dirt slab (hereinafter simply referred to as a dirt floor), that is, a base that does not have a basement floor, such as a factory or a building, is subjected to seismic isolation in advance. It belongs to the technical field of seismic isolation renovation method that excavates the soil basement without supporting the soil with the support from below and efficiently constructs it.
従来、土間を有する既存建物の免震改修工事を行う場合には、図8〜図10に主な工程を例示したように、先ずは既存建物1の土間スラブ2を重機3を使用するなどして解体し撤去する(図8)。かくして土間スラブ跡に形成された開口部を通じて掘削用重機4および4’を稼働させて既存建物地下地盤の掘削を免震改修工事に必要な深さまで進める(図9)。図中の符号5は土間スラブ下の基礎梁を示し、6は山留め壁を示す。
かくして、既存建物の基礎下に、図示例のように基礎杭7の杭頭部が露出した段階で、その掘削底に耐圧底版8を構築し、更に免震層擁壁9を構築して免震層を形成する。そして、構造スラブ10を再度構築し、その後に免震改修工法として公知、周知である通り、基礎杭7の杭頭部の荷重盛り替え措置を施した後、同杭頭部を切断し、その切断箇所へ免震装置11を組み込んでセッテングする手順により免震改修の目的を達成する(図10)。
Conventionally, when performing seismic isolation repair of an existing building having a soil, as illustrated in FIGS. 8 to 10, first, a heavy machine 3 is used for the
Thus, when the pile head of the
従来の上述した免震改修工法によれば、土間床の解体撤去と構造スラブ10の再構築という手順を踏むので、手間と時間がかかり不効率である。しかも土間床の解体撤去により廃棄物が多量に発生し、その処分に費用がかかるし、環境保全にも問題を及ぼす結果となる。更に既存建物1の土間床を解体した後は、それを再構築するまでの間、同既存建物の1階部分は使用不可能となるから、当該既存建物1の使用、および免震改修工法の施工上に不便この上ない。
According to the conventional seismic isolation repair method described above, the steps of dismantling the floor and reconstructing the
そこで従来、既存建物の土間床を解体しないで済む免震改修工法の実現を目的として、例えば下記の特許文献1に開示された発明「既存建物の基礎下免震構法」は、土間コンクリート床を予めサポートにより下から支えて地下地盤の掘削を進め、掘削後は基礎梁による土間コンクリート床の補強を行い、更にコンクリートを打設して補強を行うほか、底盤補強用杭を圧入して仮受けを行ってから、床下地盤の掘り下げを進め、掘削底に底盤を新設し、しかる後に基礎下の既存杭を切断して免震装置を設置する手順により免震化することが記載されている。
また、特許文献2に開示された発明「既存建物の免震化工法」は、土間コンクリートを有する既存建物を免震改修するに際し、土間コンクリート床を根太と支柱により下から支持させ、更に床下を掘削した作業空間を利用して土間コンクリート床の下面側に補強構造体を施工するなどして補強を行い、しかる後に基礎下の掘削を進めて免震装置を設置し、既存建物を免震支持させる手順が記載されている。
Therefore, for the purpose of realizing a seismic isolation repair method that does not require dismantling of the floors of existing buildings, for example, the invention disclosed in the following
In addition, the invention “Seismic isolation method for existing buildings” disclosed in
上記の特許文献1、2に開示された先行技術における、土間床を有する既存建物の免震改修工法は、たしかに既存の土間床をそのまま残置させて免震改修工事を進める内容ではある。しかし、これらの先行技術は、既存の土間床をそのまま残置させるための手段、準備工として、同土間床を種々の手法と工程で補強するのみならず、土間床を下から支えるサポートを使用することを必須条件としている。そのためサポートの存在が土間下地盤の掘削に大型重機を導入して施工することを困難ならしめ、手堀り作業を行うか、あるいはせいぜい小型の掘削機を使用して施工する程度が限度であり、作業効率が悪い工事を行うほかなかった。
In the prior art disclosed in
したがって、本発明の目的は、土間床の補強工事を事前に最少限度の手間で簡単に短時間の作業で確実に行い、もって土間スラブを下からサポート類で支持することなく、土間下地盤の掘削その他の作業を、可能な限り大型の重機類を使用して効率よく短時間に行い、工費の削減および工期の短縮化を図ることができる、土間を有する既存建物の免震改修工法を提供することである。 Therefore, the object of the present invention is to perform the reinforcement work of the interstitial floor in advance in a simple manner with a minimum amount of effort in a short time, and without supporting the interstitial slab with the support from below, Providing a seismic isolation repair method for existing buildings with a gap between drilling and other work using large equipment as large as possible efficiently and in a short time to reduce construction costs and shorten the construction period It is to be.
上述した従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る土間を有する既存建物の免震改修工法は、
土間を有する既存建物の土間下地盤を掘削して免震層を形成し、同既存建物を免震化する免震改修工法において、
既存建物1の土間スラブ2を事前に強化施工して、土間下にサポート類を設置することなく土間下地盤の掘削を行い、同掘削場所に耐圧底版8と擁壁9を構築して免震層を形成し、既存建物1の基礎部分に免震装置11を設置して免震化することを特徴とする。
As means for solving the above-mentioned problems of the prior art, the seismic isolation repair method for an existing building having a soil according to the invention described in
In the seismic isolation renovation method that excavates the soil basement of an existing building with a gap to form a seismic isolation layer, and the existing building is isolated.
The
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した土間を有する既存建物の免震改修工法において、
既存建物1の基礎部分に免震装置11を設置して免震化する工程は、基礎杭7の杭頭部を切断してその切断箇所に免震装置11を設置する工程、又は土間下に露出した建物の柱25を切断してその切断箇所に免震装置11を設置する工程により行うことを特徴とする。
The invention described in
The process of installing the
請求項3に記載した発明は、請求項1に記載した土間を有する既存建物の免震改修工法において、
既存建物1の土間スラブ2に、予め埋め込みアンカー10を施工し、構造スラブ11を増し打ちして一体化構造とすることで土間スラブ2を事前に強化することを特徴とする。
The invention described in claim 3 is the seismic isolation repair method for an existing building having a gap between
The
請求項4に記載した発明は、請求項1に記載した土間を有する既存建物の免震改修工法において、
既存建物1の土間スラブ2に、予め埋め込みアンカー10を施工し、仮設の鉄骨梁12を設置して一体化構造とすることで土間スラブ2を事前に強化することを特徴とする。
The invention described in
The
請求項5に記載した発明は、請求項1に記載した土間を有する既存建物の免震改修工法において、
既存建物1の土間スラブ2に、同既存建物1の上部架構に上部を連結した吊り材14の下部を土間スラブ2へ止着して吊り、土間スラブ2を事前に支持させ強化することを特徴とする。
The invention described in
The lower part of the
請求項6に記載した発明は、請求項1に記載した土間を有する既存建物の免震改修工法において、
既存建物1の土間スラブ2を解体し、同じ場所に事前に新たな構造スラブ15を構築することを特徴とする。
The invention described in
The
請求項1〜6に係る発明の免震改修工法によれば、土間スラブ2の補強工事は、事前に最少限度の手間で簡単に短時間の作業で行う。土間スラブ2を下からサポート類で支持することなく、土間下地盤の掘削その他の作業を、可能な限り大型の重機類4および4’を使用した機械化施工として行うことが可能であり、効率よく短時間に施工を進めるので、工費の削減および工期の短縮化を図れる。もとより土間スラブ2を残置して免震改修工事を進めるので、既存建物の1階部分および上部階部分の使用に支障が無く、工事期間中に既存建物1を使用することが可能であり、いわゆる「居ながら」工事を実施することができる。
According to the seismic isolation repair method of the inventions according to
また、請求項1〜5に係る発明の免震改修工法は、既存建物1の土間スラブ2をそのまま残置して解体・撤去を行わないので、廃棄物の発生量を減らすことができるし、再度土間床を構築する手間と時間を要しない。
請求項6に係る発明の免震改修工法の場合は、一旦は既存建物1の土間スラブ2を解体撤去するが、その直後に同じ場所に事前に強度が大きい構造スラブ15を構築するから、構造スラブ15の構築に支保工などを仮設する必要が無く、簡単、迅速に施工できる。その後に、土間下地盤の掘削その他の作業を、下からサポート類で支持することなく進めるから、可及的に少ない手間と期間で施工を進めることができる。
Moreover, since the seismic isolation repair method of the invention which concerns on Claims 1-5 leaves the
In the case of the seismic isolation repair method of the invention according to
土間を有する既存建物1の土間下地盤を掘削して免震層を形成し、同既存建物を免震化するにあたり、既存建物1の土間スラブ2を事前に強化施工して、土間下にサポート類を設置することなく土間下地盤の掘削を行い、同掘削場所に耐圧底版8と擁壁9を構築して免震層を形成し、既存建物1の基礎部分に免震装置11を設置して免震化する免震改修工法である。前記既存建物1の基礎部分に免震装置11を設置して免震化する工程は、基礎杭7の杭頭部を切断してその切断箇所に免震装置11を設置する工程、又は土間下に露出した建物の柱25を切断してその切断箇所に免震装置11を設置する工程により行う。
既存建物1の土間スラブ2を事前に強化施工する手段ないし補強工事は、既存建物1の土間スラブ2に、予め埋め込みアンカー10を施工して構造スラブ11を増し打ちし、土間スラブ2と一体化構造とすることで土間スラブ2を事前に強化する方法、
又は既存建物1の土間スラブ2に、埋め込みアンカー10を施工して仮設の鉄骨梁12を設置し、土間スラブ2と一体化構造とすることで土間スラブ2を事前に強化する方法、
若しくは既存建物1の土間スラブ2に、同既存建物1の上部架構に上部を連結した吊り材14の下部を土間スラブ2へ止着して吊り、土間スラブ2を事前に支持させ強化する方法、
或いは既存建物1の土間スラブ2を解体し、同じ場所に事前に構造スラブ15を構築する方法などを実施する。
Excavation of the ground floor of the existing
The means or reinforcement work for strengthening the
Alternatively, a method of strengthening the
Alternatively, a method in which the lower part of the
Alternatively, a method of dismantling the
次に、本発明を図示した実施例に基づいて説明する。
本発明は、土間を有する既存建物1の土間下地盤を掘削して免震層を形成し、同既存建物1を免震化する免震改修工法であり、図1と図2に工程の特徴部分を示したように、既存建物1の土間スラブ2を事前に強化施工してそのまま残置させる。そして、この土間下にサポートを設置することなく、土間下地盤の掘削を可能な限り大型の重機4および4’を使用して自在に、可及的に効率よく行い(図1)、その掘削場所に耐圧底版8と擁壁9を構築して免震層を形成し、既存建物1の基礎部分(本実施例の場合は基礎杭7の杭頭部)に免震装置11を設置して免震改修の目的を達成する(図2)ことを特徴とする。
したがって、免震改修の目的を達成した最終形態は、図2と図10を対比して明らかなように変わりない。しかし、その前工程である土間下地盤を掘削する段階での工程状況は、図1と図9の対比で明らかな通り、既存建物1の土間スラブ2の有無の点で大きく異なるのである。すなわち、本発明の免震改修工法のように既存建物1の土間スラブ2を残置させたまま、既存建物1の免震改修工事を実施すると、当該既存建物1の1階部分はもとより、上階部分まで、その使用が継続的に可能であるから、いわゆる居ながら(供用したまま)の施工が達成されるのである。
勿論、請求項1〜5の発明の場合は、既存建物1の土間スラブ2を一旦解体撤去して、最終的に再び土間を構築するという二度手間を避けられるし、土間スラブ2を解体撤去することによる廃棄物の増量という不都合も回避できるのである。
Next, the present invention will be described based on the illustrated embodiment.
The present invention is a seismic isolation repair method for excavating a soil base layer of an existing
Therefore, the final form that has achieved the purpose of the seismic isolation repair does not change as is obvious by comparing FIG. 2 and FIG. However, the process status at the stage of excavating the soil foundation board, which is the previous process, is greatly different depending on the presence or absence of the
Of course, in the case of the inventions of
さて、本発明の上記免震改修工法を実現するための手段として、事前に既存建物1の土間スラブ2を強化施工する手段ないし施工法を以下に説明する。
先ず図3は、既存建物1の土間スラブ2に、予め埋め込みアンカー10を複数個、垂直上向きに施工して立て、その上に新たに鉄筋コンクリート造の構造スラブ11を増し打ちし、前記埋め込みアンカー10により土間スラブ2と接合して一体化構造とすることにより、同土間スラブ2を事前に十分に、すなわち、土間下地盤の掘削時にサポート類で下から支える必要のない程度にまで強化する方法を示している。なお、土間スラブ2は柱脚部との間にもアンカー10を設置して補強することも行う。
次に、図4A、Bは、既存建物1の土間スラブ2に、やはり埋め込みアンカー10を垂直上向きに施工して、平面配置を図4Bに示したように、複数の仮設鉄骨梁12を、左右の基礎梁13、13の上に跨って支持される配置に設置し、前記埋め込みアンカー10を利用して土間スラブ2と接合し一体化構造とすることにより、同土間スラブ2を事前に必要十分に強化する方法を示している。前記の仮設鉄骨梁12は、勿論、免震改修工事の完了後には撤去して土間スラブ2の上面を開放する。
Now, as means for realizing the above-mentioned seismic isolation repair method of the present invention, means or a construction method for strengthening the
First, in FIG. 3, a plurality of embedded
Next, FIGS. 4A and 4B show that the embedded
次に、図5は、既存建物1の上部架構、図示例の場合は柱1aと梁1bとが形成する2階の柱梁架構における左右の内隅部へ、PC鋼棒の如き吊り材14の上端部を連結する。土間スラブ2の基礎梁スパンをほぼ3等分した中央2カ所の位置に予め埋め込みアンカー10を設置しておいて、前記吊り材14の下端部を、前記埋め込みアンカー10を利用して止着する。そして、図示を省略したターンバックルその他の緊張手段により、吊り材14へ適度の初期張力を導入して土間スラブ2を吊り、事前に落下による崩壊を防止できる程度に強化する方法を示している。
Next, FIG. 5 shows a
更に、図6A、Bは、上記の強化施工手段とは少し発想が異なって、既存建物1の土間スラブ2を事前に一旦は解体する。その直後に、同じ場所に新たに高強度の鉄筋コンクリート造などによる構造スラブ15を構築して、既往の土間スラブ2と置換する強化方法を示している。
この方法は、一旦は既存建物1の土間スラブ2を解体するが、事前に、すなわち土間下地盤の掘削工事を開始する以前に、同じ場所に新たに高強度の構造スラブ15を構築する。したがって、土間スラブの解体跡の地面をスラブ型枠として利用できるし、スラブ型枠を支えるサポート類も必要ない。新たな構造スラブ15は、設計荷重、設計条件を考慮して必要限度のスラブ厚さに施工できるから、図3の方法のように、土間スラブ2の上に構造スラブ11を増し打ちする場合に比較して、トータルのスラブ厚を縮小化でき、1階部分の天井高さが縮小化される不都合を生じない。また、図4および図5の方法のように免震改修工事の期間中に土間スラブ2上に仮設鉄骨12が露出したり、吊り材14が露出して、1階部分の使用に支障を生ずる不都合も無いのである。
Further, FIGS. 6A and 6B are slightly different in concept from the above-described reinforcing construction means, and the
In this method, the
次に、図7A〜Dは、土間スラブ2を有する既存建物1の基礎部分に免震装置を設置して免震化する工程として、土間下に露出した建物の柱25を切断して行う免震改修工法の実施例を示している。符号21は基礎梁を示す。
図7Aは直接基礎16で柱25が支持された既存建物1’の一例を示す。図7Bは、上記図3〜図6に示した強化施工手段ないし施工法のいずれかで土間スラブ2を強化した段階を示す。符号20が強化された土間スラブを示す。
図7Cは、大型重機4及び4’を使用して土間下地盤の掘削を行い、土間下に建物の柱25を露出させた段階を示している。
図7Dは、掘削底面に耐圧底版8を構築し、更に擁壁9を構築して免震層を形成し、しかる後に土間下に露出した建物の柱25を切断し、その切断箇所に免震装置11を設置して免震化改修を完成した段階を示している。符号22は免震装置11の強化架台を示している。
Next, FIGS. 7A to 7D show an exemption performed by cutting the
FIG. 7A shows an example of an existing
FIG. 7C shows a stage where excavation of the soil ground board is performed using the large
FIG. 7D shows that the pressure-
以上に本発明を図示した実施例に基いて説明したが、もちろん、本発明の技術的思想は上記実施例の限りではない。本発明の要旨、技術的思想を逸脱しない範囲で、当業者が通常行う設計変更ないし応用変形を含めて、更に多様に実施することができることを念のため申し添える。 Although the present invention has been described based on the illustrated embodiment, of course, the technical idea of the present invention is not limited to the above embodiment. It should be noted that the present invention can be implemented in a variety of ways, including design changes and application modifications usually made by those skilled in the art, without departing from the spirit and technical idea of the present invention.
1 既存建物
2 土間スラブ
8 耐圧底盤
9 擁壁
11 免震装置
10 埋め込みアンカー
11 構造スラブ
12 仮設の鉄骨梁
14 吊り材
1 構造スラブ
25 建物の柱
DESCRIPTION OF
Claims (6)
既存建物の土間スラブを事前に強化施工して土間下にサポート類を設置することなく土間下地盤の掘削を行い、同掘削場所に耐圧底版と擁壁を構築して免震層を形成し、既存建物の基礎部分に免震装置を設置して免震化することを特徴とする、土間を有する既存建物の免震改修工法。 In the seismic isolation renovation method that excavates the soil basement of an existing building with a gap to form a seismic isolation layer, and the existing building is isolated.
Excavating the soil slab of the existing building in advance and excavating the soil base without installing supports, forming a pressure-resistant bottom plate and retaining wall at the excavation site to form a seismic isolation layer, Seismic isolation repair method for existing buildings with soil, characterized in that seismic isolation devices are installed in the foundation of existing buildings.
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