JP2008156583A - 自動的に剥離紙の端が捲れ上がる両面テープ - Google Patents
自動的に剥離紙の端が捲れ上がる両面テープ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 従来の両面テープは、剥離紙除去の作業に際し、剥離紙と粘着剤付きの芯材が全面にわたって密着していたために、爪を立てて、剥がしやすい場所を探すなど、若干の経験的な技術を要したが、本発明では、剥離紙除去の手作業を容易にするとともに、機械による除去を可能にすることを課題とする。
【解決手段】 上記課題の解決の手段として、請求項1の自動的に剥離紙の端が捲れ上がる両面テープは、ロールから取り出して圧着された後、予め、折り目、または、湾曲の弾性変形が与えられた剥離紙の端が、自動的に捲れ上がって、指の爪で剥離紙を起こさずとも除去できる他、側面からの風圧や機械的接触を受けやすい形状によって、機械による自動化された除去を可能にする。
請求項1のような両面テープを製造するには、請求項2のように、粘着剤付きの芯材へ圧着以前の剥離紙に、折り目、または、湾曲の弾性変形を与え、次に、弾性変形の与えられた剥離紙を平らにしながら粘着剤付きの芯材に圧着して巻き取り、それを製品の幅に裁断する。
【選択図】図1
【解決手段】 上記課題の解決の手段として、請求項1の自動的に剥離紙の端が捲れ上がる両面テープは、ロールから取り出して圧着された後、予め、折り目、または、湾曲の弾性変形が与えられた剥離紙の端が、自動的に捲れ上がって、指の爪で剥離紙を起こさずとも除去できる他、側面からの風圧や機械的接触を受けやすい形状によって、機械による自動化された除去を可能にする。
請求項1のような両面テープを製造するには、請求項2のように、粘着剤付きの芯材へ圧着以前の剥離紙に、折り目、または、湾曲の弾性変形を与え、次に、弾性変形の与えられた剥離紙を平らにしながら粘着剤付きの芯材に圧着して巻き取り、それを製品の幅に裁断する。
【選択図】図1
Description
本発明は、貼り終えた両面テープの剥離紙の除去を容易にするための技術に関する。
従来の両面テープは、剥離紙除去の作業に際し、剥離紙と粘着剤付きの芯材が、全面にわたって密着していたために、側面から剥離紙を除去しようとすると、指の爪にかける部分が探しにくく、粘着剤付きの芯材まで爪で傷めることがあった他、剥離紙の除去を機械によって自動化することが困難であった。
従来の両面テープは、剥離紙除去の作業に際し、剥離紙と粘着剤付きの芯材が全面にわたって密着していたために、指の爪を立てて剥離紙を除去するなど、若干の経験的な技術を要したが、本発明では、剥離紙除去の手作業を容易にするとともに、機械による除去を可能にすることを課題とする。
上記課題の解決の手段として、請求項1の、自動的に剥離紙の端が捲れ上がる両面テープは、ロールから取り出して対象物に貼り付けると、予め、折り目、または、湾曲の弾性変形が与えられた剥離紙の端が、自動的に捲れて、指の爪で剥離紙を起こさずとも除去できる他、側面からの風圧や機械的接触を受けやすい形状によって、機械による自動化された除去を可能にする。
請求項1のような両面テープを製造するには、請求項2のように、粘着剤付きの芯材へ圧着する以前の剥離紙に、折り目、または、湾曲の弾性変形を与え、次に、弾性変形の与えられた剥離紙を平らにしながら粘着剤付きの芯材に圧着して巻き取り、それを製品の幅に裁断する。
請求項1のような両面テープを製造するには、請求項2のように、粘着剤付きの芯材へ圧着する以前の剥離紙に、折り目、または、湾曲の弾性変形を与え、次に、弾性変形の与えられた剥離紙を平らにしながら粘着剤付きの芯材に圧着して巻き取り、それを製品の幅に裁断する。
請求項1に示されている発明は、使用時に剥離紙の端が自動的に捲れ上がるため、指先の爪を立てずとも、手で払えば除去でき、機械による自動化された剥離紙除去にも対応が可能となる他、請求項2の製造方法において、剥離紙に折り目、または、湾曲の弾性変形を施す以外は、製造装置の大きな改変をしなくとも済むなどの効果が考えられる。
本発明の形態を、図1と図2に示す。本発明は、両面テープの剥離紙の除去を容易にするため、両面テープをロール(符号4)から取り出し、対象物に貼り付けると、剥離紙の端(符号1)が、予め施された弾性変形により、自動的に捲れ上がるようにするが、使用前は、弾性変形は平らに押さえて巻き取り、通常の両面テープと変わらない形態にするのが最良と考える。
請求項1の自動的に剥離紙の端が捲れ上がる両面テープは、予め、剥離紙に、に折り目、または湾曲の弾性変形が与えられ、ロールから取り出して対象物に貼った後は、剥離紙が弾性変形の反発力によって捲れ上がるが、ロール状に巻き取られている状態では、折り目、または、湾曲の弾性変形は、平らに押しつけられ、通常の両面テープと変わらない形状となる。 請求項2の製造に際しては、弾性変形の保持に有利な剥離紙に、加熱されたローラーによって、折り目、または、湾曲の弾性変形を与え、その後で、変形した剥離紙を平らにしながら、粘着材の施された芯材のシートに密着させて巻き取り、製品の幅に裁断するなどの方法が考えられる。
本発明は、除去すべき剥離紙が捲れ上がるため、使用者に扱いやすさを視覚的に訴えることができる他、両面テープを用いる工場生産において、風圧や機械的接触により、剥離紙除去の自動化を容易にすることができる。
1 剥離紙の捲れ上がった部分
2 剥離紙の折り目
3 粘着剤付きの芯材
4 両面テープのロール
5 両面テープ貼る、対象物
2 剥離紙の折り目
3 粘着剤付きの芯材
4 両面テープのロール
5 両面テープ貼る、対象物
Claims (2)
- 剥離紙に予め折り目、または、湾曲の弾性変形がつけられているために、平らに巻き取られたロールから取り出して対象物に貼ると、剥離紙の端が自動的に捲れ上がり、剥離紙の除去が容易となる両面テープ。
- 請求項1にある両面テープの製造に際し、粘着剤付きの芯材へ圧着以前の剥離紙に、折り目、または、湾曲の弾性変形を与え、次に、弾性変形を与えられた剥離紙を平らにしながら、粘着剤付きの芯材に圧着して巻き取るという製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006357378A JP2008156583A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 自動的に剥離紙の端が捲れ上がる両面テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006357378A JP2008156583A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 自動的に剥離紙の端が捲れ上がる両面テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008156583A true JP2008156583A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39657863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006357378A Pending JP2008156583A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 自動的に剥離紙の端が捲れ上がる両面テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008156583A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017038304A1 (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 王子ホールディングス株式会社 | 剥離シート、剥離シートの製造方法及び積層体 |
-
2006
- 2006-12-25 JP JP2006357378A patent/JP2008156583A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017038304A1 (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 王子ホールディングス株式会社 | 剥離シート、剥離シートの製造方法及び積層体 |
JP2017047628A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 王子ホールディングス株式会社 | 剥離シート、剥離シートの製造方法及び積層体 |
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