JP2008156147A - 圧電磁器組成物ならびにこれを用いた圧電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】QMが大きく、温度係数、熱衝撃による周波数変化および経年変化の小さい性能を有する圧電磁器組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)を主成分として、Mn化合物、Nb化合物、Cr化合物、Y化合物を含有する圧電磁器組成物において、前記Mn化合物はMnO2に換算して0.05〜3重量%、Nb化合物はNb25に換算して0.05〜6重量%、Cr化合物およびY化合物はそれぞれCr23、Y23に換算して0.01〜2重量%含有する圧電磁器組成物とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、圧電発振子などに用いられるチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電磁器組成物およびそれを用いた圧電デバイスに関するものである。
圧電磁器は、圧電発振子、圧電フィルタ、圧電アクチュエータ、圧電トランスあるいは圧電ブザー等の圧電デバイスに広く応用されている。圧電発振子などの用途では、優れた発振性能を得るため、キュリー温度が高くて耐熱性に優れ、さらに機械的品質係数(以下QMと略称する)が大きくなる組成物としてPbTiO3−PbZrO3(PZT)を主成分にMnO2,ZnO,Cr23などの添加物を加えた材料により圧電磁器の特性改善が試みられている。その他、三元系のPbTiO3−PbZrO3−Pb(X1/3Nb2/3)O3系(XはZn,Mgなどの元素)のような圧電材料も開発されている。
また、近年圧電デバイスは小型化、低背化が進む傾向にあり、圧電共振子においてはサイズが小さくなっても従来の発振性能を満足させるため、圧電磁器としてさらに高いQMを有し、高い機械的強度を実現できる圧電磁器組成物への要求が高まっている。
さらにユニバーサルシリアルバス(USB)などに代表される高速データ伝送では発振周波数の公差が狭い圧電発振子が要望され、この場合、初期の周波数ばらつきや、経年変化、温度による特性の変化などを加えた総合公差として発振周波数のばらつきを0.3%以内にする必要があり、このため圧電発振子に使用する圧電磁器としては、特に経年変化や温度による特性の変化を小さくする必要がある。
なお、上記のようなPbTiO3−PbZrO3を主成分に副成分を添加した圧電磁器組成物に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平5−17220号公報
しかしながら、上記のような従来の圧電磁器組成物は、共振周波数の温度特性もしくは経年変化を小さくすると大きなQMが得られないという課題があった。
例えば、特許文献1の圧電磁器組成物は、経年変化は0.1%time/decadeと小さいが、QMは800程度で高くとも900が限界であった。
そこで本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、機械的品質係数QMが1000以上と大きく、かつ共振周波数の温度係数(fr−TC)が±20ppm/℃以内と小さく、更には、共振周波数の経年変化は±0.1%以内と小さく、また熱衝撃による共振周波数変化が±0.1%以下と小さい、すなわち、高いQM(圧電磁器として低損失)と共振周波数安定性を両立する圧電磁器組成物およびこれを用いた圧電デバイスを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、 PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)を主成分として、Mn化合物、Nb化合物、Cr化合物、Y化合物を含有する圧電磁器組成物において、PbTi1-xZrx3100重量%に対して前記Mn化合物はMnO2に換算して0.05〜3重量%、Nb化合物はNb25に換算して0.05〜6重量%、Cr化合物およびY化合物はそれぞれCr23、Y23に換算して0.01〜2重量%含有する圧電磁器組成物であり、Mn化合物およびY化合物により圧電磁器のQMを向上させるとともに、Cr化合物により経年変化を小さくし、Nb化合物により焼結時のPbOの飛散を抑制して安定した圧電磁器の焼結体を得ることができる。更に上記組成比率で副成分としてMn、Nb、Cr、Yの化合物を添加することにより、QMが1000以上と大きく、共振周波数の温度係数が±20ppm/℃以内と小さく、熱衝撃による共振周波数の変化および経年変化が±0.1%以内と小さい優れた性能を有する圧電磁器が得られる。
本発明の請求項2に記載の発明は主成分のPbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)のPb元素の12モル%以下(0は含まず)をCa、Ba、Srから選ばれた少なくとも一種の元素で置換した請求項1に記載の圧電磁器組成物であり、Pb元素の一部を原子価が二価のアルカリ金属元素であるCa、Ba、Srから選ばれた少なくとも一種で置換することにより、Pbの飛散量を抑制することができるため、焼成温度を低下させることができる。これにより安定した高密度な圧電磁器が得られ、共振周波数の温度係数、熱衝撃による共振周波数の変化および経年変化を改善することができる。
本発明の請求項3に記載の発明は、PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)と、Pb(Cr1/2Nb1/2)O3と、Pb(Y1/2Nb1/2)O3と、MnO2とを含有する圧電磁器組成物であり、これにより、QMが1000以上と大きく、共振周波数の温度係数が±20ppm/℃以内と小さく、熱衝撃による共振周波数の変化が±0.1%以内で、経年変化が±0.1%time/decade以内と優れた性能を有する圧電磁器が得られる。
本発明の請求項4に記載の発明は、PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)をaモル、Pb(Cr1/2Nb1/2)O3をbモル、Pb(Y1/2Nb1/2)O3をcモル、MnO2をdモルとし、0.005≦b≦0.20、0.005≦c≦0.20、0.005≦d≦0.20(但しa+b+c+d=1)である請求項3に記載の圧電磁器組成物であり、この組成範囲とすることにより、特にQMが1200以上と顕著にQMを大きくすることができる。
本発明の請求項5に記載の発明は、主成分のPbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)のPb元素の12モル%以下(0は含まず)をCa、Ba、Srから選ばれた少なくとも一種の元素で置換した請求項3または請求項4のいずれかに記載の圧電磁器組成物であり、これにより、QMが大きく、共振周波数の温度係数、熱衝撃による共振周波数の変化および経年変化の小さい優れた性能を有する圧電磁器が得られ、かつ焼成温度を下げることができるため、焼成時のPbの飛散量を抑制することができ、より安定した圧電磁器を得ることができる。
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の圧電磁器組成物を用いた圧電デバイスであり、例えば圧電デバイスの一例として圧電発振子に使用した場合、発振の余裕度を示す指標のひとつとなるループ・ゲイン(LG)およびダイナミック・レンジ(DR)がおのおの17dB以上、42dB以上と大きく、発振周波数の温度係数(fosc−TC)が±20ppm/℃以内、熱衝撃による発振周波数の変化が±0.1%以内および発振周波数の経年変化が±0.1%time/decade以内と優れた性能を有する圧電デバイスが得られる。
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の圧電磁器組成物を用いた圧電デバイスであり、例えば圧電デバイスの一例として圧電発振子に使用した場合、さらにループ・ゲイン(LG)、ダイナミック・レンジ(DR)、発振周波数の温度係数(fosc−TC)、熱衝撃による発振周波数の変化、発振周波数の経年変化に優れた性能を有する圧電デバイスが得られる。
本発明による圧電磁器組成物は、PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)を主成分として、Mn化合物、Nb化合物、Cr化合物、Y化合物を含有する圧電磁器組成物において、Mn化合物をMnO2に換算して0.05〜3重量%、Nb化合物をNb25に換算して0.05〜6重量%、Cr化合物およびY化合物をそれぞれCr23、Y23に換算して0.01〜2重量%含有するものであり、Mn化合物およびY化合物により圧電磁器のQMを向上させるとともに、Cr化合物により経年変化を小さくし、Nb化合物により焼結時のPbOの飛散を抑制して安定した圧電磁器の焼結体を得ることができる。これにより、QMが1000以上と大きく、共振周波数の温度係数が±20ppm/℃以内と小さく、熱衝撃による共振周波数の変化および経年変化が±0.1%以内と小さい優れた性能を有する圧電磁器が得られるという効果を奏するものである。
また、主成分のPbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)のPb元素の一部を二価のアルカリ金属元素であるCa、Ba、Srの少なくとも一種で置換することにより、Pbの飛散量を抑制することにより焼成温度を低下させることができ、安定した高密度な圧電磁器が得られ、QMが大きく、更には、共振周波数の温度係数も改善することができる。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1に記載の発明について説明する。
本実施の形態1における圧電磁器組成物について以下に詳細に説明する。
まず出発原料として、酸化鉛(PbO)、酸化チタン(TiO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化マンガン(MnO2)、酸化ニオブ(Nb25)、酸化クロム(Cr23)、酸化イットリウム(Y23)の各原料粉末を準備する。
これらの原料粉末を用い、PbTi1-xZrx3を主成分として、これにMnO2、Nb25、Cr23、およびY23の添加量を変えて添加し、(表1)に示す組成になるように各原料を秤量配合した。
xはモル比を表し、0<x<1の範囲である。
次に、これらの原料を、水および混合媒体である部分安定化ジルコニアボールとともにポットミルに投入し、ポットミルを20時間回転させ湿式混合した。この時、原料と水の重量比率が1:1となるようにし、混合媒体のジルコニアボールの直径としては15mm以下のものを用いた。混合後のスラリー中の原料粉末の平均粒子径は2μm以下であった。
次に、上記の湿式混合したスラリーを脱水、乾燥した。この乾燥粉を乳鉢等で粗粉砕した後、アルミナ材質の坩堝で、最高温度850℃で2時間(昇降温速度は200℃/時間)仮焼し、仮焼粉を得た。
次に、この仮焼粉をローターミルやディスクミル等の粗砕機を用いて粗粉砕後、上記の混合時と同様にポットミルを用いて、この粗粉砕粉を20時間湿式粉砕した。粉砕後のスラリー中の仮焼粉の平均粒子径は1.5μm以下であった。
なお、混合および粉砕後の平均粒子径はレーザー回折散乱法で測定した値である。
その後、粉砕スラリーを脱水、乾燥し、圧電磁器粉末を得た。
次に、得られた圧電磁器粉末にポリビニルアルコール系のバインダを加え混合した後、約100MPaの圧力でプレス成形して、直径20mm、厚み1mmの円板状の成形体と、長さ35mm、幅30mm、厚み6mmのブロック状の成形体を得た。
次に、得られた円板状の成形体をマグネシア材質のサヤ(焼成用容器)に載置し、電気炉中にて500℃で2時間加熱してバインダを除去した後、所定の焼成温度で2時間焼成して円板状の圧電磁器焼結体を得た。
その後、上記円板状の圧電磁器焼結体を0.5mmの厚みに研磨した後、研磨後の円板の表裏両主面に銀電極を蒸着により形成した。この電極を形成した圧電磁器焼結体を、100〜200℃の絶縁オイル中にて2〜15kV/mmの直流電圧を印加し、分極処理を施して本実施の形態1の圧電磁器素子を得た。分極処理後の圧電磁器素子は、室温で24時間以上放置した後、圧電特性を測定した。
一方、ブロック状の成形体についても円板状の成形体と同じ条件で焼成し、得られた焼結体について、厚み方向に研磨した後、分極用電極を形成し、円板と同様、100〜200℃の絶縁オイル中にて2〜15kV/mmの直流電圧を印加して分極した。次いで、長辺方向が分極方向と一致するよう矩形板(5.1mm×1.7mm×0.3mm)をダイシングソーにより切り出し、厚みすべり振動の評価用試料とした。
続いて、上記のようにして得られた円板状の圧電磁器素子について、圧電特性として径方向のQMをインピーダンスアナライザーにより測定し、初期値とした。また、5.1mm×0.7mm×0.3mmの厚みすべり振動の評価用試料を用いて重なり部分が1.0mmの部分電極を形成した振動閉じ込め型の共振子を作製して、20℃での共振周波数を測定し、共振周波数の初期値とした。また、共振周波数(fr)の温度係数(以降fr−TCと称する)として、共振周波数を−20〜80℃の温度範囲で測定し、下記の式により温度係数(単位はppm/℃)を算出した。なお、温度係数が±20ppm/℃というのは、20℃を基準として−20℃〜+80℃に温度を変化させた時の共振周波数の温度による変化率が−20ppm/℃〜+20ppm/℃の範囲内にあることを示す。
fr−TC(共振周波数の温度係数)=((fr80)-(fr-20))/(fr20)/100×106
ここでfr80は80℃での共振周波数、fr-20は−20℃での共振周波数、fr20は20℃での共振周波数を示す。
また式中の100は80℃と−20℃との温度差の数値であり、106はppm(百万分の一)への換算のための数値である。
熱衝撃試験については、上記振動閉じ込め型共振子を用いて260℃に温度設定したリフロー炉を通過させて後、2時間後の共振周波数を測定し、初期値に対する共振周波数の変化率を熱衝撃試験結果(以降260℃熱衝撃による変化率と称する)とし、さらに継続して100時間から1000時間までの共振周波数を測定し、共振周波数の初期値に対する変化率を経年変化(以降fr経年変化と称する)とした。例えば、熱衝撃による共振周波数の変化および経年変化が±0.1%以内というのは、これらの変化率が初期値に対して−0.1%〜+1.0%の範囲内にあることを示す。得られた測定結果を、試料番号、圧電磁器粉末の組成、焼成温度、焼結密度とともに(表1)に示す。
Figure 2008156147
(表1)から明らかなように、PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)を主成分として、PbTi1-xZrx3100重量%に対してMn化合物の含有量はMnO2に換算して0.05〜3.0重量%、Nb化合物の含有量はNb25に換算して0.05〜6重量%、Cr化合物の含有量はCr23に換算して0.01〜2重量%、Y化合物の含有量はY23に換算して0.01〜2重量%である試料番号106〜107、試料番号110〜112、試料番号115〜117、試料番号120〜122、試料番号125〜127に示すように、この組成範囲の圧電磁器組成物は、焼結時のPbOの飛散が抑制されて安定した圧電磁器焼結体が得られ、QMが向上するとともにfr経年変化、260℃熱衝撃による変化率が小さく、更にはfr−TCが小さいという優れた特性を有することがわかる。
上記のように、主成分PbTi1-xZrx3に対するMn化合物の含有量は、MnO2に換算して0.05〜3.0重量%であることが特に好ましい。これは、(表1)の試料番号101、109のようにMnO2の添加量が0.05重量%よりも少ない場合は、QMが1000未満と小さく、fr−TCが±20ppm/℃より大きく、また試料番号113のようにMnO2の添加量が3.0重量%よりも多くなると、fr経年変化や260℃熱衝撃による変化率は小さいが、圧電磁器焼結体の絶縁抵抗が低下し、分極処理が困難になる結果、QMが1000未満と小さくなり高QMと周波数安定性を両立させることができなくなる。
また、主成分PbTi1-xZrx3に対するNb化合物の含有量は、Nb25に換算して0.05〜6重量%であることが特に好ましい。これは、(表1)の試料番号102、114に示すように、Nb25の含有量が0.05重量%未満の場合は焼結密度が低く、QMも1000未満と小さくなる。また、試料番号118に示すように含有量が6.0重量%を越える場合はQMが小さくなり、かつ共振周波数の温度係数が±20ppm/℃より大きくなるためである。
また、主成分PbTi1-xZrx3に対するCr化合物の含有量は、Cr23に換算して0.01〜2重量%であることが特に好ましい。これは、(表1)の試料番号103、119に示すように、Cr23の含有量が0.01重量%未満の場合は共振周波数の経年変化が大きくなるためであり、また試料番号123に示すようにCr23の含有量が2.0重量%を越える場合は、共振周波数の経年変化は小さいが圧電磁器焼結体の絶縁抵抗が低下し、QMが1000未満と小さくなり、高QMと周波数安定性を両立させることができなくなる。
また、主成分PbTi1-xZrx3に対するY化合物の含有量は、Y23に換算して0.01〜2重量%であることが特に好ましい。これは(表1)の試料番号104、124に示すように、含有量が0.01重量%未満の場合は、QMが1000以下と小さく、試料番号128に示すように、含有量が2.0重量%より大きい場合は、共振周波数の温度係数が±20ppm/℃より大きくなるためである。
さらに主成分PbTi1-xZrx3について、xの範囲は0.25≦x≦0.54が特に好ましい。(表1)の試料番号105に示すように、xが0.25より小さい場合は、QMは1000未満と小さく、共振周波数の温度係数が±20ppm/℃より大きくなる。また試料番号No.108に示すように、xが0.54よりも大きくなるとQMは1000以上と大きいが、共振周波数の温度係数が±20ppm/℃より大きくなる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項2に記載の発明について説明する。
本実施の形態2における圧電磁器組成物について、以下に説明する。
出発原料として、酸化鉛(PbO)、酸化チタン(TiO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化マンガン(MnO2)、酸化ニオブ(Nb25)、酸化クロム(Cr23)、酸化イットリウム(Y23)、炭酸カルシウム(CaCO3)、炭酸バリウム(BaCO3)、炭酸ストロンチウム(SrCO3)の各原料粉末を準備する。
これらの原料粉末を用い、PbTi1-xZrx3のPbの一部を他の元素で置換した組成式(Pb1-ββ)Ti1-xZrx3(ただし、MはCa、Ba、Srから選ばれた少なくとも1種で、βで表わしたPbの置換量の合計が0を含まず12モル%以下であり、0.25≦x≦0.54)が主成分となるように、PbOの一部をCaCO3、BaCO3およびSrCO3のうちの1種で置換量を変えて置換し、またxの値をx=0.4としてこれに1.5重量%のMnO2、4.0重量%のNb25、Cr23およびY23を各々0.1重量%添加し、(表2)に示す組成になるように各原料を秤量配合した。
以降、実施の形態1と同様にして圧電磁器素子を得た。得られた圧電磁器素子について、実施の形態1と同様に特性を評価した。得られた測定結果を試料番号、組成比率、焼成温度、焼結密度とともに(表2)に示す。なお表中の*印は本実施の形態の範囲外であることを示す。
Figure 2008156147
(表2)に示したように、PbTi1-xZrx3のPbの一部をSr、Ba、Caより選ばれた少なくとも一種で置換した組成式(Pb1-ββ)Ti1-xZrx3(ただし、MはCa,Ba,Srから選ばれた少なくとも1種で、βで表わしたPbの置換量の合計が0を含まず12モル%以下であり、0.25≦x≦0.54)を主成分としてMn化合物、Nb化合物、Cr化合物、Y化合物の化合物を含有している本実施の形態2の試料番号202〜207の圧電磁器組成物では、Pbの一部をSr、Ba、Caで置換することにより、焼結時のPbOの飛散を抑制することができ、焼成温度を低くしても高密度の圧電磁器の焼結体が得られる。その結果、fr−TCが±10ppm/℃以内とさらに改善され、fr経年変化および260℃熱衝撃による変化率もさらに小さくなり、共振周波数安定性に優れた圧電磁器が得られていることがわかる。
(表2)の試料番号208〜210に示したように、置換元素がCa,BaおよびSrのいずれの場合も12モル%を超えると、QMの値がPbを置換していない試料番号201の値より小さくなるため、Pbの置換量は12モル%以下とすることが好ましい。
なお、上記本実施の形態2においては、PbTi1-xZrx3のPbを置換する元素MとしてSr、Ba、Caをそれぞれ単独で用いて置換した場合を示したが、これらの金属元素を複数種組み合わせて置換しても同様の効果が得られる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項3、請求項4および請求項6に記載の発明について説明する。
本実施の形態3における圧電磁器組成物について、以下に説明する。
出発原料として、酸化鉛(PbO)、酸化チタン(TiO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化マンガン(MnO2)、酸化ニオブ(Nb25)、酸化クロム(Cr23)、酸化イットリウム(Y23)の各原料粉末を準備する。
これらの原料粉末を用い、組成式aPbTi1-xZrx3+bPb(Cr1/2Nb1/2)O3+cPb(Y1/2Nb1/2)O3+dMnO2として表される組成において、a+b+c+d=1とし、xの値を変化させ、(表3)の組成になるように各原料を秤量配合した。
以降、上記実施の形態1と同様にして圧電磁器素子を得た。得られた圧電磁器素子について、実施の形態1と同様に特性を評価した。得られた測定結果を、試料番号、組成、焼成温度、焼結密度とともに(表3)に示す。
Figure 2008156147
(表3)に示したように、組成式PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)と、Pb(Cr1/2Nb1/2)O33と、Pb(Y1/2Nb1/2)O3と、MnO2とを含有する圧電磁器組成物である試料番号306、307、試料番号309〜320の圧電磁器組成物は、QMが1000以上と大きく、fr−TCが±20ppm/℃以内と小さく、260℃熱衝撃による変化率およびfr経年変化が±0.10%以内と小さい優れた性能を有する圧電磁器が得られることがわかる。
特に、(表3)の試料番号306、307、310、311、314、315、318、319に示すように、組成式PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)をaモル、Pb(Cr1/2Nb1/2)O3をbモル、Pb(Y1/2Nb1/2)O3をcモル、MnO2をdモルとし、0.005≦b≦0.20、0.005≦c≦0.20、0.005≦d≦0.20(但しa+b+c+d=1)である請求項4に記載の圧電磁器組成物では、QMが1200以上、fr−TCが±18ppm/℃以内で、fr経年変化が±0.08%time/decade以内であり、さらに260℃熱衝撃による変化率が±0.08%以内であり特に優れている。
次にこれらの圧電磁器組成物を用いて、圧電デバイスの一つとして圧電発振子に適用した結果を示す。
上記試料番号305〜試料番号320の圧電磁器組成物を用いて、圧電振動子として、幅0.55mm、長さ2.9mm、厚み0.16mmの矩形状の圧電磁器素子の両主面に重なり0.9mmの電極を有するエネルギー閉込型共振子を有する発振子を作製した。
これらの圧電振動子を図1に示すコルピッツ型発振回路に組み込み、発振性能として発振の余裕度を示す指標のひとつで、利得(ゲイン)の最大値であるループ・ゲイン(以降、LGと略称する)、およびゲインの最大値と最小値の差であるダイナミック・レンジ(以降、DRと略称する)を評価し、温度特性として発振周波数の温度係数(以降、fosc−TCと称する)を測定した。周波数安定性については、実施の形態1と同様の方法で、熱衝撃試験は260℃に温度設定したリフロー炉通過後2時間後の発振周波数の変化率(260℃熱衝撃による変化率)から求め、さらに継続して100時間から1000時間までの発振周波数の変化率を経年変化(以降、fosc経年変化と称する)とした。結果を(表4)に示す。
なお、図1に示すコルピッツ型発振回路において、IC3としてはμPD4069UBCを用い、第1負荷容量4および第2負荷容量5は15pFのものを用い、帰還抵抗Rf2は1MΩのものを用いた。
Figure 2008156147
(表4)の試料番号506、507、509〜520に示す試料は、LGが16.0dB以上、DRが40dB以上、fosc−TCが±20ppm/℃以内で、fosc経年変化が±0.1%time/decade以内であり、さらに260℃熱衝撃による変化率が±0.1%以内であり、bが0.005≦b≦0.20の範囲で、cが0.005≦c≦0.20の範囲で、dが0.005≦d≦0.20の範囲の磁器組成物を用いた圧電発振子は高い発振性能および小さい温度変化率を有し、本発明の圧電磁器組成物を圧電デバイスに用いた時には優れた効果が得られることがわかる。
なお、試料番号505、508は、実施の形態3の範囲外の圧電磁器組成物を用いたセラミック発振子であるが、LG、DRの少なくともどちらかが小さくなるか、またはfosc−TC、fosc経年変化、または260℃熱衝撃による変化率のいずれかが大きく、圧電デバイスとして性能が低下することがわかる。
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項5に記載の発明について説明する。
本実施の形態4における圧電磁器組成物について、以下に説明する。
出発原料として、酸化鉛(PbO)、酸化チタン(TiO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化マンガン(MnO2)、酸化ニオブ(Nb25)、酸化クロム(Cr23)、酸化イットリウム(Y23)、炭酸カルシウム(CaCO3)、炭酸バリウム(BaCO3)、炭酸ストロンチウム(SrCO3)の各原料粉末を準備する。
これらの原料粉末を用い、組成式a(Pb1-ββ)Ti1-xZrx3−bPb(Cr1/2Nb1/2)O3−cPb(Y1/2Nb1/2)O3−dMnO2として表される組成において、aは0.89、bは0.05、cは0.05、dは0.01とし、MはCa,Ba,Srより選ばれた元素で、それぞれの置換量βを変えて、(表5)の組成になるように各原料を秤量配合した。
以降、上記実施の形態1と同様にして圧電磁器素子を得た。得られた圧電磁器素子について、実施の形態1と同様に特性を評価した。得られた測定結果を試料番号、組成、焼成温度、焼結密度とともに(表5)に示す。
Figure 2008156147
(表5)に示したように、組成式a(Pb1-ββ)Ti1-xZrx3−bPb(Cr1/2Nb1/2)O3−cPb(Y1/2Nb1/2)O3−dMnO2系の組成において、a+b+c+d=1で0.005≦b≦0.20、0.005≦c≦0.20、0.005≦d≦0.20とし、MはCa、Ba、Srより選ばれた元素で0<β≦0.12である試料番号402〜407の圧電磁器組成物は、Pbの一部をCa、Ba、Srの少なくとも一種で置換することにより、置換していない試料番号401と比較して、特に、fr−TCが小さくなっていることがわかる。
特にβが12モル%以下つまりPbの12モル%以下をCa、Ba、Srの少なくとも一種で置換した圧電磁器組成物は、置換していない圧電磁器組成物に比較し、焼成温度が低く高密度の圧電磁器が得られるため、fr−TCが改善されるとともに、QMが大きな値を示している。
なお、βが12モル%より大きい場合、つまりPbの12モル%を越える量をCa、Ba、Srの少なくとも一種で置換した試料番号408〜410の圧電磁器組成物は、置換元素がCa,BaおよびSrのいずれの場合においてもQMの値が1000以下と小さくなるため、Pbの置換量は12モル%以下が好ましい。
また本実施の形態4においては、PbTi1-xZrx3のPbを置換する元素MとしてSr、Ba、Caをそれぞれ単独で用いて置換した場合を示したが、これらの金属元素を複数種組み合わせて置換しても同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態2〜4においてペロブスカイト型化合物の一般式としてABO3と表わす時、組成式(Pb1-ββ)Ti1-xZrx3は、Aサイトの(Pb1-ββ)とBサイトのTi1-xZrxとを化学量論的に1:1となるように秤量配合し、組成式Pb(Cr1/2Nb1/2)O3、Pb(Y1/2Nb1/2)O3はAサイトのPbとBサイトの(Cr1/2Nb1/2)または(Y1/2Nb1/2)を化学量論的に1:1となるように秤量配合したが、必ずしもAサイトとBサイトの組成比を厳密に化学量論的に1:1にする必要はなく、多少の化学量論比からのずれがあっても構わない。
なお、上記実施の形態1〜4においては、Mn化合物としてMnO2を用いたが、これに限定するものではなくMn34やMnCO3などの他のMn化合物を用いても良い。また、他の元素についても、その酸化物を用いたが水酸化物や炭酸化物を用いても同様の効果が得られる。
(実施の形態5)
実施の形態5を用いて、本発明の特に請求項7に記載の発明について説明する。本実施の形態5では、実施の形態4で作製した圧電磁器組成物を用いた圧電デバイスについて、圧電発振子を例に説明する。
上記実施の形態4に示した圧電磁器組成物を用いて実施の形態3と同様に圧電振動子として、幅0.55mm、長さ2.9mm、厚み0.16mmの矩形状の圧電磁器素子の両主面に重なり0.9mmの電極を有するエネルギー閉込型共振子を有する発振子を作製した。
上記の圧電振動子を図1に示すコルピッツ型発振回路に組み込み、発振性能として発振の余裕度を示す指標のひとつで、利得(ゲイン)の最大値であるループ・ゲイン(以降、LGと略称する)、およびゲインの最大値と最小値の差であるダイナミック・レンジ(以降、DRと略称する)を評価し、温度特性として発振周波数の温度係数(以降、fosc−TCと称する)を測定した。周波数安定性については、実施の形態1と同様の方法で、熱衝撃試験は260℃に温度設定したリフロー炉通過後2時間後の発振周波数の変化率(260℃熱衝撃による変化率)から求め、さらに継続して100時間から1000時間までの発振周波数の変化率を経年変化(以降、fosc経年変化と称する)とした。結果を(表6)に示す。
図1に示すコルピッツ型発振回路において、実施の形態3と同様にIC3としてはμPD4069UBCを用い、第1負荷容量4および第2負荷容量5は15pFのものを用い、帰還抵抗Rf2は1MΩのものを用いた。
Figure 2008156147
(表6)の結果から、上記実施の形態4で説明した本発明の圧電磁器組成物を用いて作製したセラミック発振子は、いずれの場合も高い発振性能および小さい温度変化率を有することがわかる。
特に、組成式a(Pb1-ββ)Ti1-xZrx3−bPb(Cr1/2Nb1/2)O3−cPb(Y1/2Nb1/2)O3−dMnO2系の組成において、a+b+c+d=1で0.005≦b≦0.20、0.005≦c≦0.20、0.005≦d≦0.20とし、MはCa、Ba、Srより選ばれた元素で0<β≦0.12でPbの一部を置換した圧電磁器組成物を用いた試料番号602〜607に示す圧電発振子は高い性能を有し、本発明の圧電磁器組成物を用いた圧電デバイスでもPbの一部をCa、Ba、Srより選ばれた少なくとも一種の元素で置換していない試料番号601の圧電デバイスに比較し、LGで約5%、DRで約8%向上し、更にfosc経年変化が試料番号601の0.1%に対して0.04%以下と小さくなり、更に性能の優れた圧電デバイスが得られることが解る。
なお、βが12モル%より大きい場合、つまりPbの12モル%を越える量をCa、Ba、Srの少なくとも一種で置換した試料番号608〜610の圧電磁器組成物は、置換元素がCa,BaおよびSrのいずれの場合も試料番号601に比較しLGで20%以上低下するとともに、DRも20%以上低下するため、Pbの置換量は12モル%以下(0モル%は除く)が好ましい。
本発明による圧電磁器組成物は、PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)を主成分として、Mn化合物、Nb化合物、Cr化合物、Y化合物を含有する圧電磁器組成物において、前記Mn化合物はMnO2に換算して0.05〜3重量%、Nb化合物はNb25に換算して0.05〜6重量%、Cr化合物およびY化合物はそれぞれCr23、Y23に換算して0.01〜2重量%含有する圧電磁器組成物であり、QMが大きく、温度係数、熱衝撃による周波数変化および経年変化の小さい性能を有する圧電磁器が得られ、圧電発振子などの圧電デバイス用の磁器組成物等に有用である。
コルピッツ型発振回路の一例を示すブロック図
符号の説明
1 圧電振動子
2 帰還抵抗Rf
3 IC
4 第1負荷容量
5 第2負荷容量

Claims (7)

  1. PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)を主成分として、Mn化合物、Nb化合物、Cr化合物、Y化合物を含有する圧電磁器組成物において、PbTi1-xZrx3100重量%に対して前記Mn化合物はMnO2に換算して0.05〜3重量%、Nb化合物はNb25に換算して0.05〜6重量%、Cr化合物およびY化合物はそれぞれCr23、Y23に換算して0.01〜2重量%含有する圧電磁器組成物。
  2. 主成分のPbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)のPb元素の12モル%以下(0は含まず)をCa、Ba、Srから選ばれた少なくとも一種の元素で置換した請求項1に記載の圧電磁器組成物。
  3. PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)と、Pb(Cr1/2Nb1/2)O3と、Pb(Y1/2Nb1/2)O3と、MnO2とを含有する圧電磁器組成物。
  4. PbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)をaモル、Pb(Cr1/2Nb1/2)O3をbモル、Pb(Y1/2Nb1/2)O3をcモル、MnO2をdモルとし、0.005≦b≦0.20、0.005≦c≦0.20、0.005≦d≦0.20(但しa+b+c+d=1)である請求項3に記載の圧電磁器組成物。
  5. 主成分のPbTi1-xZrx3(ただし0.25≦x≦0.54)のPb元素の12モル%以下(0は含まず)をCa、Ba、Srから選ばれた少なくとも一種の元素で置換した請求項3または請求項4のいずれかに記載の圧電磁器組成物。
  6. 請求項4に記載の圧電磁器組成物を用いた圧電デバイス。
  7. 請求項5に記載の圧電磁器組成物を用いた圧電デバイス。
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