JP2008156089A - 用紙処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スタック用のトレイに搬入又はそこから排出される用紙を案内したり、用紙の後端部を押さえたりする機能を最小限の動きで実現する。
【解決手段】内部トレイ部36の用紙押さえ部材78は、扇形ギア82aによる回転運動に加えて、この回転運動の支点部をロワリンクロッド82bによって変位させた複合的な動作が可能である。下部搬入経路R2から小サイズの用紙を搬入する場合、用紙押さえ部材78は内部トレイ部36から最も退避した用紙受入位置と、ここから最も近接した後端抑え位置との間で移動する。一方、上部搬入経路R1から大サイズの用紙を搬入する場合、用紙押さえ部材78は途中の長手サイズ用紙受入位置で停止し、その受入時及び束排出時の双方で用紙を案内することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、枚葉の用紙をスタックして反転やステイプル等の処理を可能とする用紙処理装置に係り、特に搬入された用紙の後端部を押さえる機能を有した用紙処理装置に関する。
この種の用紙処理装置に関する先行技術として、例えばステイプルトレイにスタックされた用紙の後端部を狭持する保持手段に対して用紙を受け渡すため、用紙受け入れ位置と用紙押え位置に進退可能な押さえ部材を備えたものがある。この先行技術に開示された押さえ部材は、回転支点を中心に回転運動を行いながら2つの位置を往復移動する(例えば、特許文献1参照。)。
上記の先行技術では、ステイプルトレイへの搬入口は1箇所だけであるが、複数の搬入口から用紙を搬入してステイプルトレイにスタックするものがある。例えば、ステイプルユニットへの搬入口が4箇所ある後処理装置(特許文献2)や、搬入口が2箇所ある後処理装置(特許文献3)等が提案されている。これらの後処理装置は、いずれも用紙受け入れ位置と用紙押え位置に回動自在な用紙押え手段を有している。
特開平11−292387号公報(図1、図5) 特許第3563261号公報(図1) 特開2006−151598号公報(図3)
上述した先行技術のうち、ステイプルトレイへの搬入口が2箇所以上配置されている後処理装置の場合、用紙のサイズに応じて適切な搬入口が選択される。例えば、搬入された用紙の先端部をステイプルユニットでステイプル処理する構成では、ステイプルユニットからより離れた上方の搬入口から比較的大サイズの用紙を搬入し、反対にステイプルユニットにより近い下方の搬入口から比較的小サイズの用紙を搬入することになる。この場合、ステイプルユニットにより近い方の搬入口では、用紙押さえ部材の機能として(1)小サイズ用紙の受け入れ時の案内をはじめ、(2)小サイズ用紙の後端押え動作(用紙受入時)、(3)小サイズ用紙の排出時の案内(ステイプル処理後の束排出時)に加えて、さらに(4)大サイズ用紙の受け入れ時の案内、(5)大サイズ用紙の排出時の案内(ステイプル処理後の束排出時)のような機能が必要となる。
しかしながら、1つの用紙押さえ部材で複数の機能を賄おうとしても、先行技術の用紙押さえ部材は単に回転運動(回動)するだけであるため、たとえ複数の回動位置に変位させたとしても、(1)〜(5)の各機能に合わせた最適な位置に設定することができない。また、ある1つの機能を果たすために用紙押さえ部材を所定の位置に移動させていても、同じ位置で用紙押さえ部材がずっと停止していると、次の用紙の搬入時に用紙押さえ部材が障害になることもある。この場合、用紙の受け入れごとに用紙押さえ部材を退避動作させる必要が生じ、その分の消費電力や騒音の発生、あるいは部品の耐久性などを配慮しなければならない。
そこで本発明は、用紙押さえ部材の位置を複数の機能に対応して最適に設定することができるとともに、搬入又は排出される用紙を案内したり、押さえたりする機能を最小限の動きで実現することができる技術の提供を課題としたものである。
本発明の用紙処理装置は、用紙受けトレイの積載面に用紙を積載してスタックする機能を有する。用紙受けトレイの積載面には、搬入経路を通じて用紙が搬入される。用紙押さえ部材は、搬入された用紙の後端部を積載面に向けて押さえることで、用紙を整然と積載させることができる。また本発明の用紙処理装置は、用紙受入位置と後端押さえ位置との間にて用紙押さえ部材を往復移動させる駆動機構を備える。用紙受入位置は、用紙受けトレイの積載面から搬入経路を挟んで離れており、これにより、用紙の搬入時に用紙押さえ部材が用紙の受け入れを案内する機能が果たされる(上記(1)の機能)。ここから用紙押さえ部材が用紙押さえ位置に移動すると、用紙押さえ部材は積載面に対して近接し、用紙の後端部を押さえる機能を果たすことができる(上記(2)の機能)。
また、用紙受けトレイにスタックした複数の用紙を束にして、これらをステイプルする処理が行われる場合、ステイプル後の束を用紙受けトレイから排出する際に、用紙押さえ部材は引き続き後端抑え位置に停止した状態で、その排出時の案内機能を果たすことができる(上記(3)の機能)。ここまでの間、用紙押さえ部材は2つの位置に移動するだけでよい。
そして上記の駆動機構は、用紙押さえ部材を単純に回転運動させるのではなく、ある支点部を中心とした回転運動の要素に加えて、その支点部の位置を変位させる要素を複合させた動作を実現する。すなわち駆動機構は、往復移動に際して用紙押さえ部材を所定の支点部を中心として回転運動させるとともに、合わせて支点部の位置を搬入経路を挟んで積載面から離隔した位置と、この位置よりも積載面に近接させた位置との間で変位させることができる。
上記の構成は、用紙押さえ部材を単純に回転運動させる場合に比較して動作の自由度が高い。このため、積載面と搬入経路との相対的な位置関係(例えば積載面に対する搬入経路のなす角度の大小、両者の間隔の大小等)が変化しても、それに合わせて用紙押さえ部材を適切な位置に移動させることができる。
さらに駆動機構は、用紙押さえ部材の支点部の位置を積載面に沿う方向へも変位させることができる。このような構成により、用紙押さえ部材の変位の自由度がさらに増し、それによって用紙押さえ部材のより最適な位置(姿勢)を実現することができる。
より実用的には、本発明の用紙処理装置は、用紙受けトレイの積載面に対して、少なくとも2方向から用紙を搬入するべく複数の搬入経路を有するものである。
特に複数の搬入経路は、用紙受けトレイの積載面に沿う第1の方向から用紙を搬入する第1の搬入経路と、この第1の搬入経路よりも積載面との間になす角度が大きい第2の方向から用紙を搬入する第2の搬入経路とを含むものである。
そして上記の駆動機構は、用紙押さえ部材を用紙受入位置に移動させた状態で第2の搬入経路を通じて搬入される用紙を受け入れ可能とし、この後、用紙押さえ部材を後端抑え位置に移動させて用紙の後端部を積載面に向けて押さえる動作を行う。その一方で、駆動機構は用紙押さえ部材を用紙受入位置と後端抑え位置との間にある所定位置に保持した状態で、第1の搬入経路を通じて搬入される用紙を受け入れ可能とする。
ここでは、駆動機構によってもたらされる用紙押さえ部材の動作が寄与している。すなわち本発明では、用紙押さえ部材が回転運動を行うときの支点部が固定された位置になく、この支点部を積載面に対して近づけたり離したり、さらに支点部を積載面に沿う方向に移動させたりすることができる。このため例えば、支点部を積載面に接近させつつ、支点部を中心に用紙押さえ部材全体を積載面に向けて回転させた状態で停止させておくことにより、第1の搬入経路から搬入される用紙の障害とならない所定位置に用紙押さえ部材を配置しつつ、その用紙の受け入れ案内する機能(上記(4)の機能)と、その後の用紙排出時の案内をする機能(上記(5)の機能)の両方を実現することができる。
ここまでの間で用紙押さえ部材は、合計3つの位置に移動するだけでよい。したがって、駆動機構による動作を最小限に抑えることができ、それだけ省電力化や静音化、さらに駆動機構を構成する部品の耐久性の向上を実現することができる。
上記の駆動機構は、用紙受入位置から後端抑え位置までの移動範囲内にて用紙押さえ部材の停止位置を任意に設定可能である。この場合、用紙受けトレイと搬入経路との相対的な位置関係の違いに合わせて用紙押さえ部材を適切な位置に停止させることができる。
また本発明の用紙処理装置は、積載面に沿って移動可能に設けられ、積載面に搬入される用紙の大きさに応じて複数の受入位置に移動して用紙の先端を受け止めるとともに、積載面に用紙が積載された後、用紙を所定の排出部に向けて押し上げる押上げ部材をさらに備える。このような押上げ部材に対して駆動機構は、押上げ部材が複数の受入位置のいずれに変位しても、それぞれの受入位置で押上げ部材による用紙の受け止め動作が可能な位置に用紙押さえ部材を移動させることができる。さらに駆動機構は、押上げ部材が用紙を排出部に向けて押し上げる動作が可能な位置にも用紙押さえ部材を移動させることができる。
本発明によれば、用紙押さえ部材を最小限の動きで抑えることができる。特に用紙受けトレイについて2つ以上の搬入経路が形成されている場合、搬入方向でみて用紙の先端に近い方の搬入経路(第2の搬入経路)では、もう一方の搬入経路(第1の搬入経路)からの用紙の搬入時に用紙押さえ部材を所定位置に停止させておくだけでよく、用紙が搬入される度に一々用紙押さえ部材を退避動作させる必要がない。このため、用紙押さえ部材の動作回数を軽減し、機械としての静音化や部品の延命、省電力化を達成することが可能となる。
また本発明では、押上げ部材が用紙の大きさ(サイズ)によって複数の受入位置に変位しても、各受入位置にある押上げ部材に対して用紙押さえ部材の最適な位置を確保することができ、従来のように固定された支持点を中心に用紙押さえ部材を単に回転運動させる技術では得られない効果を奏する。
以下、本発明の用紙処理装置について、一実施形態を挙げて説明する。
図1は、用紙処理装置の一実施形態である後処理装置10の内部構造を概略的に示す側面視の断面図である。この後処理装置10は画像形成装置12に隣接して設置されている。画像形成装置12は、複写機やファクシミリ装置、さらにはネットワークプリンタやネットワークスキャナとしての機能を備えた多機能周辺機器(MFP)として使用される。後処理装置10は画像形成装置12から排出された用紙に対し、パンチング処理やステイプル処理、中折り処理等の後処理を行う機能を有する。図1では、画像形成装置12の左方に後処理装置10が位置し、画像形成装置12から図1中の左方向へ用紙が排出されるものとなっている。
後処理装置10は縦長の箱状をなす筐体20を有し、この筐体20内に各種の構成要素が装備されている。先ず筐体20の右側面上部には用紙搬入部22が形成されており、画像形成装置12から排出された用紙は、この用紙搬入部22を通じて後処理装置10に取り込まれる。また筐体20の内部には、各種の搬送ローラ対やガイド(図示しない)等によって用紙搬送路が形成されており、用紙搬入部22に進入した用紙は、左横方向又は左斜め上方のいずれかに分岐して搬送される。筐体20の上面にはサブトレイ右排出部24が形成されており、左斜め上方に搬送された用紙はサブトレイ右排出部24に排出される。なお図1には、用紙搬送路に沿って搬送される用紙の進路が矢印で示されている。
サブトレイ右排出部24の下方にはパンチング部26が設けられており、用紙搬入部22から左横方向へ搬送された用紙はパンチング部26を通過する。パンチング部26は、その動作時に用紙の所定位置(例えば一側端位置)にファイリング用の穿孔を形成する。
筐体20の左側面には、その上部位置に多段のジョブトレイ28が設置されている。筐体20の左端上部には支柱30が設置されており、多段のジョブトレイ28はそれぞれ基端部が支柱30に支持されている。また、ジョブトレイ28の下方にはサブトレイ左排出部32が設置されており、このサブトレイ左排出部32はその基端部が筐体20の左側端位置に支持されている。
用紙搬送方向でみて、パンチング部26よりも下流位置に分岐部34が設置されており、パンチング部26を通過した用紙は、この分岐部34で上下いずれかに搬送方向が分岐される。ここで上方に分岐された用紙は、さらに上記のジョブトレイ28又はサブトレイ左排出部32のいずれかに振り分けて排出される。
分岐部34の下方には内部トレイ部36が設置されており、分岐部34で搬送方向が下方に分岐された用紙は、内部トレイ部36に向けて搬送される。内部トレイ部36は、分岐部34の下方から筐体20内を右斜め下方に延びており、この内部トレイ部36は、その傾斜面(図1中、右斜め上方を向く面)に用紙を束にして積載することができる。
内部トレイ部36の直ぐ下方にステイプル部38が設置されており、ステイプル部38は、内部トレイ部36で束状に積載された用紙を綴じ止め、つまりステイプル処理することができる。ステイプル処理された用紙の束は、内部トレイ部36によって左斜め上方へ搬送され、最終的にメイントレイ排出部40に排出される。筐体20の左側端部には昇降機構42が設置されており、メイントレイ排出部40はその基端部が昇降機構42に支持されている。昇降機構42は、筐体20の左側面に沿ってメイントレイ排出部40を昇降させることができる。
また内部トレイ部36には、上部搬入経路R1と下部搬入経路R2の2系統の搬入経路とともに、1つの分岐経路R3が形成されている。分岐部34で下方へ搬送方向を分岐された用紙は、上部搬送経路R1又は下部搬入経路R2のいずれかに振り分けられて内部トレイ部36に送り込まれる。このうち上部搬入経路R1は、分岐部34から傾斜面に沿って内部トレイ部36に用紙を送り込む経路である。一方の下部搬入経路R2は、内部トレイ部36の傾斜面から距離を置いて右斜め下方に用紙を下降させた後、傾斜面の下端近傍の位置へ用紙を送り込む経路である。なお内部トレイ部36には、上下部の搬入経路R1,R2にそれぞれ対応して用紙押さえ部材78,79が設けられているが、これらについては後述する。
分岐経路R3は、下部搬入経路R2からさらに分岐した経路であり、この分岐経路R3に振り分けられた用紙は筐体20の右側面に沿って下降し、パンチング部26よりも下方位置まで搬送される。筐体20の下部には中折りユニット44が設置されている。中折りユニット44は、搬入された用紙をその中央部を境にして折り畳む、いわゆる中折り処理を施すものである。筐体20の左側下部位置には中折りトレイ46が設置されており、中折り処理がされた用紙は最終的に中折りトレイ46に排出される。
以上が後処理装置10の概略的な構成の説明である。なお、用紙の搬送方向の分岐や振り分けは、搬送ローラとともに可動ガイド等の部材が作動してこれを行うものであるが、これらの動作はいずれも公知であるため、ここでは図示とともに説明を省略する。また、本実施形態ではパンチング部26や中折りユニット44等を例示しているが、本発明の実施にあたりこれらを特に必須とするものではない。
次に、内部トレイ部36の詳細について説明する。図2及び図3は、内部トレイ部36の構成を詳細に示した斜視図である。また図4は、内部トレイ部36を図1中の右斜め上方からみた側面図である。以下、具体的に説明する。
内部トレイ部36は、用紙の搬入経路(上部搬入経路R1,下部搬入経路R2等)の両側で一対をなす側板50を備えており、これら側板50は、図1では筐体20内で前後に間隔をおいて配置されている。また一対の側板50は、例えば3本の連結部材52,54,56を介して相互に連結されている。連結部材52,54,56はいずれも用紙の搬入経路に対してその横断方向に延びており、また、用紙の搬入方向に間隔をおいて配置されている。これら側板50及び連結部材52,54,56は、内部トレイ部36の骨格(フレーム)となる部材である。
側板50の直ぐ内側には、同じく対をなす上カーソル部材58及び下カーソル部材60が配置されている。これら上下のカーソル部材58,60は、搬入された用紙の両側縁部をガイドするべく用紙の搬入経路に沿って斜め上下方向に延びている。上下のカーソル部材58,60には、それぞれ対応するスライド機構61が設けられており、スライド機構61は、上下のカーソル部材58,60を用紙の搬入経路に対して幅方向の中心位置を保持しながら互いに近づけたり、遠ざけたりする方向にスライドさせることができる。スライド機構61は、用紙のサイズにあわせて上下のカーソル部材58,60をそれぞれ適切に位置決めする。
また上下のカーソル部材58,60の間には、2本のガイド板62,64が設置されている。これらガイド板62,64は、用紙の搬入経路の幅方向で中心近傍の位置に互いに間隔をおいて配置されている。ガイド板62,64は上下のカーソル部材58,60とともに用紙の一方の面(印刷面)を案内する積載面を有しており、内部トレイ部36に搬入された用紙はガイド板62,64の積載面に沿って案内され、その上に積載される。
2本のガイド板62,64の間には無端状ベルト66が配置されており、この無端状ベルト66は、用紙の搬入経路の幅方向でみた中心線に沿って斜め上下方向に延びている。無端状ベルト66の上端は上述したメイントレイ排出部40の下部にまで達し、その下端はステイプル部38の近傍に位置している。無端状ベルト66の外周面には束上げ部材68が取り付けられており、この束上げ部材68は無端状ベルト66の走行に伴い、2本のガイド板62,64の間を斜め上下方向に移動する。束上げ部材68は、内部トレイ部36に搬入された用紙の下端を受け止めるべく、搬入経路の幅方向でみて鍵形状(L字形状)の断面を有している。
また図2〜図4に示されているように、内部トレイ部36の近傍には搬送ローラ70,72が配置されている。搬送ローラ70,72は用紙の搬入経路を挟んで対をなしており、このうち一方の搬送ローラ70が1本のローラ軸74に支持されている。ローラ軸74は図示しない駆動機構に接続され、用紙の搬入時に一方向に回転する。
さらに内部トレイ部36には用紙案内装置76が設置されている。用紙案内装置76は、用紙押さえ部材78とこれを動作させる駆動機構82、そして従動リンク機構84から構成されている。このうち用紙押さえ部材78は、一対の側板50の間を用紙の搬入経路の幅方向に延び、かつ搬入経路に沿う方向にある程度の高さを有している。用紙押さえ部材78には、束状に積載される用紙の他方の面(片面印刷の場合の裏面に相当)に向き合う位置に案内面78aが形成されている。用紙押さえ部材78は例えば樹脂材料を用いてシェル構造に成形されており、その肉厚が薄く全体として軽量である。
駆動機構82はステッピングモータ80を有しており、このステッピングモータ80は、用紙押さえ部材78の一側方(図1中の後側)に設置されている。ステッピングモータ80の出力軸には駆動ギア80aが取り付けられている。駆動機構82は、ステッピングモータ80を駆動源として用紙押さえ部材78を動作させるためのものである。駆動機構82には、扇形ギア82aの他にロワリンクロッド82bが含まれている。
扇形ギア82aもまた用紙押さえ部材78の一側方に設置されており、その回転中心が筐体20内の固定された部位(図示されていない)にピン接合された状態で回転可能に支持されている。扇形ギア82aの歯はステッピングモータ80の駆動ギア80aに噛み合っており、駆動ギア80aの回転に従って一定角度内を回転運動する。扇形ギア82aは、その回転中心から一定の半径を隔てた位置で用紙押さえ部材78の一側面に対してピン接合された状態にある。またロワリンクロッド82bは、その一端が用紙押さえ部材78の側面にピン接合されるとともに、他端が筐体20内の固定された部位(図示されていない)にピン接合されている。このリンクロッド82bは、その他端を中心として回転運動し、用紙押さえ部材78を一定の自由度で案内する。
従動リンク機構84は、アッパリンクロッド84a及びロワリンクロッド84bから構成されている。これらアッパリンクロッド84a及びロワリンクロッド84bは、いずれも一端が用紙押さえ部材78の他の側面にピン接合されており、他端が筐体20内の固定された部位(図示されていない)にピン接合されている。アッパリンクロッド84aは機構上、扇形ギア82aの回転中心と同一軸線周りに回転運動し、またロワリンクロッド84bは、反対側のロワリンクロッド82bの他端と機構上、同一軸線周りに回転運動する。さらにアッパリンクロッド84aの他端は、機構上、扇形ギア82aのピン接合点と対称の位置で用紙押さえ部材78にピン接合されており、同じくロワリンクロッド84bの他端は、機構上、反対側のロワリンクロッド82bの他端と対称の位置で用紙押さえ部材78にピン接合されている。
上述した駆動機構82及び従動リンク機構84により、用紙押さえ部材78は図2に示される小サイズ用紙受入位置と、図3に示される後端押さえ位置との間を移動する。小サイズ用紙受入位置では、用紙押さえ部材78は下部搬入経路R2から搬入されてくる用紙を内部トレイ部36に受け入れる案内動作を行う。内部トレイ部36に受け入れられた用紙は、その搬入方向の先端(下端)が束上げ部材68に支持されたところで搬入方向への移動を停止する。これにあわせて用紙押さえ部材78が後端押さえ位置に移動し、搬入された用紙の後端(上端)を叩く。これにより、内部トレイ部36に搬入された用紙が整然と重なり合い、次の用紙のスムーズな搬入を可能とする。
図5は、用紙押さえ部材78が後端押さえ位置に移動した状態を示す図4中のV−V線に沿う断面図である。この状態で用紙押さえ部材78は、後端押さえ位置でその案内面78aを用紙Pに対してほぼ平行に対向させている。なお図5には、内部トレイ部36に搬入されて束になった状態の用紙Pが2点鎖線で示されている。また、用紙押さえ部材78の幅方向でみた中央位置には、案内面78aを部分的に陥没させた窪み部78bが形成されている。この窪み部78bは、束上げ部材68と用紙押さえ部材78との干渉を回避するだけの大きさに形成されている。したがって、例えば用紙押さえ部材78が後端抑え位置に移動した状態で束上げ部材68が斜め上下方向に移動しても、束上げ部材68が用紙押さえ部材78に引っ掛かることはない。
図6は、用紙押さえ部材78及び束上げ部材68のそれぞれの動作に伴う位置の変化を示した縦断面図である。上述したように、内部トレイ部36には用紙の搬入経路として上部搬入経路R1及び下部搬入経路R2があり、このうち下部搬入経路R2に対して用紙押さえ部材78の動作範囲が交差している。
上述した駆動機構82及び従動リンク機構84により、用紙押さえ部材78は2自由度をもって往復動作する。図6中に実線で示されている小サイズ用紙受入位置では、用紙押さえ部材78がガイド板62,64から最も大きく離れている。この位置で、扇形ギア82aは図6中の時計回りに最も大きく変位した状態にあり、そしてロワリンクロッド82bは図6中の反時計回りに最も大きく変位した状態にある。
一方、図6中に2点鎖線で示されている2つの位置は、用紙押さえ部材78がガイド板62,64に最も接近したところが上記の後端押さえ位置であり、そこから僅かに退避したところが長手サイズ用紙受入位置である。先ず後端押さえ位置では、扇形ギア82aが図6中の反時計回りに最も大きく変位した状態にあり、そしてロワリンクロッド82bは図6中の時計回りに最も大きく変位した状態にある。
このように、用紙押さえ部材78の小サイズ用紙受入位置から後端押さえ位置への移動は、単純な1自由度の回転運動によるものではなく、扇形ギア82aを仮想的な梃子とし、またロワリンクロッド82bを仮想的なクランクとした梃子クランク機構による運動となる(ただし、実際にロワリンクロッド82bは1回転しない)。このような運動は、用紙押さえ部材78がロワリンクロッド82bとのピン接合点を支点部として回転運動させる要素に加えて、その支点部をロワリンクロッド82bの回転運動によって変位させる要素を複合させたものとなる。
長手サイズ用紙受入位置は、小サイズ用紙受入位置と後端抑え位置との間に規定される。例えば、用紙押さえ部材78が小サイズ用紙受入位置にある状態で、ステッピングモータ80を所定ステップ数だけ時計回りに回転させると、扇形ギア82aが一定角度だけ反時計回りに変位するとともに、これに従動してロワリンクロッド82bが時計回りに変位し、用紙押さえ部材78を長手サイズ用紙受入位置で停止させることができる。また、ステッピングモータ80のステップ数を変更することで、長手サイズ用紙受入位置を無段階に可変することができる。
また長手サイズの用紙を受け入れる場合、具体的なサイズによって束上げ部材68は複数の受入位置に移動する。図6中に2点鎖線で示されている3つの受入位置は、その最も上が(1)8.5’×11’サイズの用紙受入位置であり、上から2番目が(2)A4Rサイズの用紙受入位置であり、上から3番目が(3)11’×13’サイズの用紙受入位置である。
図6中に重ね合わせて示されているように、用紙押さえ部材78が長手サイズ受入位置に移動した状態で、上記(1)及び(2)の各受入位置では束上げ部材68と用紙押さえ部材78とのオーバーラップが確保されている。また上記(3)の受入位置ではガイド板60とオーバーラップしている。各位置でのオーバーラップにより、搬入された用紙の脱落(受け入れ不良)を防止することができる。この点、従来のように1自由度だけの押さえ板では、用紙のサイズに応じてそれぞれに最適な位置に変位したり、複数の受入位置に合わせて最適な位置を確保することはできなかったが、本実施形態では用紙のサイズに応じて用紙押さえ部材78が複数の機能を実現しつつ、それぞれの最適な位置に移動できる上、束上げ部材68の複数の受入位置に対しても、1つの用紙押さえ部材78でそれぞれに最適な位置を確保することができるという従来にない多大な効果が得られる。
図7及び図8は、用紙押さえ部材78の小サイズ用紙受入位置から後端押さえ位置への移動に伴う動作を連続的に示した図である。以下、各位置での動作について説明する。
図7中(A):用紙押さえ部材78が小サイズ用紙受入位置に待機した状態で、下部搬入経路R2から用紙が搬入されてくる。このとき用紙(参照符号P)は、ガイド板62,64の積載面に対して一定の角度(例えば20°程度)で進入してくる。束上げ部材68はステイプル位置にあり、搬送ローラ70,72から送出された用紙は、その下方で用紙押さえ部材78の案内面78aに沿って落下し、そして束上げ部材68に支持される。
図7中(B):用紙が受け入れられると、用紙押さえ部材78が後端抑え位置に移動して用紙の後端を叩く。この動作により、用紙がガイド板62,64の積載面に沿って整然と積載される。そして、用紙押さえ部材78は小サイズ用紙受入位置に復帰し、次に搬入されてくる用紙に備えて待機する。この後、一定枚数の用紙が集積されて束状になると、上述したステイプル部38により用紙の束が綴じ止めされる。
図8:用紙の束がステイプル綴じされた後、束上げ部材68が斜め上方に移動して用紙の束を持ち上げ、これをメイントレイ排出部40上に排出する動作を行う。このとき用紙押さえ部材78は、排出される束を案内することができる最適な位置にある。これにより、排出時に束の後端が上カーソル部材58に引っ掛かるトラブルが確実に防止される。
次に図9及び図10は、用紙押さえ部材78が長手サイズ用紙受入位置にある場合の動作を連続的に示した図である。
図9中(C):用紙押さえ部材78が長手サイズ用紙受入位置に待機した状態で、上部搬入経路R1から用紙が搬入されてくる。このとき用紙(参照符号P)は、ガイド板62,64の積載面に対して略平行な角度で進入してくる。束上げ部材68はステイプル位置よりも上方の受入位置にあり、このとき束上げ部材68は、その一部(鍵形の先端部)が束上げ部材68の窪み部68a内に進入した状態にある(図5参照)。このため図8の断面でみると、束上げ部材68の一部が用紙押さえ部材78にオーバーラップした位置関係となる。
上部搬入経路R1を通じて搬入されてきた用紙は、ガイド板62,64の積載面(又は先に集積されている用紙の背面)に沿って落下し、そして束上げ部材68に支持される。このとき用紙押さえ部材78は、その案内面78aをガイド板62,64に近づけた状態で停止しているため、たとえ用紙がガイド板62,64の積載面から大きく離れて進入してきたとしても、その用紙は用紙押さえ部材78の案内面78aに押し返されることになる。また、用紙押さえ部材78と束上げ部材68の一部とがオーバーラップしているので、たとえ用紙がガイド板62,64の積載面から大きく離れて進入してきても、その用紙が束上げ部材68をすり抜けて落下してしまうことはない。これにより、上部搬入経路R1を通じて搬入されてくる用紙の先端部分が整然と案内されることになる。
なお図示されていないが、長手サイズの用紙の後端については、上部搬入経路R1の入口に近い方の用紙押さえ部材79(図1参照)によって押さえられている。用紙押さえ部材79は、例えば固定された支点を中心に回転運動しつつ、上部搬入経路R1から用紙を受け入れる位置と、その後端を叩く用紙押さえ位置との間で移動することができる。
図9中(D):内部トレイ部36に一定枚数の用紙が集積されて束状になると、束上げ部材68がステイプル位置まで下降し、上述したステイプル部38により用紙の束が綴じ止めされる。
図10:ステイプル処理が行われると、束上げ部材68が斜め上方に移動して用紙の束を持ち上げ、これをメイントレイ排出部40上に排出する。このとき用紙押さえ部材78は、そのまま同じ位置で排出される束を案内することができる。
このように、本実施形態では用紙押さえ部材78が単純な回転運動ではなく、2自由度の運動をしながら小サイズ用紙受入位置、後端抑え位置、そして長手サイズ用紙受入位置の3つの位置に移動することで、それぞれの位置で用紙や束を確実に案内することができる。その上で、本実施形態について得られる利点を以下に挙げる。
(1)例えばA4横のように、搬入方向のサイズが小さい用紙を下部搬入経路R2から搬入してステイプル処理を行い、そして束を排出するまでの間に、用紙押さえ部材78は小サイズ用紙受入位置又は後端抑え位置の2つの位置に移動するだけでよい。また、束の最後の用紙が搬入されてその後端を用紙押さえ部材78で叩いた後、引き続き用紙押さえ部材78を後端抑え位置に停止させておけば、そのまま束排出時の案内を兼ねることができるため、それだけ用紙押さえ部材78の動作回数が少なくてすむ。
(2)また、例えばA3サイズのようにサイズが大きい用紙を上部搬入経路R1から搬入してステイプル処理を行い、そして束を排出するまでの間に、用紙押さえ部材78は長手サイズ用紙受入位置に停止しているだけでよい。このため、用紙が1枚ずつ搬入される度に用紙押さえ部材78を動作させる必要がなく、それだけ消費電力や騒音の発生を低減することができる。また、用紙押さえ部材78の動作回数が少ないことから、それだけ部品の耐久性を高めることができる。
本発明は上述した一実施形態に制約されることなく、種々の態様をもって実施することが可能である。
一実施形態では、下部搬入経路R2に対応した用紙押さえ部材78について説明しているが、上部搬入経路R1に対応した用紙押さえ部材79について同様の機構を採用してもよい。
また、一実施形態で挙げた機構はあくまで好ましい例示であり、例示した機構以外であっても、用紙押さえ部材78をそれぞれの位置に移動させることができるものであれば、本発明の実施形態として採用することができる。例えば、ロワリンクロッド82b,84bに代えて、用紙押さえ部材78の下側の支点部をスライド自在に案内する機構を設けてもよい。
さらに、一実施形態では内部トレイ部36で用紙を束にする例を挙げているが、本発明は例えば内部トレイ部36に用紙を1枚ずつ受け入れた後、この用紙の向きを反転(フェイスダウンからフェイスアップ)させる装置としても実施することができる。
後処理装置の内部構造を概略的に示す側面視の断面図である。 内部トレイ部の構成を詳細に示した斜視図である。 内部トレイ部の構成を詳細に示した斜視図である。 内部トレイ部を図1中の右斜め上方からみた側面図である。 用紙押さえ部材が後端押さえ位置に移動した状態を示す図4中のV−V線に沿う断面図である。 用紙押さえ部材及び束上げ部材のそれぞれの動作に伴う位置の変化を示した縦断面図である。 用紙押さえ部材の小サイズ用紙受入位置から後端押さえ位置への移動に伴う動作を連続的に示した図である。 束排出時の用紙押さえ部材の動作を示した図である。 用紙押さえ部材が長手サイズ用紙受入位置にある場合の動作を連続的に示した図である。 長手サイズの用紙について、束上げ部材による束排出時の動作を示した図である。
符号の説明
10 後処理装置
36 内部トレイ部(用紙受けトレイ)
62,64 ガイド板
68 束上げ部材(押上げ部材)
78 用紙押さえ部材
80 ステッピングモータ
82 駆動機構
82a 扇形ギア
82b ロワリンクロッド
R1 上部搬入経路
R2 下部搬入経路

Claims (7)

  1. 枚葉の用紙を積載する積載面を有した用紙受けトレイと、
    前記用紙受けトレイの積載面に向けて枚葉の用紙を搬入する搬入経路と、
    前記積載面に対向して配置され、前記搬入経路を通じて搬入される用紙の搬入方向でみた後端部を前記積載面に向けて押さえるべく進退可能な用紙押さえ部材と、
    前記用紙押さえ部材を、用紙の搬入時に前記積載面から前記搬入経路を挟んで離隔させた用紙受入位置と、この用紙受入位置よりも前記積載面に近接させることで用紙の後端部を押さえる後端押さえ位置との間にて往復移動させる駆動機構とを備え、
    前記駆動機構は、前記往復移動に際して前記用紙押さえ部材を所定の支点部を中心として回転運動させるとともに、合わせて前記支点部の位置を前記搬入経路を挟んで前記積載面から離隔した位置と、この位置よりも前記積載面に近接させた位置との間で変位させることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 請求項1に記載の用紙処理装置において、
    前記駆動機構は、前記支点部の位置を前記積載面に沿う方向へさらに変位させることを特徴とする用紙処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の用紙処理装置において、
    前記用紙受けトレイの積載面に対し、少なくとも2方向から用紙を搬入するべく複数の搬入経路を有することを特徴とする用紙処理装置。
  4. 請求項3に記載の用紙処理装置において、
    前記複数の搬入経路は、
    前記用紙受けトレイの積載面に沿う第1の方向から用紙を搬入する第1の搬入経路と、
    前記第1の搬入経路よりも前記積載面との間になす角度が大きい第2の方向から用紙を搬入する第2の搬入経路とを含み、
    前記駆動機構は、
    前記用紙押さえ部材を前記用紙受入位置に移動させた状態で前記第2の搬入経路を通じて搬入される用紙を受け入れ可能とし、この後、前記用紙押さえ部材を前記後端抑え位置に移動させて用紙の後端部を前記積載面に向けて押さえる動作を行う一方、前記用紙押さえ部材を前記用紙受入位置と前記後端抑え位置との間にある所定位置に保持した状態で、前記第1の搬入経路を通じて搬入される用紙を受け入れ可能とすることを特徴とする用紙処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の用紙処理装置において、
    前記駆動機構は、前記用紙受入位置から前記後端抑え位置までの移動範囲内にて前記用紙押さえ部材の停止位置を任意に設定可能であることを特徴とする用紙処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の用紙処理装置において、
    前記積載面に沿って移動可能に設けられ、前記積載面に搬入される用紙の大きさに応じて複数の受入位置に移動して用紙の先端を受け止めるとともに、前記積載面に用紙が積載された後、用紙を所定の排出部に向けて押し上げる押上げ部材をさらに備え、
    前記駆動機構は、前記押上げ部材が複数の受入位置のいずれに変位しても、それぞれの受入位置で前記押上げ部材による用紙の受け止め動作が可能な位置に前記用紙押さえ部材を移動させることを特徴とする用紙処理装置。
  7. 請求項6に記載の用紙処理装置において、
    前記駆動機構は、さらに前記押上げ部材が用紙を排出部に向けて押し上げる動作が可能な位置に前記用紙押さえ部材を移動させることを特徴とする用紙処理装置。
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JP2014223982A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 キヤノン株式会社 シート収容装置およびそれを備えた画像形成装置
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