JP2008155982A - 折畳み容器 - Google Patents

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Kyuzan Takahashi
韮山 高橋
Tsukasa Yamamoto
司 山元
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Abstract

【解決手段】底板1と上枠2との間の周壁において展開状態Pでは左右両折畳み側板7,8と前後両支持側板5,6とを周方向へ交互に並設している。左右両折畳み側板7,8の上下両分割板10,11は連結部材12により互いにつながれている。上側分割板10は上枠2に回動可能に支持され、下側分割板11は底板1に回動可能に支持されている。前後両支持側板5,6は上枠2に回動可能に支持されている。周壁の折畳み状態では、左右両折畳み側板7,8の上下両分割板10,11が連結部材12の折曲許容部で折り曲げられて底板1上に重ねられるとともに、前後両支持側板5,6及び上枠2が左右両折畳み側板7,8上に重ねられる。
【効果】左右両折畳み側板7,8において連結部材12の折曲許容部により折り曲げるだけの簡単な折畳み構造にするとともに、分割板10,11及び連結部材12について最適な材質の選択を容易にして軽量化することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、高分子材料により成形された折畳み容器、特に、底板の外周に設けた周壁を展開状態と折畳み状態とにすることができる折畳み容器に関するものである。
従来、この種の折畳み容器の周壁においては、周方向へ並設した各側板のうち一部または全部の側板で上下方向へ並設した複数の分割板間に回動支持部として軸受部及び軸部が一体成形され、その軸受部に軸部が挿通された蝶番構造になっている。
この種の折畳み容器は軽量化のために高分子材料により成形されることが多い。そのような折畳み容器で周壁の回動支持部が蝶番構造になっていると、回動支持部の構造が複雑になるとともに回動支持部が破損し易くなるばかりでなく、回動支持部に強度を持たせて回動支持部の破損を防止するために側板の厚みを大きくした場合には容器全体の重量が大きくなる問題があった。
この発明は、高分子材料により成形された折畳み容器において、回動支持部の構造を簡単にするとともに軽量化することを目的としている。
後記実施形態の図面(図1(a)(b)、図2(a)(b)、図3(a)(b)、図4(a)(b)、図5(a)(b)及び図6(a)に示す第1実施形態、図6(b)に示す第2実施形態、図6(c)に示す第3実施形態、図6(d)に示す第4実施形態、図6(e)に示す第5実施形態、図3(c)(d)に示す第6実施形態、図7(a)(b)に示す第7実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる折畳み容器は、第1〜7実施形態に対応し、下記のように構成されている。
底板1の外周に設けた周壁3において展開状態Pでは、複数の側板5,6,7,8を周方向へ並設してその並設状態を固定部材2により保持し、この各側板5,6,7,8のうち一部または全部の側板を構成する折畳み側板7,8には互いに分離して設けた複数の分割板10,11のうち上下方向Zで互いに隣接する上下両分割板10,11を連結部材12により互いにつないでこの各分割板10,11を上下方向Zへ並設している。前記周壁3において折畳み状態Qでは、各折畳み側板7,8の各分割板10,11のうち、互いに隣接する上下両分割板10,11を連結部材12で折り曲げて、底板1上で各折畳み側板7,8の各分割板10,11を互いに上下方向Zへ重ねている。前記各折畳み側板7,8において、連結部材12は、高分子材料により成形され、高分子材料により成形された底板1並びに高分子材料により成形された各分割板10,11に対し分離して設けられ、互いに隣接する上下両分割板10,11のうち上側分割板10が連結される上側接続部15と下側分割板11が連結される下側接続部16との間で可撓性を有する折曲許容部17を備えている。
請求項2の発明にかかる折畳み容器は、第1〜7実施形態に対応し、下記のように構成されている。
底板1の外周に設けた周壁3において展開状態Pでは、複数の折畳み側板7,8と複数の支持側板5,6とを周方向へ交互に並設してその並設状態を固定部材2により保持し、この各折畳み側板7,8には互いに分離して設けた複数の分割板10,11のうち上下方向Zで互いに隣接する上下両分割板10,11を連結部材12により互いにつないでこの各分割板10,11を上下方向Zへ並設している。前記周壁3において折畳み状態Qでは、各折畳み側板7,8の各分割板10,11のうち、互いに隣接する上下両分割板10,11を連結部材12で折り曲げて、底板1上で各折畳み側板7,8の各分割板10,11を互いに上下方向Zへ重ねるとともに、この各折畳み側板7,8上で各支持側板5,6を上下方向Zへ重ねている。前記各折畳み側板7,8において、連結部材12は、高分子材料により成形され、高分子材料により成形された各支持側板5,6及び底板1並びに高分子材料により成形された各分割板10,11に対し分離して設けられ、互いに隣接する上下両分割板10,11のうち上側分割板10が連結される上側接続部15と下側分割板11が連結される下側接続部16との間で可撓性を有する折曲許容部17を備えている。
請求項3の発明にかかる折畳み容器は、第1〜7実施形態に対応し、下記のように構成されている。
底板1と上枠2との間でそれらの外周に設けた周壁3において展開状態Pでは、複数の折畳み側板7,8と複数の支持側板5,6とを周方向へ交互に並設し、この各折畳み側板7,8には互いに分離して設けた複数の分割板10,11のうち上下方向Zで互いに隣接する上下両分割板10,11を連結部材12により互いにつないでこの各分割板10,11を上下方向Zへ並設している。この各分割板10,11のうち、底板1に対し上下方向Zで互いに隣接する最下分割板11を回動可能に支持するとともに、上枠2に対し上下方向Zで互いに隣接する最上分割板10を回動可能に支持している。この各支持側板5,6を上枠2に対し回動可能に支持するとともに底板1に対し支持している。前記周壁3において折畳み状態Qでは、各支持側板5,6を上枠2に対し回動させて上枠2の内側に折り畳んだ状態で、各折畳み側板7,8の各分割板10,11のうち、互いに隣接する上下両分割板10,11を連結部材12で折り曲げ、最下分割板11を底板1に対し回動させるとともに、最上分割板10を上枠2に対し回動させて、底板1上で各折畳み側板7,8の各分割板10,11を互いに上下方向Zへ重ねるとともに、この各折畳み側板7,8上で上枠2及び各支持側板5,6を上下方向Zへ重ねている。前記各折畳み側板7,8において、連結部材12は、高分子材料により成形され、高分子材料により成形された各支持側板5,6及び底板1及び上枠2並びに高分子材料により成形された各分割板10,11に対し分離して設けられ、互いに隣接する上下両分割板10,11のうち上側分割板10が連結される上側接続部15と下側分割板11が連結される下側接続部16との間で可撓性を有する折曲許容部17を備えている。
請求項1〜3の発明では、周壁3の各折畳み側板7,8において、折り畳む際の回動支持部構造を簡単にすることができる。また、分割板10,11についてはある程度の剛性を持たせるために適した材質を選択するとともに、連結部材12の折曲許容部17については折り曲げ易くするために適した材質を選択する際、それらの材質の選択を区別することにより、最適な材質の選択を容易に行うことができる。
請求項1または請求項2または請求項3の発明を前提とする請求項4の発明(第1〜7実施形態に対応)にかかる各折畳み側板7,8において、各分割板10,11を成形する高分子材料の材質と連結部材12の折曲許容部17を成形する高分子材料の材質とは互いに異なり、連結部材12の折曲許容部17は各分割板10,11よりも軟質の高分子材料により成形されている。請求項4の発明では、分割板10,11についてある程度の剛性を持たせた際にも連結部材12の折曲許容部17を折り曲げ易くすることができる。
請求項1から請求項4のうちいずれかの請求項の発明を前提とする請求項5の発明(第1〜7実施形態に対応)において、前記各折畳み側板7,8の各分割板10,11は、内部に複数の空域を有する高分子材料、例えば発泡系樹脂やプラスチックダンボールにより成形されている。請求項5の発明では、各折畳み側板7,8の各分割板10,11について強度を維持するとともに軽量化することができる。
次に、請求項以外の技術的思想について実施形態の図面の符号を援用して説明する。
請求項1から請求項5のうちいずれかの請求項の発明を前提とする第6の発明(第2〜5実施形態に対応)にかかる連結部材12において、折曲許容部17は、互いに隣接する上下両分割板10,11のうち上側分割板10と下側分割板11とを結ぶ線L上よりも内側に配置され、その線L上よりも外側に折曲許容空域21を設けている。第6の発明では、各折畳み側板7,8を内側へ折り畳む際、連結部材12の折曲許容部17を折り曲げ易くすることができる。
請求項3の発明を前提とする第7の発明(第1〜7実施形態に対応)では、周壁3の展開状態Pにおいて周方向で互いに隣接する折畳み側板7,8と支持側板5,6とのうち、一方には位置決め凸部18を設けるとともに、他方にはこの位置決め凸部18が嵌合される位置決め凹部19を設け、この位置決め凸部18と位置決め凹部19とは前記周壁3の折畳み状態Qで互いに分離される。第7の発明では、底板1と上枠2との間で保持された支持側板5,6に対し折畳み側板7,8を位置決めして周壁3の剛性を高めることができる。
本発明は、底板1の外周に設けた周壁3を展開状態Pと折畳み状態Qとにすることができる折畳み容器において、周壁3の各折畳み側板7,8で各分割板10,11を内側へ折り畳む際の構造を、連結部材12の折曲許容部17により折り曲げるだけの簡単な構造にするとともに、その分割板10,11及び連結部材12の折曲許容部17について最適な材質の選択を容易にして軽量化することができる。
まず、本発明の第1実施形態にかかる折畳み容器について図1(a)(b)、図2(a)(b)、図3(a)(b)、図4(a)(b)、図5(a)(b)及び図6(a)を参照して説明する。
図1(a)、図2(a)(b)及び図3(a)(b)に示す折畳み容器の展開状態Pにおいて、底板1と上枠2(固定部材)との間でそれらの外周に周壁3が設けられている。この底板1は、後記高分子材料により成形され、外周に前縁部1aと後縁部1bと左縁部1cと右縁部1dとを有している。この上枠2は、後記高分子材料により成形され、外周に前枠部2aと後枠部2bと左枠部2cと右枠部2dとを有している。この上枠2において、前枠部2aと後枠部2bと左枠部2cと右枠部2dとの間には底板1に対し上下方向Zで相対向する開口4が設けられている。
前記周壁3は、底板1の前縁部1aと上枠2の前枠部2aとの間に配設された前側支持側板5と、底板1の後縁部1bと上枠2の後枠部2bとの間に配設された後側支持側板6と、底板1の左縁部1cと上枠2の左枠部2cとの間に配設された左側折畳み側板7と、底板1の右縁部1dと上枠2の右枠部2dとの間に配設された右側折畳み側板8とからなる。この前側支持側板5と後側支持側板6とが前後方向Xで相対向するとともに、この左側折畳み側板7と右側折畳み側板8とが左右方向Yで相対向し、その各支持側板5,6と各折畳み側板7,8とが周方向へ交互に並設されている。
前記前後両支持側板5,6は、それぞれ、後記高分子材料により成形され、左縁部5c,6cと右縁部5d,6dと上縁部5e,6eと下縁部5f,6fとを有している。この前側支持側板5の上縁部5eは上枠2の前枠部2aに対し左右方向Yへ延びる支軸9により回動可能に支持されているとともに、この前側支持側板5の下縁部5fは底板1の前縁部1a上に載置されて支持されている。この後側支持側板6の上縁部6eは上枠2の後枠部2bに対し左右方向Yへ延びる支軸9により回動中心線9aを中心に回動可能に支持されているとともに、この後側支持側板6の下縁部6fは底板1の後縁部1b上に載置されて支持されている。
前記左右両折畳み側板7,8は、互いに分離して設けられた最上分割板としての上側分割板10と最下分割板としての下側分割板11とそれらの分割板10,11間の連結部材12とからなる。この上下両分割板10,11は、それぞれ、後記高分子材料により成形され、前縁部10a,11aと後縁部10b,11bと上縁部10e,11eと下縁部10f,11fとを有している。この左右両折畳み側板7,8の上側分割板10の上縁部10eは、上枠2の左右両枠部2c,2dに対し前後方向Xへ延びる支軸13により回動中心線13aを中心に回動可能に支持されている。この左右両折畳み側板7,8の下側分割板11の下縁部11fは、底板1の左右両縁部1c,1dに対し前後方向Xへ延びる支軸14により回動中心線14aを中心に回動可能に支持されている。
前記連結部材12は、後記高分子材料により成形され、図6(a)に示すように、溝部15aを有する上側接続部15と、溝部16aを有する下側接続部16と、それらの接続部15,16間で可撓性を有する薄板状の折曲許容部17とからなる。前記左右両折畳み側板7,8の上側分割板10の下縁部10fは、その前後方向Xの全体にわたり、この連結部材12の上側接続部15の溝部15aに嵌め込まれて接着材により接着されている。前記左右両折畳み側板7,8の下側分割板11の上縁部11eは、その前後方向Xの全体にわたり、この連結部材12の下側接続部16の溝部16aに嵌め込まれて接着材により接着されている。この左右両折畳み側板7,8の上下両分割板10,11の前後両縁部10a,10b,11a,11bは、前後両支持側板5,6の左右両縁部5c,5d,6c,6dに当てがわれている。図3(a)(b)に示すように、左右両折畳み側板7,8の上側分割板10の前後両縁部10a,10bには位置決め凸部18が設けられ、前後両支持側板5,6の左右両縁部5c,5d,6c,6dにはこの位置決め凸部18が嵌合される位置決め凹部19が設けられている。
前記底板1や上枠2や前後両支持側板5,6を成形する高分子材料の材質としては、ある程度の剛性を保つことができる各種樹脂を採用する。前記左右両折畳み側板7,8の各両分割板10,11を成形する高分子材料の材質としては、このような各種樹脂でもよいが、内部に複数の空域を有する軽量化樹脂、例えば発泡ウレタンや発泡スチロールや発泡オレフィン等の発泡系樹脂またはプラスチックダンボールなどを採用する。左右両折畳み側板7,8の連結部材12を成形する高分子材料の材質は、各分割板10,11を成形する高分子材料の材質と異なり、その連結部材12としては各分割板10,11よりも軟質のゴムや樹脂を採用する。
さて、図1(b)に示すように、前記折畳み容器の展開状態Pにおいて、前後両支持側板5,6を上枠2の前後両枠部2a,2bに対し支軸9を中心に回動させて上枠2の内側に折り畳むと、前後両支持側板5,6が上枠2の開口4内に嵌め込まれてその開口4を閉塞し、この前後両支持側板5,6の下縁部5f,6fが前後方向Xで相対向するとともに、この前後両支持側板5,6の左右両縁部5c,5d,6c,6dが上枠2の左右両枠部2c,2dに当てがわれる。
さらに、図4(a)に示すように、左右両折畳み側板7,8において、連結部材12の折曲許容部17を上枠2の内側に折り曲げ、上側分割板10を上枠2の左右両枠部2c,2dに対し支軸13を中心に回動させて上枠2の内側に折り畳むとともに、下側分割板11を底板1の左右両縁部1c,1dに対し支軸14を中心に回動させて底板1の内側に折り畳むと、図4(b)及び図5(a)(b)に示すように、折畳み容器が折畳み状態Qとなる。この折畳み状態Qでは、底板1上で左右両折畳み側板7,8の上下両分割板10,11が互いに折り畳まれて上下方向Zへ重ねられるとともに、この左右両折畳み側板7,8の上側分割板10上で上枠2及び前後両支持側板5,6が上下方向Zへ重ねられ、この底板1の各縁部1a,1b,1c,1d上に上枠2の各枠部2a,2b,2c,2dが重なってこの底板1と上枠2とで囲まれる室20に左右両折畳み側板7,8及び前後両支持側板5,6が収容される。
一方、このような折り畳み動作とは逆の展開動作を行えば、折畳み容器を折畳み状態Qから展開状態Pにすることができる。
図6(a)に示す第1実施形態において、前記連結部材12の折曲許容部17は、上側分割板10と下側分割板11とを結ぶ線L上に配置されている。図6(b)に示す第2実施形態、図6(c)に示す第3実施形態、図6(d)に示す第4実施形態及び図6(e)に示す第5実施形態においては、連結部材12の折曲許容部17を折り曲げ易くするため、折曲許容部17がこの線Lよりも内側に配置され、この線L上よりも外側に折曲許容空域21が設けられている。また、第3実施形態では、折曲許容部17を内側へ凸状に湾曲させて折り曲げ易くしている。さらに、第4実施形態及び第5実施形態では、連結部材12の上下両接続部15,16がピン22により固定されている。
図3(c)(d)に示す第6実施形態においては、前記左右両折畳み側板7,8で上下両分割板10,11の前後両縁部10a,10b,11a,11bの内外両側に補強金具23,24が取着され、内側の補強金具23には位置決め凹部19が設けられているとともに、前後両支持側板5,6の左右両縁部5c,5d,6c,6dにはこの位置決め凹部19に嵌合される位置決め凸部18が設けられている。
図7(a)(b)に示す第7実施形態においては、前記前後両支持側板5,6の上縁部5e,6eや、前記左右両折畳み側板7,8の上側分割板10の上縁部10eや、前記左右両折畳み側板7,8の下側分割板11の下縁部11fも、前記左右両折畳み側板7,8の上下両分割板10,11間の連結部材12と同様な連結部材25により、底板1や上枠2に対し折曲可能に支持されている。
本実施形態は下記の効果を有する。
* 周壁3の各折畳み側板7,8において、上下両分割板10,11間の連結部材12で折曲許容部17を折り曲げるだけの簡単な折畳み構造にすることができる。
* 周壁3の各折畳み側板7,8において、上下両分割板10,11と連結部材12とを互いに分離して設けたので、上下両分割板10,11の材質としてある程度の剛性を持たせるために適したものを選択することができるとともに、連結部材12の材質として折り曲げ易くするために適したものを選択することができる。
前記各実施形態以外にも下記のように構成してもよい。
・ 前記各実施形態において、上枠2の開口4を閉塞して蓋体とする。その場合には蓋体の外周縁部が上枠2に該当する。
・ 前記各実施形態において、上枠2を省略し、前後両支持側板5,6の下縁部5f,6fを底板1に対し回動可能に支持するとともに、その前後両支持側板5,6に対し左右両折畳み側板7,8の上下両分割板10,11を固定部材により連結する。
・ 前記各実施形態において、上枠2を省略するとともに、前後両支持側板5,6に代えて左右両折畳み側板7,8と同様な前後両折畳み側板7,8を設け、これらの折畳み側板7,8を周方向へ並設して互いに隣接する両折畳み側板7,8間を固定部材により連結する。
・ 前記各実施形態において、左右両折畳み側板7,8の連結部材12で、上下両接続部15,16の材質と折曲許容部17の材質とを互いに変えて成形する。その際、折曲許容部17を上下両接続部15,16よりも軟質の高分子材料により成形する。
・ 前記各実施形態において、左右両折畳み側板7,8で、最上分割板10と最下分割板11との間に一以上の分割板を連結部材12を介して上下方向Zへ並設する。
(a)は本実施形態にかかる折畳み容器において展開状態を示す斜視図であり、(b)は同じく折畳み途中状態を示す斜視図である。 (a)は図1(a)を側面側から見た縦断面図であり、(b)は図1(a)を正面側から見た縦断面図である。 (a)は図1(a)を平面側から見た横断面図であり、(b)は(a)の部分拡大図であり、(c)は(a)に相当する第6実施形態を示す横断面図であり、(d)は(c)の部分拡大図である。 (a)は本実施形態にかかる折畳み容器において折畳み途中状態を示す斜視図であり、(b)は同じく折畳み状態を示す斜視図である。 (a)は図4(b)を側面側から見た縦断面図であり、(b)は図4(b)を正面側から見た縦断面図である。 (a)は図2(a)の部分拡大断面図であり、(b)は(a)に相当する第2実施形態を示す部分拡大断面図であり、(c)は(a)に相当する第3実施形態を示す部分拡大断面図であり、(d)は(a)に相当する第4実施形態を示す部分拡大断面図であり、(e)は(a)に相当する第5実施形態を示す部分拡大断面図である。 (a)は図2(a)に相当する第7実施形態を示す縦断面図であり、(b)は図2(b)に相当する第7実施形態を示す縦断面図である。
符号の説明
1…底板、2…固定部材としての上枠、3…周壁、5,6…支持側板、7,8…折畳み側板、10,11…分割板、12…連結部材、15…上側接続部、16…下側接続部、17…折曲許容部、P…展開状態、Q…折畳み状態。

Claims (5)

  1. 底板の外周に設けた周壁において展開状態では、複数の側板を周方向へ並設してその並設状態を固定部材により保持し、この各側板のうち一部または全部の側板を構成する折畳み側板には互いに分離して設けた複数の分割板のうち上下方向で互いに隣接する上下両分割板を連結部材により互いにつないでこの各分割板を上下方向へ並設し、
    前記周壁において折畳み状態では、各折畳み側板の各分割板のうち、互いに隣接する上下両分割板を連結部材で折り曲げて、底板上で各折畳み側板の各分割板を互いに上下方向へ重ね、
    前記各折畳み側板において、連結部材は、高分子材料により成形され、高分子材料により成形された底板並びに高分子材料により成形された各分割板に対し分離して設けられ、互いに隣接する上下両分割板のうち上側分割板が連結される上側接続部と下側分割板が連結される下側接続部との間で可撓性を有する折曲許容部を備えている
    ことを特徴とする折畳み容器。
  2. 底板の外周に設けた周壁において展開状態では、複数の折畳み側板と複数の支持側板とを周方向へ交互に並設してその並設状態を固定部材により保持し、この各折畳み側板には互いに分離して設けた複数の分割板のうち上下方向で互いに隣接する上下両分割板を連結部材により互いにつないでこの各分割板を上下方向へ並設し、
    前記周壁において折畳み状態では、各折畳み側板の各分割板のうち、互いに隣接する上下両分割板を連結部材で折り曲げて、底板上で各折畳み側板の各分割板を互いに上下方向へ重ねるとともに、この各折畳み側板上で各支持側板を上下方向へ重ね、
    前記各折畳み側板において、連結部材は、高分子材料により成形され、高分子材料により成形された各支持側板及び底板並びに高分子材料により成形された各分割板に対し分離して設けられ、互いに隣接する上下両分割板のうち上側分割板が連結される上側接続部と下側分割板が連結される下側接続部との間で可撓性を有する折曲許容部を備えている
    ことを特徴とする折畳み容器。
  3. 底板と上枠との間でそれらの外周に設けた周壁において展開状態では、複数の折畳み側板と複数の支持側板とを周方向へ交互に並設し、この各折畳み側板には互いに分離して設けた複数の分割板のうち上下方向で互いに隣接する上下両分割板を連結部材により互いにつないでこの各分割板を上下方向へ並設し、この各分割板のうち、底板に対し上下方向で互いに隣接する最下分割板を回動可能に支持するとともに、上枠に対し上下方向で互いに隣接する最上分割板を回動可能に支持し、この各支持側板を上枠に対し回動可能に支持するとともに底板に対し支持し、
    前記周壁において折畳み状態では、各支持側板を上枠に対し回動させて上枠の内側に折り畳んだ状態で、各折畳み側板の各分割板のうち、互いに隣接する上下両分割板を連結部材で折り曲げ、最下分割板を底板に対し回動させるとともに、最上分割板を上枠に対し回動させて、底板上で各折畳み側板の各分割板を互いに上下方向へ重ねるとともに、この各折畳み側板上で上枠及び各支持側板を上下方向へ重ね、
    前記各折畳み側板において、連結部材は、高分子材料により成形され、高分子材料により成形された各支持側板及び底板及び上枠並びに高分子材料により成形された各分割板に対し分離して設けられ、互いに隣接する上下両分割板のうち上側分割板が連結される上側接続部と下側分割板が連結される下側接続部との間で可撓性を有する折曲許容部を備えている
    ことを特徴とする折畳み容器。
  4. 前記各折畳み側板において、各分割板を成形する高分子材料の材質と連結部材の折曲許容部を成形する高分子材料の材質とは互いに異なり、連結部材の折曲許容部は各分割板よりも軟質の高分子材料により成形されていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の折畳み容器。
  5. 前記各折畳み側板の各分割板は、内部に複数の空域を有する高分子材料により成形されていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかの請求項に記載の折畳み容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012062077A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Kawakami Sangyo Co Ltd 樹脂ヒンジ
JP2014172626A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Sekisui Plastics Co Ltd 折り畳み箱
JP2014193260A (ja) * 2013-02-28 2014-10-09 Shinten Kogyo Kk 簡易トイレ装置

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