JP2008154862A - コンパクト容器 - Google Patents

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Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Yoshida Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】飛散した化粧料粉が操作片周辺に付着堆積するのを防止することが可能で、容器本体の開放操作性を安定的に保証することができるとともに、操作片周辺に飛散してくる化粧料粉が外部に漏れ出すことを防止できるコンパクト容器を提供する。
【解決手段】容器本体2に設けられ、化粧料収納部Sを区画形成する壁部3と、容器本体に、壁部の外側に隣接させて設けられた凹所4と、容器本体にこれを開閉すべく設けられた蓋体5と、該蓋体に設けられた係合部6と、凹所内に、壁部に向かってスライド自在に設けられ、スライド移動されて係合部から係脱自在に離脱されるフックピース7と、該フックピースと壁部との間に設けられ、フックピース周辺に飛散する化粧料粉Pを凹所内へ案内する案内通路8と、容器本体に設けられ、凹所と連通されて、該凹所に進入した化粧料粉を溜める粉溜まり部9とを備えたことである。
【選択図】図3

Description

本発明は、飛散した化粧料粉が操作片周辺に付着堆積するのを防止することが可能で、容器本体の開放操作性を安定的に保証することができるとともに、操作片周辺に飛散してくる化粧料粉が外部に漏れ出すことを防止できるコンパクト容器に関する。
容器本体を蓋体によって開放するときのプッシュピースと爪片との係合解除操作をプッシュピースの押圧によって行うために、プッシュピースを前後スライド可能に配設した化粧料容器として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。
特許文献1では、容器本体と蓋体とをそれぞれの後方部において開閉自在に連結し、容器本体の前縁に凹所を形成するとともに、凹所に弾性部材により前方へ付勢されるプッシュピースを前後動可能に配設し、蓋体の前端縁に爪片を垂下形成して蓋体を閉じたときに爪片がプッシュピースと係合して閉止位置を占め、該閉止位置にてプッシュピースを内部後方へ押圧したときにプッシュピースと爪片との係合が解除するようにした化粧料容器が開示されている。
特開2002−177043号公報
しかしながら、かかる構造においては、容器本体に形成された凹所を構成する壁部とプッシュピースやフックピース等の操作片との間に、飛散した化粧料粉が堆積してしまい、操作片をスライドさせることができなくなるおそれがある。操作片をスライドさせることができないと、係合解除操作できず作動不良となり、蓋体によって容器本体を開放できなくなってしまうという問題点があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、飛散した化粧料粉が操作片周辺に付着堆積するのを防止することが可能で、容器本体の開放操作性を安定的に保証することができるとともに、操作片周辺に飛散してくる化粧料粉が外部に漏れ出すことを防止できるコンパクト容器を提供することを目的とする。
本発明にかかるコンパクト容器は、容器本体に設けられ、化粧料収納部を区画形成する壁部と、上記容器本体に、上記壁部の外側に隣接させて設けられた凹所と、上記容器本体にこれを開閉すべく設けられた蓋体と、該蓋体に設けられた係合部と、上記凹所内に、上記壁部に向かってスライド自在に設けられ、スライド移動されて上記係合部から係脱自在に離脱されるフックピースと、該フックピースと上記壁部との間に設けられ、該フックピース周辺に飛散する化粧料粉を上記凹所内へ案内する案内通路と、上記容器本体に設けられ、上記凹所と連通されて、該凹所に進入した化粧料粉を溜める粉溜まり部とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかるコンパクト容器にあっては、飛散した化粧料粉が操作片周辺に付着堆積するのを防止することが可能で、容器本体の開放操作性を安定的に保証することができるとともに、操作片周辺に飛散してくる化粧料粉が外部に漏れ出すことを防止できる。
以下に、本発明にかかるコンパクト容器の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかるコンパクト容器1は基本的には、図1〜図3に示すように、容器本体2に設けられ、化粧料収納部Sを区画形成する壁部3と、容器本体2に、壁部3の外側に隣接させて設けられた凹所4と、容器本体2にこれを開閉すべく設けられた蓋体5と、蓋体5に設けられた係合部6と、凹所4内に、壁部3に向かってスライド自在に設けられ、スライド移動されて係合部6から係脱自在に離脱されるフックピース7と、フックピース7と壁部3との間に設けられ、フックピース7周辺に飛散する化粧料粉Pを凹所4内へ案内する案内通路8と、容器本体2に設けられ、凹所4と連通されて、凹所4に進入した化粧料粉Pを溜める粉溜まり部9とから構成される。
容器本体2は、合成樹脂材で形成される。容器本体2には、底壁2aが形成されるとともに、底壁2aの周縁から上方向に前壁2b、後壁2c及び左右一対の側壁2dが起立されて、これにより容器本体2内部には、凹部10が形成される。凹部10には、合成樹脂製の皿枠11が納められる。皿枠11は、容器本体2の底壁2aに接着剤や超音波接着などで接着される底部11aと、その外周に設けられ、上部に庇部11bを有する周側部11cとから構成され、内部には化粧料粉Pが充填される。皿枠11の庇部11bを有する周側部11cによって、化粧料収納部Sを区画形成する壁部3が容器本体2に設けられる。
容器本体2の前壁2b周辺には、横方向および奥行き方向に適当な寸法の凹所4が形成される。凹所4は、容器本体2の前壁2bを貫通する開口を形成することにより、左右一対の開口端面4aと、容器本体2の底壁2aと、皿枠11の周側部11cとで、皿枠11の周側部11cの外側に隣接して箱抜き状に形成される。
容器本体2には、化粧料収納部Sを覆うように、蓋体5が開閉自在に設けられる。蓋体5には、内面に鏡12が接着により設けられる。蓋体5は、合成樹脂材で形成され、その後部に設けられたヒンジブロック14が、容器本体2後部に設けられたヒンジ片13に対し、ピン15を介して回動自在に連結されて、容器本体2に取り付けられる。
蓋体5には、その前端縁部から垂下して爪片16が形成されるとともに、この爪片16には、容器本体2後方へ向かって突出させて係合部6が形成される。
フックピース7は、合成樹脂材で形成され、後面が開放された箱形に形成される。フックピース7は、容器本体2に形成された凹所4とほぼ同一の幅寸法及び高さ寸法で形成され、奥行き寸法は、凹所4の奥行き寸法よりも短く形成される。これにより、凹所4には、隙間8bが形成される。フックピース7には、上面中央に上方向へ突出させてフック片17が設けられ、そのフック片17に、容器本体2前方へ向かって係合突起部18が突出形成される。係合突起部18が、蓋体5の爪片16の係合部6と係脱自在に係合されることによって、蓋体5が閉止位置を保持するように構成される。
凹所4の一対の開口端面4aには、それぞれ凹所4内方へ突出されてスライドガイド19が形成される。開口端面4aと向かい合うフックピース7の両側面7a外側には、フックピース7を前後動自在にスライドさせるために、スライドガイド19よりも前後方向に長く凹ませたスライド溝20が設けられる。フックピース7は、スライド溝20がスライドガイド19に嵌合されることにより、容器本体2にスライド自在に保持される。
フックピース7は、凹所4の奥行き寸法よりも短い奥行き寸法で形成されているため、フックピース7の前面7cが後方に向かって押圧操作されると、皿枠11の周壁部11cに向かって後方にスライド移動され、蓋体5の爪片16の係合部6からフックピース7が離脱される。
フックピース7は内部に、皿枠11の周側部11cへ向かって突出された突起部7bを有する。この突起部7bには、ゴム製チューブ21が装着される。ゴム製チューブ21の後端が、皿枠11の周側部11cに当接される。押圧により後方にスライド移動されたフックピース7は、押圧動作が解除されると、ゴム製チューブ21の弾性反発力により前方に押し戻される。
フックピース7と凹所4の間には、皿枠11の庇部11bの底面を、周側壁11c位置まで窪ませることにより、溝8aが形成される。溝8aは、フックピース7の後端までフックピース7の上面を窪ませることによって形成しても良い。案内通路8は、これら溝8aおよびフックピース7周辺と凹所4との間に形成された隙間8bを連通させることによって形成される。
粉溜まり部9は、案内通路8の下部に形成される。具体的には、粉溜まり部9は、容器本体2の底面2aを、プッシュピース7の下方から皿枠11の底部11a下方にかけて窪ませることで形成され、これにより凹所4と連通される。
本実施形態にかかるコンパクト容器1の作用について説明する。容器本体2を開放する際には、フックピース7の前面7cを手指などで、後方に向かって押圧操作する。この押圧操作により、フックピース7のスライド溝20を凹部4のスライドガイド19が案内し、フックピース7は後方にスライド移動する。このとき、ゴム製チューブ21は、圧縮変形する。フックピース7が後方へスライド移動すると、そのフック片17の係合突起部18も後方へと移動し、これによって係合突起部18は蓋体5の爪片16の係合部6から離脱して、それらの係合が解除される。フックピース7から手指を離せば、ゴム製チューブ21が弾性復原し、フックピース7は、スライド溝20がスライドガイド19によって案内されて、前方にスライド移動し、元の状態に復帰する。
コンパクト容器1を使用するに際しては、係合解除状態から蓋体5を押し上げて容器本体2を開放し、化粧料粉Pをパフなどに付着させて取りだす。この際、化粧料粉Pは、フックピース7周辺部に飛散する。
本実施形態にかかるコンパクト容器1では、フックピース7と庇部11bを有する皿枠11の周側壁11cとの間に、溝8aおよび隙間8bから成る案内通路8を形成したので、フック片17と庇部11bとの間を含むフックピース7周辺に飛散する化粧料粉Pを、案内通路8を介して凹所4内を通過させることができて、当該化粧料粉Pがフックピース7周辺に堆積するのを防ぐことができる。さらに、化粧料粉Pが案内通路8に連通させて設けた粉溜まり部9に落下することによって、化粧料粉Pが凹所4の底部に堆積するのを防止することができ、これらによって、押圧によるフックピース7のスライド動作が妨げられることはなく容器本体2の開放操作性を安定的に保証することができる。また、容器本体2の粉溜まり部9に化粧料粉Pを溜めることによって、フックピース7周辺に飛散し案内通路8を経過した化粧料粉Pが外部に漏れ出すことを防止することができる。
本発明にかかるコンパクト容器の好適な一実施形態を示す要部分解斜視図である。 図1に示したコンパクト容器の側断面図である。 図1に示したコンパクト容器の要部拡大側断面図である。
符号の説明
2 容器本体
3 壁部
4 凹所
5 蓋体
6 係合部
7 フックピース
8 案内通路
9 粉溜まり部
P 化粧料粉
S 化粧料収納部

Claims (1)

  1. 容器本体に設けられ、化粧料収納部を区画形成する壁部と、上記容器本体に、上記壁部の外側に隣接させて設けられた凹所と、上記容器本体にこれを開閉すべく設けられた蓋体と、該蓋体に設けられた係合部と、上記凹所内に、上記壁部に向かってスライド自在に設けられ、スライド移動されて上記係合部から係脱自在に離脱されるフックピースと、該フックピースと上記壁部との間に設けられ、該フックピース周辺に飛散する化粧料粉を上記凹所内へ案内する案内通路と、上記容器本体に設けられ、上記凹所と連通されて、該凹所に進入した化粧料粉を溜める粉溜まり部とを備えたことを特徴とするコンパクト容器。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0856743A (ja) * 1994-08-25 1996-03-05 Shiseido Co Ltd 化粧用コンパクト容器
JP2000125927A (ja) * 1998-10-29 2000-05-09 Kanebo Ltd 化粧料容器

Patent Citations (2)

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