JP2008153793A - 折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造及び折畳み式電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒンジ部及びその近傍において、ケーブルとヒンジ軸部や筐体等の他の構成部材との有害な干渉を防止する。
【解決手段】ケーブル17,18は、パッキン部材23の凸状部に形成された溝部の押圧面によって、例えば、フロントケース8の厚さ方向に沿った位置決めがなされ、溝部の両側の側壁面によって、フロントケース8の長さ方向に沿った位置決めがなされる。これによって、ケーブル17,18は、ダミーヒンジ軸部16の円筒状壁部との所定の離隔が確保されると共に、レシーバ側基板31の接続部位から、ヒンジ部5内を通過して、マイク側基板32の接続部位へ至るまでの所定の配置経路に沿って、配置される。
【選択図】図1

Description

この発明は、折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造及び折畳み式電子機器に係り、例えば、上部ユニットと下部ユニットとが、ヒンジ部を介して折畳可能なように相互に結合されて構成された折畳み式の携帯電話機において、ヒンジ部を経由して上部ユニットと下部ユニットとを接続するケーブルの位置決め構造、及び該構造を備えた折畳み式電子機器に関する。
従来より、折畳み式電子機器としての携帯電話機は、その筐体が一体型(ストレートタイプ)のもののほか、小型化のために、2つのユニットから構成して、両ユニットを互いに折畳可能なように結合した折畳式のものが普及している。
このような折畳み式携帯電話機は、上部ユニットと下部ユニットとが、折畳可能なようにヒンジ部で相互に結合されて構成されている。
上部ユニット及び下部ユニットを構成する上部筐体及び下部筐体は、それぞれ、例えば、合成樹脂成形品からなり、表面側を構成するフロントケースと、裏面側を構成するリアケースとを有し、組み合されたフロントケースとリアケースとが周縁部に形成されたリブによる嵌合によって、各種構成部品が内部に収納され、又は取り着けられた状態で、着脱自在に組み立てられてなっている。
図11に示すように、上部ユニットと下部ユニットとは、ヒンジ部101によって開閉自在に相互に結合されていると共に、2本のケーブル102,103を介して、電気的に接続されている。
すなわち、ケーブル102,103は、上部ユニットを構成するレシーバ側基板104の裏面と、下部ユニットを構成するマイク側基板105の裏面とに取り付けられて、上部配線基板104と下部配線基板105とが接続される。
ヒンジ部101は、その内部にケーブル102,103が通された状態で、軸受部に軸部材が嵌入されることによって、上部筐体と下部筐体とを回動軸の周りに回動可能なように結合させるように構成されている。
上部筐体のフロントケース106の下端部の中央部には、ヒンジ部101の軸受部を構成する円筒部が形成され、下端部の隅部には、図11乃至図13に示すように、枠状のケーブル挿通部107が形成され、さらに、ケーブル挿通部107の開口108を塞いで防水するためのパッキン部材109が配置されている(例えば、特許文献1等参照)。
携帯電話機の組立時には、上部筐体のフロントケース106の開口108から、一端がレシーバ側基板104に接続されたケーブル102,103を差し入れて、他端が下部筐体のフロントケース110に配置されたマイク側基板105に届くように配置する。
次に、パッキン部材109をケーブル挿通部107に嵌め込み、上記軸部材としてのダミーヒンジ軸部111を軸受部に嵌め込む。次に、ケーブル102,103の他端を下部ユニットの回路基板に接続する。
パッキン部材109は、フロントケース106の開口108の縁部に当接して、リアカバーと組み合わされて組み立てられた状態で、リアカバーによって押圧されて弾性変形して、シールがなされる。
なお、パッキン部材に代えて、ヒンジ部において、チューブ内にケーブルを通して、防水を行う技術も提案されている(例えば、特許文献2等参照)。
特開2002−319771号公報 特開2005−325849号公報
解決しようとする問題点は、上記従来技術では、ヒンジ部及びその近傍において、ケーブルの位置が定まらずに、他の構成部材との間での有害な干渉を引き起こしてしまうという点である。
すなわち、携帯電話機の組立て時に、図12に示すように、ダミーヒンジ軸部111を軸受部に嵌入しようとすると、例えば、ケーブル102,103を、ダミーヒンジ軸部111と筐体との間に挟み込んでしまう。
また、携帯電話機の使用時に、筐体を開閉しようとすると、図13に示すように、ケーブル102,103が筐体やダミーヒンジ軸部111と干渉して、ケーブル102,103の被覆が剥がれてしまう等の不具合が発生してしまう。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、ヒンジ部及びその近傍において、ケーブルとヒンジ軸部や筐体等の他の構成部材との有害な干渉を防止することができる折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造及び折畳み式電子機器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1のユニットと第2のユニットとが、ヒンジ部を介して互いに開閉自在に結合され、かつ、上記ヒンジ部を経由するケーブルによって電気的に接続されて構成されている折畳み式電子機器における上記ケーブルの位置決め構造に係り、上記ヒンジ部の内部で、上記ケーブルの不要な動きを規制し、上記ケーブルを所定の配置経路に沿って配置するための規制部材が配設されていることを特徴としている。
ここで、ケーブルは、狭義のケーブルのほか、可撓性印刷回路を含む広い概念を意味する。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造に係り、上記ヒンジ部は、その内部に上記ケーブルが通された状態で、上記第1のユニット及び上記第2のユニットの端部に形成された軸受部に、軸部材が嵌入されることによって、上記第1のユニットを構成する第1の枠体と、上記第2のユニットを構成する第2の枠体とを回動軸の周りに回動可能なように結合させるように構成され、上記第1の枠体には、上記ケーブルを挿通するためのケーブル挿通部が形成され、上記ケーブル挿通部の開口を塞ぐように防水用のパッキン部材が配置されていることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造に係り、上記規制部材は、上記パッキン部材と一体的に成形されていることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造に係り、上記規制部材は、上記ケーブルの所定の部位を押えて、上記ケーブル挿通部の内部又はその近傍に配置され、上記ケーブルが経由する中空部を有する上記軸部材との干渉を回避するために用いられることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項2、3又は4記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造に係り、上記パッキン部材に、上記ケーブルの不要な動きを規制するための溝部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造に係り、上記ケーブルが、上記溝部に通されることによって、上記第1の枠体の厚さ方向及び長さ方向に沿った上記ケーブルの不要な動きを規制して、上記ケーブルの位置決めがなされることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項1又は2記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造に係り、上記規制部材は、上記ケーブルに取着され、上記第1の枠体、上記パッキン部材、又は上記軸部材に当ることによって、上記ケーブルと上記軸部材との干渉を回避するための外装体を有してなることを特徴としている。
また、請求項8記載の発明に係る折畳み式電子機器は、請求項1乃至7のいずれか1に記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造を備えたことを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、請求項8記載の折畳み式電子機器に係り、レシーバ側基板を収納する上記第1のユニットと、マイク側基板を収納する第2のユニットとが、上記ヒンジ部を介して互いに開閉自在に結合されている携帯電話機からなり、上記ケーブルは、上記レシーバ側基板と上記マイク側基板とを電気的に接続すると共に、上記軸部材としてのダミーヒンジ側を通されていることを特徴としている。
この発明の構成によれば、規制部材が、ヒンジ部の内部で、ケーブルの不要な動きを規制し、ケーブルが所定の配置経路に沿って配置されるので、ヒンジ部及びその近傍において、ケーブルとヒンジ軸部や筐体等の他の構成部材との有害な干渉を防止することができる。
規制部材が、ヒンジ部の内部で、ケーブルの不要な動きを規制し、ケーブルが所定の配置経路に沿って配置されることによって、ヒンジ部及びその近傍において、ケーブルと、ヒンジ軸部や筐体等の他の構成部材との有害な干渉を防止するという目的を実現した。
図1は、この発明の第1の実施例である携帯電話機の構成を分解して示す分解斜視図であって、裏面側から見た図、図2は、同携帯電話機の構成を示す平面図、図3は、図2のA−A線に沿った断面図、図4は、同携帯電話機の上部筐体のフロントケースの構成を示す平面図、図5は、同携帯電話機のヒンジ部のパッキン部材の構成を示す正面図、図6は、同パッキン部材の構成を示す下面図、図7は、同パッキン部材の構成を示す側面図、また、図8は、同携帯電話機の組立方法を説明するための断面図である。
この例の携帯電話機1は、図1に示すように、折畳可能な筐体2を備えると共に、通話機能やデータ通信機能を有し、上部ユニット3と下部ユニット4とが、折畳可能なようにヒンジ部5で相互に結合されて構成されている。
上部ユニット3は、図1に示すように、扁平な上部筐体6に、例えば液晶表示装置からなる表示部や、通話時に受話音声を出力する受話部等が実装されて概略構成され、下部ユニット4は、扁平な下部筐体7に、CPU(中央処理装置)等からなる制御部や、ROM、RAM等の半導体メモリからなる記憶部、通話やデータ通信を行うための無線通信部、各種操作キー等からなる操作部、送話音声を入力する送話部、電池パックを有する電源部等が実装されて概略構成されている。
上部筐体6(下部筐体7)は、例えばABS樹脂等の合成樹脂成形品からなり、図1及び図2に示すように、それぞれ、内面側を構成するフロントケース8(9)と、外面側を構成するリアカバー11(12)とを有し、組み合されたフロントケース8(9)とリアカバー11(12)とが、リブにおける嵌合によって、又は雌ねじや雄ねじ等の固定具による締付けによって、各種構成部品が内部に収納され、又は取り着けられた状態で、組み立てられてなっている。
上部筐体6のフロントケース8の下端部の中央部には、図1乃至図4に示すように、ヒンジ部5の軸受部14を構成する円筒部15が形成され、下端部のダミーヒンジ軸部16の配置領域に対応する隅部には、ケーブル17,18を挿通するための枠状のケーブル挿通部21が形成され、さらに、ケーブル挿通部21の開口22を塞ぐように防水用のパッキン部材23が配置されている。
なお、図2において、パッキン部材23の下方のダミーヒンジ軸部16及びケーブル17,18と、ダミーヒンジ軸部16の下方のケーブル17,18とは、実線を用いて、透視状態で示している。
下部筐体7のフロントケース9の上端部の左右の両側部には、図1及び図2に示すように、それぞれ、ヒンジ部5の軸受部14を構成する半円筒部25、及び円筒部26が形成され、リアカバー12の上端部の左側部には、軸受部14を構成する半円筒部27が形成されている。
なお、フロントケース9の上端部のダミーヒンジ軸部16の配置領域に対応する部位には、ケーブル17,18を挿通するための例えば、切欠きを有するケーブル挿通部が形成されている。
上部ユニット3と下部ユニット4とは、図1及び図2に示すように、2本のケーブル17,18を介して、電気的に接続されている。すなわち、ケーブル17,18は、上部ユニット3を構成するレシーバ側基板31の裏面と、下部ユニット4を構成するマイク側基板32の裏面とに取り付けられて、レシーバ側基板31とマイク側基板32とが接続される。
上部筐体6と下部筐体7とは、図1及び図2に示すように、ヒンジ部5によって開閉自在に相互に結合されている。
すなわち、この例のヒンジ部5は、その内部にケーブル17,18が通された状態で、軸受部14に、軸部材が嵌入されることによって、上部筐体6と下部筐体7とを回動軸の周りに回動可能なように結合させるように構成されている。
軸受部14は、上部筐体6のフロントケース8の下端部の中央部に形成された円筒部15と、下部筐体7のフロントケース9の上端部の左右の両側部にそれぞれ形成された半円筒部25、及び円筒部26と、リアカバー12の上端部の左側部に形成された半円筒部27とを有してなっている。
上部筐体6と下部筐体7とが組み合された状態で、両円筒部15,26に軸部材としてのヒンジ軸部(不図示)が嵌入され、かつ、円筒部15及び半円筒部25とに、中空部を有するダミーヒンジ軸部16が嵌入されることによって、上部筐体6と下部筐体7とが結合されると共に、上記回動軸の周りに回動可能とされる。
ここで、円筒部15,26、ヒンジ軸部及びダミーヒンジ軸部16の軸心(中心軸)は、共に上記回動軸と共通とされている。
また、ダミーヒンジ軸部16は、中空部を有する部材からなり、所定の箇所が軸方向に沿って切り欠かれてスリット部33が形成されている。
ダミーヒンジ軸部16は、開口端側が内部側となるように、かつ、スリット部33が下部筐体7側を向くように、軸受部14に嵌入される。これによって、ケーブル17,18は、開口端34から中心軸近傍を経由してスリット部33へ至る配置経路に沿って、配置されることとなる。
フロントケース8の下端部のダミーヒンジ軸部16の配置領域に対応する隅部には、枠状のケーブル挿通部21が形成され、さらに、このケーブル挿通部21の開口22を塞いで防水するためのシリコンゴム等のゴム製のパッキン部材23が配置されている。
この例のパッキン部材23は、防水機能と共に、ケーブルの位置決め機能を有し、図5乃至図7に示すように、その表面(携帯電話機1の使用時には上側となる面)の周縁部がケーブル挿通部21の開口(裏面側)22の縁部に押し付けられる平板部35と、先端部でケーブル17,18の所定の部位を押える凸状部36とを有している。
凸状部36の先端部には、ケーブル17,18を配置経路に沿って案内する断面形状が略台形状の溝部37が形成されている。溝部37は、ケーブル17,18を押圧する押圧面38と、押圧面38に対して傾斜した側壁面39.39とを有している。
この例のケーブル位置決め構造は、ケーブル挿通部21の開口22を塞ぐように配置されたパッキン部材23を構成する凸状部36の先端部に、ケーブル17,18を配置経路に沿って案内し、ケーブル17,18を押圧する押圧面38と、押圧面38に対して傾斜した側壁面39.39とを有する溝部37が形成され、ケーブル17,18のフロントケース8の厚さ方向及び長さ方向に沿った不要な動き(変位)を規制するように構成されている。
すなわち、ケーブル17,18は、溝部37の押圧面38によって、例えば、フロントケース8の厚さ方向に沿った位置決めがなされ、溝部37の両側の側壁面39,39によって、厚さ方向に直交するフロントケース8の長さ方向に沿った位置決めがなされる。例えば、携帯電話機1の使用時には、ケーブル17,18は、押圧面38によって押し上げられる。
これによって、ケーブル17,18は、ダミーヒンジ軸部16の円筒状外壁部41及びフロントケース8との所定の離隔が確保されると共に、レシーバ側基板31の接続部位から、ヒンジ部5内を通過して、マイク側基板32の接続部位へ至るまでの所定の配置経路に沿って、配置される。
パッキン部材23は、その平板部35の表面の周縁部がフロントケース8の開口22の縁部に当接して、リアカバー11と組み合わされて組み立てられた状態で、平板部35の裏面がリアカバー11によって押圧されて弾性変形して、シールがなされる。
なお、下部筐体7のフロントケース9にも、その上端部のダミーヒンジ軸部16の配置領域に対応する部位には、ケーブル17,18を挿通するためのケーブル挿通部が形成されている。
次に、図1、図3及び図8を参照してこの例の携帯電話機1のケーブル位置決め構造の機能について説明する。
携帯電話機1を組み立てるには、まず、図1に示すように、上部筐体6のフロントケース8の開口22から、一端がレシーバ側基板31に接続されたケーブル17,18を、ケーブル挿通部21に差し入れて、ヒンジ部5の内部を通過させ、下部筐体7のフロントケース9に形成されたケーブル挿通部を通し、他端がフロントケース9に配置されたマイク側基板32に届くように配置する。
次に、図3に示すように、パッキン部材23を、ケーブル挿通部21に嵌め込み、このとき、ケーブル17,18が溝部37を通るようにする。
次に、ダミーヒンジ軸部16を、図3及び図8に示すように、開口端側が内部側となるように、かつ、スリット部33が下部筐体7側を向くように、軸受部14に嵌め込む。ここで、ケーブル17,18は、溝部17の押圧面38によって、例えば、フロントケース8の厚さ方向に沿った不要な動きを規制され、溝部37の両側の側壁面39,39によって、厚さ方向に直交するフロントケース8の長さ方向に沿った不要な動きを規制されて、位置決めがなされる。
これによって、ケーブル17,18と、ダミーヒンジ軸部16の円筒状壁部41及びフロントケース8との離隔(クリアランス)が確保され、ケーブル17,18は、ダミーヒンジ軸部16の中心軸近傍を経由し、スリット部33から引き出されるように配置される。
したがって、ダミーヒンジ軸部16が、ケーブル17,18を、フロントケース8やパッキン部材23との間で、挟み込んでしまうことがない。
次に、ケーブル17,18の他端を、下部ユニット7のマイク側基板32の接続部位に接続する。
次に、フロントケース8とリアカバー11、及びフロントケース9とリアカバー12を、それぞれ、組み合わせて、携帯電話機1を組み立てる。ここで、組み合されたフロントケース8(9)とリアカバー11(12)とが周縁部に形成されたリブによる嵌合によって、各種構成部品が内部に収納され、又は取り着けられた状態で、組み立てられる。
また、リアカバー11と組み合わされて組み立てられた状態で、パッキン部材23は、その平板部35の表面の周縁部がフロントケース8の開口22の縁部に当接して、平板部35の裏面がリアカバー11によって押圧されて弾性変形して、シールがなされる。
また、携帯電話機1の使用時に、筐体2を開閉しようとすると、図3に示すように、ケーブル17,18は、溝部17の押圧面38によって、例えば、フロントケース8の厚さ方向に沿った不要な動きを規制され、溝部37の両側の側壁面39,39によって、厚さ方向に直交するフロントケース8の長さ方向に沿った不要な動きを規制されて、位置決めがなされているので、フロントケース8及びダミーヒンジ軸部16の円筒状壁部41からの所定の離隔が確保され、例えば、フロントケース8と干渉して、ケーブル17,18の被覆が剥がれてしまうような不具合が回避される。なお、ケーブル17,18と、パッキン部材23とが干渉しても、ケーブル17,18の被覆剥がれが生じることはない。
このように、この例の構成によれば、ケーブル17,18は、パッキン部材23の凸状部36に形成された溝部37の押圧面38によって、例えば、フロントケース8の厚さ方向に沿った位置決めが正確になされ、溝部37の両側の側壁面39,39によって、厚さ方向に直交するフロントケース8の長さ方向に沿った位置決めが正確になされるので、ヒンジ部5及びその近傍において、ケーブル17,18とダミーヒンジ軸部16や筐体2等の他の構成部材との有害な干渉を防止することができる。
これによって、ケーブル17,18は、ダミーヒンジ軸部16の円筒状壁部41及びフロントケース8と所定の離隔が確保され、ダミーヒンジ軸部16の中心軸近傍を経由して配置されると共に、レシーバ側基板31の接続部位から、ヒンジ部5内を通過して、マイク側基板32の接続部位へ至るまでの所定の配置経路に沿って、配置される。
したがって、携帯電話機1の組立て時に、ダミーヒンジ軸部16を軸受部14に嵌入しようとすると、例えば、ケーブル17,18を、ダミーヒンジ軸部16と筐体2との間に挟み込んでしまったり、携帯電話機1の使用時に、筐体2を開閉しようとすると、ケーブル17,18が筐体2やダミーヒンジ軸部16と干渉して、ケーブル17,18の被覆が剥がれてしまう等の不具合の発生を防止することができる。
このように、携帯電話機1の組立て性や、筐体2の開閉操作性を向上させることができると共に、使用中のケーブル17,18の損傷や断線等の不具合の発生を防止することができる。
また、パッキン部材23にケーブルの位置決め機能を兼ねさせたので、構成部品を増やすことなく、かつ、簡易な構成で、正確にケーブルの位置決めを行うことができる。
図9は、この発明の第2の実施例である携帯電話機の構成を示す平面図、また、図10は、図9のB−B線に沿った断面図である。
この例が上述した第1の実施例と大きく異なるところは、パッキン部材の凸状部を廃し、ケーブルにその不要な動きを規制するための中空部材を被覆させた点である。
これ以外の構成は、上述した第1の実施例の構成と略同一であるので、第1の実施例と同一の構成要素については、図9及び図10において、図2及び図3で用いた符号と同一の符号を用いて、その説明を簡略にする。
上部筐体6と下部筐体7とは、図1及び図2に示すように、ヒンジ部51によって開閉自在に相互に結合されている。
すなわち、この例のヒンジ部51は、その内部にケーブル17,18が通された状態で、軸受部14に、軸部材が嵌入されることによって、上部筐体6と下部筐体7とを回動軸の周りに回動可能なように結合させるように構成されている。
また、ダミーヒンジ軸部16は、中空部を有する部材からなり、所定の箇所が軸方向に沿って切り欠かれてスリット部33が形成されている。
ダミーヒンジ軸部16は、開口端側が内部側となるように、かつ、スリット部33が下部筐体7側を向くように、軸受部14に嵌入される。これによって、ケーブル17,18は、開口端34から中心軸近傍を経由してスリット部33へ至る配置経路に沿って、配置されることとなる。
フロントケース8の下端部のダミーヒンジ軸部16の配置領域に対応する隅部には、枠状のケーブル挿通部21が形成され、さらに、このケーブル挿通部21の開口22を塞いで防水するための略平板状のパッキン部材52が配置されている。
この例のケーブル位置決め構造は、ケーブル17,18のヒンジ部51内における所定の部位に、中空部材53が嵌め込まれ、中空部材53が、パッキン部材52等に突き当たることによって、ケーブル17,18の例えばフロントケース8の厚さ方向に沿った不要な動きを規制するように構成されている。
すなわち、ケーブル17,18は、中空部材53が、パッキン部材52等に突き当たることによって、フロントケース8の厚さ方向に沿った位置決めがなされ、ダミーヒンジ軸部16の円筒状外壁部41との所定の離隔が確保され、円筒状外壁部41に直接当ることがない。ケーブル17,18は、レシーバ側基板31の接続部位から、ヒンジ部5内を通過して、マイク側基板32の接続部位へ至るまでの所定の配置経路に沿って、配置される。
この例の構成によれば、ケーブル17,18は、ケーブル17,18のヒンジ部51内における所定の部位に、中空部材53が嵌め込まれ、中空部材53が、パッキン部材52等に突き当たることによって、ケーブル17,18の例えばフロントケース8の厚さ方向に沿った不要な動きを規制して位置決めがなされるので、ヒンジ部51及びその近傍において、ケーブル17,18とダミーヒンジ軸部16や筐体2等の他の構成部材との有害な干渉を防止することができる。
これによって、ケーブル17,18は、ダミーヒンジ軸部16の円筒状壁部41と所定の離隔が確保され、ダミーヒンジ軸部16の中心軸近傍を経由して配置されると共に、レシーバ側基板31の接続部位から、ヒンジ部51内を通過して、マイク側基板32の接続部位へ至るまでの所定の配置経路に沿って、配置される。
したがって、携帯電話機の組立て時に、ダミーヒンジ軸部16を軸受部14に嵌入しようとすると、例えば、ケーブル17,18を、ダミーヒンジ軸部16と筐体2との間に挟み込んでしまったり、携帯電話機の使用時に、筐体2を開閉しようとすると、ケーブル17,18が筐体2と干渉して、ケーブル17,18の被覆が剥がれてしまう等の不具合の発生を防止することができる。
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、パッキン部材の材料として、シリコンゴムを用いる場合について述べたが、シリコンゴムに限らず、耐候性を有するゴムとして、フッ素ゴム、多硫化ゴム等から選択して用いても良い。また、筐体は、金属製でも良いし、樹脂製としても良いし、複合筐体としても良い。
また、パッキン部材によって、防水を行う場合について述べたが、これに限らず、少なくとも防塵機能を備えさせるようにしても良い。
また、パッキン部材の凸状部に設けた溝部は、単一と限らず、ケーブルの本数に合わせて、別々に複数形成しても良い。また、溝部の断面形状は、略台形と限らず、例えば、略円形や、略半円形でも良い。また、溝部を、曲線状に形成するようにしても良い。
また、パッキン部材の凸状部の先端部に、溝部に代えて、例えば、一対の突起部を形成して、突起部間にケーブルを通すようにしても良い。また、凸状部の先端部に挿入孔を形成して、この挿入孔にケーブルを通すようにしても良い。
また、規制部材として、パッキン部材に兼ねさせずに、専用の規制部材を用いても良いし、筐体と一体化させて規制部材を成形しても良い。
また、第2の実施例で、中空部材は、ケーブルの所定の部位に固定しても良いし、変位可能としても良い。中空部材を、ケーブルに対して変位可能とすることで、ケーブルの配置経路の調節が可能となる。
また、中空部材に、パッキン部材に嵌合して、パッキン部材に対して位置決めするための嵌合部を形成するようにしても良い。この場合、ケーブルは中空部材を変位可能なように遊嵌状態としておいても良い。
接続配線として、狭義のケーブルのほか、FPC(Flexible Printed Circuit)等の可撓性印刷回路の位置決めに適用できる。また、携帯型電子機器としては、携帯電話機のほか、データ通信機能を有するPHS端末や、PDA、携帯型のコンピュータを用いる場合に適用できる。
この発明の第1の実施例である携帯電話機の構成を分解して示す分解斜視図であって、裏面側から見た図である。 同携帯電話機の構成を示す平面図である。 図2のA−A線に沿った断面図である。 同携帯電話機の上部筐体のフロントケースの構成を示す平面図である。 同携帯電話機のヒンジ部のパッキン部材の構成を示す正面図である。 同パッキン部材の構成を示す下面図である。 同パッキン部材の構成を示す側面図である。 同携帯電話機の組立方法を説明するための断面図である。 この発明の第2の実施例である携帯電話機の構成を示す平面図である。 図9のB−B線に沿った断面図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図であって、図11のC−C線に沿った断面図である。 従来技術を説明するための説明図である。
符号の説明
1 携帯電話機(折畳み式電子機器)
2 筐体
3 上部ユニット(第1のユニット)
4 下部ユニット(第2のユニット)
5,51 ヒンジ部
7,76 上部筐体
8 フロントケース(第1の枠体)
9 フロントケース(第2の枠体)
14 軸受部
16 ダミーヒンジ軸部(軸部材、ダミーヒンジ)
17,18 ケーブル
21 ケーブル挿通部
22 開口
23 パッキン部材(規制部材)
31 レシーバ側基板
32 マイク側基板
37 溝部
52 パッキン部材
53 中空部材(規制部材、外装体)

Claims (9)

  1. 第1のユニットと第2のユニットとが、ヒンジ部を介して互いに開閉自在に結合され、かつ、前記ヒンジ部を経由するケーブルによって電気的に接続されて構成されている折畳み式電子機器における前記ケーブルの位置決め構造であって、
    前記ヒンジ部の内部で、前記ケーブルの不要な動きを規制し、前記ケーブルを所定の配置経路に沿って配置するための規制部材が配設されている
    ことを特徴とする折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造。
  2. 前記ヒンジ部は、その内部に前記ケーブルが通された状態で、前記第1のユニット及び前記第2のユニットの端部に形成された軸受部に、軸部材が嵌入されることによって、前記第1のユニットを構成する第1の枠体と、前記第2のユニットを構成する第2の枠体とを回動軸の周りに回動可能なように結合させるように構成され、
    前記第1の枠体には、前記ケーブルを挿通するためのケーブル挿通部が形成され、前記ケーブル挿通部の開口を塞ぐように防水用のパッキン部材が配置されていることを特徴とする請求項1記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造。
  3. 前記規制部材は、前記パッキン部材と一体的に成形されていることを特徴とする請求項2記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造。
  4. 前記規制部材は、前記ケーブルの所定の部位を押えて、前記ケーブル挿通部の内部又はその近傍に配置され、前記ケーブルが経由する中空部を有する前記軸部材との干渉を回避するために用いられることを特徴とする請求項2又は3記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造。
  5. 前記パッキン部材に、前記ケーブルの不要な動きを規制するための溝部が形成されていることを特徴とする請求項2、3又は4記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造。
  6. 前記ケーブルが、前記溝部に通されることによって、前記第1の枠体の厚さ方向及び長さ方向に沿った前記ケーブルの不要な動きを規制して、前記ケーブルの位置決めがなされることを特徴とする請求項5記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造。
  7. 前記規制部材は、前記ケーブルに取着され、前記第1の枠体、前記パッキン部材、又は前記軸部材に当ることによって、前記ケーブルと前記軸部材との干渉を回避するための外装体を有してなることを特徴とする請求項1又は2記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載の折畳み式電子機器におけるケーブル位置決め構造を備えたことを特徴とする折畳み式電子機器。
  9. レシーバ側基板を収納する前記第1のユニットと、マイク側基板を収納する第2のユニットとが、前記ヒンジ部を介して互いに開閉自在に結合されている携帯電話機からなり、前記ケーブルは、前記レシーバ側基板と前記マイク側基板とを電気的に接続すると共に、前記軸部材としてのダミーヒンジ側を通されていることを特徴とする請求項8記載の折畳み式電子機器。



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