JP2008152956A - 蓄電装置および自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全プラグを備え、小さな空間に配置することができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置1は、電池モジュール6と、電池モジュール6を外部の機器と接続するための電気補機3とを備える。電池モジュール6に冷却空気を供給するための給気ダクト12と、冷却空気を排気するための排気ダクト13とを備える。電気補機3は、電池モジュール6からの電気の供給を遮断するための安全プラグ160を含む。給気ダクト12および排気ダクト13は、電池モジュール6を挟むように配置されている。給気ダクト12は電気補機3が配置されている側に向かって延びるように形成されている。安全プラグ160は、電気補機3の表面のうち給気ダクト12が配置されている側と反対側に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電装置およびこれを備える自動車に関する。
近年、電動機を駆動源として用いる電気自動車や、電動機とエンジンなどのその他の駆動源とを組み合わせたいわゆるハイブリッド電気自動車が実用化されている。このような自動車においては、電動機にエネルギである電気を供給するための蓄電機器が搭載される。蓄電機器としては、たとえば、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池、またはリチウムイオン電池などに代表される繰り返し充放電が可能な二次電池やキャパシタなどが用いられる。蓄電機器は、ケースに収容されて蓄電装置として車体に搭載される。
特開2003−346759号公報においては、電池としてのモジュール集合体と、端子、メインバッテリケーブル、バッテリプラグ用ケーブルおよびハーネスと向かうように設けられ、厚み方向に変形して衝撃を吸収する緩衝部とを備える電池システムが開示されている。
特開2006−62548号公報においては、ラゲージルームまたはリアシートの下に搭載されるバッテリアッシィが開示されている。このバッテリアッシィにおいては、車両側方から見て、ほぼ平行四辺形の形状を有するバッテリカバーおよびロアケースからなる筐体に、ほぼ長方形の形状を有するバッテリパックが斜めに傾斜させて収納されている。このバッテリアッシィにおいては、高さ方向の寸法を抑えつつ、搭載性が良好になると開示されている。
特開2003−346759号公報 特開2006−62548号公報
蓄電装置は、蓄電装置自体の点検または修理や、蓄電装置に接続される電気回路の点検または修理などを行なうために、蓄電機器から電気が供給されない状態にできることが好ましい。または、蓄電機器は、電気を供給する状態と電気を遮断する状態とを容易に変更できることが好ましい。
蓄電装置には、安全プラグを備えるものがある。安全プラグは、このような電気の遮断と電気の供給との変更を容易に行なうことができる。蓄電装置は、たとえば、安全プラグを押込むことによって電気の供給状態となり、安全プラグを引抜くことによって電気の遮断状態になる。作業者は、たとえば、蓄電装置に接続されている電気回路の点検を行なう時に、安全プラグを引抜くことにより安全な作業を行なうことができる。
蓄電装置は、たとえば、蓄電機器としての電池モジュールと、電池モジュールからの電気を外部の電気機器と接続するための電気補機とを備える。安全プラグは、この電気補機に配置されている。
安全プラグは、容易に引抜きや押込みなどの操作が行ないやすいように、蓄電装置の表面から外側に向かって突出して配置される。このため、蓄電装置においては、安全プラグが配置される側の寸法が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、電気の供給を遮断するための遮断装置を備え、小さな空間に配置することができる蓄電装置およびこれを備える自動車を提供することを目的とする。
本発明の蓄電装置は、電気を蓄えるための蓄電機器を備える。上記蓄電機器と並んで配置され、上記蓄電機器を外部の機器と接続するための電気補機を備える。上記蓄電機器に冷却空気を供給するための給気管を備える。上記蓄電機器からの上記冷却空気を排気するための排気管を備える。上記電気補機は、上記蓄電機器からの電気の供給を遮断するための遮断装置を含む。上記給気管および上記排気管は、上記蓄電機器と上記電気補機とが並ぶ方向とほぼ平行に延びるように形成されている。上記給気管および上記排気管は、上記蓄電機器を挟むように配置されている。上記給気管および上記排気管のうち、一方の管は上記電気補機が配置されている側に向かって延びるように形成されている。上記遮断装置は、上記電気補機の表面のうち上記一方の管が配置されている側と反対側に配置されている。
上記発明において好ましくは、上記給気管および上記排気管のうち、他方の管は上記電気補機が配置されている側と反対側に向かって延びるように形成されている。
本発明の自動車は、上述の蓄電装置を備える。
上記発明において好ましくは、一の列の座席と、上記一の列の座席の後側に配置されている他の列の座席とを備える。上記蓄電装置は、車体の幅方向のほぼ中央に配置されている。上記蓄電機器と上記電気補機とは、上記車体の前後方向に並んで配置されている。上記排気管は、上記他の列の座席の下側の空間に上記冷却空気を排気するように形成されている。
上記発明において好ましくは、一の列の座席と、上記一の列の座席の後側に配置されている他の列の座席とを備える。上記給気管は、上記一の列の座席の下側、または上記一の列の座席と上記他の列の座席との間の空間の空気を吸い込むように形成されている。
上記発明において好ましくは、一の列に配置されている複数の座席を備える。上記給気管は、上記一の列の座席同士の間の空間の空気を吸い込むように形成されている。
本発明によれば、電気の供給を遮断するための遮断装置を備え、小さな空間に配置することができる蓄電装置およびこれを備える自動車を提供することができる。
(実施の形態1)
図1から図4を参照して、実施の形態1における蓄電装置について説明する。本実施の形態における蓄電装置は、自動車に搭載される蓄電装置である。
蓄電装置は、二次電池やキャパシタ等の蓄電機器を備える。蓄電機器は、ケースに収容されて自動車に搭載される。本発明においては、ケースに収容された蓄電機器と、蓄電機器を外部の機器と接続するための電気補機と、蓄電機器を冷却する空気を通す管路とを含む装置を蓄電装置という。蓄電装置には、その他の構成部品が含まれていても構わない。その他の構成部品としては、たとえば、電圧を変換する電気機器などが含まれる。
図1は、本実施の形態における蓄電装置の概略斜視図である。本実施の形態における蓄電装置1は、矢印300に示す長手方向を有する。蓄電装置1は、ケースとしての蓄電池ケース11を備える。蓄電池ケース11は箱型に形成されている。蓄電装置1は、蓄電機器としての電池モジュール6を備える。電池モジュール6は、蓄電池ケース11の内部に配置されている。本実施の形態における電池モジュール6は、直方体状に形成されている。
電池モジュール6は、複数の電池セル7を含む。本実施の形態におけるそれぞれの電池セル7は、直方体状に形成されている。複数の電池セル7は、矢印300に示す長手方向に並んで配置されている。
蓄電装置1は、電池モジュール6を外部の電気回路と電気的に接続するための電気補機3を備える。電気補機3は、電池モジュール6の外側に配置されている。電気補機3と電池モジュール6とは、矢印300に示す長手方向に並んで配置されている。
電気補機3は機器収容ケース3aを含む。本実施の形態においては、機器収容ケース3aは、直方体状に形成されている。電気補機3の電気部品は、機器収容ケース3aの内部に配置されている。電気補機3の電気部品は、たとえば、後述するリレーやヒューズなどを含む。
本実施の形態における電気補機3は、電池モジュール6からの電気の供給を遮断するための遮断装置として、安全プラグ160を備える。本実施の形態における安全プラグ160は、機器収容ケース3aから露出するように配置されている。安全プラグ160は、機器収容ケース3aの表面のうち、車両の外側に向かう表面に配置されている。
本実施の形態における蓄電装置1は、電池モジュール6に冷却空気を供給するための給気管としての給気ダクト12を備える。蓄電装置は、電池モジュール6からの冷却空気を排気するための排気管としての排気ダクト13を備える。本実施の形態における蓄電装置は、図示しない送風機を備える。送風機を駆動することにより、給気ダクト12に空気が供給される。
図2に、本実施の形態における蓄電装置の概略平面図を示す。図1および図2を参照して、本実施の形態における給気ダクト12および排気ダクト13は、電池モジュール6を挟むように配置されている。電池モジュール6は、給気ダクト12と排気ダクト13とに挟まれている。給気ダクト12および排気ダクト13は、矢印300に示す蓄電装置の長手方向に沿って延びるように配置されている。
本実施の形態における給気ダクト12および排気ダクト13は、電池モジュール6の側面に配置されている。給気ダクト12は、電池モジュール6のそれぞれの電池セル7同士の間に、冷却空気を供給するように形成されている。排気ダクト13は、電池モジュール6のそれぞれの電池セル同士の間から冷却空気が取り込まれるように形成されている。
電気補機3は、矢印300に示す蓄電装置1の長手方向の端部に配置されている。給気ダクト12は、電池モジュール6の側方から電気補機3が配置されている側に向かって延びるように形成されている。電気補機3の側方には、給気ダクト12が配置されている。排気ダクト13は、電気補機3が配置されている側と反対側に向かって延びるように形成されている。電気補機3の側方には、排気ダクト13は配置されていない。
安全プラグ160は、電気補機3の表面のうち、給気ダクト12が配置されている側と反対側に配置されている。すなわち、安全プラグ160は、排気ダクト13が配置されている側の電気補機3の表面に配置されている。安全プラグ160は、排気ダクト13を電池モジュール6の側方に配置することにより生じる電気補機3の側方の空いた空間に配置されている。安全プラグ160は、排気ダクト13の終端部の側方に配置されている。
図3に、本実施の形態における電池モジュールおよび電気補機の回路を説明する模式図を示す。本実施の形態における電気補機3は、ヒューズ161、安全プラグ160およびシステムメインリレーSMR1,SMR2を含む。
電池モジュール6は、複数の電池セルC1が直列に接続されて構成されている。直列接続された電池セルC1のうち、互いに隣り合う電池セルCm,Cn同士の間にヒューズ161と安全プラグ160とが電気的に接続されている。ヒューズ161の一方端は、電池セルCmの負極に接続されている。ヒューズ161の他方端と電池セルCnの正極との間には、安全プラグ160が接続されている。
安全プラグ160を電気補機3に取り付けた場合には、端子T1,T2の間が安全プラグ160によって電気的に接続される。これにより電池モジュール6の内部の複数の電池セルC1は直列に接続され、ケーブル210に電気が出力される。安全プラグ160を取外した場合には端子T1,T2の間は電気的に非接続となる。電池モジュール6に接続されるケーブル210には電気は出力されない。
システムメインリレーSMR1は、電池モジュール6の正極端子とケーブル210の電気経路の途中に配置されている。システムメインリレーSMR2は、電池モジュール6の負極端子とケーブル210の電気経路の途中に配置されている。パワースイッチ(メインスイッチ)162のオン時には、リレー制御回路163によってシステムメインリレーSMR1,SMR2がオンの状態になる。これにより電池モジュール6とケーブル210とが接続される。一方で、パワースイッチ162のオフ時には、リレー制御回路163によってシステムメインリレーSMR1,SMR2がオフの状態になる。これにより電池モジュール6からケーブル210への出力経路が遮断される。
パワースイッチ162は車室内に設けられ、たとえば運転者によって操作される。本実施の形態においては、電池モジュール6の出力経路を乗員の手動操作によって遮断可能な装置として、パワースイッチ162の他に安全プラグ160が車室内に配置されている。仮に車両の異常時において、リレー制御回路163の故障のためにパワースイッチ162の操作では電池モジュール6の出力経路を遮断できない状態が生じたとしても、乗員は安全プラグ160を引抜くことで電池モジュール6の出力経路を容易に遮断できる。
図1および図2を参照して、図示しない送風機が駆動することにより、蓄電装置1の内部に冷却空気が送風される。本実施の形態における蓄電装置は、平面視したときに、冷却空気がほぼZの字型に流れる。すなわち、本実施の形態における蓄電装置は、Z流しで蓄電機器を冷却する。
冷却空気は、矢印302に示すように、給気ダクト12から侵入する。給気ダクト12に侵入した空気は、矢印303に示すように、電池モジュール6に送られる。冷却空気は、それぞれの電池セル7同士の間の空間に侵入する。冷却空気が、それぞれの電池セル7同士の間の空間を通ることにより、電池セル7が冷却される。電池セル7を冷却した空気は、矢印304に示すように排気ダクト13に流入する。排気ダクト13に流入した空気は、矢印305に示すように蓄電装置から排出される。
本実施の形態における安全プラグ160は、電気補機3の表面のうち、給気ダクト12が配置されている側と反対側の表面に配置されている。排気ダクト13は、この構成を採用することにより、安全プラグが表面から突出することを回避でき、小さな空間に蓄電装置を配置することができる。
図4に、比較例としての蓄電装置の概略平面図を示す。比較例の蓄電装置においては、安全プラグの位置が本実施の形態における蓄電装置と異なる。
比較例の蓄電装置においては、安全プラグ160は、電気補機3の表面のうち、矢印300に示す長手方向の端面に配置されている。安全プラグ160は、電気補機3の表面から長手方向に向かって突出するように配置されている。このため、比較例の蓄電装置においては、矢印300に示す長さが長くなってしまう。たとえば、比較例としての蓄電装置においては、給気ダクト12および排気ダクト13を短いものにしても、蓄電装置の長手方向に安全プラグ160が突出しているために、長手方向の長さが長くなってしまう。
また、安全プラグを操作する作業を行なうときには、たとえば、安全プラグ160を引抜いたり、または、安全プラグ160を傾けたりする必要がある。このため、安全プラグ160の正面には、安全プラグ160を動かすための空間が必要になる。比較例の蓄電装置においても、安全プラグ160を操作するための空間が必要であり、蓄電装置を配置する空間の長手方向の長さはさらに長くなってしまう。
図1および図2を参照して、本実施の形態においては、安全プラグ160が電気補機3の表面のうち、給気ダクト12が配置されている側と反対側の排気ダクト13の側方の空間に配置されているため、蓄電装置の長手方向の長さを短くすることができる。また、安全プラグ160を操作するための空間を幅方向に配置することができ、蓄電装置の長手方向の長さを短くすることができる。
本実施の形態においては、給気ダクト12が、電気補機3の配置されている側に向かって延びるように形成されているが、この形態に限られず、たとえば、排気ダクト13が電気補機3が配置されている側に向かって延びるように形成され、給気ダクト12が電気補機3が配置されている側と反対側に向かって延びるように形成されていても構わない。この場合には、安全プラグが電気補機の表面のうち排気ダクトが配置されている側と反対側に配置されていても構わない。
本実施の形態においては、蓄電機器として、電池モジュールを例に取上げて説明したが、この形態に限られず、蓄電機器は、電池を溜めることができるように形成されていれば構わない。たとえば、蓄電機器は、キャパシタを含んでいても構わない。
本実施の形態における遮断装置としての安全プラグは、直列に接続される電池セル同士の間の電気的な接続を遮断可能に形成されているが、遮断装置はこの形態に限られず、遮断装置を操作することにより蓄電機器の電気の供給を遮断可能に形成されていれば構わない。
(実施の形態2)
図5から図7を参照して、実施の形態2における自動車について説明する。本実施の形態における自動車は、実施の形態1における蓄電装置を備える。
図5は、本実施の形態における自動車の一の概略断面図である。本実施の形態における自動車は、いわゆるセダンタイプの自動車である。矢印301は、車体の前側を示す。本実施の形態における自動車は、ボディ37を備える。
本実施の形態における自動車は、前輪42および後輪47を備える。本実施の形態における自動車は、一の列の座席としての前座席43a,43bを有する。前座席43aは、運転席である。前座席43bは、助手席である。本実施の形態における自動車は、他の列の座席としての後座席44を備える。後座席44は、前座席43a,43bの後側に配置されている。後座席44は、複数の座席のうち最も車体の後側に配置された座席である。自動車は、前座席43aの前側に配置されたハンドル45を備える。
本実施の形態における自動車は、蓄電装置1を備える。本実施の形態における蓄電装置1は、車体の幅方向のほぼ中央に配置されている。蓄電装置1は、矢印300に示す長手方向が、車体の前後方向とほぼ平行になるように配置されている。電池モジュール6と電気補機3とは、車体の前後方向に並んで配置されている。すなわち、蓄電装置1の幅方向と車体の幅方向とがほぼ平行になっている。
本実施の形態における蓄電装置1は、前座席43a,43bが配置されている領域から後座席44が配置されている領域にわたって配置されている。蓄電装置1は、電気補機3が車体の前側に配置されている。
図6は、本実施の形態における自動車の他の概略断面図である。本実施の形態における自動車は、フロアパネル48を備える。フロアパネル48は、板状に形成され、居室56の床を構成している。前座席43a,43bおよび後座席44は、フロアパネル48に支持されている。
人が居住する居室56と荷物が搭載されるトランクルーム57とは、パーティションパネル49およびアッパーバック50で区切られている。パーティションパネル49およびアッパーバック50は、板状に形成されている。
本実施の形態における蓄電装置1は、居室56の内部に配置されている。本実施の形態における蓄電装置1は、フロアパネル48に載置されている。蓄電装置1は、一部が後座席44の下側に配置されている。蓄電装置1は、他の部分が前座席43a,43bと後座席44との間の領域に配置されている。
図5および図6を参照して、本実施の形態における蓄電装置1は、車体の前後方向に延びるように配置され、車体の幅方向のほぼ中央に配置されている。この構成により、側方からの衝突があったときに、蓄電装置1の損傷を抑制することができる。
本実施の形態における蓄電装置1は、給気ダクト12がフロアパネル48の近傍の空気を吸込むことができるように配置されている。給気ダクト12は、前座席43a,43bと後座席44との間の空間の空気を吸込むことができるように配置されている。この構成により、居室56の空気のうち温度の低い空気を蓄電装置1に取り込むことができて効果的に冷却を行なうことができる。
給気ダクト12としては、この形態に限られず、たとえば、第1列の前座席43aとフロアパネル48との間の空気または前座席43bとフロアパネル48との間の空気を吸い込むように形成されていても構わない。すなわち、一の座席の下側の空気を吸い込むように形成されていても構わない。または、給気ダクトは、一の列の座席が複数ある場合には、複数の座席同士の間の空間の空気を取り込むように形成されていても構わない。たとえば、給気ダクトは、前座席43a,43b同士の間の空間の空気を取り込むように形成されていても構わない。
本実施の形態における排気ダクト13は、後座席44の下側の空間に向かって空気を排出することができるように配置されている。この構成により、温度が上昇した空気を人に直接的に当てることを抑制することができる。
排気ダクト13としては、この形態に限られず、たとえば、車体の側方に配置されているスカッフプレートの内部に排気するように形成されていても構わない。または、排気ダクトは、トランクルームに排気するように形成されていても構わない。または、排気ダクトは、居室の外側まで延びるように形成されていても構わない。すなわち、車体の外側に排気するように形成されていても構わない。
本実施の形態における安全プラグ160は、前座席43aと後座席44との間の空間に配置されている。また、安全プラグ160は、車体の幅方向に向かって突出するように配置されている。このため、車体の側方から安全プラグ160を容易に操作することができる。
図7に、本実施の形態における比較例の自動車の概略断面図を示す。比較例の自動車においては、蓄電装置1の安全プラグ160が、蓄電装置1の長手方向の端部に配置されている。安全プラグ160は、車体の前後方向の前側の端部に配置されている。比較例の蓄電装置においては、前座席43aと前座席43bとの間の空間に安全プラグ160が配置されている。比較例における安全プラグ160は、前座席43aと前座席43bとの間の空間に配置されているために操作しにくい。これに対して、本実施の形態における蓄電装置1は、安全プラグ160が側方に向いて突出しているために、側方から容易に操作を行なうことができる。
本実施の形態においては、車体の前側に向かって給気ダクト12が延びるように形成され、車体の後側に向かって排気ダクト13が延びるように形成されている。給気ダクトおよび排気ダクトの配置としては、給気管の吸入口と排気管の排出口とが、同じ側を向くようにすることができる。たとえば、給気ダクトの給気口を後側にして排気ダクトの排気口を後側にすることができる。このときに、蓄電装置の内部の冷却空気の流れは、平面的に見るとU字型に流れている。
しかしながら、U字型で冷却空気を流す蓄電装置においては、排気口と給気口とが近くに位置するため、排気口から排出した温度の高い空気が給気口に流入する場合がある。すなわち、給気口から、温度の高い空気が吸入される可能性がある。このため、蓄電装置の冷却においては、本実施の形態のようにZ流の流れによって冷却することが好ましい。
本実施の形態においては、給気ダクト12が車体の前側に向かって延びるように配置され、排気ダクト13が車体の後側に向かって延びるように配置されている。給気ダクトおよび排気ダクトはこの形態に限られず、たとえば、給気ダクトが車体の後側に向かって延びるように配置され、排気ダクトが車体の前側に向かって延びるように配置されていても構わない。
本実施の形態においては、電気補機が車体の前側に配置されているが、この形態に限られず、電気補機は車体の後側に配置されていても構わない。
本実施の形態においては、セダンタイプの自動車を例に取上げて説明したが、この形態に限られず、任意の形状の自動車に本発明を適用することができる。
本実施の形態においては、一の列の座席として前座席、他の列の座席として後座席を例に取上げて説明したが、この形態に限られず、任意の座席構成に本発明を適用することができる。たとえば、3列の座席の自動車において、一の列の座席として第2列目の座席が配置され、他の列の座席として第3列の座席が配置されていても構わない。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1と同様であるのでここでは説明を繰返さない。
上述のそれぞれの図において、同一または相当する部分には、同一の符号を付している。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
実施の形態1における蓄電装置の概略斜視図である。 実施の形態1における蓄電装置の概略平面図である。 実施の形態1における蓄電装置の電気回路の模式図である。 実施の形態1における比較例の蓄電装置の概略平面図である。 実施の形態2における自動車の一の概略断面図である。 実施の形態2における自動車の他の概略断面図である。 実施の形態2における比較例の自動車の概略断面図である。
符号の説明
1 蓄電装置、3 電気補機、3a 機器収容ケース、6 電池モジュール、7 電池セル、11 蓄電池ケース、12 給気ダクト、13 排気ダクト、37 ボディ、42 前輪、43a,43b 前座席、44 後座席、45 ハンドル、47 後輪、48 フロアパネル、49 パーティションパネル、50 アッパーバック、56 居室、57 トランクルーム、160 安全プラグ、161 ヒューズ、162 パワースイッチ、163 リレー制御回路、210 ケーブル、300〜305 矢印、Cm,Cn 電池セル、SMR1,SMR2 システムメインリレー、T1,T2 端子。

Claims (6)

  1. 電気を蓄えるための蓄電機器と、
    前記蓄電機器と並んで配置され、前記蓄電機器を外部の機器と接続するための電気補機と、
    前記蓄電機器に冷却空気を供給するための給気管と、
    前記蓄電機器からの前記冷却空気を排気するための排気管と
    を備え、
    前記電気補機は、前記蓄電機器からの電気の供給を遮断するための遮断装置を含み、
    前記給気管および前記排気管は、前記蓄電機器と前記電気補機とが並ぶ方向とほぼ平行に延びるように形成され、
    前記給気管および前記排気管は、前記蓄電機器を挟むように配置され、
    前記給気管および前記排気管のうち、一方の管は前記電気補機が配置されている側に向かって延びるように形成され、
    前記遮断装置は、前記電気補機の表面のうち前記一方の管が配置されている側と反対側に配置されている、蓄電装置。
  2. 前記給気管および前記排気管のうち、他方の管は前記電気補機が配置されている側と反対側に向かって延びるように形成されている、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 請求項1または2に記載の蓄電装置を備える、自動車。
  4. 一の列の座席と、
    前記一の列の座席の後側に配置されている他の列の座席と
    を備え、
    前記蓄電装置は、車体の幅方向のほぼ中央に配置され、
    前記蓄電機器と前記電気補機とは、前記車体の前後方向に並んで配置され、
    前記排気管は、前記他の列の座席の下側の空間に前記冷却空気を排気するように形成されている、請求項3に記載の自動車。
  5. 一の列の座席と、
    前記一の列の座席の後側に配置されている他の列の座席と
    を備え、
    前記給気管は、前記一の列の座席の下側、または前記一の列の座席と前記他の列の座席との間の空間の空気を吸い込むように形成されている、請求項3または4に記載の自動車。
  6. 一の列に配置されている複数の座席を備え、
    前記給気管は、前記一の列の座席同士の間の空間の空気を吸い込むように形成されている、請求項3または4に記載の自動車。
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