JP2008152534A - 画像形成システム、画像形成装置、ジョブ発行方法 - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置、ジョブ発行方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像形成装置が画像形成した出力物による情報漏洩を防止する。
【解決手段】 複数のエリア(108、109、110)に設置された複数の画像形成装置がネットワーク105を介して接続されるシステムで、画像形成出力を行なわせる装置として選択可能な画像形成装置を、デバイス管理サーバ(101)が管理する各エリアの警戒レベルに基づいて特定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置、ジョブ発行方法に関するものである。
従来、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置を用い、一方の画像形成装置で入力した画像データを他方の画像形成装置で出力することが行なわれている(例えば、特許文献1参照)。このような動作をリモートコピーと呼ぶ。
また一方、オフィスやビルなどの入室を管理/制限する入退出管理システムが提案されている。
入退出管理システムは、セキュリティ強化の為、建物や室内に入る人物(ユーザ)を、既に登録された関係者のみに制限する為に、登録された人物にIDカードやパスワードを発行する。入室の際には、それらIDカードやパスワードの提示を求め、事前に登録されたIDやパスワードと一致した場合のみ物理的に人物の通過を認めるものである。
そして、この入退室管理システムの技術を利用し、ネットワークプリントを行う際に、プリント指示した画像形成装置が置かれた室内に人物が存在するか否かの判定を行い、印刷の可否を決定するシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−257827号公報 特開2005−342964号公報
しかしながら、入退室管理システムが稼動している環境で、上述のリモートコピーを実行する場合、印刷出力を行なう画像形成装置が設置されているエリア(室)がリモートコピーの実行を指示するユーザが現在入室しているエリアと異なることがある。この場合、出力先である画像形成装置が存在するエリアにはどのような人物がいるのかわからない。例えば、一時的に入室を許可された部外者が該エリアに存在している可能性もある。その場合、リモートコピーを実行して画像形成出力した印刷物が盗難にあったり、覗き見られたりするといった情報漏洩の問題が危惧される。
上記課題は上述のリモートコピーに限らず、パーソナルコンピュータからネットワークを介して画像形成装置に印刷ジョブを実行させる場合にも当てはまる。印刷出力を指示したユーザの居るエリアと印刷出力を行なう画像形成装置が設置されたエリアが異なる場合には上述のリモートコピーと同様の問題が発生する。
本発明は、このような課題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、画像形成装置が画像形成した出力物による情報漏洩を防止することである。
上述のような課題を解決するために本発明の画像形成システムは、複数のエリアに設置された複数の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムであって、前記複数のエリアの各々について情報管理に関するレベルを示すレベル情報を管理する管理手段と、画像形成のためのデータを含み、前記複数の画像形成装置の少なくとも1つに対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行手段と、前記管理手段が管理するレベル情報に基づいて、前記ジョブ発行手段が発行するジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成システムは、複数のエリアに設置された複数の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムであって、前記複数のエリアの各々について、エリア内に存在する人物と前記人物の属性情報とを管理する管理手段と、画像形成のためのデータを含み、前記複数の画像形成装置の少なくとも1つに対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行手段と、前記管理手段が管理する、前記複数のエリアの各々に存在する人物の属性情報に基づいて、前記ジョブ発行手段が発行するジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定手段と、を備えることを特徴とする。
また、上述のような課題を解決するために本発明の画像形成装置は、 複数のエリアに設置された複数の他の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置であって、前記ネットワークを介して接続される、前記複数のエリアの各々について情報管理に関するレベルを示すレベル情報を管理する管理装置から他のエリアよりもレベルが低いエリアの情報を取得する取得手段と、画像形成のためのデータを含み、前記複数の画像形成装置の少なくとも1つに対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行手段と、前記取得手段が取得した前記エリアの情報に基づいて、前記ジョブ発行手段が発行するジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、複数のエリアに設置された複数の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置であって、前記複数のエリアの各々について、エリア内に存在する人物と前記人物の属性情報とを管理する管理装置から、特定属性の人物が存在しないエリアの情報を取得する取得手段と、画像形成のためのデータを含み、前記複数の画像形成装置の少なくとも1つに対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行手段と、前記取得手段が取得した前記エリアの情報に基づいて、前記ジョブ発行手段が発行するジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定手段と、を備えることを特徴とする。
また、上述のような課題を解決するために本発明の画像形成システムにおけるジョブ発行方法は、複数のエリアに設置された複数の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムにおけるジョブ発行方法であって、前記複数のエリアの各々について情報管理に関するレベルを示すレベル情報を管理する管理工程と、前記管理工程で管理するレベル情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成システムにおけるジョブ発行方法は、複数のエリアに設置された複数の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムにおけるジョブ発行方法であって、前記複数のエリアの各々について、エリア内に存在する人物と前記人物の属性情報とを管理する管理工程と、前記管理工程で管理する、前記複数のエリアの各々に存在する人物の属性情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とするジョブ発行方法。
また、上述のような課題を解決するために本発明の画像形成装置におけるジョブ発行方法は、複数のエリアに設置された複数の他の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置におけるジョブ発行方法であって、前記ネットワークを介して接続される、前記複数のエリアの各々について情報管理に関するレベルを示すレベル情報を管理する管理装置から他のエリアよりレベルが低いエリアの情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得した前記エリアの情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とするジョブ発行方法。
また、本発明の画像形成装置におけるジョブ発行方法は、複数のエリアに設置された複数の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置におけるジョブ発行方法であって、前記複数のエリアの各々について、エリア内に存在する人物と前記人物の属性情報とを管理する管理装置から、特定属性の人物が存在しないエリアの情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得した前記エリアの情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とするジョブ発行方法。
本発明によれば、画像形成装置が画像形成出力した出力物による情報漏洩を防止することができる。
以下、図を参照して本発明の実施形態について説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態における、画像形成装置システムのシステム構成の一例を示す図である。
エリアA108、エリアB109、エリアC110は、それぞれ、壁等により物理的に隔たれた部屋等の空間(以後、『エリア』と呼ぶ)である。図1においては3つのエリアが図示されているが、エリアの数はそれ以上/以下でもよい。各エリアには、電気錠付き扉107a〜107cと、エリアへの入退室時にユーザを認識するためにユーザが携帯するIDカードのID情報を読み取るための非接触ICカードリーダ(以下、単にICカードリーダとする)106a〜106cが備えられている。ICカードリーダ106a〜106cは電気錠付き扉107a〜107cの近傍に設けられ、エリアの内側と外側にそれぞれICカードの情報を読み取るセンサが設けられている。これにより、後述するIDカードを保持するユーザのエリアへの入室、エリアからの退室を検知することが可能になる。
ユーザ(人物)111、113a〜113b、114a〜114d、115a〜115bは本実施例のシステムを使用するユーザである。各ユーザはユーザをそれぞれ識別するIDが記録されたIDカード112を持つ。本実施形態において、IDカードは例えばFeliCa(登録商標)など、RFID(Radio Frequency Identification)を利用した非接触ICカードであるものとする。IDカードの他の実施形態として、接触式のICカードを用いてもよい。その場合、カードリーダ106a〜106cは接触式のICカードリーダを用いればよい。IDカード112には、ユーザ111、113a〜113b、114a〜114d、115a〜115b各々に固有のユーザIDなどが登録されている。
入退室管理サーバ101は、ICカードリーダ106a〜106cと連動し、ユーザの入退室情報や、各エリアのエリア情報を記憶し管理する。
デバイス管理サーバ102は、画像形成のシステム内に設置された画像形成装置103a〜103dの設置位置情報を管理する。画像形成装置103a〜103dは、デジタル複写機等のMFP(Multi Function Peripheral)である。画像形成装置103a〜103d(以後、画像形成装置を便宜的に「デバイス」と表現する場合もある)にはそれぞれ、操作者となるユーザを認証するために用いられるICカードリーダ104a〜104dが接続されている。ユーザは、IDカード112を用い、画像形成装置にログインする事ができる。
本実施形態における画像形成システムでは、ユーザがエリアに入退室するために用いるIDカード112は、画像形成装置103a〜103dのユーザ認証にも用いることができる。
パーソナルコンピュータ(PC)120は、ネットワークを介して画像形成装置103a〜103dに対して印刷ジョブを送信(発行)することができる。画像形成装置103a〜103dはPC120から印刷ジョブを受信し、当該印刷ジョブを画像形成出力する。
ネットワーク105はイーサネット(登録商標)等で構成され、各エリア108〜110に跨って配置されている。ネットワーク105には、入退室管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、画像形成装置103a〜103d、PC120が接続されている。また、ネットワーク105に接続される画像形成装置やPCの台数は図1に示す台数に限定されるものではない。また、ネットワーク105は無線LANを用いたネットワークでもよい。
また、本実施形態ではICカードリーダ106a〜106cは、入退室管理サーバ101とケーブル122を介して接続している。ICカードリーダ106a〜106cそれぞれがネットワーク105に接続するよう構成してもよい。また、ICカードリーダ106a〜106cと入退室管理サーバ101の間は無線通信(例えば、Bluetoothなど)を用いて接続してもよい。
また、本実施形態では、入退室管理サーバ101、デバイス管理サーバ102はエリア108〜110以外のエリアに設置されているものとする(例えば、サーバルームなど)が、エリア108〜110の何れかに設置されていても構わない。
<情報処理装置>
図13は、本実施形態における入退室管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、PC120を構成する情報処理装置1300のハードウエア構成の一例を示す図である。
システムバス1320には、CPU1302、ROM1304、RAM1306、ハードディスク(HDD)1308、キーボード1310、マウス1312、ディスプレイ1314、ネットワークインタフェース1316、ローカルインタフェース1318が接続されている。
CPU1302は、ROM1304、あるいはHDD1308に記憶され、RAM1306にロードされたプログラムを実行することで情報処理装置1300全体を制御する。
ROM1304はCPU1302が実行するプログラムや情報処理装置1300固有の情報が記憶されている。RAM1306はCPU1302がプログラムを実行する場合のワークメモリとして用いられる。HDD1308は各種アプリケーションプログラムが記憶されている。情報処理装置1300が入退室管理サーバ101として用いられる場合、HDD1308には図2〜図4で後述する、エリア情報テーブル200、入室者管理情報300、ユーザ情報テーブル400が格納されている。情報処理装置1300がデバイス管理サーバ102として用いられる場合、HDD1308には図8で後述するデバイス情報テーブル800を保持する。
キーボード1310、マウス1312はそれぞれ情報処理装置1300に対する操作入力のために用いられる。ディスプレイ1314は情報処理装置1300の各種情報が表示される。ネットワークインタフェース1316は、情報処理装置1300がネットワーク105と接続するためのインタフェースである。ローカルインタフェース1318はUSBなど、各種デバイスとローカル接続するためのインタフェースである。情報処理装置1300が入退室管理サーバ101として用いられる場合、ローカルインタフェース1318はICカードリーダ106a〜106cとをケーブル122を介して接続するためのインタフェースとなる。
<画像形成装置>
図9は本発明の実施の一形態に係る画像形成装置103a〜103dの構成例を示すブロック図である。
画像形成装置103a〜103dは、図9に示すように、スキャナ901およびプリンタ902を接続するとともに、ネットワーク105および公衆回線904を接続するコントローラユニット905を備える。
画像形成装置103a〜103dは、コピー機能、ネットワーク105を介して受信する印刷ジョブをプリント出力するプリンタ機能、公衆回線904を介したファクシミリ機能、ネットワーク105を介した画像送信機能を備える。のコントローラ905は、これら機能における画像情報やデバイス情報の入出力に関する制御を行うとともに、装置全体の制御を行う。
コントローラユニット905はCPU907を備える。CPU907は、ROM904に格納されているブートプログラムに基づきシステムを起動し、HDD(ハードディスク装置)905に格納されている各種制御プログラムを読み出してRAM906をワークエリアとしてプログラムを実行する。HDD905には、上記各種プログラムが格納されるとともに、画像データが格納される。
CPU907には、RAM906、ROM904、HDD905、操作部I/F(操作部インタフェース)908、LANI/F(LANインタフェース)909、モデム910、イメージバスI/F(イメージバスインタフェース)911がシステムバス912を介して接続されている。
操作部I/F908は、操作部913とのインタフェースであって、操作部913に表示する画像データの操作部913への転送、操作部913における操作入力により発生した信号のCPU907への転送などを行う。操作部913は、画像形成装置103a〜103dの各機能における現在の設定状態、各機能に関する設定情報を入力するための情報入力画面などを表示するための表示部、各機能に対する設定情報を入力するキーなどを含む入力部などを有する。なお、この操作部913の詳細な構成については後述する。
操作部913は更にはテンキーを備え、コピー部数の入力や、FAX送信の電話番号の入力、等の操作に関わる数値設定を行う。また、クリアボタン、リセットボタン、ファンクションボタンを備え、各種機能や各種設定を行う際はこれらのボタンを押下する。スタートボタン、ストップボタンも備え、コピーやFAXやスキャンなど、ジョブの開始、キャンセルを行う。さらに操作部はタッチパネル付きモニタを有し、その他各種設定などユーザからの入力はタッチパネル付きモニタから入力することが可能である。モニタとしてはLCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)を用いている。
LANI/F909は、ネットワーク105に接続され、ネットワーク105を介した情報の入出力を行う。モデム910は、公衆回線(WAN)904に接続され、公衆回線904を介した情報の入出力を行う。イメージバスI/F911は、画像バス914とシステムバス912とを接続し、データ構造を変換するするバスブリッジからなる。画像バス914は、例えば、画像データを高速で転送可能なPCIバスまたはIEEE1394規格に従うバスから構成される。
画像バス914には、RIP(ラスタイメージプロセッサ)915、デバイスI/F(デバイスインタフェース)916、スキャナ画像処理部917、プリンタ画像処理部918、画像回転部919および画像圧縮部920が接続されている。
RIP915は、印刷ジョブに含まれるPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F(デバイスインタフェース)916は、スキャナ901やプリンタ902とコントローラユニット905とそれぞれ接続する。
スキャナ画像処理部917は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部918は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換などを行う。画像回転部919は画像データの回転処理を行う。画像圧縮部920は、多値画像データに対してはJPEG、二値画像画像データに対してJBIG,MMR,MHの圧縮伸張処理を行う。
このように、コントローラユニット905のCPU907は、各制御プログラムに基づきシステムバス912に接続される各種デバイスとのアクセスを総括的に制御する。そして、デバイスI/F916を介してスキャナ901から画像情報を読み込み、読み込んだ画像情報に対して所定の処理を施した後に該画像情報をデバイスI/F916を介してプリンタ902に出力するなどの制御を行う。
<エリア情報テーブル>
図2は、本実施形態における入退室管理サーバが扱うエリア情報テーブル200の一例を示す図である。エリア情報テーブル200は、入退室管理サーバ101のHDD1308に記憶されている。エリア情報テーブル200は、エリア毎に、エリアの種別情報201、エリアの大きさ情報202、エリアの現在の警戒レベル情報203の項目を持つ。
エリアの種別情報201は、エリアの使用目的を示す情報である。使用目的を示す情報としては、居室、会議室、応接室、談話室等がある。エリア種別情報201は、エリアの構成が変化しない限り設定が変更されることは無い。
エリアの大きさ情報202はエリアがどの程度の大きさ(広さ)であるかを示す情報である。本実施形態においては、大、中、小の3つのレベルで表現する。エリアの大きさ情報202は更に細かいレベル数でエリアの広さを表現しても良いし、エリアの面積を数値で表現しても良い。
警戒レベル情報203は、そのエリアの情報の管理に関するレベルを表す情報で、本実施形態では情報漏洩の危険度を示す情報である。本実施形態では高、低の2つのレベルで表現する。
エリア情報テーブル200のうち、エリアの種別情報201とエリアの大きさ情報202は、管理者のPC(例えばPC120)が入退室管理サーバ101にアクセスして設定することができる。警戒レベル情報203は入退室管理サーバ101が自動的に設定を行なうが、どのように設定するかについては後に詳述する。
<入室者管理情報>
図3は、本実施形態における入退室管理サーバが扱う入室者管理情報300の一例を示す図である。入室者管理情報300は、入退室管理サーバ101のHDD1308に記憶されている。入室者管理情報300は、各エリアに対応する複数の入室者リストにより構成されている。入室者リスト301はエリアA108に、入室者リスト302はエリアB109に、入室者リスト303はエリアC110にそれぞれ対応する。つまり入室者管理情報300は、エリア毎にその情報が作成され管理されている。入室者リストは、現在入室しているユーザのユーザID情報304と、ユーザの所属情報305とから構成される。所属情報305は図4で後述するユーザ情報テーブル400から取得することができる。
IDカードを携帯するユーザがエリアに入室する際にICカードリーダ(106a〜106cのいずれか)にIDカードの情報を読み取らせることにより当該エリアの入室者リストが更新される。その詳細については後述する。
<ユーザ情報テーブル>
図4は、本実施形態における入退室管理サーバが扱うユーザ情報テーブル400の一例を示す図である。ユーザ情報テーブル400は、本実施形態の画像形成システムを利用する全てのユーザのユーザIDを登録している。
ユーザID情報401の項目にはユーザIDが登録されている。
所属情報402の項目にはユーザIDで示すユーザの属性情報として所属情報が登録されている。ユーザID401と所属情報402は、図3のユーザID304、所属情報305で用いられているものと共通である。
ユーザの現在位置情報403には当該ユーザが現在どのエリアに所在するかを示す情報が登録されている。
入室許可情報405には当該ユーザが入室を許可されたエリアが登録されている。入室許可情報405には複数のエリアが登録されていてもよい。
ユーザID情報401、所属402、入室許可エリア404の情報は、管理者のPC(例えばPC120)が入退室管理サーバ101にアクセスして設定することができる。現在位置情報403は、入室者管理情報300を参照することによって取得することができる。
次に図5及び図6を用いて、ユーザのエリアへの入退室管理に関して詳細に説明する。
<入室管理>
図5は、本実施形態におけるユーザのエリアへの入室に伴う処理を説明するフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、点線で区切られた右側のフローが入退室管理サーバ101による処理である。入退室管理サーバ101は、CPU1302がプログラムを実行することによって本フローチャートの処理を実行する。一方、左側のフローは、ICカードリーダ(106a〜106cのいずれか)及びICカードリーダに対応する電気錠付き扉(107a〜107cのいずれか)が入退室管理サーバの制御の下に行なう処理である。
以下、ユーザがエリアA108への入室する場合を例にあげて説明する。
エリアA108に備え付けられているカードリーダ106aにIDカード112を読み取らせる(S501)。カードリーダ106aはIDカード112から読み取ったユーザのID情報を、入退室管理サーバ101へ送信し、当該ユーザのエリアA108への入室の可否を問い合わせる(S502)。
入退室管理サーバ101は、受信したユーザIDに基づいて、ユーザ情報テーブル400を参照して、対象ユーザの現在位置を確認する(S503)。すでにユーザが他のエリアに入室済みの状態になっていなければ、ステップS504へ進む。ステップS504では、ユーザ情報テーブル400を参照して対象ユーザの入室可能エリア情報を確認し、対象ユーザがエリアA108に入室許可されているか否かを確認する。入室許可の場合には、エリアA108の入室者リスト301に、前記対象ユーザを追加し(S505)、さらにユーザ情報テーブル400の対象ユーザに関わる現在位置情報を更新する(S506)。
つづいて、電気錠付き扉107aに対して開錠可否の何れかを示す開錠可否情報を送信する。ステップS507では、開錠可否情報として、開錠指示を示す情報を送信する(S507)。
一方、対象ユーザが他のエリアに入室済みの状態になっていた場合(S503でYes)や、対象ユーザがエリアA108への入室が許可されていない場合(S504でNo)には、開錠可否情報として施錠のまま(開錠を禁止)を示す情報を電気錠付き扉107aに対して送信する(S508)。
ステップS509において、電気錠付き扉107aは入退室管理サーバ101から送信された開錠可否情報を受信する。受信した開錠可否情報が開錠を指示する場合(ステップS510でYes)ならステップS511へ進み電気錠付き扉107aの開錠を行う。ユーザが電気錠付き扉107aを開け、エリアA108に入室後に電気錠付き扉107aを閉めたら再び当該扉を施錠する。
一方、受信した開錠可否情報が施錠のまま(開錠を禁止)を示す場合(ステップS510でNo)、電気錠付き扉107aを開錠しない。また、この場合、エリアA108への入室が禁止されている旨の音声通知などを行ってもよい。
以上、エリアA108への入室を例に挙げて図5のフローチャートを説明したが、他のエリアへの入室においても適用可能である。その場合は、カードリーダや電気錠付き扉が当該エリアに対応するものに置き換えられ、図3の入室者管理情報300や、図4のユーザ情報テーブル400において参照すべき情報が当該エリアに対応したものに置き換えられる。
<退室管理>
図6は、本実施形態におけるユーザのエリアからの退室に伴う処理を説明するフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、点線で区切られた右側のフローが入退室管理サーバ101による処理である。入退室管理サーバ101は、CPU1302がプログラムを実行することによって本フローチャートの処理を実行する。一方、左側のフローは、ICカードリーダ(106a〜106cのいずれか)及びICカードリーダに対応する電気錠付き扉(107a〜107cのいずれか)が入退室管理サーバの制御の下に行なう処理である。
以下、ユーザがエリアA108から退室する場合を例に挙げて説明する。
まず、エリアA108に備え付けられているカードリーダ106aにIDカード112を読み取らせる(S601)。カードリーダ106aはIDカード112から読み取ったユーザのID情報を、入退室管理サーバ101を送信し、当該ユーザの退室の可否を問い合わせる(S602)。
入退室管理サーバ101は、受信したユーザIDに基づいて、ユーザ情報テーブル400を参照して、対象ユーザの現在位置を確認する(S603)。すでにユーザが対象エリアに入室済みの状態になっていれば、ステップS604へ進む。ステップS604では、エリアA108の入室者リスト301から、対象ユーザのユーザIDを削除する(S604)。そして、ユーザ情報テーブル400の対象ユーザに関わる現在位置情報を更新する(S605)。図6のフローチャートの場合、ユーザはどのエリアでもない場所へ移動するので、ユーザ情報テーブル400の当該ユーザの現在位置403の項目は空白、あるいはいずれのエリアにも存在しない旨の情報が登録される。
つづいて、電気錠付き扉107aに対して開錠可否の何れかを示す開錠可否情報を送信する。ステップS507では、開錠可否情報として、開錠指示を示す情報を送信する(S507)。
一方、ユーザがエリアA108に入室済みの状態になっていない場合(S603でNo)、開錠可否情報として施錠のまま(開錠を禁止)を示す情報を電気錠付き扉107aに対して送信する(S607)。
電気錠付き扉107aは入退室管理サーバ101からの開錠指示に従い、開錠を行い、ユーザはエリアに退室することになる。
ステップS608において、電気錠付き扉107aは入退室管理サーバ101から送信された開錠可否情報を受信する。受信した開錠可否情報が開錠を指示する場合(ステップS609でYes)ならステップS610へ進み電気錠付き扉107aの開錠を行う。ユーザが電気錠付き扉107aを開け、エリアA108から退室後に電気錠付き扉107aを閉めたら再び当該扉を施錠する。
一方、受信した開錠可否情報が施錠のまま(開錠を禁止)を示す場合(ステップS609でNo)、電気錠付き扉107aを開錠しない。また、この場合、エリアA108への入室が禁止されている旨の音声通知などを行ってもよい。
以上、エリアB108への入室を例に挙げて図6のフローチャートを説明したが、他のエリアからの退室においても適用可能である。その場合は、カードリーダや電気錠付き扉が当該エリアに対応するものに置き換えられ、図3の入室者管理情報300や、図4のユーザ情報テーブル400において参照すべき情報が当該エリアに対応したものに置き換えられる。
以上、図5、図6のフローチャートの処理によって、入退室管理サーバ101はユーザの入室、退室の管理を可能にし、ユーザがどのエリアに居るのかを把握することができる。
<警戒レベルの設定について>
次に図7を用いて、エリア情報における警戒レベルの更新に関して詳細に説明する。
まず、本実施形態における警戒レベルの考え方について簡単に説明する。本実施形態においては、警戒レベルとは情報漏洩の危険性の高さを示す指標である。ここで「情報」とは、画像形成装置が印刷出力した用紙や、エリア内のPCのディスプレイに表示されている情報などが考えられる。
エリア内に社外、あるいは部門外の第三者(以下、部外者という)が存在する場合、そのエリアの警戒レベルを上げる必要が生じる。なぜなら、社外秘、あるいは部門外秘の情報を当該部外者に見られてしまった場合、情報漏洩につながる危険性が存在するからである。
また、警戒レベルは、エリアの面積や、エリアの使用目的にも依存する。例えば、エリアの面積小さく、且つ、部外者の動作を監視できる社員、あるいは部門内の人間が居れば情報漏洩の危険性は必ずしも高くは無い。また、会議室として用いられているエリアも同様で、部外者が存在していても、そのような場所では第三者は自由に行動できるわけではないので情報漏洩の危険性は必ずしも高くは無い。従って、狭いエリアや、特定の用途で用いられているエリアについては第三者の存在に関わらず警戒レベルを高く設定する必要が無い場合がある。
本実施形態における警戒レベルの設定の仕方の基本的な考え方は上述のとおりであるが、エリアに対する警戒レベルの設定の仕方は他の方法を用いても良い。例えば、昼間は警戒レベルを低く、夜間は警戒レベルを高くといった、時間帯によって警戒レベルを可変に設定するようにしても良い。あるいは、平日は警戒レベルを低く、休日は警戒レベルを高くするといった、曜日に応じて警戒レベルを可変に設定するようにしても良い。
図7は、本実施形態におけるエリア情報テーブル200の警戒レベルの更新動作を説明するフローチャートである。本フローチャートは入退室管理サーバ101が実行する。
入退室管理サーバ101は、図5、図6に示した処理により、各エリアの入室/退室者リストの更新を行なう。更新がなされた場合(S701でYes)、対象のエリアの入室者リストにおける全入室者の所属情報から、対象のエリアに部外者が存在するか否かを判定する(S702)。部外者とは、例えば上述の社外の第三者や部門外の第三者のように、社外秘、部門外秘の情報を閲覧させると情報漏洩の危険につながる恐れのある人物を指す。一方、ステップS701で当該エリアの入室者リストに変更が無い場合、当該エリアの警戒レベルを変更することなく本フローチャートを終了する。
対象エリア内に部外者が存在しない場合(ステップS702でNo)は、当該エリアにおける情報漏洩の危険性が少ないものと判断し、対象エリアの警戒レベル情報を「低」に設定する(S706)。一方、対象エリア内に部外者が存在した場合(ステップS702でYes)、ステップS703へ進む。
ステップS703で対象エリアが会議室であるか否かを判定する。会議室でなければ(ステップS703でNo)ステップS707へ進み、当該エリアは情報漏洩の危険性が大きいとし、対象エリアの警戒レベル情報を「高」に設定する。一方、対象エリアが会議室であると判定された場合(ステップS703でYes)には、ステップS704へ進む。
ステップS704では、エリア情報テーブル200を参照して対象エリアの大きさ(広さ)情報を判定する。大きさ情報が「小」でない場合(ステップS704でNo)は、会議室といえども部内者の目が行き届かないことから情報漏洩の危険性があるものとし、ステップS707へ進み対象エリアの警戒レベル情報を「高」に設定する。対象エリアの大きさ情報が「小」の場合は(ステップS704でYes)ステップS705に進む。
ステップS705では、対象エリアの入室者リストを参照し、入室者リスト内に部内者がいるか否かを判定する(S705)。部内者とは社員や部門内の人間など、社外秘情報や部門外秘情報アクセスが許可された人間である。また、部内者は社外秘情報や部門外秘情報に対する守秘を期待できる人物である。
部内者が対象エリア内に存在しない場合(ステップS705でNo)、当該エリアには部外者しか存在しないことになるので当該エリアの情報漏洩の危険性が大きいと判定し、対象エリアの警戒レベル情報を「高」に設定する(S707)。一方、社員がエリア内に存在する場合(ステップS705でYes)、ステップS706へ進み、対象エリアの警戒レベル情報を「低」に設定する。
ステップS706では対象エリアの警戒レベルを「低」に設定する。そして本フローチャートを終了する。ステップS707では対象エリアの警戒レベルを「高」に設定する。そして本フローチャートを終了する。
今、図1の本実施例のシステムにおいて、ユーザ114dおよび、ユーザ115aを部外者とした場合、エリア情報は図2で示したようになる。エリアA108には部外者が居ないので警戒レベルは「低」となる。エリアB109には部外者が居り、かつエリアB109は会議室ではないので警戒レベルは「高」となる。エリアC110には部外者が居るが、エリアC110は会議室であり、図1の状態では部内者であるユーザ115bがエリアC110内に居ることから警戒レベルは「低」となる。
なお、本実施形態ではステップS703で「会議室」であるか否かを条件としているが、エリアの種類としては他の種類(サーバルーム、応接室など)としても良い。また、エリアの種類は1つに限らず、複数種類のエリアを判定対象としてもよい。ステップS703の判定に用いるエリアの種類は管理者のPC(例えば、PC120)が入退室管理サーバ101にアクセスして設定することができる。
図7のフローチャートでは、エリア内に部外者が存在していても、エリアの種類(会議室か否か)や広さによっては警戒レベルを「低」とした。しかし、よりセキュリティを強固にしたい場合には、エリアの種類や広さによらず、部外者が存在するか否かだけを条件とし、部外者が存在すれば警戒レベルを「高」、部外者が存在しなければ警戒レベルを「低」としても良い。
<デバイス情報テーブル>
図8は、デバイス管理サーバ102のHDD1308で保持しているデバイス情報テーブルの一例を示す図である。デバイス情報テーブル800は、ネットワーク105上に接続された画像形成装置103a〜103d各々の、デバイス名801や、デバイスの機種名802、画像形成装置の設置してあるエリア名803の情報をリスト化したものである。また、新たにネットワーク105に画像形成装置が追加された場合、システム管理者がPC(例えば、PC120)を用いてデバイス管理サーバ102にアクセスしてデバイス情報テーブルを更新する。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける動作の一例である、リモートコピー動作について、図10、11、12を用いて説明する。
本実施形態においてリモートコピーとは、ある画像形成装置で入力(スキャナ901による原稿読み取りなど)した画像データを、ネットワークで接続された他の画像形成装置へ送信し、当該他の画像形成装置が受信した画像データに基づいて印刷出力する動作を指す。ここで、画像入力を行なう側の画像形成装置を「ローカル機」、印刷出力を行なう側の画像形成装置を「リモート機」と呼ぶ。ユーザはローカル機の操作部913を操作してリモートコピーの実行を指示する。リモートコピーを実行する場合、ローカル機はリモート機に対して画像データと、リモートコピーの実行を指示するデータとをリモート機に送信する。この、画像データとリモートコピーの実行を指示するデータとをリモートコピージョブのデータ(あるいはリモートコピージョブ)という。ローカル機はリモート機に対してリモートコピージョブを送信(発行)することでリモート機に対してリモートコピーの実行を指示する。
図10は、本実施形態におけるリモートコピー処理を説明するフローチャートである。
図10の説明では、エリアA108の画像形成装置103aをユーザ113aが操作してリモートコピーを実行する場合を例として説明する。
図10において、(a)は画像形成装置103aが実行する処理、(b)は入退室管理サーバ101が実行する処理、(c)はデバイス管理サーバ102が実行する処理である。
ユーザ113aはリモートコピーを実行させる為、エリアA108の画像形成装置103aにログインする。具体的には、図1のように、画像形成装置103aに接続されたICカードリーダ104aに、IDカード112に記憶されているユーザ113aのユーザIDを読み取らせることで、画像形成装置へのログインが実現する(S1000)。
ログイン後、画像形成装置103aの操作部913には図11に示すようなコピー設定画面1100が表示される。
ユーザ113aがリモートコピー機能ボタン1101を押した場合(S1001)、画像形成装置103aは入退室管理サーバ101へ画像形成装置103aにログインしたユーザ113aのユーザIDを通知する。そしてユーザが印刷可能なエリアの問い合わせを行う(S1002)。
入退室管理サーバ101は、エリア情報テーブルから、警戒レベルが「低」に設定されているエリアを抽出する(S1003)。そして、抽出したエリアリスト内に、現在ユーザが存在するエリアの有無を判断する(S1004)。リスト内に現在ユーザが存在するエリアが無かった場合(ステップS1004でNo)には、該当エリア(現在ユーザが存在するエリア)をリストに追加し、(S1005)ステップS1006へ進む。ステップS1003で抽出したエリアに現在ユーザが居るエリアが含まれていたら(ステップS1004でYes)、ステップS1006へ進む。ステップS1006において、入退室管理サーバ101は、作成したエリアの情報を、印刷可能エリア情報として画像形成装置103aに送信する(S1006)。ここで、入退室管理サーバ101が作成したリストは、そのエリアにリモートコピーの印刷出力を行なっても情報漏洩の危険性が低いエリアが列挙されている。このように、ステップS1006で情報漏洩の危険性が低いエリアを抽出することで、ユーザが情報漏洩の危険性が高いエリアの画像形成装置を選択してしまう危険を回避することが可能になる。
画像形成装置103aは、入退室管理サーバ101から受信した印刷可能エリア情報を、デバイス管理サーバ102に送信し、印刷可能エリア内のプリンタの有無を問い合わせる(S1008)。デバイス管理サーバ102は、受信したエリア情報に基づき、デバイス情報テーブル800を検索する。そしてエリア内に設置されたプリンタを抽出し(S1009)、プリンタ情報(プリンタ名、機種名、プリンタが設置されたエリア名)を画像形成装置103aに送信する(S1010)。
画像形成装置103aは、該リストを受け取り(S1011)、操作部913上の表示部に、リモートコピーの印刷出力が可能な画像形成装置のリスト(デバイスリスト)を表示する(S1012)。ステップS1012で表示されている画像形成装置は情報漏洩の危険性が低いエリアに設置された画像形成装置である。よって、ユーザが情報漏洩の危険性が高いエリアに設置された画像形成装置を誤って選択してしまうことは無い。
図12は、画像形成装置103aが印刷可能プリンタのリストを操作部913に表示した場合の操作画面の一例である。印刷可能なプリンタはエリアA108に存在する画像形成装置103dと、エリアC110内の画像形成装置103cと、エリアZの画像形成装置(不図示)が表示されている。
ユーザは1202のチェックボックスをチェックすることで、リモート機となる画像形成装置を選択することができる。図12ではエリアC110の画像形成装置103cを選択した状態が表示されている。なお、リモート機は複数台選ぶことも可能である。
ユーザが印刷出力先の画像形成装置を選択し(S013)、ジョブスタートキー(不図示)を押下することで、リモートコピーの実行の開始を指示する。
リモートコピーの実行の開始を指示されたローカル機の画像形成装置103aは原稿画像を読み取って画像データを生成する。そして生成した画像データをネットワーク105を介してリモート機の画像形成装置103cへ送信する。ローカル機から画像データを受信した画像形成装置103cは、受信した画像データに基づいて画像形成出力を行なう。これによりリモートコピー処理が完了する。なお、リモートコピーの指示を行なったユーザ113aは、その後エリアA108を退出し、エリアC110に入室して画像形成装置103cで出力された用紙を取得する。その間、画像形成装置103cの排紙トレイには当該リモートコピーで出力された印刷用紙が排紙されたままの状態になっているが、当該領域は警戒レベルが「低」のエリアである。よって画像形成装置103cから排紙された印刷用紙による情報漏洩の危険度は低い。
以上、図10のフローチャートをローカル機が画像形成装置103aである場合を例に説明したが、他の画像形成装置がローカル機になっても構わない。
また、図10のフローチャートによりリモートコピーを実行する場合、更にリモートコピーの実行を指示したユーザが入室できないエリアの画像形成装置は候補から外すようにしてもよい。
リモートコピーを指示したユーザが入室できないエリアに設置されたリモート機を選択してしまった場合、リモート機が画像形成した印刷用紙を当該ユーザが取りにいくことが出来ない。このようなケースを回避するために、ステップS1003で入退室管理サーバ101は更にユーザ情報テーブル400を参照して、警戒レベルが「低」のエリアで、かつ当該ユーザが入室可能なエリアを画像形成装置へ通知するようにしても良い。
また、図10のフローチャートはリモートコピーを実行する場合の処理について述べたが、PC120がネットワーク105に接続された画像形成装置に印刷ジョブを実行させる場合においても図10と同様に印刷を実行する画像形成装置を決定することができる。この場合、図10(a)の処理をPC120が実行する。また、図12のような操作画面をPC120のプリンタドライバが表示するようにすればよい。
以上、本実施形態によれば、リモートコピーやプリントジョブを実行する場合において、画像形成装置が設置されているエリアの警戒レベルに基づいて画像形成出力を行なう画像形成装置の候補を選択可能にする。よって、情報漏洩の恐れのある画像形成装置に画像形成出力させてしまうことを防止し、画像形成出力物による情報漏洩を防ぐことが可能になる。
<他の実施形態>
以上、様々な実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、スキャナ、プリンタ、PC、複写機、複合機及びファクシミリ装置の如くである。
本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するソフトウェアプログラムを、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステム等に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
従って、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、記録媒体としては、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
また、プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネット/イントラネットのウェブサイトからダウンロードしてもよい。すなわち、該ウェブサイトから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードしてもよいのである。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるウェブサイトからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布してもよい。この場合、所定条件をクリアしたユーザにのみ、インターネット/イントラネットを介してウェブサイトから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報で暗号化されたプログラムを復号して実行し、プログラムをコンピュータにインストールしてもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現されてもよい。なお、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ってもよい。もちろん、この場合も、前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ってもよい。このようにして、前述した実施形態の機能が実現されることもある。
本発明の実施の形態における画像形成システムの構成の一例を示す図である。 本実施の形態におけるエリア情報テーブルの一例を示す図である。 本実施の形態における入退室管理情報の一例を示す図である。 本実施の形態におけるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 本実施の形態におけるユーザの入室に伴う処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるユーザの退室に伴う処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるエリア情報の警戒レベルの更新処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるデバイス情報の一例を示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の構成の一例を示す図である。 本実施の形態におけるリモートコピー処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における画像形成装置の操作部に表示される表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の操作部に表示される表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態における入退室管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、PC120を構成する情報処理装置の構成の一例を示す図である。
符号の説明
101 入退室管理サーバ
102 デバイス管理サーバ
103a 画像形成装置
105 ネットワーク

Claims (17)

  1. 複数のエリアに設置された複数の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムであって、
    前記複数のエリアの各々について情報管理に関するレベルを示すレベル情報を管理する管理手段と、
    画像形成のためのデータを含み、前記複数の画像形成装置の少なくとも1つに対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行手段と、
    前記管理手段が管理するレベル情報に基づいて、前記ジョブ発行手段が発行するジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定手段と、を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記管理手段は前記複数のエリアの各々について人物の入室および退室を管理し、エリア内に入室している人物の属性に基づいて前記エリアのレベルを決定することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記管理手段は、エリア内に存在する人物が特定の属性である場合、当該エリアのレベルを前記特定の属性である人物が存在しない場合よりも高く設定することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 更に、前記複数のエリアの各々についてエリアの用途を示す種類情報を保持する種類情報保持手段を備え、
    前記管理手段は更に前記種類情報保持手段が保持する前記エリアの種類情報に基づいて前記エリアのレベルを決定することを特徴とする、請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 更に、前記複数のエリアの各々についてエリアの広さを示す広さ情報を保持する広さ情報保持手段をそなえ、
    前記管理手段は更に前記広さ情報保持手段が保持する前記エリアの広さ情報に基づいて前記エリアのレベルを決定することを特徴とする、請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 更に、前記複数の画像形成装置の各々がどのエリアに設置されているかを示す設置情報を管理するデバイス管理手段を備え、
    前記特定手段は、前記管理手段が管理するレベル情報と、前記デバイス管理手段が管理する前記設置情報とに基づいて前記ジョブ発行手段が発行する前記ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を特定することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成システム。
  7. 前記特定手段は、他のエリアよりもレベルが低いエリアの情報を前記管理手段から取得し、前記取得したエリアの情報を前記デバイス管理手段に通知し、前記通知に基づいて前記デバイス管理手段から取得した当該エリア内に設置された画像形成装置の情報に基づいて前記選択可能な画像処理装置を特定することを特徴とする、請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 更に、前記デバイス管理手段から取得した画像形成装置の情報に基づき前記選択可能な画像形成装置を一覧表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された前記一覧からユーザの操作によって少なくとも1つの画像形成装置を選択する操作を受け付ける受付手段と、
    前記ジョブ発行手段は前記受付手段が受け付けた操作によって特定される画像形成装置に対して前記ジョブを発行することを特徴とする、請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 複数のエリアに設置された複数の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムであって、
    前記複数のエリアの各々について、エリア内に存在する人物と前記人物の属性情報とを管理する管理手段と、
    画像形成のためのデータを含み、前記複数の画像形成装置の少なくとも1つに対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行手段と、
    前記管理手段が管理する、前記複数のエリアの各々に存在する人物の属性情報に基づいて、前記ジョブ発行手段が発行するジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定手段と、を備えることを特徴とする画像形成システム。
  10. 複数のエリアに設置された複数の他の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置であって、
    前記ネットワークを介して接続される、前記複数のエリアの各々について情報管理に関するレベルを示すレベル情報を管理する管理装置から他のエリアよりもレベルが低いエリアの情報を取得する取得手段と、
    画像形成のためのデータを含み、前記複数の画像形成装置の少なくとも1つに対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行手段と、
    前記取得手段が取得した前記エリアの情報に基づいて、前記ジョブ発行手段が発行するジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 複数のエリアに設置された複数の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置であって、
    前記複数のエリアの各々について、エリア内に存在する人物と前記人物の属性情報とを管理する管理装置から、特定属性の人物が存在しないエリアの情報を取得する取得手段と、
    画像形成のためのデータを含み、前記複数の画像形成装置の少なくとも1つに対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行手段と、
    前記取得手段が取得した前記エリアの情報に基づいて、前記ジョブ発行手段が発行するジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 複数のエリアに設置された複数の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムにおけるジョブ発行方法であって、
    前記複数のエリアの各々について情報管理に関するレベルを示すレベル情報を管理する管理工程と、
    前記管理工程で管理するレベル情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とするジョブ発行方法。
  13. 複数のエリアに設置された複数の画像形成装置がネットワークを介して接続される画像形成システムにおけるジョブ発行方法であって、
    前記複数のエリアの各々について、エリア内に存在する人物と前記人物の属性情報とを管理する管理工程と、
    前記管理工程で管理する、前記複数のエリアの各々に存在する人物の属性情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とするジョブ発行方法。
  14. 複数のエリアに設置された複数の他の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置におけるジョブ発行方法であって、
    前記ネットワークを介して接続される、前記複数のエリアの各々について情報管理に関するレベルを示すレベル情報を管理する管理装置から他のエリアよりレベルが低いエリアの情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記エリアの情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とするジョブ発行方法。
  15. 複数のエリアに設置された複数の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置におけるジョブ発行方法であって、
    前記複数のエリアの各々について、エリア内に存在する人物と前記人物の属性情報とを管理する管理装置から、特定属性の人物が存在しないエリアの情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記エリアの情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とするジョブ発行方法。
  16. 複数のエリアに設置された複数の他の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置におけるジョブ発行方法を画像形成装置に実行させるための制御プログラムであって、前記ジョブ発行方法は、
    前記ネットワークを介して接続される、前記複数のエリアの各々について情報管理に関するレベルを示すレベル情報を管理する管理装置から他のエリアよりもレベルが低いエリアの情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記エリアの情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とする制御プログラム。
  17. 複数のエリアに設置された複数の画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置におけるジョブ発行方法を画像形成装置に実行させるための制御プログラムであって、前記ジョブ発行方法は、
    前記複数のエリアの各々について、エリア内に存在する人物と前記人物の属性情報とを管理する管理装置から、特定属性の人物が存在しないエリアの情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記エリアの情報に基づいて、ジョブの発行先として選択可能な画像形成装置を少なくとも1つ以上特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された1つ以上の画像形成装置の何れかに対して、画像形成のためのデータを含み、発行先の画像形成装置に対して画像形成を行なわせるジョブを発行するジョブ発行工程と、を備えることを特徴とする制御プログラム。
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