JP2008151254A - 通水管接続具 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部の物体との接触によっても外れにくく、かつ、狭い場所でも装着可能な通水管接続具を提供する。
【解決手段】並設される複数の給水管105と各給水管105に接続される通水管106のそれぞれに形成されたフランジ部を対向接触させた接続部分401に装着される通水管接続具101において、開放端を有し、該開放端から前記接続部分401に嵌入することで、前記対向接触している給水管及び通水管のフランジ部を着脱自在に挟持するクリップ102と、前記クリップ102を外方から覆うカバー103であって、先端部が平面視して前記クリップ102の開放端を覆うように形成されたカバー103とを備え、前記通水管接続具101を前記接続部分401へ装着する際、前記カバー103の先端部が、隣設する接続部分に装着された他のカバーの側部と平面視して重合する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通水管の接続部分に装着する通水管接続具に関する。
従来、給水管と通水管とのフランジ同士を対向接触させ、その接続部分を金属製のクリップで弾性的に挟持する通水管接続具が知られている。特に、特許文献1には、クリップの外周を開閉可能なカバーで覆い、カバーの先端に、カバーが閉じた状態で係合する連結手段を備えた通水管接続具が開示されている。これにより、クリップが正確に装着されたか否かを確認することができるようになっている。また、この通水管接続具は、カバーが、外部の物体との接触からクリップを保護するので、抜け止めの機能も兼ね備えている。
特開2006−83902号公報
しかしながら上記の通水管接続具は、カバーの腕部に開口部を備えており、装着されたときには、その開口部からクリップの開放端が突出していた。そのため、突出したクリップの開放端に、外部の物体が接触して、通水管接続具が外れてしまうというおそれもあった。
この問題の解決策として、クリップの開放端が突出しないように、カバーで覆う方法が考えられる。しかし、この場合は、通水管接続具が大型化してしまい、狭い場所での取付けが不可能となってしまう。例えば、ヘッダーのように複数の給水管が近接して並設されている通水器具を利用する場合は、接続の対象としていない隣の給水管や、先に装着された隣の通水管接続具と干渉し、通水管接続具を装着できなくなる。
一方、並設される給水管同士の間隔を大きくすれば、通水管接続具の取付けはできるかもしれないが、ヘッダー等の給水装置自体が大型化してしまい、狭い場所に設置できなくなってしまう等、新たな問題が生じてしまう。
そこで、本発明の目的は、外部の物体との接触によっても外れにくく、かつ、狭い場所でも装着可能な通水管接続具を提供することである。
請求項1に記載した発明に従う通水管接続具は、並設される複数の給水管と各給水管に接続される通水管のそれぞれに形成されたフランジ部を対向接触させた接続部分に装着される通水管接続具において、開放端を有し、該開放端から前記接続部分を嵌入することで、前記対向接触している給水管及び通水管のフランジ部を着脱自在に挟持するクリップと、前記クリップを外方から覆うカバーであって、平面視で前記クリップの開放端を覆う第一の遮蔽部が形成されたカバーとを備え、前記通水管接続具を前記接続部分へ装着する際、前記カバーの先端部が、隣設する接続部分に装着された他のカバーの側部と平面視で重合する。
これにより、まず、装着状態において、カバーの第一の遮蔽部が、その外縁で外部の物体との接触からクリップの開放端を保護するので、通水管接続具は、外れにくくなる。また、通水管接続具を装着する際に、カバーの第一の遮蔽部が、隣設する接続部分に装着された他のカバーの側部と平面視して重合するので、先に装着された隣の通水管接続具と干渉することなく、通水管接続具を接続部分に装着できるようになる。
請求項2に記載した発明に従う通水管接続具は、前記カバーの第一の遮蔽部の側面には、開口部又は切欠部が形成され、かつ前記カバーの側部には凸部が形成され、前記通水管接続具を前記接続部分へ装着する際に、前記開口部又は切欠部内を前記他のカバーの凸部が通過する。
装着しようとする通水管接続具のカバーの開口部又は切欠部内を、隣接する接続部分に先に装着されている通水管接続具のカバー側部の凸部が通過することにより、装着しようとする通水管接続具のカバーの遮蔽部と、先に装着された隣の通水管接続具の凸部との干渉を避けることができる。したがって、装着しようとする通水管接続具は、先に装着された両隣の通水管接続具の間をすり抜けて、接続部分に装着できるようになる。
請求項3に記載した発明に従う通水管接続具は、前記カバーの凸部の幅と、前記開口部又は切欠部の幅が、略同一となるよう形成されたことを特徴とする。
これにより、装着される通水管接続具のカバーの開口部又は切欠部と、隣接する接続部分に先に装着されている通水管接続具のカバー側部の凸部が噛み合い、装着される通水管接続具は先に装着されている通水管接続具のカバー側部の凸部によって移動方向が一部規制され、ガイドされるよう移動して装着される。すなわち、カバーの開口部又は切欠部と、カバー側部の凸部を、通水管接続具が接続部分に対し傾斜した状態で装着されるような誤装着を防止するものとして利用することが可能となる。
請求項4に記載した発明に従う通水管接続具は、前記カバーの開口部又は切欠部の少なくとも一部を覆い、前記通水管接続具を前記接続部分へ装着する際に、前記他のカバーの側部と接触し、弾性変形する第二の遮蔽部が形成されている。
これにより、カバーの開口部又は切欠部が第二の遮蔽部で覆われることになり、クリップの開放端が、側面からも覆われる。その結果、通水管接続具は、より強固に外部の物体との接触から保護され、外れにくくなるとともに、第二の遮蔽部は、弾性変形するので接続部分への装着時には、隣接する通水管接続具と接触しても、支障なく装着できる。
請求項5に記載した発明に従う通水管接続具は、前記通水管接続具を前記接続部分へ装着する際に、前記給水管又は通水管と接触する前記カバーの内周面の先端部に、前記カバーの先端側へ傾斜した傾斜部が設けられている。
通水管接続具の装着の際に給水管又は通水管と接触するカバーの内周面の先端部に、カバーの先端側へ傾斜した傾斜部を設けることにより、カバーの開き幅を最小限に抑えることができる。これにより、狭い間隔で並設されている給水管にも、通水管接続具を装着できるようになる。
本発明により、外部の物体との接触によっても外れにくく、かつ、狭い場所でも装着可能な通水管接続具を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る通水管接続具について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る通水管接続具101及び通水管接続具101により挟持される給水管105と通水管106との接続部分を示す斜視図である。
ヘッダー104には、所定の間隔を隔てて、複数の給水管105(105a、105b、105c)が、並設されている。それぞれの給水管105に対して、一の通水管106(106a、106b、106c)が接続される。その接続部分、すなわち、給水管フランジ107と通水管フランジ108とを対向接触させた部分には、通水管接続具101が装着される。
通水管接続具101は、弾性を有する金属により一体的に形成されたクリップ102を有している。クリップ102は、対向接触させた給水管フランジ107と通水管フランジ108とが離れないように、それらを側面から挟持する。これにより、通水管106は、給水管105から外れることなく、しっかりと固定される。また、通水管接続具101は、着脱可能である。通水管接続具101を取り外すことで、通水管106も、給水管105から自由に取り外すことができる。
また、クリップ102の周りは、カバー103により覆われている。後述するが、本実施形態に係る通水管接続具101は、接続部分に装着された状態(以下、「装着状態」)で、クリップ102の先端がカバー103から突出しないように、カバー103が形成されている。そのため、装着状態のクリップ102は、外部の物体との接触から保護され、外れにくくなっている。
図2は、本実施形態に係る通水管接続具101の斜視図である。また、図3は、本実施形態に係る通水管接続具101の平面図である。以下、図2、図3を参照して、本実施形態に係る通水管接続具101の構造を説明する。
通水管接続具101は、上述したように、クリップ102が、カバー103によって覆われるように形成されている。クリップ102は、2つの腕部201と、腕支持部202とを備える。
腕支持部202は、矩形の板状の部材により構成されている。腕部201は、開放端203と挟持部204とを有する。挟持部204は、断面がコの字型で、フランジ107、108と同程度の曲率を持って湾曲している。そして、腕部201全体が、腕支持部202に対して、弾性的に動作することにより、開放端203から挟持部204間にフランジ107、108の接続部分を嵌入させて上下から挟み込むとともに、側面からも包み込むようになっていて、両フランジが離れないように固定する。尚、開放端203は、フランジ107、108の接続部分を嵌入させやすいように、平面視において外側へ開いた構造になっている。
一方、カバー103は、2つの腕カバー部205と、カバー支持部206とを備える。2つの腕カバー部205は、カバー支持部206の両端を軸として、回動可能となっており、係合部207で係合して連結することにより、カバーフレーム部209の内周面208が給水管105又は通水管106と略同径の円を作るよう構成されている。また、カバー103は、それぞれの腕カバー部205の先端に、係合部207を備えており、クリップ102が、接続部分に正確に装着されたときにだけ、係合できるよう構成されている。従って、カバー103が正しく係合できたか否かにより、クリップ102が正しく装着されたか否かを知ることができる。さらに、腕カバー部205は、カバーフレーム部209と、カバーフレーム部209の間に設けられ、挟持部204を保護する主要部210と、カバーフレーム部209の先端に設けられた先端カバー部211とを備える。
主要部210は、挟持部204を外側から覆うように、挟持部204に沿って湾曲している。主要部210は、平面視において、カバーフレーム部209よりも外側へ突出している。つまり、側面視では、カバーフレーム部209と主要部210とは、外側への張り出し量が異なるので、カバーフレーム部209と主要部210との間にガイド部212が形成されている。
2つの先端カバー部211の側面には、切欠部213が形成されている。先端カバー部211は、外方向に湾曲しているクリップ102の開放端が、装着状態において、平面視でカバー103から突出しないよう覆っている。これにより、装着状態のクリップ102の開放端203は、先端カバー部211の外縁で外部の物体との接触から保護され、外れにくくなっている。また、図2における切欠部213の鉛直方向の幅は、主要部210の鉛直方向幅と略同一となるよう形成されている。
一方、先端カバー部211が形成されたことにより、その分、通水管接続具101を開いたときの幅方向のサイズが大きくなってしまうが、上述した主要部210と切欠部213とを利用することで、先に装着された隣の通水管接続具101(以下、「隣接接続具」)と干渉することなく、装着を可能にしている。詳細は、以下で述べる。
また、両腕カバー部205は、クリップ102の開放端203を抱き込むように、クリップ102の開放端203のさらに外側で連結される。従って、通水管接続具101を装着するときは、カバー103をクリップ102よりも大きな幅で開く必要がある。
そのため、通水管接続具101を取付ける際に、給水管105又は通水管106と当接する内周面208の先端部には、角を切り取ったような形状の傾斜部208aが設けられている。傾斜部208aを設けることにより、通水管接続具101を装着する際に、カバー103の開き幅を最小限に抑えることができるようになる。傾斜部208aの作用については、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態に係る通水管接続具101のカバー103に設けられた傾斜部208aの作用を示す図である。同図(a)は、傾斜部208aを設けなかった場合のカバー103の開き幅402aを示す比較例である。同図(b)は、傾斜部208aを設けた場合(本実施形態に係る通水管接続具101の場合)のカバー103の開き幅402bを示している。
両図を比較してわかるとおり、同図(a)では、カバー103の先端の内側が、接続部分401に、エッジで接している。これに対して、同図(b)では、カバー103の先端の内側が、接続部分401に、傾斜部208aにより形成された面で接している。従って、傾斜部208aありの開き幅402bは、傾斜部208aなしの開き幅402aよりも狭くなっている。換言すれば、開き幅402が小さくなるように、両腕カバー部205の内周面208先端角が切り取られ、傾斜部208aが設けられている。これにより、カバー103の開き幅402を最小限に抑えることができ、より狭い間隔で給水管105が並設されているヘッダー104を用いた場合にも、通水管接続具101を装着できるようになる。尚、傾斜部208aは、図4(b)で示した形状に限定されるものではなく、開き幅402がより小さくなるように、その通水管接続具101の形状に合わせて自由に決めることができる。
以上のように構成される通水管接続具101が、隣接接続具との干渉を避けながら、接続部分401に装着される原理を説明する。
図5は、本実施形態に係る通水管接続具101により挟持される接続部分401の断面図である。
同図左側の接続部分401aには、通水管接続具101aが接続されていて、同図右側の接続部分401cには、通水管接続具101cが接続されている。この状態で、同図中央の接続部分401bに、通水管接続具101bを装着する場合を考える。すなわち、通水管接続具101a及び通水管接続具101cが、前述の隣接接続具となる。以下、これらを、それぞれ隣接接続具101a及び隣接接続具101cと呼ぶこととする。これに対して、これから装着しようとする通水管接続具101bを、以下、装着対象接続具101bと呼ぶこととする。尚、隣接接続具101a、隣接接続具101c及び装着対象接続具101bは、全て、図2で説明した通水管接続具101である。
まず、装着状態にある隣接接続具101aを見るとわかるように、クリップ102aの開放端203aは、外側に張り出した先端カバー部211aが設けられたことにより、カバー103aの外側に突出することなく、カバー103aに覆われている。その反面、カバー103aは、その張り出した分だけ大きくなっている。
一方、装着対象接続具101bは、接続部分401bをクリップ102bの内部へ誘導するため、そのクリップ102b及びカバー103bが、接続部分401bの直径よりも大きく開かれる。ここで、上述したように、カバー103bは、クリップ102bよりも大きな幅で開かれる。そのため、開いた状態では、先端カバー部211bが、最も外側にくる。
以上から、先端カバー部211bを設けたために、先端カバー部211bが隣接接続具101b、101cと干渉し、装着対象接続具101bを装着できなくなる場合も出てくるように考えられる。しかし、本実施形態に係る通水管接続具101は、このような場合にも、隣接接続具101a又は101cに衝突することなく、接続部分401bへ装着できる。
すなわち、隣接接続具101a又は101cの主要部210と、装着対象接続具101bの切欠部213とが利用される。装着対象接続具101bの先端カバー部211bは、一見して、隣接接続具101a又は101cの主要部210a又は210cに干渉するように見えるが、隣接接続具101a又は101cの主要部210a又は210cは、装着対象接続具101bの先端カバー部211b間に設けられた切欠部213を通過する。これにより、先端カバー部211bと主要部210a又は210cとの干渉を避けることができ、装着対象接続具101bは、隣接接続具101aと隣接接続具101cとの間をすり抜けて、接続部分401bに装着できるようになる。この点を、側面視した図を参照して、さらに説明する。
図6は、本実施形態に係る通水管接続具101を接続部分401に装着するときの様子を示した図である。符号601は、装着対象接続具101bと隣接接続具101aとが接触する箇所である。同図(b)は、同図(a)における接触箇所601を拡大した図である。
同図(b)に示したように、装着対象接続具101bを装着する過程において、装着対象接続具101bの切欠部213と隣接接続具101aの主要部210aとが、噛み合うようになっている。つまり、装着対象接続具101bの先端カバー部211bと隣接接続具101aの主要部210aは、平面視すると重なるが、互いに干渉しないように構成されている。このような噛み合った状態のまま、装着対象接続具101bの先端カバー部211bは、隣接接続具101aのガイド部212aに沿って移動する。これにより、装着対象接続具101bは、隣接接続具101aが邪魔にならずに、接続部分401bに装着できるようになる。
図7は、本実施形態に係る通水管接続具の第一の変形例101’の斜視図である。図2に示した通水管接続具101と実質的に同一の部分については、同一の符号を付与している。
この通水管接続具101’は、それぞれの腕カバー部205に、切欠部213を上下に二分するような板部701をさらに備える。例えば、図7に示すように、上下に設けられた先端カバー部211は、先端で結合されており、板部701は、その結合部分と主要部210とを橋渡すように設けられる。これにより、クリップ102の先端は、側面からも覆われることになり、通水管接続具101’は、図2に示した通水管接続具101よりも、より強固に外部の物体との接触から保護され、外れにくくなる。この通水管接続具101’では、板部701の上下に設けられた開口部213’が、図2に示した通水管接続具101の切欠部213と同様の機能を果たす。
また、板部701は、外側から圧力をかけると、内側へ撓むようになっている。これは、上述したように、開口部213’は、隣接接続具の主要部210との衝突を避けるために設けられているが、この開口部213’の機能を失わせないようにするためである。すなわち、板部701は、隣接接続具の主要部210に接触すると内側へ撓むので、主要部210が開口部213’を通過する際に、邪魔にならない。従って、この通水管接続具101’も、図2に示した通水管接続具101と同様の原理により、図5に示した状況下で、隣接接続具101aと隣接接続具101cとの間をすり抜けて、接続部分401bに装着できるようになる。
図8は、本実施形態に係る通水管接続具(第一の変形例)101’により挟持される接続部分の断面図である。同図(b)は、同図(a)の接触箇所801に着目した図であり、装着対象接続具101’bを接続部分401bへ装着する際に、装着対象接続具101’bが、隣接接続具101’cとの干渉を避ける様子を示している。図5と実質的に同一の部分については、同一の符号を付与している。
同図(a)に示すように、それぞれの通水管接続具101’において、カバー103の断面として、板部701が現れている。この点以外は、図5の場合と同様の構成となっているので、説明を省略する。
同図(b)中央の図を見るとわかるように、装着対象接続具101’bの板部701は、隣接接続具101’cの主要部210cと接触して、内側へ撓んでいる。従って、装着対象接続具101’bを接続部分401bへ装着する際に、板部701が邪魔になることはない。
図9は、本実施形態に係る通水管接続具(第一の変形例)101’を接続部分に装着するときの様子を示した図である。図6と実質的に同一の部分については、同一の符号を付与している。
上述したように、装着対象接続具101’bの板部701bは、隣接接続具101’aの主要部210aと接触して、内側へ撓んでいる。従って、板部701が開口部213’の機能を失わせることはなく、この場合も、図6の場合と同様の原理により、装着対象接続具101’bは、隣接接続具101’aと隣接接続具101’cとの間をすり抜けて、接続部分401bに装着できるようになる。
図10は本実施形態に係る通水管接続具の第二の変形例101’’の斜視図である。図7に示した通水管接続具101’と実質的に同一の部分については、同一の符号を付与している。
この通水管接続具101’’は、両腕カバー部205に、開口部213’’の一部を覆う板部701’を備える。この板部701’は、通水管接続具101’の装着状態においてクリップ102の開放端203を側面から概ね覆う程度に、開口部213’’内に張り出していればよい。このように、開口部213’’内に張り出した板部701’の端部を自由端とすることにより、装着時に隣接接続具の主要部210と干渉したときに大きく撓むことが可能となる。したがって、より狭い間隔で隣接する給水管に対しても、側面から開放端203を覆いながら装着することが可能となる。また、剛性の大きい材料でカバー103を成形した場合にも、板部701’を十分撓ませることが可能になる。
さらに通水管接続具101’’は、そのカバー103の先端に、蓋301を備えている。蓋301は、ヒンジ部302で腕カバー部205に対し回動可能に構成されており、両腕カバー部205は、その先端の係合部207で係合した後、蓋301をヒンジ302を軸として回動させ、蓋係合部303で係合させることで、さらに強固に連結される。すなわち、係合方向の異なる二つの係合部により両腕カバー部205を連結することで、外部の物体と接触した際にもさらに外れにくくしたものである。
以上説明したような構造をもつことにより、通水管接続具は、外部の物体との接触によっても外れにくく、かつ、狭い場所でも装着可能となる。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
本実施形態に係る通水管接続具及び通水管接続具により挟持される給水管と通水管との接続部分を示す斜視図である。 本実施形態に係る通水管接続具の斜視図である。 本実施形態に係る通水管接続具の平面図である。 本実施形態に係る通水管接続具のカバーに設けられた傾斜部を示す図である。 本実施形態に係る通水管接続具により挟持される接続部分の断面図である。 本実施形態に係る通水管接続具を接続部分に装着するときの様子を示した図である。 本実施形態に係る通水管接続具の第一の変形例の斜視図である。 本実施形態に係る通水管接続具(第一の変形例)により挟持される接続部分の断面図である。 本実施形態に係る通水管接続具(第一の変形例)を接続部分に装着するときの様子を示した図である。 本実施形態に係る通水管接続具の第二の変形例の斜視図である。
符号の説明
101…通水管接続具、102…クリップ、103…カバー、104…ヘッダー、105…給水管、106…通水管、107…給水管フランジ、108…通水管フランジ、201…腕部、202…腕支持部、203…導入部、204…挟持部、205…腕カバー部、206…カバー支持部、207…係合部、208…傾斜部、209…カバーフレーム部、210…主要部(凸部)、211…先端カバー部(第一の遮蔽部)、212…ガイド部、213…切欠部(開口部)、401…接続部分、402…開き幅、601…接触箇所、701…板部(第二の遮蔽部)

Claims (5)

  1. 並設される複数の給水管と各給水管に接続される通水管のそれぞれに形成されたフランジ部を対向接触させた接続部分に装着される通水管接続具において、
    開放端を有し、該開放端から前記接続部分を嵌入することで、前記対向接触している給水管及び通水管のフランジ部を着脱自在に挟持するクリップと、
    前記クリップを外方から覆うカバーであって、平面視で前記クリップの開放端を覆う第一の遮蔽部が形成されたカバーとを備え、
    前記通水管接続具を前記接続部分へ装着する際、前記カバーの第一の遮蔽部が、隣設する接続部分に装着された他のカバーの側部と平面視で重合することを特徴とする通水管接続具。
  2. 前記カバーの第一の遮蔽部の側面には、開口部又は切欠部が形成され、かつ前記カバーの側部には凸部が形成され、
    前記通水管接続具を前記接続部分へ装着する際に、前記開口部又は切欠部内を前記他のカバーの凸部が通過することを特徴とする請求項1記載の通水管接続具。
  3. 前記カバーの凸部の幅と、前記開口部又は切欠部の幅が、略同一となるよう形成されたことを特徴とする請求項2記載の通水管接続具。
  4. 前記カバーの開口部又は切欠部の少なくとも一部を覆い、前記通水管接続具を前記接続部分へ装着する際に、前記他のカバーの側部と接触し、弾性変形する第二の遮蔽部が形成されたことを特徴とする請求項2記載の通水管接続具。
  5. 前記通水管接続具を前記接続部分へ装着する際に、前記給水管又は通水管と接触する前記カバーの内周面の先端部に、前記カバーの先端側へ傾斜した傾斜部を設けたことを特徴とする請求項1記載の通水管接続具。
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