JP2008150832A - 後方監視カメラの取付構造 - Google Patents

後方監視カメラの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数を増やすことなく、後方監視カメラのケーブルを保護することが可能な後方監視カメラの取付構造を提供する。
【解決手段】後方監視カメラ22の取付構造20は、後方監視カメラ22と、カウンタウェイト5の上面に形成された貫通穴5aと、この貫通穴5aに対して連通するように凹部31bを配置するとともに後方監視カメラ22を支持するためにカウンタウェイト5に設置されるケーシング21(下部ケーシング31)と、ケーシング21のボルト締結部を覆うカバー部材33と、を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械の後方の安全性を確保するために搭載される後方監視カメラの取付構造に関する。
近年、油圧ショベル等の建設機械において作業中等における後方の安全を視認できるようにするために、カウンタウェイト等の後方に設置された部材の上面に、後方監視カメラを搭載したものが用いられている。
このような後方監視カメラを搭載した建設機械では、キャブ内で操作を行うオペレータはカメラによって映し出される建設機械の後方の映像を確認しながら、旋回する等の操作を行うことができるため、作業時における安全性を向上させることができる。
例えば、特許文献1には、カウンタウェイトの組み付け時に使用されるカウンタウェイト上面に形成された吊し穴を利用して、監視カメラを取り付ける構造が開示されている。このような構成によれば、カウンタウェイトに監視カメラ用の収納室を設けることなく、かつ溶接を用いることなくカウンタウェイト上へ監視カメラを固定することが可能になる。
特開2003−221844号公報(平成15年8月8日公開) 特開2006−161306号公報(平成18年6月22日公開)
しかしながら、上記従来の監視カメラの設置構造では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された監視カメラの取付構造では、カウンタウェイト上に形成された吊し穴を利用してボルトによって取り付けを行っているが、監視カメラに接続されたケーブルがカウンタウェイト上において露出した状態となっている。このため、作業現場等においては、例えば、飛来物がケーブルに当たってケーブルが損傷してしまうおそれがある。
このような問題に対して、特許文献2では、ケーブル上に保護カバーを設置し、凹溝内にケーブルを通すことで、ケーブルを外部に露出させない構成が開示されている。
しかし、このような構成では、ケーブルを隠すための保護カバーが別途必要となり、部品点数の増加という問題を招来する。
本発明の課題は、部品点数を増やすことなく後方監視カメラのケーブルを保護するとともに、後方監視カメラの盗難を効果的に防止することが可能な後方監視カメラの取付構造を提供することにある。
第1の発明に係る後方監視カメラの取付構造は、後方監視カメラと、貫通穴と、支持ケースと、カバー部材と、を備えている。後方監視カメラは、建設機械の後部に搭載されるカウンタウェイト上に設置される。貫通穴は、カウンタウェイトの上面に形成されている。支持ケースは、後方監視カメラを支持するとともに、後方監視カメラに接続されたケーブルを通過させる開口部を有しており、開口部と貫通穴とが連通するようにカウンタウェイト上面に対して固定用ボルトを用いて取り付けられる。カバー部材は、固定用ボルトの締結部を覆う位置に取り付けられる。
ここでは、後方監視カメラを支持する支持ケースにおけるケーブルを通すための開口部分を、カウンタウェイトの上面に形成された貫通穴と連通するように位置を合わせて取り付けられる。そして、カウンタウェイトに対して支持ケースとともに取り付け固定されるブラケットに対して、カバー部材を取り付ける。
ここで、後方監視カメラを支持する支持ケースは、例えば、ケーブルを通すための開口部を底面に有しており、後方監視カメラ全体を覆う箱状のケース等が含まれる。そして、カウンタウェイト上に形成された貫通穴は、カウンタウェイトの上面カバーにおいて、その内面とカウンタウェイト内に充填されたコンクリート等の重量物の上面との間の隙間まで貫通している。また、カバー部材としては、支持ケースの上面全体を覆うように取り付けられるものや、固定用ボルトの締結部の部分だけを覆うように取り付けられるものも含まれる。
これにより、支持ケースに対して取り付けられる後方監視カメラに接続されるケーブルを、支持ケース内から直接、カウンタウェイト上面の貫通穴へと通すことができる。この結果、ケーブル部分を隠すためのカバーを別途設けなくても、後方監視カメラから延びるケーブルをカウンタウェイト上等の外部に露出させることがないため、部品点数を減らしつつ容易にカウンタウェイト上へ取り付けることが可能な後方監視カメラの取付構造を得ることができる。さらに、後方監視カメラを取り外すためには、カバー部材を取り外してから支持ケースを固定している固定用ボルトの締結部にアクセスする必要があるため、固定用ボルトが外部に露出している構造と比較して、カウンタウェイト上に取り付けられた後方監視カメラの盗難の発生を抑制することができる。
第2の発明に係る後方監視カメラの取付構造は、第1の発明に係る後方監視カメラの取付構造であって、カバー部材は、その一部あるいは取付先の部材の一部を弾性変形させることにより取り付けられる。
ここでは、カバー部材の固定方法として、例えば、弾性変形可能な爪部材等を取り付け先に挿入する等して、カバー部材の一部を弾性変形させることで行っている。
これにより、外部から見て、固定用ボルトの締結部が一切見えなくなるため、固定用ボルトの締結部が外部に露出した構造と比較して、後方監視カメラの本体部や支持ケース、カバー部材等を取り外すことが困難になる。この結果、後方監視カメラの盗難の発生を抑制することができる。
第3の発明に係る後方監視カメラの取付構造は、第1または第2の発明に係る後方監視カメラの取付構造であって、一方の端部がカウンタウェイトに形成された貫通穴に連通するとともに、他方の端部がカウンタウェイトが取り付けられる建設車両の本体に連通するパイプ材を、さらに備えている。
ここでは、カウンタウェイトの上面に形成された貫通穴とカウンタウェイトが搭載される建設機械の本体側とを、パイプ材を介して連通させる。
これにより、カウンタウェイトの上面に形成された貫通穴に通されるケーブルを、パイプ材の内筒側を通して建設機械の本体側まで容易に導くことができる。さらに、このパイプ材をカウンタウェイトの上面カバーの天井面等に取り付けることで、カウンタウェイトの重量体となるコンクリート等を上面付近まで充填することができる。
第4の発明に係る後方監視カメラの取付構造は、第3の発明に係る後方監視カメラの取付構造であって、パイプ材の一方の端部側の開口部分は塞がれている。
ここでは、後方監視カメラに接続されるケーブルを通すためのパイプ材の一方の端部の開口部分を塞いでいる。
これにより、カウンタウェイトの上面に形成された開口部から、外気や水、埃等がカウンタウェイト内へと侵入することを防止することができる。この結果、カウンタウェイト内における錆等の発生を防止することができる。
第5の発明に係る後方監視カメラの取付構造は、第1から第4の発明のいずれか1つに係る後方監視カメラの取付構造であって、支持ケースの開口部は、凹状に形成されている。
ここでは、後方監視カメラを支持する支持ケースの底面等に形成された開口が、凹状に形成されている。
これにより、単なる円形等の開口部と比較して、凹状の開口部の場合には開口部に通されたケーブルを移動させるスペースをより多く確保することができる。この結果、ケーブルの向きをフレキシブルに変更することができるため、カウンタウェイトの上面に形成された貫通穴への挿入も比較的容易に行うことができる。
第6の発明に係る後方監視カメラの取付構造は、第1から第5の発明のいずれか1つに係る後方監視カメラの取付構造であって、支持ケースの内部には、後方監視カメラの角度調整の指標となる位置合わせ部が設けられている。
ここでは、カウンタウェイト上へ後方監視カメラを取り付けた際に、位置合わせ部を利用して、取り付けられた建設機械の機種等に応じて、カメラの取付け角度を適切な角度に調整する。
なお、位置合わせ部としては、例えば、位置合わせ用のマーク等が印刷されており、支持ケース内にカメラの特定の部位の延長線上に貼り付けられたシール状のものが考えられる。
これにより、例えば、後方監視カメラを後付けで設置する場合等においても、位置合わせ部を利用することで、取り付けられる機種ごとに適正な角度でカメラの取付けを実施することができる。
本発明に係る後方監視カメラの取付構造によれば、部品点数を増やすことなく、後方監視カメラのケーブルを保護することができる。
本発明の一実施形態に係る後方監視カメラ22の取付構造20を採用した油圧ショベル(建設機械)1について、図1〜図14を用いて説明すれば以下の通りである。
[油圧ショベル1全体の構成]
本実施形態に係る油圧ショベル1は、図1に示すように、下部走行体2と、旋回台3と、作業機4と、カウンタウェイト5と、エンジン6と、機器室9と、キャブ10と、後方監視カメラ22の取付構造20と、を備えている。
下部走行体2は、進行方向左右両端部分に巻き掛けられた履帯Pを回転させることで、油圧ショベル1を前進、後進させるとともに、上面側に旋回台3を旋回可能な状態で搭載している。
旋回台3は、下部走行体2上において、任意の方向に旋回可能であって、上面に作業機4と、カウンタウェイト5と、エンジン6と、キャブ10とを搭載している。
作業機4は、ブーム11と、ブーム11の先端に取り付けられたアーム12と、アーム12の先端に取り付けられたバケット13とを含むように構成されている。そして、作業機4は、図示しない油圧回路に含まれる各油圧シリンダ11a,12a,13a等によって、ブーム11やアーム12、バケット13等を上下に移動させながら、土木工事の現場において土砂や砂礫等の掘削作業を行う。
カウンタウェイト5は、例えば、鋼板を組み立てて形成した箱の中に屑鉄やコンクリート等を入れて固めたものであって、採掘作業時等において車体のバランスをとるために旋回台3上に設けられている。また、カウンタウェイト5の上面における後端部中央付近には、後述する後方監視カメラ22を取り付けるための貫通穴5aが形成されている。
エンジン6は、下部走行体2や作業機4を駆動するための駆動源であって、旋回台3上におけるカウンタウェイト5に隣接する空間内に配置されている。
機器室9は、作業機4の後方に配置されており、図示しない燃料タンク、作動油タンクおよび操作弁等を収容する。
キャブ10は、油圧ショベル1のオペレータが乗降する運転室であって、作業機4の先端部を見通せるように、旋回台3上における作業機4の側方となる左側前部に配置されている。
後方監視カメラ22の取付構造20は、カウンタウェイト5の上面における後端部付近に設けられており、キャブ10内のモニタ画面に映し出されるカウンタウェイト5の後方の映像を撮影するために設けられている後方監視カメラ22を取り付け固定する。これにより、キャブ10内に設置されたモニタ等において油圧ショベル1の後方の安全を確認しながら作業を行うことができる。なお、この後方監視カメラ22の取付構造20については、後段にて詳述する。
[後方監視カメラ22の取付け構造20]
本実施形態の後方監視カメラ22の取付構造20は、図2に示すように、カウンタウェイト5上における後端中央部付近に設けられており、図3、図4および図5に示すように、カウンタウェイト5の上面に形成された貫通穴5aと、ケーシング(支持ケース)21と、後方監視カメラ22と、ケーブル23と、ブラケット部材25と、を含むように構成されている。
貫通穴5aは、カウンタウェイト5の天井面を形成する板材における、後端中央部付近の位置に形成されている。そして、貫通穴5aは、カウンタウェイト5上に取り付けられる後方監視カメラ22を収納するケーシング21によって覆われ、外部に露出しない状態となっている。
ケーシング21は、内部に後方監視カメラ22を収納しており、図5に示すように、下部ケーシング31、上部ケーシング32およびカバー部材33という3つの部材によって構成されている。そして、ケーシング21は、その底部分(下部ケーシング31)の一部にケーブル穴としての凹部(開口部)31bが形成されている。このため、この凹部31bを介して後方監視カメラ22に接続されたケーブル23が、カウンタウェイト5の内部へと送り込まれる。
後方監視カメラ22は、作業時等における後方の安全を確認するために、キャブ10内に配置されたモニタ等に映し出されるカウンタウェイト5の後方の映像を撮影するための撮影装置であって、取付構造20を介してカウンタウェイト5の後端部に取り付けられる。また、後方監視カメラ22の後端部には、キャブ10内のモニタ等に対して映像信号等を送り出すケーブル23が接続されている。なお、本実施形態の後方監視カメラ22は、後述する角度調整機構43によって取付角度が調整されるが、この角度調整機構43については後段にて詳述する。
ケーブル23は、後方監視カメラ22によって撮影された映像信号を、キャブ10内に設置されたモニタ等に送り出すために、後方監視カメラ22とそのモニタ等とを接続する。また、ケーブル23は、カウンタウェイト5の内部においては、図6等に示すように、断面が略四角形のパイプ材30の内部を通過して、キャブ10側へとつながっている。
ブラケット部材25は、図5に示すように、ケーシング21内に後方監視カメラ22を固定するため、および下部ケーシング31に対して上部ケーシング32を固定するために、ケーシング21内に設けられている。そして、ブラケット部材25は、図5、図8(a)および図8(b)に示すように、第1ブラケット25a、第2ブラケット25bおよび第3ブラケット25cという3つの部材によって構成されている。なお、このブラケット部材25を構成する各部材の構成については、後段にて詳述する。
(ケーシング21)
ケーシング21は、上述したように、下部ケーシング31、上部ケーシング32およびカバー部材33によって構成されている(図5参照)。
下部ケーシング31は、図5に示すように、カウンタウェイト5の上面に直接固定される部材であって、下方から後方監視カメラ22を支持している。また、下部ケーシング31は、図7(a)および図7(b)に示すように、ボルト穴31a,31aと、凹部(開口部)31bと、のぞき穴31cと、を有している。ボルト穴31a,31aは、カウンタウェイト5の上面に形成された貫通穴5aの両側に形成されたボス55,56にそれぞれ重なるように配置され、挿入されたボルトがボス55,56(図4参照)に螺合することによって第1ブラケット25a(図8(a)および図8(b)参照)とともにカウンタウェイト5の上面に固定される。凹部31bは、後方監視カメラ22に接続されたケーブル23を通すための切欠き部分であって、下部ケーシング31における後方監視カメラ22による撮影方向とは反対側に向かって開口している。これにより、下部ケーシング31を固定する前、あるいは後の段階において、ケーブル23をパイプ材30内に挿入する場合でも、下部ケーシング31によってケーブル23の通り道を邪魔されることはないため、スムーズにケーブル23をパイプ材30の内部へ挿入していくことができる。のぞき穴31cは、下部ケーシング31に対して取り付けられる後方監視カメラ22のレンズ部分を露出させて撮影するために形成された開口部であって、カウンタウェイト5の上面に取り付けられた状態で、図7(b)に示すように、斜め下方を撮影できるように斜め下方に向かって開口している。
上部ケーシング32は、図5に示すように、下部ケーシング31に対して取り付けられた後方監視カメラ22の上面を覆うように、後述するブラケット部材25を介して下部ケーシング31に対して固定される。また、上部ケーシング32は、図5に示すように、第1・第2ブラケット25a,25bの上部に形成された屈曲部分のナット部25e,25f(図8(a)および図8(b)参照)に対して、図9(a)および図9(b)に示すボルト穴32b,32bに挿入されたボルト51,52によって固定される。さらに、上部ケーシング32は、図9(a)および図9(b)に示すように、上面部分にカバー取付部32aを有している。カバー取付部32aは、上部ケーシング32の上面の一部に形成された平面部分であって、後述するカバー部材33が嵌合によって嵌め込まれる。また、カバー取付部32aには、固定用のボルト51,52が挿入されるボルト穴32b,32bと、カバー部材33の爪部材33a,33bがそれぞれ挿入、係止される係止溝32c,32dが形成されている。
カバー部材33は、図10(a)〜図10(c)に示すように、上部ケーシング32の上面に形成されたカバー取付部32aに対して、爪部材33a,33bがカバー取付部32aの係止溝32d,32c(図9(a)参照)にそれぞれ係止されることで固定される樹脂製の部材である。爪部材33a,33bは、弾性変形しながらカバー取付部32aの係止溝32d,32cに対してそれぞれ挿入、係止される。このように、上部ケーシング32のボルト締結部分を隠すカバー部材33を、ボルトを使用することなく係止することで、後方監視カメラ22が盗難に会うことを防止することができる。
(ブラケット部材25)
ブラケット部材25は、上述したように、第1ブラケット25a、第2ブラケット25bおよび第3ブラケット25cを有している(図5参照)。
第1ブラケット25aは、図5、図8(a)および図8(b)に示すように、下部ケーシング31における後方監視カメラ22による撮影方向とは反対側の端部に、下部ケーシング31のボルト穴31a,31aとボルト穴25d,25dとに差し込まれるボルトによって下部ケーシング31とともにカウンタウェイト5に形成されたボルト穴の下方に取り付けられたボス55,56に固定される。そして、この第1ブラケット25a上部に形成された屈曲部には、ナット部25eが設けられている。ナット部25eは、上部ケーシング32に形成されたボルト穴32bに挿入されたボルト51が螺合される。
第2ブラケット25bは、図5、図8(a)および図8(b)に示すように、下部ケーシング31におけるほぼ中央付近に配置されており、ボルト穴25gに挿入されたボルトによって下部ケーシング31とともにカウンタウェイト5の上面に形成されたボルト穴に固定される。また、第2ブラケット25b上部に形成された屈曲部には、ナット部25fが設けられている。ナット部25fは、上部ケーシング32に形成されたボルト穴32bに挿入されたボルト52が螺合される。
第3ブラケット25cは、図5に示すように、第2ブラケット25bに対して連結部54を介して固定されており、後方監視カメラ22を取り付けるために、ケーシング21におけるカウンタウェイト5の後端部寄りに配置されている。また、第3ブラケット25cには、図13に示すように、後方監視カメラ22の角度調整を行う角度調製機構43を構成する位置決めブラケット42が取り付けられている。なお、この角度調整機構43の構成については、後段にて詳述する。
(パイプ材30)
パイプ材30は、上述した後方監視カメラ22に接続されたケーブル23をカウンタウェイト5内からキャブ10側へと誘導するために、図6に示すように、カウンタウェイト5内の空間における天井面に取り付けられている。そして、パイプ材30は、図11(a)〜図11(c)に示すように、本体30a、上面開口30b、端部開口30cを有している。
本体30aは、断面が略四角形の鋼管であって、内部に後方監視カメラ22のケーブル23を通すために、カウンタウェイト5の内部空間に設けられている。
上面開口30bは、図5に示すように、カウンタウェイト5の上面に形成された貫通穴5aに連通しており、この上面開口30bおよび貫通穴5aを介して、ケーブル23が本体30a内へと導かれる。このように、パイプ材30の上面開口30b側の端部には、端部開口はなく、閉端部となっている。これにより、上面開口30bを介して湿った空気等がカウンタウェイト5の内部空間内へ侵入して、カウンタウェイト5の内部にサビ等が発生することを回避することができる。
端部開口30cは、パイプ材30における後方監視カメラ22の取付け側とは反対側(キャブ10側)の端部に形成された開口であって、本体30aの断面とほぼ同様の開口となっている。また、端部開口30cには、図6に示すように、緩衝部材41が取り付けられている。緩衝部材41は、図12に示すように、裂け目が形成された第1スポンジ部41aと、第1スポンジ部41aの下方に形成されたケーブル穴41bと、第2スポンジ部41cと、を有している。このように、キャブ10側の端部にこのような緩衝部材41を取り付けたことで、エンジン6からの熱風等がパイプ材30内に入り込んで、反対側の端部に連通する後方監視カメラ22の設置空間に熱を与えてしまうことを防止することができる。
なお、パイプ材30は、カウンタウェイト5の製造過程においては、コンクリート等の重量物を入れてしまう前の段階で、カウンタウェイト5の外郭を構成する天井面に対して固定される。これにより、例えば、重量物としてコンクリートを内部に流し込む場合でも、ケーブル23を通す空間はパイプ材30によって確保されているため、カウンタウェイト5の外郭を構成する容器のほぼ一杯まで充填させることができる。
(角度調整機構43)
角度調整機構43は、図13に示すように、後方監視カメラ22と、後方監視カメラ22が取り付けられる位置決めブラケット42とを用いて形成される。
具体的には、後方監視カメラ22は、位置決めブラケット42の曲面部においてスライド可能な状態で取り付けられていることで、後方監視カメラ22の向きを変更する。
位置決めブラケット42は、第3ブラケット25cに対して連結部54を用いて固定されており、図14(a)〜図14(c)に示すように、長穴42a,42aと、位置決めシール42bと、ボルト穴42c,42cと、を有している。
長穴42a,42aは、図14(a)に示すように、後方監視カメラ22のスライド方向に沿って、位置決めブラケット42の曲面部分に形成された開口部であって、図5および図13に示すように、この開口部に挿入された2本の位置決めボルト53,53によって位置決めブラケット42に対する後方監視カメラ22の取り付け方向が決められる。
位置決めシール42bは、図14(a)および図14(b)に示すように、位置決めブラケット42における曲面部分の上方に貼り付けられている。この位置決めシール42bには、後方監視カメラ22のスライド方向(長穴42a,42aの長手方向)に直交する向きに複数の位置決めラインが印刷されている。これにより、2本の位置決めボルト53,53を緩めて、後方監視カメラ22の向きを変更する場合には、例えば、位置決めボルト53,53の中心位置と位置決めシール42bの所定の位置決めラインとを合わせることで、容易に所望の取付角度になるように後方監視カメラ22を取り付けることができる。
ボルト穴42c,42cは、第3ブラケット25cに対して位置決めブラケット42を固定するためのボルト57,57が挿入される。
<後方監視カメラ22の設置方法>
本実施形態の後方監視カメラ22は、上述したような取付構造20を採用しており、以下のような手順によって、カウンタウェイト5の後方中央部付近に取り付けられる。
すなわち、まず、カウンタウェイト5の内部空間には、その天井面に上記パイプ材30が溶接によって取り付けられ、内部にコンクリート等の充填物が充填される。なお、パイプ材30は、カウンタウェイト5の上面に形成された貫通穴5aとパイプ材30の上面開口30bとが連通するように取り付けられる。
そして、カウンタウェイト5の貫通穴5aの両側に、下部ケーシング31等を固定するためのボス55,56が取り付けられる。
次に、下部ケーシング31に対してブラケット部材25および後方監視カメラ22が取り付けられた状態で、先に後方監視カメラ22に接続されたケーブル23を、下部ケーシング31の凹部31bおよびカウンタウェイト5の貫通穴5aを介して、パイプ材30の内部へと挿入していく。そして、ケーブル23が全てパイプ材30の内部へと挿入されると、キャブ10側の端部開口30cからケーブル23の先端が引き出される。
次に、第1ブラケット25aに形成されたボルト穴25d,25d、下部ケーシング31に形成されたボルト穴31a,31aに挿入されるボルトが、カウンタウェイト5側に固定されたボス55,56に対して螺合される。これにより、下部ケーシング31が、ブラケット部材25、後方監視カメラ22等とともに、カウンタウェイト5の上面における所定の位置に設置される。
次に、カウンタウェイト5の上面に下部ケーシング31等が設置されると、角度調整機構43を用いて後方監視カメラ22の取付角度の調整が行われる。これにより、後方監視カメラ22が取り付けられた機種に応じて、適宜適切な角度になるように、後方監視カメラ22を取り付けることができる。
次に、下部ケーシング31に対して上部ケーシング32が取り付けられる。具体的には、上部ケーシング32の上面に形成されたボルト穴32bに挿入されたボルトが、第1・第2ブラケット25a,25bの上部に取り付けられたナット部25e,25fに螺合することで、上部ケーシング32を下部ケーシング31上に固定することができる。
最後に、上部ケーシング32の上面に露出した上部ケーシング32を固定するためのボルトの締結部を隠すために、上部ケーシング32上面のカバー取付部32aの部分に、カバー部材33が取り付けられる。なお、カバー部材33は、ボルト等を使用することなく、爪部材33a,33b部分における弾性変形を利用して、上部ケーシング32に対して取り付けられる。
[本後方監視カメラ22の取付構造20の特徴]
(1)
本実施形態の後方監視カメラ22の取付構造20は、図5に示すように、後方監視カメラ22と、カウンタウェイト5の上面に形成された貫通穴5aと、この貫通穴5aに対して連通するように凹部31bを配置するとともに後方監視カメラ22を支持するためにカウンタウェイト5に設置されるケーシング21(下部ケーシング31)とを、備えている。さらに、後方監視カメラ22の取付構造20では、上部ケーシング32を固定するためのボルトの締結部を隠すために、カバー部材33を上部ケーシング32の上面に対して取り付けている。
これにより、後方監視カメラ22に接続されたケーブル23を、ケーシング21の凹部21bおよびカウンタウェイト5の貫通穴5aを介して、直接的にカウンタウェイト5の内部へと導くことができる。この結果、ケーブル23が外部に露出することを回避して、ケーブル23の損傷を防止することができる。また、ケーブル23の損傷防止のために別の保護部材を設ける必要がないため、従来のケーブル保護構造を有する後方監視カメラの取付構造と比較して、構成を簡略化してコストダウンが図れる。
さらに、仮に、後方監視カメラ22をカウンタウェイト5上から取り外すためには、まず、特定の取り外し工具等を用いてカバー部材33を取外した後、上部ケーシング32を固定するボルト締結部を緩めて上部ケーシング32を取外し、さらに下部ケーシング31を固定するボルトを緩める必要がある。よって、ボルトの締結部が外部に露出していないため、この取付構造20を初めて見る者にとっては、どこから外していいのか分かりにくいため、後方監視カメラ22の盗難を効果的に防止することができる。また、後方監視カメラ22を取り外すためには、3つのケーシング31,32,33を取外さなくてはならないため、非常に手間が掛かるという点についても、盗難防止に効果的である。
(2)
本実施形態の後方監視カメラ22の取付構造20では、図9(a)および図10(b)に示すように、カバー部材33を取り付ける際には、カバー部材33の一部(爪部材33a,33b)を弾性変形させることで、上部ケーシング32の上面に対して固定される。
これにより、ボルトを用いることなく、上部ケーシング32におけるボルト締結部を隠すことができるため、本取付構造20を扱ったことのない者にとっては、後方監視カメラ22を固定している上部ケーシング32および下部ケーシング31を取り外すことは困難になる。この結果、後方監視カメラ22の盗難防止に効果的である。
(3)
本実施形態の後方監視カメラ22の取付構造20では、図5、図6および図11(a)〜図11(c)に示すように、一方の端部がカウンタウェイト5の貫通穴5aに連通しており、他方の端部がキャブ10側に連通しているパイプ材30を、カウンタウェイト5の内部空間内に設置している。
これにより、カウンタウェイト5の内部に挿入されたケーブル23を、パイプ材30によって保護することができる。また、このパイプ材30を、カウンタウェイト5の内部空間における最上部に取り付けることで、ケーブル23を通す空間を確保しつつ、カウンタウェイト5内にコンクリート等の充填物を最上部まで充填することができる。
(4)
本実施形態の後方監視カメラ22の取付構造20では、図5に示すように、パイプ材30における後方監視カメラ22の取付側の端部は、カウンタウェイト5の上面に形成された貫通穴5aに連通する上面開口30b以外、閉じられている。
これにより、後方監視カメラ22の取付部分から貫通穴5aを介して雨水や湿った空気等が混入して、カウンタウェイト5の内部にサビを発生させる等の不具合を防止することができる。
(5)
本実施形態の後方監視カメラ22の取付構造20では、図7(a)に示すように、下部ケーシング31には、後方監視カメラ22に接続されたケーブル23を通すための開口部として、凹部31bが形成されている。
これにより、貫通穴5aを介してパイプ材30内にケーブル23を通す際には、凹部31bの開放側へケーブル23を移動させてその向きを比較的自由に変更することができるため、後方監視カメラ22の取付時における作業性を向上させることができる。
(6)
本実施形態の後方監視カメラ22の取付構造20では、図13に示すように、後方監視カメラ22の取付角度を調整するための、角度調整機構43が設けられている。
これにより、カウンタウェイト5上に設置された油圧ショベル1の機種が変わった場合でも、その機種ごとに後方監視カメラ22の取付け角度を調整することで、どの機種に搭載されても常に適切な取付角度で所望の範囲を撮影することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、カウンタウェイト5の上面に、貫通穴5aや固定用のボルト穴等がすでに形成されている状態で、後方監視カメラ22の取付構造20を設置した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、後方監視カメラを搭載していない油圧ショベル等の建設機械に対して、後方監視カメラを後付けで設置することもできる。
この場合には、カウンタウェイトの上面の鉄板に、ケーブルを通す貫通穴と固定用のボルト穴とを形成し、上記実施形態のような取付構造20によって後方監視カメラ22を設置することで、ケーブルの損傷を防止できるという、上記と同様の効果を得ることができる。
(B)
上記実施形態では、後方監視カメラ22を支持するケースとして、下部ケーシング31、上部ケーシング32、カバー部材33等によって構成されるケーシング21を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上部ケーシングがなく、下部ケーシングに対して直接的にカバー部材を取り付けるように構成された支持ケースを用いて、後方監視カメラを取り付けるようにしてもよい。
この場合には、後方監視カメラを取り外す際の労力を減らすことができる一方、後方監視カメラを狙う盗難者にとっては取外し易くなってしまうため、盗難防止効果を高めるという意味では、上記実施形態のような構成とすることがより好ましい。
(C)
上記実施形態では、上部ケーシング32に対して取り付けられるカバー部材33を、爪部材33a,33bの弾性変形を利用して上部ケーシング32に対して固定した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、爪部材の弾性変形ではなく、特殊工具を使用して締結されるネジ等を用いてカバー部材を固定してもよい。
ただし、特殊な工具等を使用することなく、上部ケーシングのボルト締結部を隠すことができるという点では、上記実施形態のように、爪部材の弾性変形等を利用することがより好ましい。
(D)
上記実施形態では、角度調製機構43に含まれる位置決めブラケット42に、後方監視カメラ22の取付角度の基準となる位置決めシール42bが貼り付けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、位置決めシールではなく、位置決めブラケットに形成された位置決めラインを基準にして、後方監視カメラの取付角度を調整するようにしてもよい。
(E)
上記実施形態では、ケーシング21を構成する各部31〜33、ブラケット部材25等の形状、固定方法として、ボルト等を用いた固定方法を採用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上部ケーシングと下部ケーシングとをそれぞれ爪部材等の弾性変形を利用して固定するようにしてもよい。
その他、ケーシング21やブラケット部材25の形状や固定方法に関しても、上記実施形態の形状やボルトによる固定に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
(F)
上記実施形態では、旋回台3の後方に配置されたカウンタウェイト5の上面における後端部付近に後方監視カメラ22を1台だけ配置した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、旋回体の旋回範囲を映すことができる位置、例えば、上部旋回体の左右側側面にそれぞれ左後方向、右後方向を映すように1台ずつ監視カメラを配置してもよい。また、カウンタウエイトの側部および下部に配置してもよい。
この場合でも、カウンタウェイトの取付位置に形成された貫通穴を介して、後方監視カメラに接続されたケーブルを通すことで、ケーブルを外部に露出させることなく、後方監視カメラの取り付けをおこなうことができるという、上記と同様の効果を得ることができる。
(G)
上記実施形態では、本発明に係る後方監視カメラの取付構造を、油圧ショベル1に対して適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ホイルローダや油圧クレーン等の他の建設機械に対しても当然に適用可能である。
本発明の後方監視カメラの取付構造は、部品点数を増やすことなく、後方監視カメラのケーブルを保護することができるという効果を奏することから、油圧ショベルだけでなく、ホイルローダや油圧クレーム車等のような他の建設機械に対しても広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係る後方監視カメラの取付構造を採用した油圧ショベル全体の構成を示す斜視図。 図1の油圧ショベルの後方に取り付けられた後方監視カメラの取付構造周辺の構成を示す斜視図。 図2の後方監視カメラの取付構造の構成を示す側断面図。 図2の後方監視カメラの取付構造の構成を示す正面断面図。 図3の後方監視カメラの取付構造の構成を拡大して示す側断面図。 図5の後方監視カメラから延びるケーブルのカウンタウェイト内における状態を示す内部断面図。 (a),(b)は、図5の後方監視カメラを収納するケーシングを構成する下部ケーシングの構成を示す平面図および側面図。 (a),(b)は、図7の下部ケーシングに対して、ブラケット部材を取り付けた状態を示す平面図および側面図。 (a),(b)は、図5の後方監視カメラを収納するケーシングを構成する上部ケーシングの構成を示す平面図および側面図。 (a)〜(c)は、図5の後方監視カメラを収納するケーシングを構成するカバー部材の構成を示す平面図、側面図および正面図。 (a)〜(c)は、図5の後方監視カメラから延びるケーブルを通すためのパイプ材の構成を示す平面図、正面図および側面図。 図11のパイプ材の一方の端部に取り付けられたスポンジ材の構成を示す斜視図。 図5の後方監視カメラの取付角度調整を行う角度調整機構の構成を示す側面図。 (a)〜(c)は、図13の後方監視カメラの角度調整機構に含まれる角度調整ブラケットの構成を示す平面図、側断面図および正面断面図。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 旋回台
4 作業機
5 カウンタウェイト
5a 貫通穴
6 エンジン
9 機器室
10 キャブ
11 ブーム
12 アーム
13 バケット
20 取付構造
21 ケーシング(支持ケース)
22 後方監視カメラ
23 ケーブル
25 ブラケット部材
25a 第1ブラケット
25b 第2ブラケット
25c 第3ブラケット
25d ボルト穴
25e,25f ナット部
25g ボルト穴
30 パイプ材
30a 本体
30b 上面開口
30c 端部開口
31 下部ケーシング
31a ボルト穴
31b 凹部(開口部)
31c のぞき穴
32 上部ケーシング
32a カバー取付部
32b ボルト穴
32c,32d 係止溝
33 カバー部材
33a,33b 爪部材
41 緩衝部材
41a 第1スポンジ部
41b ケーブル穴
41c 第2スポンジ部
42 位置決めブラケット
42a 長穴
42b 位置決めシール
42c ボルト穴
43 角度調整機構
51,52 ボルト
53 位置決めボルト
54 連結部
55,56 ボス
57 ボルト

Claims (6)

  1. 建設機械の後部に搭載されるカウンタウェイト上に設置される後方監視カメラと、
    前記カウンタウェイトの上面に形成された貫通穴と、
    前記後方監視カメラを支持するとともに、前記後方監視カメラに接続されたケーブルを通過させる開口部を有しており、前記開口部と前記貫通穴とが連通するように前記カウンタウェイト上面に対して固定用ボルトを用いて取り付けられる支持ケースと、
    前記固定用ボルトの締結部を覆う位置に取り付けられるカバー部材と、
    を備えている後方監視カメラの取付構造。
  2. 前記カバー部材は、その一部あるいは取付先の部材の一部を弾性変形させることにより取り付けられる、
    請求項1に記載の後方監視カメラの取付構造。
  3. 一方の端部が前記カウンタウェイトに形成された前記貫通穴に連通するとともに、他方の端部がカウンタウェイトが取り付けられる建設車両の本体に連通するパイプ材を、さらに備えている、
    請求項1または2に記載の後方監視カメラの取付構造。
  4. 前記パイプ材の前記一方の端部側の開口部分は塞がれている、
    請求項3に記載の後方監視カメラの取付構造。
  5. 前記支持ケースの前記開口部は、凹状に形成されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の後方監視カメラの取付構造。
  6. 前記支持ケースの内部には、前記後方監視カメラの角度調整の指標となる位置合わせ部が設けられている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の後方監視カメラの取付構造。
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