JP2008150734A - 古紙溶解装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、古紙の溶解処理の能力が向上するとともに、稼動エネルギーの削減が可能であり、ラグロープの締りが良くトラブルの発生が少ない古紙溶解装置を提供することにある。
【解決手段】 本発明に関わる古紙溶解装置は、溶解槽2に収容した古紙および古紙溶解用の水等をロータ3の回動によって旋回させて古紙原料に溶解し、該古紙原料をろ過する古紙溶解装置1であって、上部に古紙および古紙溶解用の水等を投入する開口2kを有し、略鉛直方向の軸心を有する円筒状であるとともにその側部を略鉛直方向に延在する沿直板2aで切り欠いた形状の上面視D型の溶解槽2と、溶解槽2の円筒板2sに、古紙および古紙溶解用の水等を含むロータ3による旋回流の向きを変更する内方に突出した形状の旋回流変更手段Bとを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、収集した古紙を再利用するために古紙を溶解する古紙溶解装置に関する。
収集した古紙を再利用するため、古紙を溶解する際に用いる古紙溶解装置をパルパと称する。
図9(a)は、パルパの一態様であるD型パルパ100を示す側面図であり、図9(b)は、D型パルパ100の溶解槽101(後述)の内部を示す図9(a)のA−A線断面概念図である。
図9に示すように、D型パルパ100は、円筒状の側部を鉛直板101aで切り欠いた上面視D型形状を有し、収集した古紙と溶解用の水、薬品等が収容される溶解槽101と、溶解槽101の底面部中心に配設され旋回流を作るとともに古紙を砕くロータ102と、ロータ102下方に配設され溶解した古紙原料をろ過する丸穴(図示せず)等が多数形成されたスクリーンプレート103とを備え構成されている。
図9(a)に示すように、古紙または古紙を積層し圧縮したベールは、コンベアー104によって運搬され、溶解槽101の上部の開口101kから矢印に示すように溶解槽101内に投入される。同時に、上記開口101kからは、別途、溶解用の水が投入される。
溶解槽101内の古紙および水は、図9(b)に示すロータ102の矢印方向の回動により旋回流を起こされ回転する。
ここで、溶解槽内に投入された古紙および水は、ロータの回動により旋回流となり回転し、中心部の渦により下方に吸い込まれ、投入された古紙がロータにぶつかる際の剪断力、または古紙内の剪断力の働きにより、溶解される。
このように、古紙の溶解は、古紙がロータにぶつかることによってより促進されるため、図10に示す従来の円筒状の溶解槽201の場合、旋回流が滑らかに2次元的に回転することからロータ202に向うことが少なく、古紙の溶解処理の効率が良くないという不都合があった。
そこで、古紙の溶解処理の効率を上げるため、上述したような図9(b)、図11に示す上面視D型の形状を有する溶解槽101が採用されている。
このD型の溶解槽101の場合、ロータ102による古紙を含む旋回流が溶解槽101の鉛直板101aにぶつかり下に向い、水流が3次元的になり、投入された古紙がロータ102に衝突する機会が多くなり、古紙の溶解がより促進される。なお、図11は、D型パルパ100の溶解槽101内を示す概念的斜視図である。
溶解槽101内において、ロータ102の剪断力および古紙内の剪断力の働きにより、古紙が溶解されてスラリー状になると、ロータ102下方に配設されるスクリーンプレート103の目穴(図示せず)を通してろ過される。
なお、本願に係る文献公知発明としては、下記のものがある。
特開2003−49376号公報 特公平05−5958号公報 特開昭50−22315号公報
ところで、上述した如く、D型パルパ100の場合、図10に示す円筒状の溶解槽201に比べて古紙の溶解がより促進される。
D型パルパ100において、古紙の溶解は、溶解槽101内の古紙がロータ102に衝突する際の剪断力、および古紙内の繊維同士で互いに働く剪断力により行なわれている。
低濃度パルパは、水に対して古紙のパルプの濃度が5%程度であるが、濃度が低いと大きく渦ができ、古紙内の繊維同士での剪断力の働きが弱く、古紙の溶解が進まない。
そのため、濃度が高い程、古紙の溶解の効率が良い筈であるが、高濃度にすると古紙のロータ102への飲み込みが悪くなるという問題がある。
加えて、古紙のパルプの濃度を高濃度にして、ロータ102による回流の回転速度が低下すると、古紙内のビニール紐の異物を除去するためのラグロープが緩み、ラグロープの切断が発生し、D型パルパ100を停止して、切断したラグロープの除去作業が必要となるという不都合が生じる。
本発明は上記実状に鑑み、古紙の溶解処理の能力が向上するとともに、稼動エネルギーの削減が可能であり、ラグロープの締りが良くトラブルの発生が少ない古紙溶解装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するべく、本発明の請求項1に関わる古紙溶解装置は、溶解槽に収容した古紙および古紙溶解用の水等をロータの回動によって旋回させて古紙原料に溶解し、該古紙原料をろ過する古紙溶解装置であって、上部に古紙および古紙溶解用の水等を投入する開口を有し、略鉛直方向の軸心を有する円筒状であるとともにその側部を略鉛直方向に延在する沿直板で切り欠いた形状の上面視D型の溶解槽と、前記溶解槽の円筒板に、古紙および古紙溶解用の水等を含むロータによる旋回流の向きを変更する内方に突出した形状の旋回流変更手段とを備えている。
本発明の請求項2に関わる古紙溶解装置は、請求項1に記載の古紙溶解装置において、前記旋回流変更手段は、上部を下部より内方に突出する形状に形成している。
本発明の請求項3に関わる古紙溶解装置は、請求項1または請求項2に記載の古紙溶解装置において、前記旋回流変更手段は、前記旋回流が当接する側の旋回流対向面を所望の流れになるような曲率をもった曲面状に形成している。
本発明の請求項4に関わる古紙溶解装置は、請求項1に記載の古紙溶解装置において、前記旋回流変更手段は、上面を内方に行くに従い下方に傾斜して形成するとともに下面を内方に行くに従い上方に傾斜して形成している。
本発明の請求項5に関わる古紙溶解装置は、請求項1に記載の古紙溶解装置において、前記旋回流変更手段は、前記沿直板の延在方向に揃えて並設された対向面を有している。
本発明の請求項6に関わる古紙溶解装置は、請求項1に記載の古紙溶解装置において、前記旋回流変更手段は、円筒状に形成されている。
本発明の請求項7に関わる古紙溶解装置は、請求項1から請求項6のうちの何れか一項に記載の古紙溶解装置において、前記旋回流変更手段を、単数または複数設けている。
本発明の請求項8に関わる古紙溶解装置は、請求項1から請求項7のうちの何れか一項に記載の古紙溶解装置において、前記ロータを設けた底面部に連続して形成され下方に突出した円錐面状の第1円錐部と、該第1円錐部に連続して形成され前記第1円錐部より大きな傾斜をもつ下方に突出した円錐面状の第2円錐部とを具えている。
本発明の請求項9に関わる古紙溶解装置は、請求項8に記載の古紙溶解装置において、前記溶解槽の第2円錐部を、前記旋回流変更手段に対して前記旋回流の吐出し側にのみ設けている。
以上、詳述した如く、本発明の請求項1又は請求項7に関わる古紙溶解装置によれば、略鉛直方向の軸心を有する円筒状であるとともにその側部を略鉛直方向に延在する沿直板で切り欠いた上面視D型の形状を成す溶解槽を備えるので、旋回流が沿直面にぶつかり、その方向が変えられ3次元流れになるとともに流速が上がり、古紙の溶解を促進できる。
また、溶解槽内に内方に突出した形状の旋回流変更手段を備えるので、旋回流が旋回流変更手段にぶつかり、その方向が変えられ3次元流れになるとともに流速が上がり、古紙の溶解をさらに促進できる。
また、ラグロープの締りが良くなり、トラブルの発生を未然に防止できる。
そのため、古紙溶解装置の処理能力を向上でき、動力を小さくしても同じ能力を発揮でき、省エネルギー効果がある。
加えて、上面視D型のD型パルパに新たに旋回流変更手段を設ければ済む構成なので、低コストなD型パルパの改造で本発明の古紙溶解装置を製造できる。
本発明の請求項2に関わる古紙溶解装置によれば、旋回流変更手段は、上部を下部より内方に突出する形状に形成したので、ロータによる旋回流の弱まる所程、大きく流れを曲げるように構成され、溶解槽内の旋回流を上下に変化させて3次元化し、旋回流をよりスムーズに方向転換でき、旋回流速の向上を図れる。
本発明の請求項3に関わる古紙溶解装置によれば、旋回流変更手段は、旋回流が当接する側の旋回流対向面を所望の流れになるような曲率をもった曲面状に形成したので、旋回流のロータ方向へのくい込みが良好になり、古紙がロータに衝突するよう案内され、古紙の溶解を促進できる。
本発明の請求項4に関わる古紙溶解装置によれば、旋回流変更手段は、上面を内方に行くに従い下方に傾斜するとともに下面を内方に行くに従い上方に傾斜して形成したので、旋回流変更手段の小型化が可能であり、旋回流変更手段の原材料費を低減して、低コスト化を図れる。
本発明の請求項5に関わる古紙溶解装置によれば、旋回流変更手段は、沿直板の延在方向に揃えて並設された対向面を有するので、溶解槽内の旋回流変更手段の構造が簡単となり、取り付けが容易である。
本発明の請求項6に関わる古紙溶解装置によれば、旋回流変更手段は、円筒状に形成されるので、横断面が円形であり強度が強く部材の厚さを薄くすることが可能で、材料費が低減され低コスト化を図れる。
本発明の請求項8に関わる古紙溶解装置によれば、溶解槽は、ロータを設けた底面部に連続して形成され下方に突出した円錐面状の第1円錐部と、該第1円錐部に連続して形成され第1円錐部より大きな傾斜をもつ下方に突出した円錐面状の第2円錐部とを具えたので、ロータから吐出された流れをスムーズに縦流れに変換でき、旋回流の循環を円滑にして、溶解性能を向上できる。
本発明の請求項9に関わる古紙溶解装置によれば、溶解槽の第2円錐部を、旋回流変更手段に対して旋回流の吐出し側にのみ設けたので、第2円錐部を形成する材料が半減され、コスト低減を図れる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したD型パルパ(古紙溶解装置)1の側面図、図2(a)は、図1のB−B線断面概念図、および、図2(b)は、図2(a)のC−C線断面概念図である。
図1、図2に示すように、D型パルパ1は、内部に古紙および溶解用の水等を収容して古紙を溶解する溶解槽2と、溶解槽2内の底面部2tに配設され回動することにより溶解槽2内の古紙および溶解用の水等の旋回流を起こすロータ3と、溶解槽2外に配設されロータ3に回転駆動力を与える駆動プーリ3pとを備え構成されている。
溶解槽2には、図1に示すように、開口2kが形成されており、開口2kに臨んで原料投入用コンベア5が配設され、原料投入用コンベア5により運ばれる古紙が開口2kから溶解槽2に向けて投入されている。なお、別途、古紙溶解用の水が溶解槽2の開口2kから投入されている。
そして、図2(a)に示すように、溶解槽2内のロータ3下方には、古紙が溶解された懸濁液から異物を除去して古紙原料をろ過するための多数の丸穴などの目穴(図示せず)が形成されたスクリーンプレート4が配設されている。
溶解槽2は、略鉛直方向の軸心を有する円筒状であるとともに側部の一部を軸心にほぼ平行な略鉛直方向に延在する鉛直板2aで切り欠いた上面視D型の形状を呈しており、その側部は円筒板2sおよび鉛直板2aにより形成され、その底部は底板2tと底板2tに連続する下方に突出した円錐状の円錐板2eとから形成されている。なお、略鉛直方向の軸心とは、鉛直方向および鉛直方向に対して少しだけ傾斜させたものを含む意である。
また、略鉛直方向に延在する鉛直板2aとは、鉛直方向に延在したもの又は少しだけ鉛直方向に対して傾斜させたもの、および、少しだけラウンド状に曲がった板、少しだけ湾曲した板等を含むものである。
溶解槽2において、鉛直板2aに対向した円筒板2sおよび円錐板2eには、溶解槽2内の旋回流を上下方向に変化させて3次元化し古紙の溶解を促進するための、バッフル(旋回流変更手段)Bが設けられている。
この溶解槽2内のバッフルBは、例えば、ステンレス鋼板を用いてそれぞれ製造される平板状のバッフル上プレートBaと平板状のバッフル側右プレートBbと平板状のバッフル側左プレートBcとを備えている。これらのバッフル上プレートBa、バッフル右側プレートBb、およびバッフル左側プレートBcを溶接接合してバッフルBが形成され、このアッセンブリされたバッフルBを溶解槽2内の所定位置に溶接して配設されている。
バッフルBは、図2(b)に示すように、ロータ3から離れる程バッフルBが内方に向けて大きく張り出し、ロータ3による旋回流が弱まる所程、大きく流れを曲げるように構成している。
次に、上述のD型パルパ1を用いて、収集された古紙を溶解する工程について説明する。
収集された古紙または包装用のワイヤを切断した古紙を集積したベールを、図1に示すように、原料投入用コンベア5を用いて矢印αに示すように開口2kを通して溶解槽2内へ投入する、この際、溶解用の水が別途、開口2kから投入される。
投入された古紙および溶解用の水は、図2(a)に示すように、溶解槽2内のロータ3の矢印β方向の回動により旋回流となる。
溶解槽2内の旋回流は、鉛直板2aにぶつかり、上方から下方へ流れを曲げられ、古紙がロータ3に衝突する機会を増やすように3次元流れに変えられる。
また、上記旋回流は、鉛直板2aを過ぎた後にバッフルBにぶつかり、再度、古紙がロータ3に衝突するように、上方から下方へ流れを曲げられ3次元の流れに変えられる。
上記動作が繰り返され、所定の大きさに溶解された古紙原料は、スクリーンプレート4の目穴により異物を取り除かれ、ろ過される。
上記構成によれば、D型の溶解槽2内の古紙および溶解水を含む旋回流は、鉛直板2aにぶつかって下方に向けて流れを変えられ、流れが3次元化し、流速が上がる。
また、バッフルBは、ロータ3から離れる程、内方に向けて大きく張り出し、ロータ3による旋回流の弱まる所程、大きく流れを曲げるように構成されるので、旋回流がバッフルBにぶつかることにより、溶解槽2の回流を上下に変化させて3次元化するとともに、旋回流をよりスムーズに方向転換でき、旋回流速が上がる。
よって、旋回流の方向が変化させられ古紙が素早くロータ3に向けて飲み込まれ、ロータ3の剪断力を有効に使えるとともに古紙原料内の剪断力が有効に働き、古紙の溶解が促進される。
そのため、溶解槽2内の溶解するパルプ濃度がより高い場合にも、必要な回流状態を低濃度の場合と同様に保持でき、また、溶解槽2内に投入された古紙の原料塊に対する溶解水の浸漬速度を速くでき、古紙等の未離解原料をより高頻度にロータ3近傍に持って行くことができる。
また、旋回流の流速が速くなるので、ラグロープの締りが良くなり、ラグロープの破断が防止され、トラブルの発生を防止できる。
従って、従来に比べ、10〜15%処理能力が上がり、動力を小さくしても同能力を維持できる。
さらに、旋回流の回転速度が増すので、ビニール紐等の異物をからみとるために旋回流に垂らしたラグロープの締り良くなり、ラグロープ切れ等のトラブルが減少する。
従って、パルパの処理能力が向上するとともに、パルパを稼動するためのエネルギーの省力化を図ることができる。
また、溶解槽は、容量が50〜70立方メートルの大型のものがあり、新しく溶解槽全体を製造するのは大変なコストがかかるが、本構成ではD型パルパに新たにバッフルBを設ければ済む構成なので、低コストのD型パルパの改造でバッフルBが設けられた溶解槽2を製造できる。
次に、第1変形例について、図3を用いて説明する。
第1変形例においては、バッフル(旋回流変更手段)B1以外の構成要素は上述の実施例と同じであるから、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。
図3(a)は、第1変形例のバッフルB1を示す図1のB−B線断面概念図であり、図3(b)は、図3(a)のD−D線断面概念図である。
溶解槽2内には、鉛直板2aに対向した円筒板2sおよび円錐板2eにバッフルB1が配設されている。
この溶解槽2内のバッフルB1は、例えば、ステンレス鋼板を用いてそれぞれ製造される平板状のバッフル上プレートB1aと、図3(a)に示すように所望の流れ(矢印γ方向) になるような曲率が付けられた曲面状のバッフル側右プレートB1bと、平板状のバッフル側左プレートB1cとを備えている。なお、バッフル側右プレートB1bは、旋回流が当接する側の旋回流対向面を形成している。
バッフルB1は、バッフル上プレートB1a、バッフル側右プレートB1b、およびバッフル側左プレートB1cを溶接接合して形成され、このアッセンブリされたバッフルB1を溶解槽2内の所定位置に溶接して配設されている。
また、バッフルB1は、図3(b)に示すように、ロータ3から離れる程バッフルB1が内方に向けて大きく張り出し、ロータ3による旋回流の弱まる所程、大きく流れを曲げるように構成している。
上記第1変形例によれば、バッフルB1は、所望の流れなるような曲率が付けられた曲面状のバッフル側右プレートB1bを有するので、旋回流が図3(a)の矢印γ方向に案内されロータ3に向けたくい込みが良好になるため、古紙がロータ3にぶつかる機会が増えるとともに、古紙原料内の剪断力が有効に働き、古紙の溶解が促進される。
またバッフルB1は、ロータ3から離れる程、内方に向けて大きく張り出し、ロータ3による旋回流の弱まる所程、大きく流れを曲げるように構成するので、溶解槽2の回流を上下に変化させて3次元化するとともに、旋回流をよりスムーズに方向転換でき、旋回流速が上がる。
なお、第1変形例においては、上部が下部より内方に突出した形状を有するバッフルB1のバッフル側右プレートB1bを、曲率をもった曲面状に形成した場合を例示して説明したが、本形状以外の形状のバッフルの旋回流が当る側のプレートを上述の曲率をもった曲面状に形成しても同様な作用効果を奏する。
そのため、パルパの処理能力を更に向上させ、パルパを稼動するためのエネルギーの更なる省力化を図ることができる。
その他、前述の実施例と同様な作用効果を奏する。
次に、第2変形例について、図4を用いて説明する。
第2変形例においては、バッフル(旋回流変更手段)B2以外の構成要素は前述の実施例と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。
図4(a)は、第2変形例のバッフルB2を示す図1のB−B線断面概念図であり、図4(b)は、図4(a)のE−E線断面概念図である。
溶解槽2内には、鉛直板2aに対向した円筒板2sには、バッフルB2が設けられている。
この溶解槽2内のバッフルB2は、例えば、ステンレス鋼板を用いてそれぞれ製造される平板状のバッフル上プレートB2aと、平板状のバッフル側右プレートB2bと、平板状のバッフル側左プレートB2cと、平板状のバッフル下プレートB2dとを備えている。
バッフルB2は、上面板のバッフル上プレートB2aを内方に行くに従い下方に傾斜して形成するとともに、下面板のバッフル下プレートB2dを内方に行くに従い上方に傾斜して形成している。
バッフルB2は、バッフル上プレートB2a、バッフル側右プレートB2b、バッフル側左プレートB2cおよびバッフル側下プレートB2dを溶接接合して形成され、このアッセンブリされたバッフルB2を溶解槽2内の所定位置に溶接接合して、溶解槽2内に設けられている。
上記第2変形例によれば、バッフルB2は、前述の実施例のバッフルB、第1変形例のバッフルB1に比べ、大きさが小さいので原材料が少なく済み、安価である。
また、溶解槽2内のバッフルB2を有するので、回流の方向が下方に変化させられ流速が増し、古紙が回転中のロータ3にぶつかるとともに古紙原料内の剪断力が有効に働き、古紙の溶解が促進される。
その他、前述の実施例と同様な作用効果を奏する。
次に、第3変形例について、図5を用いて説明する。
第3変形例においては、バッフル(旋回流変更手段)B3以外の構成要素は前述の実施例と同じであるから、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。
図5(a)は、第3変形例の図1のB−B線断面概念図であり、図5(b)は、図5(a)のF−F線断面概念図である。
溶解槽2内には、鉛直板2aに対向した円筒板2sおよび円錐板2eにバッフルB3が配設されている。
この溶解槽2内のバッフルB3は、例えば、ステンレス鋼板を用いてそれぞれ製造される平板状のバッフル上プレートB3aと、平板状のバッフル側右プレートB3bと、平板状のバッフル側左プレートB3cとを備えている。
バッフルB3は、沿直板2aの延在方向に揃えて並設された対向面、すなわち沿直板2aに略平行に形成された対向面のバッフル側左プレートB3cを有している。
バッフルB3は、バッフル上プレートB3a、バッフル側右プレートB3b、およびバッフル側左プレートB3cを溶接接合して形成され、このアッセンブリされたバッフルB3を溶解槽2内の所定位置に溶接接合している。
上記第3変形例によれば、バッフルB3は、沿直板2aに略平行に形成された対向面のバッフル側左プレートB3cを有するため、構造が簡単であり、取り付けが容易である。
また、溶解槽2内のバッフルB3を有するので、旋回流の方向が下方に変化させられ、古紙が回転中のロータ3にぶつかる機会が増えるとともに古紙原料の剪断力が有効に働き、古紙の溶解が促進される。
その他、前述の実施例と同様な作用効果を奏する。
次に、第4変形例について、図6を用いて説明する。
第4変形例においては、バッフル(旋回流変更手段)B4以外の構成要素は前述の実施例と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して示し、説明は省略する。
図6(a)は、第4変形例のバッフルB4を示す図1のB−B線断面概念図であり、図6(b)は、図6(a)のG−G線断面概念図である。
溶解槽2内には、鉛直板2aに対向した円筒板2sおよび円錐板2eにバッフルB4が設けられている。
この溶解槽2内のバッフルB4は、例えば、ステンレス鋼板を用いてそれぞれ製造される平板状のバッフル上プレートB4aと、円筒状のバッフル側プレートB4bとを備えている。
バッフルB4は、バッフル上プレートB4aおよびバッフル側プレートB4bを溶接接合して形成され、このアッセンブリされたバッフルB4を溶解槽2内の所定位置に溶接接合して溶解槽2内に設けられている。
上記第4変形例によれば、バッフルB4は、断面半円形の円筒状を有するので、強度が強く部材の厚さを薄くできるため、材料費が低減され安価である。
また、溶解槽2内のバッフルB4を有するので、旋回流がバッフルB4にぶつかり旋回流の方向が下方に変化させられ流れが3次元的になり、古紙が回転中のロータ3にぶつかる機会が増えるとともに古紙原料中の剪断力が有効に働き、古紙の溶解が促進される。
その他、前述の実施例と同様な作用効果を奏する。
次に、第5変形例について、図7を用いて説明する。
図7(a)は、第5変形例を示す図1のB−B線断面概念図であり、図7(b)は、図7(a)のH−H線断面概念図である。
第5変形例の溶解槽12は、略鉛直の軸心を有する円筒状を有するとともに、その一部を軸心にほぼ平行に形成され略鉛直方向に延在する鉛直板12aで切り欠いた上面視D型の形状を呈しており、その側部は円筒板12sおよび鉛直板12aにより形成され、その底面を形成する底板12tと、底板12tに連続して形成され下方に突出した円錐面状の第1円錐板(第1円錐部)12e1および第1円錐板12e1に連続して形成され、円筒板12sへ続く下方に突出した円錐面状の第2円錐板(第2円錐部)12e2とから形成されている。なお、略鉛直方向の軸心とは、鉛直方向および鉛直方向に対して少しだけ傾斜させたものを含む意である。
また、略鉛直方向に延在する鉛直板12aとは、鉛直方向に延在したもの又は少しだけ鉛直方向に対して傾斜させたもの、および、少しだけラウンド状に曲がった板、少しだけ湾曲した板等を含むものである。
なお、溶解槽12の形状以外の構成は、前述の実施例と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
上述の溶解槽12内には、鉛直板12aに対向した円筒板12sに前述の実施例のバッフルB、第1変形例のバッフルB1、第2変形例のバッフルB2、第3変形例のバッフルB3、または第4変形例のバッフルB4の何れかを適宜、選択して設けている(図2〜図6参照)。
上記第5変形例によれば、溶解槽12内のロータ3から離れた底部に円錐面状の第1円錐板12e1および第2円錐板12e2から成る傾斜板を設けたので、ロータ3の矢印β方向の回動によりロータ3を中心として遠心方向に吐出された流れをスムーズに円筒板12sに沿った縦流れに変換することができる。
また、前述の実施例のバッフルB、第1変形例のバッフルB1、第2変形例のバッフルB2、第3変形例のバッフルB3、および第4変形例のバッフルB4の何れかを適宜、選択して設ければ、それぞれ前述のバッフルB、第1変形例のバッフルB1、第2変形例のバッフルB2、第3変形例のバッフルB3、および第4変形例のバッフルB4と同様な作用効果を奏する。
その他、前述の実施例と同様な作用効果を奏する。
次に、第6変形例について、図8を用いて説明する。
図8 (a)は、第6変形例を示す図1のB−B線断面概念図であり、図8(b)は、図8(a)のI−I線断面概念図である。
第6変形例においては、溶解槽22以外の構成要素は前記実施例と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して示し、説明は省略する。
第6変形例の溶解槽22は、略鉛直方向の軸心を有する円筒状であるとともに、その一部を軸心にほぼ平行な略鉛直方向に延在する鉛直板22aで切り欠いた上面視D型の形状を呈しており、その側部は円筒板22sおよび鉛直板22aにより形成され、その底面を形成する底板22tと、底板22tに続く下方に突出した円錐面形状の円錐板22eとから形成されている。なお、略鉛直方向の軸心とは、鉛直方向および鉛直方向に対して少しだけ傾斜させたものを含む意である。
また、略鉛直方向に延在する鉛直板22aとは、鉛直方向に延在したもの又は少しだけ鉛直方向に対して傾斜させたもの、および、少しだけラウンド状に曲がった板、少しだけ湾曲した板等を含むものである。
そして、上述の溶解槽22内には、鉛直板22aに対向した円筒板22sに前述の実施例のバッフルB、第1変形例のバッフルB1、第2変形例のバッフルB2、第3変形例のバッフルB3、または第4変形例のバッフルB4の何れかを適宜、選択して設けている (図2〜図6参照)。なお、バッフルは省略して示している。
上方から見た図8(a)に示すように、溶解槽22内の矢印β方向のロータ3の回動による旋回流において、バッフルを設けた箇所から先の領域(図8(a)の横方向中心線より上部分)、すなわち、吐出し流れの側には、円錐板22eに加えて2段目の傾斜となる吐出し側傾斜板(請求項9の第2円錐部)29を、図8(b)に示すように、円錐板22eから円筒板22sの下部にかけて設けている。なお、傾斜板29は、例えばステンレス鋼板を溶接によって溶解槽22内に接合する。
ここで、溶解槽22内のロータ3の回動による旋回流は、バッフルにぶつかって、バッフルの手前側(図8(a)の横方向中心線より下部分)が、ロータ3に向けて下方に吸い込まれ、バッフルより先の側(図8(a)の横方向中心線より上部分)が、溶解槽22内においてロータ3から遠心方向に吐出される吐出し側になる。
上記第6変形例によれば、溶解槽22内のロータ3から離れた底部に2段目の傾斜となる吐出し側傾斜板29を設けたので、ロータ3の矢印β方向の回動によりロータ3を中心とした遠心方向に吐出された流れをスムーズに円筒板22sに沿った縦流れに変換することができる。
また、吐出し側傾斜板29は、溶解槽22下部の吐出し流れの側にのみ設けるので、鉛直板22aを除く円筒板22sの下部全周に傾斜板を設けるのに比較して、傾斜板が半分で済み材料費が半分となり、コストを下げることができる。
また、D型溶解槽22による作用効果および溶解槽22内にバッフルを設けた作用効果は、前述の実施例および第1〜5変形例と同様である。
なお、前述の実施例および第1〜6変形例においては、バッフルを1箇所設けた場合を例示して説明したが、単数のみならず複数設けてもよく、複数設けた場合にも、前述の単数のバッフルと同様な作用効果を奏する。
本発明に関わる実施例のD型パルパを示す側面図。 (a)および(b)は、図1のB−B線断面概念図、および(a)のC−C線断面概念図。 (a)および(b)は、実施例の第1変形例のバッフルを示す図1のB−B線断面概念図、および(a)図のD−D線断面概念図。 (a)および(b)は、実施例の第2変形例のバッフルを示す図1のB−B線断面概念図、および(a)図のE−E線断面概念図。 (a)および(b)は、実施例の第3変形例の図1のB−B線断面概念図、および(a)図のF−F線断面概念図。 (a)および(b)は、実施例の第4変形例のバッフルを示す図1のB−B線断面概念図、および(a)図のG−G線断面概念図。 (a)および(b)は、実施例の第5変形例を示す図1のB−B線断面概念図、および(a)図のH−H線断面概念図。 (a)および(b)は、実施例の第6変形例を示す図1のB−B線断面概念図、および(a)図のI−I線断面概念図。 (a)および(b)は、従来のD型パルパを示す側面図、および(a)図のA−A線断面概念図。 従来の円筒状の溶解槽の内部を示す上面図。 従来のD型パルパの溶解槽を示す概念的斜視図。
符号の説明
1…D型パルパ(古紙溶解装置)、
2…溶解槽、
2a…鉛直板、
2k…開口、
2s…円筒板、
3…ロータ、
29…吐出し側傾斜板(請求項9の第2円錐部)、
B、B1、B2、B3、B4…バッフル(旋回流変更手段)、
B1b…バッフル側右プレート(旋回流対向面)、
B2a…バッフル上プレート(上面)、
B2d…バッフル下プレート(下面)、
12e1…第1円錐板(第1円錐部)、
12e2…第2円錐板(第2円錐部)。

Claims (9)

  1. 溶解槽に収容した古紙および古紙溶解用の水等をロータの回動によって旋回させて古紙原料に溶解し、該古紙原料をろ過する古紙溶解装置であって、
    上部に古紙および古紙溶解用の水等を投入する開口を有し、略鉛直方向の軸心を有する円筒状であるとともにその側部を略鉛直方向に延在する沿直板で切り欠いた形状の上面視D型の溶解槽と、
    前記溶解槽の円筒板に、古紙および古紙溶解用の水等を含むロータによる旋回流の向きを変更する内方に突出した形状の旋回流変更手段とを
    備えたことを特徴とする古紙溶解装置。
  2. 前記旋回流変更手段は、上部を下部より内方に突出する形状に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の古紙溶解装置。
  3. 前記旋回流変更手段は、前記旋回流が当接する側の旋回流対向面を所望の流れになるような曲率をもった曲面状に形成した
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の古紙溶解装置。
  4. 前記旋回流変更手段は、上面を内方に行くに従い下方に傾斜して形成するとともに下面を内方に行くに従い上方に傾斜して形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の古紙溶解装置。
  5. 前記旋回流変更手段は、前記沿直板の延在方向に揃えて並設された対向面を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の古紙溶解装置。
  6. 前記旋回流変更手段は、円筒状に形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の古紙溶解装置。
  7. 前記旋回流変更手段を、単数または複数設けた
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちの何れか一項に記載の古紙溶解装置。
  8. 前記溶解槽は、前記ロータを設けた底面部に連続して形成され下方に突出した円錐面状の第1円錐部と、該第1円錐部に連続して形成され前記第1円錐部より大きな傾斜をもつ下方に突出した円錐面状の第2円錐部とを具えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちの何れか一項に記載の古紙溶解装置。
  9. 前記溶解槽の第2円錐部を、前記旋回流変更手段に対して前記旋回流の吐出し側にのみ設けた
    ことを特徴とする請求項8に記載の古紙溶解装置。
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