JP2008149861A - 手押し運搬台車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】運搬板の台面に設けた挿入孔200が、水平方向に伸びる運搬板が所定位置214において下方に伸び、側面部と円形底面部を具備する略円筒形状の孔を形成することで構成され、前記側面部には、垂直方向に前記円形底面部まで伸びる二本以上のリブ212を有し、リブ212の上方の縁は、テーパー或いは曲率を有しており、円形底面部には、リブ212の円形底面部側の端であるリブ端と、前記リブ端に隣接する他のリブ端との間の円周位置のいずれかから、前記円形底面部の円中心を通って、反対側円周位置まで伸びる貫通穴222を具備することを特徴とする。
【選択図】図2(A)
Description
そこで、運搬台車の台面に孔を空け、必要なときだけ、その孔に前記の支持支柱を差し込む方法が考えられる。運搬台車の台面に孔を開けることは、様々な目的のために広く行われている。例えば特許文献2では、台面の全体に複数の水抜き穴を設けた鮮魚運搬台車が示されている。また特許文献3では、運搬台車をクロス積みする際の利便のために台車本体にリブにより形成された透孔が多数設けられた台車が示されている。
水平方向に伸びる前記運搬板が所定位置において下方に伸び、側面部と円形底面部を具備する略円筒形状の孔を形成することで構成され、
前記側面部には、垂直方向に前記円形底面部まで伸びる2本以上のリブを有し、
前記リブの上方の縁は、テーパー或いは曲率を有しており、
前記円形底面部には、前記リブの円形底面部側の端であるリブ端と、前記リブ端に隣接する他のリブ端との間の円周位置のいずれかから、前記円形底面部の円中心を通って、反対側円周位置まで伸びる貫通穴を具備することを最も主要な特徴とする。
また、運搬板の台面に設けた挿入孔が上記のとおりなので、挿入孔に挿入する支持棒の円周が一定でなく、ある程度幅のある範囲のものであっても使用でき、挿入された支持棒をしっかりと保持し、かつ支持棒の取り外しが必要な際には、比較的容易に支持棒を抜くことが可能である。このため、重量のある被運搬物などを移動させるとともに、その移動先で、該被運搬物の収納・保管も行う用途には特に好適に用いることができる。
なお、図1(A),(B)では、挿入孔200が等間隔に並べられている様態を示したが、複数の挿入孔を設ける場合において、挿入孔を等間隔に並べる必要はなく、用途例で示したような主要目的に適応した間隔で適宜設けることができる。
また所定位置とは、台面102における、設けるべき挿入孔200の円周の縁に相当する位置であり、言い換えれば、挿入孔200側面部210の、台面102との接合縁214である。挿入孔200の位置、大きさは適宜定めることができるので、これに応じて、上記所定位置も適宜定めることができる。
図2に示したように、本発明で設ける挿入孔200は、側面部210と円形底面部220とを有する略円筒状である。前記側面部210は、前記台面102との接合縁214から、下方に向かって円周が狭まるテーパー面が具備されていることが好ましい。支持棒300は、テーパー面の存在によって、挿入孔200内に挿入しやすくなる。
前記リブ212の上方の縁は、図2(B)や図2(C)に示したようなテーパーとするか、或いは図2(D)に示したように曲率を有する様態とする。リブ212の上方の縁テーパーも曲率も持たない場合は、支持棒300挿入に際し、前記リブ212の上方の縁と支持棒300が勢いを持ってぶつかりやすくなるため、リブ212の上方の縁の磨耗を促進し、またリブ欠けの要因ともなりうるからである。
かかる本発明の効果を奏するためには、貫通穴222は、円形底面部220の中心部分のみが開口しているものでは足りず、円周位置、すなわち円形底面部220の端まで開口部が伸びていることを要する。
図3の(A)のような場合のみならず、図3(B)の場合においても、支持棒300が挿入孔200に挿入可能なのは、運搬板100の材質が、可撓性のある合成樹脂製であって、挿入孔200が、水平方向に伸びる前記運搬板100が、所定位置において下方に伸びることによって構成されており、また円形底面部220の一のリブ端と、前記リブ端に隣接する他のリブ端との間の円周位置のいずれかから、円形底面部220の円中心を通って、反対側円周位置まで伸びる貫通穴222が存在することによって、図3(B)に示したように、挿入孔200の側面部210が外側に向かって開くことができるからである。
このように外側に開いた挿入孔200の側面部210は、復元力によって支持棒300を強く保持することができる。したがって、本発明に用いた挿入孔200では、上述のとおり直径が多少異なる支持棒300であってもしっかり保持できる点に特徴があるが、特に、支持棒300に荷重がかかる用途においては、リブ位置までの円周よりも若干太さの太い支持棒300を用いることがより好ましい。
本発明の手押し運搬台車には、一般的な台車同様、設けられたキャスター(図示せず)を設ける。キャスターは、通常運搬板100の底部に、回転自在に四つ設けられることが多いが、回転自在でなくても良いし、またキャスター数も適宜定めることができる。またキャスターのストッパーなど、一般的にキャスターに取り付けられる種々の機能を付与することもできる。特に移動先で被運搬物を収納・保管する用途で好適に用いることのできる本発明の手押し運搬台車において、ストッパーは付与することが好ましい機能である。
前記運搬板100のいずれかの側縁近傍に、一般的な手押し運搬台車同様、手押し用ハンドル(図示せず)を設けることが好ましい。手押し用ハンドルとしては、運搬板100に固定されたものだけでなく、公知の方法で収納のために取外しや折り畳みなどが可能なものであっても良い。また、運搬板100の側縁の近傍とは、運搬板100の側縁自体ではなく、側縁からは若干離れるが、台面102の端近くの位置に手押し用ハンドルを設ける公知の様態もあることを含めたものである。
上記挿入孔200を有する本発明の手押し用台車であれば、挿入孔200を運搬板100の台面102の適当な位置に適宜設け、当該挿入孔200に適当な支持棒300を差し込むことで、様々な用途に用いることができるので、主要に用いる用途に応じて最も適当である位置、大きさ、数にて挿入孔200を設ければよい。具体的には、下記のような用途として好適に使用できる。なお、各用途説明に用いた各図の(A)は平面図、(B)は正面図である。
図4は回転寿司店の皿400の移動、収納に便利な様態を示した。回転寿司店で使用される皿のサイズはφ150mmで統一されている。これを本発明の手押し運搬台車に収納することで一度に大量の皿400を移動させることが可能になる。
図5は洋服店などにおける洋服ハンガー500の移動、収納に便利な様態を示した。洋服店などで使用されるハンガーはその用途を終えて収納しようとすると意外に場所をとる。またその特殊な形状から、まとめて収納することが困難である。本発明の手押し運搬台車を利用すれば、大量なハンガー500をコンパクトに収納でき且つ必要な場所まで容易に移動させることが可能になる。
図6は自動車用などのタイヤ600の移動、収納に便利な様態を示した。自動車等のタイヤのようにそのもの自体が自立することが困難で、持ち運びにも困難である。しかし、本発明の手押し運搬台車を利用すれば、必要な場所までタイヤ600を容易に移動させることが可能になる。
102 運搬板の台面
104 運搬板の底面
200 挿入孔
210 挿入孔の側面部
212 挿入孔の側面部のリブ
214 挿入孔の側面部の、運搬板台面との接合縁
220 挿入孔の円形底面部
222 挿入孔の円形底面部の貫通穴
300 支持棒
400 回転寿司用皿
500 ハンガー
600 自動車用タイヤ
Claims (5)
- 荷物を搭載する合成樹脂製の運搬板と、前記運搬板の底部に設けられたキャスターとを少なくとも具備し、前記運搬板の台面には1または2以上の挿入孔を有する手押し運搬台車であって、
前記挿入孔は、水平方向に伸びる前記運搬板が、所定位置において下方に伸び、側面部と円形底面部を具備する略円筒形状の孔を形成することで構成され、
前記側面部には、垂直方向に前記円形底面部まで伸びる2本以上のリブを有し、
前記リブの上方の縁は、テーパー或いは曲率を有しており、
前記円形底面部には、前記リブの円形底面部側の端であるリブ端と、前記リブ端に隣接する他のリブ端との間の円周位置のいずれかから、前記円形底面部の円中心を通って、反対側円周位置まで伸びる貫通穴を具備することを特徴とする手押し運搬台車。 - 前記側面部は、前記台面との接合縁から、下方に向かって円周が狭まるテーパー面が具備されている請求項1記載の手押し運搬台車。
- 前記円形底面部は、中心に向かって上方に傾斜している請求項1記載の手押し運搬台車。
- 前記挿入孔のうち、少なくとも1の挿入孔に、支持棒が挿入された請求項1〜3いずれかの項記載の手押し運搬台車。
- 前記運搬板のいずれかの側縁の近傍に、手押し用ハンドルを設けた請求項1〜4いずれかの項記載の手押し運搬台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006339020A JP2008149861A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 手押し運搬台車 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006339020A JP2008149861A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 手押し運搬台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008149861A true JP2008149861A (ja) | 2008-07-03 |
Family
ID=39652527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006339020A Pending JP2008149861A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 手押し運搬台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008149861A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59195211A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-06 | Asahi Optical Co Ltd | テレセントリツクな4枚構成のf−θレンズ系 |
JPS6468279A (en) * | 1987-08-13 | 1989-03-14 | Pacesetter Infusion Ltd | Pacemaker for the heart |
JPH10297496A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 運搬用台車 |
JP2001122129A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-08 | Dainippon Ink & Chem Inc | ハンドル付き台車 |
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2006
- 2006-12-15 JP JP2006339020A patent/JP2008149861A/ja active Pending
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