JP2008149539A - 画像検査装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】まず、制御部は、原稿画像データに二値化を行う(SA1)。そして、赤外読取部は、原稿画像と事前印刷画像とが重畳して形成された検査画像に、赤外光源の光を照射して、検査画像の黒およびグレー以外の色を除去した読取画像を表す読取画像データを生成する(SA2)。次に、制御部は、当該読取画像データに二値化を行い、読取画像に含まれるグレーの事前印刷画像を除去する(SA3)。そして、制御部は、検査画像から事前印刷画像のみを除去した画像を表す画像データと、二値化後の原稿画像データとを照合し(SA4)、検査結果を出力する(SA5)。
【選択図】図7
Description
また、特に帳票等においては、画像形成装置は、黒を用いて文字等の画像を形成するのが一般的である。この場合、ユーザがその内容を視認しやすいように、シートに予め印刷された画像には黒色とは類似しない色が用いられることが比較的多い。よって、このような場合には、例えば特許文献4に記載されているように、画像から黒でない色を除去する技術を用いて、画像形成装置が意図する検査を行うこともできる。
(1)第1実施形態
図1は、画像形成装置1の構成を示したブロック図である。図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成部10と、赤外読取部20と、制御部30と、記憶部40と、UI(User Interface)部50と、通信部60とを備えている。
画像形成部10は、供給された画像データに基づいてシートに画像を形成する。赤外読取部20は、赤外光源により光を照射し、シートに形成された画像を光学的に読み取って画像データを生成する。制御部30は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)や作業用のワークエリアを提供するRAM(Random Access Memory)および各種制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)を備え、制御プログラムに記述された手順に従って演算処理を行う。記憶部40は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を備え、各種データを記憶する。UI部50は、タッチパネルや各種ボタンを備え、ユーザからの操作を受け付けるとともに、画像や音声により情報の通知を行う。通信部60は、ネットワークを介して通信を行うためのインターフェース装置であり、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、図示せぬコンピュータ等の外部端末から画像データを受信する。
画像形成部10は、複数のトレイ11と、複数の搬送ロール12と、画像形成ユニット13と、定着器14とを備える。
トレイ11は、所定のサイズのシートをそれぞれ収容している。トレイ11に収容されているシートには、予め画像が形成されている。すなわち、本実施形態におけるシートは、いわゆるプレプリント用紙である。なお、シートに予め形成されている画像のことを、以下においては「事前印刷画像」という。
また、事前印刷画像A1は、黒色以外の色材により形成されている。一方、事前印刷画像A2は、低明度のグレーの色材、すなわち黒色の色材をある程度含む色材により形成されている。事前印刷画像A2が低明度のグレーであるのは、これと重なって形成される文字等の画像の視認性(見やすさ)を妨げないためである。
なお、以下においては、必要に応じて、事前印刷画像A1およびA2を総称して「事前印刷画像A」という。
なお、以下においては、原稿画像データが表す原稿画像の左上端を原点とし、図3に示したX軸およびY軸による直交座標を定め、その画素データの座標を(x1,y1)と表記する。
なお、以下においては、赤外読取部20が生成する画像データを「読取画像データ」といい、他の画像データと区別する。また、読取画像データが表す読取画像の左上端を原点とし、原稿画像と同様の直交座標を定め、その画素データの座標を(x2,y2)と表記する。
制御部30は、原稿画像データと、この原稿画像データに基づいてシートに形成された画像を読み取って生成された読取画像データとを比較することにより画像の検査を行う機能を実現する。この機能は、減数処理部31と、照合部32とによって実現される。
図7は、画像形成装置1が画像を検査する動作の手順を示したフローチャートである。以下では、このフローチャートに沿って画像形成装置1の動作を説明する。
なお、制御部30は、不一致の画素が許容量を超えていると判断した場合に、対応するシートSに「印刷不良」等の文字の画像を重畳して形成させ、ユーザが誤って使用することを防止できるようにしてもよい。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態は、上述した第1実施形態とは動作が異なるものの、装置構成については同様である。そこで、本実施形態においては、その動作について説明する。
ここで、閾値Thx2,y2(px1,y1)の算出方法について説明する。制御部30は、読取画像データの座標(x2,y2)の画素データの閾値Thx2,y2(px1,y1)を算出するべく、原稿画像データの座標(x1,y1)の画素データの階調値を用いて、次式(1)に示す演算を行う。
(数1)
Thx2,y2(px1,y1)=(TH−TL)*px1,y1/255+TL・・・(1)
なお、上述した式(1)では、原稿画像を構成する画素データの階調値px1,y1を変数とした線形関数(一次関数)で閾値Thx2,y2(px1,y1)を算出しているが、関数はこれに限らない。例えば、一次関数よりもさらに高次の式で表される曲線関数であってもよい。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々の態様にて実施することが可能である。具体的には、例えば以下のような変形が挙げられる。なお、これらの変形は、各々を適宜に組み合わせることも可能である。
例えば、ユーザが、トレイ11に、異なる事前印刷画像が形成されたシートを新たに収容した場合に、UI部50を操作して、画像形成装置1に閾値を更新する処理を行うように指示する。この指示に応じて、制御部30は、トレイ11に収容されたシートを、搬送ロール12に1枚だけ搬送させる。このとき、画像形成ユニット13および定着器14は、画像形成時の動作を行わず停止しており、シートの搬送のみが行われる。赤外読取部20は、シートが搬送ロール12上の所定の位置に搬送されると、事前印刷画像を読み取った画像を表す事前印刷画像データを生成する。この事前印刷画像データを構成する画素データの階調値は、上述した読取画像データと同様に、256階調の濃度を表す値となる。
以下においては、事前印刷画像データが表す画像の左上隅を原点とし、原稿画像と同様の直交座標を定め、その画素データの座標を(x3,y3)と表す。
そして、制御部30は、この事前印刷画像データに基づいて、読取画像データの閾値Thx2,y2(px3,y3)を算出するべく、次式(2)に示す演算を行う。
(数2)
Thx2,y2(px3,y3)≦px3,y3+α(x3,y3)・・・(2)
ここで、画素データの階調値px3,y3にオフセットα(x3,y3)を加える理由について説明する。スキャナ等の画像読取手段においては、イメージセンサ等の各部材にゴミが付着して、これが光路上に存在する場合、面内で濃度が不均一となる面内ムラが発生することがある。したがって、赤外読取部20が生成する画素データの階調値px3,y3にも、本来の値とは異なってしまうことがある。このような場合に、単に閾値Thx2,y2(px3,y3)が、階調値px3,y3以下であればよいという条件では、事前印刷画像が除去されなかったり、原稿画像の画像が誤って除去されてしまう虞がある。よって、赤外読取部20が、階調値が既知である画像データに基づいてシートに画像を形成する。そして、制御部30が、当該画像を読み取って生成された画像データを構成する各画素データについて、階調値を本来の値に補正するための補正値を求める。そして、制御部30は、この補正値をオフセットα(x3,y3)として用いれば、事前印刷画像データを表す画像が面内ムラの影響を受けていても、所望の閾値Thx2,y2(px3,y3)を求めることができる。
このようにすれば、検査画像に様々な明度のグレーが含まれている場合にも、制御部30は、読取画像から事前印刷画像のみを、さらに精度良く取り除くことができる。
また、制御部30は、原稿画像データや読取画像データに二値化を行っていたが、4階調等の異なる階調数に減数してもよい。
Claims (4)
- 原稿画像データに基づく画像が形成されたシートに赤外波長域の光を照射する照射手段と、
前記シートに形成された画像の基となる前記原稿画像データを取得する取得手段と、
前記照射手段によって照射された光のうち前記シートにおいて反射した赤外波長域の反射光を受光し、その受光量に応じた階調を有する読取画像データを所定の階調数で生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された読取画像データの階調数を減ずる減数手段と、
前記減数手段によって階調数が減じられた読取画像データと前記原稿画像データとを比較し、その比較結果を表すデータを出力する検査手段と
を備えることを特徴とする画像検査装置。 - 前記減数手段は、前記生成手段によって生成された読取画像データに含まれる階調値と閾値と比較して当該読取画像データの階調数を減ずるものであり、
前記読取画像データの階調値に基づいて前記閾値を算出する算出手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。 - 第1の画像が形成されたシートに、原稿画像データに基づいて赤外波長域の光を吸収する第2の画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって前記第2の画像が形成されたシートに、赤外波長域の光を照射する照射手段と、
前記照射手段によって照射された光のうち前記シートにおいて反射した赤外波長域の反射光を受光し、その受光量に応じた階調を有する読取画像データを所定の階調数で生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された読取画像データの階調数を減ずる減数手段と、
前記減数手段によって階調数が減じられた読取画像データと前記原稿画像データとを比較し、その比較結果を表すデータを出力する検査手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記減数手段は、供給される画像データに基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段を有し、
自装置の動作を制御する制御手段をさらに備え、
前記制御手段は、
前記照射手段に、前記画像形成手段によって前記画像が形成されていないシートに光を照射させ、
前記生成手段に、前記画像が形成されていないシートからの反射光に応じた読取画像データを生成させ、
前記閾値決定手段に、前記画像が形成されていないシートからの反射光に応じた読取画像データを供給する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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