JP2008148899A - 岩盤浴具 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用の装置を構築することなく、家庭レベル或いは個人レベルにおいて手軽に利用できるようにし、かつ廉価に提供するとともに、全体の多機能性(多様性)及び発展性を高める。
【解決手段】人体に対して直接的に又は間接的にあてがうことにより岩盤浴を行えるようにした岩盤浴具1であって、シリコンゴム2の中に、粒子を略300〔μm〕以下にした、主鉱物3aとなるバドガシュタイン鉱石と北投石の一方又は双方の粉末、及び他の一又は二以上の補助鉱物3bの粉末を、20〜40〔重量%〕混在させ、かつ厚さDtを略1〜3〔mm〕に形成した岩盤浴用シート4を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体に対して直接的に又は間接的にあてがうことにより岩盤浴を行えるようにした岩盤浴具に関する。
一般に、岩盤上に寝転んだ状態の身体を地熱(遠赤外線等)により暖めるようにした岩盤浴は知られている。このような岩盤浴は、大量の発汗作用による有害物質の排出により健康増進や病気予防(療養・休養・保養)などの効果が認められている。
ところで、このような岩盤浴を行うことができるのは、特定の地域(温泉地)に限られることから、利用できる対象者も観光客や地元住民などに限られてしまう。このため、従来、天然の岩盤浴を模した装置も提案されており、例えば、特開2006−25859号公報には、熱源部と、この熱源部によって収容した蒸気水が加熱される蒸気熱発生部と、この蒸気熱発生部で発生する蒸気熱を熱伝導する多孔質岩盤とからなる岩盤浴装置が開示されている。
特開2006−25859号
しかし、上述した従来の岩盤浴装置は、次のような問題点があった。
第一に、岩盤浴専用の装置として構成するため、全体の装置構造が大掛かり、かつ大型化し、かなりのイニシャルコストが強いられるとともに、ランニングコストも無視できない。
第二に、装置構造が大型化することから広い設置スペースを必要とするとともに、岩盤浴専用の装置として構成することから、家庭レベル或いは個人レベルにおいて手軽に利用することができない。
第三に、天然の岩盤浴に模した形式で構築されるため、岩盤浴としての利用に限られる。したがって、他の用途を考慮した利用ができないなど、全体の多機能性(多様性)及び発展性に劣る。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した岩盤浴具の提供を目的とするものである。
本発明に係る岩盤浴具1は、上述した課題を解決するため、人体Hに対して直接的に又は間接的にあてがうことにより岩盤浴Pを行えるようにした岩盤浴具であって、シリコンゴム2の中に、粒子を略300〔μm〕以下にした、主鉱物3aとなるバドガシュタイン鉱石と北投石の一方又は双方の粉末、及び他の一又は二以上の鉱物(補助鉱物)3bの粉末を、20〜40〔重量%〕混在させ、かつ厚さDtを略1〜3〔mm〕に形成した岩盤浴用シート4を備えてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、補助鉱物3bには、少なくとも、ラドン鉱石,ドラバイト鉱石,ブラックシリカ,リモナイトの一又は二以上を含ませることができる。また、岩盤浴用シート4を人体Hにあてがうための補助具11を用いることができる。補助具11としては、人体Hの腰に巻付け、かつ岩盤浴用シート4を収容する一又は二以上のポケット12a,12b…を有する腰巻バンド13を用いることができる。
このような構成を有する本発明に係る岩盤浴具1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) シリコンゴム2の中に、粒子を略300〔μm〕以下にした、主鉱物3aとなるバドガシュタイン鉱石と北投石の一方又は双方の粉末、及び他の一又は二以上の補助鉱物3bの粉末を、20〜40〔重量%〕混在させ、かつ厚さDtを略1〜3〔mm〕に形成した岩盤浴用シート4を備えるため、シンプルな構成により安価に提供できるとともにランニングコストも無視でき、経済性にも優れる。
(2) シリコンゴム2をベース材に使用した岩盤浴用シート4を備えるため、例えば、ロール状に巻くことができるなど、岩盤浴具1を保管する際の保管性及び持ち運びする際の携帯性を高めることができる。したがって、例えば、一般家庭の浴槽の内部等に敷いて利用できるなど、専用の装置が不要になるとともに、そのための設置スペースも不要となり、家庭レベル或いは個人レベルにおいて手軽に岩盤浴を行うことができる。
(3) 主鉱物3aとなるバドガシュタイン鉱石と北投石の一方又は双方の粉末、及び他の一又は二以上の補助鉱物3bの粉末を混在させた岩盤浴用シート4を備えるため、岩盤浴用シート4を人体Hに対して直接的に又は間接的にあてがうことにより、人体Hの体温と岩盤浴用シート4が共鳴して人体Hを効果的に温めることができる。
(4) 厚さDtを略1〜3〔mm〕に形成した岩盤浴用シート4を備えるため、例えば、携帯することができるように任意の形状或いは大きさに成形又は切断することにより、様々な態様及び用途に利用できるなど、全体の多機能性(多様性)及び発展性を飛躍的に高めることができる。
(5) 好適な態様により、補助鉱物3bに、少なくとも、ラドン鉱石,ドラバイト鉱石,ブラックシリカ,リモナイトの一又は二以上を含ませれば、コスト対岩盤浴効果(コストパフォーマンス)を最適な状態にすることができる。
(6) 好適な態様により、岩盤浴用シート4を人体Hにあてがうための補助具11を用いれば、岩盤浴用シート4の多機能性(多様性)及び発展性、更には使い勝手を高めることができる。
(7) 好適な態様により、補助具11として、人体Hの腰に巻付け、かつ岩盤浴用シート4を収容する一又は二以上のポケット12a,12b…を有する腰巻バンド13を用いれば、岩盤浴用シート4の有効性及び装身性を高めることができる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る岩盤浴具1に使用する材料及び岩盤浴具1の製造方法について、図1を参照して説明する。
最初に、岩盤浴具1に使用する材料について説明する。岩盤浴具1には、シリコンゴム(シリコンゴム素材)2と、岩盤浴に効果のある選定した特定の鉱物を使用する。使用する鉱物は、次の三グループに分けた鉱物を考慮する。
第一グループは、岩盤浴に最も効果が認められる天然の鉱物であり、この第一グループの鉱物には、主鉱物3aとなるバドガシュタイン鉱石及び北投石を含む。そして、本実施形態に係る岩盤浴具1では、このバドガシュタイン鉱石と北投石の一方又は双方を必須の材料として使用する。なお、バドガシュタイン鉱石は、オーストリアにあるバドガシュタイン地方から産出されるラジウム含有量の多い鉱物であり、北投石は、重晶石の一種であり、秋田県玉川温泉や台湾台北州から産出される、鉛,ストロンチュウム,カルシウム等を含む鉱物である。
また、第二グループは、岩盤浴において第一グループの鉱物よりは効果は劣るものの遠赤外線を放射するなど、健康増進や病気予防に効果が認められる天然の鉱物であり、この第二グループの鉱物には、ラドン鉱石,ドラバイト鉱石,ブラックシリカ,リモナイトなどの各種の補助鉱物3bを含む。そして、本実施形態に係る岩盤浴具1では、少なくとも、ラドン鉱石,ドラバイト鉱石,ブラックシリカ,リモナイトの一又は二以上の補助鉱物3bを必須の材料として使用する。なお、ラドン鉱石は、微量のラドンや放射能を放出する鉱物であり、ドラバイト鉱石は、マグネシウムを主成分としたトルマリン鉱物であり、ブラックシリカは、珪酸を主成分として数パーセントの炭素とミネラルを含有する鉱物(黒鉛珪酸)であり、リモナイトは、褐鉄鉱或いは沼鉄鉱沼と言われ、地や浅い海などの鉄分を多く含む水が空気に触れて沈殿した黄土である。
さらに、第三グループは、岩盤浴において第二グループの鉱物よりは効果は劣るものの健康増進や病気予防に一定の効果がある鉱物であり、天然の鉱物のみならずセラミックス等の人工の鉱物も含む。この第三グループの鉱物には、麦飯石,磁鉄鉱石,磁場鉱石,ブラックショールトルマリン,ベントナイト,珪藻土,ミロナイト,生効石,モンゴル石英斑岩,黒雲母鉱石,リチアトルマリン,モナズ鉱石,ジルコニア鉱石,チタン鉱石,ペグマタイト,モンモリロナイト,ガスール等の鉱物を含む。そして、本実施形態に係る岩盤浴具1では、必要に応じて、この第三グループに含む鉱物の一又は二以上を選択して使用できる。したがって、第三グループに含む鉱物は、必ずしも使用しなければならない必須の材料ではなく、いわば第二グループの鉱物に加えて使用することができる。
次に、岩盤浴具1の製造方法について説明する。岩盤浴具1を製造するに際しては、基本的に、シリコンゴム(シリコンゴムシート)の製造工程を利用することができる。まず、主鉱物3aとなる第一グループのバドガシュタイン鉱石及び北投石を粉砕処理することにより、粒子の径が略300〔μm〕以下の粉末(パウダー)を製造する。なお、本実施形態では、主鉱物3aとしてバドガシュタイン鉱石及び北投石の双方を使用した。
また、第二グループに含む補助鉱物3bを粉砕処理することにより、主鉱物3aと同様に粒子の径が略300〔μm〕以下の粉末(パウダー)を製造する。なお、本実施形態では、補助鉱物3bとして、ラドン鉱石,ドラバイト鉱石,ブラックシリカ及びリモナイトの全てを使用した。
さらに、第三グループに含む鉱物を粉砕処理することにより、主鉱物3a及び補助鉱物3bと同様に、粒子の径が略300〔μm〕以下の粉末(パウダー)を製造する。第三グループに含む鉱物は、補助鉱物3bの一部が入手できない場合などにおいて、必要により使用することができるが、通常は、第三グループの鉱物から10種類程度を選択して使用することが望ましい。なお、本実施形態では、麦飯石,磁鉄鉱石,ブラックショールトルマリン,ベントナイト,珪藻土,ミロナイト,生効石,モンゴル石英斑岩,黒雲母鉱石を使用した。
次いで、主鉱物3aの粉末、補助鉱物3bの粉末及び第三グループにおける鉱物の粉末をそれぞれ計量して調合する。この場合、岩盤浴具1のベース材として使用するシリコンゴム2に対して、鉱物の全体が略20〜40〔重量%〕、望ましくは略30〔重量%〕となるように調合する。これにより所定の鉱物粉末3が得られる。主鉱物3aの粉末、補助鉱物3bの粉末及び第三グループにおける鉱物の粉末の配合比は任意であるが、この配合比を選定することにより、コスト対岩盤浴効果(コストパフォーマンス)を最適な状態に設定できる利点がある。即ち、主鉱物3aは、通常入手しにくく、かつ高価であるが、補助鉱物3bは比較的入手が容易であり、かつさほど高価ではない。同様に、第三グループにおける鉱物も比較的入手が容易であり、かつさほど高価ではない。したがって、各グループ(第一グループ〜第三グループ)の配合比を選定することにより、コストパフォーマンスを最適な状態に設定できる。
一方、調合した鉱物粉末3とシリコンゴム素材を用いて、厚さDtが略2〔mm〕となる岩盤浴用シート4を製造する。この場合、厚さDtは略2〔mm〕が好適であるが、略1〜3〔mm〕であれば、望ましい岩盤浴用シート4を得ることができる。岩盤浴用シート4の製造に際しては、まず、配合工程によりシリコンゴム素材と鉱物粉末3を配合する。次いで、混練工程により混練し、シリコンゴム素材内に鉱物粉末3を均一に分布(混在)させる。そして、混練工程により得られたシリコンゴム材料は、熱及び圧力を加える加硫工程及び成形工程を経て目的の岩盤浴用シート4を得る。
図1に、このようにして製造された岩盤浴用シート4を示し、この岩盤浴用シート4は、シリコンゴム2の中に、粒子を略300〔μm〕以下にした、主鉱物3aとなるバドガシュタイン鉱石と北投石の一方又は双方の粉末、及び他の一又は二以上の補助鉱物3bの粉末が、30〔重量%〕(20〜40〔重量%〕)混在し、かつ厚さDtが略2〔mm〕(1〜3〔mm〕)の岩盤浴用シート4となる。図1に示す岩盤浴用シート4は、全体形状が正方形であるが、長方形,円形,岩形形状など、任意の形状に形成できるとともに、大きさも任意に選定できる。なお、図2に、得られた岩盤浴用シート4の分析結果の一例である元素(ヘビーエレメント)に対する強度(インテンシティ)特性を示す。
また、岩盤浴用シート4は、ベース材としてシリコンゴム2を使用するため、例えば、図1に仮想線で示すように、任意の大きさの岩盤浴用シート4p…にカッティングすることができる。また、岩盤浴用シート4は、図3に示すように、ロール状に巻くことができる。図3に示す岩盤浴用シート4における仮想線で示す一部4uが広げた状態を示し、岩盤浴用シート4における実線で示す一部4iがロール状に巻いた状態を示す。このように、岩盤浴用シート4iは、ロール状に巻くことができるため、岩盤浴具1を保管する際の保管性及び持ち運びする際の携帯性を高めることができる利点がある。
次に、本実施形態に係る岩盤浴具1の使用方法について、図4〜図6を参照して説明する。
まず、図4は、お風呂に使用する基本的な使用態様を示す。図4は、一般的な家庭用の浴槽21の内部底面21dに、岩盤浴用シート4をそのまま敷いて用いる例を示す。岩盤浴用シート4は、ベース材としてシリコンゴム2を使用しているため、図4に示すように、内部底面21dの隅部に岩盤浴用シート4の一部が跨がっても隅部の形状に沿って湾曲する。即ち、本実施形態に係る岩盤浴用シート4は、非平坦面上に敷いても、当該非平坦面の状態に沿って馴染ませることができる利点がある。
これにより、人(人体H)が風呂に入り、岩盤浴用シート4の上にそのまま座れば、岩盤浴用シート4は、人体Hに対して直接的にあてがわれることになり、容易に岩盤浴Pを行うことができる。即ち、岩盤浴用シート4は、シリコンゴム2に、主鉱物3aとなるバドガシュタイン鉱石と北投石の双方の粉末、及び補助鉱物2bの粉末、更には第三グループの鉱物を混在させたため、鉱物の作用によるラドン,遠赤外線,マイナスイオンなどが浴槽21内の湯Lに対して作用する。この場合、岩盤浴用シート4を湯Lに収容したときから概ね10分程度を経て湯質に変化が現れるため、容易かつ気軽に岩盤浴効果を享受することができる。特に、岩盤浴用シート4は、シリコンゴム2を用いているため、クッション作用を呈し、座り心地も快適である。
一方、図5は、岩盤浴用シート4(4p)を人体Hに対して間接的にあてがうための補助具11を用いた実施態様を示す。この補助具11は、人体Hの腰に巻付け、かつ岩盤浴用シート4を収容する複数のポケット12a,12b…を有する腰巻バンド13を用いたものである。この腰巻バンド13は、吸水性及び通気性の良好な素材(シルク等)による細長いバンド本体31を有し、このバンド本体31の外側に、このバンド本体31と同一形状のアウタシート32をポケット形状に沿った縫付部33c…により縫い付ける。これにより、上方に向いたポケット口12co…を有する複数のポケット12a,12b,12c…を設けることができる。また、バンド本体31の両端付近には、対となる面ファスナ35x,35yをそれぞれ設ける。
この腰巻バンド13は、図5に示すように、岩盤浴用シート4(4p)をポケット口12coに対して上方(矢印Fu方向)から収容できる。この場合、ポケット12a…は、複数設けたため、岩盤浴用シート4(4p)も複数用意し、各ポケット12a…の全部又は一部に収容できる。この際、必要により使い捨てカイロなど、岩盤浴用シート4(4p)以外のものを収容することも可能である。そして、腰巻バンド13を人体Hの腰に巻き、面ファスナ35xと35y同士を装着すればよい。このように、補助具11として、人体Hの腰に巻付け、かつ岩盤浴用シート4(4p)を収容する一又は二以上のポケット12a,12b…を有する腰巻バンド13を用いれば、岩盤浴用シート4の有効性及び装身性を高めることができる利点がある。
他方、図6は、座布団41における座布団カバー42の上面又は下面にアウタシート43を縫付部44c…により縫い付けることにより、一辺が開放されたシート収容部(ポケット)45を設け、このポケット45の収容口45oに、岩盤浴用シート4(4p)を矢印Fw方向から収容できるようにしたものである。
このように、腰巻バンド13及び座布団カバー42は、岩盤浴用シート4(4p)を人体Hにあてがうための補助具11となる。このような補助具11を用いることにより、岩盤浴用シート4の多機能性(多様性)及び発展性、更には使い勝手を高めることができる利点がある。
よって、本実施形態に係る岩盤浴具1によれば、シリコンゴム2の中に、粒子を略300〔μm〕以下にした、主鉱物3aとなるバドガシュタイン鉱石と北投石の一方又は双方の粉末、及び他の一又は二以上の補助鉱物3bの粉末を、20〜40〔重量%〕混在させ、かつ厚さDtを略1〜3〔mm〕に形成した岩盤浴用シート4を備えるため、シンプルな構成により安価に提供できるとともにランニングコストも無視でき、経済性にも優れる。また、シリコンゴム2をベース材に使用した岩盤浴用シート4を備えるため、例えば、ロール状に巻くことができるなど、岩盤浴具1を保管する際の保管性及び持ち運びする際の携帯性を高めることができる。したがって、例えば、一般家庭の浴槽の内部等に敷いて利用できるなど、専用の装置が不要になるとともに、そのための設置スペースも不要となり、家庭レベル或いは個人レベルにおいて手軽に岩盤浴を行うことができる。しかも、岩盤浴用シート4を人体Hに対して直接的に又は間接的にあてがうことにより、人体Hの体温と岩盤浴用シート4が共鳴して人体Hを効果的に温めることができる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、実施形態では、主鉱物3aとなるバドガシュタイン鉱石と北投石の双方を用いた場合を示したが、いずれか一方のみを用いてもよい。また、実施形態では、補助鉱物3bとして、ラドン鉱石,ドラバイト鉱石,ブラックシリカ及びリモナイトの全てを用いた場合を示したが、選択した一又は二以上を用いてもよい。なお、本発明における鉱物とは、鉱石は勿論のこと、粘土,砂,セラミックス等も含む概念である。一方、岩盤浴用シート4の用途として、お風呂に利用した場合を例示したが、その他、小型の容器(洗面器等)にお湯を入れ、この中に岩盤浴用シート4(4p)を収容することにより足湯として利用できるなど、各種用途に利用できる。また、補助具11として、腰巻バンド13と座布団カバー42を例示したが、その他、各種補助具11を適用することができる。
本発明の最良の実施形態に係る一部抽出拡大図を含む岩盤浴用シートの斜視図、 同岩盤浴用シートの分析結果の一例である配合元素に対する強度(インテンシティ)特性図、 同岩盤浴用シートの作用を説明するための側面図、 同岩盤浴用シートの用途を説明するための浴槽の断面を含む説明図、 同岩盤浴用シートに用いる補助具(腰巻バンド)の斜視図、 同岩盤浴用シートに用いる補助具(座布団カバー)の斜視図、
符号の説明
1:岩盤浴具,2:シリコンゴム,3a:主鉱物,3b:補助鉱物,4:岩盤浴用シート,11:補助具,12a…:ポケット,13:腰巻バンド,H:人体,P:岩盤浴,Dt:厚さ

Claims (4)

  1. 人体に対して直接的に又は間接的にあてがうことにより岩盤浴を行えるようにした岩盤浴具において、シリコンゴムの中に、粒子の径を略300〔μm〕以下にした、主鉱物となるバドガシュタイン鉱石と北投石の一方又は双方の粉末、及び他の一又は二以上の鉱物(補助鉱物)の粉末を、20〜40〔重量%〕混在させ、かつ厚さを略1〜3〔mm〕に形成した岩盤浴用シートを備えてなることを特徴とする岩盤浴具。
  2. 前記補助鉱物には、少なくとも、ラドン鉱石,ドラバイト鉱石,ブラックシリカ,リモナイトの一又は二以上を含むことを特徴とする請求項1記載の岩盤浴具。
  3. 前記岩盤浴用シートを人体にあてがうための補助具を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の岩盤浴具。
  4. 前記補助具は、人体の腰に巻付け、かつ前記岩盤浴用シートを収容する一又は二以上のポケットを有する腰巻バンドであることを特徴とする請求項3記載の岩盤浴具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017196611A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 昆山超猛生物科技有限公司Kun Shan Super Lion Biological Technology Co.,Ltd 保健活性水素水を生成可能な複合鉱化セラミック材料
JP2017221645A (ja) * 2017-02-28 2017-12-21 幸夫 長谷川 ラジウムを含む鉱石の粉体とテラヘルツ鉱石の粉体をシリコンゴムに練り込んだシリコンゴムシート、発泡シリコンゴムシート又はゲル状シート。

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