JP2008148416A - 端子接続構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Koichi Hosokawa
浩一 細川
Fumiaki Adachi
文明 足立
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Abstract

【課題】ケーブル10を構成する導線1aの端部と圧縮端子5bの接続筒部7bとの接続を容易に行なえる端子接続構造体及びその製造方法を実現する。
【解決手段】上記導線1a端部の挿入接続部12の先端部を、先半部が小径で基半部が大径の段付形状とし、内層の素線を先半部に、外層の素線を基半部に、それぞれ露出させる。これら各素線の外周面を覆った絶縁層のうち、上記挿入接続部12の外周面に露出している絶縁層を、有機溶剤18により剥離、除去する。その後、この挿入接続部12を、内周面を段付形状とした上記接続筒部7b内に挿入し、この接続筒部7bの直径を縮める。そして、この接続筒部7bの挿入孔9bの奥半部の内周面で上記挿入接続部12の先半部外周面を、同じく開口側半部内周面でこの挿入接続部12の基半部外周面を、それぞれ抑え付ける。
【選択図】図2

Description

この発明の対象となる端子接続構造体は、電力ケーブル同士の接続、或いは電力機械と電力ケーブルとの接続部に使用する。特に本発明は、導体それぞれの外周面を絶縁層により被覆した複数本の素線を、撚り合わせつつ複数層に積層して成る導線を備えたケーブルと、圧縮端子とを接続する為に利用する。
特殊な用途に使用されるケーブル用の導線として、図6に示す様な構造のものが知られている。このうち、図6の(A)(B)に示した導線1、1aは、複数本の素線2a、2bを撚り合わせつつ複数層に積層する事で構成している。即ち、外側に配置された複数本の素線2a、2aを撚り合わせる事により成る外径側素線集合層3と、内側に配置された複数本の素線2b、2bを撚り合わせる事により成る内径側素線集合層4とを、積層する事により構成している。又、図6の(C)に示した導線1bの場合、外径側、内径側各層3、4を構成する、それぞれ複数本ずつの素線2a、2bを押し潰して断面形状を矩形としている。何れの導線1、1a、1bの場合も、上記各素線2a、2bとして、アルミニウム又はアルミニウム合金、銅又は銅系合金等の良電導材製の導体の外周面に、絶縁材であるポリウレタン樹脂を焼き付けて絶縁層を形成した、所謂エナメル線を使用している。従って、上記導線1、1a、1bは、個々の素線2a、2b同士が絶縁されているだけでなく、導線1、1a、1b全体としても、外周面には絶縁層が存在する。
ところで、上述の様な構成を有する導線1、1a、1bを備えた電力機械同士を、接続ケーブルを用いて接続する場合、接続作業を容易に行なえる様にする為に、例えば特許文献1〜2等に記載される様な、圧縮端子を使用する事が考えられる。図7は、本発明者が先に発明した、(先発明に係る)圧縮端子5の1例を示している。この圧縮端子5は、上記図6に示した導線1、1a、1bのうちで、断面形状が矩形である導線1、1bを接続可能で、軸方向両端部に、平板状の接続板部6と異形筒状の接続筒部7とを設けている。又、このうちの接続板部6の中央部に通孔8を、この接続筒部7の中心部に挿入孔9を、それぞれ形成している。上記導線1、1bを上記圧縮端子5に接続固定する際には、この導線1、1bの端部を上記接続筒部7に設けた挿入孔9に挿入してから、この接続筒部7の外周面に、径方向内方に向いた力を加え、この接続筒部7を圧縮する。そして、上記挿入孔9の内周面により上記導線1、1aの外周面を強く抑え付けて、この導線1、1bと上記圧縮端子5とを、電気的且つ機械的に接続固定する。又、上記接続ケーブルを上記圧縮端子5に接続するには、この接続ケーブルの端部に固定した環状の端子と、上記接続板部6に設けた通孔8とに、ボルトを挿通する。そして、このボルトとナットとを螺合し更に緊締する。
上記図7に示した構造の場合、上記挿入孔9の内周面を四角筒面としている。これに対して、図8の(A)〜(C)に示す様に、接続筒部7aを円筒状とし、挿入孔9aの内周面を円筒面とした圧縮端子5aを使用する事も考えられる。この様な圧縮端子5aの接続筒部7aには、前記図6の(B)及び図8の(D)に示す様な、断面形状が円形である導線1aより成るケーブル10の端部を挿入し接続する。
但し、上記接続筒部7、7aに上記導線1、1a、1bを接続し、この接続筒部7、7aと、この導線1、1a、1bを構成する上記各素線2a、2bとを電気的に導通させる為には、単に、この導線1、1a、1bの端部を、上記挿入孔9、9a内に挿入するだけでは不十分である。即ち、前述した様に、上記導線1、1a、1bの端部外周面は、絶縁層(ポリウレタン樹脂、エナメル)により覆われている。この為、上記接続筒部7、7aと、上記導線1、1a、1bを構成する上記各素線2a、2bとを電気的に導通させる為には、この導線1、1a、1bの端部で、これら各素線2a、2bの外周面を被覆している絶縁層を除去する必要がある。この場合に、導線1、1a、1b全体としての外周面に関しては、絶縁層の除去を容易に行なえる。但し、個々の素線2a、2b同士を絶縁している絶縁層のうち、上記導線1、1a、1b全体としての外周面に露出していない部分に存在する絶縁層の除去は面倒である。そして、この部分の絶縁層を除去できない限り、前記内径側素線集合層4を構成する上記各素線2b、2bと上記接続筒部7、7aとを電気的に導通させる事はできない。言い換えれば、この接続筒部7、7aと電気的に導通するのは、上記外径側素線集合層4を構成する上記各素線2a、2aのみとなる。
上記個々の素線2a、2bを絶縁している絶縁層を除去する方法としては、次の(1)(2)に示した2通りの方法が考えられる。
(1)上記導線1、1a、1bの端部で素線2a、2bを解し、これら各素線2a、2bの端部外周面を露出させ、この端部外周面の絶縁層を、機械的に削り落として除去する。
(2)上記導線1、1a、1bの端部を、絶縁層(ポリウレタン樹脂)を溶解させる剥離剤(有機溶剤)に浸漬して、上記各素線2a、2bの外周面を覆っている絶縁層を剥離させて除去する。
上記2通りの除去方法のうち、(1)の除去方法の場合には、素線2a、2bを解す作業、これら各素線2a、2bの端部外周面の絶縁層を機械的に削り落とす作業が面倒なだけでなく、これら各素線2a、2bを解す事で、上記導線1、1a、1bの端部の外径が大きくなり、この端部を圧縮端子5、5aの接続筒部7、7aに挿入できなくなる。
又、上記(2)の除去方法の場合には、上記導線1、1a、1bの端部外周面に露出している各素線2a、2bの外周面を覆っている絶縁層を剥離させる事はできても、内径側素線集合層4を構成する各素線2b、2bの外周面を覆っている絶縁層を剥離させる事は難しい。特に、各素線2a、2bを撚り合わせた後、径方向に圧縮してこれら各素線2a、2bの外周面同士を密接させた{図6の(C)に示す様に圧縮成形した}導線1bの場合には、隣り合う素線2a、2b同士の間に上記剥離剤が入り込みにくい。この為、内径側素線集合層4を構成する各素線2b、2bの外周面を覆っている絶縁層に就いては、殆ど剥離させられない。
特開2002−320321号公報 特開2001−169456号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、特殊用途に使用されるケーブルを構成する導線の端部と、圧縮端子との接続を容易に行なえる、端子接続構造体及びその製造方法を実現すべく発明したものである。
本発明の対象となる端子接続構造体は、何れの場合も、ケーブルと圧縮端子とから成る。
このうちのケーブルは、導体それぞれの外周面を絶縁層により被覆した複数本の素線を複数層に積層して成る導線を備える。尚、この導線の外周面は、必要に応じて、ゴム、ビニール等の絶縁体により被覆している。
又、上記圧縮端子は、上記導線の端部を挿入可能な接続筒部を備える。又、この圧縮端子の一部でこの接続筒部から外れた部分には、必要に応じて、接続ケーブルの端部を接続する為の接続板部を設ける。
それぞれが上述の様な構成を有する、上記ケーブルと圧縮端子とは、上記接続筒部に、上記導線の端部であって上記絶縁体から露出した挿入接続部を挿入した状態で、この接続筒部の直径を縮め、この接続筒部の内周面で上記導線の端部外周面を抑え付ける事により、この導線と上記圧縮端子とを接続している。
特に、本発明の端子接続構造体に於いては、上記挿入接続部の先端寄り部分は、径方向外側の層を構成する素線を除去して径方向内側の層を構成する素線を露出させると共に、この径方向内側の層を構成する素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去してこれら各素線の導体を露出させている。又、上記挿入接続部の基端寄り部分は、径方向外側の層を構成する素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去してこれら各素線の導体を露出させている。
そして、本発明のうちの第一の発明の端子接続構造体の場合には、上記接続筒部の内側空間のうち、上記挿入接続部の先端寄り部分を挿入する奥端寄り部分の内周面でこの挿入接続部の先端寄り部分の外周面を、この挿入接続部の基端寄り部分を挿入する開口端寄り部分の内周面でこの挿入接続部の基端寄り部分の外周面を、それぞれ抑え付けている。
又、上述の様な第一の発明の端子接続構造体を実施する場合には、上記接続筒部の内側空間の径方向に関する断面形状及び大きさを、上記挿入接続部の先端寄り部分を挿入する奥端寄り部分と、この挿入接続部の基端寄り部分を挿入する開口端寄り部分とで互いに異なるものとする。そして、上記奥端寄り部分を、少なくとも上記挿入接続部の先端寄り部分を挿入できる断面形状及び大きさとすると共に、上記開口端寄り部分を、この挿入接続部の基端寄り部分を挿入できる断面形状及び大きさとする。
又、本発明のうちの第二の発明の端子接続構造体の場合には、上記接続筒部の内側空間の径方向に関する断面形状及び大きさを、上記挿入接続部の先端寄り部分を挿入する奥端寄り部分からこの挿入接続部の基端寄り部分を挿入する開口端寄り部分に至る迄同一としている。又、上記挿入接続部の先端寄り部分には、導電材製で筒状のスペーサを外嵌している。そして、上記接続筒部の奥端寄り部分の内周面でこのスペーサの外周面を、この接続筒部の開口端寄り部分の内周面で上記挿入接続部の基端寄り部分の外周面を、それぞれ抑え付けている。
上述の様な本発明のうちの第一の発明の端子接続構造体を実施する場合で、導線が、素線を径方向に関して3層以上に積層する事により構成されたものである場合には、上記挿入接続部の先端寄り部分と基端寄り部分との間に、これら先端寄り部分及び基端寄り部分と先端側に向いた段差部を介して連続し、径方向に関する断面形状の大きさがこれら先端寄り部分と基端寄り部分との中間である、少なくとも1個所の挿入側中間部分を設ける。又、上記接続筒部の内側空間の奥端寄り部分と開口端寄り部分との間に、これら奥端寄り部分及び開口端寄り部分と内側空間の開口側に向いた段差部を介して連続し、径方向に関する断面形状の大きさがこれら奥端寄り部分と開口端寄り部分との中間である、被挿入側中間部分を設ける。
尚、上記挿入接続部に関して、径方向に関する断面形状の大きさが先端寄り部分と基端寄り部分との中間とは、これら先端寄り部分と基端寄り部分との間に設けられた挿入側中間部分の径方向に関する断面積が、先端寄り部分よりも大きく、基端寄り部分よりも小さい事を言う(第二の発明に就いても同様)。反対に、上記接続筒部の内側空間に関して、径方向に関する断面形状の大きさが奥端寄り部分と開口端寄り部分との中間とは、これら奥端寄り部分と開口端寄り部分との間に設けられた被挿入側中間部分の径方向に関する断面積が、奥端寄り部分よりも大きく、開口端寄り部分よりも小さい事を言う。
又、第二の発明の端子接続構造体を実施する場合で、導線が、素線を径方向に関して3層以上に積層する事により構成されたものである場合には、上記挿入接続部の先端寄り部分と基端寄り部分との間に、これら先端寄り部分及び基端寄り部分と先端側に向いた段差部を介して連続し、径方向に関する断面形状の大きさがこれら先端寄り部分と基端寄り部分との中間である、少なくとも1個所の挿入側中間部分を設ける。又、上記挿入接続部の先端寄り部分に加えてこの挿入側中間部分にもスペーサを外嵌する。
又、上述の様な本発明の端子接続構造体を実施する場合、上記導線の断面形状は特に問わない。一般的にはこの断面形状を、矩形又は円形とする。
又、端子接続構造体の製造方法は、何れの場合も、先ず、上記挿入接続部の先端寄り部分で径方向外側の層を構成する素線を除去し、径方向内側の素線を露出させてから、この径方向内側の素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去して、これら各素線の導体を露出させる。これと共に、上記挿入接続部の基端寄り部分で径方向外側の層を構成する素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去して、これら各素線の導体を露出させる。
そして、本発明のうちの第三の発明の端子接続構造体の製造方法の場合には、その後、上記挿入接続部を、上記接続筒部の内側空間に挿入する。次いで、この接続筒部を直径が縮まる方向に塑性変形させて、この内側空間のうち、上記挿入接続部の先端寄り部分を挿入する奥端寄り部分の内周面でこの挿入接続部の先端寄り部分の外周面を、この挿入接続部の基端寄り部分を挿入する開口端寄り部分の内周面でこの挿入接続部の基端寄り部分の外周面を、それぞれ抑え付ける。
又、本発明のうちの第四の発明の端子接続構造体の製造方法の場合には、その後、上記挿入接続部の先端寄り部分に導電材製で筒状のスペーサを外嵌してから、このスペーサ及びこの挿入接続部の基端寄り部分を上記接続筒部の内側空間に挿入する。次いで、この接続筒部を直径が縮まる方向に塑性変形させて、この内側空間の奥端寄り部分の内周面で上記スペーサの外周面を、この内側空間の開口端寄り部分の内周面で上記挿入接続部の基端寄り部分の外周面を、それぞれ抑え付ける。
上述の様な本発明の端子接続構造体の製造方法を実施する場合に好ましくは、上記導体の外周面を被覆した絶縁層を、溶剤に浸漬する事により剥離するものとする。そして、上記挿入接続部の先端寄り部分で径方向外側の層を構成する素線を除去して径方向内側の素線を露出させた後、上記挿入接続部を上記溶剤中に浸漬して、径方向内側の層を構成する素線及び上記径方向外側の層を構成する素線の外周面を被覆している上記絶縁層のうち、少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を剥離して除去する。
それぞれが上述の様に構成する、本発明の端子接続構造体及びその製造方法によれば、ケーブルを構成する導線の端部と圧縮端子の接続筒部との接続を容易に行なえる。
即ち、この導線の端部の挿入接続部を、先端寄り部分が細く、基端寄り部分が太い段付形状とする事で、上記導線を構成する各素線の外周面を覆っている絶縁層のうち、上記挿入接続部の外周面に露出している絶縁層を容易且つ確実に剥離できる。この為、上記挿入接続部でこれら各素線を解さなくても、これら各素線の外周面を覆っている絶縁層のうちで、上記接続筒部の内周面と接触する部分を覆っている絶縁層を剥離し、この接続筒部と上記各素線とを導通させられる(電気的に接続できる)。
[実施の形態の1例]
図1〜2は、本発明の実施の形態の1例を示している。本例の端子接続構造体は、図1に示す様に、ケーブル10と圧縮端子5bとを、機械的、且つ、電気的に接続して成る。このうちのケーブル10は、導線1aの外周面を絶縁体11により被覆して成る。又、この導線1aは、前述の図6の(B)に示す様に、複数本の素線2a、2bを撚り合わせると共に、外径側素線集合層3と内径側素線集合層4とを積層して成る。又、上記各素線2a、2bは、導体それぞれの外周面をポリウレタン樹脂製の絶縁層により被覆した、所謂エナメル線である。
又、上記圧縮端子5bは、軸方向両端部に、平板状の接続板部6aと、外周面が円筒面状で内周面が段付円筒状である接続筒部7bとを設けている。又、このうちの接続板部6aの中央部に通孔8(図8参照)を、この接続筒部7bの中心部に挿入孔9bを、それぞれ形成している。それぞれが上述の様な構成を有する、上記ケーブル10と上記圧縮端子5bとは、上記接続筒部7bの挿入孔9bに上記導線1aの端部である挿入接続部12を挿入した状態でこの接続筒部7bの直径を縮め、この接続筒部7bの内周面で、上記導線1aの端部である、上記挿入接続部12の外周面を抑え付ける事により、この導線1aと上記圧縮端子5bとを接続している。尚、この圧縮端子5bは、上記接続筒部7b側をアルミニウム又はアルミニウム系合金、接続板部6a側を銅又は銅系合金としている。この構成により、銅又は銅系合金製の接続ケーブルの導線とアルミニウム又はアルミニウム系合金製の圧縮端子5bとが接触して、接触部に電気的腐蝕が発生する事を防止している。尚、上記接続筒部7bと上記接続板部6aとの突き合わせ部近傍部分の外周面には防水被覆を施して、この突き合わせ部に電気的腐蝕が発生する事を防止している。
特に、本例の端子接続構造体に於いては、上記挿入接続部12の先端寄り(図1の右寄り)部分は、先半部13(図1の右半部)の外径が小さく、基半部14(図1の左半部)の外径が大きい、段付形状としている。この為に、上記挿入接続部12の先半部13では、図6の(B)に示した各素線2a、2bのうち、外径側素線集合層3を構成する素線2a、2aを除去して内径側素線集合層4を構成する素線2b、2bを露出させている。又、この内径側素線集合層4を構成する素線2b、2bの外周面を被覆した絶縁層(ポリウレタン樹脂、エナメル)のうちで上記挿入接続部12の外周面部分に存在する絶縁層を除去して、これら各素線2b、2bの導体を、この挿入接続部12の外周面に露出させている。又、上記挿入接続部12の基半部14では、図6の(B)に示した各素線2a、2bのうち、上記外径側素線集合層3を構成する素線2a、2aの外周面を被覆した絶縁層を除去して、これら各素線2a、2aの導体を露出させている。
一方、上記圧縮端子5bを構成する接続筒部7bの内径(内側空間の断面積)を、上記挿入接続部12の先半部13を挿入する奥半部15で小さく(断面積を狭く)、この挿入接続部12の基半部14を挿入する開口側半部16で大きく(断面積を広く)している。そして、上記奥半部15の内周面で上記挿入接続部12の先端寄り部分の外周面を、この開口側半部16の内周面でこの挿入接続部12の基半部14の外周面を、それぞれ抑え付けている。
上述の様な本例の端子接続構造体は、図2に示す様にして組み立てる。先ず、図2の(A)に略示する様に、上記挿入接続部12の先半部13で、上記外径側素線集合層3を構成する素線2a、2aを除去して、上記内径側素線集合層4を構成する素線2b、2bを露出させる。この作業は、上記挿入接続部12の軸方向中央部に、この挿入接続部12の外周面から中心部に向けて、上記外径側素線集合層3を構成する素線2a、2aの外径分の切り込みを全周に亙って形成した後、これら各素線2a、2aを径方向外側に引き剥す事で行なう。
次いで、図2の(B)に示す様に、貯液槽17内に貯溜した有機溶剤18中に上記挿入接続部12を浸漬する事により、この挿入接続部12の外周面に露出した、上記各素線2a、2bの外周面を被覆していた絶縁層(ポリウレタン樹脂、エナメル)を剥離、除去する。上記挿入接続部12の先半部13では上記内径側素線集合層4を構成する素線2b、2bが、同じく基半部14では上記外径側素線集合層3を構成する素線2a、2aが、それぞれ上記挿入接続部12の外周面に露出している。従って、導線1bを構成する各素線2a、2bのほぼ全部の{図6の(B)に関しては、中心部の1本を除く}導体を、上記挿入接続部12の外周面に露出させられる。
上述の様にして、外径側及び内径側各素線集合層3、4を構成する、上記各素線2a、2bの導体を、上記挿入接続部12の外周面に露出させたならば、この挿入接続部12を、図2の(D)に示す様な圧縮端子5bの接続筒部7bに挿入する。前述した通り、この接続筒部7bの奥半部15の内径は開口側半部16の内径に比べて小さい。この様な接続筒部7b内に上記挿入接続部12を、前述の図1に示す様に、この接続筒部7bの奥半部15(前述の[課題を解決するための手段]に記載した「奥端寄り部分」)にこの挿入接続部12の先半部13(前述の[課題を解決するための手段]に記載した「先端寄り部分」)が位置するまで挿入した後、この接続筒部7bの外周面を径方向内方に強く押圧する。そして、この接続筒部7bを、その直径が縮まる方向に塑性変形させる。
この結果、この接続筒部7bの奥半部15の内周面が上記挿入接続部12の先半部13の外周面を、この接続筒部7bの開口側半部16(前述の[課題を解決するための手段]に記載した「開口端寄り部分」)の内周面がこの挿入接続部12の基半部14(前述の[課題を解決するための手段]に記載した「基端寄り部分」)を、それぞれ抑え付ける。上述した通り、この挿入接続部12の先半部13の外周面には、上記内径側素線集合層4の素線2b、2bを構成する導体が、同じく基半部14の外周面には上記外径側素線集合層3の素線2a、2aを構成する導体が、それぞれ露出している。従って、上述の様に接続筒部7bの直径を縮める事で、これら各素線2a、2bの導体を上記接続筒部7bに、機械的且つ電気的に接続できる。即ち、これら各素線2a、2bの導体が絶縁層を介する事なく、直接上記接続筒部7bの内周面に強く接触する事で電気的に接続され、接触面に作用する大きな摩擦力により機械的に接続される。
本例の端子接続構造体及びその製造方法は、上述の様に構成する為、前記ケーブル10を構成する導線1aの端部と、上記圧縮端子5bの接続筒部7bとの接続を容易に行なえる。
上述の様な本発明の端子接続構造体及びその製造方法を実施する場合で、導線が、素線を径方向に関して3層以上に積層する事により構成されたものである場合には、次述する様な構成を採用する事もできる。例えば断面円形の導線を考えた場合に、挿入接続部の先端寄り部分と基端寄り部分との間に、これら先端寄り部分及び基端寄り部分と先端側に向いた段差部により連続し、断面の大きさがこれら先端寄り部分と基端寄り部分との中間である、少なくとも1個所の挿入側中間部分を設ける(挿入接続部の段数を3段以上とする)。又、上記接続筒部の奥端寄り部分と開口端寄り部分との間に、上記挿入接続部を挿入すべき空間の径方向に関する断面積がこれら奥端寄り部分と開口端寄り部分との中間である、被挿入側中間部分を設ける。この様な構成を採用すれば、図6の(B)の中心に配置した1本の素線の導体に就いても、圧縮端子に電気的に接続できる。
又、本発明の端子接続構造体及びその製造方法を実施する場合、ケーブルを構成する導線の断面形状は特に問わない。図2に示した様な、断面円形の導線1aに限らず、図3に示す様な、断面矩形の導線1cを採用する事もできる。この様な断面矩形の導線1cとしては、図6の(A)に示す様な、単に複数本の素線2a、2bを断面矩形に束ねたもの以外に、同図(C)に示す様な、各素線2a、2bを押し潰して、隣り合う素線2a、2b同士の間の隙間をなくしたものを採用する事もできる。
又、接続すべきケーブルと圧縮端子とは、必ずしも1対1でなくても良い。例えば、図4に示す様に、2個の接続筒部7c、7cと1枚の接続板部6bとを備えた圧縮端子5cと、2本のケーブル10、10との接続に、本発明を適用する事もできる。
但し、図4に示した構造を実施する場合、開口端寄り部分の断面積に比べて奥端寄り部分の断面積が狭い挿入孔9cの加工が面倒になる可能性がある。特に、上記図3に示した様な、断面矩形の導線1cの接続を行なう為、断面形状が矩形である段付の挿入孔を、工業的手法により(低コストで)形成する事は困難である。又、開口端寄り部分の断面の形状と奥端寄り部分の断面の形状とが互いに異なり、この開口端寄り部分の断面の大きさに比べて奥端寄り部分の断面の大きさが小さい挿入孔9cに、基端寄り部分の断面の形状と先端寄り部分の断面の形状とが互いに異なり、この基端寄り部分の断面の大きさに比べて先端寄り部分の断面の大きさが小さくなった挿入接続部を挿入する事が難しい事も考えられる。そこで、この様な場合には、図4の鎖線及び図5に示す様に、内側空間である挿入孔9cの断面積(径方向に関する断面積)が開口部から奥端部迄変化しない本体19を用意し、この本体19の挿入孔9cの奥部にスペーサ20を内嵌する事もできる。
上記スペーサ20は、圧縮端子と同様に、アルミニウム又はアルミニウム合金、銅又は銅系合金等の、電気抵抗が低く、塑性変形可能な金属材料により造る。尚、この様なスペーサ20を使用する場合、このスペーサ20を予め挿入孔9cに挿入しておいても良い。但し、この場合には、挿入孔9cの加工が容易になるだけで、挿入作業の容易化は図れない。従って、好ましくは、このスペーサ20を予め導線1cの挿入接続部12の先端寄り部分に外嵌してから、これらスペーサ20と挿入接続部12とを、一挙に上記挿入孔9c内に挿入する。何れにしても、これらスペーサ20と挿入接続部12とを、上記本体19の接続筒部7dに挿入した後、この接続筒部7dを上記スペーサ20と共に直径が縮まる方向に塑性変形させて、上記挿入接続部12の先端寄り部分をこのスペーサ20の内周面により、この挿入接続部12の基端寄り部分を、上記本体19の接続筒部7dのうちで上記スペーサ20よりも開口寄り部分の内周面で、それぞれ抑え付ける。この様なスペーサ20を使用する構造及び製造方法も、勿論、本発明の技術的範囲に属する。
本発明の実施の形態の1例を示す断面図。 この構造を組み立てる工程を順番に示す断面図。 ケーブルの別例を示す端部斜視図。 本発明の端子接続構造体の構造の別例を、未接続状態で示す断面図。 本発明の端子接続構造体の構造の別例を、未接続状態で示す斜視図。 特殊用途に用いられるケーブルを構成する導線の3例を示す断面図。 先に考えた圧縮端子を示す、平面図(A)、側面図(B)、端面図(C)。 同じく先に考えた圧縮端子を示す、平面図(A)、側面図(B)、端面図(C)及びこの圧縮端子に接続する導線の端部斜視図(D)。
符号の説明
1、1a、1b、1c 導線
2a、2b 素線
3 外径側素線集合層
4 内径側素線集合層
5、5a、5b、5c 圧縮端子
6、6a、6b 接続板部
7、7a、7b、7c、7d 接続筒部
8 通孔
9、9a、9b、9c 挿入孔
10 ケーブル
11 絶縁体
12 挿入接続部
13 先半部
14 基半部
15 奥半部
16 開口側半部
17 貯液槽
18 有機溶剤
19 本体
20 スペーサ

Claims (9)

  1. 導体それぞれの外周面を絶縁層により被覆した複数本の素線を複数層に積層して成る導線を備えたケーブルと、この導線の端部を挿入可能な接続筒部を備えた圧縮端子とから成り、この接続筒部に上記導線の端部である挿入接続部を挿入した状態でこの接続筒部の直径を縮め、この接続筒部の内周面で上記導線の端部外周面を抑え付ける事により、この導線と上記圧縮端子とを接続した端子接続構造体に於いて、上記挿入接続部の先端寄り部分は、径方向外側の層を構成する素線を除去して径方向内側の層を構成する素線を露出させると共に、この径方向内側の層を構成する素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去してこれら各素線の導体を露出させており、上記挿入接続部の基端寄り部分は、径方向外側の層を構成する素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去してこれら各素線の導体を露出させており、上記接続筒部の内側空間のうち、上記挿入接続部の先端寄り部分を挿入する奥端寄り部分の内周面でこの挿入接続部の先端寄り部分の外周面を、この挿入接続部の基端寄り部分を挿入する開口端寄り部分の内周面でこの挿入接続部の基端寄り部分の外周面を、それぞれ抑え付けている事を特徴とする端子接続構造体。
  2. 接続筒部の内側空間の径方向に関する断面形状及び大きさが、挿入接続部の先端寄り部分を挿入する奥端寄り部分と、この挿入接続部の基端寄り部分を挿入する開口端寄り部分とで互いに異なるものであり、上記奥端寄り部分を、少なくとも上記挿入接続部の先端寄り部分を挿入できる断面形状及び大きさとすると共に、上記開口端寄り部分を、この挿入接続部の基端寄り部分を挿入できる断面形状及び大きさとしている、請求項1に記載した端子接続構造体。
  3. 導線が、素線を径方向に関して3層以上に積層する事により構成されたものであって、挿入接続部の先端寄り部分と基端寄り部分との間に、これら先端寄り部分及び基端寄り部分と先端側に向いた段差部を介して連続し、径方向に関する断面形状の大きさがこれら先端寄り部分と基端寄り部分との中間である、少なくとも1個所の挿入側中間部分が設けられており、接続筒部の内側空間の奥端寄り部分と開口端寄り部分との間に、これら奥端寄り部分及び開口端寄り部分と内側空間の開口側に向いた段差部を介して連続し、径方向に関する断面形状の大きさがこれら奥端寄り部分と開口端寄り部分との中間である、被挿入側中間部分が設けられている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した端子接続構造体。
  4. 導体それぞれの外周面を絶縁層により被覆した複数本の素線を複数層に積層して成る導線を備えたケーブルと、この導線の端部を挿入可能な接続筒部を備えた圧縮端子とから成り、この接続筒部に上記導線の端部である挿入接続部を挿入した状態でこの接続筒部の直径を縮め、この接続筒部の内周面で上記導線の端部外周面を抑え付ける事により、この導線と上記圧縮端子とを接続した端子接続構造体に於いて、上記挿入接続部の先端寄り部分は、径方向外側の層を構成する素線を除去して径方向内側の層を構成する素線を露出させると共に、この径方向内側の層を構成する素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去してこれら各素線の導体を露出させており、上記接続筒部の内側空間の径方向に関する断面形状及び大きさが、上記挿入接続部の先端寄り部分を挿入する奥端寄り部分からこの挿入接続部の基端寄り部分を挿入する開口端寄り部分に至る迄同一であり、上記挿入接続部の先端寄り部分には、導電材製で筒状のスペーサを外嵌しており、上記接続筒部の奥端寄り部分の内周面でこのスペーサの外周面を、この接続筒部の開口端寄り部分の内周面で上記挿入接続部の基端寄り部分の外周面を、それぞれ抑え付けている事を特徴とする端子接続構造体。
  5. 導線が、素線を径方向に関して3層以上に積層する事により構成されたものであって、挿入接続部の先端寄り部分と基端寄り部分との間に、これら先端寄り部分及び基端寄り部分と先端側に向いた段差部を介して連続し、径方向に関する断面形状の大きさがこれら先端寄り部分と基端寄り部分との中間である、少なくとも1個所の挿入側中間部分が設けられており、上記挿入接続部の先端寄り部分に加えてこの挿入側中間部分にもスペーサが外嵌されている、請求項4に記載した端子接続構造体。
  6. 導線の断面形状が矩形又は円形である、請求項1〜5のうちの何れか1項に記載した端子接続構造体。
  7. 導体それぞれの外周面を絶縁層により被覆した複数本の素線を複数層に積層して成る導線を備えたケーブルと、この導線の端部を挿入可能な接続筒部を備えた圧縮端子とから成り、この接続筒部に上記導線の端部である挿入接続部を挿入した状態でこの接続筒部の直径を縮め、この接続筒部の内周面で上記導線の端部外周面を抑え付ける事により、この導線と上記圧縮端子とを接続する端子接続構造体の製造方法に於いて、上記挿入接続部の先端寄り部分で径方向外側の層を構成する素線を除去して径方向内側の素線を露出させてから、この径方向内側の素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去してこれら各素線の導体を露出させると共に、上記挿入接続部の基端寄り部分で径方向外側の層を構成する素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで、少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去してこれら各素線の導体を露出させた後、上記挿入接続部を、上記接続筒部の内側空間に挿入し、次いで、この接続筒部を直径が縮まる方向に塑性変形させて、この内側空間のうち、上記挿入接続部の先端寄り部分を挿入する奥端寄り部分の内周面でこの挿入接続部の先端寄り部分の外周面を、この挿入接続部の基端寄り部分を挿入する開口端寄り部分の内周面でこの挿入接続部の基端寄り部分の外周面を、それぞれ抑え付ける事を特徴とする端子接続構造体の製造方法。
  8. 導体それぞれの外周面を絶縁層により被覆した複数本の素線を複数層に積層して成る導線を備えたケーブルと、この導線の端部を挿入可能な接続筒部を備えた圧縮端子とから成り、この接続筒部に上記導線の端部である挿入接続部を挿入した状態でこの接続筒部の直径を縮め、この接続筒部の内周面で上記導線の端部外周面を抑え付ける事により、この導線と上記圧縮端子とを接続する端子接続構造体の製造方法に於いて、上記挿入接続部の先端寄り部分で径方向外側の層を構成する素線を除去して径方向内側の素線を露出させてから、この径方向内側の素線の外周面を被覆した絶縁層のうちで少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去してこれら各素線の導体を露出させると共に、上記挿入接続部の基端寄り部分で径方向外側の層を構成する素線の外周面を被覆した絶縁層のうち、少なくとも上記挿入接続部の外周面部分に存在する絶縁層を除去してこれら各素線の導体を露出させた後、上記挿入接続部の先端寄り部分に導電材製で筒状のスペーサを外嵌してから、このスペーサ及びこの挿入接続部の基端寄り部分を上記接続筒部の内側空間に挿入し、次いで、この接続筒部を直径が縮まる方向に塑性変形させて、この内側空間の奥端寄り部分の内周面で上記スペーサの外周面を、この内側空間の開口端寄り部分の内周面で上記挿入接続部の基端寄り部分の外周面を、それぞれ抑え付ける事を特徴とする端子接続構造体の製造方法。
  9. 導体の外周面を被覆した絶縁層が溶剤に浸漬する事により剥離するものであり、挿入接続部の先端寄り部分で径方向外側の層を構成する素線を除去して径方向内側の素線を露出させた後、上記挿入接続部を上記溶剤中に浸漬して、径方向内側の層を構成する素線及び上記径方向外側の層を構成する素線の外周面を被覆している上記絶縁層のうち、少なくとも上記挿入接続部の外周面に存在する部分を剥離して除去する、請求項7〜8のうちの何れか1項に記載した端子接続構造体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016523795A (ja) * 2013-05-07 2016-08-12 サン−ゴバン イゾベール 内部遠心スピニングによる無機繊維の製造装置及び製造方法

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