JP2008148115A - 方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システムを提供する。
【解決手段】 撮像デバイス上の各画素から出力された画像信号に対応して2次元画像データが格納される画像データメモリと、該画像データメモリ内の注目画素及び上下方向、左右方向、右下方向、右上方向に並んだ複数の隣接画素の画像データを用いて注目画素の画像データが突出点であるかどうかの条件判断を行い、該突出点の条件が満足される方向の数を計数し、計数された方向の数によって注目画素が欠陥画素であるかどうかを判定する欠陥画素判定手段と、該注目画素が欠陥画素であると判定されたとき、該画像データメモリ内の該注目画素の画像データを所定の画像データで置換する欠陥画素データ置換手段とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像デバイスの画像欠陥補正システム、特に、方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システムに関する。
従来、ビデオカメラやデジタルスチルカメラなどのような撮像システムでは、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサのような固体撮像デバイスが一般に用いられている。そのような固体撮像デバイスでは、シリコン単結晶中の結晶欠陥に起因する内因性欠陥や製造プロセス中に誘起される外因性欠陥などが大なり小なり存在する。このような欠陥は、表示画面上で画像欠陥となって現れる。画像欠陥には、周囲の正常画素より明るい白欠陥と、周囲の正常画素より暗い黒欠陥があるが、これらの画像欠陥が存在すると画像の表示品位を著しく損なう。
この画像欠陥を画像信号処理で補正する各種のシステムがこれまで提案されている。例えば、目標画素に隣接する周辺8画素の画像データから、平均レベル、最大レベル、最小レベルを生成し、最大レベルから最小レベルとの差を平均レベルに加算して白欠陥の判定基準を生成し、最大レベルから最小レベルとの差を平均レベルから減算して黒欠陥の判定基準を生成する。そして、各判定基準を注目画素の画像データと比較して、欠陥画素かどうかを判別する。欠陥画素と判定された注目画素は、その画像データを所定のレベル(例えば8画素の平均レベル)で置き換えることで、画像欠陥を補正するものである。
しかし、上記システムでは、目標画素に隣接する8画素と目標画素との平均的なレベル差だけに注目しているため、欠陥画素の検出精度が十分でなく、また、輝度が急に変化する輪郭部分を欠陥画素として誤認識してしまうという欠点を有していた。
本発明は、撮像デバイス上の各画素から出力された画像信号に対応して2次元画像データが格納される画像データメモリと、該画像データメモリ内の注目画素及び上下方向、左右方向、右下方向、右上方向に並んだ複数の隣接画素の画像データを用いて注目画素の画像データが突出点であるかどうかの条件判断を行い、該突出点の条件が満足される方向の数を計数し、計数された方向の数によって注目画素が欠陥画素であるかどうかを判定する欠陥画素判定手段と、該注目画素が欠陥画素であると判定されたとき、該画像データメモリ内の該注目画素の画像データを所定の画像データで置換する欠陥画素データ置換手段と、からなる方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システムである。
本発明の方向検出を用いた画像欠陥の判定システムにより、欠陥画素の検出精度を著しく改善できるとともに、輝度が急に変化する輪郭部分を欠陥画素として誤認識してしまうということがない。さらに、解像度を低下させることのない画像データで欠陥画素の画像データを置換することにより、極めて自然な画像欠陥の補正が実現できる。さらに、本発明の方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システムによれば、経時的に変化する画像欠陥に対しても実時間での補正が可能になる。
以下図面に従い、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の方向検出を用いた画像欠陥の補正方法を実行する画像欠陥補正システムのブロック図である。本発明の画像欠陥補正システムは、画像データメモリ101、欠陥画素判定手段102、欠陥画素データ置換手段103からなる。この画像欠陥補正システムは以下のように動作する。即ち、CCDセンサやCMOSセンサのような固体撮像デバイス(不図示)からのアナログ画像信号がAD変換器(不図示)でデジタル画像データに変換され、OBクランプ回路(不図示)で黒レベルがクランプされ、レンズシェーディング補正回路(不図示)でレンズ収差が補正された後、2次元画像データが補正前画像データとして画像データメモリ101に入力され、1フレーム分の画像データとして格納される。格納された1フレーム分の画像データは、逐次、読み出され、欠陥画素判定手段102に入力されて、欠陥画素の有無が判定される。欠陥画素と判定された画素の画像データは、欠陥画素データ置換手段103にて所定のレベルの画像データに入れ替えられる。この後、画像欠陥が補正された信号が画像データプロセッサ(不図示)に入力されて、所定の画像データフォーマットに変換された後、記録メディア(不図示)に入力されて記録される。
次に、本発明の画像欠陥補正システムの欠陥画素判定手段102の動作について詳述する。図2は、本発明の方向検出を用いた欠陥画素の判定方法を示す原理図である。注目画素P5の周囲には、P1−P4、P6−P9の8つの隣接画素が存在する。
まず、左右方向202の欠陥検出について考える。注目画素P5と左右の隣接画素(P4、P6)について考える。
図3を参照して、この注目画素P5の画像データVP5と、左右の隣接画素(P4、P6)の画像データ(VP4、VP6)とを用いて、白突出度と白平滑度を計算する。
注目画素の白突出度 VP5−VP4>Th1 ・・・(式1)
注目画素の白突出度 VP5−VP6>Th1 ・・・(式2)
隣接画素間の白平滑度 |VP4−VP6|<Th2 ・・・(式3)
上記条件が満足されたとき、注目画素はその方向の白突出点(白欠陥に対応)であると判断する。ここで、Th1、Th2は、ノイズレベル以上の値で、実験的にと又は経験的に求められる所定の定数である。
同様に、図4を参照して、この注目画素P5の画像データVP5と、左右の隣接画素(P4、P6)の画像データ(VP4、VP6)とを用いて、黒突出度と黒平滑度を計算する。
注目画素の黒突出度 VP2−VP5>Th3 ・・・(式4)
注目画素の黒突出度 VP5−VP2>Th3 ・・・(式5)
隣接画素間の黒平滑度 |VP2−VP8|<Th4 ・・・(式6)
上記条件が満足されたとき、注目画素はその方向の黒突出点(黒欠陥に対応)であると判断する。ここで、Th3、Th4は、ノイズレベル以上の値で、実験的にと又は経験的に求められる所定の定数である。
次に、同様の計算と条件判断を、上下方向201、右下方向203、右上方向204、について行う。上下方向201の計算には隣接画素(P2,P8)を用い、右下方向203の計算には隣接画素(P1,P9)、右上方向204の計算には隣接画素(P7,P3)、を用いる。
4方向すべてについて白突出点又は黒突出点の条件が満足されれば、この注目画素は、白欠陥画素又は黒欠陥画素であると判定する。
3方向についてだけ、白突出点又は黒突出点の条件が満足された場合、条件が満足されなかった方向に連続2画素以上の欠陥がある可能性があるので、この場合について、図5を用いて説明する。例として、水平方向に2画素連続欠陥がある場合を考える。注目画素P5の隣接画素P6の代わりにP6の隣の画素P6’を用いて、(式1)から(式6)に相当する計算と条件判断を行う。この計算結果が条件を満足すれば、P5とP6は連続2画素欠陥であると判定する。
3画素以上の連続欠陥についても、P6’の隣の画素(又はさらに先の画素)を用いて同様な計算と条件判断を行うことによって、欠陥画素の判定を行うことができる。
次に、欠陥画素の画像データを置換する欠陥画素データ置換手段103について、代表的な3つの方法を説明する。
第1の置換方法は、以下の計算を行って置換する方法である。即ち、
|VP8−VP2|・・・上下方向
|VP6−VP4|・・・左右方向
|VP9−VP1|・・・右下方向
|VP3−VP7|・・・右上方向
が最小の値となる方向の隣接画素の画像データの平均値で欠陥画素データを置換する。この補完方法は、最も画面のエッジをつぶさない(解像度が高い)方法である。
第2の置換方法は、以下の計算を行って置換する方法である。即ち、
|VP5−VP2|+|VP5−VP8|・・・上下方向
|VP5−VP4|+|VP5−VP6|・・・左右方向
|VP5−VP9|+|VP5−VP1|・・・右下方向
|VP5−VP3|+|VP5−VP7|・・・右上方向
が最小の値となる方向の画素の画像データの平均値で欠陥画素データを置換する。
第3の置換方法は、隣接4画素の単純平均値を算出し、この値で欠陥画素データを置換するものである。即ち、
(VP2+VP4+VP6+VP8)/4
で欠陥画素データを置換する。
なお、欠陥画素の画像データを置換する方法は、上記3つの方法に限られるものではなく、画像データの特徴に応じて置換が最も自然な形となるような置換方法が適宜選択されてよい。また、画像データの特徴によって、適応的に各種の置換データが選択されてよい。
以上詳述したように、本発明の画像欠陥補正方法を用いれば、極めて高い欠陥検出精度で画像欠陥を検出でき、解像度を低下させずに極めて自然な形で画像欠陥の補正を行うことができる。さらに、経時変化のある画像欠陥に対しても実時間で画像欠陥補正を行うことができる。
本発明の画像欠陥補正方法が適用される画像欠陥補正システムのブロック図である。 本発明の画像欠陥補正方法で用いられる画素配置図である。 白突出度と白平滑度の計算方法である。 黒突出度と黒平滑度の計算方法である。 水平方向に連続2画素欠陥がある場合の本発明の画素配置図である。

Claims (7)

  1. 撮像デバイス上の各画素から出力された画像信号に対応して2次元画像データが格納される画像データメモリと、
    該画像データメモリ内の注目画素及び上下方向、左右方向、右下方向、右上方向に並んだ複数の隣接画素の画像データを用いて注目画素の画像データが突出点であるかどうかの条件判断を行い、突出点の条件が満足される方向の数を計数し、計数された方向の数によって注目画素が欠陥画素であるかどうかを判定する欠陥画素判定手段と、
    注目画素が欠陥画素であると判定されたとき、該画像データメモリ内の注目画素の画像データを所定の画像データで置換する欠陥画素データ置換手段とからなる方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システム。
  2. 上記注目画素が突出点かどうかの条件判断は、注目画素の画像データ及び各隣接画素の画像データとの間のレベル差を計算し、該注目画素の画像データと該隣接画素の画像データとの間のレベル差が第1の所定値以上でかつ一方の隣接画素の画像データと他方の隣接画素の画像データとの間のレベル差が第2の所定値以下の時、該注目画素は突出点であると判断することを特徴とすることを特徴とする請求項1の方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システム。
  3. 上記計数された方向の数が4であるとき、上記注目画素は欠陥画素であると判定することを特徴とする請求項1又は2の方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システム。
  4. 上記計数された方向の数が3であるとき、上記複数の画素間の画像データのレベル差に関して上記突出点の条件が満足されなかった方向について、上記隣接画素の隣の画素を隣接画素とみなして、再度、突出点の条件判断を行い、条件が満足された場合、該注目画素は連続欠陥画素であると判定することを特徴とする請求項1又は2の方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システム。
  5. 上記欠陥画素の画像データが置換される所定の画像データは、4方向の隣接画素の画像データ間の差が最小となる方向の平均値であることを特徴とする請求項1の方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システム。
  6. 上記欠陥画素の画像データが置換される所定の画像データは、目標画素と隣接画素との差が最小となる方向の平均値であることを特徴とする請求項1の方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システム。
  7. 上記欠陥画素の画像データが置換される所定の画像データは、隣接4画素の単純平均値であることを特徴とする請求項1の方向検出を用いた撮像デバイスの画像欠陥補正システム。
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