JP2011114760A - カメラモジュールの検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ確実に、画像に影響を及ぼすゴミを検出することのできるカメラモジュールの検査方法を提供すること。
【解決手段】カメラモジュールで基準被写体を撮像して画素データを生成する撮像工程と、画素データに基づいて、撮像光学系によるシェーディングの影響を補正してシェーディング補正画素データを生成するシェーディング補正工程と、シェーディング補正画素データに基づいて、2値化画像データを生成する2値化画像生成工程と、2値化画像データに基づいて、ゴミの有無を検出するゴミ検出工程とを備えたことで、簡単かつ確実に、画像に影響を及ぼすゴミを検出することのできるカメラモジュールの検査方法を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラモジュールの検査方法に関し、特に、画像に影響を及ぼすゴミを検出することのできるカメラモジュールの検査方法に関する。
デジタルカメラや携帯電話用のカメラ等に用いられるカメラモジュールでは、撮像素子チップや撮像素子パッケージのカバーガラス、あるいは光学的ローパスフィルタ等にゴミが付着すると、画像に黒い陰が出る等の影響がある。そのために、カメラモジュールの製造工程では、ゴミを排除するために多くの努力が払われているが、ゴミを完全に除去するには至っていない。
そこで、カメラの完成組立工程にゴミの付着したカメラモジュールを持ち込まないように、カメラモジュールの組立段階で、ゴミの検査を行って、ゴミの付着したカメラモジュールを排除している。
例えば特許文献1には、カメラモジュールで基準被写体を撮像して得られた画像生データから、所定方向の1ライン分のデータを抽出し、輝度曲線の2次微分値を算出し、2次微分値と、輝度曲線と、輝度曲線の落ち込みを補間する補間曲線とからゴミの位置を算出し、ゴミの位置の輝度曲線と補間曲線との差からカメラモジュールの良否判定を行う方法が提示されている。
特開2006−191231号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、所定方向(例えば水平方向)のライン毎に、上述した複雑な演算を経てゴミの良否判定を行っており、水平方向の全ラインでの良否判定には膨大な作業時間が必要である。また、所定方向と垂直な方向(例えば垂直方向)のゴミの良否判定を行う場合には、垂直方向での再演算を必要とするので、良否判定にさらに多くの時間を費やすことになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡単かつ確実に、画像に影響を及ぼすゴミを検出することのできるカメラモジュールの検査方法を提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
1.被写体像を結像させる撮像光学系と、
前記撮像光学系の結像位置に配置され、被写体像を撮像する撮像素子とを備えたカメラモジュールの検査方法であって、
前記カメラモジュールで基準被写体を撮像して画素データを生成する撮像工程と、
前記画素データに基づいて、前記撮像光学系によるシェーディングの影響を補正してシェーディング補正画素データを生成するシェーディング補正工程と、
前記シェーディング補正画素データに基づいて、白データと黒データとで構成される2値化画像データを生成する2値化画像生成工程と、
前記2値化画像データに基づいてゴミの有無を検出し、前記カメラモジュールの良否判定を行うゴミ検出工程とを備えたことを特徴とするカメラモジュールの検査方法。
2.前記シェーディング補正工程は、
前記画素データから輝度情報を抽出して輝度データを生成する輝度情報抽出工程と、
前記輝度データから2次曲線式を演算する2次曲線式演算工程と、
前記2次曲線式を用いて前記輝度データを補正して前記シェーディング補正画素データを生成するフラット化演算工程とを備えたことを特徴とする前記1に記載のカメラモジュールの検査方法。
3.前記2値化画像生成工程は、
前記シェーディング補正画素データに基づいて、各画素データを平均化して平均化画素データを生成する平均化処理工程と、
前記平均化画素データから2値化のための閾値を決定する閾値決定工程と、
前記閾値に基づいて、前記平均化画素データを2値化して、前記2値化画像データを生成する2値化処理工程とを備えたことを特徴とする前記1または2に記載のカメラモジュールの検査方法。
4.前記ゴミ検出工程は、
前記2値化画像データ中の隣接した前記黒データの画素数をカウントして黒画素数データを生成する黒画素数カウント工程と、
前記黒画素数データがゴミ判定値以上の場合に、ゴミと判定するゴミ判定工程とを備えたことを特徴とする前記1から3の何れか1項に記載のカメラモジュールの検査方法。
5.前記基準被写体は、均一輝度面を有する光源であることを特徴とする前記1から4の何れか1項に記載のカメラモジュールの検査方法。
本発明によれば、カメラモジュールで基準被写体を撮像して画素データを生成する撮像工程と、画素データに基づいて、撮像光学系によるシェーディングの影響を補正してシェーディング補正画素データを生成するシェーディング補正工程と、シェーディング補正画素データに基づいて、2値化画像データを生成する2値化画像生成工程と、2値化画像データに基づいて、ゴミの有無を検出するゴミ検出工程とを備えたことで、簡単かつ確実に、画像に影響を及ぼすゴミを検出することのできるカメラモジュールの検査方法を提供することができる。
カメラモジュールの検査装置の1例を示すブロック図である。 カメラモジュールの検査方法の実施の形態を示すメイン工程図である。 図2のサブ工程図(1/4)である。 図2のサブ工程図(2/4)である。 図2のサブ工程図(3/4)である。 図2のサブ工程図(4/4)である。 図2の各工程におけるデータの例を示す図(1/2)である。 図2の各工程におけるデータの例を示す図(2/2)である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限らない。なお、図中、同一あるいは同等の部分には同一の番号を付与し、重複する説明は省略することがある。
最初に、本発明の検査方法が適用されるカメラモジュールの検査装置の1例について、図1を用いて説明する、図1は、カメラモジュールの検査装置の1例を示すブロック図である。
図1において、カメラモジュール1は、撮像光学系12と絞り13とが組み込まれた鏡胴10に、撮像素子14が取り付けられたユニットである。撮像光学系12および鏡胴10は、ピント調節機能およびズーム機能を有していてもよい。
検査装置2は、ゴミ検査器20と光源29等とで構成される。ゴミ検査器20は、例えばパーソナルコンピュータとそのプログラム等で構成され、必要に応じて、レンズ制御部21、撮像制御部22およびゴミ検出部23等の各機能を果たす。光源29は、例えば輝度箱等で構成され、均一な輝度の均一輝度面29aを有している。均一輝度面29aは本発明における基準被写体として機能する。
光源29の均一輝度面29aに対向してカメラモジュール1が配置され、撮像光学系12によって集光され、絞り13によって光量調整された均一輝度面29aの像が、撮像素子14の撮像面14a上に結像され、撮像素子14によって光電変換されることで撮像が行われる。
撮像光学系12のズーム、ピントおよび絞り13の絞り値は、ゴミ検査器20のレンズ制御部21のレンズ制御信号21aによって制御され、撮像素子14の撮像動作は、ゴミ検査器20の撮像制御部22の撮像制御信号22aによって制御される。
撮像された均一輝度面29aの撮像出力22bに基づいて、ゴミ検査器20のゴミ検出部23でゴミの検出が行われ、カメラモジュールの良否判別が行われる。
次に、カメラモジュールの検査方法の実施の形態について、図2から図8を用いて説明する。図2は、カメラモジュールの検査方法の実施の形態を示すメイン工程図であり、図3から図6は、図2のサブ工程図である。
なお、本実施の形態においては、撮像素子14は、水平m画素、垂直n画素で構成され、原色のカラーフィルタ(赤(R)、緑(G)、青(B))を備えたCCD型撮像素子であることを前提に説明するが、本発明はこれに限るものではなく、補色のカラーフィルタ(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、緑(G))を備えていても、CMOS型撮像素子であっても適用可能である。
図2において、最初に、図3に詳細を示すステップS10「撮像工程」が実行され、撮像素子14の全画素の撮像出力22bがデジタルデータに変換された、画素データPDが得られる。続いて、図4に詳細を示すステップS20「シェーディング補正工程」が実行され、光学系の影響によるシェーディングの補正が施された、シェーディング補正画素データSDが得られる。
次に、図5に詳細を示すステップS30「2値化画像生成工程」が実行され、シェーディング補正画素データSDが2値化された、2値化画像データBIDが得られる。続いて、図6に詳細を示すステップS40「ゴミ検出工程」が実行され、2値化画像データBIDからゴミの有無が判定されて、全ての動作が終了される。
以下に、各工程の詳細な動作を、図3から図8を用いて説明する。
ステップS10「撮像工程」
図3において、ステップS11(ズーム調節工程)で、ゴミ検査器20のレンズ制御部21によって、カメラモジュール1の撮像光学系12のズーム値が所定の値に調節される。続いて、ステップS12(ピント調節工程)で、光源29の均一輝度面29aの像が撮像素子14の撮像面14a上に結像されるように、ゴミ検査器20のレンズ制御部21によって、カメラモジュール1の撮像光学系12のピントが調節される。
ステップS13(絞り調節工程)で、撮像素子14の全画素の撮像出力22bが飽和しない範囲で出来るだけ高くなるように、ゴミ検査器20のレンズ制御部21によって、カメラモジュール1の絞り13の絞り値が調節される。
ステップS14(均一輝度面撮像工程)で、ゴミ検査器20の撮像制御部22によって撮像素子12が駆動されて、光源29の均一輝度面29aが撮像されて、撮像出力22bが得られる。ステップS15(画素データ生成工程)で、撮像素子14の全画素の撮像出力22bが、ゴミ検査器20の撮像制御部22に読み出されてアナログ/デジタル変換され、撮像素子14の全画素の画素データPDが生成される。
なお、ステップS14の前後で、絞り13を閉じた状態で撮像を行って、全画素の暗出力を求めておき、ステップS15で、撮像素子14の全画素の撮像出力22bと暗出力との差分を求める、所謂相関2重サンプリング(CDS)を行って暗ノイズを低減した上で、アナログ/デジタル変換を行って、撮像素子14の全画素の画素データPDを生成してもよい。
ステップS20「シェーディング補正工程」
図4において、ステップS21(輝度情報抽出工程)で、撮像素子14の全画素の画素データPDから、輝度情報を示す緑(G)フィルタを備えた画素(以下G画素と言う)の画素データが抽出されて、輝度データBDが生成される。図7(a)に、輝度データBDの1例を示す。
図7(a)において、実線で示したグラフは、輝度データBDの水平1行分のデータであり、横軸がG画素の水平行中の位置を示し、縦軸が8ビットのデジタル値(最大255)である。グラフから分かるように、各G画素の値はノイズ等によりばらついており、かつ、中心から周辺に行くに従って、コサイン4乗則その他の要因による撮像光学系12の周辺光量落ち、即ちシェーディングにより、G画素の値が低くなっている。グラフ中の太い破線で示した曲線は、ステップS22で後述する輝度データBDを近似する2次曲線式SEである。
なお、補色のカラーフィルタを備えた撮像素子の場合には、G画素が1水平行おきにしか配置されていない場合があるので、その場合には、輝度データBDを1水平行おきに生成してもよい。
また、原色、補色のカラーフィルタを問わず、緑(G)画素の画素データを抽出する代わりに、例えばビデオ信号処理で周知の変換式を用いて、輝度(Y)信号を生成して用いてもよい。
同様に、原色、補色のカラーフィルタを問わず、緑(G)以外のフィルタを備えた画素の画素データを用いて輝度データBDを生成してもよい。
さらに、例えばCMOS型撮像素子で、アドレス指定をして各画素の撮像出力22bを読み出すことのできる素子の場合には、ステップS15で必ずしも撮像素子14の全画素の撮像出力22bを読み出す必要はなく、G画素の撮像出力22bのみをアドレス指定して読み出してアナログ/デジタル変換することで、輝度データBDを直接生成することも可能である。
ステップS22(2次曲線式演算工程)で、輝度データBD中の所定の間隔毎のG画素の値から、ラグランジュの補間式を用いて、輝度データBDを近似する2次曲線式SEが求められる。図7(a)に太い破線で示した曲線がそれである。なお、G画素の所定の間隔は、補間の精度と演算時間とのバランス等から適宜決定されればよい。因みに、図7(a)の例では、G画素の50画素毎の値を用いている。
ステップS23(フラット化演算工程)で、ステップS22で演算された2次曲線式SEのピーク値Pと各G画素の位置での2次曲線式SEの演算値Gxとの比(=P/Gx)の逆数を求めて補正係数kとし(k=Gx/P)、輝度データBDの各G画素の値に補正係数kを乗算することで、シェーディングを補正したフラットなシェーディング補正画素データSDが得られる。図7(b)にシェーディング補正画素データSDの1例を示す。
図7(b)において、実線で示したグラフは、図7(a)の輝度データBDにシェーディング補正を施したシェーディング補正画素データSDの水平1行分のデータであり、横軸がG画素の水平行中の位置を示し、縦軸が8ビットのデジタル値(最大255)である。グラフから分かるように、シェーディングが補正されて、フラットなデータとなっている。
なお、2次曲線式SEは、輝度データBDの全水平行について求める必要はなく、例えば数行とばしで2次曲線式SEを求め、とばした水平行については、その前後の2次曲線式SEを適用することであってもよい。
また、シェーディング補正のための補正式は2次曲線式に限定されるものではなく、輝度データBDをよりよく近似する近似式を得ることができれば、それでもよい。例えば、光源29の輝度面が均一の輝度ではなく輝度ムラを有していても、撮像光学系12の周辺光量落ちと光源29の輝度面の輝度ムラとを合わせた特性としての輝度データBDを測定し、それを近似する近似式を得ることができれば、補正によって、フラットなシェーディング補正画素データSDを得ることができる。
ステップS30「2値化画像生成工程」
図5において、ステップS31(平均化処理工程)で、各G画素が持つノイズを除去するために、シェーディング補正画素データSD中の1つのG画素に対して、当該G画素の値と隣接する8個のG画素の値とを平均する平均化処理が施される。全G画素に対して平均化処理が行われ、平均化画素データADが求められる。図7(c)に平均化画素データADの1例を示す。
図7(c)において、実線で示したグラフは、図7(b)のシェーディング補正画素データSDに平均化処理を施した平均化画素データADの水平1行分のデータであり、横軸がG画素の水平行中の位置を示し、縦軸が8ビットのデジタル値(最大255)である。グラフから分かるように、平均化処理により、ノイズが低減されている。
なお、平均化処理の方法は、9画素の値を加算して9で割る単純平均や、画素によって重み付けを行って平均する加重平均等の種々の方法から、適宜選択されればよい。
ステップS32(閾値決定工程)で、平均化画素データADのヒストグラムを作成して、ヒストグラムのピーク値PADから所定値ΔADだけ低い値を2値化の閾値THとする(TH=PAD−ΔAD)。図8(a)に平均化画素データADのヒストグラムの1例を示す。
図8(a)のグラフは、図7(c)の平均化画素データADのヒストグラムで、横軸が度数N、縦軸が平均化画素データADの値である。この例では、所定値ΔADとして「1」をとっている。所定値ΔADは、平均化によるノイズの低減の程度と、ゴミの判別精度等から適宜決定されればよい。
ステップS33(2値化処理工程)で、平均化画素データADが、2値化の閾値THを用いて2値化処理されて、2値化画像データBIDが生成される。図8(b)に2値化画像データBIDの1例を示す。
図8(b)は、2値化画像データBIDの1例を模式的に示した図で、水平m=20画素、垂直n=15画素の撮像素子14で撮像された均一輝度面29aの2値化画像BIDである。この例では、2値化の結果として、閾値TH以上の画素を白画素(1)、閾値TH未満の画素を黒画素(0:ゼロ)として表示しており、撮像素子14の右上と左上とにそれぞれ1個の黒画素があり、左中央に7個の黒画素が纏まってある。その他は全て白画素である。
ステップS40「ゴミ検出工程」
図6において、ステップS41(黒画素数カウント工程)で、2値化画像データBIDから、隣接した黒画素の数がカウントされ、黒画素数データBPDが生成される。図8(b)に示した例では、撮像素子14の左中央に7個の黒画素が隣接してあるので、黒画素数データBPD=7である。
ステップS42(ゴミ判定工程)で、黒画素数データBPDと所定値ΔBPDとが比較されて、カメラモジュールのゴミに関する良否判定が行われる。例えば、黒画素数データBPDが所定値ΔBPD以上の場合は不良品、所定値ΔBPD未満の場合は良品である。所定値ΔBPDは、ゴミが画像に及ぼす影響等に基づいて適宜決定されればよいが、例えば数百万画素クラスのデジタルカメラの場合では、ΔBPD=100程度が用いられる。
図8(b)の例では、画素数m×n=300に対して黒画素数データBPD=7であるので、例えば300万画素のデジタルカメラと考えれば、黒画素数データBPD=7万となり、ΔBPD=100をはるかに超えており、完全に不良品ということになる。
上述したように、本実施の形態によれば、カメラモジュールで均一輝度面を撮像して、輝度データを抽出し、シェーディング補正を施した後に、2値化を行って2値化画像を生成し、2値化画像中の隣接した黒画素数をカウントすることで、エリア画像を用いて、画像に影響のあるゴミの有無を検出して良否の判断を行うことができるので、簡単かつ確実に、画像に影響を及ぼすゴミを検出することのできるカメラモジュールの検査方法を提供することができる。
以上に述べたように、本発明によれば、カメラモジュールで基準被写体を撮像して画素データを生成する撮像工程と、画素データに基づいて、撮像光学系によるシェーディングの影響を補正してシェーディング補正画素データを生成するシェーディング補正工程と、シェーディング補正画素データに基づいて、2値化画像データを生成する2値化画像生成工程と、2値化画像データに基づいて、ゴミの有無を検出するゴミ検出工程とを備えたことで、簡単かつ確実に、画像に影響を及ぼすゴミを検出することのできるカメラモジュールの検査方法を提供することができる。
なお、本発明に係るカメラモジュールの検査方法を構成する各構成の細部構成および細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 カメラモジュール
10 鏡胴
11 光軸
12 撮像光学系
13 絞り
14 撮像素子
14a 撮像面
2 検査装置
20 ゴミ検査器
21 レンズ制御機能
21a レンズ制御信号
22 撮像制御機能
22a 撮像制御信号
22b (撮像素子14の)撮像出力
23 ゴミ検出機能
29 光源
29a 均一輝度面(基準被写体)
PD 画素データ
BD 輝度データ
SE 2次曲線式
SD シェーディング補正画素データ
AD 平均化画素データ
TH 閾値
BID 2値化画像データ
BPD 黒画素数データ

Claims (5)

  1. 被写体像を結像させる撮像光学系と、
    前記撮像光学系の結像位置に配置され、被写体像を撮像する撮像素子とを備えたカメラモジュールの検査方法であって、
    前記カメラモジュールで基準被写体を撮像して画素データを生成する撮像工程と、
    前記画素データに基づいて、前記撮像光学系によるシェーディングの影響を補正してシェーディング補正画素データを生成するシェーディング補正工程と、
    前記シェーディング補正画素データに基づいて、白データと黒データとで構成される2値化画像データを生成する2値化画像生成工程と、
    前記2値化画像データに基づいてゴミの有無を検出し、前記カメラモジュールの良否判定を行うゴミ検出工程とを備えたことを特徴とするカメラモジュールの検査方法。
  2. 前記シェーディング補正工程は、
    前記画素データから輝度情報を抽出して輝度データを生成する輝度情報抽出工程と、
    前記輝度データから2次曲線式を演算する2次曲線式演算工程と、
    前記2次曲線式を用いて前記輝度データを補正して前記シェーディング補正画素データを生成するフラット化演算工程とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュールの検査方法。
  3. 前記2値化画像生成工程は、
    前記シェーディング補正画素データに基づいて、各画素データを平均化して平均化画素データを生成する平均化処理工程と、
    前記平均化画素データから2値化のための閾値を決定する閾値決定工程と、
    前記閾値に基づいて、前記平均化画素データを2値化して、前記2値化画像データを生成する2値化処理工程とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のカメラモジュールの検査方法。
  4. 前記ゴミ検出工程は、
    前記2値化画像データ中の隣接した前記黒データの画素数をカウントして黒画素数データを生成する黒画素数カウント工程と、
    前記黒画素数データがゴミ判定値以上の場合に、ゴミと判定するゴミ判定工程とを備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のカメラモジュールの検査方法。
  5. 前記基準被写体は、均一輝度面を有する光源であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のカメラモジュールの検査方法。
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