JP2008147921A - テレビ会議装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】参加者など画面表示上重要な部分以外に文字情報やアイコンなどをスーパーインポーズすることができるテレビ会議装置を提供すること。
【解決手段】各部屋の参加者が他方の部屋の参加者の位置を表示部の表示を確認しながら操作部を操作して、事前に参加者の部分をパーソナルエリアとして設定し、受信した映像データを再生して得られる映像のパーソナルエリア以外の部分に、表示文字、アイコンをスーパーインポーズすることによって、これらの表示文字、アイコンが参加者などの表示上重要度が高い部分に重なって表示されず、重要度の低い部分に表示させることができる。
【選択図】図7
【解決手段】各部屋の参加者が他方の部屋の参加者の位置を表示部の表示を確認しながら操作部を操作して、事前に参加者の部分をパーソナルエリアとして設定し、受信した映像データを再生して得られる映像のパーソナルエリア以外の部分に、表示文字、アイコンをスーパーインポーズすることによって、これらの表示文字、アイコンが参加者などの表示上重要度が高い部分に重なって表示されず、重要度の低い部分に表示させることができる。
【選択図】図7
Description
本発明は、テレビ会議装置において表示画面を有効利用する技術に関する。
ネットワーク経由で映像データや音声データの通信を行うことにより、遠隔地において会議を行うことができるテレビ会議システムがある。そして、表示画面には、会議の参加者が表示されるだけでなく、文字情報をスーパーインポーズして、表示画面の情報量を向上させる技術が特許文献1に開示されている。
特開平8−307845号公報
しかし、表示画面に文字情報やアイコンなどをスーパーインポーズする場合には、予め設定された領域に表示され、テレビ会議の参加者の部分に文字情報がスーパーインポーズされてしまうと、本来表示されているべき重要な情報が隠されてしまうことがあった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、参加者など画面表示上重要な部分以外に文字情報やアイコンなどをスーパーインポーズすることができるテレビ会議装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、撮影範囲の映像を示す映像データを通信網を介して他の端末装置から受信する受信手段と、前記撮影範囲の一部分の範囲をパーソナルエリアとして設定するパーソナルエリア設定手段と、前記撮影範囲のうち、前記パーソナルエリア以外の部分をスーパーインポーズエリアとして設定するスーパーインポーズエリア設定手段と、表示物の情報を記憶する記憶手段と、前記映像データを再生して得られる映像の前記スーパーインポーズエリアに対応する部分に前記表示物をスーパーインポーズして表示させるスーパーインポーズ手段とを具備することを特徴とするテレビ会議装置を提供する。
また、別の好ましい態様において、前記スーパーインポーズエリアを分割して、複数の分割エリアを設定する分割エリア設定手段と、前記表示物を前記複数の分割エリアのいずれかに割り当てる割り当て手段とをさらに具備し、前記スーパーインポーズ手段は、前記映像データを再生して得られる映像の前記分割エリアに対応する部分に、当該分割エリアに割り当てられた表示物をスーパーインポーズして表示させてもよい。
また、別の好ましい態様において、前記複数の分割エリアの各々に優先順位を割り当てる優先順位決定手段をさらに具備し、前記割り当て手段は、前記優先順位を参照して、前記表示物を前記複数の分割エリアのいずれかに割り当ててもよい。
また、別の好ましい態様において、前記スーパーインポーズ手段は、前記割り当て手段が前記分割エリアに複数の表示物を割り当てた場合には、前記映像データを再生して得られる映像の前記分割エリアに対応する部分に、当該分割エリアに割り当てられた複数の表示物の各々を所定の割合で切り替えて、スーパーインポーズして表示させてもよい。
また、別の好ましい態様において、前記記憶手段に記憶される表示物の情報を通信網を介して他のテレビ会議装置に送信する送信手段をさらに具備してもよい。
また、別の好ましい態様において、前記記憶手段は、前記表示物を表示すべき他のテレビ会議装置を指定するための指定情報を当該表示物の情報と組にして記憶し、前記送信手段は、前記表示物の情報を当該表示物の情報と組になっている指定情報が指定する他のテレビ会議装置へ送信してもよい。
また、別の好ましい態様において、前記受信手段は、表示物の情報を受信した場合には、当該表示物の情報を前記記憶手段に記憶させてもよい。
また、別の好ましい態様において、前記記憶手段に記憶される表示物の情報は、時刻の進行とともに更新されてもよい。
本発明によれば、参加者など画面表示上重要な部分以外に文字情報やアイコンなどをスーパーインポーズすることができるテレビ会議装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
<実施形態>
図1は、本発明の本実施形態に係るテレビ会議装置を含むテレビ会議システム1の構成を示すブロック図である。テレビ会議システム1は、テレビ会議装置100aとテレビ会議装置100bと通信網10とを有し、テレビ会議装置100aおよびテレビ会議装置100bは、通信網10に有線接続または無線接続されている。テレビ会議装置100aおよびテレビ会議装置100bは同じ構成であって、以下、テレビ会議装置100aおよびテレビ会議装置100bを区別する必要が無いときには、両者をテレビ会議装置100という。なお、ここでは2台のテレビ会議装置100が通信網10に接続されているが、3台以上のテレビ会議装置100が接続されていてもよい。
図1は、本発明の本実施形態に係るテレビ会議装置を含むテレビ会議システム1の構成を示すブロック図である。テレビ会議システム1は、テレビ会議装置100aとテレビ会議装置100bと通信網10とを有し、テレビ会議装置100aおよびテレビ会議装置100bは、通信網10に有線接続または無線接続されている。テレビ会議装置100aおよびテレビ会議装置100bは同じ構成であって、以下、テレビ会議装置100aおよびテレビ会議装置100bを区別する必要が無いときには、両者をテレビ会議装置100という。なお、ここでは2台のテレビ会議装置100が通信網10に接続されているが、3台以上のテレビ会議装置100が接続されていてもよい。
次に、テレビ会議装置100の構成について説明する。図2は、テレビ会議装置100の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明において、テレビ会議装置100の構成がテレビ会議装置100aまたはテレビ会議装置100bのいずれかに属するものであるかを区別する必要があるときには、テレビ会議装置100aのCPU101をCPU101aのようにアルファベットを付して記載する。
CPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されているプログラムを読み出して、RAM(Random Access Memory)103にロードして実行することにより、テレビ会議装置100の各部について、バス110を介して制御する。RAM103は、さらに音声入力部104から出力された音声データ、映像入力部105から出力された映像データ、通信網10を介して受信した音声データ、映像データなど、また、後述する操作部106を操作することによって入力された文字情報などの各種情報を記憶する。さらに、CPU101が、記憶された各データの加工などを行う際のワークエリアとして機能する。
音声入力部104は、マイクロフォンとA/Dコンバータを有する。A/Dコンバータは、マイクロフォンから入力されたアナログ信号の音声信号をアナログデジタル変換してデジタル信号の音声データを生成する。
映像入力部105は、CCDやCMOSなどのイメージセンサを有し、イメージセンサによって所定の画像サイズ(ピクセル数)および単位時間あたりのフレーム数で撮影し、映像データを生成する。
操作部106は、例えばキーボードやマウスなどであり、テレビ会議装置100の操作者が操作部106を操作すると、その操作内容を表すデータがCPU101へ出力される。また、操作部106を操作して、後述する表示部107の表示画面にスーパーインポーズするアイコンの指定、文字情報の入力を行う。
表示部107は、映像を画面に表示する液晶ディスプレイなどの表示デバイスであって、入力された映像データに基づいて表示を行う。
音声出力部108は、入力された音声データを放音するものであって、スピーカとD/Aコンバータを有している。D/Aコンバータは、入力されたデジタル信号の音声データをデジタルアナログ変換してアナログ信号の音声信号を生成しスピーカへ出力する。スピーカは、入力された音声信号を放音する。
通信IF(インタフェイス)109は、例えば、NIC(Network Interface Card)であり、通信網10に接続されている。この通信IF109は、送信すべき音声データ及び映像データなどの各種データを通信網10へ送信する。また、通信IF109は、通信網10から音声データ及び映像データなどの各種データを受信しCPU101に出力する。
次に、テレビ会議システム1を用いて遠隔会議を行う際に、テレビ会議装置100のCPU101が、ROM102に記憶されているプログラムを実行することにより実現する動作について説明する。
図3は、テレビ会議装置100aの映像入力部105aの撮影対象を示している図であり、この撮影範囲の映像データがテレビ会議装置100bに送信されることにより、テレビ会議装置100bの表示部107bに表示される映像となる。図4は、テレビ会議装置100bの映像入力部105bの撮影対象を示している図であり、この撮影範囲の映像データがテレビ会議装置100aに送信されることにより、テレビ会議装置100aの表示部107aに表示される映像となる。
ここで、本実施形態においては、部屋aと部屋bとの間において遠隔会議が行われ、部屋aにはテレビ会議装置100aが設置され、5名の参加者201、202、・・・、205が会議に参加しており、部屋bにはテレビ会議装置100bが設置され、3名の参加者301、302、303が会議に参加しているものとする。そして、それぞれのテレビ会議装置100は、映像入力部105のイメージセンサによって机200、300付近に座っている参加者を撮影するように設置されている。
ここで、本実施形態においては、部屋aと部屋bとの間において遠隔会議が行われ、部屋aにはテレビ会議装置100aが設置され、5名の参加者201、202、・・・、205が会議に参加しており、部屋bにはテレビ会議装置100bが設置され、3名の参加者301、302、303が会議に参加しているものとする。そして、それぞれのテレビ会議装置100は、映像入力部105のイメージセンサによって机200、300付近に座っている参加者を撮影するように設置されている。
まず、遠隔会議の開始前にパーソナルエリアの設定が行われる。ここで、パーソナルエリアの設定について図3、図4を用いて説明する。まず、各テレビ会議装置100は、撮影して生成した映像データをもう一方のテレビ会議装置100に送信する。そして、部屋aの参加者は、表示部107aの映像を確認しながら操作部106aを操作して、部屋bにいる参加者の位置を指定する。この位置の指定は、図4の破線で示したように、表示部107aに表示されている参加者301、302、303を四角で囲むようにして行われる。CPU101aは、このそれぞれの四角の範囲をそれぞれのパーソナルエリアとして認識する。この際、CPU101aは、パーソナルエリアを四角の左上と右下の点の座標(ピクセル単位)によって認識する。これは、画面の位置をピクセル数で表した際に、画面の左上を(0,0)として、その点から右にxピクセル、下にyピクセル移動した点が(x,y)とした場合に、左上の座標(xL,yL)と右下の座標(xR,yR)として、1つのパーソナルエリアが認識される。以下、画面の右方向をx方向とし、その座標をx座標、下方向をy方向とし、その座標をy座標という。
そして、部屋bについても、部屋aと同様にテレビ会議装置100bの操作が行われ、テレビ会議装置100aの映像入力部105aの撮影範囲におけるパーソナルエリアの位置をCPU101bに認識させる。以下、参加者201に対応するパーソナルエリアはPSA201、参加者202に対応するパーソナルエリアはPSA202として表記し、他の参加者に対応するパーソナルエリアも同様にして表記し、PSA201の左上の座標は(xL201,yL201)とし、右下の座標は(xR201,yL201)という。また、各参加者で区別する必要が無い場合は、単にパーソナルエリアといい、左上の座標は(xL,yL)、右下の座標は(xR,yR)というものとする。
次に、各テレビ会議装置100のCPU101は、認識したパーソナルエリアの全てを組み合わせて、以下に説明するようなアクティブエリアを生成して認識するとともに、撮影範囲全体をオールエリアとして認識する。
アクティブエリアは、全てのパーソナルエリアを含み、かつ最小の大きさになる四角の範囲によって生成される。すなわち、アクティブエリアの左上の座標は、全てのパーソナルエリアの左上の座標のうち最小のxL(xLmin)と最小のyL(yLmin)によって決まり、右下の座標は、全てのパーソナルエリアの右下の座標のうち最大のxR(xRmax)とyR(yRmax)によって決まることにより、アクティブエリアの左上の座標は(xLmin,yLmin)、右下の座標は(xRmax,yRmax)となる。そのため、例えば、図3の場合には、左上の座標(xLmin,yLmin)は(xL201,yL203)、右下の座標(xRmax,yRmax)は(xR205,yR201)となる。なお、図3、図4においては、アクティブエリアは2点鎖線で表した部分に該当する。
オールエリアについては、撮影範囲全体であるため、左上の座標は(0,0)、右下の座標は(xmax,ymax)となる。ここで、xmaxは撮影範囲全体のx方向のピクセル数から1引いた数字、ymaxは撮影範囲全体のy方向のピクセル数から1引いた数字となり、撮影範囲のピクセル数が640×480である場合には、xmax=639、ymax=479となる。これにより、各通信装置100の各CPU101は、各通信装置100が設置された部屋についてのオールエリア、アクティブエリア、および各パーソナルエリアを座標として認識することになる。なお、パーソナルエリアが複数存在しない場合には、アクティブエリアはパーソナルエリアと同一として扱えばよい。
次に、CPU101は、設定されたパーソナルエリアの座標情報に基づいて、オールエリアからパーソナルエリアを除いたスーパーインポーズエリアから、文字情報やアイコンなどをスーパーインポーズする画面上の場所を決定する。以下、この画面上の場所の決定する動作について説明する。なお、ここでは、部屋bにあるテレビ会議装置100bを例として説明し、部屋aにあるテレビ会議装置100aについては、テレビ会議装置100bと同様な動作であるため、説明を省略する。
まず、テレビ会議装置100bのCPU101bは、オールエリアからアクティブエリアの部分を除いたエリアを図5に示すように、上下左右部分に分割し、上部部分をUエリア、下部分をBエリア、左部分をLエリア、右部分をRエリアとして認識する。そして、アクティブエリアから各パーソナルエリアを除いたエリアをNエリアとして認識する。このようにして、スーパーインポーズエリアを複数のエリアに分割する。図5は、表示部107bに表示されている画面を示したものであり、分割されたスーパーインポーズエリアを説明するための図である。また、図3と同様に、破線はパーソナルエリア、2点鎖線はアクティブエリア、外周の実線がオールエリアを示している。なお、この図においては、参加者201、202、・・・205および机200は省略して図示している。
次に、CPU101bは、スーパーインポーズするエリアの優先順位として、Uエリア、Bエリアを比較して面積が大きいほうを優先順位1、小さいほうを優先順位2と設定する。ここでは、Uエリアの面積が大きいため、Uエリアを優先順位1、Bエリアを優先順位2と設定する。次に、Lエリア、Rエリアを比較して面積が大きいほうを優先順位3、小さいほうを優先順位4と設定する。ここでは、Rエリアの面積が大きいため、Rエリアを優先順位3、Lエリアを優先順位4と設定する。そして、Nエリアについては、優先順位5と設定する。
次に、部屋bの参加者は、操作部106bを操作して、スーパーインポーズして表示部107bの画面に表示させたい内容(以下、表示物という)に関する情報を入力する。まず、テレビ会議装置100bの操作を簡易的に行うためのテレビ会議装置制御用アイコン、テレビ会議装置100bの状態を示す状態表示アイコンなど、画面に表示させたいアイコンを選択する。例えば、テレビ会議装置制御用アイコンは、音量、画質、画面輝度、画面切り替えなどについて、当該アイコンを用いて簡易に制御することのできるアイコンであり、状態表示アイコンは、通信網の帯域幅、通信時間、現在時刻など、その時点における状態を示すアイコンである。ここでは、テレビ会議装置制御用アイコンとして音量制御アイコン、画面輝度制御アイコンが選択され、状態表示アイコンとして帯域幅アイコン、現在時刻アイコンが選択されたものとする。そして、選択されたアイコンは、RAM103bに記憶される。なお、状態表示アイコンは、テレビ会議装置100bなどの状態を表すものであるが、テレビ会議装置100bのCPU101bは、現在時刻や通信網の帯域幅など状態の認識をそれぞれ公知の方法で行なえばよい。
次に、参加者は、操作部106bを操作して、スーパーインポーズして表示部107bの画面に表示させる文字に係る文字情報を入力する。ここで、文字情報とは、画面に表示させる文字(以下、表示文字という)、当該表示文字を表示させる表示機器、当該表示文字の表示の優先度を有する情報のことをいう。ここでは、表示文字は「ブレストのポイントは「早い」「安い」「旨い」です。」、表示機器は「テレビ会議装置100a、テレビ会議装置100b」、優先度は「1」として入力し、そして、同様にして、他に必要な文字情報を入力する。そして、これらの文字情報を図6に示すようなテーブルとしてRAM103bに記憶する。
上記の入力が終了すると、CPU101bは、文字情報のうちテレビ会議装置100aの表示部107bに表示させる文字に係る文字情報について、通信IF109bを介してテレビ会議装置100aへ送信する。ここでは、図6に示す各情報のうち、表示機器の情報にテレビ会議装置100aが含まれている文字情報、すなわち、表示機器が「テレビ会議装置100b」、表示文字が「この会議室の予約は11時30分までです。」、優先度が「4」という文字情報以外の全てが送信される。一方、テレビ会議装置100aから同様にして文字情報を受信した場合には、CPU101bは、当該文字情報をRAM103bに記憶されているテーブルに追加する。ここでは、受信はなかったものとして説明を続ける。
次に、CPU101bは、入力された表示文字、選択されたアイコンを表示させるエリアを設定する。ここで、エリアの設定について説明する。まず、表示文字を表示させるエリアの設定について説明する。
CPU101bは、優先順位1のUエリア、優先順位2のBエリアについては、横に長い表示領域であり文字を表示する専用領域として認識する。そして、CPU101bは、RAM103bから図6に示すテーブルを読み出し、表示機器の情報からテレビ会議装置100bで表示すべき表示文字を識別する。そして、CPU101bは、識別した表示文字の各々について、分割されたスーパーインポーズエリアの中から、表示させるエリアを割り当てる。このようすると、部屋aの参加者には必要であるが部屋bの参加者には必要の無い表示文字はスーパーインポーズされず、無駄な情報が表示されず、有効に表示画面を利用することができる。
次に、表示させるエリアの割り当てについて、具体的に説明する。CPU101bは、優先度が「1」の表示文字を優先順位1のUエリアに割り当てる。また、優先度が「2」以下の表示文字については、優先順位2のBエリアに割り当てる。また、表示文字を割り当てられたエリアに表示する際に、一度に表示しきれない場合には、スクロール表示する。この際、2種類以上の表示文字が割り当てられた場合には、同時に表示させる。ただし、一度に表示できない場合には、所定の時間で表示内容を切り替えながら、優先度に応じた割合で表示するようにCPU101bが制御する。ここで、優先度がa1、a2、・・anの表示文字が同じエリアに割り当てられた場合においては、CPU101bは、優先度a1の表示文字を数1で計算される割合p1で表示する。
例えば、優先度が「2」の表示文字が2種類割り当てられた場合は、同じ頻度で表示されるように制御し、優先度が「2」の表示文字と「3」の表示文字が割り当てられた場合には、優先度が「2」の表示文字が全体の3/5、「3」の表示文字が全体の2/5の頻度で表示されるように制御する。このようにして、表示文字を表示させるエリアが設定される。
次に、アイコンについては優先順位3以下のエリアであるRエリア、Lエリア、Nエリアに割り当てる。CPU101bは、この割り当てはアイコンが選択された順に優先順位の高いRエリアから行い、Rエリアにアイコンを表示させる領域が無くなった場合、または表示エリアに収まらないアイコンである場合には、次の優先順位のLエリア、そして、Nエリアと優先順位が低いほうに割り当てる。なお、アイコンが各エリアに収まらないことにより、割り当てられない場合には、CPU101bは、当該アイコンを表示されるエリアにあわせて、適宜拡大縮小してからスーパーインポーズしてもよい。また、表示させるべき表示文字やアイコンが少ない場合には、一部のエリアに対しては割り当てなくてもよい。ここでは、Rエリアには音量制御アイコンが設定され、Lエリアには画面輝度制御アイコンが設定され、Nエリアには帯域幅アイコンと現在時刻アイコンが設定されたものとする。
上記のように割り当てられた後、CPU101bは、受信した映像データにスーパーインポーズを行い、表示文字およびアイコンを各々割り当てたエリアに表示する。このようにして表示部107bに表示された映像の例を図7に示す。図中のIC1は音量制御アイコン、IC2は画面輝度制御アイコン、IC3は帯域幅アイコン、IC4は現在時刻アイコンである。なお、破線で示すパーソナルエリアと2点鎖線で示すアクティブエリアは、便宜上図示したものであって、表示させてもさせなくてもよい。
そして、いずれかの部屋の参加者がテレビ会議装置100の操作部106を操作して、通信を終了させる指示を出すまで、スーパーインポーズを行って表示文字とアイコンを表示し続ける。なお、部屋bの参加者は、操作部106bを操作して、表示物に関する情報を追加入力したり修正したりして変更した場合には、CPU101bは変更された内容に修正して表示する。
このようにして、各部屋の参加者が他方の部屋の参加者の位置を表示部107の表示を確認しながら操作部106を操作して、事前に参加者の部分をパーソナルエリアとして設定し、受信した映像データを再生して得られる映像のパーソナルエリア以外の部分に、表示文字、アイコンをスーパーインポーズすることによって、これらの表示文字、アイコンが参加者などの表示上重要度が高い部分に重なって表示されず、重要度の低い部分に表示させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。
<変形例1>
実施形態においては、CPU101bは、表示物を分割されたスーパーインポーズエリアに割り当てて表示していたが、参加者が操作部106bを操作して、その表示物の位置を変更できるようにしてもよい。この場合は、割り当てられたエリアを変更するようにしてもよいし、画面内で自由に変更するようにしてもよい。このようにすると、CPU101bが決めた位置が、参加者が意図する位置と異なっていたとしても、参加者の意図に沿って修正することが可能になる。
実施形態においては、CPU101bは、表示物を分割されたスーパーインポーズエリアに割り当てて表示していたが、参加者が操作部106bを操作して、その表示物の位置を変更できるようにしてもよい。この場合は、割り当てられたエリアを変更するようにしてもよいし、画面内で自由に変更するようにしてもよい。このようにすると、CPU101bが決めた位置が、参加者が意図する位置と異なっていたとしても、参加者の意図に沿って修正することが可能になる。
<変形例2>
実施形態においては、パーソナルエリアは、最初に設定した後は変更することは無かったが、一度設定したパーソナルエリアを会議の途中で、パーソナルエリアの形状の変更、追加、削除などの修正をできるようにしてもよい。例えば、既に設定されたパーソナルエリアのうち、いくつかを削除したり、一時的に無効化したりしてもよい。この場合は、参加者が操作部106bを操作して、修正されたパーソナルエリアをCPU101bに再度認識させればよい。そして、CPU101bは、再度認識したパーソナルエリアの設定に基づいて、スーパーインポーズエリアを認識して分割を行った後、分割されたスーパーインポーズエリアに対して表示物を再度割り当てればよい。このようにすると、参加者が途中で退席したときなどに、当該参加者に対応するパーソナルエリアを削除することにより、スーパーインポーズするための領域を拡げることができ、表示部107bの画面上の情報量を増加させることができる。
実施形態においては、パーソナルエリアは、最初に設定した後は変更することは無かったが、一度設定したパーソナルエリアを会議の途中で、パーソナルエリアの形状の変更、追加、削除などの修正をできるようにしてもよい。例えば、既に設定されたパーソナルエリアのうち、いくつかを削除したり、一時的に無効化したりしてもよい。この場合は、参加者が操作部106bを操作して、修正されたパーソナルエリアをCPU101bに再度認識させればよい。そして、CPU101bは、再度認識したパーソナルエリアの設定に基づいて、スーパーインポーズエリアを認識して分割を行った後、分割されたスーパーインポーズエリアに対して表示物を再度割り当てればよい。このようにすると、参加者が途中で退席したときなどに、当該参加者に対応するパーソナルエリアを削除することにより、スーパーインポーズするための領域を拡げることができ、表示部107bの画面上の情報量を増加させることができる。
<変形例3>
実施形態においては、文字を表示する専用領域のUエリアとBエリアが充分確保できたが、パーソナルエリアの設定により、UエリアとBエリアの確保ができない場合には、表示文字に関しては、画面の上部または下部に強制的に表示するようにしてもよい。これは、CPU101bがUエリアとBエリアに文字を表示させるほどの大きさがないと判断した場合に、これらのエリアとは無関係に画面の上部または下部に強制的に表示させるようにすればよい。なお、CPU101bは、表示文字を強制的に表示する代わりに、LエリアまたはRエリアに縦書きで表示するようにしてもよいし、Nエリアに横または縦に長く確保できるエリアを確保して、当該エリアに表示するようにしてもよい。
実施形態においては、文字を表示する専用領域のUエリアとBエリアが充分確保できたが、パーソナルエリアの設定により、UエリアとBエリアの確保ができない場合には、表示文字に関しては、画面の上部または下部に強制的に表示するようにしてもよい。これは、CPU101bがUエリアとBエリアに文字を表示させるほどの大きさがないと判断した場合に、これらのエリアとは無関係に画面の上部または下部に強制的に表示させるようにすればよい。なお、CPU101bは、表示文字を強制的に表示する代わりに、LエリアまたはRエリアに縦書きで表示するようにしてもよいし、Nエリアに横または縦に長く確保できるエリアを確保して、当該エリアに表示するようにしてもよい。
<変形例4>
実施形態においては、スーパーインポーズエリアについては、Uエリア、Bエリア、Lエリア、Rエリア、Nエリアの5分割としたが、それぞれをさらに分割して、エリアを細分化してもよい。この場合は、参加者が操作部106bを操作して、CPU101bに分割する数を認識させて、パーソナルエリア以外の部分をその数だけ分割したエリアを認識するようにすればよい。なお、CPU101bは、分割する数を入力された表示情報の数、選択されたアイコンの数などから認識するようにしてもよい。このとき、アイコンの大きさに基づいてエリアの大きさを最適な大きさにして当該エリアを認識してもよい。このようにしても、より効率的にアイコンを表示させることができる。なお、スーパーインポーズエリアは分割されなくてもよいが、この場合には、CPU101bは、表示物をスーパーインポーズエリアに全て割り当て、スーパーインポーズエリア内に収まるように表示物を自動的に配置して、スーパーインポーズすればよい。
実施形態においては、スーパーインポーズエリアについては、Uエリア、Bエリア、Lエリア、Rエリア、Nエリアの5分割としたが、それぞれをさらに分割して、エリアを細分化してもよい。この場合は、参加者が操作部106bを操作して、CPU101bに分割する数を認識させて、パーソナルエリア以外の部分をその数だけ分割したエリアを認識するようにすればよい。なお、CPU101bは、分割する数を入力された表示情報の数、選択されたアイコンの数などから認識するようにしてもよい。このとき、アイコンの大きさに基づいてエリアの大きさを最適な大きさにして当該エリアを認識してもよい。このようにしても、より効率的にアイコンを表示させることができる。なお、スーパーインポーズエリアは分割されなくてもよいが、この場合には、CPU101bは、表示物をスーパーインポーズエリアに全て割り当て、スーパーインポーズエリア内に収まるように表示物を自動的に配置して、スーパーインポーズすればよい。
<変形例5>
実施形態においては、表示部107bの画面には、表示文字、アイコンをスーパーインポーズするようにしていたが、テレビ会議装置100bの映像入力部105bが撮影している部屋bの映像を表示させてもよい。この場合は、表示物は映像入力部105bから出力される映像データに係る映像を縮小したものとし、縦横比が少ないエリアを確保できるNエリアに割り当てて、図8に示すように表示部107bの画面に表示させればよい。ここで、図中のIC5は、スーパーインポーズした映像である。また、表示物として、会議資料などを用いてもよい。この場合は、図2に2点鎖線で示すように画像データ入力部111を設けて、画像データ入力部111から会議資料などの画像データを入力し、CPU101bが当該画像データをRAM103bに記憶させればよい。このようにすると、表示部107bの画面に表示される情報量をより向上させることができる。なお、多地点において会議を行っている場合には、全ての部屋の映像をそれぞれ表示物として表示させてもよいし、一部の部屋にかかる表示物をNエリアに割り当てて表示し、操作部106bを操作することにより、表示される部屋を切り替えるようにしてもよい。この場合は、切り替えた部屋の映像に係る表示物を上記表示物と入れ替えるようにして割り当てればよい。なお、画面全体に表示されている部屋の映像を切り替えてもよいが、その場合には、それぞれの部屋のパーソナルエリアの設定を行っておけばよい。
実施形態においては、表示部107bの画面には、表示文字、アイコンをスーパーインポーズするようにしていたが、テレビ会議装置100bの映像入力部105bが撮影している部屋bの映像を表示させてもよい。この場合は、表示物は映像入力部105bから出力される映像データに係る映像を縮小したものとし、縦横比が少ないエリアを確保できるNエリアに割り当てて、図8に示すように表示部107bの画面に表示させればよい。ここで、図中のIC5は、スーパーインポーズした映像である。また、表示物として、会議資料などを用いてもよい。この場合は、図2に2点鎖線で示すように画像データ入力部111を設けて、画像データ入力部111から会議資料などの画像データを入力し、CPU101bが当該画像データをRAM103bに記憶させればよい。このようにすると、表示部107bの画面に表示される情報量をより向上させることができる。なお、多地点において会議を行っている場合には、全ての部屋の映像をそれぞれ表示物として表示させてもよいし、一部の部屋にかかる表示物をNエリアに割り当てて表示し、操作部106bを操作することにより、表示される部屋を切り替えるようにしてもよい。この場合は、切り替えた部屋の映像に係る表示物を上記表示物と入れ替えるようにして割り当てればよい。なお、画面全体に表示されている部屋の映像を切り替えてもよいが、その場合には、それぞれの部屋のパーソナルエリアの設定を行っておけばよい。
<変形例6>
実施形態においては、Uエリア、Bエリアともに、スーパーインポーズされた表示文字は、図7に示すように1行で表示されていたが、各エリアの縦の長さが所定の長さ以上であれば、2行表示など複数行表示としてもよい。2行表示とする場合は、Uエリアを上下に分割してU1エリア、U2エリアとし、それぞれのエリアに別々の表示文字を割り当ててスーパーインポーズするようにしてもよいし、Uエリアを分割せずに、1種類の表示文字の途中で改行して2行で表示するようにスーパーインポーズしてもよい。このようにすると、スーパーインポーズエリアを分割したときに、一部のエリアが大きなエリアとして認識された場合に、効率よく文字情報を表示することができる。
実施形態においては、Uエリア、Bエリアともに、スーパーインポーズされた表示文字は、図7に示すように1行で表示されていたが、各エリアの縦の長さが所定の長さ以上であれば、2行表示など複数行表示としてもよい。2行表示とする場合は、Uエリアを上下に分割してU1エリア、U2エリアとし、それぞれのエリアに別々の表示文字を割り当ててスーパーインポーズするようにしてもよいし、Uエリアを分割せずに、1種類の表示文字の途中で改行して2行で表示するようにスーパーインポーズしてもよい。このようにすると、スーパーインポーズエリアを分割したときに、一部のエリアが大きなエリアとして認識された場合に、効率よく文字情報を表示することができる。
<変形例7>
実施形態においては、スーパーインポーズされて表示される文字は、固定されたものであったが、例えば、「この会議はあと44分です。」のような表示文字である場合には、現在時刻に応じて「44分」の部分を変化させることができるようにしてもよい。この場合は、参加者が操作部106を操作して、会議終了時刻をCPU101に認識させ、CPU101は、上記のような表示文字を現在時刻から残り時間を算出して、「44分」の部分を書き換えてスーパーインポーズすることによって、画面に表示させればよい。このようにすれば、時刻に応じて変化する表示文字をスーパーインポーズすることができる。この際、時刻に応じて変化させたい表示文字は、「この会議はあとXX分です。」というように表示内容が変化する部分を伏字にしたテンプレートをROM102に記憶しておき、これを表示物として選択してRAM103に記憶させた場合に、上記のような処理が行われるようにしてもよい。
実施形態においては、スーパーインポーズされて表示される文字は、固定されたものであったが、例えば、「この会議はあと44分です。」のような表示文字である場合には、現在時刻に応じて「44分」の部分を変化させることができるようにしてもよい。この場合は、参加者が操作部106を操作して、会議終了時刻をCPU101に認識させ、CPU101は、上記のような表示文字を現在時刻から残り時間を算出して、「44分」の部分を書き換えてスーパーインポーズすることによって、画面に表示させればよい。このようにすれば、時刻に応じて変化する表示文字をスーパーインポーズすることができる。この際、時刻に応じて変化させたい表示文字は、「この会議はあとXX分です。」というように表示内容が変化する部分を伏字にしたテンプレートをROM102に記憶しておき、これを表示物として選択してRAM103に記憶させた場合に、上記のような処理が行われるようにしてもよい。
<変形例8>
実施形態においては、テレビ会議装置100は、他のテレビ会議装置100から映像データを受信していたが、テレビ会議装置100が映像データを受信すれば、本発明の効果を得ることが可能であるため、映像データを送信する機能を有した通信端末から映像データを受信することができれば、必ずしも他のテレビ会議装置100から映像データを受信する必要は無い。
実施形態においては、テレビ会議装置100は、他のテレビ会議装置100から映像データを受信していたが、テレビ会議装置100が映像データを受信すれば、本発明の効果を得ることが可能であるため、映像データを送信する機能を有した通信端末から映像データを受信することができれば、必ずしも他のテレビ会議装置100から映像データを受信する必要は無い。
<変形例9>
実施形態においては、パーソナルエリアの設定を参加者の位置を指定するようにして行ったが、参加者の位置以外に重要な表示部分があって、表示物をスーパーインポーズさせたくない場合は、その場所を指定してパーソナルエリアを設定してもよい。このようにすると、参加者以外において会議に必要なもの、例えば、新製品の模型などを映像で確認したい場合には、その部分をパーソナルエリアとして設定しておけばよい。
実施形態においては、パーソナルエリアの設定を参加者の位置を指定するようにして行ったが、参加者の位置以外に重要な表示部分があって、表示物をスーパーインポーズさせたくない場合は、その場所を指定してパーソナルエリアを設定してもよい。このようにすると、参加者以外において会議に必要なもの、例えば、新製品の模型などを映像で確認したい場合には、その部分をパーソナルエリアとして設定しておけばよい。
1…テレビ会議システム、10…通信網、100…テレビ会議装置、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…音声入力部、105…映像入力部、106…操作部、107…表示部、108…音声出力部、109…通信IF、110…バス、111…画像データ入力部、201、・・・205、301、302、303…参加者、200、300…机
Claims (8)
- 撮影範囲の映像を示す映像データを通信網を介して他の端末装置から受信する受信手段と、
前記撮影範囲の一部分の範囲をパーソナルエリアとして設定するパーソナルエリア設定手段と、
前記撮影範囲のうち、前記パーソナルエリア以外の部分をスーパーインポーズエリアとして設定するスーパーインポーズエリア設定手段と、
表示物の情報を記憶する記憶手段と、
前記映像データを再生して得られる映像の前記スーパーインポーズエリアに対応する部分に前記表示物をスーパーインポーズして表示させるスーパーインポーズ手段と
を具備することを特徴とするテレビ会議装置。 - 前記スーパーインポーズエリアを分割して、複数の分割エリアを設定する分割エリア設定手段と、
前記表示物を前記複数の分割エリアのいずれかに割り当てる割り当て手段と
をさらに具備し、
前記スーパーインポーズ手段は、前記映像データを再生して得られる映像の前記分割エリアに対応する部分に、当該分割エリアに割り当てられた表示物をスーパーインポーズして表示させることを特徴とする請求項1に記載のテレビ会議装置。 - 前記複数の分割エリアの各々に優先順位を割り当てる優先順位決定手段をさらに具備し、
前記割り当て手段は、前記優先順位を参照して、前記表示物を前記複数の分割エリアのいずれかに割り当てることを特徴とする請求項2に記載のテレビ会議装置。 - 前記スーパーインポーズ手段は、前記割り当て手段が前記分割エリアに複数の表示物を割り当てた場合には、前記映像データを再生して得られる映像の前記分割エリアに対応する部分に、当該分割エリアに割り当てられた複数の表示物の各々を所定の割合で切り替えて、スーパーインポーズして表示させることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のテレビ会議装置。
- 前記記憶手段に記憶される表示物の情報を通信網を介して他のテレビ会議装置に送信する送信手段をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のテレビ会議装置。
- 前記記憶手段は、前記表示物を表示すべき他のテレビ会議装置を指定するための指定情報を当該表示物の情報と組にして記憶し、
前記送信手段は、前記表示物の情報を当該表示物の情報と組になっている指定情報が指定する他のテレビ会議装置へ送信することを特徴とする請求項5に記載のテレビ会議装置。 - 前記受信手段は、表示物の情報を受信した場合には、当該表示物の情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のテレビ会議装置。
- 前記記憶手段に記憶される表示物の情報は、時刻の進行とともに更新されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のテレビ会議装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006331845A JP2008147921A (ja) | 2006-12-08 | 2006-12-08 | テレビ会議装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006331845A JP2008147921A (ja) | 2006-12-08 | 2006-12-08 | テレビ会議装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008147921A true JP2008147921A (ja) | 2008-06-26 |
Family
ID=39607613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006331845A Pending JP2008147921A (ja) | 2006-12-08 | 2006-12-08 | テレビ会議装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008147921A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013165023A1 (en) * | 2012-05-01 | 2013-11-07 | Ricoh Company, Limited | Communication terminal, communication function starting method, and computer-readable recording medium |
US8615395B2 (en) | 2009-09-15 | 2013-12-24 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Generating a display screen in response to detecting keywords in speech |
JP2015012369A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 沖電気工業株式会社 | 情報処理システム、情報処理装置、及びプログラム |
JP2016001907A (ja) * | 2012-05-01 | 2016-01-07 | 株式会社リコー | 端末、通信方法、及びプログラム |
JPWO2015115245A1 (ja) * | 2014-01-29 | 2017-03-23 | 株式会社リコー | 通信装置、通信システム、通信方法、及び記憶媒体 |
-
2006
- 2006-12-08 JP JP2006331845A patent/JP2008147921A/ja active Pending
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