JP2021034900A - 処理装置、処理プログラム、及び処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ会議において、主として参加者を被写体とする映像を選択する場合に、会議の進行に則った映像を適宜切り替えて提供する会議サーバを提供する。【解決手段】テレビ会議システムにおいて、会議サーバは、映像処理部と音声処理部との処理によって、会議の参加者に注目される人物(例えば、話者)を、比較的大きいサイズの注目対象者表示領域32に表示させ、その他の会議の参加者は、比較的小さいサイズの時系列表示領域34に時系列で表示させるように、各端末装置に情報を配信することで、会議の全体を把握しつつ(参加者の特定)、会議の進行に応じた表示形態とする。【選択図】図3

Description

本発明は、処理装置、処理プログラム、及び処理方法に関する。
ビデオ会議システム等の会議システムでは、参加者全員を被写体として表示するためには、全ての参加者分の映像を分割画面で表示することになるが、参加者数(画面数)が多くなればなるほど、処理能力に負担をかけ、かつ、1画面サイズが小さくなる。
このため、ビデオ会議システム等の会議システムでは、被写体の切り替え(映像の切り替え)のきっかけとして、話者を特定して、当該話者が被写体の中心となるように映像を切り替えることが一般的に行われている。
特許文献1には、発言者(話者)が発話した際に音声が一定時間以上継続した場合、発言者が発話したと判断することが記載されている。
より詳しくは、マイクを介して各会議参加者からの音声は、しきい値と比較され、しきいを超えた場合は、30秒以内で連続して発話している時間が長い話者にカメラを向けるようになっている。なお、マイクは、話者に決定した者の音声のみを出力している。
また、特許文献2には、テレビ会議中において、設定された単一時間毎に映像を切り替えることが記載されている。
さらに、特許文献3には、テレビ会議における議長等の代表者が、表示する映像を手動で切り替えることが記載されている。
特開平05−241588号公報 特開平04−312090号公報 特開2006−033657号公報
しかしながら、特許文献1のように、参加者が発話したタイミング、すなわち、発話者の音声によって映像を切り替える場合、発言した参加者(発話者)の映像は表示されるものの、発言していない参加者の映像は見ることができない。
また、特許文献2のように、全員を万遍なく表示するために、単一時間で全ての映像を切り替える場合、その時点の映像に表示されている参加者と話者とが一致しない場合がある。
さらに、特許文献3のように、議長等の代表者が特定のユーザを選択して映像を表示させる場合、表示する映像の選択が代表者に委ねられるため、切り替えを行う手間が必要であり、必ずしも全ての参加者の映像が表示されるわけではなく、他の参加者が見たい映像が表示されるわけではない。
ここで、1回のテレビ会議で、異なるきっかけで映像を切り替える複数の切り替えシステムを単純に併用しようとしても、いつ、どのようなタイミングで、各切り替えシステムに切り替えの権利を与えるか等が確立しておらず、かえって、それぞれに切り替えシステムの課題が冗長される場合がある。
本発明は、テレビ会議において、主として参加者を被写体とする映像を選択する場合に、会議の進行に則った映像を適宜切り替えて提供することができる処理装置、処理プログラム、処理方法を得ることを目的とする。
本発明の処理装置は、複数の制御装置の各々から受信した複数の映像情報に基づいて、前記複数の制御装置の各々の表示領域に表示する共通の表示情報を配信する処理装置であって、前記複数の映像情報の内、予め定めた注目対象者が含まれる映像情報を選択する選択部と、前記表示領域の注目度の異なる第1領域及び第2領域に前記映像情報を割り当てる場合に、前記選択部で選択された映像情報を前記第1領域に割り当て、かつ、前記選択部で選択されなかった映像情報以外の一部を前記第2領域に割り当てて、前記表示情報を生成する生成部と、前記選択部で選択された注目対象者が含まれる映像情報が変更された場合に、前記第1領域に割り当てる映像情報を更新する更新部と、前記第2領域に割り当てる映像情報を、所定条件の基づき入れ替える入れ替え部と、を有することを特徴としている。
本発明の処理プログラムは、コンピュータを、前記処理装置の、前記選択部、前記生成部、前記更新部、及び前記入れ替え部、として機能させることを特徴としている。
本発明に係る処理方法は、複数の制御装置の各々から受信した複数の映像情報に基づいて、前記複数の制御装置の各々の表示領域に表示する共通の表示情報を配信する処理方法であって、前記複数の映像情報の内、予め定めた注目対象者が含まれる映像情報を選択し、前記表示領域の注目度の異なる第1領域及び第2領域に前記映像情報を割り当てる場合に、選択された映像情報を前記第1領域に割り当て、かつ、選択されなかった映像情報以外の一部を前記第2領域に割り当てて、前記表示情報を生成し、選択された注目対象者が含まれる映像情報が変更された場合に、前記第1領域に割り当てる映像情報を更新し、前記第2領域に割り当てる映像情報を、所定条件の基づき入れ替える、ことを特徴としている。
本発明によれば、テレビ会議において、主として参加者を被写体とする映像を選択する場合に、会議の進行に則った映像を適宜切り替えて提供することができるという効果が得られる。
第1の実施の形態に係るテレビ会議システムが構築されたネットワーク構成図である。 第1の実施の形態に係る会議サーバ14及び端末装置12の制御ブロック図である。 (A)はモニタに表示される表示形態の一例を示す正面図、(B)は非表示状態の参加者の映像の正面図である。 第1の実施の形態に係る映像処理部及び映像処理部の機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る会議サーバ14で実行されるテレビ会議映像切替制御ルーチンを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る映像処理部及び映像処理部の機能ブロック図である。 第2の実施の形態に係り、(A)は会議サーバ14で実行されるテレビ会議映像切替制御ルーチンを示すフローチャート、(B)は特定者選択時割込ルーチンを示す制御フローチャートである。 変形例に係るモニタの正面図であり、(A)は変形例1に係る注目対象者領域と時系列表示領域の配置状態、(B)は変形例2に係る注目対象者領域と時系列表示領域の配置状態、(C)は変形例3に係る注目対象者領域と時系列表示領域の配置状態を示す。
「第1の実施の形態」
図1には、第1の実施の形態に係るテレビ会議システムが構築されたネットワーク構成図が示されている。
テレビ会議システムは、ネットワーク10に会議参加用の複数の端末装置12が接続されている。第1の実施の形態では、18台の端末装置12(必要に応じて、符号12の末尾に、アルファベット順にAからRを付す。)が接続され、それぞれの端末装置12A〜12Rには、会議に参加する参加者が対峙して操作するようになっている。
第1の実施の形態のテレビ会議システムは、端末装置12を介して、参加者を撮影した映像と、参加者の発話時の音声を共有し、会議を進行していくシステムである。
各端末装置12は、予め定めた通信プロトコル等により、会議サーバ14によって管理されるようになっている。すなわち、会議サーバ14には、各端末装置12から映像と音声が集約され、各端末装置12のモニタ30A(図3参照)に表示する映像を配信する。
図2は、会議サーバ14及び端末装置12の制御ブロック図である。
(会議サーバ14)
会議サーバ14は、メインコントロール部16を備えている。メインコントロール部16は、CPU(Central Processing Unit)16A、RAM(Random access memory)16B、ROM(Read only memory)16C、入出力部(I/O)16D、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス16Eで構成されている。
I/O16Dには、ネットワークI/F18を介して、ネットワーク10が接続されている。このため、メインコントロール部16には、ネットワーク10を介して、各端末装置12からの映像情報及び音声情報が入力されるようになっている。
また、I/O16Dには、映像処理部20、音声処理部22、及び大規模記憶装置24がそれぞれ接続されている。
大規模記憶装置24には、例えば、厳重なセキュリティ管理の下、会議に参加する参加者の個人情報や、顔認識に必要な画像情報等を記憶しておくことができるようになっている。
メインコントロール部16では、各端末装置12から受信した映像情報及び音声情報を、映像処理部20及び音声処理部22で処理し、処理後の映像情報及び音声情報をネットワーク10を介して、各端末装置12へ送信するようになっている。なお、映像処理部20及び音声処理部22については、後述する。
(端末装置12)
端末装置12は、マイクロコンピュータ26を備えており、マイクロコンピュータ26は、CPU26A、RAM26B、ROM26C、I/O26D、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス26Eで構成されている。
I/O26Dには、入力デバイス28及び出力デバイス30が接続されている。
入力デバイス28は、キーボード及びマウスに代表されるユーザ依存で情報を入力するための操作部28A、端末装置12の操作者(第1の実施の形態における、会議の参加者)を撮影可能なカメラ28B、及び操作者が発話した音声を受信するマイク28Cを備えている。
出力デバイス30は、モニタ30A(第1の実施の形態において、会議サーバ14から送られる映像を表示するデバイスとなり得る。)、スピーカ30B(第1の実施の形態において、会議サーバ14から送られる音声を出力するデバイスとなり得る。)を備えている。
また、I/O26Dには、ネットワークI/F31を介して、ネットワーク10が接続されている。このため、マイクロコンピュータ26には、ネットワーク10を介して、会議サーバ14の映像処理部20で処理された映像情報、及び音声処理部22で処理された音声情報が入力されるようになっている。
ここで、第1の実施の形態の会議サーバ14では、会議に参加する参加者の顔(又は上半身)を中心とした映像を、各端末装置12のモニタ30Aを分割して表示する際に、注目対象者(第1の実施の形態では、話者)を設定し、他の参加者よりも大きいサイズの領域(図3(A)に示す、注目対象者表示領域32)に表示するように制御する(注目対象者表示制御)。
また、第1の実施の形態の会議サーバ14では、モニタ30Aに、注目対象者表示領域32とは別に、固定数の時系列表示領域34を設け、会議の参加者が固定数よりも多い場合に、一定時間毎に表示する参加者を選択し、時系列表示領域34に表示するように制御する(時系列表示制御)。
図3(A)は、モニタ30Aに表示される表示形態の一例を示している。
図3(A)では、モニタ30Aの表示画面が、2領域の注目対象者表示領域32と、8領域の時系列表示領域34とに分類されている。
注目対象者表示領域32の1領域分は、モニタ30Aの画面サイズの約1/4とされ、モニタ30Aの上半分に並列表示されるようになっている。
また、時系列表示領域34の1領域分は、モニタ30Aの画面サイズの約1/16とされ、モニタ30Aの下半分に格子状に表示されるようになっている。
ここで、第1の実施の形態では、注目対象者を話者(会議で発話している者)に特化しているが、話者を拡大解釈して直前まで話者であった者を含め話者と定義し、注目対象者を表示する場合に、モニタ30Aの図3(A)の左側に現在の話者を表示し、図3(A)の右側に直前までの話者を表示するようにした。なお、話者は1名(現在の話者)のみでもよく、この場合は、1領域の注目対象者表示領域とし、それ以外の領域が時系列表示領域34とすればよい。
一方、時系列表示領域34は8領域あり、例えば、会議の参加者が、モニタ30Aに表示される数よりも多い場合に、予め定めた順序で、参加者を切り替えながら表示する。
図3(A)では、各領域の右上に映像番号を付しており、ここでの、会議の参加者は18名としている。
2領域の注目対象者表示領域32には、話者及び直前の話者として設定された「映像3」と、「映像13」が表示されている。
映像番号の若い順に表示することとすると、初期では、時系列表示領域34には、「映像1」から順に、「映像3」を除く参加者が表示される(「映像1」、「映像2」、「映像4」、「映像5」、「映像6」、「映像7」、「映像8」、「映像9」)。
「映像3」は、重複表示されないように、スキップ(飛ばして)表示されることになる。「映像13」は、今回の時系列表示領域34の表示対象となっていない。
なお、発話者が変更ないことを条件に、次の時期の表示は、「映像1」が消え、新たに「映像10」が表示される。表示位置は、入れ替えでもよいし、シフトさせてもよい。
上記制御(注目対象者表示制御及び時系列表示制御)は、第1の実施の形態の会議サーバ14に設けられた映像処理部20及び音声処理部22によって実現される。
(映像処理部20)
図4に示される如く、会議サーバ14のメインコントロール部16に接続されている映像処理部20は、映像受信部36、映像デコード部38、切替判定部40、映像選択部42、映像合成部44、映像エンコード部46、及び映像送信部48を備えている。基本的には、上記の記載順(図4の上から降順)に処理が実行される。
すなわち、映像受信部36では、各端末装置12から送られてくる映像情報(会議参加者の顔や上半身を中心とする動画)をメインコントロール部16から受信し、映像デコード部38によって複合化して、切替判定部40へ送出する。
切替判定部40では、後述する音声処理部22からの指示に応じた、注目対象者表示領域32(図3(A)参照)に表示するべき映像情報の切り替えの要否を判定すると共に、映像選択部42では、各端末装置12から送られてくる映像情報の中から、限られた表示領域(図3(A)に示す、8個の時系列表示領域34)に表示する映像情報を選択し、映像合成部44で各映像を合成し、映像エンコード部46へ送出する。映像エンコード部46では、映像を符号化して映像送信部48によって、会議サーバ14のメインコントロール部16へ送信する。
(音声処理部22)
図4に示される如く、会議サーバ14のメインコントロール部16に接続されている音声処理部22は、音声受信部50、音声デコード部52、音量判定部54、音声選択部56、音声合成部58、音声エンコード部60、及び音声送信部62を備えている。基本的には、上記の記載順(図4の上から降順)に処理が実行される。
すなわち、音声受信部50では、各端末装置12から送られてくる音声情報(会議参加者の発話)をメインコントロール部16から受信し、音声デコード部52によって複合化して、音量判定部54へ送出する。
音量判定部54では、例えば、予め定めたしきい値よりも大きく、かつ、最も大きい値となる音量を判定すると共に、音声選択部56では、判定された音量の発信源の端末装置12を選択し、音声合成部58へ送出すると共に、選択された発信源の端末装置12から送られてくる映像情報が、注目対象者表示領域32へ表示されるように、メインコントロール部16へ指示情報を出力する。
また、音声合成部58では、選択した発信源の端末装置12の音声を主体として、音声合成部58で音声を合成し、音声エンコード部60では、音声を符号化して音声送信部62によって、会議サーバ14のメインコントロール部16へ送信する。
以下に第1の実施の形態の作用を、図5のフローチャートに従い説明する。
ステップ100では、初期設定として、参加者人数Nを設定し、ステップ102へ移行して、変数Pを1に設定して、ステップ104へ移行する。
ステップ104では、各端末装置12から参加者全員の音声情報を取り込み、次いでステップ106へ移行して音量比較処理を実行する。
音量比較処理としては、各端末装置12から取り込んだ音量を、予め定めたしきい値と比較して、当該しきい値よりも大きく、かつ、最も音量が大きい音声情報が送られてきた端末装置12を管理する参加者を注目対象者(ここでは、話者)として選択する。
次のステップ108では、P番目(初期値はP=1)の参加者が注目対象者か否かを判断する。
このステップ108で肯定判定された場合は、ステップ110へ移行して、注目対象者表示領域32への表示対象に設定し、ステップ114へ移行する。
また、ステップ108で否定判定された場合は、ステップ112へ移行して、時系列表示領域34への表示対象に設定し、ステップ114へ移行する。
ステップ114では、変数Pをインクリメント(P←P+1)し、次いで、ステップ116へ移行して、P>Nか否かを判断する。
ステップ116で否定判定された場合は、注目対象者か否かを判定する参加者が残っていると判断し、ステップ108へ戻り、上記工程を繰り返す。
また、ステップ114で肯定判定された場合は、全ての参加者に対して注目対象者か否かの判定が終了したと判断し、ステップ118へ移行して、注目対象者表示領域32ヘ映像を割り当てる。第1の実施の形態では、今回選択された注目対象者を話者として認識すると共に、直前の話者を注目対象者とし、図3(A)のモニタ30Aの2領域分の注目対象者表示領域32に割り当てる。
次のステップ120では、現時間帯の時系列表示領域表示対象者情報に基づき、8領域の時系列表示領域34のそれぞれに、参加者の映像を割り当てて、ステップ122へ移行する。
ステップ122では、ステップ118及びステップ120での割り当て情報を、話者の音声情報と共に、各参加者の端末装置12へ配信し、ステップ124へ移行する。
ステップ124では、テレビ会議が終了したか否かを判断し、否定判定された場合は、ステップ102へ戻り、上記工程を繰り返す。また、ステップ124で肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
以上の映像及び音声の割り当て制御により、例えば、図3(A)の左側の注目対象者表示領域32には、今回の話者の映像(「映像3」)が表示され、図3(A)の右側の注目対象者表示領域32には、直前の話者の映像(「映像13」)が表示される。
また、図3(A)では、最初の8領域の時系列表示領域34に、「映像1」、「映像2」、「映像4」、「映像5」、「映像6」、「映像7」、「映像8」、「映像9」が割り当てられ、参加者が表示される。
その後、図3(B)に示されている、非表示の参加者(「映像10」、「映像11」、「映像12」、「映像14」、「映像15」、「映像16」、「映像17」、「映像18」)が、予め定められた時間及び順序に従い、最も長く表示されていた参加者に代わり、時系列表示領域34に表示される。
以上説明したように、第1の実施の形態では、会議サーバ14における、映像処理部20と音声処理部22との処理によって、会議の参加者に注目される人物(例えば、話者)は、比較的大きいサイズの注目対象者表示領域32に表示され、その他の会議の参加者は、比較的小さいサイズの時系列表示領域34に時系列で表示されるように、各端末装置12に情報を配信することで、会議の全体を把握しつつ(参加者の特定)、会議の進行に応じた表示形態とすることが可能となる。
「第2の実施の形態」
以下に本発明の第2の実施の形態について説明する。
なお、第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付して、その構成等の説明を省略する。
第2の実施の形態の特徴は、注目対象者の範疇に、話者(及び直前の話者)以外に、後述する特定者を含ませるようにした点にある。
特定者とは、会議の中で、議題の決裁を司る決裁者(例えば、議長等)、会議において、予め定めた個人情報に該当する者(例えば、司会者、当該会議の重要人物等)等が挙げられる。
特定者は、テレビ会議に参加する参加者の端末装置12を特定すればよいが、特定が不可能な場合は、特定者の個人情報を用いて選択する。すなわち、会議サーバ14の大規模記憶装置24には、会議に参加する参加者の個人情報が記憶されている。なお、個人情報には、顔認識に必要な識別情報が含まれている。
例えば、特定者を選択するとき、特定者の顔写真等があれば、これをスキャニングすることで(顔画像を入力することで)、大規模記憶装置24に記憶された個人情報に基づいて、特定者を検索することができる。
図6は、第2の実施の形態に係る会議サーバ14のメインコントロール部16には、映像処理部20及び音声処理部22に加え、特定者管理部70が接続されている。
図6に示される如く、特定者管理部70は、特定者情報取得部72、特定者選択部74、及び特定者登録部76を備えている。基本的には、上記の記載順(図6の上から降順)に処理が実行される。
すなわち、特定者管理部70では、特定者情報取得部72でメインコントロール部16で受け付けた特定者の識別情報を取得すると、特定者選択部74において、大規模記憶装置24とアクセスすることで、当該識別情報を基づいて特定者を選択し、特定者登録部76において、選択した特定者を登録する。登録された特定者情報(例えば、会議に参加している端末装置12の情報等)は、メインコントロール部16へ通知される。
第2の実施の形態に係る会議サーバ14では、主として、映像処理部20及び音声処理部22で実行される第1の実施の形態のテレビ会議映像切替制御ルーチン(図5参照)と同様の、テレビ会議映像切替制御ルーチン(図7(A)参照)に加え、特定者管理部70で実行される特定者選択制御プログラムを構築した(図7(B)参照)。
以下に本実施の形態の作用を図7(A)及び(B)のフローチャートに従い説明する。なお、図7(A)は、第1の実施の形態で説明した図5と同一ステップ部分には、符号の末尾に「A」を付して、そのステップの処理の説明を省略する。
図7(A)に示される如く、ステップ116Aから移行するステップ150では、注目対象者として特定者の登録があるか否かを判断し、肯定判定された場合は、ステップ152へ移行して、当該特定者を、映像割り当てする注目対象者に設定し、ステップ118Aへ移行する。また、ステップ150で否定判定された場合は、ステップ118Aへ移行する。
図7(B)は、特定者選択時割込ルーチンを示す制御フローチャートである。
この特定者選択時割込ルーチンとされ、特定者を選択する場合、会議前、及び会議中であっても特定者を選択ことができる。
ステップ154では、特定者の識別情報を取得する。例えば、決裁者を特定者とする場合、決定した決裁者の識別情報(個人情報、顔画像等)を取得する。
次のステップ156では、取得した識別情報に基づいて、大規模記憶装置24にアクセスして、特定者を選択する。例えば、大規模記憶装置24には、特定者になり得る人物の顔画像が登録されており、顔認証によって特定者を選択する。なお、顔認証以外には、特定者と端末装置の型番等を紐付けておく、或いは、個人情報(指名、住所、勤務先等)から絞り込んでいく等の他の選択も可能である。
次のステップ158では、選択した特定者を、注目対象として登録する。この登録によって、図7(A)のステップ118Aにおける、注目対象者表示領域へ映像を割り当てる際に、特定者が割り当てられることになる。
第2の実施の形態では、注目対象者が、話者、直前の話者、特定者となるため、以下のような表示パターンが選択可能となる。
(表示パターン1) 注目対象者表示領域が1領域の場合で、話者を選択
(表示パターン2) 注目対象者表示領域が1領域の場合で、特定者を選択
(表示パターン3) 注目対象者表示領域が2領域の場合で、話者と直前の話者とを選択
(表示パターン4) 注目対象者表示領域が2領域の場合で、話者と特定者とを選択
仮に、モニタ30Aの表示形態を、第1の実施の形態と同一とした場合、注目対象者表示領域32は2領域であるため、表示パターン3、又は表示パターン4が選択されることになる。
(変形例)
第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、モニタ30Aへ分割形態として、モニタ30Aの上半分に、画面サイズの約1/4とされた2領域の注目対象者表示領域32を設定し、モニタ30Aの下半分に、画面サイズの約1/16とされた8領域の時系列表示領域34を設定したが、この画面分割は限定されるものではなく、注目対象者表示領域32が、時系列表示領域34よりも強調される形態であれば、どのような配置であってもよい。なお、注目対象者表示領域32は、特定者の有無等によって変動する場合がある。また、時系列表示領域34の数は、8領域に限定されず、7領域以下又は9領域以上であってもよい。
図8(A)は、変形例1に係るモニタ30Aの分割形態である。中央に1領域分の注目対象者表示領域32Aを設定し、その周囲に、10領域の時系列表示領域34Aを設定した。
図8(B)は、変形例2に係るモニタ30Aの分割形態である。モニタ30Aの左半分が2領域分の注目対象者表示領域32Bであり、モニタ30Aの右半分が8領域分の時系列表示領域34Bである。2つの注目対象者表示領域32は、相対的に画面サイズを異ならせており、優先順位(役職順、登録順等)を付けて表示することで、画面サイズによって、主となる注目対象者を認識することができる。
図8(C)は、変形例3に係るモニタの分割形態である。モニタ30Aの表示画面の上側2/3の領域が注目対象者表示領域32Cであり、モニタ30Aの表画面の下側1/3がスクロール形式の時系列表示領域34Cである。すなわち、時系列表示領域34は、固定配置で切り替えるのではなく、順次スクロール表示されることで、参加者全員を万遍なく表示することができる。スクロール方向は、左方向に限らず、右方向、上方向、下方向、或いは渦巻状等のランダムな方向のいずれであってもよい。
10 ネットワーク
12(12A〜12R) 端末装置
14 会議サーバ
16 メインコントロール部
16A CPU
16B RAM
16C ROM
16D 入出力部(I/O)
16E バス
18 ネットワークI/F
20 映像処理部
22 音声処理部
24 大規模記憶装置
26 マイクロコンピュータ
26A CPU
26B RAM
26C ROM
26D I/O
26E バス
28 入力デバイス
30 出力デバイス
28A 操作部
28B カメラ
28C マイク
30B スピーカ
31 ネットワークI/F
32 注目対象者表示領域
34 時系列表示領域
36 映像受信部
38 映像デコード部
40 切替判定部
42 映像選択部
44 映像合成部
46 映像エンコード部
48 映像送信部
50 音声受信部
52 音声デコード部
54 音量判定部
56 音声選択部
58 音声合成部
60 音声エンコード部
62 音声送信部
(第2の実施の形態)
70 特定者管理部
72 特定者情報取得部
74 特定者選択部
76 特定者登録部
(変形例)
32A 注目対象者表示領域
34A 時系列表示領域
32B 注目対象者表示領域
34B 時系列表示領域
32C 注目対象者表示領域
34C 時系列者表示領域

Claims (7)

  1. 複数の制御装置の各々から受信した複数の映像情報に基づいて、前記複数の制御装置の各々の表示領域に表示する共通の表示情報を配信する処理装置であって、
    前記複数の映像情報の内、予め定めた注目対象者が含まれる映像情報を選択する選択部と、
    前記表示領域の注目度の異なる第1領域及び第2領域に前記映像情報を割り当てる場合に、前記選択部で選択された映像情報を前記第1領域に割り当て、かつ、前記選択部で選択されなかった映像情報以外の一部を前記第2領域に割り当てて、前記表示情報を生成する生成部と、
    前記選択部で選択された注目対象者が含まれる映像情報が変更された場合に、前記第1領域に割り当てる映像情報を更新する更新部と、
    前記第2領域に割り当てる映像情報を、所定条件の基づき入れ替える入れ替え部と、
    を有する処理装置。
  2. 前記注目対象者が、前記複数の制御装置の各々から映像情報と共に受信する音声情報に基づいて選択される現在発話している第1話者、発話している話者の直前に発話していた第2話者、又は、予め識別情報に基づいて識別された特定者から選択される、請求項1記載の処理装置。
  3. 前記第1領域の表示面積が、前記第2領域の表示領域よりも大きい面積とされ、表示面積の差によって前記注目度を異ならせている、請求項1又は請求項2記載の処理装置。
  4. 前記入れ替え部が、前記第2領域に割り当てる映像情報を、予め定めた順序で定期的に入れ替える請求項1から請求項3の何れか1項記載の処理装置。
  5. 前記制御装置が、当該制御装置に対峙している参加者の少なくとも顔画像を撮影するカメラと、前記参加者が発話した音声を取り込むマイクとを備え、
    前記処理装置が、ネットワークを介して、複数の制御装置間で、相互に発話して議論するときの映像情報及び音声情報を集約し、映像情報及び音声情報を配信するテレビ会議システムのサーバとして機能する、請求項1から請求項4の何れか1項記載の処理装置。
  6. コンピュータを、
    請求項1〜請求項5の何れか1項記載の処理装置の、前記選択部、前記生成部、前記更新部、及び前記入れ替え部、
    として機能させるための処理プログラム。
  7. 複数の制御装置の各々から受信した複数の映像情報に基づいて、前記複数の制御装置の各々の表示領域に表示する共通の表示情報を配信する処理方法であって、
    前記複数の映像情報の内、予め定めた注目対象者が含まれる映像情報を選択し、
    前記表示領域の注目度の異なる第1領域及び第2領域に前記映像情報を割り当てる場合に、選択された映像情報を前記第1領域に割り当て、かつ、選択されなかった映像情報以外の一部を前記第2領域に割り当てて、前記表示情報を生成し、
    選択された注目対象者が含まれる映像情報が変更された場合に、前記第1領域に割り当てる映像情報を更新し、
    前記第2領域に割り当てる映像情報を、所定条件の基づき入れ替える、
    処理方法。
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