JP5151131B2 - テレビ会議装置 - Google Patents
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図1は、本発明の本実施形態に係るテレビ会議装置を含むテレビ会議システム1の構成を示すブロック図である。テレビ会議システム1は、テレビ会議装置100aとテレビ会議装置100bと通信網10とを有し、テレビ会議装置100aおよびテレビ会議装置100bは、通信網10に有線接続または無線接続されている。テレビ会議装置100aおよびテレビ会議装置100bは同じ構成であって、以下、テレビ会議装置100aおよびテレビ会議装置100bを区別する必要が無いときには、両者をテレビ会議装置100という。なお、ここでは2台のテレビ会議装置100が通信網10に接続されているが、3台以上のテレビ会議装置100が接続されていてもよい。
ここで、本実施形態においては、部屋aと部屋bとの間において遠隔会議が行われ、部屋aにはテレビ会議装置100aが設置され、5名の参加者201、202、・・・、205が会議に参加しており、部屋bにはテレビ会議装置100bが設置され、3名の参加者301、302、303が会議に参加しているものとする。そして、それぞれのテレビ会議装置100は、映像入力部105のイメージセンサによって机200、300付近に座っている参加者を撮影するように設置されている。
実施形態においては、音声入力部104が、複数の話者からの放音を収音した場合には、CPU101aは、最大の音量の方向を話者の方向として計算したが、それぞれの話者の方向を計算してもよい。この場合は、CPU101aは、パーソナルエリアの選定を複数行うことになるが、当該複数のパーソナルエリアの座標情報を出力し、通信IF109aに送信させればよい。そして、CPU101bは、複数のパーソナルエリアの座標情報を受信した後に、表示部107bに表示されている映像のうち、複数のパーソナルエリアの外周を太線で囲うように強調表示させればよい。このようにすると、複数の話者がいてもそれぞれの話者に対応するパーソナルエリアを強調表示することができる。
実施形態においては、参加者が設定したパーソナルエリアについては、x座標の範囲が重複しないように設定されていたが、重複するように設定してもよい。例えば、図9に示すように、PSA202とPSA203において重複する場合、すなわちxR202よりxL203が小さくなる場合には、重複部分の中心のx座標(xR202+xL203)/2として、CPU101aは、PSA202とPSA203の境界を認識すればよい。なお、中心部分で分けずに、この重複部分に話者がいると計算された場合は、CPU101aは、両方のパーソナルエリアを選定し、変形例1のような複数のパーソナルエリアが選定されたものとして処理してもよい。
実施形態においては、音声入力部104にはマイクアレイを用い、これを利用して話者の方向をCPU101が計算していたが、マイクアレイの代わりにそれぞれ参加者の前にマイクロフォンを用意し、これらのマイクロフォンの収音によって生成された音声データの音量からCPU101が話者を特定するようにしてもよい。この場合は、各マイクロフォンとパーソナルエリアの対応を参加者が操作部106を操作して、CPU101に認識させればよい。このようにすると、より正確な話者の位置を特定することができる。
実施形態においては、部屋aの参加者に係るパーソナルエリアの設定は、部屋bの参加者によって行われたが、部屋aの参加者が自ら設定するようにしてもよい。この場合は、パーソナルエリア設定時においてテレビ会議装置100aの映像入力部105aが撮影した映像データをテレビ会議装置100aの表示部107aに表示させることによって、部屋aの参加者は自らの映像を確認しながら設定することができる。ここで、設定を行いやすくするために映像を左右反転して、表示部107aに表示された映像が鏡を見ているような感覚になるようにすれば、参加者は設定を簡易に行うことができる。
実施形態においては、映像入力部105のイメージセンサと音声入力部104のマイクアレイはテレビ会議装置100に固定されていたが、別々に移動可能にしてもよい。この場合は、イメージセンサの撮影範囲とマイクアレイの方向の対応について、参加者が操作部106を操作して、CPU101に認識させればよい。このようにすると、テレビ会議装置100の設置が様々な態様で行うことができる。
実施形態においては、CPU101aが話者の方向を計算して、対応するパーソナルエリアの選定し、選定するパーソナルエリアが変わったら、新たに選定したパーソナルエリアの座標情報をテレビ会議装置100bに送信するようにしているため、テレビ会議装置100bの表示部107bには、一度強調表示がされると、発言が無くなっても直前に発言していた参加者に対応するパーソナルエリアが強調表示される。そこで、選定したパーソナルエリアの座標情報を送信する際に、発言が開始されたことを示す開始情報を送信するようにし、発言が終了したときにはパーソナルエリアの座標情報とともに発言が終了したことを示す終了情報を送信するようにして、テレビ会議装置100bのCPU101bが開始情報を受信したときには、対応するパーソナルエリアの外周を強調表示するようにし、終了情報を受信したときには、当該強調表示を消すようにしてもよい。このようにすると、一時的に話者がいなくなった状態においては、強調表示がなくなるようにすることができる。なお、話者が発言を少し止めただけで強調表示がなくならないように、発言が所定の時間以上止まっている場合にのみ終了情報を送信するようにしてもよい。
実施形態においては、強調表示については、話者に対応するパーソナルエリアの外周部分を太線で囲うようにして強調表示を行っていたが、以下のように様々な態様によって強調表示が可能である。様々な態様の例としては、話者に対応するパーソナルエリア以外の部分をモノクロ表示、暗転表示、薄く表示、網掛け表示する、また、話者に対応するパーソナルエリアを矢印で指すような表示がある。また、図10に示すように、話者に対応するパーソナルエリア(図中においてはPSA204)を拡大表示するようにしてもよい。この際の表示は、もとの映像に対して、拡大表示されたパーソナルエリアが上書きされるようにして行われる。以上の表示をさせるための処理は、プログラムに予め設定された態様に基づいてCPU101bによって行われる。また、プログラムにこれらの態様全てを予め設定しておき、参加者が操作部106を操作することによって、強調表示の態様を選択して設定するようにしてもよい。
実施形態においては、CPU101は、パーソナルエリアの座標情報を受信することにより、強調表示する部分を認識していたが、座標ではなく、各エリアを番号によって認識するようにしてもよい。この場合には、各テレビ会議装置100において、パーソナルエリアの座標の情報を送受信する際に、各パーソナルエリアに対応させてエリア番号を付加して送受信するようにすればよい。このようにすると、対応関係を簡易に送受信することができ、ネットワークの負荷を低減することができる。
実施形態においては、パーソナルエリアの座標情報を受信することにより、当該パーソナルエリアに対応する部分を強調表示していたが、パーソナルエリアの座標情報を送信する代わりに、強調表示させた映像データを送信するようにしてもよい。この場合は、CPU101はパーソナルエリアの選定を行なった後、当該パーソナルエリアに対応する部分を強調した映像データを生成し、その映像データを他のテレビ会議装置100に送信するようにすればよい。そして、変形例4のようにパーソナルエリアの設定を行なえばよい。このようにすると、映像データを送信するだけで、他のテレビ会議装置100の表示部107に強調表示された映像を再生することができる。また、会議に参加しないが会議の状況を確認したい場合には、映像データを受信して再生することにより表示できる一般的な表示装置を用いることができる。
実施形態においては、テレビ会議装置100は、映像データとCPU101が選定したパーソナルエリアの座標情報を送信するまでの機能を有する送信機能部と、これらを受信して映像データを加工することで表示する受信機能部を具備していたが、受信機能部だけを具備したテレビ会議装置としてもよい。この場合、テレビ会議装置は、送信機能部を具備する通信端末から映像データとパーソナルエリアの座標情報を受信して、当該パーソナルエリアに対応する部分を強調した映像データを生成すればよい。このように別個の装置としても、本発明の効果を得ることができる。
Claims (5)
- 通信網を介して他のテレビ会議装置からデータを送信および受信する通信手段と、
前記通信手段によって前記他のテレビ会議装置における撮影範囲の映像を示す映像データが受信されると、当該映像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記撮影範囲の一部分の範囲を前記他のテレビ会議装置に対応するパーソナルエリアとして設定するエリア設定手段と、
前記映像データを加工する映像データ加工手段と
を具備し、
前記通信手段は、前記エリア設定手段によって設定されたパーソナルエリアを示す第1の情報を前記他のテレビ会議装置に送信するとともに、前記第1の情報が示すパーソナルエリアの中から当該他のテレビ会議装置において選定されたパーソナルエリアを示す第2の情報を当該他のテレビ会議装置から受信し、
前記映像データ加工手段は、前記通信手段によって前記第2の情報が受信されると、前記映像データを再生して得られる映像の当該第2の情報が示すパーソナルエリアに対応する部分が予め設定された態様になるように前記映像データを加工する
ことを特徴とするテレビ会議装置。 - 前記エリア設定手段は、前記パーソナルエリアを複数設定し、
前記映像データ加工手段は、複数の前記パーソナルエリアに対応する部分が予め設定された態様になるように前記映像データを加工する
ことを特徴とする請求項1に記載のテレビ会議装置。 - 自装置における撮影範囲の映像を映像データとして生成する撮影手段と、
前記他のテレビ会議装置において設定されたパーソナルエリアを示し、前記通信手段によって受信された前記第1の情報を記憶する記憶手段と、
音源からの音を収音して音声データを生成する収音手段と、
前記収音手段によって生成された音声データに基づいて、前記音源の方向を特定する音源方向特定手段と、
前記記憶手段に記憶された前記第1の情報が示すパーソナルエリアに、前記音源方向特定手段によって特定された音源の方向に対応する位置を含むパーソナルエリアがある場合に、当該パーソナルエリアを選定する選定手段とを備え、
前記通信手段は、前記選定手段によって選定されたパーソナルエリアを示す前記第2の情報と、前記撮影手段によって生成された映像データとを前記他のテレビ会議装置へ送信する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテレビ会議装置。 - 前記記憶手段は、前記第1の情報を複数記憶し、
前記選定手段は、前記記憶手段に記憶された複数の前記第1の情報が示す複数のパーソナルエリアから、前記音源方向特定手段によって特定された音源の方向に対応する位置を含むパーソナルエリアを選定する
ことを特徴とする請求項3に記載のテレビ会議装置。 - 前記収音手段は、複数のマイクロフォンを有し、
前記音源方向特定手段は、前記複数のマイクロフォンが音源からの音を収音することによって生成された各音声データに基づいて、前記音源の方向を特定する
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のテレビ会議装置。
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