JP2008145702A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実映像部分のサイズが異なる複数の画像を表示する場合に、大きいサイズの画像の表示欠けが生じないように小さいサイズの画像の表示領域を調整する。
【解決手段】画像表示装置は、特定方向のサイズが表示素子109における表示可能領域よりも小さい第1の画像、及び特定方向において第1の画像よりも小さいサイズの実画像部分と黒表示部分とを有する第2の画像を表示素子に表示させる表示駆動手段104と、使用者により操作される第1の操作手段105aと、第1の操作手段の操作に応じて、表示素子の表示可能領域上での画像表示領域を特定方向に移動させる表示位置制御手段106とを有する。表示位置制御手段は、表示素子に第2の画像が表示されている場合において、第1の操作手段の操作に応じた画像表示領域の移動を、第1の画像が表示されたときにその全体を表示可能な端位置を超えないように制限する。
【選択図】図1

Description


本発明は、プロジェクタ等の画像表示装置に関し、さらに詳しくは、画像表示位置の選択機能を有する画像表示装置に関する。
従来のテレビジョン方式の1つとしてNTSC方式があり、その映像信号のアスペクト比は4:3である。一方、近年では、ハイビジョン方式やデジタル方式といった16:9のアスペクト比を有するテレビジョン方式も普及しつつある。このため、16:9の映像信号の表示に最適化された、16:9の表示可能領域を持ったディスプレイ装置が多く登場している。
ただし、プロジェクタでは、液晶パネル等の表示素子における表示可能領域のアスペクト比と、映像信号のアスペクト比が必ずしも等しいとは限らない。例えば、4:3のアスペクト比の表示可能領域を有するプロジェクタにおいて、16:9のアスペクト比の映像信号を表示する必要が生じる。これを実現する方法はいくつかあるが、代表的な方法としては、映像を表示可能領域全体にわたって表示するように、水平方向及び垂直方向のそれぞれについて拡大又は縮小処理を行う方法がある。しかし、この方法では、映像信号のアスペクト比が維持されない。
そこで、入力映像信号のアスペクト比を維持する方法として、16:9のアスペクト比の実映像(本来表示したい映像)の部分の上下に黒表示部分を設けることで、表示素子上では4:3のアスペクト比の映像として表示する方法が用いられる。
また、プロジェクタを使用する室内等では、プロジェクタとスクリーンの設置場所に制約がある場合が多く、投射映像がスクリーンに適正に収まるような設置が難しいことがある。
このような制約を軽減する方法として、斜め方向からスクリーンへ投射し、投射映像の矩形を保つために台形補正(キーストーン補正)を行う方法がある。ただし、台形補正は画質劣化を伴う。
また、他の方法として、特許文献1にて開示されているように、上部の黒表示部分の走査線数と下部の黒表示部分の走査線数を調整することで、16:9の映像信号の表示位置を任意に調整する方法もある。
図9に示すように、4:3のアスペクト比の投射可能領域4を持つプロジェクタ1が設置台2上に高さと向きを固定して設置され、映像を16:9のスクリーン3に投射する場合について説明する。
4:3の投射可能領域4に対して、16:9の映像表示領域5の表示開始位置(上端位置)を任意に調整可能とすることで、表示開始位置を固定する場合に比べてプロジェクタの設置自由度が増す。このため、16:9のアスペクト比の映像表示領域5の表示開始位置を、操作パネルやリモートコントローラ等の操作部材を通じて16:9のスクリーン3に合わせるように調整可能とすることが望ましい。
特開2005−215542号公報(段落0028、図1等)
DVD等の最近の映像ソフトには、4:3や16:9といった標準的なアスペクト比の映像ではなく、ビスタサイズと呼ばれる1.85:1やスコープサイズと呼ばれる2:1以上のより横長のアスペクト比で映画の映像が収録されたものも多い。
これらは、16:9のアスペクト比を持つ表示装置に入力されることが前提として制作され、ビスタサイズやスコープサイズの映像信号の上下に黒信号領域を付加する事で、16:9のアスペクト比の映像信号として、映像ソフトに収録される。
また、映像ソフトには字幕等の本来の映像以外の情報が含まれる場合がある。このような場合、下部に表示される字幕を見やすくするために、映像部分が16:9のスクリーン内に収め、黒表示部分をスクリーン外に表示するように表示開始位置を調整することが考えられる。このように、16:9の映像表示領域に対して設定した表示位置が必ずしも最適な位置とは言えない。
例えば、図10に示すように、16:9の映像表示領域15を、4:3の投射可能領域中で、16:9のスクリーン3に合わせるように調整されたとする。この場合、ビスタサイズやスコープサイズの映像信号を入力すると、実映像部分は領域16に表示される。
ここで、実映像部分は、上下の黒表示部分とともに16:9のアスペクト比の映像信号として入力されているため、16:9の映像表示領域15の調整に応じて移動する。
ここで、実映像部分を可能な限り上方へ移動したいとか、下部に表示される字幕をもっと見やすい位置に移動したいといった使用者の要望がある場合、上下の黒表示部分を等しくするのが常に最適ではない。この場合、例えば、図10中の領域16を図11に示す領域36に移動させる、つまりは図10中の領域15を図11中の領域35の位置に調整することが最適である。
しかしながら、そのような要望に従って映像表示領域の最適化調整が行われた後、入力信号が実映像が16:9である映像信号に切り換わった場合、実映像が投射可能領域4を超えてしまう。このため、実映像の上側部分が表示されず(つまりは表示欠けが生じ)、全体を表示させるために再度の映像表示領域の調整を必要とし、煩わしい。
本発明は、実映像部分のサイズが異なる複数の画像を表示する場合に、大きいサイズの画像の表示欠けが生じないように小さいサイズの画像の表示領域を調整できるようにした画像表示装置を提供する。
本発明の一側面としての画像表示装置は、画像を表示する表示素子と、特定方向のサイズが表示素子における表示可能領域の該サイズよりも小さい第1の画像、及び特定方向において第1の画像よりも小さいサイズの実画像部分と該実画像部分の外側に設けられた黒表示部分とを有する第2の画像を表示素子に表示させる表示駆動手段と、使用者により操作される第1の操作手段と、第1の操作手段の操作に応じて、表示素子の表示可能領域上での画像表示領域を特定方向に移動させる表示位置制御手段とを有する。そして、表示位置制御手段は、表示素子に第2の画像が表示されている場合において、第1の操作手段の操作に応じた画像表示領域の移動を、第1の画像が表示されたときにその全体を表示可能な端位置を超えないように制限することを特徴とする。
なお、上記画像表示装置と、該画像表示装置に画像を供給する画像供給装置とを有する画像表示システムも本発明の他の側面を構成する。
本発明によれば、第1の操作部材を操作して第2の画像の画像表示領域を移動させる使用者に、第1の画像に切り換えられた際に画像欠けが生じない端位置を容易かつ確実に認識させることができる。したがって、表示画像を第2の画像から第1の画像に切り換えるときの映像表示領域の再調整が不要となり、快適な画像鑑賞を行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例であるプロジェクタ(画像表示装置)の構成を示している。
本実施例のプロジェクタには、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、ビデオデッキ、テレビチューナ等の画像供給装置200から映像信号(入力信号)が供給される。本実施例のプロジェクタと画像供給装置200により、画像表示システムが構成される。
プロジェクタの映像入力回路101に入力された入力信号は、アナログ信号であればA/D変換が行われた上で、デジタル信号であればそのまま後段の解像度変換回路102に送られる。
解像度変換回路102では、入力信号の解像度を、液晶パネル(透過型、反射型のいずれでもよい)、デジタルマイクロミラーデバイス等の表示素子(以下、表示パネルという)109の解像度に合わせるように変換する。このとき、台形補正(キーストーン補正)や映像表示領域の位置決定の処理も同時に行われる。入力信号に対する解像度変換の方法や、キーストーン補正の有効/無効及び補正量等は、コントローラ106によって制御される。
解像度変換回路102からの出力は、表示駆動手段としての表示回路104にて、赤、緑、青の色ごとの信号に分離され、各色用の表示パネル109に最適化された入力階調−輝度特性を持った信号として表示パネル109に入力される。また、表示回路104は、解像度変換回路102からの出力(表示映像信号)のアスペクト比等に応じて、表示パネル109における表示可能領域上での映像表示領域を設定する。表示パネル109における映像表示領域は、プロジェクタの設置に際して操作されることが多い入力信号に対する表示アスペクト比の変換方法やスケーラの動作等を決定する表示モードに基づいて決定してもよい。
光源ランプ108からの照明光束は、不図示の照明光学系及び色分解光学系を介して各色用の表示パネル109に照射される。各表示パネル109は、入力信号に応じて照明光を変調し、画像情報を含んだ画像光束を出力する。各色用の表示パネル109からの画像光束は、不図示の色合成光学系により色合成され、投射レンズ(投射光学系)110により被投射面であるスクリーン3に投射される。
操作パネル105及びリモートコントローラ107には、図2に示す方向キー105a〜105dを備えている。各方向キーには三角矢印マークが印刷又は刻印されており、映像表示領域を矢印の方向に移動させるために操作される。映像表示領域を上方向(特定方向)に移動させるための上方向キー105aが第1の操作手段に相当する。
表示位置制御手段としてのコントローラ106は、各方向キーが単一操作(押してすぐ離す操作)された場合、特定移動量だけその方向キーに対応する方向に映像表示領域を移動させる。また、各方向キーに対して連続操作(押し続ける操作)がなされた場合は、単一操作を繰り返したときと同様の動作を行うように、コントローラ106がリピート制御を行う。なお、本実施例にいう連続操作には、上方向キー105aの操作を止めることなく操作し続ける場合だけでなく、上方向キー105aをきわめて短い特定時間間隔で複数回操作する場合を含む。
次に、図3を用いて、映像表示領域の調整シーケンスを説明する。この動作は、コントローラ106が、その内部メモリに格納したコンピュータプログラムに従って行う。
ここでは、図9に示したように、プロジェクタの設置場所の制約から、プロジェクタによる映像の投射可能領域を領域4のように定めざるを得ない状況を想定している。そして、図4に示す16:9の映像表示領域5を、図5に示す映像表示領域15の位置、図6に示す映像表示領域25の位置及び図7に示す映像表示領域35の位置を通過し、最終的に図8に示す映像表示領域45の位置に調整する場合について説明する。
なお、プロジェクタの投射可能領域は、表示パネル109上での表示可能領域(全画素領域)に対応し、映像表示領域は、表示可能領域上での実際の映像の表示領域に対応する。したがって、プロジェクタの投射可能領域上での映像表示領域の位置及び移動は、表示パネル109の表示可能領域上での映像表示領域の位置及び移動に対応する。
16:9のアスペクト比の実映像が全画面を占めるハイビジョンサイズ等の映像(第1の映像)を表示する場合には、その表示に最適な位置である映像表示領域15に調整される。実映像(実画像)とは、本来表示したい鑑賞対象となる映像(画像)を意味する。
また、ビスタサイズやスコープサイズの映像(第2の映像)には、実映像部分と、その上下外側に設けられた黒帯状の黒表示部分とが存在する。この場合、上側の黒表示部分の少なくとも一部を投射可能領域4外に設定した方が、鑑賞し易い。
そこで、本実施例では、黒表示部分が投射可能領域4外に設定される映像表示領域45の位置への調整を可能とする。
まず、ステップ(図にはSと記す)1では、コントローラ106は、操作パネル105又はリモートコントローラ107の調整モードキーやOSD(オンスクリーンディスプレイ)メニュー上での操作に応じて、映像表示領域の位置調整を行う調整モードに入る。
ここでは、図4の映像表示領域5に、スコープサイズの映像が、黒表示部分を含む16:9のアスペクト比映像として表示されているものとする。図4〜図8中の6,16,26,36,46は、全映像のうちの実映像部分を示す。また、これら実映像部分の上下端と16:9の全映像の上下端との間の部分は、黒表示部分である。
そして、操作パネル105又はリモートコントローラ107の上方向キー105aが操作された場合、コントローラ106は、表示回路104を通じて、16:9の映像表示領域5を、図5に示す映像表示領域15の位置に移動させる。このとき、実映像部分6は、図5の16で示す位置に移動する。ここまでの移動は、上方向キー105aの単一操作でも連続操作でも可能である。映像表示領域の移動動作としては、ステップ5で、単一操作1回当たり又は連続操作時のリピート制御1回当たり特定の移動量ずつ行われる。
一方、図4や図5に示す状態から、上方向キー105aが連続操作された場合には、コントローラ106は、表示回路104を通じて、映像表示領域5を連続的に図5に16で示す位置まで移動させる。このような場合、コントローラ106は、ステップ2において、図6に示す映像表示領域25のように、16:9の映像表示領域の上端が4:3の表示可能領域(投射可能領域)の上端に内接する位置(上端位置)に達したか否かを判別する。
この判別は、コントローラ106において、表示パネル109上の最も上の画素ラインに黒表示部分の上端を構成する映像信号が与えられたか否かを検出することにより行われる。つまり、スコープサイズ等の映像を16:9の映像とするために追加された黒表示部分を利用して映像表示領域の調整が可能となる。
上端位置に達した場合、コントローラ106は、その時点で映像表示領域の移動(リピート制御)を強制的に停止させる。すなわち、上方向キー105aがまだ連続操作されているにもかかわらず、上端位置を超える映像表示領域の移動を制限する。そして、ステップ3に進む。まだ上端位置に到達していない場合は、ステップ5に進み、コントローラ106は、表示回路104を通じて映像表示領域を上方に移動させる。
ステップ3では、コントローラ106は、連続操作が一旦止められて(上方向キー105aの押し下げが解除されて)、再度上方向キー105aの単一操作がなされたか否かを判別する。連続操作が止められたことは、上方向キー105aからの操作信号がオフになったこと(短い特定時間間隔での操作が止められたことは、該特定時間よりも長い間、上方向キー105aからの操作信号がオフになっていたこと)を検出することで判別できる。
単一操作がなされた場合は、ステップ5に進み、コントローラ106は、表示回路104を通じて、その単一操作に対応する特定移動量だけ映像表示領域25を上方に移動させる。これにより、図7に示す映像表示領域35のように、上側の黒表示部分の一部が、投射可能領域(つまりは表示パネル109の表示可能領域)外に出る。なお、図7において投射可能領域外に出ている部分は、実際には、表示パネル109に表示されないので、投射映像として存在しないが、図では理解しやすいように示している。
ステップ3において、上方向キー105aの単一操作が行われていない場合は、ステップ4に進む。ステップ4では、コントローラ106は、再度上方向キー105aの連続操作(短い特定時間間隔での複数回操作を含む)が行われたか否かを判別する。再度連続操作が行われた場合は、ステップ5に進み、図7に示す映像表示領域35のように、上側の黒表示部分の一部が投射可能領域外に出るように映像表示領域を上方に特定移動量だけ移動させる。
ただし、ここでは、連続操作のうち1回の単一操作に相当する操作部分のみが有効とされる。すなわち、連続操作に対する映像表示領域の特定移動量の上方向への移動制御は、1回のみ行われる。したがって、連続操作をした場合でも、単一操作をした場合と同じ量だけ映像表示領域が上方に移動するに過ぎない。
この後、さらに図8に示す映像表示領域45のように、映像表示領域を上に移動させたい場合は、上方向キー105aを単一操作又は連続操作(ただし、ステップ4と同様に、1回の単一操作として扱われる)を行えばよい。
また、映像表示領域の上端が上端位置に達した時点又は黒表示部分が投射可能領域外に出た時点で、現在位置から上方向への調整が16:9の映像表示領域が投射可能領域を超える位置への調整であることを表示してもよい。この表示は、OSDやプロジェクタ本体に設けられた不図示のLEDなどの情報表示手段によって行えばよい。
映像表示領域の上端が上端位置に達した後、上方向キー105aの単一操作も連続操作もある時間の間なされなかった場合は、ステップ6に進み、コントローラ106は、調整モードから、例えば通常モードに切り換わる。
黒表示部分を含む16:9のビスタサイズやスコープサイズの映像が表示されているとき、使用者は16:9の映像表示領域の上端が、投射可能領域4の上端に内接した(上端位置に達した)かどうかを目視で認識することはできない。しかし、本実施例のように、上方向キー105aの連続操作による調整において、16:9の映像表示領域の上端が投射可能領域4の上端に内接した位置でリピート制御を制限することで、その位置に映像表示領域があることを使用者が認識することができる。
そして、この位置以上にビスタサイズやスコープサイズの映像を上方向に移動させないようにしておけば、その後にハイビジョン等の16:9の実映像アスペクト比を有する映像の表示に切り換えられても、その映像が欠けることなく表示される。
なお、図1に示す120は操作パネル105又はリモートコントローラ107に付随して設けられたリターンボタンである。図7や図8に示すように黒表示部分が投射可能領域外に出ている状態でリターンボタン120が操作される。この操作により、現在の映像表示領域がどの位置であっても、図6に示すように、16:9の映像表示領域が投射可能領域(表示パネル109の表示可能領域)に内包される位置に、即座に(自動的に)移動する。なお、リターンボタン120は、OSDメニューの1つとして設けられていてもよい。リターンボタン120を設けることで、図11に示すように、16:9の映像表示領域45の一部が投射可能領域4に収まらないことを認識済みの使用者は、16:9の実映像アスペクト比を有する映像に切り換えたときに、映像の欠落を迅速に回復することができる。
以上の操作により、スコープサイズ等の実映像部分が小さい16:9の映像を表示する場合であっても、実映像サイズがより大きい16:9の映像表示領域を認識しながら映像表示領域を調整することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、上記実施例ではプロジェクタについて説明したが、本発明は、プロジェクタ以外の画像表示装置にも適用することができる。
本発明の実施例であるプロジェクタの構成を示すブロック図。 実施例のプロジェクタに設けられた方向キーを示す図。 実施例のプロジェクタにおける映像表示領域の位置調整シーケンスを示すフローチャート。 実施例における映像表示領域の調整開始時の位置を示す模式図。 図4に示す位置に対して上動した映像表示領域を示す模式図。 図5に示す位置に対して上動した映像表示領域(上端位置)を示す模式図。 図6に示す位置に対して上動した映像表示領域(上端位置を超えた状態)を示す模式図。 図7に示す位置に対して上動した映像表示領域(上端位置をさらに超えた状態)を示す模式図。 一般的なプロジェクタの設置状況を示す図。 従来の映像表示領域を示す模式図。 従来のスコープサイズでの映像表示領域の位置を示す模式図。
符号の説明
1 プロジェクタ
2 設置台
3 スクリーン
4 投射可能領域
5,15,25,35,45 映像表示領域
6,16,26,36,46 実映像部分
101 映像入力回路
102 解像度変換回路
104 表示回路
105 操作パネル
105a 上方向キー
106 コントローラ
107 リモートコントローラ
109 表示パネル
110 投射レンズ
120 リターンボタン
200 画像供給装置

Claims (7)

  1. 画像を表示する表示素子と、
    特定方向のサイズが前記表示素子における表示可能領域の該サイズよりも小さい第1の画像、及び前記特定方向において前記第1の画像よりも小さいサイズの実画像部分と該実画像部分の外側に設けられた黒表示部分とを有する第2の画像を前記表示素子に表示させる表示駆動手段と、
    使用者により操作される第1の操作手段と、
    前記第1の操作手段の操作に応じて、前記表示素子の表示可能領域上での画像表示領域を前記特定方向に移動させる表示位置制御手段とを有し、
    前記表示位置制御手段は、前記表示素子に前記第2の画像が表示されている場合において、前記第1の操作手段の操作に応じた前記画像表示領域の移動を、前記第1の画像が表示されたときにその全体を表示可能な端位置を超えないように制限することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記表示位置制御手段は、前記第1の操作手段の連続操作に応じた前記画像表示領域の移動を、前記第1の画像に切り換えられたときにその全体を表示可能な端位置で停止させることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記表示位置制御手段は、前記第1の操作手段の前記連続操作が止められて前記第1の操作手段が再操作されたことに応じて、前記画像表示領域を前記端位置を超えて移動させることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記画像表示領域が前記端位置を超えている状態であることを示す情報を表示する情報表示手段を有することを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 使用者により操作される第2の操作手段を有し、
    前記表示位置制御手段は、前記画像表示領域が前記端位置を超えた状態での該第2の操作手段の不連続な1回の操作に応じて、前記画像表示領域を前記端位置を超えない位置に移動させることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像表示装置。
  6. 前記表示素子からの光束を被投射面に投射する投射光学系を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の画像表示装置。
  7. 請求項1から5のいずれか1つに記載の画像表示装置と、
    該画像表示装置に画像を供給する画像供給装置とを有することを特徴とする画像表示システム。
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